JP4353325B2

JP4353325B2 - Bathing wheelchair

Info

Publication number: JP4353325B2
Application number: JP2000161390A
Authority: JP
Inventors: 幸生横畑; 修二永田
Original assignee: 株式会社いうら
Priority date: 2000-05-31
Filing date: 2000-05-31
Publication date: 2009-10-28
Anticipated expiration: 2020-05-31
Also published as: JP2001340389A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は高齢者や身体障害者の施設で使用する車椅子に関し、特に施設内を移動したり一般浴槽での湯浴に用いるため、腰掛け姿勢と仰臥姿勢に姿勢変換可能な入浴用車椅子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
入浴用車椅子は、入浴者を座らせたまま入浴できる車椅子であり、一般浴槽用、車椅子入浴装置用、シャワー入浴装置用、リフト入浴用等がある。ここで一般浴槽用とは、多数の人が同時に入浴できる通常の大型浴槽で使用するものであり、このような浴槽の水深は、入浴者の安全及び介助者の湯当たりや疲労軽減を考えれば可能な限り浅いことが望ましい。そのために、一般浴槽にはリクライニング可能、あるいは座席面が昇降可能である入浴用車椅子が用いられている。
【０００３】
上記のような一般浴槽に用いられる入浴用車椅子は、図１４に示すようにキャスタの付いた車体に椅子状の座席を枢着することによって、リクライニング可能としたものが多い。この場合には、腰掛け姿勢から仰臥姿勢に姿勢変換すると、車体に対して重心が後方に移動するため、前・後輪の車軸間隔を広げ安定するよう構成されていた。また、一方では、前輪と後輪の車軸間距離をリクライニング動作に連動して調節するよう構成されたものもある。
【０００４】
しかしながら、前者の場合には車体が大きくなってしまうために、施設内での移動（特に、方向転換等）及び機器の保管に問題が生じている。また、後者の場合には車軸間調節機構が必要となるために重量が増し、浴槽の一部に設けられたスロープを押し上げることが困難になってしまうといった問題点がある。
【０００５】
さらに、仰臥姿勢から腰掛け姿勢に姿勢変換する操作において、入浴で使用する機器であるために動力を備えることは好ましくなく、介助者の上肢操作力に依存しているのが現状である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の入浴用車椅子では腰掛姿勢から仰臥姿勢に姿勢変換した際に安定性を良くするため、大きな車体を備えており、取り回しや保管に問題がある。また、車軸間距離を調節する機構を備えているために重量が増し、入浴介助が困難になるといった問題点があった。
また、姿勢変換時には介助者の上肢操作力に依存するものであったために介助者にかかる負担が大きい等、様々な問題点があった。
【０００７】
そこで、本発明に係る入浴用車椅子は上記問題点に鑑みなされたもので、リクライニングする際に車体の前後方向に対して重心位置の変化を無くすことによって軽量かつコンパクトな入浴用車椅子を提供することを課題としている。また、仰臥姿勢から腰掛け姿勢とする姿勢変換操作においてモーター等の動力機構を備えることなく容易に操作可能とすることを課題としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、走行可能に前輪（２），（２）及び後輪（３），（３）を具備した車体（４）にリクライニング手段（１７）を介して椅子状のシートフレーム（１２）を設けてなる入浴用車椅子（１）において、前記リクライニング手段（１７）は、リンク機構（１８）と角度設定機構（１９）とからなり、前記リンク機構（１８）は前記前輪（２）と後輪（３）との間に位置するように前後に離間した状態で第一リンク杆（２３）と第二リンク杆（２５）の一端部を前記車体（４）の側部パイプ（４ａ）にそれぞれ回動自在に取付ける一方、これら第一リンク杆（２３）と第二リンク杆（２５）の他端部を前記シートフレーム（１２）の腰受部（１２ｂ）下面に固着した補強プレート（２２）に離間した状態でそれぞれ回動自在に取付け、さらに第一リンク杆（２３）よりも前方に配した第二リンク杆（２５）を短く構成することで、前記側部パイプ（４ａ）を固定リンクとして第一リンク杆（２３）と第二リンク杆（２５）が両てこ機構として作用し、前記シートフレーム（１２）が車体（４）に対して前方移動しながら後方傾倒されることにより、車体（４）の前後方向に対してリクライニングの際の重心位置がほとんど移動しないよう構成し、また、前記角度設定機構（１９）は、前記車体（４）の前方部に立設するように固着した固定板（３３）の上部に固定ピン（３２）を固着する一方、鋸歯状に切欠き溝（３１ａ）と複数の溝部（３１ｂ，３１ｃ，３１ｄ，・・・）を一体的に設けた角度設定プレート（３１）を前記腰受部（１２ｂ）の後部下面に回動自在に枢着し、前記固定ピン（３２）が前記切欠き溝（３１ａ）と複数の溝部（３１ｂ，３１ｃ，３１ｄ，・・・）内を相対的に移動するように取付け、固定ピン（３２）が溝部（３１ｂ，３１ｃ，３１ｄ，・・・）の何れかに係止することでシートフレーム（１２）のリクライニング状態が保持されるよう構成し、さらに、前記腰受部（１２ｂ）下面から後方に突出するように固着した支持杆（３４）には解除プレート（３６）を回動自在に軸承し、背受部（１２ａ）の背面側に上下摺動自在に取付けたレバー部材（３５）の下端部を前記解除プレート（３６）の中間部に軸承することにより、このレバー部材（３５）を上方に摺動させると前記解除プレート（３６）の先端が上方回動されることで、前記角度設定プレート（３１）も上方回動され、前記固定ピン（３２）がいずれかの溝部（３１ｂ，３１ｃ，３１ｄ，・・・）から切欠き溝（３１ａ）に相対的に移動され、シートフレーム（１２）が傾倒操作自在な状態となるよう構成したことを特徴とする。
【０００９】
また、前記リンク機構（１８）を構成する第一リンク杆（２３）の車体（４）との取付側端部に固着したブラケット（２３ａ）にペタル（２６）を回動自在に枢着する一方、該ペタル（２６）と第一リンク杆（２３）にはスプリング（２８）を介在させることにより、該スプリング（２８）の付勢力によって前記ペタル（２６）が上方回動するよう構成し、シートフレーム（１２）の背受部（１２ａ）の背面側に取り付けたローラ材（３０）がシートフレーム（１２）のリクライニングに伴って前記ペタル（２６）の一側部に接触することで該ペタル（２６）を後方回動させるよう作用し、入浴者（Ｍ）を仰臥姿勢から腰掛姿勢に姿勢変換する際、前記ペタル（２６）を踏み込むことで、該ペタル（２６）の下方回動に連動して前記第一リンク杆（２３）が上方回動され、前記シートフレーム（１２）に持ち上げ力が作用し、介助者の上肢操作力を軽減できるように構成したことを特徴とする。
【００１０】
【作用】
この入浴用車椅子は、小径車輪が具備された車体を備えているので、施設内の移動において介助者は手軽に作業を行うことができる。
また、一般浴槽内での湯浴については、車体に両てこ機構として作用するリンク機構を介して椅子状のシートフレームを配しているので、リクライニングに伴ってシートフレームが前方へ移動しながら後方に傾倒するように揺動するので、車体の前後方向に対して重心位置はほとんど移動することがない。すなわち、重心の移動がほとんどないのでコンパクトな車体とすることが可能である。
さらに、前記リンク機構を構成する一方のリンク杆後端部にはペタル部材が取付けられており、リクライニングさせ仰臥姿勢となった入浴者を腰掛け姿勢に姿勢変換する際に、介助者はペタルを足で踏圧しながら、上肢で押し手を引き上げると、ペタルに連動して第一リンク杆が上方回動し、シートフレームを押し上げる力が作用するので、入浴者が乗車していても比較的軽く操作することが可能である。
【００１１】
【実施例】
以下、この発明の一実施例を、図面に基づき詳細に説明する。
この入浴用車椅子１は、前輪２，２及び後輪３，３を具備した車体４を備えている。この車体４は、前後方向の側部パイプ４ａ，４ａと該側部パイプ４ａ，４ａを繋ぐ左右方向の後パイプ４ｂ，前パイプ４ｃとから主に構成されており、前記側部パイプ４ａ，４ａ前端部にはキャスター型の前輪２，２が、そして、後端部には転動自在な後輪３，３が取り付けられている。
【００１２】
５は制動手段である。この制動手段５は、略々コ字状に曲折されたブレーキペタル６をプレート７，７を介して側部パイプ４ａ，４ａにピン８，８によりに回動自在に枢着し、ブレーキペタル６端部には制動片９ａ，９ａが両端に一体的に形成されたブレーキパイプ９が取り付けられており、該ブレーキパイプ９の両端部近傍にバネ１０，１０を掛止し、ブレーキパイプ９を前方へ付勢してなる。１１は制動片の作動範囲を規制するための規制部材であり、前記側部パイプ４ａに固着されている。
【００１３】
このように構成された制動手段５は、ブレーキペタル６を踏み込むことにより、バネ１０，１０に抗しブレーキパイプ９が後方に引き寄せられ、制動片９ａ，９ａが後輪３，３に接当し、後輪３，３の回転を規制する。逆に制動手段５を解除する際には、ブレーキペタル６を上方に跳ね上げれば、ブレーキパイプ９がバネ１０，１０により前方に引き寄せられ、後輪３，３の回転が可能となる。
【００１４】
前記車体４の上方には、背受部１２ａと腰受部１２ｂおよび足受け部１２ｃを一体的に椅子状に構成したシートフレーム１２が設けられている。該シートフレーム１２には、吸水性の低い、そして軟質の素材で形成された背受マット１３、そして、腰受マット１４が取り付けられている。また、このシートフレーム１２前方下部にはステップ１５，１５が取付けられている。１６，１６は押し手である。なお、図面においては前記腰受が平面視において前方開口のコ字状に形成ものを使用している。
【００１５】
次に、シートフレーム１２のリクライニング手段１７について説明する。このリクライニング手段１７は、車体４に対してシートフレーム１２を前方に移動しながら後方に回転するように揺動させるリンク機構１８とシートフレーム１２を所定の角度に設定する角度設定機構１９とからなる。
【００１６】
まず、前記車体４側には両側部パイプ４ａ，４ａに夫々ボス部材２０，２１が固着されており、また、シートフレーム１２側には補強プレート２２，２２に夫々空孔部２２ａ，２２ｂが設けられている。そして、このボス部材２０と空孔部２２ａに第一リンク杆２３をピン２４，２４により枢着し、また、ボス部材２１と空孔部２２ｂには第二リンク杆２５をピン２４，２４により枢着している。これを図９を用いて説明する。Ａはボス部材２０を示し、Ｂはボス部材２１を示している。Ｃ_１は空孔部２２ａを、Ｃ_２は空孔部２２ｂを示し、辺ＡＢは車体４の側部パイプ４ａ、辺ＡＣ_１は第一リンク杆２３、辺ＢＤ_１は第二リンク杆２５、辺Ｃ _１Ｄ _１はシートフレーム１２の補強プレート２２を示している。なお、辺ＡＣ_１＞辺ＢＤ_１とすることによって、Ｃ_１は円弧Ｃ_１Ｃ_２上を移動し、Ｄ_１は円弧Ｄ_１Ｄ_２上を移動する。そして、辺Ｃ_１Ｄ_１はＣ_２Ｄ_２の位置まで仮想中心Ｏを中心として前方に移動しながら、後方に回転するよう移動する。
【００１７】
このように、車体４に両てこ機構として作用するリンク機構１８を介して、シートフレーム１２を取付けているので、車体４に対してシートフレーム１２は入浴者Ｍの膝部近傍を見掛け上の中心とした回転運動が可能となり、リクライニングによる重心位置の移動を、車体４の前後方向に対してほとんど変化させることなく安定して保持できる構成としている。すなわち、車体４を極めてコンパクトに構成することが可能である。
【００１８】
なお、２６は略々コ字状に曲折したパイプ２６ａの両端にコ字状の板部材２６ｂ，２６ｂを固着してなるペタルで、前記第一リンク杆２３，２３後端部に固着されたブラケット２３ａ，２３ａに回動自在に枢着されている。また、前記板部材２６ｂ、２６ｂにはピン２７，２７を回動自在に枢着し、第一リンク杆２３，２３内に挿通している。なお第一リンク杆２３，２３内にはスプリング２８，２８及び押圧子２９が挿通され、ピン２７，２７は常に後方に付勢されている。すなわち、該ペタル２６は上方に回動する方向に付勢されている。そして、シートフレーム１２をリクライニングさせると該ペタル２６は背受部１２ａに固着されたローラ材３０が前記スプリング２８，２８に抗してペタル２６を後方に回動するよう構成している。図１３（ｃ）に示すように仰臥姿勢となった入浴者を腰掛け姿勢まで戻すときには、このペタル２６を踏み込みながら押し手１６，１６を引き上げればよく、ペタル２６を踏み込むことによって、第一リンク杆２３，２３がシートフレーム１２を上昇させる押し上げ力が作用するので入浴者Ｍが乗車していても比較的軽くシートフレーム１２を起こすことが可能である。
【００１９】
次に角度設定機構１９について説明する。該角度設定機構１９は、シートフレーム１２に取り付けられた角度設定プレート３１と、車体４に取り付けられた固定ピン３２とから主に構成されている。前記角度設定プレート３１は、略々中央部に切欠き溝３１ａが穿設されており、該角度設定プレート３１の後端部を前記シートフレーム１２の腰受部１２ｂ後部下面に回動自在に枢着されている。そして、前記切欠き溝３１ａに嵌入される固定ピン３２を固着した固定板３３を前記車体４の前パイプ４ｃに固着している。また、シートフレーム１２の腰受部１２ｂの下面から後方に突出するよう固着された支持杆３４には解除プレート３６の後端部を回動自在に枢着するとともに、背受部１２ａ背面に沿って押し手１６下部に配されるレバー部材３５の下端部を前記解除プレート３６の中間部に挿通している。
なお、前記角度設定プレート３１の前記切欠き溝３１ａには、前記固定ピン３２が掛止できる複数の溝部３１ｂ，３１ｃ，３１ｄが一体的に複数個穿たれており、前記固定ピン３２が該溝部３１ｂ，３１ｃ，３１ｄのいずれかに掛止することによって角度設定プレート３１の前後方向の移動が規制されるようになり、前記リンク機構１８による揺動が規制されるものである。なお、前記レバー部材３５を引き上げることによって、解除プレート３６が上方回動され、角度設定プレート３１，３１を連結する補強部材３７を押し上げることによって、固定ピン３２が溝部３１ｂ，３１ｃ，３１ｄから切欠き溝３１ａに位置することとなり、角度設定可能な状態となるものである。
【００２０】
３８はテスリである。前記シートフレーム１２には円弧状のストッパ片３９ａが一体的に形成されたボス部材３９が固着されている。該ボス部材３９には、段付き軸部材４０が挿通されている。この段付き軸部材４０は小径軸部４０ａと大径部４０ｂ及び小径軸部４０ａの軸心に直行するように固着されたボス部材４０ｃとからなり、大径部４０ｂ及びボス部材４０ｃについても円弧状のストッパ片４０ｄ，４０ｅが一体的に形成されている。そして、Ｌ字状に曲折したテスリ部材４１の端部に固着した軸４１ａを前記ボス部材４０ｃに挿通し固定している。さらに、軸４１ａにはネジ４２を螺着しネジ４２の端部が前記ストッパ片４０ｅに当接するよう構成されている。４３はカバー部材である。また、４４はクッション性のよい被覆材である。このように構成されたテスリ３８は、入浴者Ｍを乗車させたときには、テスリ部材４１の先端を内側に向けるようにして入浴者Ｍのテスリ３８とすることが可能であり、また、前方から入浴介助する際にはテスリ部材４１先端部を上方外側に回動させると、約２７０度回転するの先端部は下方に向き前方部が開放され、介助しやすくすることが可能である。さらに、テスリ部材４１を後方へ跳ね上げるように回動させれば側方も開放され、乗せ替え介助が容易に行える。
【００２１】
次に、上例の作用について詳述する。まず、身体障害者や高齢者等をこの入浴用車椅子に乗せて走行させる場合は、図３に示すような腰掛け姿勢で走行させる。この状態で、シートフレーム１２は、レバー部材３５を引き上げることによって解除プレート３６を上方回動させ、角度設定プレート３１に固着させた補強部材３７を押し上げ、溝部３１ｂから切欠き溝３１ａに固定ピン３２を相対的に移動させ、溝部３１ｄあるいは溝部３１ｅに嵌入すれば所定角度にシートフレーム１２を傾倒することができる。なお、第一リンク杆２３及び第二リンク杆２５からなる一対のリンク機構１８を介して車体４にシートフレーム１２が配されているので、入浴者Ｍの膝部近傍を見掛け上の中心とした回動が可能となり、車体４の前後方向に対して重心位置を移動させることなくリクライニングすることが可能である。そのため、極めてコンパクトな車体４とすることが可能となった。
【００２２】
また、第一リンク杆２３，２３の後端部にはペタル２６が枢着されており、腰掛け姿勢時にはシートフレーム１２の背受部１２ａに沿うよう上方回動しており、リクライニングに伴いローラ材３０がペタル２６を下方回動し、踏圧可能となる。該ペタル２６を踏圧することによって第一リンク杆２３，２３にはシートフレーム１２を上方回動させる力が作用するので介助者の上肢にかかる力を軽減することができる。
【００２３】
【発明の効果】
以上に述べたように、車体に両てこ機構として作用するリンク機構を介してシートフレームを配することによって車体に対してシートフレームが前方に移動しながら後方に回動され、リクライニング時の重心の位置を車体の前後方向に対してほとんど一定とすることができた。すなわち、車体をコンパクトに構成しても十分安定したものとすることができる。また、前記リンク機構を構成する第一リンク杆後端部にペタルを設けているので、仰臥姿勢から腰掛け姿勢に姿勢変換させる際に、ペタルを踏圧することによってシートフレームを押し上げる力が作用するので介助者の上肢にかかる力を軽減させることができる。これらのように、入浴用車椅子をコンパクトに構成でき、操作も容易に行うことが可能なので、介助者の入浴介助に要する負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る入浴用車椅子を示す全体斜視図
【図２】その全体平面図
【図３】その全体側面図
【図４】その全体正面図
【図５】その全体背面図
【図６】車体を示す平面図
【図７】制動装置を示す要部側断面図
【図８】リクライニング手段を示す要部側断面図
【図９】リンク機構を説明する説明図
【図１０】ペタルの構成を示す要部側断面図（腰掛け状態）
【図１１】ペタルの構成を示す要部側断面図（仰臥状態）
【図１２】テスリの説明図
【図１３】リクライニング状態を示す全体側断面図
【図１４】従来例を示す全体側断面図
【符号の説明】
１入浴用車椅子
２前輪
３後輪
４車体
１２シートフレーム
１７リクライニング手段
１８リンク機構
１９角度設定機構
２３第一リンク杆
２５第二リンク杆
２６ペタル
３０ローラ材[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a wheelchair for use in facilities for the elderly and the disabled, and more particularly to a bathing wheelchair that can be converted into a sitting posture and a supine posture in order to move in the facility or to bathe in a general bathtub. is there.
[0002]
[Prior art]
The wheelchair for bathing is a wheelchair in which a bather can be seated and can take a bath, for example, for a general bathtub, for a wheelchair bathing device, for a shower bathing device, for lift bathing, and the like. Here, for a general bathtub, it is used in a normal large bathtub where a large number of people can bathe at the same time, and the water depth of such a bathtub is based on the safety of the bather and the reduction of hot water and fatigue of the caregiver. It is desirable to be as shallow as possible. For this purpose, a bathing wheelchair that can be reclined or the seat surface can be raised and lowered is used for a general bathtub.
[0003]
Many bathing wheelchairs used in the above general bathtubs can be reclined by pivotally attaching a chair-like seat to a vehicle body with casters as shown in FIG. In this case, when the posture is changed from the sitting posture to the supine posture, the center of gravity moves backward with respect to the vehicle body, so that the axle distance between the front and rear wheels is widened and stabilized. On the other hand, some are configured to adjust the distance between the axles of the front and rear wheels in conjunction with the reclining operation.
[0004]
However, in the former case, since the vehicle body becomes large, there are problems in movement within the facility (particularly, direction change, etc.) and storage of equipment. In the latter case, the inter-axle adjusting mechanism is required, which increases the weight and makes it difficult to push up the slope provided in a part of the bathtub.
[0005]
Furthermore, in the operation of changing the posture from the supine posture to the sitting posture, it is not preferable to provide power because it is a device used for bathing, and it is currently dependent on the upper limb operating force of the assistant.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, a conventional bathing wheelchair has a large vehicle body in order to improve stability when the posture is changed from the sitting posture to the supine posture, and there is a problem in handling and storage. In addition, since a mechanism for adjusting the distance between the axles is provided, there is a problem that the weight increases and bathing assistance becomes difficult.
In addition, there are various problems such as a heavy burden on the assistant because it depends on the upper limb operation force of the assistant at the time of posture conversion.
[0007]
Therefore, the bathing wheelchair according to the present invention has been made in view of the above problems, and provides a lightweight and compact bathing wheelchair by eliminating the change in the center of gravity with respect to the longitudinal direction of the vehicle body when reclining. Is an issue. Another object of the present invention is to enable easy operation without a power mechanism such as a motor in a posture conversion operation from a supine posture to a sitting posture.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of such problems of the prior art, and a vehicle body (4) equipped with front wheels (2), (2) and rear wheels (3), (3) so as to be able to travel. In a bathing wheelchair (1) in which a chair-like seat frame (12) is provided via reclining means (17) , the reclining means (17) includes a link mechanism (18) and an angle setting mechanism (19). The link mechanism (18) is separated from the front and rear so as to be positioned between the front wheel (2) and the rear wheel (3). The first link rod (23) and the second link rod (25 ) Are rotatably attached to the side pipes (4a) of the vehicle body (4), while the other ends of the first link rod (23) and the second link rod (25) are connected to the seat frame. Reinforcement fixed to the lower surface of the waist receiving part (12b) of (12) The side pipe (4a) is configured such that each of the side pipes (4a) is configured so as to be rotatable in a state of being separated from the rate (22) and the second link rod (25) disposed forward of the first link rod (23). ) As a fixed link, the first link rod (23) and the second link rod (25) act as both lever mechanisms, and the seat frame (12) is tilted backward while moving forward with respect to the vehicle body (4). Accordingly, the position of the center of gravity at the time of reclining hardly moves relative to the longitudinal direction of the vehicle body (4), and the angle setting mechanism (19) is erected on the front part of the vehicle body (4). The fixing pin (32) is fixed to the upper part of the fixing plate (33) fixed in this manner, while the notch groove (31a) and the plurality of groove portions (31b, 31c, 31d,...) Are integrally formed in a sawtooth shape. Provided angle setting plate 31) is pivotally attached to the lower surface of the rear portion of the waist receiving portion (12b), and the fixing pin (32) is provided with the notched groove (31a) and a plurality of groove portions (31b, 31c, 31d,... ) Is mounted so as to move relatively, and the reclining state of the seat frame (12) is maintained by the fixing pin (32) engaging with any of the groove portions (31b, 31c, 31d,...). Further, a release plate (36) is rotatably supported on the support rod (34) fixed so as to protrude rearward from the lower surface of the waist receiving portion (12b), and the back receiving portion (12a). When the lever member (35) is slid upward by bearing the lower end portion of the lever member (35) attached to the back side of the lever on the intermediate portion of the release plate (36), the release is achieved. The tip of the plate (36) is rotated upward As a result, the angle setting plate (31) is also rotated upward, and the fixing pin (32) is relative to the notch groove (31a) from any one of the groove portions (31b, 31c, 31d,...). The seat frame (12) is moved so that it can be tilted freely .
[0009]
On the other hand, the petal (26) is pivotally attached to a bracket (23a) fixed to an end of the first link rod (23) constituting the link mechanism (18) attached to the vehicle body (4). The petal (26) and the first link rod (23) are provided with a spring (28) so that the petal (26) is rotated upward by the urging force of the spring (28). The roller material (30) attached to the back side of the back receiving part (12a) of the frame (12) comes into contact with one side part of the petal (26) along with the reclining of the seat frame (12). 26) acts to rotate backwards, and when the bather (M) is converted from a supine posture to a sitting posture, the petal (26) is stepped on to interlock with the downward rotation of the petal (26). The first phosphorus Rod (23) is rotated upward, the acts lifting force to the seat frame (12), characterized by being configured to reduce the upper limbs operating force of the caregiver.
[0010]
[Action]
Since this bathing wheelchair includes a vehicle body equipped with small-diameter wheels, an assistant can easily perform work during movement in the facility.
As for the hot water bath in a general bathtub, a chair-like seat frame is arranged on the vehicle body via a link mechanism that acts as a lever mechanism, so the seat frame moves forward while reclining. Therefore, the position of the center of gravity hardly moves with respect to the longitudinal direction of the vehicle body. That is, since the center of gravity hardly moves, a compact vehicle body can be obtained.
In addition, a petal member is attached to the rear end of one of the link rods constituting the link mechanism , and when the bather who has been reclining and placed in the supine posture is converted into a sitting posture, the caregiver puts his petal on the foot. If the pusher is lifted with the upper limb while stepping on, the first link rod will rotate upward in conjunction with the petal, and the force to push up the seat frame will act, so even if the bather is on board, it will operate relatively lightly Is possible.
[0011]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
The bathing wheelchair 1 includes a vehicle body 4 having front wheels 2 and 2 and rear wheels 3 and 3. The vehicle body 4 is mainly composed of front and rear side pipes 4a and 4a, and left and right rear pipes 4b and 4c that connect the side pipes 4a and 4a, and the side pipes 4a and 4a. Caster-type front wheels 2 and 2 are attached to the front end, and rollable rear wheels 3 and 3 are attached to the rear end.
[0012]
Reference numeral 5 denotes braking means. The brake means 5 pivotally attaches a brake petal 6 bent in a substantially U-shape to the side pipes 4a and 4a via the plates 7 and 7 by pins 8 and 8 so as to be rotatable. A brake pipe 9 in which brake pieces 9a, 9a are integrally formed at both ends is attached to the end, and springs 10, 10 are hooked in the vicinity of both ends of the brake pipe 9, and the brake pipe 9 is moved forward. Energized to. Reference numeral 11 denotes a restricting member for restricting the operating range of the brake piece, and is fixed to the side pipe 4a.
[0013]
The braking means 5 configured as described above is configured such that when the brake petal 6 is depressed, the brake pipe 9 is pulled backward against the springs 10 and 10, and the braking pieces 9 a and 9 a contact the rear wheels 3 and 3. The rotation of the rear wheels 3 and 3 is restricted. Conversely, when releasing the braking means 5, if the brake petal 6 is flipped upward, the brake pipe 9 is pulled forward by the springs 10, 10, and the rear wheels 3, 3 can be rotated.
[0014]
Above the vehicle body 4, there is provided a seat frame 12 in which a back receiving portion 12a, a waist receiving portion 12b and a foot receiving portion 12c are integrally formed in a chair shape. The seat frame 12 is provided with a back support mat 13 and a waist support mat 14 formed of a soft material having low water absorption. Further, steps 15 and 15 are attached to the lower front portion of the seat frame 12. Reference numerals 16 and 16 denote pushers. In the drawings, the waist support is formed in a U shape with a front opening in a plan view.
[0015]
Next, the reclining means 17 of the seat frame 12 will be described. The reclining unit 17 includes a link mechanism 18 that swings the seat frame 12 so as to rotate backward while moving the seat frame 12 forward with respect to the vehicle body 4 and an angle setting mechanism 19 that sets the seat frame 12 to a predetermined angle. .
[0016]
First, boss members 20 and 21 are fixed to both side pipes 4a and 4a on the vehicle body 4 side, and holes 22a and 22b are provided on the reinforcing plates 22 and 22 on the seat frame 12 side, respectively. It has been. The first link rod 23 is pivotally connected to the boss member 20 and the hole portion 22a by pins 24 and 24, and the second link rod 25 is connected to the boss member 21 and the hole portion 22b by pins 24 and 24. It is pivotally attached. This will be described with reference to FIG. A shows the boss member 20, and B shows the boss member 21. C ₁ indicates the hole portion 22a, C ₂ indicates the hole portion 22b, the side AB is the side pipe 4a of the vehicle body 4, the side AC ₁ is the first link rod 23, the side BD ₁ is the second link rod 25 , Sides C ₁ D ₁ indicate the reinforcing plate 22 of the seat frame 12 . Note that by setting the side AC ₁ > side BD ₁ , C ₁ moves on the arc C ₁ C ₂ , and D ₁ moves on the arc D ₁ D ₂ . Then, the side C ₁ D ₁ moves to the position of C ₂ D ₂ so as to rotate backward while moving forward about the virtual center O.
[0017]
Thus, since the seat frame 12 is attached to the vehicle body 4 via the link mechanism 18 acting as a lever mechanism , the seat frame 12 is located near the knee part of the bather M in the apparent center with respect to the vehicle body 4. The movement of the center of gravity by the reclining can be stably maintained with almost no change in the longitudinal direction of the vehicle body 4. That is, the vehicle body 4 can be configured to be extremely compact.
