JP4368023B2 - Band with buckle - Google Patents

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JP4368023B2 JP2000021007A JP2000021007A JP4368023B2 JP 4368023 B2 JP4368023 B2 JP 4368023B2 JP 2000021007 A JP2000021007 A JP 2000021007A JP 2000021007 A JP2000021007 A JP 2000021007A JP 4368023 B2 JP4368023 B2 JP 4368023B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、係合端部にバックルを有するバンド(またはベルト)の構造に関し、特に、腕時計、携帯電話、携帯用パソコン、PDAやGPSなどの携帯情報端末、携帯テレビ、携帯ラジオ、携帯用音楽プレイヤーなどの精密器具を腕部に装着するためのバックル付きバンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
バックル付きバンドは着脱操作が容易な点で優れており、多種のものが知られている。また、従来より、図7の要部断面図に示すように、周囲長を調整可能なバンド(またはベルト)として、バンド10の長手方向に亘ってその外表面に断面鋸歯状の係合溝4を設け、この係合溝にバックル20のフック6を弾性的に係合し、随時、この係止状態を解放可能とするバンドが知られている。この種のバンドではフック6を含むバックル20が甲高なものとなるので、如何にバンド厚を薄くしても、バックル厚による制限から、表面が平坦なバックル付きバンドを得ることはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、バックル厚を薄くすることにより、可及的に表面が平坦なバックル付きバンドを得ることを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るバックル付きバンドは、バンドの一端部を他端部に設けた筒状のバックル内に挿通して周囲長を調節しつつ環状に接続されるバックル付きバンドであって、前記一端部の縁部に沿って鋸歯状の係合凹部を形成すると共に、前記バックルの挿通空間内に係合凸部を設け、該係合凸部と前記係合凹部が係止した状態では、前記バンドの一端部は前記挿通空間を進出自在であるが後退不能とし、さらに、該挿通空間の少なくとも前記係合凸部に近接する位置に、バンドの進出方向と直交する平面内におけるバンドの揺動を規制するガイドを設けてなることを特徴とするものである。
【0005】
前記係合凹部は、前記一端部の対向する縁部に対称的に形成することが好ましい。
前記挿通空間には前記バンドの進出方向と略平行に前記係合凸部を有する操作片を配装し、該操作片を操作することにより前記係合凹部と係合凸部との係合を解除可能とすることが好ましい。
前記ガイドは前記バックルの内壁を部分的に狭めることにより形成したものであることが好ましい。
前記鋸歯状の係合凹部をバンド内部に後退させて形成し、前記一端部の縁部を直線状とすることが好ましい。
前記バンドの外表面には、片手の指先で前記一端部を前記挿通空間に進出させることのできる掛止部を設けることが好ましい。
前記バンドの一端部先端にストッパーを設けることが好ましい。
【0006】
【作用】
前記バックルとバンドの掛止部に片手の指先を掛けるなどして、両者を引き寄せれば、一端部の係合凹部がバックル内の係合凸部と擦り合いながら、バンドが挿通空間内を進出し、装着者の最適なリング径に調節することができる。この状態では係合凹部と係合凸部が係止するので、前記バンドの一端部に逆方向の力が作用してもバンドが緩むことはない。他方、係合凹部と係合凸部の係合を解除して、一端部を前記進出方向と逆方向に後退させるには、操作片を操作すれば良い。
前記ガイドはバンドのスムーズな挿通を促し、係合凹部と係合凸部との係合を的確に行うばかりでなく、バンドに対して進出方向以外の方向から不用意に応力が掛かった場合においても、前記係合凸部を含む操作片が破損したり、バンドが座屈したりすることを防止する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るバックル付きバンドの実施形態について、腕時計の実施形態を例にとり、図面に基づいて説明する。
図2は腕時計をバックル側から見た斜視図であり、円盤状の時計本体2の両端部に接続されたバンド10はバックル20において係止され、環状に連結されている。
【0008】
図1は、図2に示した腕時計のバックル20をバンド10と平行な水平面で切断した平面図であり、バックル20の内部が示されている。
バンド10の一端部11寄りの対向する縁部12、12には、鋸歯状の係合凹部13、13が対称的に形成されている。
