JP4353000B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、貯蔵物を冷却する冷蔵庫に関するものである。
近年、家庭用冷凍冷蔵庫においては、冷蔵室内に給水タンクを設置するとともに、冷凍室内(もしくは製氷室内)には自動で製氷を行う自動製氷機を備えたものが普及している。
この場合、給水タンクは冷蔵室内に着脱自在に設けられ、給水タンクに給水する際には冷蔵室から給水タンクを取り出し、水道水を注水するものである。この給水タンク内の水道水は給水ポンプによって製氷皿へ送られ、冷凍室内(もしくは製氷室内)の冷却作用によって凍結する。そして、製氷皿にて製氷が完了した場合には、駆動装置によって製氷皿を回動させ、捻って離氷するとともに、製氷皿から落下した氷は受け皿に蓄えられる。
従来、給水タンクは冷蔵室に設置させられるのは、給水タンク内の水が凍結するのを防止するためである。したがって、給水タンク内の水量を確認するには冷蔵室を開けて確認するしかなかった。一方、水位センサなどの手段によって水量を判定しユーザに報知する方法もあるが、コストUPするという問題があった。
また、従来の冷凍冷蔵庫においては、冷蔵室と冷凍室が横に配置されており、庫内灯に対向する冷蔵室と冷凍室とを区画する仕切壁に貫通穴を設けて、この貫通穴の両開口部に透過性を有する遮蔽板を設け、庫内灯の光が前記貫通穴を通過して冷凍室を照らすものもある。(たとえば特許文献1参照)
特開昭59−107181号公報
しかしながら、特許文献1に示される冷蔵庫においては、冷凍室を照らす手段を冷蔵室に配置して安価に構成しているが、冷凍室あるいは製氷室から冷蔵室に配置される給水タンクの水位を確認することはできず、給水タンクの水量を確認するには冷蔵室を開けるしかなかった。したがって、給水タンクの水量を確認するためだけに冷蔵室を開けなければならず消費電力の浪費につながっていた。また、従来の冷蔵庫は、製氷室を照らすことができないので、夜中に製氷室から氷を取り出す場合には、部屋の照明をつける必要があり、無駄に点灯しなければならず、消費電力が浪費されていた。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、電気代の少ない冷蔵庫を提供することを目的とする。また、製氷室を開けたときに給水タンク内の水量が確認できるようにすることを目的とする。また、安価に製氷室を照射できる冷蔵庫を提供することを目的とする。また、製氷室の照明を安価に構成できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、氷を製氷する製氷室と、前記製氷室の上方に配置された冷蔵室や野菜室などの貯蔵室と、前記貯蔵室内に設けられ、前記貯蔵室内を照射する光発生手段と、前記貯蔵室と前記製氷室との間に設けられ、前記製氷室内に突出した仕切部材と、少なくとも一部を光透過材で構成され、前記製氷室内に突出するように設けられた前記仕切部材に埋設されて収納される給水タンクと、前記製氷室の扉が開放された時に外部から目視できる位置の前記仕切部材に設けられた窓部材と、を備え、前記貯蔵室内に設けられた前記光発生手段の光によって前記製氷室の扉が開放された時に前記給水タンク内の水位が前記窓部材を介して目視できるようにしたものである。
この発明にかかる冷凍冷蔵庫によれば、製氷室の扉が開放されると外部から目視できるので、冷蔵室を開放しなくても給水タンク内の水位が確認でき、給水タンクに給水が必要かどうかが即座に分る。したがって、冷蔵室を開放して給水タンク内の水量を確認する必要がないので、無駄な電気代を使うことがなく、省エネルギーな冷蔵庫を提供できる。また、製氷室を開けたときに、冷蔵室内を照射する照明や給水タンクを照射するための照明で、製氷室内を照射することができ、電気代が少なく効率的に製氷室を照射できる。また、製氷室の照明を他の貯蔵室の照明と共有できるので、製氷室の照明を安価に構成することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の概略図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は断面図である。図において、冷蔵庫1は外箱2と、内箱3と、これら外箱2と内箱3との間に充填された発泡断熱材4と、で形成された断熱箱体5を複数の貯蔵室に仕切り、それぞれの貯蔵室の開口部を開閉自在に閉塞する扉体を有している。
冷蔵庫1は上部に冷蔵室11が設けられ、冷蔵室11の下方には製氷室12と切替室13が並列に設けられている。また、製氷室12と切替室13の下方には野菜室16が設けられ、野菜室16の下方には冷凍室18が仕切部材14、15、17、19によって仕切られている。そして、これらの貯蔵室11、12、13、16、18は、その開口部をそれぞれ開閉自在に閉塞する冷蔵室扉体6、製氷室扉体7、切替室扉体8、野菜室扉体9、冷凍室扉体10を有しており、引き出し式あるいは回転式の扉で構成される。
