JP4368246B2 - Air conditioner - Google Patents
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Description
本発明は、室外ユニットがエンジン駆動式の圧縮機を備えた空気調和装置に関する。 The present invention relates to an air conditioner in which an outdoor unit includes an engine-driven compressor.
一般に、室外ユニット及び室内ユニットを冷媒配管で接続した空調系統を複数系統備え、各系統の室外ユニットがエンジン駆動式の圧縮機を備えた空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の空気調和装置では、室内側の空調負荷の大きさに応じて、エンジンを駆動して圧縮機を運転するのが一般的である。一方で、エンジン駆動式圧縮機を備えたものでは、エンジンのガス使用量を可能な限り抑制した、省エネルギー運転が要求されるようになっている。
しかし、従来の構成では、省エネルギー運転を行えば、空調負荷の大きさに応じた室内空調がなされなくなり、ユーザが不快感を感じるおそれがある。ちなみに、従来では、省エネルギー運転を実行したい場合、ユーザがリモコンにより室内ユニットの運転を一時的に停止させるか、或いは、室内ユニットの設定温度を、冷房運転時には上げる、暖房運転時には下げる等の操作を行うことになる。 However, in the conventional configuration, if energy saving operation is performed, indoor air conditioning according to the magnitude of the air conditioning load is not performed, and the user may feel uncomfortable. By the way, conventionally, when the user wants to execute energy saving operation, the user temporarily stops the operation of the indoor unit by the remote controller, or raises the set temperature of the indoor unit during the cooling operation or lowers during the heating operation. Will do.
そこで、本発明の目的は、円滑な空調運転を行いつつ、エンジンのガス使用量を抑制することができる空気調和装置を提供することにある。 Then, the objective of this invention is providing the air conditioning apparatus which can suppress the gas usage-amount of an engine, performing smooth air-conditioning driving | operation.
本発明は、室外ユニット及び室内ユニットを冷媒配管で接続した空調系統を複数系統備え、各系統の室外ユニットがエンジン駆動式の圧縮機を備えた空気調和装置において、各エンジンを共通のガス供給管に並列に接続すると共に、各エンジンには燃料調整弁を備え、ガス供給管に供給される最大ガス量を各エンジンに供給可能な最大ガス量のトータル量よりも少ないトータル規定ガス流量に制限し、室内ユニットから、空調負荷に対する多くの要求があったとしても、トータル規定ガス流量の範囲内で、燃料調整弁の弁開度を調整する制限手段と、この制限手段により制限されたトータル規定ガス流量の範囲内で、且つ、運転中の各エンジンに供給可能な夫々の最大ガス量の範囲内で按分して、当該各エンジンに対して供給する按分ガス流量を算出する手段と、各系統の空調負荷に応じて当該系統の蒸発器の出入口温度差を設定し、この出入口温度差の設定に基づいて蒸発器側の膨張弁の開度を制御すると共に、当該系統における運転中の各エンジンに供給されるガス流量が前記按分ガス流量を上回ることがないように、前記エンジンの回転数を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記ガス流量が前記按分ガス流量に基づいて設定した閾値を超えた場合に、エンジン回転数を下げて空調負荷に対応するエンジン回転数よりも低いエンジン回転数で運転させると共に、エンジン負荷が下がるように前記出入口温度差の設定を変更し、前記ガス流量が前記閾値を下回った場合に、前記出入口温度差の設定を元の状態に戻すことを特徴とするものである。 The present invention provides a plurality of air conditioning systems in which an outdoor unit and an indoor unit are connected by a refrigerant pipe, and each engine is connected to a common gas supply pipe in an air conditioner in which each outdoor unit includes an engine-driven compressor. In addition, each engine is equipped with a fuel adjustment valve, which limits the maximum amount of gas supplied to the gas supply pipe to a total specified gas flow rate that is less than the total amount of maximum gas that can be supplied to each engine. Even if there are many requests for air conditioning load from the indoor unit, the limiting means for adjusting the valve opening of the fuel regulating valve within the range of the total specified gas flow rate, and the total specified gas limited by this limiting means within the flow rate, and, ratably within the maximum gas volume of each which can be supplied to each engine during operation, apportioning the gas stream supplied to the respective engine And calculating the inlet / outlet temperature difference of the evaporator of the system according to the air conditioning load of each system, and controlling the opening of the expansion valve on the evaporator side based on the setting of the inlet / outlet temperature difference, Control means for controlling the number of revolutions of the engine so that the gas flow rate supplied to each engine in operation in the system does not exceed the proportional gas flow rate, and the control means has the gas flow rate When the threshold value set based on the apportioned gas flow rate is exceeded, the engine speed is lowered to operate at an engine speed lower than the engine speed corresponding to the air conditioning load, and the inlet / outlet temperature is set so that the engine load is reduced. When the difference setting is changed and the gas flow rate falls below the threshold value, the inlet / outlet temperature difference setting is returned to the original state .
この場合において、前記制御手段は、運転中における圧縮機の能力に応じてガス量を按分するものであってもよい。また、複数の空調系統に設けられた室外ユニットを、1台の親ユニットと、それ以外の子ユニットとに区別し、前記親ユニットに前記制御手段を設けたものであってもよい。 In this case, the control means may apportion the gas amount according to the capacity of the compressor during operation. Further, outdoor units provided in a plurality of air conditioning systems may be classified into one parent unit and other child units, and the control unit may be provided in the parent unit.
本発明では、制限手段により制限された所定のガス量の範囲内で、且つ、運転中の各エンジンに供給可能な夫々の最大ガス量の範囲内で按分して、運転中の各エンジンに対し、ガスを供給するため、仮に、すべてのエンジンが運転中であっても、制限手段により制限された所定のガス量を越えてガス使用量が増大することがなく、その合計量を抑制することができると共に、例えば、いずれかのエンジンが停止中であれば、運転中のエンジンには、当該エンジンに供給可能な最大ガス量の範囲内までの按分により、ガスが供給されることになるため、この場合には、いわゆる空調負荷に応じた空調が可能になり、ユーザの不快感は解消される。 In the present invention, each engine that is in operation is prorated within a range of a predetermined gas amount that is limited by the limiting means and within each maximum gas amount that can be supplied to each engine in operation. In order to supply gas, even if all the engines are in operation, the amount of gas used does not increase beyond the predetermined gas amount restricted by the restricting means, and the total amount is suppressed. For example, if one of the engines is stopped, the operating engine will be supplied with gas in proportion to the maximum amount of gas that can be supplied to the engine. In this case, air conditioning according to a so-called air conditioning load is possible, and the user's discomfort is eliminated.
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる空気調和装置100を示す構成図である。この空気調和装置100は、複数台(例えば3台)の室外ユニット1a〜1cを備え、これら室外ユニット1a〜1cには、それぞれ室内ユニット2a〜2cが冷媒配管を介して接続され、複数(本実施形態では3系統)の空調系統3a〜3cが構成される。これら空調系統3a〜3cは、各空調系統3a〜3cの動作を制御する制御装置4a〜4cを備え、本実施形態では、これら制御装置4a〜4cは上記室外ユニット1a〜1cに設けられ、お互いに通信が可能なように有線または無線によって接続されている。また、本第1の実施形態では、各空調系統3a〜3cには、単位体積当りの冷媒能力が高く圧力損失の少ない代替冷媒R410aを循環させる構成としている。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(First embodiment)
室外ユニット1a〜1cは室外に設置され、これら室外ユニット1a〜1cは、それぞれ燃料ガス(以下、ガスという)を燃焼させて駆動力を発生するエンジン10a〜10cと、これらエンジン10a〜10cに図示しない駆動力伝達手段を介して接続される圧縮機11a〜11cと、これら圧縮機11a〜11cから吐出された冷媒の循環方向を反転させる四方弁12a〜12cと、冷媒と外気との熱交換を行わせる室外熱交換器13a〜13cと、冷媒の減圧を行う室外膨張弁14a〜14cと、上記圧縮機11a〜11cに吸込まれる冷媒の気液分離を行うアキュムレータ15a〜15と、上記室外熱交換器13a〜13cへ向かって送風する室外ファン16a〜16cとを備える。
The outdoor units 1a to 1c are installed outside, and the outdoor units 1a to 1c are shown in the
室内ユニット2a〜2cは、これら室内ユニット2a〜2cが据え付けられた室内の室内空気と冷媒との熱交換を行う室内熱交換器20a〜20cと、各室内ユニット2a〜2cへ流入する冷媒の冷媒量を制御する室内膨張弁21a〜21cと、上記室内熱交換器20a向かって送風する室内ファン22a〜22cとを備える。
The
また、空気調和装置100は、各室外ユニット1a〜1cの各エンジン10a〜10cにガスを供給する共通のガス供給管5を備える。このガス供給管5は、当該ガス供給管5を通過するガス流量を計測するためのガスメータ6を備え、このガスメータ6よりも下流側で、それぞれガス配管30a〜30cに分岐される。これらガス配管30a〜30cは、それぞれ各室外ユニット1a〜1cが備えるガス供給装置31a〜31cを介して各エンジン10a〜10cに接続される。これらガス供給装置31a〜31cは、上記各ガス配管30a〜30cに、燃料遮断弁32a〜32c、ゼロガバナ33a〜33c、燃料調整弁34a〜34c及びスロットルバルブ35a〜35cが順次接続されて構成されている。また各エンジン10a〜10cには、これら各エンジン回転数を検出するための回転数検出器(不図示)が設けられている。
Moreover, the
制御装置4a〜4cにより四方弁12a〜12cが切り替えられることにより、各空調系統3a〜3cは、それぞれ冷房運転又は暖房運転に設定される。つまり、制御装置4a〜4cが四方弁12a〜12cを冷房側に切り替えたときには、冷媒が破線矢印の如く流れ、室外熱交換器13a〜13cが凝縮器に、室内熱交換器20a〜20cが蒸発器になって冷房運転状態となり、各室内熱交換器20a〜20cが室内を冷房する。また、制御装置4a〜4cが四方弁12a〜12cを暖房側に切り替えたときには、冷媒が実線矢印の如く流れ、室内熱交換器20a〜20cが凝縮器に、室外熱交換器13a〜13cが蒸発器になって暖房運転状態となり、各室内熱交換器20a〜20cが室内を暖房する。
By switching the four-
本実施形態では、各空調系統3a〜3cに設けられた各室外ユニット1a〜1cは、1台の親ユニットと、それ以外の子ユニットとに区別されている。具体的には、室外ユニット1aを親ユニットとし、室外ユニット1b、1cを子ユニットとして設定している。また、親ユニットの制御装置(本実施形態では制御装置4a)には、この制御装置4aが管理する室外ユニット1a〜1c(自己を含む)を示すアドレスnが予め設定されており、具体的には、親ユニットである室外ユニット1aのアドレスnが1に、室外ユニット1b、1cのアドレスnがそれぞれ2、3に設定されている。
In this embodiment, each outdoor unit 1a-1c provided in each air-conditioning system 3a-3c is distinguished into one parent unit and other child units. Specifically, the outdoor unit 1a is set as a parent unit, and the
次に、制御装置4aの構成について説明する。
Next, the configuration of the
制御装置4aは、図2に示すように、空気調和装置100の各種設定や、エンジン10a及び圧縮機11aへの運転指示設定等を行なう設定部41aと、制御用プログラムおよび制御用データを予め記憶しているEEPROM42aと、このEEPROM42a内の制御用プログラム等に基づいて空調系統3aの全体を制御するCPU43aと、各種データを一時的に格納するRAM44aと、他の制御装置4b、4cとの通信を行う送受信部45aとを備える。本実施形態では、制御装置4aと制御装置4b、4cとの構成は同一であるため、これら制御装置4b、4cについては説明を省略する。
As shown in FIG. 2, the
EEPROM42aには、エンジン10aにおけるガス流量をリアルタイムに取得するために、予めエンジン型式、燃料ガス種毎に、エンジン回転数及びトルクを変化させて燃料調整弁開度、スロットル開度、燃料流量(ガス流量)を計測して得た実験データがマップ化して記憶されている。制御装置4aは、このマップにエンジン回転数、燃料調整弁開度及びスロットル開度のすべて、或いはその一部を入力し、補完計算をすることによって当該燃料流量をリアルタイムに取得する。このマップは室外ユニット1aのエンジン10aに関するものであり、他の室外ユニット1b、1cの各エンジン10b、10cに関するマップは、それぞれ制御装置4b、4cの各EEPROM42b、42cに記憶されている。
In the EEPROM 42a, in order to obtain the gas flow rate in the
上記マップは以下のように作成する。例えば、エンジン10aに負荷として1、3、5、7、9、11、13(kg・m)のトルクを加え、各々のトルクについて1000(rpm)でエンジン10が回転するように燃料調整弁開度、スロットル開度を調整し、その状態における燃料調整弁開度、スロットル開度及び燃料流量を計測する。同様にエンジン回転数1200(rpm)、1400(rpm)・・・2000(rpm)についても、各トルクでの燃料調整弁開度、スロットル開度及び燃料流量を計測し、これらの実験データをテーブルデータとしてマップ化している。
The map is created as follows. For example, a torque of 1, 3, 5, 7, 9, 11, 13 (kg · m) is applied to the
次に、本実施形態による制御装置4a(制限手段)の制御手順(以下、系統ガスデマンド制御という)について説明する。
Next, a control procedure (hereinafter referred to as system gas demand control) of the
制御装置4aは、ガス供給管5に供給される最大ガス量を各エンジン10a〜10cに供給可能な最大ガス量のトータル量よりも少ない所定のガス量(以下、トータル規定ガス流量Amax)に制限する。具体的には、室内ユニット2a〜2cから、空調負荷に対する多くの要求があったとしても、制御装置4aは、トータル規定ガス流量Amaxの範囲内で、燃料調整弁34a〜34cの弁開度を適宜調整する。すなわち、ガス供給管5を通じて各エンジン10a〜10cに供給されるガス量は、当該トータル規定ガス流量Amaxに制限され、このトータル規定ガス流量Amaxは、各エンジン10a〜10cに供給可能な最大ガス量(以下、最大ガス流量Am1〜Am3という)のトータル量よりも小さく設定されている。
The
また、最大ガス流量Am1〜Am3は、室外ユニット1a〜1cが最大負荷の状態で運転される際に、当該各エンジン10a〜10cが消費するガス流量の最大値であり、これら最大ガス流量Am1〜Am3は、各制御装置4a〜4cの各EEPROM42a〜42cに記憶されている。
The maximum gas flow rates Am1 to Am3 are the maximum values of the gas flow rates consumed by the
上記制御装置4aは、上記トータル規定ガス流量Amaxの範囲内で、且つ、運転中における各エンジン10a〜10cの最大ガス流量Am1〜Am3の範囲内で按分して、運転中のエンジン10a〜10cに対し、按分した量(以下、按分ガス流量Alim1〜Alim3という)のガスを供給する。
The
本構成では、仮に、すべてのエンジン10a〜10cが運転中であっても、上記トータル規定ガス流量Amaxを越えてガス使用量が増大することがなく、その合計量を抑制することができると共に、例えば、いずれかのエンジン10a〜10cが停止中であれば、運転中のエンジン10a〜10cには、最大ガス流量Am1〜Am3の範囲内までの按分により、ガスが供給されることになるため、この場合、空調負荷に応じた空調が可能になり、ユーザの不快感が解消される。
In this configuration, even if all the
図3は、圧縮機11a〜11cを駆動するエンジン10a〜10cの定格ガス流量B1〜B3に応じて、ガス量を按分する一例を示すフローチャートである。この場合、定格ガス流量B1〜B3は、各圧縮機11a〜11cが定格能力で運転する場合に各エンジン10a〜10cで消費される燃料流量である。
FIG. 3 is a flowchart showing an example of apportioning the gas amount according to the rated gas flow rates B1 to B3 of the
まず、制御装置4aは、各定格ガス流量B1〜B3の合計量となるトータル定格ガス流量Btを0(Bt=0)に設定し(ステップS1)し、続いて予め設定した各室外ユニットのアドレスn(n=1、2、3)を1に設定し(ステップS2)、このアドレスn=1に該当する室外ユニット1aが運転中であるか否かを判別する(ステップS3)。
First, the
ステップ3の判別において、当該室外ユニット1aが運転中でなければ、そのままステップS25に移行し、運転中であれば当該室外ユニット1aのエンジン10aの定格ガス流量B1を上記トータル定格ガス流量Btに加える(ステップS4)。ここで、各エンジン10a〜10cの定格ガス流量Bn(n=1、2、3)は、予め、各制御装置4a〜4cの各EEPROM42a〜42cにそれぞれ記憶されている。そのため、制御装置4aは、各制御装置4b、4cと通信をすることによって、これら定格ガス流量Bnを読み出し、当該定格ガス流量Bnをトータル定格ガス流量Btに加えている。
In step 3, if the outdoor unit 1a is not in operation, the process proceeds to step S25, and if it is in operation, the rated gas flow rate B1 of the
つぎに、制御装置4aは、このアドレスnが管理台数(本実施形態では3台)に至ったか否かを判別する(ステップS5)。ステップS5の判別において、当該アドレスnが管理台数に至っていない場合には、当該アドレスnに1を加えて(ステップS6)、ステップS2〜ステップS6を繰り返し実行する。一方、当該アドレスnが管理台数に至っている場合には、処理をステップS7に移行する。
Next, the
制御装置4aは、上記ステップS1〜S6で求めた各エンジン10a〜10cの各定格ガス流量B1〜B3と、トータル定格ガス流量Btとによって、各エンジン10a〜10cに供給する按分ガス流量Alim1〜Alim3を求める。
The
詳述すると、制御装置4aは、再び、当該アドレスnを1に設定し(ステップS7)、このアドレスn=1に該当する室外ユニット1aが運転中であるか否かを判別する(ステップS8)。ステップS8の判別において、当該室外ユニット1aが運転中でなければ、当該室外ユニット1aのエンジン10aの按分ガス流量Alim1を0に設定し(ステップS9)、運転中であれば、当該エンジン10aの按分ガス流量Alim1を求める(ステップS10)。
Specifically, the
具体的には、当該エンジン10aの按分ガス流量Alim1は、予め規定したトータル規定ガス流量Amaxを、トータル定格ガス流量Btと、当該エンジン10aの定格ガス流量B1との比率に按分することによって求める。すなわち、按分ガス流量Alim1=トータル規定ガス流量Amax×定格ガス流量B1/トータル定格ガス流量Btによって算出する。
Specifically, the apportioned gas flow rate Alim1 of the
制御装置4aは、上記ステップS9もしくはステップS10で求めた当該按分ガス流量Alim1を当該室外ユニット1aに伝達する(ステップS11)。この場合には、伝達する側及び伝達される側がともに制御装置4aであるため、制御装置4aは、按分ガス流量Alim1を当該制御装置4aのRAM44aに記憶する。一方、伝達される側が室外ユニット1bもしくは1cの場合には、制御装置4aは、各按分ガス流量Alim2もしくはAlim3を、それぞれ制御装置4bもしくは4cに伝達する。
The
また、制御装置4aは、このアドレスnが管理台数(本実施形態では3台)に至ったか否かを判別する(ステップS12)。ステップS12の判別において、当該アドレスnが管理台数に至っていない場合には、当該アドレスnに1を加えて(ステップS13)、ステップS7〜ステップS13を繰り返し実行する。一方、当該アドレスnが管理台数に至っている場合には、処理を終了する。上述したステップS1〜ステップS13の処理は、所定期間(例えば10秒)ごとに実行される。
Further, the
本実施形態では、圧縮機11a〜11cの能力に応じてガス量を按分する一例として、圧縮機11a〜11cを駆動するエンジン10a〜10cの定格ガス流量B1〜B3に応じて按分する構成について説明したが、これに限るものではない。例えば、運転中における圧縮機の能力に応じてガス量を按分し、この按分した量のガスをエンジンに供給しても良い。
In the present embodiment, as an example of apportioning the gas amount according to the capacity of the
具体的には、各室内ユニット2a〜2cが要求する空調負荷に対し、各圧縮機11a〜11が発揮する能力に応じて、ガス量を按分することにより、要求するガス量が多いエンジンには優先的にガスを供給することができる。また、室外ユニットごとに優先順位を設定し、この優先順位が高い室外ユニットのエンジンの按分比を高くすることにより、当該エンジンへ供給するガス流量を多く設定することもできる。
Specifically, an engine that requires a large amount of gas is allocated to the air conditioning load required by each of the
次に、上記各エンジン10a〜10cに供給される按分ガス流量Alim1〜Alim3が伝達された各制御装置4a〜4cの制御手順(以下、個別ガスデマンド制御という)について説明する。
Next, a control procedure (hereinafter referred to as individual gas demand control) of the
図4は、個別ガスデマンド制御が実行された場合における、空調負荷とエンジン回転数との関係及び空調負荷と燃料流量との関係を示した図である。制御装置は、図4に示すように、空調負荷の小さな領域(図中Xで示す領域)では、当該空調負荷が増加すると、こ
れに対応してエンジン回転数を上昇させる。この運転は、一般的な通常運転であり、エンジン回転数が上昇する結果として燃料流量Fcも上昇している。
FIG. 4 is a diagram showing the relationship between the air conditioning load and the engine speed and the relationship between the air conditioning load and the fuel flow rate when the individual gas demand control is executed. As shown in FIG. 4, when the air conditioning load increases in the region where the air conditioning load is small (the region indicated by X in the figure), the control device increases the engine speed accordingly. This operation is a general normal operation, and as a result of the increase in the engine speed, the fuel flow rate Fc also increases.
一方、空調負荷が所定の閾値Mより大きな領域(図中Yで示す領域)では、燃料流量Fcが、予め規定された規定ガス流量Flimを上回ることがないように、エンジン回転数を制御する。本実施形態では、各室外機1a〜1cの制御装置4a〜4cは、上記按分ガス流量Alim1〜Alim3を、各エンジンの規定ガス流量Flim1〜Flim3として設定し、これら各規定ガス流量Flim1〜Flim3を上回らないように、各エンジン10a〜10cの回転数を制御している。
On the other hand, in the region where the air conditioning load is larger than the predetermined threshold M (the region indicated by Y in the figure), the engine speed is controlled so that the fuel flow rate Fc does not exceed the prescribed gas flow rate Flim defined in advance. In the present embodiment, the
具体的には、図5及び図6に示すフローチャートを参照して説明する。制御装置4aから各制御装置4a〜4cに各按分ガス流量Alim1〜Alim3が伝達された場合、各制御装置4a〜4cは、この伝達された各按分ガス流量Alim1〜Alim3を、各エンジン10a〜10cの規定ガス流量Flim1〜Flim3として設定する(ステップS15)。
Specifically, this will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS. When the apportioned gas flow rates Alim1 to Alim3 are transmitted from the
続いて、各制御装置4a〜4cは、それぞれ当該室外ユニット1a〜1cが運転中であるか否かを判別する(ステップS16)。この判別において、当該室外ユニットが運転中でなければ処理を終了し、運転中であれば、各制御装置4a〜4cは、それぞれ上記各規定ガス流量Flim1〜Flim3が0であるか否かを判別する(ステップS17)。この判別において、当該エンジンの規定ガス流量Flim=0であれば処理を終了し、当該エンジンの規定ガス流量Flim=0でなければ、各制御装置4a〜4cは、それぞれ当該規定ガス流量Flim1〜Flim3を上限とした個別ガスデマンド制御を実行する(ステップS18)。
Subsequently, each of the
図6は、個別ガスデマンド制御の内容を示したフローチャートである。ここでは、制御装置4aを例として、この個別ガスデマンド制御の動作について説明する。
FIG. 6 is a flowchart showing the contents of the individual gas demand control. Here, the operation of the individual gas demand control will be described using the
まず、制御装置4aは、個別ガスデマンド制御が実行されているか否かについて判別する(ステップS21)。具体的には、制御装置4aは、当該室外ユニット1aの規定ガス流量Flim1が設定されているか否かを判別する。
First, the
ステップS21の判別において、個別ガスデマンド制御が実行されていない場合には、上記した通常運転によって、空調負荷に応じたエンジン10aの回転数制御を行なう(ステップS31)。また、ステップS21の判別において、個別ガスデマンド制御が実行されている場合には、制御装置4aは、現在のエンジン10aの運転状況におけるエンジン回転数、燃料調整弁開度及びスロットル開度を検出(ステップS22)し、これらの情報のすべて、或いはその一部を入力してガス流量Fcを出力する(ステップS23)。
If it is determined in step S21 that the individual gas demand control is not being executed, the
具体的には、制御装置4aは、エンジン回転数を上述した回転数検出器を用いて検出するとともに、空調負荷に対して設定された燃料調整弁34a及びスロットルバルブ35aの開度のstep数を検出する。そして、これらエンジン回転数、燃料調整弁開度及びスロットル開度の情報を、制御装置4aのEEPROM42aに記憶させたマップに入力し、補完計算をすることによって、現時点でのガス流量Fcをリアルタイムに取得する。なお、一般にエンジン回転数、燃料調整弁開度及びスロットル開度には、相関関係があるため、これらの一部を上記マップに入力することによっても、ガス流量Fcを取得することはできるが、これらすべての情報を入力することによって、より精度の高い出力データ(ガス流量Fc)を得ることができる。
Specifically, the
続いて、制御装置4aは、上記規定ガス流量Flim1をRAM44aから読み出し(ステップS24)、この規定ガス流量Flim1と上記ステップS23で取得されたガス流量Fcとを比較する。具体的には、このガス流量Fcが上記規定ガス流量Flim1×0.95以上であるか否かを判別する(ステップS25)。
Subsequently, the
ステップS25の判別において、Fc≧Flim1×0.95である場合には、制御装置4aはエンジン回転数の下降させる(ステップS26)。この場合、ガス流量Fcは規定ガス流量Flim1にかなり接近した状態にあるため、このままではガス流量Fcが規定ガス流量Flim1を上回る(オーバーシュートする)可能性が考えられる。そのため、制御装置4aはエンジン10aのエンジン回転数を下げる制御を行なうことにより、ガス流量Fcの増加を抑え、当該ガス流量Fcが規定ガス流量Flim1を上回ることを防止している。例えば、制御装置4aは、1回につき50(rpm)ずつ、エンジン回転数を下降させる制御を行なう。
If it is determined in step S25 that Fc ≧ Flim1 × 0.95, the
上記ステップS26において、エンジン10aの回転数を下降させた場合、エンジン10aは、室内ユニット2a〜2cが要求する空調負荷に対応するエンジン回転数よりも低いエンジン回転数で運転されるため、この際、エンジン10aが発生するトルクに対してエンジン負荷が大きくなり、エンジン回転数とエンジン負荷とのバランスが崩れた状態となっている。
In step S26, when the rotational speed of the
そのため、制御装置4aは、エンジン回転数とエンジン負荷とのバランスを修正するために、蒸発器(冷房時では室内熱交換器20a〜20c、暖房時では室外熱交換器13a〜13c)での出入口温度差の設定を上げる(ステップS27)。具体的には、この蒸発器の出入口温度差は、通常、空調負荷に応じて、例えば1〜14℃の範囲に設定されるところ、当該出入口温度差が、例えば7〜14℃の範囲となるように、当該出入口温度差の設定を上げる。
Therefore, in order to correct the balance between the engine speed and the engine load, the
このように、当該出入口温度差の設定を上げることにより、結果的に蒸発器側の膨張弁(冷房時では室内膨張弁21a〜21c、暖房時では室外膨張弁14a〜14c)の開度が小さくなり、冷媒循環量を減じることによりエンジン10aの負荷を下げることができ、エンジン回転数とエンジン負荷とのバランスを修正することができる。
Thus, by increasing the setting of the inlet / outlet temperature difference, the opening degree of the expansion valve on the evaporator side (the
一方、ステップS25の判別において、Fc≧Flim1×0.95でない場合、すなわち、Fc<Flim1×0.95となる場合には、制御装置4aは、続いて上記ガス流量Fcが上記規定ガス流量Flim1×0.9より小さいか否かを判別する(ステップS28)。
On the other hand, if Fc ≧ Flim1 × 0.95 is not satisfied in the determination in step S25, that is, if Fc <Flim1 × 0.95, the
ステップS28の判別において、Fc<Flim1×0.9でない場合、すなわち、Flim1×0.9≦Fc<Flim1×0.95である場合には、制御装置4aは、エンジン回転数の上昇を禁止する(ステップS29)。制御装置4aは、ガス流量Fcが上記範囲にある場合には、エンジン回転数の上昇を禁止することにより、ガス流量Fcがこれ以上増加することを防止し、当該ガス流量Fcが規定ガス流量Flim1を上回ることを防止している。この場合、制御装置4aはエンジン回転数の下降についてまで禁止するものではないが、通常、制御装置4aはエンジン回転数をそのまま維持するように制御する。従って、本実施形態では、制御装置4aは、ガス流量Fcが上記範囲を満たすように、エンジン回転数を制御している。
If Fc <Flim1 × 0.9 is not satisfied in the determination in step S28, that is, if Flim1 × 0.9 ≦ Fc <Flim1 × 0.95, the
続いて、制御装置4aは、ステップ27における当該蒸発器での出入口温度差の設定をキャンセルする(ステップS30)。具体的には、当該出入口温度差の設定を元の状態(例えば1〜14℃)に戻す。そして、ステップS21〜ステップS31の処理を繰り返し実行する。一方、ステップS28の判別において、Fc<Flim1×0.9である場合には、制御装置4aは、上記通常運転によって、空調負荷に応じたエンジン10aの回転数制御を行ない(ステップS31)、ステップS21〜ステップS31の処理を繰り返し実行する。
Subsequently, the
第1の実施形態によれば、ガス供給管5に供給されるガス量を各エンジン10a〜10cの最大ガス流量Am1〜Am3トータルよりも少ないトータル規定ガス流量Amaxに制限し、このトータル規定ガス流量Amaxの範囲内で圧縮機11a〜11cの能力に応じて按分ガス流量Alim1〜Alim3を按分し、当該按分ガス流量Alim1〜Alim3のガスをエンジン10a〜10cに供給するため、複数台の室外ユニット1a〜1cが同時に運転される場合であっても、各エンジン10a〜10cでのガス流量の合計は、上記トータル規定ガス流量Amaxを超えることがない。また、いずれかのエンジン10a〜10cが停止中であれば、運転中のエンジン10a〜10cには、当該エンジン10a〜10cに供給可能な最大ガス流量Am1〜Am3の範囲内までの按分により、ガスが供給されることになるため、この場合には、空調負荷に応じた空調が可能になり、ユーザの不快感は解消される。
According to the first embodiment, the amount of gas supplied to the
これによれば、円滑な空調運転を行いつつ、各エンジン10a〜10cのガス使用量の合計量を低減することができる。
According to this, the total amount of gas usage of each
また、第1の実施形態によれば、ガス供給管5を通るガス流量を抑制することができるため、当該ガス供給管5の配管径を、トータル規定ガス流量Amaxに合致した配管径とすることができる。従って、ガス供給管5を従来のものに比べて細くすることができ、設備コストを削減することができる。
(第2の実施形態)
本構成では、例えば、当月1ヶ月間(所定期間)における目標ガス使用量(目標値)Aaimを設定する設定手段と、当月1ヶ月の初日から当日までのエンジン10a〜10cのガス使用量を積算し、この積算したガス使用量(積算ガス使用量Amth)から予想される当月1ヶ月間における予想ガス使用量(推定値)Aestを演算する演算手段と、当該予想ガス使用量Aestと、上記目標ガス使用量Aaimとを比較して、当該予定ガス使用量Aestが目標ガス使用量Aaimを上回っている場合には、翌日のガス使用量を抑制する抑制手段とを備える。ここで、目標ガス使用量Aaimは、制御装置4aのEEPROM42aに記憶されている。この第2の実施形態では、制御装置4aが設定手段、演算手段及び抑制手段として機能する。
In addition, according to the first embodiment, since the gas flow rate through the
(Second Embodiment)
In this configuration, for example, the setting means for setting the target gas usage (target value) Aaim for one month (predetermined period) of the current month and the gas usage of the
この第2の実施形態では、所定期間が1ヶ月に設定される。これは、一般的にガス料金が1ヶ月のガス使用量に対して課金されるためであり、この1ヶ月のガス使用量を抑制することにより、ガス料金を低額に抑えることができる。また、この第2の実施形態によれば、日々のエンジンの実際のガス使用量が求められ、このガス使用量から、1ヶ月間における予想ガス使用量(推定値)Aestが演算され、この推定値と予め設定した1ヶ月間の上記目標ガス使用量Aaimとが比較され、推定値が目標値を上回っている場合、エンジンのガス使用量が抑制されるため、例えば、1日単位で見れば、空調負荷に応じた空調が比較的可能になると共に、それよりも長期間、すなわち、1ヶ月単位で見れば、実際のガス使用量の抑制が可能になる。 In the second embodiment, the predetermined period is set to one month. This is because the gas fee is generally charged for the gas usage amount for one month, and the gas fee can be kept low by suppressing the gas usage amount for one month. Further, according to the second embodiment, the actual gas usage amount of the daily engine is obtained, and the estimated gas usage amount (estimated value) Aest for one month is calculated from this gas usage amount, and this estimation is performed. The value is compared with the target gas usage Aaim set in advance for one month. If the estimated value exceeds the target value, the gas usage of the engine is suppressed. In addition, air conditioning according to the air conditioning load is relatively possible, and the actual gas consumption can be suppressed when viewed for a longer period, that is, in units of one month.
次に、本実施形態による制御装置4aの制御手順(以下、期間積算ガスデマンド制御という)について、図7を参照して説明する。
Next, a control procedure of the
まず、制御装置4aは、処理実行月Intmonthを0に設定する(ステップS41)。この処理は、制御装置4aの電源がリセットされた後、1度だけ実行される処理であり、具体的には、処理実行月Intmonthを0月にすることにより、当該処理実行月Intmonthが初期化される。
First, the
続いて、制御装置4aは、設定された処理実行月Intmonthが今月であるか否かを判別する(ステップS42)。例えば、今月が4月である場合には、設定された処理実行月Intmonthが4月であるか否かを判別する。この今月(例えば4月)の計測は、制御装置4aのCPU43aが備える計時タイマ(不図示)のカレンダにおいて行われる。ステップS42の判別において、設定された処理実行月Intmonthが今月ではない場合、例えば、初めてこの処理が実行される場合には、処理実行月Intmonthは0月に設定されており、この処理実行月Intmonth≠4月であるため、制御装置4aは、積算ガス使用量Amth、処理実行日Intday、積算日数Intdaysをそれぞれ0に設定(ステップS43〜ステップS45)するとともに、上記処理実行月Intmonthを今月(例えば4月)に設定する(ステップS46)。上記ステップS43〜ステップS46の処理は、月に1度(例えば、毎月1日)だけ実行される。
Subsequently, the
一方、ステップS42の判別において、設定された処理実行月Intmonthが今月である場合には、処理をステップS47に移行する。 On the other hand, if it is determined in step S42 that the set process execution month Intmonth is the current month, the process proceeds to step S47.
続いて、制御装置4aは、設定された処理実行日Intdayが本日であるか否かを判別する(ステップS47)。例えば、本日が4月1日である場合には、設定された処理実行日Intdayが4月1日であるか否かを判別する。この本日(例えば4月1日)の計測は、制御装置4aのCPU43aが備える計時タイマ(不図示)のカレンダにおいて行われる。
Subsequently, the
ステップS47の判別において、設定された処理実行日Intdayが本日ではない場合、例えば、初めてこの処理が実行される場合には、処理実行日Intdayは4月0日に設定されており、この処理実行日Intday≠4月1日であるため、制御装置4aは、上記積算日数Intdaysに1を加算し(ステップS48)、処理実行日Intdayを本日(例えば4月1日)に設定する(ステップS49)。
In the determination of step S47, if the set process execution date Intday is not today, for example, when this process is executed for the first time, the process execution date Intday is set to April 0, and this process execution is executed. Since the date Intday is not equal to April 1, the
制御装置4aは、当該月における予定ガス使用量Aestを求める(ステップS50)。具体的には、当該処理実行日までの当該月における積算ガス使用量Amthと積算日数Intdaysとから1日あたりのガス使用量を求め、これに当該月が有する日数(例えば4月であれば30日)を乗じて求める。これを数式で表すと、Aest=Amth÷Intdays×30となる。
The
続いて、制御装置4aは、当該処理実行日の許容運転率Prtを求める(ステップS51)。この許容運転率Prtは、予定ガス使用量Aestと当該月における目標ガス使用量Aaimとを比較することによって求める。具体的には、予定ガス使用量Aest<目標ガス使用量Aaimである場合には、許容運転率Prtは、Prt=1.0に設定される。また、予定ガス使用量Aestと目標ガス使用量Aaimとの関係が、Aaim≦Aest<Aaim×1.3である場合には、許容運転率Prtは、Prt=1.0−(Aest−Aaim)/Aaimによって算出される。更に、目標ガス使用量Aaim×1.3≦予定ガス使用量Aestである場合には、許容運転率Prtは、Prt=0.7に設定される。
Subsequently, the
続いて、制御装置4aは、この許容運転率Prtを各室外ユニット1a〜1cの各制御装置4a〜4cに伝達する(ステップS52)。当該許容運転率Prtが伝達された各制御装置4a〜4cは、この許容運転率Prtに従って、室外ユニット1a〜1cの運転を制御する。すなわち、制御装置4a〜4cは、予定ガス使用量Aestが目標ガス使用量Aaimを上回っている場合には、当該処理実行日におけるガス使用量を抑制するようにエンジン10a〜10cの運転を制御する。具体的には、各制御装置4a〜4cは、室内ユニット2a〜2cの実際の空調負荷に上記許容運転率Prtを乗じた見込みの空調負荷を設定し、この見込みの空調負荷に応じて、前記エンジン10a〜10cの運転を制御する。予定ガス使用量Aestが目標ガス使用量Aaimを上回っている場合には、許容運転率Prtは1より小さな値をとるため、この許容運転率Prtを乗じた見込みの空調負荷は、実際の空調負荷よりも小さな値となる。これによれば、当該処理実行日のガス使用量を抑制することができる。
Subsequently, the
続いて、制御装置4aは、所定時間(例えば10秒)のタイマをスタートさせる(ステップS53)。このタイマが計測する所定時間は、当該所定時間毎に消費したガス使用量を計測して積算するためのものである。上記ステップS47〜ステップS52は日に1度だけ実行され、例えばCPU43aが備える計時タイマのカレンダがAM12時を経過し、日が更新された際に実行される。
Subsequently, the
制御装置4aは、上記タイマがタイムアップしているか否かを判別する(ステップS54)。この判別において、まだタイムアップしていなければ、処理をステップS42に戻して、ステップS42〜ステップS54の処理を実行する。
The
また、上記タイマがタイムアップしている場合には、制御装置4aは、当該所定時間における各エンジン10a〜10cのガス使用量を積算ガス使用量Amthに積算する(ステップS55)。具体的には、制御装置4aは、タイムアップした時点における各エンジン10a〜10cのガス流量Anow1〜Anow3をそれぞれ取得して、これらを当該所定時間におけるガス使用量に変換して、積算ガス使用量Amthに積算していく。上述のように、EEPROM42a〜42cには、各エンジン10a〜10cにおけるガス流量をリアルタイムに取得するために、予めエンジン型式、燃料ガス種毎に、エンジン回転数及びトルクを変化させて燃料調整弁開度、スロットル開度、燃料流量(ガス流量)を計測して得た実験データがマップ化して記憶されている。そのため、このマップにそれぞれのエンジン回転数、燃料調整弁開度及びスロットル開度の情報を入力し、補完計算をすることによって、各エンジン10a〜10cのガス流量Anow1〜Anow3は取得される。
When the timer has expired, the
また、制御装置4aは、所定時間(例えば10秒)のタイマをスタートさせ(ステップS56)、処理をステップS42に戻して、ステップS42〜ステップS56の処理を実行する。上記ステップS54〜ステップS56までの処理は、当該所定時間毎に実行される処理であり、各室外ユニット1a〜1cが運転されているか否かにかかわらず実行されるものである。
The
この第2の実施形態によれば、例えば、日々のエンジン10の実際のガス使用量が求められ、このガス使用量から、例えば、1ヶ月間におけるガス使用量の推定値Aestが演算され、この推定値と予め設定した1ヶ月間の目標値Aaimとが比較され、推定値Aestが目標値Aaimを上回っている場合、エンジンのガス使用量が抑制されるため、例えば、1日単位で見れば、空調負荷に応じた空調が比較的可能になると共に、それよりも長期間、例えば、1ヶ月単位で見れば、実際のガス使用量の抑制が可能になる。従って、円滑な空調運転を行いつつ、エンジン10の燃料流量を抑制することができる。 According to the second embodiment, for example, the actual gas usage amount of the engine 10 on a daily basis is obtained, and from this gas usage amount, for example, an estimated value Aest of the gas usage amount for one month is calculated. If the estimated value is compared with a preset target value Aaim for one month and the estimated value Aest exceeds the target value Aaim, the gas usage of the engine is suppressed. Air conditioning according to the air conditioning load becomes relatively possible, and the actual gas consumption can be suppressed when viewed for a longer period of time, for example, in units of one month. Therefore, the fuel flow rate of the engine 10 can be suppressed while performing a smooth air conditioning operation.
また、この第2の実施形態によれば、制御装置4aは、予定ガス使用量Aestと目標ガス使用量Aaimとを比較して許容運転率Prtを求め、この許容運転率Prtを実際の空調負荷に乗じて見込みの空調負荷を設定している。そのため、予定ガス使用量Aestが目標ガス使用量Aaimを上回っている場合には、許容運転率Prtは1より小さな値をとるため、この許容運転率Prtを乗じた見込みの空調負荷は、実際の空調負荷よりも小さな値となる。そのため、この見込みの空調負荷に応じて各室外ユニット1a〜1cを運転することにより、当該処理実行日のガス使用量を抑制することができる。
Further, according to the second embodiment, the
上記第2の実施形態では、実際の空調負荷に許容運転率Prtを乗じて見込みの空調負荷を設定し、この見込みの空調負荷に応じた運転を行なう構成について説明しているが、例えば、室外ユニット1a〜1cの1日の運転時間がタイマなどにより予め設定されている場合には、この設定された運転時間に許容運転率Prtを乗じた新たな運転時間に基づいて、各室外ユニット1a〜1cを運転する構成としてもよい。これによっても、エンジン10a〜10cの運転時間が短縮することにより、エンジン10a〜10cのガス使用量を抑制することができる。
In the second embodiment, a configuration is described in which an expected air conditioning load is set by multiplying the actual air conditioning load by the allowable operation rate Prt, and an operation according to the expected air conditioning load is performed. When the daily operation time of the units 1a to 1c is preset by a timer or the like, each outdoor unit 1a to 1 is based on a new operation time obtained by multiplying the set operation time by the allowable operation rate Prt. It is good also as a structure which drives 1c. Also by this, the gas usage-amount of
また、上記第2の実施形態では、3台の室外ユニット1a〜1cを備える空気調和装置100における期間積算ガスデマンド制御について説明したが、この期間積算ガスデマンド制御は、1台の室外ユニットを備える空気調和装置にも適用することが可能である。
Moreover, in the said 2nd Embodiment, although period integrated gas demand control in the
また、上記第2の実施形態では、日々のエンジンの実際のガス使用量が求められ、このガス使用量から、1ヶ月間における予想ガス使用量(推定値)Aestが演算され、この推定値と予め設定した1ヶ月間の上記目標ガス使用量Aaimとが比較され、推定値が目標値を上回っている場合、翌日のエンジンのガス使用量が抑制される構成について説明したが、上記に規定した期間はこれに限るものではない。例えば、本実施形態で、エンジンの実際のガス使用量を日々求めたり、推定値が目標値を上回っている場合に翌日のエンジンのガス使用量を抑制したりするのは、制御の利便性によるものであるため、1日単位に限らず、例えば12時間単位や2日単位などで制御しても良い。また、所定期間を1ヶ月と設定しているのは、ガス料金の課金システムとの関連によるものであるため、この所定期間を例えば2ヶ月や半年と設定しても良い。 Further, in the second embodiment, the actual gas usage amount of the engine every day is obtained, and from this gas usage amount, an expected gas usage amount (estimated value) Aest for one month is calculated, and this estimated value and The above-described target gas usage amount Aaim for a preset month is compared, and when the estimated value is higher than the target value, the configuration for suppressing the gas usage amount of the engine on the next day has been described. The period is not limited to this. For example, in this embodiment, the actual gas usage amount of the engine is obtained every day, or when the estimated value exceeds the target value, the engine gas usage amount on the next day is suppressed due to the convenience of control. Therefore, the control may be performed not only in units of one day but also in units of 12 hours or units of 2 days, for example. The reason why the predetermined period is set to one month is related to the charging system for the gas fee, and therefore the predetermined period may be set to two months or six months, for example.
上記第2の実施形態は、3台の室外ユニット1a〜1cを備える空気調和装置100における期間積算ガスデマンド制御について説明したが、1台の室外ユニットを備える空気調和装置にも適用することが可能である。これによれば、当該所定期間における室外ユニットのエンジンでのガス使用量を目標ガス使用量より少なくすることができ、エンジンのガス使用量を抑制することができる。
Although the said 2nd Embodiment demonstrated period integrated gas demand control in the
上記第1及び第2の実施形態では、空気調和装置100の冷媒として、単位体積当りの冷媒能力が高く圧力損失の少ない前記代替冷媒R410aを使用しているため、さらに、省エネルギーを推進した空調運転を行うことができる。
In the first and second embodiments, since the alternative refrigerant R410a having a high refrigerant capacity per unit volume and a small pressure loss is used as the refrigerant of the
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、上記実施形態で示した各設定値や配管構成はそれに限定されるものでは無く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。 Although one embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to this. For example, each set value and piping configuration shown in the above embodiment are not limited thereto, and can be appropriately changed without departing from the spirit of the present invention.
また、上記第1及び第2の実施形態では、をリアルタイムで取得するために、予めエンジン型式、燃料ガス種毎に、エンジン回転数及びトルクを変化させて燃料調整弁開度、スロットル開度、燃料流量を計測して得た実験データをマップ化してEEPROM42a〜42cに記憶させる構成としていたが、人間の脳の構造をまねて作った情報処理機構であるニューラルネットワークを利用して、予めエンジン型式、燃料ガス種毎に、エンジン回転数及びトルクを変化させて燃料調整弁開度、スロットル開度、燃料流量を計測して得た実験データを学習することにより、入出力関係を数式化する手段を備える構成としても良い。これによれば、EEPROM42a〜42cの使用量を抑えることができる。
Further, in the first and second embodiments, in order to obtain the real time, the engine speed and the torque are changed in advance for each engine type and fuel gas type, and the fuel adjustment valve opening, the throttle opening, The experimental data obtained by measuring the fuel flow rate is mapped and stored in the
1a 室外ユニット(親ユニット)
1b、1c 室外ユニット(子ユニット)
2a、2b、2c 室内ユニット
3a、3b、3c 空調系統
4a 制御装置(制限手段、制御手段、設定手段、演算手段、抑制手段)
4b、4c 制御装置
5 ガス供給管
10a、10b、10c エンジン
11a、11b、11c 圧縮機
100 空気調和装置
1a Outdoor unit (parent unit)
1b, 1c Outdoor unit (child unit)
2a, 2b, 2c Indoor unit 3a, 3b, 3c
4b,
Claims (3)
各エンジンを共通のガス供給管に並列に接続すると共に、各エンジンには燃料調整弁を備え、ガス供給管に供給される最大ガス量を各エンジンに供給可能な最大ガス量のトータル量よりも少ないトータル規定ガス流量に制限し、室内ユニットから、空調負荷に対する多くの要求があったとしても、トータル規定ガス流量の範囲内で、燃料調整弁の弁開度を調整する制限手段と、
この制限手段により制限されたトータル規定ガス流量の範囲内で、且つ、運転中の各エンジンに供給可能な夫々の最大ガス量の範囲内で按分して、当該各エンジンに対して供給する按分ガス流量を算出する手段と、
各系統の空調負荷に応じて当該系統の蒸発器の出入口温度差を設定し、この出入口温度差の設定に基づいて蒸発器側の膨張弁の開度を制御すると共に、当該系統における運転中のエンジンに供給されるガス流量が前記按分ガス流量を上回ることがないように、前記エンジンの回転数を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記ガス流量が前記按分ガス流量に基づいて設定した閾値を超えた場合に、エンジン回転数を下げて空調負荷に対応するエンジン回転数よりも低いエンジン回転数で運転させると共に、エンジン負荷が下がるように前記出入口温度差の設定を変更し、前記ガス流量が前記閾値を下回った場合に、前記出入口温度差の設定を元の状態に戻すことを特徴とする空気調和装置。 In an air conditioner provided with a plurality of air conditioning systems in which an outdoor unit and an indoor unit are connected by a refrigerant pipe, the outdoor unit of each system includes an engine-driven compressor,
Each engine is connected in parallel to a common gas supply pipe, and each engine is equipped with a fuel adjustment valve. The maximum amount of gas supplied to the gas supply pipe is greater than the total amount of maximum gas that can be supplied to each engine. Limiting means for adjusting the valve opening of the fuel regulating valve within the range of the total specified gas flow rate, even if there are many requests for air conditioning load from the indoor unit, limiting to a low total specified gas flow rate,
Within the range of the total specified gas flow limited by the limiting means and within the range of the maximum amount of gas that can be supplied to each operating engine, the apportioned gas supplied to each engine is distributed. Means for calculating the flow rate;
Set the inlet / outlet temperature difference of the evaporator of the corresponding system according to the air conditioning load of each system, and control the opening degree of the expansion valve on the evaporator side based on the setting of the inlet / outlet temperature difference. Control means for controlling the rotational speed of the engine so that the gas flow rate supplied to the engine does not exceed the apportioned gas flow rate,
The control means, when the gas flow rate exceeds a threshold set based on the apportioned gas flow rate, lowers the engine speed and operates at an engine speed lower than the engine speed corresponding to the air conditioning load, the change the settings of the inlet and outlet temperature difference as the engine load decreases, when the gas flow rate is below the threshold, an air-conditioning apparatus and returning the settings of the inlet and outlet temperature difference to the original state.
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