JP4366720B2 - 湯水混合水栓装置 - Google Patents
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Description
また、本発明は、小型でありながら操作レバーの結合部分に十分な強度を確保することができる湯水混合水栓装置を提供することを目的としている。
このように構成された本発明によれば、使用者によって、把持部に過大な力が加えられたとき、変形促進部が弾性変形され、操作レバーと操作ロッドの結合部分に過大な力が作用するのを防止することができる。
このように構成された本発明によれば、操作レバーの遠位部は、ほぼ第2軸線を中心に回動されるので、回動に伴って平行移動が発生することなく、良好な使用感を得ることができる。
このように構成された本発明によれば、取付部の第1対向面と操作ロッドの第2の側面の面接触している部分が、操作力の支点となるため、操作レバーと操作ロッドの結合強度を高くすることができる。
また、本発明の湯水混合水栓装置によれば、小型でありながら操作レバーの結合部分に十分な強度を確保することができる。
図1は本発明の実施形態による湯水混合水栓装置全体を一部破断して示す斜視図である。また、図2は本実施形態による湯水混合水栓装置の分解斜視断面図である。さらに、図3は本実施形態の湯水混合水栓装置の止水状態における側面断面図であり、図4は吐水状態における斜視断面図である。さらに、図5乃至8は夫々、水栓本体部の平面断面図である。また、図9は、操作レバーの斜視断面図である。
水栓本体部2は、主に図1及び2に示すように、概ね四角柱状の形状を有し、ほぼ鉛直方向に延びるように設置される。また、水栓本体部2の上端には、湯水混合バルブユニット8を収納するためのバルブユニット収納凹部2aが設けられている。さらに、水栓本体部2の下端には、湯用給水管12及び水用給水管14が接続されており、供給された湯及び水は、水栓本体部2内に形成された2本の給水路2b(湯用のみ図2に図示)によって湯水混合バルブユニット8に導かれるように構成されている。
図5に示すように、水栓本体部2に形成されたバルブユニット収納凹部2aは、その下部においては、概ね正方形の断面形状を有する。湯水混合バルブユニット8内で混合された湯水は、その側面に設けられた流出口28(図3、4)から流出し、湯水混合バルブユニット8とバルブユニット収納凹部2aの間に流入する。
図3に示すように、操作ロッド24の上端部は、操作レバー10の取付部10bに形成された凹部10fに受入れられている。この状態では、操作ロッド24の雌ねじ24aに予め螺合されている芋ねじ26は、操作レバー10のスカート部10cに設けられたスカート部孔10j、及び取付部10bに設けられた取付部孔10iと整合している。このため、スカート部孔10j、取付部孔10iを通して六角レンチ(図示せず)を挿入し、これを芋ねじ26の端部に形成された六角柱状の穴(図示せず)に係合させることにより、六角レンチで芋ねじ26を回転させることができる。回転させることにより、芋ねじ26は操作ロッド24の第1の側面24cから突出され、その先端が取付部10bの第2対向面10hに当接する。さらに芋ねじ26を締め込むと、芋ねじ26の先端は第2対向面10hに僅かに食い込み、第2対向面10hの反対側の第1対向面10gは、操作ロッド24の第2の側面24dに押し付けられる。この押圧力により、操作レバー10は操作ロッド24に固定される。
2 水栓本体部
2a バルブユニット収納凹部
2b 給水路
2c 位置決め凹部
2d 荷重支持部
2e 通路
2f 雌ねじ
4 吐水口
6 吐水部
6a 吐水部通水路
6b 移行部通水路
8 湯水混合バルブユニット
8a 肩部
10 操作レバー
10a 把持部
10b 取付部
10c スカート部
10d 基端部
10e 遠位部
10f 凹部
10g 第1対向面
10h 第2対向面
10i 取付部孔
10j スカート部孔
12 湯用給水管
14 水用給水管
16 排水栓レバー
16a 開閉機構
18 バルブ押え部材
18a 上側環部
18b 下側環部
18c Oリング
20 スリップリング
20a 位置決め舌部
20b 突起
22 カバーリング
22a 切欠部
22b Oリング
22c テーパ面
24 操作ロッド
24a 雌ねじ
24b 支軸
24c 第1の側面
24d 第2の側面
26 芋ねじ
28 流出口
30 カバー
32 固定ディスク
32a 貫通孔
32b 貫通孔
34 可動ディスク
34a 操作ロッド受入凹部
34b 通水凹部
200 従来のシングルレバー式水栓
202 水栓本体部
204 吐水口
206 吐水部
208 湯水混合バルブ
210 操作レバー
Claims (6)
- 単一の操作レバーにより、供給された湯及び水の混合比を変化させ、吐水流量を調整する湯水混合水栓装置であって、
第1軸線を中心に回動させることにより湯及び水の混合比を変化させ、上記第1軸線とは異なる第2軸線を中心に回動させることにより混合された湯及び水の吐水流量を変化させることができる操作ロッドを備えた湯水混合バルブユニットと、
この湯水混合バルブユニットを受け入れるバルブユニット収納凹部が上端に形成され、湯及び水を上記湯水混合バルブユニットに夫々導く給水路を内蔵した水栓本体部と、
この水栓本体部の上端から概ね水平方向に延び、混合された湯及び水が吐水される吐水口が形成された吐水部と、
上記操作ロッドを間に受け入れる対向面が形成され、上記操作ロッドと結合される取付部、及びこの取付部から延び、使用者によって把持される把持部を備えた操作レバーと、を有し、
上記操作ロッドには、固定用ねじが螺合された雌ねじが形成されており、上記対向面のうちの第1対向面には、上記固定用ねじを回転させる工具を挿入するための取付部孔が形成されており、上記固定用ねじを締めることにより、上記固定用ねじは、上記操作ロッドの第1の側面から突出して上記第1対向面の反対側の第2対向面に当接されると共に、上記第1の側面の反対側の第2の側面は、上記第1対向面に押し付けられ、上記操作ロッドと上記取付部が結合されることを特徴とする湯水混合水栓装置。 - 上記把持部が、上記取付部から延び、且つ止水時において概ね水平方向に向けられる基端部と、この基端部から屈曲して斜め上方に延びる遠位部と、を有する請求項1記載の湯水混合水栓装置。
- 上記遠位部は、その長手方向軸線が、上記第2軸線上又はその近傍を通るように向けられている請求項2記載の湯水混合水栓装置。
- 上記把持部が、過大な操作力を受けたとき弾性変形可能な変形促進部を備えている請求項1乃至3の何れか1項に記載の湯水混合水栓装置。
- 上記第1対向面が、上記操作レバーの上記把持部が設けられた側に配置されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の湯水混合水栓装置。
- 上記操作レバーが、さらに、上記取付部を取り囲むように形成されたスカート部を有し、このスカート部には、上記固定用ねじを回転させる工具を挿入するためのスカート部孔が、上記第1対向面に形成された取付部孔と整合する位置に形成されている請求項1乃至5の何れか1項に記載の湯水混合水栓装置。
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JP (1) | JP4366720B2 (ja) |
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2005
- 2005-10-21 JP JP2005307321A patent/JP4366720B2/ja not_active Expired - Fee Related
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