断熱箱体5を複数の貯蔵室に仕切る仕切部材14、15、17、19は、冷蔵室11と製氷室12及び切替室13とを仕切る仕切部材14と、製氷室12と切替室13とを仕切る仕切部材15と、製氷室12及び切替室13と野菜室16とを仕切る仕切部材17と、野菜室16と冷凍室18とを仕切る仕切部材19と、によって構成されている。
冷蔵室11奥部(後方)には冷蔵室11内を照射する光発生手段である庫内灯57が設けられており、冷蔵室扉体6が開放されると点灯するようになっている。また、製氷室扉体7が開放されたときも庫内灯57は点灯するようにしている。もちろん、製氷室扉体7の開放状態と光発生手段である庫内灯57の点灯を関連つけなくてもよい。
冷蔵室11内の下部の仕切部材14には給水タンク20が配置されている。給水タンク20は冷蔵室11と製氷室12、切替室13を仕切る仕切部材14に少なくとも一部が埋設された状態で着脱可能に挿入されている。給水タンク20を構成する材料は一部または全体が光透過材(あるいは透明材料)で構成されている。光透過材としては、たとえばガラスやメタクリル、ポリカーボネイト、ポリスチレンなどがあるが、コストを考慮した場合、ポリスチレンが適当である。給水タンク20と野菜室16の後方には、冷却室が形成され、冷却器21及び庫内ファン22が設置されている。冷却器室から冷蔵室11への風路中には、冷気流量を調整する冷蔵室用ダンパ装置23が設けられ、冷却器室から切替室13への風路中には、切替室13への冷気流量を調整する切替室用ダンパ装置24とが設けられている。
冷蔵庫1には製氷室12内の後方部に製氷コーナー25が配設され、この製氷コーナー25は、冷気が供給されることにより氷を製氷する製氷皿26と、製氷皿26をねじる事により製氷皿26内の氷を貯氷箱31内に離氷させる駆動装置27と、製氷皿26を支える外壁部材28と、貯氷箱31内の氷を検知する検氷レバー29と、を備えている。給水タンク20から製氷皿26へは給水経路30を介して水を供給する。また、製氷室12内には、製氷皿26の下方に氷を貯めておく貯氷箱31が設置されている。
冷蔵室扉体6の表面には表示パネル32が設けられており、表示パネル32には製氷の開始・停止を行うための製氷オンオフスイッチ33が設けられている。この製氷オンオフスイッチ33をオンすることで製氷を開始させることができ、オフすることにより製氷を停止させることができる。
図2は本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の給水タンク近傍を上から見た図である。図3は、本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の給水タンク近傍の側断面図である。図4は、本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の給水タンク近傍の縦断面図である。図5は、本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の給水ポンプの分解図である。図6は本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の浄水フィルターの概略断面図である。図7は本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の窓部材の概略構成図である。図において、図1と同等部分は同一の符号を付して説明は省略する。
給水タンク20は仕切部材14に設けられた給水タンク受49内に収納されており、給水タンク受49に設けられたマグネットポンプモータ43により給水タンク20内に固定された給水ポンプ20のマグネットインペラ46を回転させることによって給水タンク20内の水を製氷皿26に供給する。給水ポンプ40は、ポンプケース47、浄水フィルター41、蓋部材63などによって構成され、給水タンク光発生手段34によって給水タンク20内が照射され、浄水フィルター41、蓋部材63も照射される。給水タンク20内が給水タンク光発生手段34により照射されることにより、給水タンク20内が明るく照らされるので、仕切壁14、給水タンク受49に設けられた窓部材37によって、給水タンク20内の水位(水量)が確認できるように構成されている。
ここで、給水タンク20は給水タンク受49に給水タンク20の大部分が埋まるように設置され、したがって、給水タンク20は仕切部材14のほぼ全体が埋設するように配置されている。給水タンク20は給水タンク20の蓋39で閉塞されており、ごみなどが侵入しないようにしている。給水タンク20の蓋39の材料は全体または一部(少なくとも一部)が光透過材である透明材料で構成されている。