係合凹部13の切除深さ(バンド10の幅方向の長さ)は3〜10mm程度とすることが好ましく、隣り合う係合凹部13、13同士の間隔は3〜7mm程度とすることが好ましい。
【0009】
係合凹部13の形状は上記鋸歯状に限定されるものではないが、後述する係合凸部との係止が確実なものとなるようにする必要がある。バンド10の長さ、幅および厚については、バンド10の使用目的により適宜決定される。
上記実施形態では、バンド10の厚方向に係合凹部13を完全に切欠いたが、バンド10の厚が十分あれば図3に示すように、当該切欠きをバンド10の厚方向の中途までとした係合凹部13aとすることも可能である。
更に、図4にバンド10の一端部11の側面図を以て示すように、バンド10の厚方向における中間部に係合凹部13bを設けること、即ち、前記鋸歯状の係合凹部13bをバンド内部に後退させて形成し、バンド一端部11の縁部12を直線状とすることも可能である。この場合、バンド10の長手方向におけるバンド幅が一定に確保されるので、バンド10が容易には座屈しなくなる。また、鋸歯状に切除した形状が外観に現れないので、意匠面における自由度を増すことができる。
【0010】
バンド10の他端部15には、対向する天板20aと底板20bおよび両者を連結する側壁20c、20cによって偏平筒状に構成されたバックル20が一体に設けられ、バックル20の内部はバンド10の挿通空間22となっている。挿通空間22には、前記係合凹部13と係合する係合凸部23を設ける。本実施形態では、バンド10の縁部12と平行に対向させて細長い操作片24を配装し、操作片24の一端部を鉤状の係合凸部23としている。操作片24の他端部は操作ボタン25として係合凸部23と反対方向に膨出させ、バックル20の側壁20c、20cに設けた小窓26から突出させている。操作片24はその長手方向の中程に支軸27を有し、該支軸27をバックル20の天板20aおよび/または底板20bに支承することにより、操作片24は支軸27の周囲に揺動自在となっている。
【0011】
図1に示すバンド10の静止状態では、操作片24はバンド10の縁部12と平行にあって、係合凸部23は係合凹部13に係止しているが、バンド10を右方へ進出させれば、支軸27を中心として操作片24が回転(図中、左回転)して、係合凸部23は係合凹部13から外れて隣の係合凹部13と噛み合う。バンドの一端部11はこの動作を繰り返しながら、挿通空間22を進出する。更に、係合凹部13における鋸歯の傾斜角を選定することによって、係合凸部23と係合凹部13が係止した状態では、バンドの一端部11は挿通空間22内を図1において右方から左方へ進出自在であるが、後退不能となっている。
【0012】
バックル20の挿通空間22の大きさは、バンド10がスムーズに挿通可能であれば良い。しかしながら、それだけでは不充分であって、係合凸部23に近接する位置において、バンド10の進出方向と直交する平面内におけるバンド10の揺動を規制するガイド30を設けることが不可欠である。ガイド30を設置することにより、バンド10がスムーズに挿通するばかりでなく、バンド10の係合凹部13とバックル20の係合凸部23との係合が的確に行われ、係合凸部23近辺における操作片24の破損、または、係合凹部13近辺におけるバンド10の座屈といった障害を回避することができる。バックル20の挿通空間22内にガイド30を設置するには、挿通空間22を係合凸部23に近接する位置においてバックル20の内壁を部分的に狭めることにより形成することが望ましく、必ずしもバックル20と別体のガイド部材を設置するには及ばない。ガイド30の縦横の長さは、バンド10の幅および厚と可及的に等しくし、バンド10の周囲と接触する程度とすることが好ましい。バンド進出方向におけるガイド30の長さは、前記した隣り合う係合凹部13、13同士の間隔と同等またはそれ以上とすることが好ましい。
【0013】
図2において、符号16aはバンド10の一端部11をバックル20の挿通空間22間に容易に進出させるための掛止部16としての突起である。突起16aは操作する時以外、バンド10の表面から突出しないように、起立・横臥自在に構成することが好ましい。掛止部16は、図5に示すようなバンド10を厚さ方向に貫通する貫通穴16bとしてもよい。各掛止部16は指先で撮んだり、引っ掛けたりすることができる程度の大きさと形状を有していれば十分である。また、掛止部16は1ヵ所に限らず、間隔を置いて複数個設けてもよい。
【0014】
図2に示すように、バンド10の一端部11にはストッパー18を設けておくことが好ましい。バンド10が緩んだとき、ストッパー18がバックル20に当接して、操作ボタン25による係合解除時においても、バンド10の一端部11が挿通空間22から抜けて、バンド10のリング状態が解消されることが防止される。
図6に斜視図を以て示す実施形態には、ストッパー18の変形例が示されており、バンド10の他端部15を囲繞するリング状のストッパー18aはバンド10の一端部11を束ねる作用も有している。