[0018]
Reference numeral 26 denotes a petal formed by fixing U-shaped plate members 26b, 26b to both ends of a pipe 26a bent in a substantially U-shape, and is a bracket fixed to the rear end portions of the first link rods 23, 23. It is pivotally attached to 23a and 23a so that rotation is possible. Further, pins 27 and 27 are pivotally attached to the plate members 26b and 26b, and are inserted into the first link rods 23 and 23, respectively. In addition, springs 28 and 28 and a presser 29 are inserted into the first link rods 23 and 23, and the pins 27 and 27 are always urged rearward. That is, the petal 26 is urged in a direction to rotate upward. When the seat frame 12 is reclined, the petal 26 is configured such that the roller material 30 fixed to the back receiving portion 12a rotates the petal 26 backward against the springs 28,28. When returning the bather in the supine posture to the sitting posture as shown in FIG. 13 (c), the pushers 16, 16 may be pulled up while stepping on the petal 26. Since the eaves 23 and 23 act to push up the seat frame 12, the seat frame 12 can be raised relatively lightly even when the bather M is riding.
[0019]
Next, the angle setting mechanism 19 will be described. The angle setting mechanism 19 mainly includes an angle setting plate 31 attached to the seat frame 12 and a fixing pin 32 attached to the vehicle body 4. The angle setting plate 31 is provided with a notch groove 31a substantially in the center , and the rear end portion of the angle setting plate 31 is pivoted to the lower surface of the rear portion of the waist receiving portion 12b of the seat frame 12. It is worn . Then, it is fixed to the fixed plate 33 which is fixed a fixing pin 32 which is fitted into the notched groove 31a before the pipe 4c of the vehicle body 4. Further, the rear end portion of the release plate 36 is pivotally attached to the support rod 34 fixed so as to protrude rearward from the lower surface of the waist receiving portion 12b of the seat frame 12, and along the back surface of the back receiving portion 12a. The lower end portion of the lever member 35 disposed below the pusher 16 is inserted through the intermediate portion of the release plate 36.
The notch groove 31a of the angle setting plate 31 has a plurality of grooves 31b, 31c, 31d that can be fixed to the fixing pin 32, and the fixing pin 32 is formed in the groove portion. By hooking on any of 31b, 31c, and 31d, the movement of the angle setting plate 31 in the front-rear direction is restricted, and the swinging by the link mechanism 18 is restricted. When the lever member 35 is pulled up, the release plate 36 is rotated upward, and by pushing up the reinforcing member 37 that connects the angle setting plates 31, 31, the fixing pin 32 is notched from the grooves 31b, 31c, 31d. It is located in the groove 31a, and the angle can be set.
[0020]
38 is a test. A boss member 39 integrally formed with an arc-shaped stopper piece 39a is fixed to the seat frame 12. A stepped shaft member 40 is inserted through the boss member 39. The stepped shaft member 40 includes a small-diameter shaft portion 40a, a large-diameter portion 40b, and a boss member 40c fixed so as to be orthogonal to the axis of the small-diameter shaft portion 40a. The large-diameter portion 40b and the boss member 40c are also circular. Arc-shaped stopper pieces 40d and 40e are integrally formed. A shaft 41a fixed to the end of the L-shaped bending member 41 is inserted into and fixed to the boss member 40c. Further, a screw 42 is screwed onto the shaft 41a, and the end of the screw 42 is configured to abut against the stopper piece 40e. 43 is a cover member. Reference numeral 44 denotes a covering material having a good cushioning property. When the bather M is on board, the thus configured test 38 can be used as the bather M's test 38 with the tip of the test member 41 facing inward. When assisting, if the tip of the test piece 41 is turned upward and outward, the tip of the tip that rotates about 270 degrees faces downward and the front part is opened, so that it is easy to assist. Furthermore, if the test member 41 is rotated so as to be flipped up backward, the side is also opened, and it is possible to easily carry out the transfer.
[0021]
Next, the operation of the above example will be described in detail. First, when a physically handicapped person, an elderly person, etc. are made to run on this wheelchair for bathing, it is made to run with a sitting posture as shown in FIG. In this state, the seat frame 12 pulls up the lever member 35 to rotate the release plate 36 upward, pushes up the reinforcing member 37 fixed to the angle setting plate 31, and fixes the fixing pin 32 from the groove 31b to the notch groove 31a. The seat frame 12 can be tilted at a predetermined angle by relatively moving and inserting into the groove 31d or the groove 31e. In addition, since the seat frame 12 is arranged on the vehicle body 4 via a pair of link mechanisms 18 including the first link rod 23 and the second link rod 25, the vicinity of the knee portion of the bather M is set as an apparent center. It is possible to rotate, and it is possible to recline without moving the position of the center of gravity with respect to the longitudinal direction of the vehicle body 4. As a result, the vehicle body 4 can be made extremely compact.
[0022]
Further, a petal 26 is pivotally attached to the rear ends of the first link rods 23, 23. The petals 26 are pivoted upward along the back receiving portion 12a of the seat frame 12 in the sitting posture, and the roller material is accompanied by reclining. 30 pivots the petal 26 downward, and can be stepped on. By depressing the petal 26, the first link rods 23, 23 are acted upon by a force for rotating the seat frame 12 upward, so that the force applied to the upper limb of the assistant can be reduced.
[0023]
【The invention's effect】
As described above, by arranging the seat frame via the link mechanism that acts as a lever mechanism on the vehicle body, the seat frame is rotated backward while moving forward with respect to the vehicle body, and the center of gravity during reclining is increased. The position was almost constant with respect to the longitudinal direction of the vehicle body . That is, even if the vehicle body is made compact, it can be made sufficiently stable. Also, since provided the petals on the first link rearward rod end parts which constitute the link mechanism, when causing the posture converting the posture sitting from supine posture, the force pushing up the seat frame acts by treading the pedal The force applied to the upper limb of the caregiver can be reduced. As described above, since the bathing wheelchair can be configured in a compact manner and can be easily operated, it is possible to reduce a burden required for bathing assistance of an assistant.
[Brief description of the drawings]
1 is an overall perspective view showing a bathing wheelchair according to the present invention. FIG. 2 is an overall plan view. FIG. 3 is an overall side view. FIG. 4 is an overall front view. FIG. 5 is an overall rear view. 6 is a plan view showing the vehicle body 7 side cross-sectional view showing a side cross-sectional view and FIG. 8 reclining means for indicating the braking device 9 will be described a link mechanism illustration Figure 10 petals Cross-sectional side view of the main part showing the configuration (sitting state)
FIG. 11 is a sectional side view of the main part showing the configuration of a petal (in a supine state)
FIG. 12 is an explanatory diagram of a rust. FIG. 13 is an overall side sectional view showing a reclining state. FIG. 14 is an overall side sectional view showing a conventional example.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Bathing wheelchair 2 Front wheel 3 Rear wheel 4 Car body 12 Seat frame 17 Reclining means 18 Link mechanism 19 Angle setting mechanism 23 First link rod 25 Second link rod 26 Petal 30 Roller material

Claims

Bathing in which a vehicle body (4) having front wheels (2), (2) and rear wheels (3), (3) is provided with a chair-like seat frame (12) via reclining means (17) so that it can run. In the wheelchair (1), the reclining means (17) includes a link mechanism (18) and an angle setting mechanism (19). The link mechanism (18) includes the front wheel (2) and the rear wheel (3). One end portions of the first link rod (23) and the second link rod (25) are rotatable to the side pipe (4a) of the vehicle body (4) in a state where they are separated from each other so as to be positioned between While attached, the other end portions of the first link rod (23) and the second link rod (25) are separated from the reinforcing plate (22) fixed to the lower surface of the waist receiving portion (12b) of the seat frame (12). Are attached to each other, and the first phosphorus The first link rod (23) and the second link rod (25) with the side pipe (4a) as a fixed link by configuring the second link rod (25) arranged forward of the rod (23). Acts as a lever mechanism, and the seat frame (12) is tilted backward while moving forward with respect to the vehicle body (4), so that the position of the center of gravity at the time of reclining with respect to the longitudinal direction of the vehicle body (4) The angle setting mechanism (19) is configured to hardly move, and the fixing pin (32) is fixed to an upper portion of a fixing plate (33) fixed so as to stand on the front portion of the vehicle body (4). On the other hand, an angle setting plate (31) integrally provided with a notch groove (31a) and a plurality of groove portions (31b, 31c, 31d,...) In a sawtooth shape is provided on the lower surface of the rear portion of the waist receiving portion (12b). The pivot pin is pivotally attached to the pin. 32) is attached so as to move relative to the notch groove (31a) and the plurality of groove portions (31b, 31c, 31d,...), And the fixing pin (32) is attached to the groove portions (31b, 31c, 31d,. ..)) So that the reclining state of the seat frame (12) is maintained, and the support rod is fixed so as to protrude rearward from the lower surface of the waist receiving portion (12b). A release plate (36) is pivotally supported on (34), and a lower end portion of a lever member (35) slidably attached to the back side of the back receiving portion (12a) is provided on the release plate (36). When the lever member (35) is slid upward by bearing on the intermediate portion of the shaft, the tip of the release plate (36) is rotated upward, so that the angle setting plate (31) is also rotated upward. The fixing pin (32 ) Is relatively moved from any of the groove portions (31b, 31c, 31d,...) To the cutout groove (31a), and the seat frame (12) is configured to be in a state of being freely tilted. A wheelchair for bathing.

While the petal (26) is pivotally attached to a bracket (23a) fixed to the end of the first link rod (23) constituting the link mechanism (18) on the attachment side with the vehicle body (4), By interposing a spring (28) between the petal (26) and the first link rod (23), the petal (26) is configured to rotate upward by the urging force of the spring (28). The roller material (30) attached to the back side of the back support portion (12a) of 12) comes into contact with one side portion of the petal (26) as the seat frame (12) is reclined, so that the petal (26) When the bather (M) changes its posture from a supine posture to a sitting posture, the pedal (26) is stepped on, thereby interlocking with the downward rotation of the petal (26). First link 杆 ( 3) it is rotated upward, the lifting force to the seat frame (12) acts, wheelchair bathing according to claim 1, characterized by being configured so can reduce the upper limbs operating force of the caregiver.