給水タンク受49は冷蔵室11と製氷室12及び切替室13の仕切部材14にほぼ全体が埋設するように設置されている。給水タンク受49にはマグネットポンプモーター43が取付けられており、給水タンク20内には給水ポンプ40が設けられている。給水ポンプ40はポンプケース47内にマグネットインペラ46を収納した状態でポンプカバー61で被せる構造をしており、また、マグネットポンプモーター43と給水ポンプ40は、給水タンク受49と給水タンク20を挟んで対面に位置している(対向する位置に配置されている。)。すなわち、給水ポンプ40には、給水パイプ36に対して反対側の開口部にポンプカバー61が被せられている。ポンプカバー61には、浄水フィルター41が収納できるような箱形形状をした収納部が形成されており、ポンプカバー61は、この収納部内に浄水フィルター41を収納して蓋部材63にてポンプカバー61を閉塞する構成としている。
給水ポンプ40には給水パイプ36が取付けられており、マグネットポンプモーター43に通電することにより、給水ポンプ40のポンプケース47内に回動自在に設けられているマグネットインペラ46が回転し、その作用により給水タンク20内の水が浄水フィルター41を通過しながら吸い上げられ給水パイプ36の内部を通過して、給水経路30を介して製氷皿26へ供給される構造となっている。
ここで、蓋部材63の材料はポリプロピレンなどで構成されており、この材料には蛍光増白剤が添加されている。もちろん、食品衛生法に適合するものである。この蛍光増白剤は、紫外線が照射されると青色に蛍光するものであり、本実施の形態では、給水タンク20内に設けられた給水ポンプ40の蓋部材63や浄水フィルター41などを照射する給水タンク光発生手段34である発光ダイオードを備えており、この給水タンク光発生手段34にて紫外線を発生させるようにすれば、蛍光増白剤が添加された蓋部材63が青色に蛍光するので、意匠性に優れる冷蔵庫を得ることができる。また、全反射を利用することができるので、水面下において蓋部材63は強く蛍光し、給水タンク20内の残水量が確認しやすくなる。
図6に示すように、浄水フィルター41は、活性炭シート51を2枚の酸化チタンシート50で挟むように配設し、全体を不織布52で包み込むように加工されている。
活性炭シート51は、活性炭繊維をシート状に加工したものであり、水道水中に含まれるにおいの元である塩素やトリハロメタンや、一般雑菌などを強力に吸着する機能を有している。
酸化チタンシート50は、活性炭繊維に酸化チタンを胆持したものである。酸化チタンは光触媒の一種であり、光触媒は特定の波長を有する光を照射されると励起状態になり表面が強い酸化力を持つ。酸化チタンの場合、約380nmの波長を有する紫外線を照射されることにより励起状態になり表面が強い酸化力を持つ。この酸化力により、水や酸素からラジカルが発生し、このラジカルが菌などを含む有機物を酸化還元反応で分解することで脱臭及び抗菌作用を発揮する。したがって、本実施の形態では、給水タンク光発生手段34により、浄水フィルター41を照射するようにしているので、給水タンク内の水に脱臭、抗菌作用が働き、いやな臭いがせず、雑菌などもいない衛生的な氷を製氷することのできる冷蔵庫を提供できる。また、光触媒の寿命は半永久的であるため、破損のない限り、浄水フィルタ−41のメンテナンスの必要は生じにくいので、低コストで衛生的な冷蔵庫を提供できる。
また、給水タンク受49には穴49aがあいており、そこには発光ダイオードカバー44が取付けられている。発光ダイオードカバー44は、光透過材で構成されており、材料は透明の樹脂であり、例えば透明ポリスチレンなどである。もちろん、メタクリルやポリカーボネイトでもよい。発光ダイオードカバー44には給水タンク光発生手段34が内蔵されており、紫外線を発生させることができる。給水タンク光発生手段34は、約380nmの波長の紫外線を発光する。
給水タンク受49には、給水タンク20の下面に対向する位置に加熱手段であるヒータ45が設けられており、給水タンク20内の水が製氷室12の冷却により冷却されて凍結することを防止する役割を有している。37は窓部材であり、冷蔵室と製氷室及び切替室の仕切部材14に設けられている。窓部材37は給水タンク20内の水量などを確認するためのものであり、給水タンク内20内が確認できる材料であればよく、透明材料が好ましく、例えば透明ポリスチレンなどが考えられる。もちろんガラスやポリカーボネイト、メタクリルなどでもよいがコストを考慮すると透明ポリスチレンが適当である。
冷蔵室11と製氷室12及び切替室13との仕切部材14は、仕切部材上部14c、仕切部材下部14a、仕切部材断熱部14b1、仕切部材断熱部(小)14b2により構成されており、仕切部材上部14c及び仕切部材下部14aにより仕切部材断熱部14b1及び仕切部材断熱部(小)14b2が挟まれる合わせ構造となっている。給水タンク20内を覗くための窓部材37は、仕切部材下部14aに設けられた穴14mに挿入され、仕切部材断熱部14b1の切り欠き部14nを通って、給水タンク受49の穴部49aに挿入され、ボルト56などによって固定されている。この窓部材37は、仕切部材断熱部14b1と仕切部材断熱部(小)14b2に挟まれるように設けられている。