【0015】
本発明においてバンド10は、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、その他の軟質で可撓性を有する合成樹脂や硬質ゴムにより成型することが好ましい。また、バックル20も簡易な構造故に、前記バンド10と同様の合成樹脂を使用して、金型により容易に一体成型することができる。
なお、バックル20の操作片24の材質は、揺動させる必要から、ポリアセタール、ポリオキシメチレン、ポリアミド、ポリカーボネート、その他の弾性を有する合成樹脂とすることが好ましい。従って、操作片24を弾性を有する硬質な材料とし、それ以外のバックル20とバンド10とを一体成型により製造しても良いし、適当な材料を選定することにより、操作片24を含むバックル20とバンド10とを一体成型により製造しても良い。
【0016】
上記実施形態において、図5に示すようにバックル20と掛止部16に片手の指先を掛けて両者を引き寄せれば、図1に示すように係合凹部13と係合凸部23が擦り合いながら、バンド10の一端部11は挿通空間22内を進行し、装着者の最適なリング径に調節することができる。この状態では係合凹部13と係合凸部23が係止するので、一端部11に逆方向の力が作用してもバンド10が緩むことはない。
【0017】
他方、係合凹部13と係合凸部23の係合を解除して、一端部11を前記進行方向と逆方向に後退させるには、小窓26から操作ボタン25、25を軽く指で撮めば良い。操作ボタン25が付勢されて、支軸27を中心として操作片24が回転(図中、左回転)する結果、反対側に位置する係合凸部23と係合凹部13との噛み合いが解除されるので、バンド10を自由にスライドさせることができるようになる。操作ボタン25から指を離せば、操作片24は合成樹脂の弾性により元の状態に復帰する。
【0018】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、バックル厚が極めて薄いバックル付きバンドを得ることができる。この結果、バックル部を含めてバンド表面が平坦となり、頭書に記載した用途のバンドとして好適である他、ヘルメット用ヘッドバンド、ズボンまたはスカート用バンド、鞄または靴用のバンドとしても利用可能である。これに加えて、バンドの座屈の虞がなく、また、バックル付きバンドの意匠面における自由度を増すことができる。
請求項2記載の発明によれば、前記効果に加えて、バンドのスムーズな挿通が可能となると共に、両係合部の係止が的確に行われる。
請求項3記載の発明によれば、前記効果に加えて、バンドとバックルの確実な係合・解除により、スムーズな操作を保障するものである。
請求項4記載の発明によれば、前記効果に加えて、バンド操作において不用意な応力が掛かった場合においても、バンドやバックルが破損する虞がない。また、製造コストを低廉化することができる。
請求項記載の発明によれば、前記効果に加えて、バンドの周囲長の調整を片手操作により容易に行うことができる。
請求項記載の発明によれば、前記効果に加えて、バンド周囲長の調整中など、如何なるときにもバンドが分離しないから、精密器具の落下による破損防止、特に、着脱時における腕部からの不用意な脱落を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示した腕時計のバックルをバンドと平行な水平面で切断した平面図である。
【図2】本発明に係るバックル付きバンドを備えた腕時計の斜視図である。
【図3】係合凹部の変形例を示す斜視図である。
【図4】係合凹部の変形例を示す側面図である。
【図5】本発明の操作方法を示す説明図である。
【図6】ストッパーの変形例を示す斜視図である。
【図7】従来のバックル付きバンドの要部断面図である。
【符号の説明】
10 バンド
11 バンドの一端部
12 バンドの縁部
13 係合凹部
15 バンドの他端部
16 掛止部
18 ストッパー
20 バックル
22 挿通空間
23 係合凸部
24 操作片
25 操作ボタン
30 ガイド
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a band (or belt) having a buckle at an engaging end, and in particular, a wristwatch, a mobile phone, a portable personal computer, a portable information terminal such as a PDA or GPS, a portable television, a portable radio, and portable music. The present invention relates to a band with a buckle for attaching a precision instrument such as a player to an arm.
[0002]
[Prior art]
Bands with a buckle are excellent in that they can be easily attached and detached, and various types are known. Further, conventionally, as shown in the cross-sectional view of the main part of FIG. 7, the engagement groove 4 having a sawtooth cross-section on the outer surface of the band 10 is formed as a band (or belt) whose perimeter can be adjusted. A band is known in which the hook 6 of the buckle 20 is elastically engaged with the engaging groove and the locked state can be released at any time. In this type of band, the buckle 20 including the hook 6 is high-pitched. Therefore, no matter how thin the band thickness is, a band with a buckle with a flat surface cannot be obtained due to the limitation due to the buckle thickness.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to obtain a band with a buckle whose surface is as flat as possible by reducing the thickness of the buckle.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The band with a buckle according to the present invention is a band with a buckle that is inserted into a cylindrical buckle provided at the other end of the band and is connected in an annular shape while adjusting the peripheral length. A serrated engagement recess is formed along the edge of the belt, and an engagement projection is provided in the insertion space of the buckle. When the engagement projection and the engagement recess are locked, the band One end of the insertion space can advance in the insertion space but cannot retract, and further, the band swings in a plane perpendicular to the advance direction of the band at least in a position close to the engagement convex portion of the insertion space. It is characterized by providing a regulating guide.
[0005]
It is preferable that the engaging recess is formed symmetrically at the opposing edge of the one end.
In the insertion space, an operation piece having the engagement convex portion is arranged substantially parallel to the advancing direction of the band, and by operating the operation piece, the engagement concave portion and the engagement convex portion are engaged. It is preferable that release is possible.
The guide is preferably formed by partially narrowing the inner wall of the buckle.
Preferably, the serrated engaging recess is formed by retreating inside the band, and the edge of the one end is linear.
The outer surface of the band is preferably provided with a latching portion that allows the one end to advance into the insertion space with a fingertip of one hand.
It is preferable to provide a stopper at one end of the band.
[0006]
[Action]
If you pull the buckle and the band's hooking part with one fingertip, etc., the band will advance into the insertion space while the engagement concave part at one end rubs against the engagement convex part in the buckle. And can be adjusted to the optimum ring diameter of the wearer. In this state, the engagement concave portion and the engagement convex portion are locked, so that the band does not loosen even if a reverse force is applied to one end of the band. On the other hand, in order to release the engagement between the engagement concave portion and the engagement convex portion and to retract the one end portion in the direction opposite to the advance direction, the operation piece may be operated.
The guide facilitates smooth insertion of the band, and not only accurately engages the engagement concave portion and the engagement convex portion, but also when the band is inadvertently stressed from a direction other than the advancing direction. Further, it is possible to prevent the operation piece including the engaging convex portion from being damaged or the band from buckling.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a band with a buckle according to the present invention will be described with reference to the drawings, taking an embodiment of a wristwatch as an example.
FIG. 2 is a perspective view of the wristwatch as viewed from the buckle side. Bands 10 connected to both ends of the disc-shaped watch body 2 are locked by a buckle 20 and connected in an annular shape.
[0008]
FIG. 1 is a plan view of the buckle 20 of the watch shown in FIG. 2 cut along a horizontal plane parallel to the band 10, and the inside of the buckle 20 is shown.
Sawtooth-shaped engaging recesses 13 and 13 are formed symmetrically on opposing edges 12 and 12 near the one end 11 of the band 10.
The depth of excision of the engagement recess 13 (the length in the width direction of the band 10) is preferably about 3 to 10 mm, and the interval between the adjacent engagement recesses 13 and 13 is preferably about 3 to 7 mm. .
[0009]
The shape of the engagement recess 13 is not limited to the sawtooth shape, but it is necessary to ensure engagement with the engagement projection described later. The length, width and thickness of the band 10 are appropriately determined depending on the purpose of use of the band 10.
In the above embodiment, the engagement recess 13 is completely cut out in the thickness direction of the band 10. However, if the band 10 has a sufficient thickness, the cut-out is made halfway in the thickness direction of the band 10 as shown in FIG. 3. It is also possible to use the engaging recess 13a.
Further, as shown in a side view of one end portion 11 of the band 10 in FIG. 4, an engagement recess 13b is provided in an intermediate portion in the thickness direction of the band 10, that is, the sawtooth engagement recess 13b is provided inside the band. It is also possible to recede and form the edge 12 of the band one end 11 to be linear. In this case, since the band width in the longitudinal direction of the band 10 is ensured, the band 10 does not easily buckle. Moreover, since the shape cut in a sawtooth shape does not appear in the appearance, the degree of freedom in the design surface can be increased.
[0010]
The other end 15 of the band 10 is integrally provided with a buckle 20 configured in a flat cylindrical shape by opposing top and bottom plates 20a and 20b and side walls 20c and 20c connecting the two. Insertion space 22. The insertion space 22 is provided with an engagement projection 23 that engages with the engagement recess 13. In the present embodiment, a long and narrow operation piece 24 is arranged in parallel with the edge 12 of the band 10, and one end of the operation piece 24 is a hook-like engagement convex portion 23. The other end portion of the operation piece 24 bulges in the opposite direction to the engagement convex portion 23 as an operation button 25 and protrudes from a small window 26 provided on the side walls 20 c and 20 c of the buckle 20. The operation piece 24 has a support shaft 27 in the middle in the longitudinal direction thereof, and the operation piece 24 is mounted around the support shaft 27 by supporting the support shaft 27 on the top plate 20a and / or the bottom plate 20b of the buckle 20. It can swing freely.
[0011]
In the stationary state of the band 10 shown in FIG. 1, the operation piece 24 is parallel to the edge 12 of the band 10, and the engaging convex portion 23 is locked to the engaging concave portion 13. If the operation piece 24 is advanced, the operation piece 24 rotates around the support shaft 27 (left rotation in the figure), and the engagement convex portion 23 is disengaged from the engagement concave portion 13 and meshes with the adjacent engagement concave portion 13. The one end 11 of the band advances into the insertion space 22 while repeating this operation. Further, by selecting the angle of inclination of the sawtooth in the engaging recess 13, the end portion 11 of the band is inserted in the insertion space 22 to the right in FIG. 1 in a state where the engaging protrusion 23 and the engaging recess 13 are locked. Can move leftward from left to right, but cannot move backwards.
[0012]
The size of the insertion space 22 of the buckle 20 is not limited as long as the band 10 can be smoothly inserted. However, this is not sufficient, and it is indispensable to provide a guide 30 that regulates the swinging of the band 10 in a plane perpendicular to the advancing direction of the band 10 at a position close to the engaging convex portion 23. By installing the guide 30, not only the band 10 can be smoothly inserted, but also the engagement concave portion 13 of the band 10 and the engagement convex portion 23 of the buckle 20 are accurately engaged, and the engagement convex portion 23 is obtained. Problems such as breakage of the operation piece 24 in the vicinity or buckling of the band 10 in the vicinity of the engagement recess 13 can be avoided. In order to install the guide 30 in the insertion space 22 of the buckle 20, it is desirable to form the insertion space 22 by partially narrowing the inner wall of the buckle 20 at a position close to the engaging projection 23. It is not necessary to install a separate guide member. The vertical and horizontal lengths of the guide 30 are preferably as close as possible to the width and thickness of the band 10 and are in contact with the periphery of the band 10. The length of the guide 30 in the band advancing direction is preferably equal to or longer than the interval between the adjacent engaging recesses 13 and 13.
[0013]
In FIG. 2, reference numeral 16 a is a protrusion serving as a latching portion 16 for allowing the one end 11 of the band 10 to easily advance between the insertion spaces 22 of the buckle 20. The protrusion 16a is preferably configured to be able to stand up and lie down so that it does not protrude from the surface of the band 10 except when it is operated. The latching part 16 is good also as the through-hole 16b which penetrates the band 10 as shown in FIG. 5 in the thickness direction. It is sufficient that each of the hooks 16 has a size and shape that can be taken with a fingertip or hooked. Further, the number of the latching portions 16 is not limited to one, and a plurality of the latching portions 16 may be provided at intervals.
[0014]
As shown in FIG. 2, it is preferable to provide a stopper 18 at one end 11 of the band 10. When the band 10 is loosened, the stopper 18 comes into contact with the buckle 20, and even when the operation button 25 is disengaged, the one end 11 of the band 10 comes out of the insertion space 22, and the ring 10 is released from the ring state. Is prevented.
6 shows a modified example of the stopper 18, and the ring-shaped stopper 18 a surrounding the other end 15 of the band 10 has an action of binding the one end 11 of the band 10. is doing.
[0015]
In the present invention, the band 10 is preferably molded from vinyl chloride, polyethylene, polypropylene, other soft and flexible synthetic resin, or hard rubber. Further, since the buckle 20 has a simple structure, it can be easily integrally formed with a mold using the same synthetic resin as the band 10.
The material of the operation piece 24 of the buckle 20 is preferably made of polyacetal, polyoxymethylene, polyamide, polycarbonate, or other synthetic resin having elasticity, since it needs to be swung. Accordingly, the operation piece 24 may be made of a hard material having elasticity, and the other buckle 20 and the band 10 may be manufactured by integral molding. By selecting an appropriate material, the buckle 20 including the operation piece 24 may be used. And the band 10 may be manufactured by integral molding.
[0016]
In the above-described embodiment, as shown in FIG. 5, when the fingertips of one hand are hooked on the buckle 20 and the latching portion 16 and both are pulled, the engaging recess 13 and the engaging projection 23 rub against each other as shown in FIG. 1. However, the one end 11 of the band 10 travels through the insertion space 22 and can be adjusted to the optimum ring diameter of the wearer. In this state, the engagement concave portion 13 and the engagement convex portion 23 are locked, so that the band 10 does not loosen even if a reverse force is applied to the one end portion 11.
[0017]
On the other hand, in order to release the engagement between the engagement recess 13 and the engagement protrusion 23 and to retract the one end 11 in the direction opposite to the advancing direction, the operation buttons 25 and 25 are lightly photographed from the small window 26 with a finger. It ’s fine. As a result of the operation button 25 being energized and the operation piece 24 rotating (rotating counterclockwise in the figure) about the support shaft 27, the engagement between the engagement projection 23 and the engagement recess 13 located on the opposite side is released. Therefore, the band 10 can be freely slid. When the finger is released from the operation button 25, the operation piece 24 returns to the original state due to the elasticity of the synthetic resin.
[0018]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, a band with a buckle having a very thin buckle thickness can be obtained. As a result, the band surface including the buckle portion becomes flat, which is suitable as a band for the use described in the heading, as well as a headband for helmets, a band for trousers or a skirt, a band for bags or shoes. . In addition, there is no risk of band buckling, and the degree of freedom in the design surface of the band with a buckle can be increased.
According to the second aspect of the invention, in addition to the above-described effect, the band can be smoothly inserted and the engagement portions are accurately locked.
According to the third aspect of the invention, in addition to the above effect, smooth operation is ensured by the reliable engagement / release of the band and the buckle.
According to the fourth aspect of the present invention, in addition to the above effect, there is no possibility that the band or the buckle is damaged even when an inadvertent stress is applied in the band operation. In addition, the manufacturing cost can be reduced.
According to the fifth aspect of the present invention, in addition to the above effect, the adjustment of the perimeter of the band can be easily performed by one-hand operation.
According to the sixth aspect of the invention, in addition to the above effect, since the band does not separate at any time, such as during adjustment of the band circumference, it is possible to prevent damage caused by dropping of the precision instrument, in particular from the arm portion during attachment / detachment. Can be avoided.
[Brief description of the drawings]
1 is a plan view of the buckle of the wristwatch shown in FIG. 2 cut along a horizontal plane parallel to the band.
FIG. 2 is a perspective view of a wristwatch including a band with a buckle according to the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing a modified example of the engaging recess.
FIG. 4 is a side view showing a modification of the engaging recess.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing an operation method of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view showing a modified example of the stopper.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a main part of a conventional band with a buckle.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Band 11 One end part 12 Band edge 13 Engagement recessed part 15 Other end part 16 Band stop part 18 Stopper 20 Buckle 22 Insertion space 23 Engagement convex part 24 Operation piece 25 Operation button 30 Guide

Claims (6)

バンドの一端部を他端部に設けた筒状のバックル内に挿通して周囲長を調節しつつ環状に接続されるバックル付きバンドであって、前記一端部の縁部を直線状としこの縁部に沿って鋸歯状の係合凹部をバンド内部に後退させて形成すると共に、前記バックルの挿通空間内に係合凸部を設け、該係合凸部と前記係合凹部が係止した状態では、前記バンドの一端部は前記挿通空間を進出自在であるが後退不能とし、さらに、該挿通空間の少なくとも前記係合凸部に近接する位置に、バンドの進出方向と直交する平面内におけるバンドの揺動を規制するガイドを設けてなることを特徴とするバックル付きバンド。A band with a buckle that is inserted into a cylindrical buckle provided at the other end of the band and is connected in an annular shape while adjusting the peripheral length, and the edge of the one end is straight and this edge A serrated engagement recess is formed by retreating inside the band along the portion, and an engagement protrusion is provided in the insertion space of the buckle, and the engagement protrusion and the engagement recess are locked. Then, one end portion of the band is allowed to advance in the insertion space but cannot be retracted, and further, the band in a plane perpendicular to the advance direction of the band is located at least in a position near the engagement convex portion of the insertion space. A band with a buckle, characterized in that a guide for restricting the swinging of the buckle is provided. 前記係合凹部が前記一端部の対向する縁部に対称的に形成された請求項1記載のバックル付きバンド。  The band with a buckle according to claim 1, wherein the engagement recesses are formed symmetrically on opposite edges of the one end. 前記挿通空間に前記バンドの進出方向と略平行に前記係合凸部を有する操作片を配装し、該操作片を操作することにより前記係合凹部と係合凸部との係合を解除可能とした請求項1または請求項2記載のバックル付きバンド。  An operating piece having the engaging convex portion is arranged in the insertion space substantially parallel to the advancing direction of the band, and the engagement between the engaging concave portion and the engaging convex portion is released by operating the operating piece. The band with a buckle according to claim 1 or 2, which is made possible. 前記ガイドが前記バックルの内壁を部分的に狭めることにより形成したものである請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のバックル付きバンド。The band with a buckle according to any one of claims 1 to 3 , wherein the guide is formed by partially narrowing an inner wall of the buckle. 前記バンドの外表面に、片手の指先で前記一端部を前記挿通空間に進出させることのできる掛止部を設けてなる請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のバックル付きバンド。The band with a buckle according to any one of claims 1 to 4, wherein a hooking portion capable of causing the one end to advance into the insertion space with a fingertip of one hand is provided on an outer surface of the band. 前記バンドの一端部先端にストッパーが設けられた請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のバックル付きバンド。The band with a buckle according to any one of claims 1 to 5, wherein a stopper is provided at one end of the band.
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