JP4356810B2 - Seat lift car - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、下肢の機能に障害を持つ人(=以下患者という)に対して歩行運動及び起立運動を行なう座部昇降歩行車に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献】
特開2001−321404号公報
従来の技術の特許文献に、上下移動可能な座部4と、車椅子又は歩行器とからなる歩行器兼用車椅子が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術は、座部を上げれば歩行器となり、座部を下げれば車椅子となり便利であるという利点があるが、ロッド及びロッドに外嵌される円筒体等からなる移動部材が大掛かりで重量が嵩み扱い難く、又、座部の移動範囲が小さく、座部を低位に至らせることが困難で使用し難いものであった。
【0004】
更に、ガススプリングのロックを解除するには、ガススプリングとワイヤーで連結されたリリースレバーを引くものであるから、その操作がしにくく、又、ワイヤーの存在が外観を低下し、ワイヤーに引っ掛かる等の難点がある。
【0005】
本発明の目的は、上記難点を解決したものであり、扱い易く、使用し易く、便利に歩行運動及び起立運動ができる座部昇降歩行車を提供することにある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
即ち本発明は、昇降可能な座部(4)と座部(4)の昇降作動を補助する座部昇降補助部材(6)を有する座部昇降歩行車(1)において、座部(4)は、座部枠(31)の上部に取着され、座部昇降補助部材(6)は、座部(4)を上昇方向へ付勢する付勢力を有する付勢部材(43)と、付勢部材(43)の動きをロックするロック機構(32)と、付勢部材(43)のロックを解除操作するロック解除機構(33)からなり、ロック解除機構(33)は、リンク金具(39)をリンク軸(29)で座部枠(31)に軸支してなるリンク機構(38)と、リンク金具(39)をリンク軸(29)を中心に回動させてロック機構(32)のロックを解除するロック解除具(37)からなり、ロック解除具(37)は、介助者が座部(4)に着座する患者の背後方向から片手で座部(4)とロック解除具(37)を同時に把持しロック解除できるように座部(4)の下において座部(4)の後方向に延在して設けられたことを特徴とする座部昇降歩行車である。
【0007】
【作用】
本発明の座部昇降歩行車1を用いて歩行運動及び起立運動を行なう。患者が座る座部4は昇降する。座部昇降補助部材6は座部4の昇降作動を補助する。付勢部材43は、伸展方向の付勢力を有し座部4の上昇を補助する。ロック機構32は、付勢部材43の動きをロックし伸縮不自在にする。ロック解除具37は付勢部材43のロックを解除する。ロック解除具37の座部4に対する相対位置は、座部4高さに関係なく一定となる。
【0008】
ロック解除具37とリンク機構38とで構成されたロック解除機構33はロック機構32のロック作用を解除する。即ち、操作者によるロック解除具37はその作動をリンク機構38を介してロック機構32に伝導し、ロック機構32のロック作用を解除する。
【0017】
【実施例】
図1乃至4に本発明の実施例を示している。
実施例の座部昇降歩行車1は、患者が歩行運動及び起立運動を行なうものである。座部昇降歩行車1は、床面8を走行するフレーム2と、フレーム2に取着される平行リンク3と、平行リンク3の先部に取着される座部4と、フレーム2に立設される支持具5と、座部4を上方へ付勢する座部昇降補助部材6と、支持具5に前傾状に取着される肘受け7とからなる。
【0018】
床面8を走行するフレーム2は、下部に車輪9が設けられた脚フレーム10と、脚フレーム10の先端に立設される取り付けフレーム11とからなる。
脚フレーム10は、左辺10a、右辺10b、及び、前辺10cからなる。
取り付けフレーム11は前記前辺10cに立設される。
【0019】
左・右支持具5a、5bは、それぞれ左辺10a及び右辺10bに立設される。取り付けフレーム11と左・右支持具5a、5bは補強フレーム12で連結されている。
【0020】
支持具5は、外筒(=ベースフレームパイプ17)に内筒(=肘受け支持パイプ16)がテレスコープ状に挿通され、ベースフレームパイプ17に支持ロック機構15が設けられてなる。介助者が前記支持具5を伸縮操作することによって前記肘受け7は、適宜な高さに変更・調節できる。
ベースフレームパイプ17と肘受け支持パイプ16の間において、肘受け支持パイプ16の動きをスムーズにする為のガイドブッシュ45をベースフレームパイプ17に設ける。
【0021】
支持ロック機構15は、肘受け支持パイプ16をベースフレームパイプ17で挟み込むことによって肘受け7の動きを固定するものである。ベースフレームパイプ17の上部には径を僅か狭めた絞り部13が設けられる。
支持ロック機構15は、左・右ナット18a、18bと、これらの左・右ナット18a、18bにそれぞれ螺着される左・右ボルト19a、19bとからなる。左ボルト19a左ナット18aの組み合わせ、及び右ボルト19b右ナット18bの組み合わせを、左・右ベースフレームパイプ17a、17bの後部にそれぞれ配設する。
ボルト、ナットを設ける位置の他の例では、図示を省略するが、左ボルト19aと左ナット18aの組み合わせ、及び右ボルト19bと右ナット18bの組み合わせを、左・右ベースフレームパイプ17a、17bの前部にそれぞれ配設する。
【0022】
ベースフレームパイプ17の上端部には該パイプ17の長手方向に切り欠き20が形成される。ベースフレームパイプ17において切り欠き20を挟んで一方側にはパイプ一方片21が取着され、他方側にはパイプ他方片22が取着され、パイプ一方片21とパイプ他方片22とは対向している。
前記パイプ一方片21にはナット18が取着される。ボルト19はその雄ネジ部19cが、パイプ他方片22に貫通し雄ネジ部19cの先部が前記ナット18に螺着される。前記ボルト19の基部には該ボルト19を回すためのハンドル23が設けられる。
ガイドブッシュ45にも、切り欠き20と同位置に切り欠きが形成される。
【0023】
支持ロック機構15を、上述構成とは異なり、ベースフレームパイプ17の左右側部に設けてもよい。この場合、左ボルト19a・左ナット18a、又は右ボルト19b・右ナット19bのいずれか一方のボルト・ナットを逆ネジにして、左ボルト19a・左ナット19aをベースフレームパイプ17の左側部設け、右ボルト19b・右ナット19bをベースフレームパイプ17の右側部設ける。
【0024】
前記支持ロック機構15の代わりに、図4に示すレバー式支持ロック機構24を採用してもよい。レバー式支持ロック機構24は左右のベースフレームパイプ17にそれぞれ設けられる。
【0025】
レバー式支持ロック機構24はベースフレームパイプ17に設けられる。レバー式支持ロック機構24は、基端がパイプ他方片22に掛着される支持ロック軸25と、パイプ一方片21を貫通した支持ロック軸25の先部にロックピン28で軸支されるロックレバー26とからなる。ロックレバー26は支持ロック軸25の周りに大径部26aを有する。
【0026】
平行リンク3は、平行な上・下アーム30a、30bと、該上・下アーム30a、30bの基部を軸支する取り付けフレーム11と、該上・下アーム30a、30bの先部を軸支する座部枠31とからなる。
【0027】
座部4は、座部枠31の上部に取着される。座部4が下限位置から上限位置へ上昇する間で、アーム30に対する座部昇降補助部材6の角度が極力大きな軌跡を有する。同様に、座部4が上限位置から下限位置へ下降する間で、アーム30に対する座部昇降補助部材6の角度が極力大きな軌跡を有する。座部4が低い位置にある程座部昇降補助部材6が効率良く昇降を補助できる。
【0028】
平行リンク3のアーム30をその基部を中心に回動させると、アーム30先の座部枠31と共に座部4が上下方向に移動する。
座部4の平面視形状は、略丸フラスコの正面視形状である。
【0029】
座部昇降補助部材6は、付勢力を有する付勢部材43と、付勢部材43の動きをロックするロック機構32と、付勢部材43のロックを解除操作するロック解除機構33からなる。
【0030】
付勢部材43はその上端は座部枠31に止め軸44にて軸支される止め具14に止着される。付勢部材43の下端は取り付けフレーム11の内側に取り付けられたU字形フレーム34に下止め軸27で軸支される。当該付勢部材43は座部枠31とU字形フレーム34の間に懸け渡して設けられる。
【0031】
座部昇降補助部材6の具体例は、ガススプリングであり、ロック機構32は、ピストン(図示省略)に設けられる弁(図示省略)と、該弁を操作し、前記ピストンに繋がるロッド35の内部に挿通されたプッシュロッド36でなる。前記弁を閉止することによりロッド35の進退動をロックする。
【0032】
ロック解除機構33はロック解除具37とリンク機構38とからなる。リンク機構38はロック解除具37と前記ロック機構32をリンクするものである。
【0033】
リンク機構38は略く字形状のリンク金具39をリンク軸29で座部枠31に軸支してなる。前記リンク金具39は、ロック解除具37によりリンク軸29を中心に回動させられ、リンク金具39の先端が、プッシュロッド35に当接した上該プッシュロッド35を付勢部材43内へ押し込むものである。
リンク金具39の先端形状を円弧形状になして、座部4高さが変化してもリンク金具39とプッシュロッド35の距離が一定となる様にしている。
【0034】
介助者が片手で、座部4とロック解除具37とを同時に掴めるように、ロックを解除するロック解除具37が座部4のすぐ下に設けられる。
【0035】
フレーム2に立設された支持具5の頂部に肘受け7が、前方に僅か下降する前傾状に(=前傾)、且つ、内側方にも僅か下降傾斜状に(=内傾)取着される。
肘受け7の前部左右に斜状に、患者が握る握り部40が設けられる。
【0036】
肘受け7の後部に、患者の背部位置に有って適宜患者の背部に接触し背部を支える背部サポート41が設けられる。背部サポート41の取り付け基部は肘受け7に回動及びスライド・固定可能に取着され前後位置調節可能である。
背部サポート41は管部材に緩衝部材を被着してなる。
更に、肘受け7の前部に、患者の胸部を支える胸当てパッド42が設けられる。
【0037】
実施例を起立運動に使用する時は、車輪9をロックし、患者は座部4に座り、肘受け7に肘を乗せる。
患者は、握り部40を握り、上体を前に移行しながら起立する。
【0038】
ロック解除具37を、僅か持ち上げた後座部4と共に掴んで、座部4の高さを調節する。
【0039】
ロック解除具37を僅か持ち上げ付勢部材43のロックを解除しておいて、上方へ持ち上げ、座部4の高さを調節する時、ロック解除具37の座部4に対する相対位置は、座部4高さに関係なく一定となる。
【0040】
前記リンク機構38は、操作者によるロック解除具37の作動を当該リンク機構38の作動を通してロック機構32に伝導し、ロック機構32のロック作用を解除する。
【0041】
即ち、ロック解除具37を上方に動かすと、リンク機構38中の略く字形状のリンク金具39が回動し、リンク金具39の先端部がプッシュロッド35を押圧する。リンク金具39の押圧によってプッシュロッド36は退入させられ、弁が開き、ロッド35の進退動は自由になる。
【0042】
ロック解除具37を僅か持ち上げた後、座部昇降補助部材6(=ガススプリング15)及び平行リンク3を作動させ、座部4を上昇させる。座部4を適宜位置に上昇後ロック解除具37を離し付勢部材43のロッド35を進退不自在にロックし、固定する。座部4の上位高さは、患者の能力又は身長等に対応させて、決める。
【0043】
肘受け7の高さ調節は、座部4の高さ調節とは別に行なう。
支持ロック機構15のロック作用を解除しておいて、肘受け支持パイプ16を自在に昇降させる。肘受け7を好適位置にして、肘受け支持パイプ16をベースフレームパイプ17で挟み込み、肘受け7の動きを固定し、肘受け7の高さを調節する。
【0044】
支持ロック機構15の左・右ボルト19a、19bを回し、ベースフレームパイプ17の挟み込み作用を緩め、固定された肘受け支持パイプ16及び肘受け7の昇降移動を自在にし、ロック作用を解除する。
【0045】
即ち、左・右ナット18a、18bに締め込んだ左・右ボルト19a、19bを緩め、左・右ボルト19a、19bから左・右ナット18a、18bを離す。
ベースフレームパイプ17は内径が拡大し元の形に戻り、ベースフレームパイプ17が肘受け支持パイプ16を昇降自在にし、肘受け支持パイプ16及び肘受け7の昇降移動を自在にする。
【0046】
肘受け7を適宜位置に昇降させた後、支持ロック機構15の左・右ボルト19a、19bを回し、ベースフレームパイプ17で肘受け支持パイプ16を挟み込み、肘受け7及び肘受け支持パイプ16の昇降移動をロックし、肘受け7の高さを調節する。
【0047】
即ち、左・右ボルト19a、19bを左・右ナット18a、18bに締め込むと、左・右ボルト19a、19bが左・右ナット18a、18bを引き寄せ、ベースフレームパイプ17が変形し該パイプの内径が縮小し、ベースフレームパイプ17が肘受け支持パイプ16を挟み込み、肘受け支持パイプ16及び肘受け7の昇降を固定する。
【0048】
左・右ボルト19a、19b、左・右ナット18a、18bを、左・右ベースフレームパイプ17a、17bのそれぞれの後部に設けたものの場合は、患者又は操作者は、左・右ボルト19a、19bを同一方向に回動操作して、左・右ボルト19a、19bを締め込み又は緩和し、肘受け支持パイプ16をベースフレームパイプ17に固定又は固定解除する。
ボルト、ナットを、左・右ベースフレームパイプ17a、17bのそれぞれの前部に設けたものの場合も、後部に設けたものの場合と同様に、操作者は、左・右ボルト19a、19bを同一方向に回動操作して、肘受け支持パイプ16をベースフレームパイプ17に固定又は固定解除する。
【0049】
左ボルト19a又は右ボルト19bのいずれかを逆ネジにして、左ボルト19aを左ベースフレームパイプ17aの左側部に設け、右ボルト19bを右ベースフレームパイプ17bの右側部に設けた場合は、左・右ボルト19a、19bを同一方向に回動操作して、締め込み又は緩和し、肘受け支持パイプ16を固定又は固定解除する。
【0050】
支持ロック機構15に代わるレバー式支持ロック機構24は、ベースフレームパイプ17に作用し、ベースフレームパイプ17で肘受け支持パイプ16を挟み込み肘受け7の昇降移動を固定し、又はその固定を解除する。
【0051】
即ち、ベースフレームパイプ17に設けられたロックレバー26を一方向へ回動させると、パイプ一方片21が大径部26aに押されてベースフレームパイプ17が変形しその内径が縮小し、ベースフレームパイプ17が肘受け支持パイプ16を挟み込み、肘受け7の昇降移動を固定する。
【0052】
ロックレバー26を戻し回動させるとベースフレームパイプ17が変形し、その内径が拡大し元の径に戻り、ベースフレームパイプ17は肘受け支持パイプ16の固定を解除する。
【0053】
実施例を歩行運動に使用する時は、患者は座部4に座り、前傾且つ内傾した肘受け7に肘を乗せる。
介助者は、前述したように、座部4及び肘受け7を、ロック解除具37を操作しながら手動で適宜高さに昇降させ調節する。
【0054】
座部4が適宜位置に至ると、ロック機構32でロッド35をロックする。このようにして座部4の高さを調整し、更に、肘受け7の高さも調整し、患者を歩行に好適な立位姿勢になし、歩行運動を行なう。患者が歩行すると、車輪9が回転し実施例が歩行を補助する。
【0055】
【発明の効果】
本発明は、座部4が、座部枠31の上部に取着され、座部昇降補助部材6が、座部4を上昇方向へ付勢する付勢力を有する付勢部材43と、付勢部材43の動きをロックするロック機構32と、付勢部材43のロックを解除操作するロック解除機構33からなり、ロック解除機構33が、リンク金具39をリンク軸29で座部枠31に軸支してなるリンク機構38と、リンク金具39をリンク軸29を中心に回動させてロック機構32のロックを解除するロック解除具37からなり、ロック解除具37が、介助者が座部4に着座する患者の背後方向から片手で座部4とロック解除具37を同時に把持しロック解除できるように座部4の下において座部4の後方向に延在して設けられるので、ロック解除具37の座部4に対する相対位置が、座部4高さに関係なく一定となる様構成されることとなり、ロック解除具37の操作を行ない易く、座部4を無段階に、任意の高さに固定でき、ワイヤーが無いので外観も良く、又、機構に起因する特別な振動や異音が出るといったことも無く、好都合である。
【0056】
また、ロック解除具37とリンク機構38とによりロック解除機構33が構成され、前記リンク機構38でロック解除具37とロック機構32とがリンクされるものであるから、当該リンク機構38が簡素化でき製作工数を低減し製作コストを低減でき、又、リンク作用により操作力も減少でき、更に、リンク機構38が座部4の下方にコンパクトに構成されて外観も良好となり、更に又、ワイヤーを使用しないので解れたワイヤーで手を負傷するといったことも起きず、好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の右側面図である。
【図2】本発明の実施例の正面図である。
【図3】本発明の実施例の平面図である。
【図4】本発明の実施例に係るロックレバーを示す図である。
【符号の説明】
1 座部昇降歩行車
2 フレーム
4 座部
6 座部昇降補助部材
7 肘受け
15 支持ロック機構
16 肘受け支持パイプ
17 ベースフレームパイプ
17a 左ベースフレームパイプ
17b 右ベースフレームパイプ
18a 左ナット
18b 右ナット
19a 左ボルト
19b 右ボルト
25 支持ロック軸
26 ロックレバー
26a 大径部
32 ロック機構
33 ロック解除機構
37 ロック解除具
38 リンク機構
43 付勢部材[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a seat raising / lowering walking vehicle that performs a walking motion and a standing motion for a person having a disorder in lower limb function (hereinafter referred to as a patient).
[0002]
[Prior art]
[Patent Literature]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-321404 A conventional patent document discloses a walker / wheelchair that includes a seat 4 that can move up and down and a wheelchair or a walker.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The prior art has the advantage that it is convenient if it raises the seat part and becomes a wheelchair if the seat part is lowered, but the moving member consisting of a rod and a cylindrical body fitted around the rod is large and heavy. It is difficult to handle the bulk, and the range of movement of the seat portion is small, making it difficult to bring the seat portion to a low position and difficult to use.
[0004]
Furthermore, in order to unlock the gas spring, the release lever connected with the gas spring and the wire is pulled, so that the operation is difficult, and the presence of the wire deteriorates the appearance and gets caught on the wire, etc. There are difficulties.
[0005]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems, and to provide a seat raising and lowering walking vehicle that is easy to handle, easy to use, and can perform walking and standing up conveniently.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In other words, the present invention relates to a seat part raising / lowering walking vehicle (1) having a seat part (4) that can be raised and lowered and a seat part raising and lowering assisting member (6) that assists the raising and lowering operation of the seat part (4). Is attached to the upper part of the seat frame (31), and the seat raising / lowering assisting member (6) includes an urging member (43) having an urging force for urging the seat (4) in the upward direction . The lock mechanism (32) that locks the movement of the biasing member (43) and the lock release mechanism (33) that unlocks the biasing member (43). The lock release mechanism (33) is a link fitting (39). ) On the seat frame (31) with a link shaft (29), and a lock mechanism (32) by rotating the link fitting (39) about the link shaft (29). It consists unlocking tool to unlock (37), the unlocking device (37), caregiver the seat (4) Extending toward the rear of the sit seat with one hand from behind the direction of the patient (4) and Oite seat under the seat so that the unlocking member (37) can be gripped and unlocked at the same time (4) (4) It is the seat part raising / lowering walking vehicle characterized by existing.
[0007]
[Action]
A walking motion and a standing motion are performed using the seat raising / lowering
[0008]
The
[0017]
【Example】
1 to 4 show an embodiment of the present invention.
The seat raising / lowering
[0018]
The
The
The
[0019]
The left and
[0020]
The
Between the
[0021]
The
The
In other examples of positions where bolts and nuts are provided, although not shown, the combination of the
[0022]
A
A
The
[0023]
Unlike the above-described configuration, the
[0024]
Instead of the
[0025]
The lever-type
[0026]
The
[0027]
The seat part 4 is attached to the upper part of the
[0028]
When the
The planar view shape of the seat part 4 is a front view shape of a substantially round flask.
[0029]
The seat raising / lowering assisting member 6 includes an urging
[0030]
The upper end of the urging
[0031]
A specific example of the seat raising / lowering assisting member 6 is a gas spring, and the
[0032]
The
[0033]
The
The tip end of the link fitting 39 is formed in an arc shape so that the distance between the link fitting 39 and the push rod 35 is constant even if the height of the seat 4 changes.
[0034]
An unlocking
[0035]
The
[0036]
A
The
Further, a
[0037]
When the embodiment is used for a standing motion, the
The patient stands while grasping the
[0038]
The unlocking
[0039]
When the unlocking
[0040]
The
[0041]
That is, when the unlocking
[0042]
After slightly lifting the
[0043]
The height adjustment of the
The lock action of the
[0044]
The left and
[0045]
That is, the left and
The inner diameter of the
[0046]
After raising and lowering the
[0047]
That is, when the left and
[0048]
In the case where the left and
In the case where the bolts and nuts are provided at the front portions of the left and right
[0049]
When either the
[0050]
A lever-type
[0051]
That is, when the
[0052]
When the
[0053]
When the embodiment is used for walking exercise, the patient sits on the seat 4 and puts his elbow on the
As described above, the assistant adjusts the seat 4 and the
[0054]
When the seat 4 reaches an appropriate position, the
[0055]
【The invention's effect】
In the present invention , the seat portion 4 is attached to the upper portion of the
[0056]
Further , since the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a right side view of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a plan view of an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a view showing a lock lever according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
座部(4)は、座部枠(31)の上部に取着され、
座部昇降補助部材(6)は、座部(4)を上昇方向へ付勢する付勢力を有する付勢部材(43)と、付勢部材(43)の動きをロックするロック機構(32)と、付勢部材(43)のロックを解除操作するロック解除機構(33)からなり、
ロック解除機構(33)は、リンク金具(39)をリンク軸(29)で座部枠(31)に軸支してなるリンク機構(38)と、リンク金具(39)をリンク軸(29)を中心に回動させてロック機構(32)のロックを解除するロック解除具(37)からなり、
ロック解除具(37)は、介助者が座部(4)に着座する患者の背後方向から片手で座部(4)とロック解除具(37)を同時に把持しロック解除できるように座部(4)の下において座部(4)の後方向に延在して設けられたことを特徴とする座部昇降歩行車。In the seat raising / lowering walking vehicle (1) having a seat part (4) capable of raising and lowering and a seat part raising / lowering auxiliary member (6) for assisting the raising and lowering operation of the seat part (4),
The seat (4) is attached to the upper part of the seat frame (31),
The seat raising / lowering auxiliary member (6) includes an urging member (43) having an urging force for urging the seat (4) in the upward direction, and a lock mechanism (32) for locking the movement of the urging member (43). And an unlocking mechanism (33) for unlocking the biasing member (43),
The lock release mechanism (33) includes a link mechanism (38) in which the link fitting (39) is pivotally supported on the seat frame (31) by the link shaft (29), and the link fitting (39) as the link shaft (29). And a lock release tool (37) for releasing the lock of the lock mechanism (32) by rotating around
The unlocking device (37) is configured so that an assistant can simultaneously grasp and unlock the seat (4) and the unlocking device (37) with one hand from behind the patient sitting on the seat (4). Oite seat under 4) (4) the seat lift walker, characterized in that provided extending toward the rear of the.
Priority Applications (1)
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