窓部材37と仕切部材下部14aの間にはパッキン前54が設けられている。パッキン前側54は窓部材37と仕切部材14aの間の隙間から冷気漏れや水漏れするのを未然に防ぐためのものである。また、窓部材37と給水タンク受49の間にはパッキン中55が設けられている。パッキン中55は窓部材37と給水タンク受49間からの冷気漏れや水漏れを未然に防ぐためのものである。
パッキン前54の材料はシリコンが好ましく、窓部材37が透明であるという意匠性を考慮すると色は水色などの爽やかな色が好ましい。もちろん、ニトリルゴムでもよいが色が黒であるため、意匠性には優れないため目隠し用シールが必要となりコスト高になってしまう。一方、外側から覗いてもほとんどわからないパッキン中55の材料はニトリルゴムでも構わない。窓部材37には冷気吹出し口から影になる位置(冷気が直接かからない位置)に配置されているので直接冷気があたることはなく、また、光透過材や窓部材37の近傍に加熱手段であるヒータ45を設けるようにしており、ヒータ45の熱が光透過材や窓部材37にも伝わり光透過材や窓部材37が凍結してしまうことはない。
窓部材37は、給水タンク20内の水位などが確認できる材料であればよく、透明が好ましく、また、給水タンクの蓋39及び給水タンク20も、少なくとも光が照射される部分は光を透過する光透過材で構成しているので、光発生手段である庫内灯57の光が窓部材37を透過して製氷室12を照らすことができる。また、窓部材37は透明かつ給水タンク20は光透過材で透明なので製氷室を開放したときには、給水タンク20を介して製氷室12内が照射され、また、給水タンク20が照射されているので、給水タンク20内の残水量も確認できる。
次に図7を用いて仕切部材14の構成について説明する。仕切部材下部14aに仕切部材断熱部14b1を嵌めこみ、断熱部材断熱部(小)14b2を仕切部材断熱部14b1に嵌めこむ。その後、仕切部材上部14cを仕切部材14aに被せるように組立て、その後給水タンク受49を仕切部材上部14cに組み込む。その後、窓部材37を仕切部材下部14aの穴に挿入するように組込み給水タンク受49と2本のボルト(あるいはネジ)56により締結する。窓部材37にはパッキン前54及びパッキン中55が組まれている。尚、仕切部材断熱部(小)14b2は給水タンク20内の水が凍結しないことを試験等で確認できれば、省略できるので無くても構わない。
図8は、本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の製氷室扉開放時の製氷室周辺の概略側断面図である。図において、図1〜図7と同等部分は同一の符号を付して説明は省略する。本実施の形態では、給水タンク20が仕切部材14を介して製氷室12内に突出しているので、製氷室扉7を引出して開放すると仕切部材14に設けられた窓部材37が外部に露出され、外部から目視できるようになる。ここで、窓部材37が透明であることから、窓部材37をとおして給水タンク20内の水量を目視することができるようになっている。
図9は、本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の窓部材周辺の概略正面図である。窓部材37の窓部には水位確認手段である給水ライン37aが設けられており、この給水ラインaはユーザに給水を促す目安のラインである。例えば自動製氷1回分の水量しか残ってないときの水位の高さ位置に設けられている。したがって、製氷室12の引出し扉7が引出されると外部から窓部材37が目視できるので、冷蔵室11を開放しなくても給水タンク20内の水位が水位確認手段により確認でき、給水タンク20に給水が必要かどうかが即座に分る。したがって、冷蔵室11を開放して給水タンク20内の水量を確認する必要がないので、無駄な電気代を使うことがなく、省エネルギーな冷蔵庫を提供できる。
このように構成された冷凍冷蔵庫1において、給水タンク20に水道水が供給されて給水タンク受49に収納されて自動製氷が開始されると、マグネットポンプモーター43に通電されマグネットポンプモーター43が回転し、同期して給水ポンプ40のマグネットインペラ(羽根車)46が回転し、その作用により給水タンク20内の水が浄水フィルタ−41を通過するように汲み上げられ、給水パイプ36を介して給水経路30を通過したのち、製氷皿26に供給され、冷却器室から供給される冷気により冷却され製氷される。
