JP4353082B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の無線局で構成される無線マルチホップ通信ネットワークにおける無線通信システムに関する。
現在、複数の無線局でネットワークを構成し、隣接したノード(無線局)間でパケットを中継することにより、直接電波が届かない無線局同士間での通信を実現する無線マルチホップ通信ネットワークと呼ばれる技術が注目されている。
無線マルチホップ通信ネットワークにおいて、リアルタイム通信などを行う場合に、収容できる接続数を増加させるために、複数チャネルを用いるなどする。
例えば、非特許文献1のMACプロトコルにも採用されているCSMA/CA(Crrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)では、信号の衝突回避のためのオーバヘッドが発生し、変調方式を広帯域化してもネットワーク全体のスループット向上、すなわち収容できる接続数を増加させることが困難である。一方で、複数の異なるチャネルを用いれば、衝突回避のためのオーバヘッドもチャネルごとに分散し、スループットの向上、すなわち収容できる接続数の増加が期待できる。
複数の異なるチャネルを用いる方法として、特許文献1で述べられているように、一つの無線局において、複数のチャネルを扱えるように、無線チャネルのフィルタリング部を設けて一つの送受信モジュールで動的にチャネルを切り替えて接続する方法などが提案されている。
特開平10−290229号公報 IEEE802.11標準規格
しかしながら、複数のチャネルを用いるのに、送受信モジュールに無線チャネルのフィルタリング部を新たに設ける必要があることと、動的にチャネルを切り替えていると、その切り替えに伴うオーバヘッドが生じ、その分、遅延の増大、スループットの低下により通信容量が減少するという問題点がある。
本発明は、無線マルチホップ通信ネットワークにおいて、多数の接続経路に対して、低遅延、低遅延ゆらぎ、高スループット、高いQoSの保証を実現するパケット伝送のための無線通信システムを提供しようとしたものである。
上記目的を達成するため、本発明は、複数の無線局を有し、各無線局が、他の無線局と、直接に、又は、少なくとも1以上の無線局を介して通信する無線通信システムにおいて、(1)上記各無線局はそれぞれ、異なる一つのチャネルが固定的に割り当てられた複数の送受信モジュールを備え、(2)上記各無線局には、当該無線局がパケットを送信する際のチャネルと、当該無線局がパケットを受信する際のチャネルとが異なって割り当てられ、(3)通信可能な距離にある隣接する無線局間で、一方の無線局がパケットを送信するチャネルと他方の無線局がパケットを送信するチャネルとは異なり、一方の上記無線局がパケットを送信するチャネルと他方の上記無線局がパケットを受信するチャネルとが一致していると共に、他方の上記無線局がパケットを送信するチャネルと一方の上記無線局がパケットを受信するチャネルとが一致しており、(4)上記各無線局は、パケットを送信する際に、上記複数の送受信モジュールから、送信チャネルが割り当てられている一つを選択してパケット送信を行うことを特徴とする。
本発明の無線通信システムによれば、各無線局は、チャネルが固定されている複数の送受信モジュールを用いて他の無線局とパケット伝送するので、多数の接続経路に対して、低遅延、低遅延ゆらぎ、高スループット、高いQoSの保証を実現するパケット伝送のための無線通信システムを実現できる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による無線通信システムの第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の無線通信システムにおける各無線局の基本的構成を示したブロック図である。
図1において、各無線局100は、経路管理部101、待ち行列管理部102、中央制御部103、及び、複数(図1では2個の例)の送受信モジュール110、120を有する。2個の送受信モジュール110、120は同様な構成でなり、それぞれ、無線受信部111、121、受信制御部112、122、送信制御部113、123、無線送信部114、124、及び、接続管理部115、125を有する。因みに、図示は省略するが、上述したように、従来の無線局は、送受信モジュールが1個だけ設けられている。
各無線送信部114、124は、無線信号を送信するものである。各無線受信部111、121は、無線信号を受信するものである。なお、無線回線の通信方式は限定されない。
各受信制御部112、122は、受信した無線信号からパケットを取り出しパケット内管理情報を参照するものである。各受信制御部112、122は、パケットの宛先が自局宛のものである場合には、対応する接続管理部115、125を介して中央制御部103に与え、パケットの宛先が、自局が中継するものである場合には、対応する接続管理部115、125を介して送信制御部113、123に直接与え、又は、対応する接続管理部115、125を介して待ち行列管理部102に与える。
送信制御部113、123は、宛先、ホップ数などのパケット内の管理情報を生成又は更新し、パケットを無線信号化するものである。送信するパケットは、中央制御部103から直接与えられた又は中央制御部103が待ち行列管理部102に投入した自己を送信元とするものか、又は、対応する受信制御部112、122が対応する接続管理部115、125経由で待ち行列管理部102に投入した当該無線局が中継するものが、待ち行列が存在しないために、対応する受信制御部112、122から対応する接続管理部115、125経由で直接与えられたものである。
各接続管理部115、125は、CSMA/CAなど、無線メディアアクセス制御を行うものである。
2個の送受信モジュール110、120に共通な経路管理部101は、パケットの宛先に応じた転送先情報を管理し、接続先を通知するものである。
2個の送受信モジュール110、120に共通な待ち行列管理部102は、送受信するパケットを待ち行列の形式で格納・管理するものである。
2個の送受信モジュール110、120に共通な中央制御部105は、上述した各部を制御するものであり、当該無線局100に係る情報処理装置などと連携しているものである。
この第1の実施形態の場合、無線通信システムの全体として、使用可能なチャネルは2チャネルch1、ch2である。そして、2個の送受信モジュール110、120のうち、第1の送受信モジュール110に対して、第1チャネルch1が固定的に設定されており、第2の送受信モジュール120に対して、第2チャネルch2が固定的に設定されている。従って、各無線局100はそれぞれ、第1チャネルch1によっても第2チャネルch2によっても、パケットの送受信が可能なものである。
なお、ここでのチャネルの相違は、例えば、キャリア周波数の相違である。また、他の観点からチャネルが分かれていても良い。例えば、無線信号の変調方式の相違でチャネルが識別されるものであっても良い。この場合であれば、無線送信部114、124内での変調部の処理や、無線受信部111、121内での復調部の処理が、2個の送受信モジュール110、120で異なったものとなる。
ここで、各無線局100はそれぞれ、通信毎に、送信や受信に供するチャネルを定めるようにしても良い。使用チャネルの定め方については後述する。
これに対し、各無線局100がそれぞれ、2チャネルch1、ch2のうち、自局に割り当てられている一方のチャネルch1又はch2でのみパケットの送信を行い、他方のチャネルch2又はch1でのみパケットの受信を行うようにしても良い。
図2は、図1に示した無線局100を複数配置した第1の実施形態の無線通信システムの第1例を示すものであり、各無線局100の使用チャネルが固定化されている場合を示している。
図2の配置例では、複数の無線局100(BS01〜BS30)が四角格子状の節点に配置されており、各無線局BS01〜BS30から通信可能な他の無線局が2局〜4局である。
ここで、各無線局BS01〜BS30がデータパケットの伝送に用いるチャネルを、上述のように、チャネルch1又はch2のいずれかに固定的に設定し、残ったチャネルch2又はch1を他の無線局からの受信に用いるチャネルとして固定的に設定する。その際には、図2に示すように、互いに通信可能な隣り合った無線局同士で、データパケットの伝送に用いるチャネルと、他の無線局からの受信に用いるチャネルとが互い違いになるように配置する。
図2の配置例では、無線局BS01、BS03、BS05、BS08、BS10、BS12、BS13、BS15、BS17、BS20、BS22、BS24、BS25、BS27及びBS29が、送信チャネルがチャネルch1で、受信チャネルがチャネルch2である。これら無線局では、第1の送受信モジュール110が送信動作を担当し、第2の送受信モジュール120が受信動作を担当する。
また、図2の配置例では、無線局BS02、BS04、BS06、BS07、BS09、BS11、BS14、BS16、BS18、BS19、BS21、BS23、BS26、BS28及びBS30が、送信チャネルがチャネルch2で、受信チャネルがチャネルch1である。これら無線局では、第2の送受信モジュール120が送信動作を担当し、第1の送受信モジュール110が受信動作を担当する。
図3は、図1に示した無線局100を複数配置した第1の実施形態の無線通信システムの第2例を示すものであり、各無線局100の使用チャネルが固定化されている場合を示している。
図3の配置例では、複数の無線局100(BS01〜BS32)が六角格子状の節点に配置されており、各無線局BS01〜BS32から通信可能な他の無線局が2局〜3局である。
この例でも、各無線局BS01〜BS32がデータパケットの伝送に用いるチャネルを、上述のように、チャネルch1又はch2のいずれかに固定的に設定し、残ったチャネルch2又はch1を他の無線局からの受信に用いるチャネルとして固定的に設定する。その際には、図3に示すように、互いに通信可能な隣り合った無線局同士で、データパケットの伝送に用いるチャネルと、他の無線局からの受信に用いるチャネルとが互い違いになるように配置する。
図3の配置例では、無線局BS01、BS03、BS05、BS07、BS08、BS10、BS12、BS14、BS16、BS18、BS20、BS22、BS24、BS27、BS29及びBS31が、送信チャネルがチャネルch1で、受信チャネルがチャネルch2である。これら無線局では、第1の送受信モジュール110が送信動作を担当し、第2の送受信モジュール120が受信動作を担当する。
また、図3の配置例では、無線局BS02、BS04、BS06、BS09、BS11、BS13、BS15、BS17、BS19、BS21、BS23、BS25、BS26、BS28、BS30及びBS32が、送信チャネルがチャネルch2で、受信チャネルがチャネルch1である。これら無線局では、第2の送受信モジュール120が送信動作を担当し、第1の送受信モジュール110が受信動作を担当する。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の無線通信システムでの経路やチャネルの選択動作について説明する。なお、経路やチャネルが決定されると、その経路及びチャネルによって通信が実行される。
図4は、上述した図2に示すような無線局の配置例において、無線局BS03から無線局BS20に至る経路で、利用可能なリンク及びチャネルを示したものである。また、図5は、上述した図3に示すような無線局の配置例において、無線局BS03から無線局BS20に至る経路で、利用可能なリンク及びチャネルを示したものである。なお、図4及び図5でのチャネルは、選択可能なチャネルを表している。各無線局は、このような利用可能なリンク及びチャネルでなる経路情報の全て又は自局に関係する部分を経路管理部101で管理する。
これに対し、各無線局での送受信での使用チャネルが固定化されている場合には、図4や図5に示す内容からチャネルの情報が省略され、近傍無線局の固定チャネルの情報が経路管理部101に別個記憶される。
経路の選択は、リンクを利用するコストなどの計算結果に基づき行う。例えば、通信開始前のリンクの確立動作の際にコストなどを計算する。このような経路選択動作は、送信側無線局の中央制御部103が経路管理部101の管理情報を利用しながら実行しても良く、送信側無線局(の中央制御部103)が次の中継無線局への経路を決定し、決定された中継無線局(の中央制御部103)が次の中継無線局への経路を決定し、このような決定を順に実行するようにしても良い。
なお、各無線局について、送受信で使用するチャネルが固定化されている場合には、経路が選択されると、使用チャネルを選択することなく通信を実行する。
一方、各無線局が、通信毎に、使用するチャネルを選択できる場合であれば、経路における利用チャネルを2チャネルから選択する。
ここで、使用チャネルの選択は、(1)経路の選択に引き続く経路設定時、又は、(2)パケットを経路上の各無線局から経路上の次の無線局に伝送しようとするとき、のいずれかのタイミングで行う。
CSMA/CAのバックオフアルゴリズムやAIFSパラメータにおいては、キャリアセンスでキャリアが頻繁にセンスされたときに待機時間が長くなるように動作するが、ここでは同様に、あるチャネルでキャリアが頻繁にセンスされると、そのチャネルのコストを表す変数の値を大きくし、チャネル選択では当該変数のより小さいチャネルが選択されやすくする。それにより、チャネルの利用を均等にして輻輳を起こり難くすることができる。
また、使用チャネルの選択を経路の選択に引き続く経路設定時に行う方法(1)の場合、同一の経路上で、一つのチャネルが複数回割り当てられる場合に、割り当て回数に応じて、仮の値を変数に加算してから変数を比較計算する。
例えば、図4において、チャネルch1のコスト変数の値が10、チャネルch2のコスト変数の値が15のとき、無線局BS03から無線局BS20に至る経路を設定するものとする。また、割り当て回数の1回につき仮の加算値を3とする。さらに、図4に示す情報から、経路が第1ホップBS03⇒BS09、第2ホップBS09⇒BS08、第3ホップBS08⇒BS14、第4ホップBS14⇒BS20と決まったとする。
このとき、使用チャネルを、例えば、第1ホップから選んでいくならば、第1ホップではチャネルch1のコスト変数が小さいので、チャネルch1が選択される。この第1ホップでのチャネル選択後では、チャネルch1のコスト変数が13に更新され、チャネルch2のコスト変数は15を維持する。従って、第2ホップでもチャネルch1が選択される。この第2ホップでのチャネル選択後では、チャネルch1のコスト変数が16に更新され、チャネルch2のコスト変数15を維持し、第3ホップではチャネルch2が選択される。この第3ホップでのチャネル選択後では、チャネルch1のコスト変数が16を維持し、チャネルch2のコスト変数が18に更新され、第4ホップではチャネルch1が選択される。
一方、使用チャネルの選択を、パケットを経路上の各無線局から経路上の次の無線局に伝送しようとするときに行う方法(2)の場合であれば、例えば、キャリアセンスの結果得られる、動的に変化するチャネルch1又はch2のコストを表す変数をそのまま比較して使用チャネルを決定する。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、設定された単一のチャネルを動的に切り替えることなく動作させる送受信モジュールを各無線局に2組設けて無線マルチホップ通信を実行でき、ハードウェア内部モジュールの再設計が不要であるという効果がある。因みに、従来ならば、複数のチャネルを用いるのに、無線局(送受信モジュール)に無線チャネルのフィルタリング部を設ける必要があり、無線局の配置位置によって、フィルタリング部を再設計しなければならないという問題があった。
また、従来ならば、動的にチャネルを切り替えるため、その切り替えに伴うオーバヘッドが生じ、その分、遅延の増大、スループットの低下により通信容量が減少するが、第1の実施形態によれば、一つの無線送受信モジュールは固定的に一つのチャネルで動作するために、従来のようなチャネル切り替えによるオーバヘッドを解消でき、低遅延化及び高スループット化という効果を奏する。
また、各無線局がデータパケットの伝送に用いるチャネルをチャネルch1又はch2に固定的に設定し、残ったチャネルを他の無線局からの受信に用いるチャネルとして固定的に設定した場合には、送受信モジュールの制御とデータパケットの送受信それぞれの対応付けが容易になるという効果もある。
(B)第2の実施形態
次に、本発明による無線通信システムの第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
第2の実施形態の無線通信システムを構成する各無線局の詳細構成は、図1に示した第1の実施形態での無線局の詳細構成と同様である。
但し、第1の実施形態の場合、全ての無線局が、第1の送受信モジュール110がチャネルch1対応のもので、第2の送受信モジュール120がチャネルch2対応のものであったが、第2の実施形態の場合、各無線局の第1の送受信モジュール110及び第2の送受信モジュール120のチャネルは固定されているが、無線局によって、固定されているチャネルが異なっている。
図6〜図12はそれぞれ、図1に示した無線局100を複数配置した、第2の実施形態の無線通信システムの無線局配置例を示すものであり、各無線局100の使用チャネルが固定化されている場合を示している。図6は、四角格子状の各節点に無線局を配置した例であり、図7〜図12はそれぞれ、六角格子状の各節点に無線局を配置した例である。各無線局から通信可能な無線局は、図6の配置例で2〜4局であり、図7〜図12の配置例で2〜3である。また、図6〜図10の配置例に係る無線通信システムは、システム全体から見れば4個のチャネルch1〜ch4を使用しており、図11及び図12の配置例に係る無線通信システムは、システム全体から見れば3個のチャネルch1〜ch3を使用している。
いずれの配置例でも、各無線局100(BS01〜BS30又はBS01〜BS32)は、第1の送受信モジュール110には、チャネルch1〜ch4又はch1〜ch3のいずれかのチャネルが固定的に設定されており、第2の送受信モジュール120には、チャネルch1〜ch4又はch1〜ch3の上記とは異なるいずれかのチャネルが固定的に設定されている。
例えば、図6における無線局BS03を例に取ると、第1の送受信モジュール110には、近傍無線局BS02とのパケット送受信用で、他の近傍無線局BS04、BS09へのパケット送信用に、チャネルch2が固定的に設定されており、第2の送受信モジュール120には、近傍無線局BS04、BS09からのパケット受信用にチャネルch4が固定的に設定されている。このとき、無線局BS03及びBS02間のパケット送受信はチャネルch2のみが利用可能である。なぜならば、無線局BS02は、チャネルch1とチャネルch2を設定しており、無線局BS03の利用するチャネルch4は設定されていないからである。無線局BS03と、無線局BS04、BS09とのパケット送受信はチャネルch2及びチャネルch4で可能である。
図6〜図12の配置例の無線通信システムは、チャネルの割り当ては、各無線局が、共通チャネルであれば通信可能な距離にある無線局のいずれか、ないしは、全てと、1つ以上のチャネルを共通で割り当てて、それにより、全ての無線局をネットワークとして接続するようにしたものである。
特に、各無線局から通信可能な距離の無線局が4局のとき(四角格子状に配した場合)、そのうちの2つの無線局と共通のチャネルが2つ以上となるようにチャネルを割り当てると、図6のようになる。
また、各無線局から通信可能な距離の無線局が3局のとき(六角格子状に配した場合)、そのうちの2つの無線局と共通のチャネルが2つ以上となるようにチャネルを割り当てると、図8あるいは図11のようになる。
さらに、各無線局から通信可能な距離の無線局が3局のとき(六角格子状に配した場合)、そのうちの1つの無線局と共通のチャネルが2つ以上となるようにチャネルを割り当てると、図7あるいは図9のようになる。
さらにまた、図9の無線局BS09及びBS24、ないしは、図11の無線局BS14及びBS23の場合などのように、設定可能なチャネルの制約が弱いため、それぞれ図10、図12に示すように使用するチャネルを入れ替えることが可能な場合がある。入れ替えによって、リンクの利用率によって異なり得るチャネルの利用率の偏りを減少させることが可能である。
第2の実施形態の無線通信システムにおける経路やチャネルの選択動作は、第1の実施形態と同様であるので、その詳細説明は省略する。
なお、参考のために、図13〜図17にはそれぞれ、図6〜図9、図8、図11の配置例において、無線局BS03から無線局BS20に至る経路で利用可能なリンク、及び、チャネルを示している。これら図面(図13〜図17)は、第1の実施形態に係る図3や図5と同様な図面である。
第2の実施形態によっても、上述した第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。
さらに、第2の実施形態によれば、各無線局においては、最低で2つの送受信モジュールを備えることで、3チャネル以上をネットワーク全体として利用可能として、ネットワークにおける接続経路の許容量をさらに増加させ、低遅延化、高スループット化という効果を一段と高めることができる。
(C)他の実施形態
上記各実施形態においては、各無線局において別個のチャネルが固定化されている送受信モジュールが2組のものを示したが、送受信モジュールを3組以上備えていても良い。また、異なる組数の送受信モジュールを有する無線局が混在していても良い。
各無線局の送受信モジュールのチャネルは設置された段階で固定化されていれば良く、設置前においては、送受信モジュールが3チャネル以上から選択できるように構成していても良い。
各無線局の配置は、上記各実施形態のような四角格子状又は六角格子状に限定されるものではない。
第1の実施形態の無線局の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の無線通信システムにおける無線局の第1の配置例を示す説明図である。 第1の実施形態の無線通信システムにおける無線局の第2の配置例を示す説明図である。 図2の配置でのある経路で利用可能なリンク及びチャネルを示す説明図である。 図3の配置でのある経路で利用可能なリンク及びチャネルを示す説明図である。 第2の実施形態の無線通信システムにおける無線局の第1の配置例を示す説明図である。 第2の実施形態の無線通信システムにおける無線局の第2の配置例を示す説明図である。 第2の実施形態の無線通信システムにおける無線局の第3の配置例を示す説明図である。 第2の実施形態の無線通信システムにおける無線局の第4の配置例を示す説明図である。 第2の実施形態の無線通信システムにおける無線局の第5の配置例を示す説明図である。 第2の実施形態の無線通信システムにおける無線局の第6の配置例を示す説明図である。 第2の実施形態の無線通信システムにおける無線局の第7の配置例を示す説明図である。 図6の配置でのある経路で利用可能なリンク及びチャネルを示す説明図である。 図7の配置でのある経路で利用可能なリンク及びチャネルを示す説明図である。 図8の配置でのある経路で利用可能なリンク及びチャネルを示す説明図である。 図9の配置でのある経路で利用可能なリンク及びチャネルを示す説明図である。 図11の配置でのある経路で利用可能なリンク及びチャネルを示す説明図である。
符号の説明
100…無線局、101…経路管理部、102…待ち行列管理部、103…中央制御部、110、120…送受信モジュール、111、121…無線受信部、112、122…受信制御部、113、123…送信制御部、114、124…無線送信部、115、125…接続管理部。

Claims (6)

  1. 複数の無線局を有し、各無線局が、他の無線局と、直接に、又は、少なくとも1以上の無線局を介して通信する無線通信システムにおいて、
    上記各無線局はそれぞれ、異なる一つのチャネルが固定的に割り当てられた複数の送受信モジュールを備え、
    上記各無線局には、当該無線局がパケットを送信する際のチャネルと、当該無線局がパケットを受信する際のチャネルとが異なって割り当てられ、
    通信可能な距離にある隣接する無線局間で、一方の無線局がパケットを送信するチャネルと他方の無線局がパケットを送信するチャネルとは異なり、一方の上記無線局がパケットを送信するチャネルと他方の上記無線局がパケットを受信するチャネルとが一致していると共に、他方の上記無線局がパケットを送信するチャネルと一方の上記無線局がパケットを受信するチャネルとが一致しており、
    上記各無線局は、パケットを送信する際に、上記複数の送受信モジュールから、送信チャネルが割り当てられている一つを選択してパケット送信を行う
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 任意の上記無線局と、その無線局に隣接する上記無線局との間で、パケット伝送する際に、チャネルの利用の程度に応じて変動する変数を用いて、チャネルの利用の程度がネットワーク全体として均等になるように指向して、新たなパケット伝送でのチャネルを選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 意の2個の無線局間で複数の無線局間のリンクを経由してパケットを伝送するため経路を設定する際に、チャネルの利用の程度に応じて変動する変数を用いて、チャネルの利用の程度が経路全体、ないしはネットワーク全体として均等になるように指向して、経路上の各リンクで利用されるチャネルを選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. システム全体で使用する無線チャネル数が、上記各無線局が備える送受信モジュールの数と同じ2であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信システム。
  5. 2つのチャネルを第1チャネル及び第2チャネルとしたとき、
    一方の上記送受信モジュールを、第1チャネルによってパケットを送信するものとして適用すると共に、他方の上記送受信モジュールを、第2チャネルによってパケットを受信するものとして適用する上記無線局と、
    一方の上記送受信モジュールを、第2チャネルによってパケットを送信するものとして適用すると共に、他方の上記送受信モジュールを、第1チャネルによってパケットを受信するものとして適用する上記無線局とが、
    全域で交互に配置され、
    隣接する無線局間で送信チャネル及び受信チャネルが逆になっている
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. システム全体で使用する無線チャネル数が、上記各無線局が備える送受信モジュールの数である2よりも多いことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信システム。
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