JP4368289B2 - α−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オン類の製造方法 - Google Patents

α−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オン類の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4368289B2
JP4368289B2 JP2004331083A JP2004331083A JP4368289B2 JP 4368289 B2 JP4368289 B2 JP 4368289B2 JP 2004331083 A JP2004331083 A JP 2004331083A JP 2004331083 A JP2004331083 A JP 2004331083A JP 4368289 B2 JP4368289 B2 JP 4368289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon dioxide
dioxolan
formula
alkylidene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004331083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006137733A (ja
Inventor
啓人 榧木
隆雄 碇屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
National Institute of Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Japan Science and Technology Agency
National Institute of Japan Science and Technology Agency
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Science and Technology Agency, National Institute of Japan Science and Technology Agency filed Critical Japan Science and Technology Agency
Priority to JP2004331083A priority Critical patent/JP4368289B2/ja
Publication of JP2006137733A publication Critical patent/JP2006137733A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4368289B2 publication Critical patent/JP4368289B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

本願発明は、各種のカーボネート、ウレタン、フラノン誘導体や光学活性ジオール類等へ合成原料や合成中間体として有用な5員環カーボネートであるα−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オン類の製造方法に関するものである。
五員環カーボネートである、1,3−ジオキソラン−2−オンは、脂肪族ポリカーボネートの原料モノマーや非プロトン性溶媒、あるいは有機合成プロセスの中間体として有用な化合物群である。その合成法はホスゲンや一酸化炭素などの毒性の高い反応剤の使用を必要とすることが多い。このため、無害で入手容易な二酸化炭素を炭素資源として効率良く活用し、1,3−ジオキソラン−2−オンに誘導することができれば、環境調和型合成法として意義がある。
このような観点から、プロパルギルアルコールと二酸化炭素からのα−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オンを合成する方法が検討されており、ルテニウム、コバルト、パラジウム、銅などの金属触媒を使用した例がこれまでに知られている。Ru触媒(非特許文献1)、Co触媒(非特許文献2)、Pd触媒(非特許文献3−5)、Cu触媒(非特許文献6−9、特許文献1−4)である。しかし、これらの重金属の触媒はその反応後の廃棄処理が問題となり、また反応そのものの効率の点でも満足できるものではない。
一方、非金属系触媒としては、ホスフィン類が有効(非特許文献10)だが、異臭を伴い毒性の高いリン化合物は実用上の制限が大きい。また、強塩基触媒も報告されている(非特許文献11)が、基質は一例に限られ、かつ高い触媒濃度(20mol%)を必要としている。
Y.Sasaki, Tetrahedron Lett.,27,1573(1986). Y.Inoue, J.Ishikawa, M.Taniguchi, H.Hashimoto, Bull.Chem.Soc. Jpn.,60,1204(1987). K.Iritani, N.Yanagihara, K.Uchimoto, J.Org.Chem.,51,5499(1986) Y.Inoue, Y.Itoh, I.F.Yen, S.Imaizumi, J.Mol.Catal.,60,L1(1990). K.Uemura, T.Kawaguchi, H.Takayama, A.Nakamura, Y.Inoue, J.Mol.Catal.A.139,1(1999). H.Laas, A.Nissen, A.Nurrenbach, Synthesis,958(1981). H.S.Kim, J.W.Kim.S.C.Kwon, S.C.Shim, T.J.Kim, J.Organomet.Chem.,545-546,337(1997). S.C.Kwon, C.S.Cho, S.C.Shim, T.J.Kim, Bull.Korean Chem.Soc.,20,103(1999). Y. Gu, F. Shi, Y. Deng, J.Org.Chem.,69,391(2004). J.M.Joumier, J.Fourmer, C.Bruncau, P.H.Dixneuf, J.Chem.Soc.,Perkin Trans.1,3271(1991). M.Costa, et al.,J.Chem.Soc.,Chem.Commun.,1699-1700,(1996). P.Dimroth, H.Pasedach, PB Patent 1098953(1961). P.Dimroth, E.Schefezik, H.Pasedach, PB Patent 1145632(1963). R.J.Tedeschi, L.L.Moore, US Patent 3541087(1970). K.Schneider, DE 3433403 Al(1986).