また、給水タンク20内の水道水などの水は、浄水フィルター41を通過するときに、同時に活性炭シート51も通過するので塩素も除去されて、カルキくささのないおいしい氷を製氷できる。さらに前述のように浄水フィルター41には活性炭シート51と酸化チタンシート50も含有されており、水の中の一般雑菌は活性炭シート51にて吸着され、給水タンク光発生手段である発光ダイオード34より紫外線が酸化チタンシート50に照射されることにより、活性炭シート51に吸着された一般雑菌が分解され死滅する。そのため、浄水フィルター41を通過した水は常に衛生的であり、結果として製氷された氷も衛生的な氷となる。また、発光ダイオード34が点灯することにより給水タンク20内が照射され、意匠性にも優れた効果も有する。
このように構成された冷凍冷蔵庫によれば、ユーザーが氷を取り出すために製氷室扉体7を開放したときにユーザーは氷を取り出すだけでなく、給水タンク20内の残水量を確認することができる。したがって、従来の冷蔵庫では、冷蔵室扉体を開放させなければ給水タンク内の残水量を確認できなかったが、本実施の形態の冷蔵庫では、無駄な冷気の漏洩が無くなるので、消費電力の節約につながり、省エネルギーな冷蔵庫が得られる。また、製氷室扉体7の開放時に光発生手段である庫内灯57が点灯するので、夜に冷蔵庫の設置してある部屋の照明をつけなくても、製氷室12が照射されるので、ユーザーは容易に氷を取り出すことができる。
また、製氷室12を照射するために照明を設けているわけでなく、冷蔵室11の照明57や給水タンク20の照明34を製氷室12の照明に共用しているので、安価に製氷室照明を設けることができる。また、製氷室12の照明を設けなくてもいいので、低コストの冷蔵庫を提供できる。また、製氷室扉体7の開放時に給水タンク光発生手段34が点灯して蛍光増白剤が添加されている蓋部材63が青く蛍光するので、製氷室12をより明るく照らすことができると同時に給水タンク20内の水面下がより青く光るので給水タンク20内の残水量が見やすくなる。また、給水タンク20内が青く蛍光するので、意匠性も向上する。
以上のように、本実施の形態では、氷を製氷する製氷室12と、製氷室12の上方に配置された冷蔵室や他の貯蔵室(たとえば野菜室)などの貯蔵室11と、貯蔵室11内に設けられ、貯蔵室11内を照射する光発生手段57と、を備え、貯蔵室11と製氷室12との間の仕切壁14の少なくとも一部を光透過材で構成し、光発生手段57の光によって製氷室12を照射するようにしたので、製氷室12を開けたときに、製氷室12内が照射され、明るくなるので、冷蔵庫の設置してある部屋の照明を点灯する必要がなく、省エネルギーな冷蔵庫を提供できる。また、冷蔵室11内を照射する照明57で、製氷室12内も照射することができ、電気代が少なく効率的に製氷室12を照射できる。
また、水を貯水する給水タンク20と、仕切壁14に設けられ、給水タンク20を収納する給水タンク受部49と、を備え、光発生手段57より発生する光が製氷室12に透過可能なように給水タンク20あるいは給水タンク受部49の少なくとも一部を光透過材で構成するようにしたので、冷蔵室11内を照射する照明57で、給水タンク20内や製氷室12内も照射することができ、電気代が少なく効率的に製氷室12を照射できる。
また、給水タンク20、あるいは給水タンク受部49の少なくとも一部が仕切壁に埋設するようにしたので、貯蔵室である冷蔵室の内容積を大きくでき、使い勝手の良い冷蔵庫が得られる。
また、氷を製氷する製氷室12と、製氷室12の上方に配置された冷蔵室や野菜室などの貯蔵室11と、貯蔵室11と製氷室12との間に設けられた仕切壁14と、仕切壁14に収納され、水を貯水する給水タンク20と、給水タンク20の近傍に設けられ、給水タンク20内を照射する給水タンク光発生手34段と、給水タンク光発生手段34より発生する光が製氷室12に透過可能なように給水タンク20あるいは仕切壁14の少なくとも一部を光透過材としたので、冷蔵室11内を照射する照明57だけでなく給水タンク20内を照射するための照明34でも、製氷室12内も照射することができ、電気代が少なく効率的に製氷室12を照射できる。
本発明の実施形態1を表す冷蔵庫の概略図である。 本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の給水タンク近傍を上から見た図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の給水タンク近傍の側断面図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の給水タンク近傍の縦断面図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の給水ポンプの分解図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の浄水フィルターの概略断面図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の窓部材の概略構成図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の製氷室扉開放時の製氷室周辺の概略側断面図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の窓部材周辺の概略正面図である。
符号の説明
1 冷蔵庫、2 外箱、3 内箱、4 発泡断熱材、5 断熱箱体、6 冷蔵室扉体、7 製氷室扉体、8 切替室扉体、9 野菜室扉体、10 冷凍室扉体、11 冷蔵室、12 製氷室、13 切替室、14、15 仕切部材、16 野菜室、17 仕切部材、18 冷凍室、19 仕切部材、20 給水タンク、21 冷却器、22 庫内ファン、23 冷蔵室用ダンパ装置、24 切替室用ダンパ装置、25 製氷コーナー、26 製氷皿、27 製氷駆動装置、28 製氷コーナー外壁部材、29 検氷レバー、30 給水経路、31 貯氷箱、32 表示パネル、33 製氷オンオフスイッチ、34 給水タンク光発生手段、36 給水パイプ、37 窓部材、37a 給水ライン、38 仕切部材、39 給水タンクの蓋、40 給水ポンプ、41 浄水フィルター、43 マグネットポンプモーター、44 発光ダイオードカバー、45 ヒータ、46 マグネットインペラ、47 ポンプケース、49 給水タンク受、50 酸化チタンシート、51 活性炭シート、52 不織布、54 パッキン前、55 パッキン中、56 ネジ、57 光発生手段、61 ポンプカバー、63 蓋部材。

Claims (9)

  1. 氷を製氷する製氷室と、前記製氷室の上方に配置された冷蔵室や野菜室などの貯蔵室と、前記貯蔵室内を照射する光発生手段と、前記貯蔵室と前記製氷室との間に設けられ、前記製氷室内に突出した仕切部材と、少なくとも一部を光透過材で構成され、前記製氷室内に突出するように設けられた前記仕切部材に埋設されて収納される給水タンクと、前記製氷室の扉が開放された時に外部から目視できる位置の前記仕切部材に設けられた窓部材と、を備え、前記貯蔵室内に設けられた前記光発生手段の光によって前記製氷室の扉が開放された時に前記給水タンク内の水位が前記窓部材をとおして目視できるようにしたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 氷を製氷する製氷室と、前記製氷室の上方に配置された冷蔵室や野菜室などの貯蔵室と、前記貯蔵室と前記製氷室との間に設けられ、前記製氷室内に突出した仕切部材と、少なくとも一部を光透過材で構成され、前記製氷室内に突出するように設けられた前記仕切部材に埋設されて収納される給水タンクと、前記給水タンク近傍に設けられ、前記給水タンク内を照射する給水タンク光発生手段と、前記製氷室の扉が開放された時に外部から目視できる位置の前記仕切部材に設けられた窓部材と、を備え、前記給水タンク光発生手段の光によって前記製氷室の扉が開放された時に前記給水タンク内の水位が前記窓部材をとおして目視できるようにしたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  3. 前記窓部材近傍に加熱手段を設けるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 前記窓部材を冷気吹出し口からの冷気が直接あたらない位置に配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  5. 前記給水タンク光発生手段の発生する光が紫外線であり、除菌作用を有することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  6. 前記給水タンク光発生手段の発生する光が紫外線であり、前記給水タンク光発生手段から発せられる光が照射される部分の構成材料に蛍光増白剤を添加するようにしたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の冷凍冷蔵庫。
  7. 前記製氷室は、引出し式あるいは回転式の扉を備え、前記製氷室の扉開時に前記光発生手段、あるいは前記給水タンク光発生手段を点灯するようにしたことを特徴とする請求項1至乃請求項6のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  8. 前記窓部材に前記給水タンク内の水量が確認できるような水位確認手段を設けたことを特徴とする請求項1至乃請求項7のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  9. 前記給水タンクに蛍光増白剤が添加された蓋部材を設け、前記給水タンクを前記給水タンク光発生手段により照射することで全反射を利用して水面下で蛍光させて前記給水タンク内の残水量を確認できるようにしたことを特徴とする請求項5至乃請求項8のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
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