JP4369746B2 - 分娩シミュレーター - Google Patents

分娩シミュレーター Download PDF

Info

Publication number
JP4369746B2
JP4369746B2 JP2003507788A JP2003507788A JP4369746B2 JP 4369746 B2 JP4369746 B2 JP 4369746B2 JP 2003507788 A JP2003507788 A JP 2003507788A JP 2003507788 A JP2003507788 A JP 2003507788A JP 4369746 B2 JP4369746 B2 JP 4369746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fetal model
fetal
torso
control
model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003507788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004530942A (ja
Inventor
リィーナー,ロベルト
ブルグカルト,ライナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE10130485A external-priority patent/DE10130485C2/de
Priority claimed from DE2002102504 external-priority patent/DE10202504B4/de
Priority claimed from DE2002102503 external-priority patent/DE10202503A1/de
Priority claimed from DE2002102502 external-priority patent/DE10202502B4/de
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2004530942A publication Critical patent/JP2004530942A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4369746B2 publication Critical patent/JP4369746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B23/00Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes
    • G09B23/28Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for medicine
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B23/00Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes
    • G09B23/28Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for medicine
    • G09B23/30Anatomical models
    • G09B23/32Anatomical models with moving parts
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B23/00Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes
    • G09B23/28Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for medicine
    • G09B23/281Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for medicine for pregnancy, birth or obstetrics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00681Aspects not otherwise provided for
    • A61B2017/00707Dummies, phantoms; Devices simulating patient or parts of patient

Description

本発明は、分娩前の処置法を模倣するため、および分娩過程における状況を選択してシミュレーションするための、分娩シミュレーターに関する。
助産婦および産婦人科医の職業教育は非常に手間がかかる。練習が必要な手技または医療器具(たとえば吸引装置)の応用を妊婦そのものに行おうとしても、それができる場合はきわめて限られているからである。まさに事態が複雑かつ緊急である場合ほど、経験の浅い人員を分娩補助に積極的に用いるのは不可能であるか、倫理的に肯定できない。さらに、問題のある様々なケースが、しばしば予期しないときに発生する。従って助産婦や産婦人科医は、長期間にわたって比較的受動的に分娩に立ち会わなければならない。受動的な職業教育を非常に長期に続けて初めて、積極的な職業教育を始めることができる。この場合も母子の残留リスクを小さく抑えるため、すべての行動を経験ある医療専門人員によって監視しなければならない。
産婦人科職業教育を支援するため、身体モデル、フィルムおよびコンピューターアニメーションがこれまで用いられている。組み立て可能な硬質プラスチック製モデルがあって、これにより、解剖学的、生理学的、または病理学的諸関係を空間的に視覚化することができる。さらには軟質プラスチック製モデルが知られており、これは人間の触感的特色をできるだけ模倣しようというものであって、解剖学的に適切な母胎内に変形可能な胎児の人形が収められている。
職業教育が必要な助産婦や産婦人科医はこれらのモデルに触れて、特定の基礎的手技を練習し、たとえば胎児の姿勢など空間的諸関係を記憶することができる。
しかし従来の技術から知られている身体モデル、フィルムまたはコンピューターアニメーションは、現実に近い職業教育にきわめて不十分にしか適さないので、本発明の課題は、分娩前の処置法を模倣するための、そして分娩過程の際の状況を選択してシミュレーションするための装置を得て、必要な手技をはるかに効果的に学習または訓練できるようにすることである。下記ではこの装置を分娩シミュレーターと呼ぶことにしたい。
この課題は、請求項1に記載の分娩シミュレーターと、請求項8に記載の胎児モデルによって解決される。
好ましくは軟質弾性プラスチックまたは同様な特性を持つ材料からなる母体トルソ、かつ自然の人体の形状と硬さと触感とを備える母体トルソに、ゴム弾性材料からなる子宮中空部を設ける。子宮中空部は、その中に軟質弾性プラスチック製の胎児モデルを収めることができるような形状とし、この場合子宮中空部と胎児モデルは、形状、大きさ、姿勢において自然の状況に対応するものとする。本発明ではこの胎児モデルを、1つの連結装置を介して動力駆動装置と機械的に連結する。さらにはこの動力駆動装置を制御するためのプログラム可能な制御装置を設けるので、胎児モデルは自由にプログラム可能な運動経過に従って子宮中空部内を運動可能であるか、あるいは産道を通して母体トルソから取り出すことができる。
本発明の長所は、たとえば分娩前または分娩中の時間的経過といったさまざまに異なる医学的状況を、触れることができてみずからも動く身体モデルによりシミュレーションすることができるようになったことである。このモデルは、たとえばどのようにして胎児が産道から押し出されるかを感じるために、手で触れることができる。たとえばかん子または吸引装置の使用といった、器具の正しい使用法を練習することも可能である。特に重要なのは、プログラム変更により、すなわち「ボタン操作により」、異なる医学的状況を設定できることである。
請求項2では、胎児モデルを複数の制御可能な機械的駆動装置と連結し、複雑な胎児の運動をシミュレーションでき、これは自然な胎児の動きに広範囲に対応する。好ましくはこれらさまざまな駆動装置をまとめて1つの多関節ロボットとする。
請求項では、力と運動を検出するセンサーデバイスと、力と運動のフィードバックをシミュレーションするシミュレーションプログラムとが設けられる。たとえば診察する人間が手で母体トルソを押すか、あるいは胎児モデルに直接手で触れるか、あるいは医療器具で胎児をつかむと、そのとき加えられた力がセンサーデバイスのセンサーによって測定される。専門家には明らかなことであるが、同時にこれらの力の方向も直接または間接に特定可能である。これらのセンサーは、連結装置および/または駆動エレメントに配置される。制御装置のコンピューターではシミュレーションプログラムが実行され、このプログラムによって、センサーデバイスから供給された測定信号が、力および運動のフィードバック信号に換算されることになる。この力と運動のフィードバック信号は制御装置に導かれる。この制御装置は駆動エレメントを制御して、何らかの人間により特徴的な力が作用されると駆動エレメントによって胎児モデルが次のように動かされるようにする。すなわちその胎児モデルが適切な反応運動を実行し、この反応運動は、該当する医学的状況における胎児の自然の運動挙動に対応するようにする。こうして助産婦または職業教育中の人間に「生きている」胎児の感覚を教える。従って妊婦看護と助産の分野でまったく新しい職業教育法がはじめて可能となる。プログラム変更すなわちボタン操作さえすれば、自然の胎児のさまざまな臨床的状況と運動反応モデルをシミュレーションできる。
請求項では、制御装置のコンピューターと信号技術的に結合された光学的ディスプレイ装置が意図される。このディスプレイ装置はモニターまたはデータ眼鏡(Datenbrille)とすることができる。シミュレーションの間さまざまな視覚的情報が表示される。たとえば分娩の1つの特殊な状況をシミュレーションする場合、同時にフィルムが走るが、このフィルムはたとえば自然の分娩における同じ状況を示すものである。それと異なる種類の表示、たとえばレントゲンフィルム表示も可能である。
請求項ではこの光学的ディスプレイ装置が、説明事項や追加的情報も表示する。たとえば危険な状況に関する追加的な説明事項を字幕表示すれば、職業教育に特に役立つ。
請求項では、典型的な騒音を生じる音響発生器をさらに設ける。胎児の騒音だけでなく母親の音声も録音することができる。これらの騒音は合成によって生じることもできるし、自然のもの、すなわち適切な自然の状況の中で録音されたテープ録音とすることもできる。この措置によって、職業教育を受ける人間のために現実に近い印象をあたえることができる。たとえば激しい陣痛の場合、同時に産婦の喘ぎを録音する。
請求項では、この音響発生器が母体トルソに組み込まれている。これにより胎児の騒音が非常に真実性を持ってシミュレーションされる。
請求項には、好ましくは請求項1〜に記載の分娩シミュレーターを用いるために予定されている胎児モデルを記載する。この胎児モデルは、変形可能なセグメントからなる頚部領域および/または頭蓋冠領域に、行程センサーおよび/または力センサーおよび/または圧力センサーを備え、これらのセンサーは制御装置のコンピューターと信号技術的に結合されているものとする。
請求項1〜に記載の分娩シミュレーターを用いるとき、学習効果を改善する追加的情報を得ることが、この胎児モデルによって可能となる。こうしてたとえば、職業教育を受けた人間が分娩シミュレーターで分娩をシミュレーションする間、胎児に対する力の導入を記録することができる。職業教育を受ける人間についても同じことを行う。続いて両者の力の経過を比較し、評価する。
力センサーおよび/またはモーメントセンサーを取り付けるのに好ましい箇所は、胎児モデルの頚部である。行程測定装置または圧力センサーを取り付けるのに好ましい箇所は、胎児モデルの頭蓋骨領域である。行程記録装置を設ける場合、頭蓋骨は自然の胎児頭蓋骨と同様に変形可能なものであって、また変位可能な頭蓋骨セグメントを持つものとし、この変位は行程測定装置によって測定されるものとする。
請求項に記載の分娩シミュレーターとともにこの胎児モデルを用いる場合、この胎児モデルのセンサー情報を用いて、反応力とそれにともなう反応運動との計算のため、より多く、より正確な力および/またはモーメントに関する情報を供給する。そのほか言及しておきたいのは、具体的な運動シミュレーションを実行する際信号を得るのに必要であれば、専門家は必要に応じて胎児または母体トルソの適切な箇所にさらにセンサーを取り付けるであろうということである。たとえば母体トルソの腹部領域に圧力センサーを取り付けることができる。












下記に本発明を、略図と組み合わせた実施例を用いてさらに詳しく説明する。
図1は、胎児モデル2をおさめた妊婦の母体トルソ1の形状と大きさを持つ分娩シミュレーターの断面を示す。この母体トルソ1は、たとえばテーブルといった土台面の領域3に固定されている。胎児モデル2は、子宮をシミュレーションする中空部4に収められている。この母体トルソ1と胎児モデル2は、軟質弾性プラスチックから形成されている。胎児モデル2には線形駆動装置5が、力センサー6を介して連結されている。この線形駆動装置5は、長さ測定システムの形をとるポジション検知装置を内部に備え、矢印5aで表した交互方向の運動を可能にする。力センサー6は玉継手7aを介して胎児モデル2と結合されている。線形駆動装置5が胎児モデル2を産道から押し出すとき、職業教育を受ける人間は胎児モデル2を、本物の分娩の場合と同様に保持し、導かなければならない。そのとき作用する力を力センサー6が検知し、力測定信号として評価電子系統により処理され、力測定データとして記憶装置に記憶される。シミュレーションされた分娩の際に追跡可能な力と運動の過程は、記憶されている力と運動の標準的な過程と比較される。追跡された力と運動の過程と、記憶された力と運動の標準的過程との差から、職業教育を受ける人間の訓練成果を類推することができる。
図2は図1と基本的に同じ配置を示すが、この場合線形駆動装置5は、交互方向の運動5aのほかさらに回転運動5bを可能とする。図1と異なるのは、胎児モデル2と力センサー6の連結箇所が、ねじり剛性があってかつバネ弾性があるエレメント7bとして形成されていることである。
図3は図2と基本的に同じ配置を示すが、この場合線形駆動装置5は、運動5aおよび5bのほかさらにスイング運動5cを可能とする。図1または2と異なるのは、胎児モデル2と力センサー6の連結箇所が、剛性連結として形成されていることである。
図4は図3と基本的に同じ配置を示すが、この場合線形駆動装置5は、運動5a、5b、5cのほかさらに運動5dを行う。この運動は運動5aの方向に対して垂直である。胎児モデル2と力センサー6の連結箇所は、これも剛性連結として形成されている。
図5の示す線形駆動装置5は、3つの個別駆動装置51、52、53からなり、これらの末端部分はスイング可能な状態で支持部8およびプレート9にピボット取り付けされている。プレート9は力センサー6を介して2点ホルダー10と剛性結合されている。この2点ホルダー10は胎児モデル2のポイント11および12に固定されている。
図6の示す線形駆動装置5は、図5で説明したものと同様に、3つの個別駆動装置51、52、53からなり、これらの末端部分はスイング可能な状態で支持部81、82、83にピボット取り付けされている。胎児モデル2の方向に伸びる末端部分は、胎児モデルのさまざまなポイント21、22、23にスイング可能な状態でピボット取り付けされている。
自由度がさまざまに異なるさまざまな駆動装置を用いて、胎児モデルの現実に近い運動をどのようにして生じるか、専門家には略図と上記の説明で明らかなことである。
図7に示す胎児モデル2の頭部は、力−トルクセンサー13を介して胴部と結合されている。分娩シミュレーションの際には、胎児モデル2の頭部に対する手技の練習が特に重要である。このとき胎児の頚部に特別な荷重がかかる。従って分娩シミュレーションを監視する際には頭部把握のチェックが特に重要であるが、胎児モデルのこの実施形態によればそれは可能である。電気的測定信号の転送には、専門家は有線および無線の転送方法を利用できる。
図8の胎児モデル2はその頭部に、図7に示したものに加えて行程−圧力センサー14を頭蓋骨領域に配置されている。さらに胎児モデル2の頭蓋冠では、個々の部分が変位可能に形成されている。たとえば分娩をシミュレーションするとき、自然の分娩プロセスの場合と同様に頭蓋冠の各部分が変位するが、この変位が医学的に指定された限界を超えないよう、訓練の際に注意することができる。行程−圧力センサーを用いて、分娩シミュレーションの間の変位と圧力を検知することができ、得られたデータから、職業訓練を受ける人間が胎児モデルの頭部を正しく保持し、導いているかを、評価することができる。適切な行程−圧力センサーとそれに適した信号処理技術を選択し、使用することは、専門家の裁量に任されている。
図9は1つの分娩シミュレーターの断面を図式的に示すが、このシミュレーターは妊婦の腹部トルソ1に胎児モデル2を収めるという形状である。腹部トルソ1は土台面領域3、たとえばテーブル上に固定されている。この胎児モデル2は、子宮をシミュレーションする中空部4の中に位置する。この腹部トルソ1と胎児モデル2は、軟質弾性プラスチックから形成される。胎児モデル2にはシリアルリンクアームを備える6関節ロボット5が6コンポーネント−力・モーメントセンサー6を介して連結されている。
分娩シミュレーションの際にロボット5が胎児モデル2を産道から排出するとき、職業教育を受ける人間は胎児モデル2を、現実の分娩の場合と同様に把握して導かなければならない。そのとき加えられる力とモーメントは、6コンポーネント−力・モーメントセンサー6に検知され、電気信号に変換され、制御・調整装置に伝達される。
このロボットはシリアルリンクアームを備える。すなわち複数のロボットセグメントが、能動的に駆動される回転軸を介してたがいに直列に結合されている。回転軸の方向は、ロボットのエンドエフェクターが、6コンポーネント−力・モーメントセンサー6と連結された胎児モデルとともに、6自由度(3ポジションと3方向)で運動できるような方向を選択する。ロボットの角度位置は内部の関節角度センサーによって検知され、制御・調整装置に伝達される。関節角度データから空間中における胎児モデル2の位置が特定される。
人間が胎児モデル2に手で、弾性ある腹壁6を介して間接的に、あるいは直接に触れるとき、手あるいは医療機器から胎児モデル2に加えられた力により、その人間は1つの運動を誘発する。胎児モデル2はそれに対して、自然の胎児による現実の反応運動に対応する1つの運動モデルに従って反応する。
胎児モデルの運動誘発は基本的に2つの方法により行われる。
第1の方法は図10に示すアドミタンス制御である。この場合胎児モデル2に触れたとき加えられる力は、6コンポーネント−力・モーメントセンサー6に検知されて、シミュレーションプログラムを備えるコンピューターに伝達される。胎児モデル2に生じる運動はこのコンピューターで計算され、基準量としてロボット制御装置に転送される。ロボット制御装置は、算出された基準運動を測定されたロボット運動と比較し、ロボットにモーター電流を供給するので、測定された運動と算出された運動の間の誤差は最小限に抑えられる。
第2の方法は図11に示すインピーダンス制御である。この場合力とモーメントの作用によって強制されたポジションおよび方向の変化が検知され、シミュレーションプログラムを備えるコンピューターに伝達される。すると対応する力とモーメントが計算されて、基準量としてロボット制御装置に転送される。ロボット制御装置は、計算された基準的な力およびモーメントを実際に生じた力およびモーメントと比較して、生じた誤差が最小限となるようにロボットを動かす。
従って分娩シミュレーション計算のためのシミュレーションプログラムは、母親の骨盤、子宮、靭帯、腱、皮膚および筋肉構造と、胎児モデルの身体との間の生体力学的関係を含む。このプログラムは、次に挙げるものの間における静力学的および動力学的関係を記述する。すなわち、たとえば職業教育を受ける助産婦といった人間が胎児モデルに加えて実際に生じる力およびモーメントと、空間的ポジション/位置から見た胎児の位置や運動およびその導関数、すなわち母親の身体に対する速度および加速度との間における関係である。これにより、測定された力および運動から、胎児モデル2に生じる運動(アドミタンス制御)を、あるいは測定された胎児の運動から、それに伴う力と運動(インピーダンス制御)を計算することができ、後者の力と運動は操作する人間に伝達される。
機械的な力アクチュエーター機構5の制御によって、操作する人間は、実際の反応と同様な触覚上の主観的印象を得る。分娩シミュレーション計算で相応のパラメーター選択を行うことにより、正常な分娩過程または胎児運動だけでなく、まれな状況や問題的な例を示し、具体的に伝達することもできる。
図9に示す本発明の実施形態ではさらに、分娩シミュレーションで得られた運動情報から、運動アニメーション計算処理により、解剖学的コンポーネント、たとえば母親と胎児の骨盤、子宮、靭帯、腱、皮膚、筋肉構造の運動と変形を求め、これをリアルタイムでモニター7に視覚化する。たとえばレントゲン写真表示または超音波映像表示のようなさまざまな表示方法を選択でき、その際特に危険にさらされた部分または損傷を色彩で表示することができる。さまざまな表示方法を切り替えることも可能である。操作する人間に触覚的情報と同時に視覚的情報が伝達されるので、その人間にとって非常に現実的な全体的印象が生じる。
図9に示す本発明の実施形態ではさらに、生体工学的計算から痛みのしきい値を求め、これを超えると音響サンプルを再生する命令が作動する。この音響サンプルは記憶装置にファイルされており、要求があると呼び出されて、ステレオラウドスピーカーシステム8を経由して再生される。たとえば誤った手技の際に苦痛の声が響くならば、それは操作する人間にとって持続的な学習心理的作用を持つことになる。
下記にはアクチュエーターとその制御装置を実現するについて、そのほかの説明事項を述べる。
アクチュエーターは、6軸Staeubli産業ロボットRX90を用いたものが真価を認められている。このロボットのオリジナルの制御コンピューターは、16ms以上という比較的長いサイクル時間を必要とする。分娩シミュレーターの安定した動作と、トラブルがなくて現実に近い生体工学的特性表示とを得るには、リアルタイム条件下でkHz領域の比較的高い検知速度と、モデル基盤の制御法を実行する高い計算能力を必要とすることがある。この理由からパソコンを基盤とする制御機能が平行して構築された。1つの切り替えシステムを介して、角度、力およびモーメントの各センサーと、電子的関節増幅器のためのアナログ信号とを、Staeubliコンピューターからパソコンへと切り替えることができる。パソコンでは信号検知/出力が、対応するPCIカードによって行われる。電流制御機能上に電子的関節増幅器をコンフィギュレーションすることにより、パソコンにおいて、関節モーメントインタフェースに基づく上記の制御機能を実行することができる。パソコンの計算能力は著しく高いため、検知時間を250μSに短縮することができ、これによりオリジナル・アーキテクチャを用いるよりも、結果がいちじるしく改善されることになる。この手順の長所は、そのほかすべてのオリジナル・コンポーネント、たとえば関節増幅器、ブレーキや緊急停止回路のための安全電子系統、電源がそのまま維持されて、その後も使用できることである。
下記にはこの生体工学的モデルの実現に関するそのほかの説明事項を挙げる。
本発明を実現するには、その基盤となる生体工学的モデルを発展させる必要がある。生体工学的モデルには、外部(操作者)から胎児に加えられる荷重、すなわち力およびモーメント(原因)と、基盤となる運動またはポジション(作用)との間の関係が表示される。ここで数学的表示に際して原因−作用の原理が記述されるのか、または作用−原因の原理が記述されるかは、制御の方法に依存する。アドミタンス制御の場合は逆のモデルが必要とされる。すなわち原因(力、モーメント)は、作用(ポジション、速度)の関数として計算される。逆にインピーダンス制御の場合は、直接的な動的モデル(フォワードモデルともいう)において原因から作用を計算する。この計算方法、すなわち逆であるか直接であるかは、モデル化の方法にとっては大きな意味を持たない。下記に直接的な方向におけるモデル化の例を略述する。
胎児は解剖学的に限定された特定の形態/ジオメトリーを持ち、これはもっとも単純な場合硬いものと見なすことができる。しかし、操作者または母体の一部の接触によって胎児に力が加えられるとき、胎児の形態が受動的に粘弾性的に変形すると想定することは意味がある。子宮、腹部、産道、骨盤などからなる母体も、特定のジオメトリー的、粘弾性的な特性を持つ。
ここで操作者が力および/またはモーメントを胎児に加えるならば、この荷重は胎児を経由して胎児−母親の接点(たとえば子宮または産道の中)に伝えられる。これらの箇所では変形または摩擦により限定された相対運動が生じる。対応する(すなわち、影響を受けた)胎児および母親の身体部分のジオメトリー的および粘弾性的特性をどのようなものにするかに応じて、多かれ少なかれ明瞭な運動(明瞭とはここでは早いこと、あるいは目を引くほどの規模を意味する)を生じる。従って胎児のポジションは、外部から(膣または腹壁を経由して)荷重を加えられることによって影響される。この場合見て取れるのは、胎児は外部の力を借りなくても―子宮が収縮さえすれば―より大きな機械的または筋肉の抵抗が生じない限り、母体から出て来ることができるということである。しかし産道の狭窄が存在するか、あるいは不都合な斜位によって胎児の頭蓋骨が産道に「引っかかって」いる場合、操作者は次のように力とモーメントを加える。すなわち、「排出力」を高めるように(たとえば母親の腹壁を下方に押すことによって)、あるいは胎児の頭部を回転させる(外部から産道を把握する)ことによって傾倒姿勢を除去するように、力とモーメントを加える。
この生体工学的モデルは、かならずしもすべての解剖学的コンポーネントと形態を、明示的に含む必要はない。加えられた力と発生する運動との間の数学的関係を「抽象的に」ある程度表示すれば十分である。すなわち力とモーメントが胎児のある特定箇所にある特定方向に働くとき、どのポジション、方向、速度が生じるかを、1つの数学的関数が記述する。この場合この問題の多次元性に注意しなければならない。すなわち加えられた力とモーメントは3D方向に働き、胎児の任意の箇所に作用することができる。発生するポジション、方向、速度もやはり3Dで表示できる。さらに力/モーメントと位置/運動との関係は、子宮内ないし産道内における胎児のその時点のポジションに依存する。この数学的関係を、線形または非線形の代数方程式をベースにして容易に記述することができる。しかし正確なパラメーター化は困難である。パラメーターの選択は、正常なあるいは病理的な分娩過程をどの程度現実に近くシミュレーションできるかを決定する。このパラメーターは、理論的考察に基づいて、あるいは経験的/測定技術的に得ることができる。
下記にはグラフィックディスプレイの実現について、さらに詳細な説明事項を述べる。モニターを用いて、骨盤、子宮、胎盤、子宮口、血管、胎児といった体内の解剖学的コンポーネントを視覚化する。選択によっては、モニターをシャッター眼鏡と一緒に、立体モードで動作させることもできる。運動アニメーションは、分娩シミュレーターの運動と同期して行われる。これにより操作者は、胎児が運動している間も、体内の解剖学的、生体工学的諸関係を学ぶことができる。この視覚化は、セグメント化されて3D再構築されたCT撮影およびMRT撮影に基づいて行われる。再構築された解剖学的表示は追加的な情報であって、医学的職業教育においては教授法上高いポジショニングを持っているが、現実の分娩に際してこれを視覚化することはできないものである。臨床上のルーティンワークでは、通常は超音波法だけが分娩の診察と評価に用いられる。このような超音波撮影は、分娩と同時に生じる個別画像をまとめたものをベースに、運動アニメーションでシミュレーションすることができる。
グラフィックアニメーションにおいては、運動と同期した身体セグメントの位置変化、血管または臍帯の配置変化、筋肉、子宮、胎盤などの変形が考慮される。このような運動過程の視覚化は、いわゆる「運動学的CTおよびMRT撮影」により可能である。しかしこれは単に映画的な技術であって、1自由度以上の対話的操作は不可能であり、従ってVR分野に応用するには適当する分野が限られる(Dupuyら、1977。WitonskiおよびGoraj、1999)。別な方法はモデルをベースとするアニメーションである。ここではすべてのコンポーネントが、それらの関連するジオメトリー的、粘弾性的特性と、それらの機械的相互作用がモデル化される。しかし現実に近いシミュレーションを得るには、FE計算と複雑な多物体接触モデルが必要である。これらはシミュレーション技術的な手間をいちじるしく大きくし、システムのリアルタイム能力を損なう恐れがある。
従って画像データと同様に解剖学的モデル計算をも用いるという、組み合わせによる方法を推奨する。開始点となるのは、数多くの不連続な分娩モーメントからジオメトリーデータを再構築し、その際あらゆる任意の胎児ポジションをあらゆる重要な自由度で表示できるよう、そのジオメトリーデータを補間および外挿することである。この場合の補間法および外挿法はモデル支援により行うことができ、その際たとえば特定の身体部分の体積維持または長さ一定を計算に入れる。これは比較的わずかな計算上の手間があれば可能なので、あらゆる任意の方向にリアルタイム能力あるスムーズな運動経過が得られる。
音響表示装置の実現について、下記にさらに詳しく説明事項を記載する。分娩の際には一連のさまざまな音響信号が生じ、ラウドスピーカーで再生される。これには、母親の苦痛の叫び声、胎児排出の際の騒音、そしてたとえば母親の陣痛や胎児の心電図のような音響で表示される信号が含まれる。ラウドスピーカーは人工的な身体部分の近くに置き、あるいは外部から見えないようにその身体部分の中に組み込むことができる。
分娩の際の騒音は、複数の被験者から分娩の際に録音することができる。騒音を表示するときは、騒音の種類として、操作者が基盤とする状況やその行う運動動作と関連づけられるようなモデルを見つけなければならない。多数の産婦人科医の経験に基づいて、この関連性をまず言語的変数を用いて質的に記述することができる。次にファジイ論理の方法を用いて、言語的データから量的な関連性を導き出すことができる。
本発明の第1の実施形態で稼動中のものの概略図である。 本発明の第2の実施形態で稼動中のものの概略図である。 本発明の第3の実施形態で稼動中のものの概略図である。 本発明の第4の実施形態で稼動中のものの概略図である。 本発明の第5の実施形態で稼動中のものの概略図である。 本発明の第6の実施形態で稼動中のものの概略図である。 第2の発明において第1の実施形態の概略図である。 第2の発明において第2の実施形態の概略図である。 本発明の対話型の実施形態を示す説明図である。 本発明の対話型の実施形態において第1の制御アルゴリズムを示す説明図である。 本発明の対話型の実施形態において第2の制御アルゴリズムを示す説明図である。

Claims (6)

  1. 弾性素材からなる母体トルソ(1)と、
    弾性素材からなる胎児モデル(2)とを持ち、この胎児モデルは母体トルソ(1)内に配置され、その際好ましくは自然の形態状況および大きさの状況と触感が維持されており、
    胎児モデル(2)を母体トルソ(1)内で動かすため、あるいは産道を通って胎児モデルを母体トルソ(1)から押し出すため、胎児モデル(2)は1つの連結装置(7)を介して、制御可能な駆動装置(5)と結合されており、
    コンピューターを備えたプログラム可能な制御装置が駆動装置(5)を制御するために設けられている分娩シミュレーターにおいて、
    診察する人間が手または医療機器により母体トルソ(1)または胎児モデル(2)に加える力とモーメントを検出するセンサーデバイスが設けられ、その際センサーデバイスのセンサーは連結装置(7)および/または駆動装置(5)に配置されており、
    該制御装置は、駆動装置(5)を制御するために、アドミタンス制御またはインピーダンス制御を備えており、その際制御装置の形態は、センサーデバイスから供給される測定信号が、シミュレーションプログラムがファイルされているコンピューターに導かれるような形態とし、
    このシミュレーションプログラムは、診察する人間が胎児モデル(2)に外部から力を加えたとき、該制御装置のアドミタンス制御またはインピーダンス制御と共同作用して、胎児モデル(2)を駆動装置(5)によって動かし、この動きは、分娩の診察または段階の際の母体内における胎児の自然の運動挙動に相当するものであることを特徴とする、分娩シミュレーター。
  2. 胎児モデル(2)を動かすため、複数の連結装置(7)と複数の駆動装置(5)とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の分娩シミュレーター。
  3. 制御装置と信号技術的に結合された光学的ディスプレイ装置が設けられ、このディスプレイ装置が胎児の運動をリアルタイムで示すことを特徴とする、請求項1または2に記載の分娩シミュレーター。
  4. 光学的ディスプレイ装置が説明事項と追加的情報を表示することを特徴とする、請求項3に記載の分娩シミュレーター。
  5. 現実の診察または自然の分娩の際に生じ得る典型的な騒音と音声を生じるため、制御装置と信号技術的に結合された音響発声装置を設けることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載の分娩シミュレーター。
  6. 上記音響発生装置が母体トルソ(1)内に組み込まれていることを特徴とする、請求項5に記載の分娩シミュレーター。
JP2003507788A 2001-06-25 2002-06-25 分娩シミュレーター Expired - Lifetime JP4369746B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10130485A DE10130485C2 (de) 2001-06-25 2001-06-25 Programmierbarer Gelenksimulator
DE2002102504 DE10202504B4 (de) 2002-01-23 2002-01-23 Aktiver Geburtensimulator mit starrem Antrieb und Kindmodell für diesen Geburtensimulator
DE2002102503 DE10202503A1 (de) 2002-01-23 2002-01-23 Interaktiver Geburtensimulator
DE2002102502 DE10202502B4 (de) 2002-01-23 2002-01-23 Geburtensimulator mit flexiblem Antrieb
PCT/DE2002/002338 WO2003001482A2 (de) 2001-06-25 2002-06-25 Geburtensimulator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004530942A JP2004530942A (ja) 2004-10-07
JP4369746B2 true JP4369746B2 (ja) 2009-11-25

Family

ID=27437985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003507788A Expired - Lifetime JP4369746B2 (ja) 2001-06-25 2002-06-25 分娩シミュレーター

Country Status (10)

Country Link
US (1) US7241145B2 (ja)
EP (1) EP1402502B1 (ja)
JP (1) JP4369746B2 (ja)
KR (1) KR100876633B1 (ja)
CN (1) CN1260691C (ja)
AT (1) ATE382928T1 (ja)
BR (1) BR0210702B1 (ja)
DE (1) DE50211465D1 (ja)
ES (1) ES2301660T3 (ja)
WO (1) WO2003001482A2 (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7811090B2 (en) 1996-05-08 2010-10-12 Gaumard Scientific Company, Inc. Interactive education system for teaching patient care
US8016598B2 (en) * 1996-05-08 2011-09-13 Gaumard Scientific Company, Inc. Interactive education system for teaching patient care
DE10328354A1 (de) * 2003-06-24 2005-01-13 Riener, Robert, Dr.-Ing. Interaktiver Geburtensimulator mit Kraftmessung
FR2858453B1 (fr) * 2003-08-01 2006-04-28 Centre Nat Rech Scient Simulateur fonctionnel et anatomique d'accouchement
FR2858406B1 (fr) 2003-08-01 2005-10-21 Centre Nat Rech Scient Capteur, dispositif et procede visant a mesurer la pression d'interface entre deux corps
US7465168B2 (en) * 2004-09-03 2008-12-16 Birth Injury Prevention, Llc Birthing simulator
JP2006204832A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Asahi Denshi Kenkyusho:Kk リハビリ教育用患者模擬ロボット並びにリハビリ教育方法
JP4839074B2 (ja) * 2005-12-07 2011-12-14 株式会社高研 外回転手技トレーニング用モデル
US9224303B2 (en) * 2006-01-13 2015-12-29 Silvertree Media, Llc Computer based system for training workers
US7997904B2 (en) * 2007-09-17 2011-08-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Obstetrics simulation and training method and system
CN102812504B (zh) 2009-10-15 2016-06-15 道格拉斯·W·米雅萨基 骨盆手术解剖模型
AU2010332796B2 (en) 2009-12-17 2015-09-10 Laerdal Medical As Maternal simulator
ES2665746T3 (es) * 2012-01-05 2018-04-27 Musc Foundation For Research Development Sistemas, dispositivos y procedimientos para simular un parto fetal
CN102789723B (zh) * 2012-08-20 2014-09-03 陈刚 一种产钳操作模拟训练器及其操作方法
EP2904601B1 (en) * 2012-10-01 2021-04-28 Koninklijke Philips N.V. Clinical decision support and training system using device shape sensing
US9437117B2 (en) 2013-03-15 2016-09-06 Gaumard Scientific Company, Inc. Birthing simulation devices, systems, and methods
US9852658B2 (en) * 2013-06-28 2017-12-26 Cae Healthcare Canada Inc. System for moving an anatomical model of a fetus inside a mannequin having a birth canal and a childbirth simulator
CN104424838A (zh) * 2013-08-26 2015-03-18 王尧 宫腔镜手术模拟器
DE102014004721B4 (de) 2014-04-01 2018-04-05 NnBU GmbH Vorrichtung zur Behandlung von per Sectio Caesarea entbundenen Säuglingen
US9733661B2 (en) * 2014-09-29 2017-08-15 Mediatek Inc. Power management circuit and associated power management method
US9830834B2 (en) 2014-10-09 2017-11-28 Douglas Miyazaki Pelvic model
US9747816B2 (en) 2015-07-22 2017-08-29 Joni L. Chenoweth Pregnancy education dolls
EP3361973B1 (en) * 2015-10-13 2020-09-23 Genit Innovations AB Obstetric extraction
WO2017106924A1 (en) * 2015-12-23 2017-06-29 Deakin University Tactile medical examination simulator
CN105405343A (zh) * 2015-12-31 2016-03-16 天津天堰科技股份有限公司 胎位检测模拟装置
CN105404156B (zh) * 2015-12-31 2018-02-06 微创(上海)医疗机器人有限公司 触觉反馈装置及其变阻尼控制方法和应用
CN106781798A (zh) * 2016-12-27 2017-05-31 福建水立方三维数字科技有限公司 基于vr技术的胎儿四步触诊模拟系统及方法
CN106781972A (zh) * 2016-12-27 2017-05-31 泉州医学高等专科学校 基于vr技术的胎儿平产接生模拟系统及方法
CN113963614A (zh) 2017-01-27 2022-01-21 科玛科学公司 患者模拟器及相关设备、系统和方法
CN106997711B (zh) * 2017-04-17 2022-11-04 营口巨成教学科技开发有限公司 一种孕妇分娩教学用仿真胎儿及内置有该胎儿的教学用模拟孕妇
CN107195235B (zh) * 2017-04-17 2023-08-11 营口巨成教学科技开发有限公司 一种孕妇分娩教学用模拟子宫以及内置有该子宫的仿真孕妇
CN106960624B (zh) * 2017-04-17 2022-11-25 营口巨成教学科技开发有限公司 一种四步触诊法教学方法及所用的仿真孕妇
CN107862967B (zh) * 2017-12-26 2022-08-02 营口市贵东医疗器械制造有限公司 高仿真产科手术模拟训练标准化病人
CN108961964B (zh) * 2018-09-30 2024-04-19 东莞市妇幼保健院 一种分娩机转可视化教学模型
CN109730784B (zh) * 2019-01-08 2020-11-17 张静 一种人工产道
CN109448525B (zh) * 2019-01-11 2024-02-27 常州市第二人民医院 孕妇模拟分娩探查宫口模型
TR2021022181A2 (tr) * 2021-12-31 2022-03-21 Sakarya Ueniversitesi Rektoerluegue Epi̇zyotomi̇ uygulamasi ve onarimi i̇çi̇n bi̇r maket destekli̇ eği̇ti̇m si̇stemi̇
CN114627708A (zh) * 2022-03-09 2022-06-14 首都医科大学 一种基于混合现实技术的助产模拟系统及其方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US451675A (en) * 1891-05-05 klautsch
US3826019A (en) * 1972-11-21 1974-07-30 Univ Kentucky Res Found Dynamic childbirth simulator for teaching maternity patient care
US3824709A (en) * 1972-11-21 1974-07-23 Univ Kentucky Res Found Dynamic childbirth simulator for teaching maternity patient care
US3822486A (en) * 1972-11-21 1974-07-09 Univ Kentucky Res Found Dynamic childbirth simulator for teaching maternity patient care
US4237649A (en) * 1979-02-02 1980-12-09 Adolph E. Goldfarb Toy animal figures representing parent animal and offspring
US4411629A (en) * 1982-03-17 1983-10-25 Voights Dora L Palpation and auscultation teaching method and apparatus
JPS61262781A (ja) * 1985-05-17 1986-11-20 株式会社京都科学 分娩児頭廻旋シミュレ−タ
US4907973A (en) * 1988-11-14 1990-03-13 Hon David C Expert system simulator for modeling realistic internal environments and performance
US5509810A (en) * 1993-02-04 1996-04-23 Rofeh Simulations Limited Interactive neonatal resuscitation training simulator and method
US6503087B1 (en) * 1996-05-08 2003-01-07 Gaumard Scientific, Inc. Interactive education system for teaching patient care
JP3766499B2 (ja) * 1997-02-18 2006-04-12 学校法人早稲田大学 顎運動装置
US5941757A (en) * 1997-08-26 1999-08-24 Baby Think It Over, Inc. Neck assembly for infant simulator
GB2364423A (en) 2000-06-06 2002-01-23 Cybermedix Ltd Obstetrics Training Aid

Also Published As

Publication number Publication date
WO2003001482A2 (de) 2003-01-03
BR0210702A (pt) 2004-07-20
JP2004530942A (ja) 2004-10-07
ATE382928T1 (de) 2008-01-15
EP1402502B1 (de) 2008-01-02
KR20040023627A (ko) 2004-03-18
CN1260691C (zh) 2006-06-21
BR0210702B1 (pt) 2011-04-19
DE50211465D1 (de) 2008-02-14
WO2003001482A3 (de) 2003-09-04
EP1402502A2 (de) 2004-03-31
CN1541381A (zh) 2004-10-27
US7241145B2 (en) 2007-07-10
ES2301660T3 (es) 2008-07-01
US20050014115A1 (en) 2005-01-20
KR100876633B1 (ko) 2009-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4369746B2 (ja) 分娩シミュレーター
US8108190B2 (en) Programmable joint simulator with force and motion feedback
US5755577A (en) Apparatus and method for recording data of a surgical procedure
Gonzales et al. TER: a system for robotic tele-echography
WO1999042978A1 (en) Method and apparatus for surgical training and simulating surgery
CN105096670B (zh) 一种用于鼻胃管操作实训的智能沉浸式教学系统及装置
US20090035741A1 (en) Rigid birth simulator having an interactive optical display
JP2010506217A (ja) 患者看護教授用インタラクティブ(対話型)教育システム
Riener et al. Phantom-based multimodal interactions for medical education and training: the Munich Knee Joint Simulator
WO2003041034A1 (en) Medical training simulator
Kühnapfel et al. 3D modeling for endoscopic surgery
CN111026269A (zh) 基于力反馈的生物组织结构的触觉反馈方法、装置和设备
Wang et al. Development of a microsurgery training system
He et al. Robotic simulators for tissue examination training with multimodal sensory feedback
Riener et al. VR for medical training
WO1999017265A1 (en) Method and apparatus for surgical training and simulating surgery
WO2017106924A1 (en) Tactile medical examination simulator
RU2319219C2 (ru) Устройство для имитации родов
Kheddar et al. Preliminary design of a childbirth simulator haptic feedback
WO2001088881A2 (en) Tools for endoscopic tutorial system
Takanobu et al. Dental patient robot
DE20221662U1 (de) Interaktiver Geburtensimulator
Frey et al. Physical interaction with a virtual knee joint—The 9 DOF haptic display of the Munich knee joint simulator
CN114627708A (zh) 一种基于混合现实技术的助产模拟系统及其方法
Suzuki et al. Performing virtual surgery with a force feedback system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071022

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080121

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080128

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080218

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080225

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080318

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080901

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081201

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081208

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081222

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090106

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090130

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4369746

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term