本願発明は、以上のとおりの背景から、重金属触媒や毒性の高いホスフィンを用いることなく、少ない量の触媒を用いることで高い反応効率を実現することができ、基質の適用範囲も広い、反応にともなう廃棄物や副生物の問題を解消した環境負荷低減プロセスとして有用な、1,3−ジオキソラン−2−オン類の新しい製造方法を提供することを課題としている。
本願発明は、上記の課題を解決する方法として以下のことを特徴としている。
第1:次式
Figure 0004368289
(式中の 1 は、水素原子、アリール基、アルケニル基、またはアルキニル基を示し、R 2 は、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、tert-ブチル基、ベンジル基、またはフェニル基を示し、2つのR2は同一または別異であってもよい。)
で表わされるプロパルギルアルコール類を、次式
Figure 0004368289
(式中の t Buはtert-ブチル基を示し、 i Prはイソプロピル基を示し、Mesは2,4,6−トリメチルフェニル基を示す。)から選ばれる少なくとも1種の含窒素環状カルベンもしくはその二酸化炭素付加物の存在下に、亜臨界もしくは超臨界の状態の二酸化炭素と反応させ、次式
Figure 0004368289
(式中のR1およびR2は前記のものを示す。)
で表わされるα−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オン類を製造する。
以上のとおりの本願発明によれば、従来のような重金属化合物や毒性の高いホスフィンを用いることなく、少ない量の有機分子触媒を用いることで、高い反応効率を実現している。また、基質の適用範囲が広く、従来法では例が少ない内部アルキンを有する基質でも効率良く進行し、その選択性も高い。反応に伴う廃棄物や副生成物がない環境負荷低減プロセスとして有用である。
本願発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、反応基質としてのプロパルギルアルコールについては、符号R1およびR2が前記のとおりの各種のものであってよい。
とえば、基質としてのプロパルギルアルコールとしては、基質のアルキン部位は末端アセチレンに限らず、R1としてアリール基(C65、4−(CH3)C64、4−(CH3CO)C64、4−(CN)C64、4−(NO2)C64、4−(CF3)C64、3,5−(CF6263)、アルケニル基(CH2=CH−、C63CH=CH−)、アルキニル基(HC≡C−)などを有する内部アルキンでもよい。アルキンへの二酸化炭素の付加は立体選択的に進行し、Z体のα−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オンが単一生成物として合成できる。また、基質の置換基R2にメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n-ブチル、tert-ブチル、ベンジル、フェニル置換基導入した化合物が例示される。
触媒もしくは反応促進剤としての含窒素環状カルベンについては、次式で表わされるものを用いることができる。
Figure 0004368289
そして、環状ジアミノカルベンは次式のように二酸化炭素と反応し付加生成物を与えることが知られており、これを用いても同様に反応が進行する。取扱いの困難な環状ジアミノカルベンを単離せずに、二酸化炭素付加物を等価体として代替することができる。
Figure 0004368289
また、さらには本願発明においては、たとえば次式に示すようなチアゾリウム塩から塩基処理により系中で発生するカルベン類も触媒活性を示す。
Figure 0004368289
本願発明のプロパルギルアルコールと二酸化炭素との反応は、一般的には、0.1〜10mol%、より好適には1〜5mol%の含窒素環状カルベンもしくはその二酸化炭素付加体の存在下に、二酸化炭素0.1〜30MPa、反応温度30〜200℃程度の範囲で、0.5〜100時間程度行うことが考慮される。そして、亜臨界もしくは超臨界状態の二酸化炭素を反応媒体および反応基質とすることにより反応性はより向上することになる。
また、本願発明においては、上記の反応を阻害することのない適宜な有機溶媒を使用してもよい。エーテル系、エステル系、炭化水素系、ハロゲン化炭化水素系、二トリル系、アミド系等の有機溶媒が考慮される。
そこで以下に実施例を示し、さらに詳しく説明する。もちろん以下の例によって発明が限定されることはない。
<実施例1>
オートクレーブ中、2−メチル−4−フェニル−3−ブチン−2−オール(801mg,5.0mmol)と、前記式で表わされる触媒1b(45mg,0.25mmol)を導入し、二酸化炭素を圧入(10.0MPa)したのち、100℃で攪拌する。所定の反応時間(15時間)後、反応容器を冷却し、二酸化炭素を放出する。シリカゲルカラムクロマトグラフィーなどの通常の分離操作により、(Z)−5−ベンジリデン−4,4−ジメチル−1,3−ジオキソラン−2−オンが収率75%(768mg,3.76mmol)で得られる。
<実施例2>
オートクレーブ中、2−メチル−3−ブチン−2−オール(426mg,5.0mmol)を、触媒2b(55mg,0.25mmol)の存在下で二酸化炭素の加圧下(4.5MPa)で100℃の温度において攪拌する。所定の反応時間(15時間)後、反応容器を冷却し、二酸化炭素を放出する。蒸留やシリカゲルカラムクロマトグラフィーなどの通常の分離操作により、4,4−ジメチル−5−メチレン−1,3−ジオキソラン−2−オンが収率88%(562mg,4.39mmol)で得られる。
<実施例3>
オートクレーブ中、3−エチル−5−(2−ヒドロキシエチル)−4−メチルチアゾリウム ブロマイド(63mg,0.25mmol)に1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデセン(38mg,0.25mmol)を作用させ系中で触媒5を発生させる。2−メチル−3−ブチン−2−オール(426mg,5.0mmol)を加え、二酸化炭素の加圧下(10.0MPa)で100℃の温度において攪拌する。所定の反応時間(15時間)後、反応容器を冷却し、二酸化炭素を放出する。蒸留やシリカゲルカラムクロマトグラフィーなどの通常の分離操作により、4,4−ジメチル−5−メチレン−1,3−ジオキソラン−2−オン(55mg,0.43mmol)が得られる。
α−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オンは各種カーボネート、ウレタン、フラノン誘導体や光学活性ジオール類の合成原料として知られており、本願発明はその製造法として重要である。また、生成物のカーボネート基のα位のオレフィンをさらに修飾、変換することができることは化学合成法として有用性が高い。

Claims (1)

  1. 次式
    Figure 0004368289
    (式中の 1 は、水素原子、アリール基、アルケニル基、またはアルキニル基を示し、R 2 は、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、tert-ブチル基、ベンジル基、またはフェニル基を示し、2つのR2は同一または別異であってもよい。)
    で表わされるプロパルギルアルコール類を、次式
    Figure 0004368289
    (式中の t Buはtert-ブチル基を示し、 i Prはイソプロピル基を示し、Mesは2,4,6−トリメチルフェニル基を示す。)から選ばれる少なくとも1種の含窒素環状カルベンもしくはその二酸化炭素付加物の存在下に、亜臨界もしくは超臨界の状態の二酸化炭素と反応させることを特徴とする、次式
    Figure 0004368289
    (式中のR1およびR2は前記のものを示す。)
    で表わされるα−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オン類の製造方法。
JP2004331083A 2004-11-15 2004-11-15 α−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オン類の製造方法 Expired - Fee Related JP4368289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004331083A JP4368289B2 (ja) 2004-11-15 2004-11-15 α−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オン類の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004331083A JP4368289B2 (ja) 2004-11-15 2004-11-15 α−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オン類の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006137733A JP2006137733A (ja) 2006-06-01
JP4368289B2 true JP4368289B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=36618780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004331083A Expired - Fee Related JP4368289B2 (ja) 2004-11-15 2004-11-15 α−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オン類の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4368289B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006038934A1 (de) * 2006-08-18 2008-02-21 Evonik Degussa Gmbh Herstellung von α-Hydroxyketonen über Carbenkatalysierte Umpolungsreaktion von Aldehyden
CN101665566B (zh) * 2008-09-01 2012-01-04 南京工业大学 一种利用双螺杆挤出机制备聚乳酸及其制品的方法
CN101665567B (zh) * 2008-09-01 2011-11-23 南京工业大学 卡宾衍生物催化的环状化合物可调控开环聚合方法
CN101665565B (zh) * 2008-09-01 2012-01-04 南京工业大学 一种用卡宾衍生物催化制备聚乳酸的方法
CN102939314B (zh) 2010-06-15 2016-07-06 巴斯夫欧洲公司 环状碳酸酯在环氧树脂组合物中的用途
WO2013144299A1 (de) 2012-03-29 2013-10-03 Basf Se Polymerisierbare alkyliden-1,3-dioxolan-2-one und deren verwendung
US9062136B2 (en) 2012-03-29 2015-06-23 Basf Se Polymerizable alkylidene-1,3-dioxolane-2-one and use thereof
EP2851379A1 (de) 2013-09-23 2015-03-25 BASF Coatings GmbH Beschichtungsmittelzusammensetzungen und daraus hergestelllte, bei niedrigen Temperaturen härtbare Beschichtungen und sowie deren Verwendung
EP2851403A1 (de) 2013-09-23 2015-03-25 BASF Coatings GmbH Beschichtungsmittelzusammensetzungen und daraus hergestellte, bei niedrigen temperaturen härtbare beschichtungen und sowie deren verwendung
CN105646437A (zh) * 2016-01-08 2016-06-08 南京林业大学 一种合成α—烯基缩酮的方法
EP3668849B1 (en) * 2017-08-14 2021-12-22 Basf Se Process for preparing cyclic carbonates

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006137733A (ja) 2006-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Weidner et al. Direct Catalytic Asymmetric Aldol Reaction of an α‐Azido Amide
Hamashima et al. Highly enantioselective fluorination reactions of β-ketoesters and β-ketophosphonates catalyzed by chiral palladium complexes
RahbekáKnudsen et al. Asymmetric organocatalytic conjugate addition of malonates to enones using a proline tetrazole catalyst
Shu et al. Tandem Gold (III)‐Catalyzed Amination‐Intramolecular Hydroamination Reactions of 1‐En‐4‐yn‐3‐ols with Sulfonamides: Efficient Approach to Highly Substituted Pyrroles
Kano et al. Synthesis of a biphenyl-based axially chiral amino acid as a highly efficient catalyst for the direct asymmetric aldol reaction
JP4368289B2 (ja) α−アルキリデン−1,3−ジオキソラン−2−オン類の製造方法
Zheng et al. Highly Efficient Asymmetric Epoxidation of Electron‐Deficient α, β‐Enones and Related Applications to Organic Synthesis
Wang et al. A novel proline‐valinol thioamide small organic molecule for a highly enantioselective direct aldol reaction
Murai et al. Rhenium‐Catalyzed Construction of Polycyclic Hydrocarbon Frameworks by a Unique Cyclization of 1, n‐Diynes Initiated by 1, 1‐Difunctionalization with Carbon Nucleophiles
Zhong et al. New β-amino alcohols with a bicyclo [3.3. 0] octane scaffold in an asymmetric Henry reaction
Kamlar et al. Formal [3+ 2] cycloaddition of vinylcyclopropane azlactones to enals using synergistic catalysis
Cadierno et al. A Novel Propargylation/Cycloisomerization Tandem Process Catalyzed by a Ruthenium (ii)/Trifluoroacetic Acid System: One‐Pot Entry to Fully Substituted Furans from Readily Available Secondary Propargylic Alcohols and 1, 3‐Dicarbonyl Compounds
Nie et al. Chiral bifunctional thiourea-catalyzed enantioselective aldol reaction of trifluoroacetaldehyde hemiacetal with aromatic ketones
Luo et al. Highly efficient asymmetric Michael reaction of aldehydes to nitroalkenes with diphenylperhydroindolinol silyl ethers as organocatalysts
Brunel et al. Preparation of Oxepanes, Oxepenes, and Oxocanes by Iodoetherification using Bis (sym-collidine) iodine (I) Hexafluorophosphate as Electrophile
Han et al. Asymmetric generation of fluorine-containing quaternary carbons adjacent to tertiary stereocenters: uses of fluorinated methines as nucleophiles
Gu et al. A new class of efficient poly (ethylene-glycol)-supported catalyst based on proline for the asymmetric Michael addition of ketones to nitrostyrenes
Chen et al. Enantioselective synthesis of chiral phosphonylated 2, 3-dihydrofurans by copper catalyzed asymmetric formal [3+ 2] cycloaddition of propargylic esters with β-keto phosphonates
Ohshima et al. Catalytic asymmetric epoxidation of α, β-unsaturated carboxylic acid imidazolides and amides by lanthanide–BINOL complexes
Sun et al. Phosphine-catalyzed fixation of CO 2 with γ-hydroxyl alkynone under ambient temperature and pressure: Kinetic resolution and further conversion
Tokunaga et al. Copper-catalyzed oxidative cleavage of carbon–carbon double bond of enol ethers with molecular oxygen
Kumagai Development of atom-economical catalytic asymmetric reactions under proton transfer conditions: construction of tetrasubstituted stereogenic centers and their application to therapeutics
Zhang et al. A Construction of α-Alkenyl Lactones via Reduction Radical Cascade Reaction of Allyl Alcohols and Acetylenic Acids
Kuninobu et al. Rhenium‐and Manganese‐Catalyzed Insertion of Alkynes into a Carbon–Carbon Single Bond of Cyclic and Acyclic 1, 3‐Dicarbonyl Compounds
Miura et al. Direct asymmetric aldol reactions in brine using novel sulfonamide catalyst

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090818

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4368289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

S631 Written request for registration of reclamation of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees