JP4355174B2 - Manufacturing method of liquid crystal display device - Google Patents
Manufacturing method of liquid crystal display device Download PDFInfo
- Publication number
- JP4355174B2 JP4355174B2 JP2003184665A JP2003184665A JP4355174B2 JP 4355174 B2 JP4355174 B2 JP 4355174B2 JP 2003184665 A JP2003184665 A JP 2003184665A JP 2003184665 A JP2003184665 A JP 2003184665A JP 4355174 B2 JP4355174 B2 JP 4355174B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- substrates
- liquid crystal
- crystal display
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶表示装置の製造方法に関する。より詳しくは、一対の電極基板を接合して組み立てられる液晶パネルの基板間隙(ギャップ)を制御する為に用いられるスペーサの改善技術に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の液晶表示装置は、各々少なくとも電極が形成された一対の基板と、該一対の基板を互いに接合して両者の間に間隙(ギャップ)を形成するシール剤と、該間隙に充填封入された液晶と、両基板の間に介在して該間隙を一定の寸法に規制するスペーサとを有するフラットパネルである。スペーサとしては、従来から微細な粒状のものが用いられ、一方の基板の表面に散布されていた。最近粒状の散布スペーサに代え、フォトスペーサが用いられている。フォトスペーサは例えばフォトレジストなど感光性の樹脂材料からなり、一対の基板の何れか片方に樹脂材料を所定の厚みで塗工した後、感光性を利用した写真蝕刻(フォトエッチング)を適用して形成される。
【特許文献1】
特開2002−268070号公報
【特許文献2】
特開2002−372717号公報
【特許文献3】
特開2001−188235号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のフォトスペーサは互いに接合した両基板の間に介在して、ギャップを一定に保持する機能を有する。フォトスペーサはあらかじめ一方の基板に形成されており、パネルに組み立てる際他方の基板と当接して、ギャップ間隙を規制する。しかしながら、フォトスペーサは他方の基板表面に当接しただけで、必ずしも接着などで強固に固定されていない。従って、パネル形成後において外圧によりパネルに応力が加わった場合、パネル内部に歪が生じて、液晶のドメイン発生など表示品位の低下を招いていた。又、外圧により一対の基板間隙が局部的に大きくなり、真空気泡が発生する場合もある。これにより、表示品位の低下を招く恐れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る液晶表示装置の製造方法は、それぞれ複数個のパネルを取り出すための大判の基板であって、前記パネルのサイズに合わせて複数に区画された一対の基板のうち、一方の基板の前記パネルを構成しない周辺部に、粒状のスペーサを散布する工程と、前記一対の基板のうち、他方の基板の前記パネルを構成する部分に、樹脂材料からなるフォトスペーサを形成する工程と、前記一対の基板の少なくとも片方に前記各区画に沿ってシール剤を塗布する工程と、前記一対の基板を重ね合わせるとともに、加熱加圧処理により前記樹脂材料の接着性を引き出して前記一対の基板を前記フォトスペーサと前記シール剤で接着する工程とを有するものである。
【0005】
また、本発明に係る液晶表示装置の製造方法は、前記一方の基板の周辺部に前記粒状のスペーサをインクジェット方式で散布するものである。
【0006】
本発明によれば、フォトスペーサに接着性を持たせ、両基板を互いに接着してギャップを一定に固定している。これにより、パネルに外圧が加わっても間隙寸法が変化しなくなり、表示品位をそのまま維持できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係る液晶表示装置の製造方法を示す工程図である。まず(A)に示す様に、TFT基板1を用意する。TFT基板1にはあらかじめ画素電極やこれを駆動する薄膜トランジスタ(TFT)や周辺の駆動回路が一体的に形成されている。尚本実施形態では大判のTFT基板1から最終的に複数個のパネルを取り出す為、TFT基板1はパネルサイズに合わせて区画2毎に分かれている。TFT基板1は半導体プロセス工程であらかじめTFTや画素電極を形成した後、更に配向処理が施されている。この配向処理は、例えばポリイミドなどの配向膜を形成した後ラビング処理を施すことにより行われる。又、TFT基板1の互いに対向する二隅には、あらかじめアライメントマーク5が形成されている。この様なTFT基板1に対し、ディスペンサ3を用いて導電性を有するコモン剤4を塗布する。このコモン剤4は、別の基板に形成された対向電極との間で導通を取る為にあらかじめ塗布されるものである。
【0008】
続いて(B)に示す様に、TFT基板1の周辺部に粒状のスペーサ6を散布する。以下本明細書ではこの散布された粒状のスペーサを散布スペーサと呼んで、後述するフォトスペーサと区別する。基板1の周辺部は膜厚むらやエッジリンスの関係から、フォトスペーサを形成することは困難である。そこで、フォトスペーサに代えてTFT基板1の周辺部に散布スペーサ6を配している。仮に散布スペーサ6がないと、後のホットプレス工程でTFT基板1と別の基板を貼り合わせる際、基板周辺から空気を十分抜くことができず、パネルギャップの均一性が取れない。粒状スペーサ6の散布方法は、通常の乾式散布や湿式散布を採用できる。乾式散布はスペーサ材料を管に通して静電気を利用して振りまくものである。又、湿式散布は溶剤にスペーサ材料を混ぜて振りまく方法である。しかしながら、通常の乾式散布方法や湿式散布方法よりも、インクジェット方式でTFT基板1の周辺部にのみ選択的に粒状スペーサ6を散布することが好ましい。インクジェット方式は、粒状スペーサ6を選択的にTFT基板1の周辺部にのみ供給することが可能である。
【0009】
続いて(C)に示す様に、TFT基板1と貼り合わせるべき別の基板として、同じく大判のCF基板7を用意する。CF基板7は少なくともカラーフィルタ(CF)や対向電極が形成されており、TFT基板1と同じく区画12でパネル毎に分かれている。CF基板7の表面もあらかじめ配向処理が施されている。又、CF基板7の対向する二隅にもアライメントマーク15が形成されている。加えて、CF基板7の各区画12の内部にはフォトスペーサ16が形成されている。このフォトスペーサは感光性及び接着性(熱硬化性)の樹脂材料からなり、例えばアクリル樹脂が好適である。このアクリル樹脂材料をCF基板7の表面に所定の厚みで塗工した後、感光性を利用した写真蝕刻(フォトエッチング)を適用して形成されたものである。樹脂材料の塗工厚みは目標とする基板間隙の寸法と適合する様に設定される。例えば感光性及び接着性を有する樹脂材料としてネガタイプのフォトレジストを用いることができる。このフォトレジストを所定の厚みで塗工した後、マスクを介して選択的に紫外線を照射することで、照射部が硬化する。この状態で現像定着処理を施すことにより、CF基板7の表面に貝柱状で離散的に配されたフォトスペーサ16を設けることができる。尚、本実施形態ではフォトスペーサ16をCF基板7側に形成したが、これに代えてTFT基板1側に形成することもできる。又、フォトスペーサ16に代えて通常の粒状スペーサを用いることも考えられる。しかしながら、粒状スペーサはフォトスペーサに比べ精度が悪い。この結果、粒状スペーサを用いると粒子径のばらつきの影響でギャップの均一性によい結果が得られない。そこで本実施形態では、パネルを構成する部分には精度のよいフォトスペーサ16を形成し、パネルを構成せず且つフォトスペーサが形成できない基板の周辺部に散布スペーサ6を配している。この様に、二種類のスペーサを領域分割的に使い分けることで、最終的にギャップ精度の優れたパネルを作成することができる。
【0010】
工程(C)では、上述の様にあらかじめフォトスペーサ16やアライメントマーク15が形成されたCF基板7に対し、ディスペンサ9を用いてシール剤8を各区画12に沿って塗布する。
【0011】
引続き図2の工程図を参照して、本発明に係る液晶表示装置の製造方法を説明する。(D)に示す様に、あらかじめフォトスペーサ16が形成されたCF基板7と、同じくあらかじめ散布スペーサ6が配されたTFT基板1を互いに重ね合わせる。その際、TFT基板1の周辺部にあらかじめ紫外線硬化型の仮止め剤10を塗工しておく。CF基板7側に形成されたアライメントマーク15とTFT基板1側に形成されたアライメントマーク5を互いに合わせることで、両者の位置決めを行う。具体的には、アライメント用のステージを用いて、X軸,Y軸及び回転角θにつき調整を行って、CF基板7とTFT基板1を互いに合わせ込む。その際、カメラを用いてアライメントマーク5,15を認識し、画像処理によって自動的にステージを駆動し、CF基板7とTFT基板1を合わせ込む様にしてもよい。両者の位置決めが終了した後、紫外線を照射して仮止め剤10を硬化させる。
【0012】
最後に(E)に示す様に、仮止めされたTFT基板1及びCF基板7にプレスで加圧し、あらかじめ設定した基板間隙を作り出す。この設定ギャップは液晶材料の電気光学特性などにより決まっており、通常1〜10μmの間にある。プレスでギャップ形成後オーブンに投入してベーキングを行う。これにより、シール剤8が硬化し、CF基板7とTFT基板1は互いに接合する。その際、フォトスペーサ16もベーキングで加熱処理を受ける為、樹脂材料の接着性が引き出され、CF基板7とTFT基板1を互いに接着する。これにより、間隙寸法が一定に固定される。以上により、本発明に係る液晶表示装置の製造方法の主要工程が完了する。尚、プレスによる加圧工程とオーブンによる加熱工程を両方合わせて同時に行うホットプレス工程としてもよい。
【0013】
図3は、本発明に係る液晶表示装置の製造方法の全体構成を概括するフローチャートである。まずステップS1で半導体プロセスによりTFT基板を作成する。更に、TFT基板を配向処理する。続いてステップS2でコモン剤を塗布する。更にステップS3で大型のTFT基板の周辺部に粒状スペーサを散布する。一方ステップS4でCF基板を作成する。このCF基板はカラーフィルタや対向電極が形成されている。加えてフォトエッチングプロセスでフォトスペーサも形成する。更にTFT基板と同様配向処理を施しておく。ステップS5でCF基板の各区画毎にシール剤をディスペンサで塗布する。ステップS6でTFT基板とCF基板を互いにアライメントする。ステップS7で両基板の間隙寸法を出す為にプレスする。更にステップS8でベーキングを行い、TFT基板及びCF基板を互いに接合する。その際、接着性を備えたフォトスペーサも両基板を互いに接着する為、ギャップを物理的に固定することができる。その後ステップS9で互いに接合されたTFT基板及びCF基板を区画毎に切断し、個々のパネルにする。最後にステップS10で個々のパネルのシール剤によって囲まれた内部空間に液晶を注入封止する。以上で偏平形状の液晶パネルが完成する。液晶はフォトスペーサによって一定に保持されたギャップに真空注入され、所望の電気光学特性を発揮することが可能になる。
【0014】
図4は、互いに接合したCF基板及びTFT基板の断面構造を示す模式的な部分断面図である。図示する様に、CF基板7とTFT基板1はシール剤8によって互いに接合している。両基板7,1の間にはフォトスペーサ16も介在しており、ギャップを一定に維持している。本実施形態ではフォトスペーサ16はあらかじめCF基板7側に形成されており、加圧加熱プロセスでTFT基板1側に接着する様になっている。但し本発明はこれに限られるものではなく、TFT基板1側にフォトスペーサ16を形成し、加圧加熱処理でCF基板7側と接着する様にしてもよい。フォトスペーサ16は感光性及び熱硬化性を有する樹脂材料をCF基板7に塗工して形成する。樹脂材料を塗工した後マスクを介して露光処理することで、感光部分が硬化する。この状態で現像定着処理を施すと未感光で且つ未硬化の部分が除去され、硬化した部分のみが貝柱状に残りフォトスペーサ16となる。一方、基板7,1の周辺部には散布スペーサ6が介在している。本発明はフォトスペーサ16が形成できない周辺部に対し、これに代えて散布スペーサ6を配するものである。散布スペーサ6を配することで、CF基板7とTFT基板1のギャップが維持され、プロセス中に生じる空気の流動を円滑化できる。
【0015】
尚CF基板7側にはあらかじめ赤緑青毎に着色されたカラーフィルタ25が形成されている。又赤緑青に着色された各画素領域を区分する様に黒色のブラックマスク26も形成されている。カラーフィルタ25及びブラックマスク26の上には保護膜を介して対向電極27が形成されている。前述したフォトスペーサ16はこの対向電極27上にフォトエッチングを用いて形成されている。対向電極27の上には更に配向膜28も形成されている。一方、TFT基板1側にはTFTと画素電極20が集積的に形成されている。画素電極20は配向膜21によって被覆されている。
【0016】
図5は、本発明に従って製造された液晶表示装置の一実施例を示す顕微鏡拡大写真である。図示する様に、液晶表示装置はブラックマスク26で仕切られた微細な画素の集合からなる。個々の画素は画素電極20を含んでいる。画素電極20は透明部201と反射部202とに分かれている。反射部202は微細な凹凸を有している。本実施例の液晶表示装置は、反射型と透過型を合体したハイブリッド構成となっている。昼間など外光が豊富に存在する環境下では、反射部202による反射光を利用して画像を映し出す。夜間など外光の乏しい環境下では、パネルの背部に置かれたバックライトからの光を透明部201を通すことで画像を映し出す。この様な反射型と透過型を組み合わせたハイブリッド構成の液晶パネルは、例えばPDAのディスプレイに用いることができる。ここで、フォトスペーサ16は円柱形状を有しており、3画素に1個当りの密度で、フォトリソグラフィにより形成されている。但し、本発明はこれに限られるものではなく、一対の基板間のギャップを一定に維持できる密度であれば問題ない。
【0017】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、上下基板のギャップ形成後、パネル内部に配されたフォトスペーサの接着力を利用して、上下基板を固定し、間隙寸法を一定に保持する。この結果、外圧が加わってもパネルのギャップは変化しない為、表示品位を一定に保持することが可能になり、液晶表示装置に本発明を利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の製造工程図である。
【図2】本発明に係る液晶表示装置の製造工程図である。
【図3】本発明に係る液晶表示装置の製造方法を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る液晶表示装置の中間状態を示す模式的な部分断面図である。
【図5】本発明に係る液晶表示装置の拡大顕微鏡写真図である。
【符号の説明】
1・・・TFT基板、2・・・区画、5・・・アライメントマーク、6・・・散布スペーサ、7・・・CF基板、8・・・シール剤、12・・・区画、15・・・アライメントマーク、16・・・フォトスペーサ、20・・・画素電極、26・・・ブラックマスク[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a process for producing a liquid crystal display equipment. More specifically, the present invention relates to a technique for improving a spacer used for controlling a substrate gap (gap) of a liquid crystal panel assembled by joining a pair of electrode substrates.
[0002]
[Prior art]
In a conventional liquid crystal display device, a pair of substrates each having at least an electrode, a sealant that joins the pair of substrates together to form a gap (gap) therebetween, and the gap is filled and sealed It is a flat panel having a liquid crystal and a spacer that is interposed between both substrates and restricts the gap to a certain size. As spacers, fine particles have been conventionally used, and are dispersed on the surface of one of the substrates. Recently, photo spacers are used in place of granular scattering spacers. The photo spacer is made of a photosensitive resin material such as a photoresist, and after applying the resin material to one of the pair of substrates with a predetermined thickness, photo etching using photo sensitivity (photo etching) is applied. It is formed.
[Patent Document 1]
JP 2002-268070 A [Patent Document 2]
JP 2002-372717 A [Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-188235
[Problems to be solved by the invention]
A conventional photospacer is interposed between both substrates bonded to each other, and has a function of keeping the gap constant. The photo spacer is formed in advance on one of the substrates, and comes into contact with the other substrate when assembling the panel to regulate the gap gap. However, the photo spacer is merely fixed to the other substrate surface and is not necessarily firmly fixed by adhesion or the like. Therefore, when a stress is applied to the panel by an external pressure after the panel is formed, a distortion is generated inside the panel, resulting in a deterioration in display quality such as generation of a liquid crystal domain. In addition, the gap between the pair of substrates may be locally increased by external pressure, and vacuum bubbles may be generated. As a result, the display quality may be degraded.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The method of manufacturing a liquid crystal display device according to the present invention is a large-sized substrate for taking out a plurality of panels, and one of a pair of substrates divided into a plurality of panels according to the size of the panel. A step of spraying granular spacers on a peripheral portion that does not constitute the panel; a step of forming a photo spacer made of a resin material on a portion of the pair of substrates constituting the panel of the other substrate; A step of applying a sealant along at least one of the pair of substrates along each of the sections; and the pair of substrates are overlapped, and the adhesiveness of the resin material is drawn out by a heat and pressure treatment to remove the pair of substrates from the pair of substrates. And a step of adhering with a photospacer and the sealing agent.
[0005]
In the method for manufacturing a liquid crystal display device according to the present invention, the granular spacers are dispersed on the periphery of the one substrate by an inkjet method.
[0006]
According to the present invention, the photo spacer is provided with adhesiveness, and the two substrates are bonded to each other to fix the gap constant. Thereby, even if an external pressure is applied to the panel, the gap dimension does not change, and the display quality can be maintained as it is.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a process diagram showing a method of manufacturing a liquid crystal display device according to the present invention. First, as shown in (A), a
[0008]
Subsequently, as shown in (B),
[0009]
Subsequently, as shown in (C), a large CF substrate 7 is prepared as another substrate to be bonded to the
[0010]
In the step (C), the
[0011]
The method for manufacturing the liquid crystal display device according to the present invention will be described with reference to the process diagram of FIG. As shown in (D), the CF substrate 7 on which the
[0012]
Finally, as shown in (E), the temporarily fixed
[0013]
FIG. 3 is a flowchart outlining the overall configuration of the liquid crystal display manufacturing method according to the present invention. First, in step S1, a TFT substrate is formed by a semiconductor process. Further, the TFT substrate is subjected to alignment treatment. Subsequently, the common agent is applied in step S2. In step S3, granular spacers are dispersed around the large TFT substrate. On the other hand, a CF substrate is created in step S4. This CF substrate is provided with a color filter and a counter electrode. In addition, a photo spacer is also formed by a photo etching process. Further, the alignment process is performed in the same manner as the TFT substrate. In step S5, a sealant is applied to each section of the CF substrate with a dispenser. In step S6, the TFT substrate and the CF substrate are aligned with each other. In step S7, pressing is performed to obtain a gap dimension between the two substrates. Further, baking is performed in step S8, and the TFT substrate and the CF substrate are bonded to each other. At this time, since the photo spacer having adhesiveness also bonds the two substrates to each other, the gap can be physically fixed. After that, in step S9, the TFT substrate and the CF substrate bonded to each other are cut for each section to form individual panels. Finally, in step S10, liquid crystal is injected and sealed in the internal space surrounded by the sealant of each panel. A flat liquid crystal panel is thus completed. The liquid crystal is vacuum-injected into the gap held constant by the photo spacer, and it becomes possible to exhibit desired electro-optical characteristics.
[0014]
FIG. 4 is a schematic partial cross-sectional view showing a cross-sectional structure of a CF substrate and a TFT substrate bonded to each other. As shown in the figure, the CF substrate 7 and the
[0015]
A color filter 25 colored in advance for each of red, green and blue is formed on the CF substrate 7 side. Also, a black
[0016]
FIG. 5 is an enlarged photo of a microscope showing one embodiment of the liquid crystal display device manufactured according to the present invention. As shown in the figure, the liquid crystal display device includes a set of fine pixels partitioned by a
[0017]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, after forming the gap between the upper and lower substrates, the upper and lower substrates are fixed and the gap size is kept constant by using the adhesive force of the photo spacer disposed inside the panel. As a result, since the gap of the panel does not change even when an external pressure is applied, the display quality can be kept constant, and the present invention can be used for a liquid crystal display device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a manufacturing process diagram of a liquid crystal display device according to the present invention.
FIG. 2 is a manufacturing process diagram of a liquid crystal display device according to the present invention.
FIG. 3 is a flowchart showing a method for manufacturing a liquid crystal display device according to the present invention.
FIG. 4 is a schematic partial cross-sectional view showing an intermediate state of the liquid crystal display device according to the present invention.
FIG. 5 is an enlarged micrograph of a liquid crystal display device according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記一対の基板のうち、他方の基板の前記パネルを構成する部分に、樹脂材料からなるフォトスペーサを形成する工程と、Forming a photo spacer made of a resin material on a portion of the pair of substrates that constitutes the panel of the other substrate;
前記一対の基板の少なくとも片方に前記各区画に沿ってシール剤を塗布する工程と、Applying a sealant along each of the sections to at least one of the pair of substrates;
前記一対の基板を重ね合わせるとともに、加熱加圧処理により前記樹脂材料の接着性を引き出して前記一対の基板を前記フォトスペーサと前記シール剤で接着する工程とSuperimposing the pair of substrates and drawing out the adhesiveness of the resin material by heat and pressure treatment to bond the pair of substrates to the photo spacer with the sealant;
を有する液晶表示装置の製造方法。A method of manufacturing a liquid crystal display device having
請求項1記載の液晶表示装置の製造方法。 The granular spacers are sprayed on the periphery of the one substrate by an ink jet method.
A method for manufacturing a liquid crystal display device according to claim 1 .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003184665A JP4355174B2 (en) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | Manufacturing method of liquid crystal display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003184665A JP4355174B2 (en) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | Manufacturing method of liquid crystal display device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005017856A JP2005017856A (en) | 2005-01-20 |
JP4355174B2 true JP4355174B2 (en) | 2009-10-28 |
Family
ID=34184359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003184665A Expired - Lifetime JP4355174B2 (en) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | Manufacturing method of liquid crystal display device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4355174B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI319099B (en) | 2005-06-10 | 2010-01-01 | Au Optronics Corp | Liquid crystal display device and method for fabricating the same |
CN100380192C (en) * | 2005-07-14 | 2008-04-09 | 友达光电股份有限公司 | Liquid-crystal display device and its production |
-
2003
- 2003-06-27 JP JP2003184665A patent/JP4355174B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005017856A (en) | 2005-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2007086159A1 (en) | Display device, method for manufacturing display device, substrate and color filter substrate | |
KR100685949B1 (en) | A Liquid Crystal Display Device And The Method For Manufacturing The Same | |
WO2016033841A1 (en) | Liquid crystal display panel structure and method of fabricating same | |
US7335520B2 (en) | Method and apparatus for fabricating flat panel display | |
CN107219692B (en) | Liquid crystal display panel and liquid crystal display device | |
WO2011062009A1 (en) | Liquid crystal panel and liquid crystal display device | |
JPH11174467A (en) | Liquid crystal display element and its production | |
WO2021017254A1 (en) | Cover plate, display device, and fabricating method therefor | |
JP2002062818A (en) | Microlens and method of manufacturing image display device | |
JP2008006821A (en) | Soft mold and manufacturing method of liquid crystal display device using it | |
US9188805B2 (en) | Liquid crystal display and production method thereof | |
JP2003186022A (en) | Liquid crystal display device and its manufacturing method | |
JP2003241204A (en) | Liquid crystal display device and method of fabricating the same | |
TWI333568B (en) | Color filter substrate with spacer pads and fabricating method thereof and method for assembling a panel with the color filter substrate for lcd | |
JPH09325206A (en) | Color filter | |
JP4355174B2 (en) | Manufacturing method of liquid crystal display device | |
CN110308592A (en) | Manufacturing method of display panel, display panel and liquid crystal display | |
JP2004069957A (en) | Liquid crystal display element | |
US7554647B2 (en) | Liquid crystal display device and method for manufacturing the same | |
JP2007025066A (en) | Manufacturing method for liquid crystal display panel | |
JP2002131759A (en) | Liquid crystal display device | |
JP2002082339A (en) | Liquid crystal display | |
CN109507834A (en) | The production method of liquid crystal display panel | |
JPH0943612A (en) | Liquid crystal display element and its production and liquid crystal display device formed by using the same | |
JP4089053B2 (en) | Manufacturing method of microlens substrate |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060502 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090105 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090407 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090422 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20090427 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090707 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090731 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4355174 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |