JP4351721B2 - データ配信方法及び端末 - Google Patents

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Description

本発明は、データ配信方法及び端末に関し、サーバからネットワークを介して複数の端末にデータを配信するデータ配信方法及び端末に関する。
従来のイーサネット(登録商標)等のネットワークにおける通信の場合、あるネットワーク内の端末からサーバに配信要求がされると、サーバはその端末に対して要求された情報を配信する。あるネットワーク内に複数の端末が存在する場合には、複数の端末同士で通信経路等のリソースを共有し、例えば時分割でリソースを使用することにより互いに妨げることなく通信を行っている。
しかし、ネットワークの帯域は、そのネットワークでやり取りする情報量を基に算出して決定され、また情報の種類としては一般には文書や静止画像等の比較的小さな場合が殆どであるため、それに合わせてネットワークも構築されている。
ところが、近年端末の高性能化が著しく、取り扱う情報としてリアルタイムの映像・音声等の比較的情報量の大きなデータのやり取りが行われるケースが出てきた。更に、その発展的な活用方法として、複数のLAN(Local Area Network)間をWAN(Wide Area Network)で接続したようなネットワークにおいて、例えば互いに遠隔に位置する複数の拠点を持つ会社の社長が行う年末年始等の挨拶をリアルタイムで各事業所の端末に配信するような全社的リアルタイム映像・音声配信を行う場合も出てきた。
このようなリアルタイムの大きな情報量のデータをネットワーク上の殆どの端末が受信してもサービスの停止や極端な遅延が発生しないようなネットワークの効率化技術が求められている。
図1は、従来のクライアント・サーバ型のデータ配信方法を説明するためのネットワーク構成図を示す。同図中、本社のLANを構成するルータ11にはサーバ10が接続されており、また、ルータ11はWAN20に接続されている。WAN20には大阪支社のLANを構成するルータ12、札幌支社のLANを構成するルータ13、福岡支社のLANを構成するルータ14それぞれが接続されている。
例えば大阪支社のLANは、ルータ12にスイッチングハブ15,16,17が接続され、各スイッチングハブ15〜17それぞれに複数の端末が接続されている。他の支社及び本社のLANも同様の構成である。
一般的なクライアント・サーバ型の通信の場合、各支社の端末(クライアント)はデータ配信を希望する旨のパケットをそのデータ配信を担うサーバ10に送信して依頼を行う。サーバ10は各端末からデータ配信の依頼を受けると、端末毎にデータの送信を開始する。
図2は、従来のIPマルチキャストによるデータ配信方法を説明するためのネットワーク構成図を示す。同図中、本社のLANを構成するルータ31にはサーバ30が接続されており、また、ルータ31はWAN20に接続されている。WAN20には大阪支社のLANを構成するルータ32、札幌支社のLANを構成するルータ33、福岡支社のLANを構成するルータ34それぞれが接続されている。
例えば大阪支社のLANは、ルータ32にスイッチングハブ35,36,37が接続され、各スイッチングハブ35〜37それぞれに複数の端末が接続されている。他の支社及び本社のLANも同様の構成である。
IPマルチキャスト技術の場合は、サーバ30から複数の特定の端末に対してデータを送信する際に宛先IPアドレスとしてマルチキャストアドレスを指定する。マルチキャストアドレスにはクラスDアドレスを用い、1つのマルチキャストアドレスは1つのホストグループ(複数の端末で構成されるグループ)を表す。図2では、スイッチングハブ35,36,37に接続された全ての端末を1つのホストグループとしている。
マルチキャストパケットは、基本的にネットワークの全ホストに向けて送信され、マルチキャストパケットを受信した各ホストは自分がそのホストグループに含まれているがどうかを判断し、パケットを取捨選択する。
図3は、従来のピアツーピア型の配信方法を説明するためのネットワーク構成図を示す。同図中、本社のLANを構成するルータ41にはサーバ40が接続されており、また、ルータ41はWAN20に接続されている。WAN20には大阪支社のLANを構成するルータ42、札幌支社のLANを構成するルータ43、福岡支社のLANを構成するルータ44それぞれが接続されている。
例えば大阪支社のLANは、ルータ42にスイッチングハブ45,46,47が接続され、各スイッチングハブ45〜47それぞれに複数の端末が接続されている。他の支社及び本社のLANも同様の構成である。
また、図3のような単純なピアツーピア技術の場合は、情報を受信する初めの端末から順に、図中の破線の矢印(1)から(5)に示すように、特にLAN上の物理的な配置に関係なく、セグメント等の単位でグループ化された端末間でパケットが転送されていく。
なお、特許文献1には、マルチキャスト通信を実現する手段として、端末側が所定の遅延時間後にキャリアセンスをする技術が記載されている。
特許文献2には、ホストの通信装置とその子器の通信装置間に接続された通信路内に流れる通信情報のエコーバックの状態でどの子器で障害が発生したか特定するという技術が記載されている。
特開2003−8642号公報 特開平6−244806号公報
従来のクライアント・サーバ型のデータ配信方法では、リアルタイムの映像・音声等の情報を端末毎に送信しようとすると、そのデータ量が大きいためネットワークで利用できる帯域を容易に越えてしまい、通信の停止や、大幅な遅延や、リアルタイムの情報が頻繁に途切れる等の不具合が発生し、通信が成り立たないという問題があった。
また、LAN内及びWAN側への回線の帯域を広げることで上記の不具合を解決することが可能であるが、これは同時に大幅なコストアップとなり、上記の「社長の挨拶」のような年に数回程度しかないケースを想定して投資することは容易に実現できない。しかし、これとは逆に、この種のデータ通信は「頻度は高くないがリアルタイム伝送することが極めて重要である情報」でもあるため、大幅なコストアップを回避した解決方法が望まれる。
一方、もしブロードキャストパケットで送信するならば、その情報が100%全ての端末で利用されるのであればよいが、そうでない場合は利用しない端末にとっては自分の通信効率を極端に低下させる原因となってしまうため、やはり好ましくない。
また、従来のIPマルチキャストによるデータ配信方法では、マルチキャストパケットはホストグループに配信されるため、実際にマルチキャスト技術を使用する場合は、各種リソース(ルータ31〜34、送信側サーバ30、端末及びそれらで動作するソフトウェア)はマルチキャスト対応でなければならない。このため、インフラを構築する際に、マルチキャストに対応していない設備は全てマルチキャスト対応のものにリプレースする必要がある。従って、前述の社長の年末年始等の挨拶のようなある限られた瞬間にのみ導入するのは投資効率が悪いという問題があった。
また、各支社のLAN内に本社から送信される映像・音声データを一旦格納して中継するストリーミングサーバを設置し、支社毎に各端末からストリーミングサーバにアクセスさせるようにすれば、最も共用度の高いWAN20側への回線部分へのアクセスを減らすことは可能になる。しかし、配信要求側の端末が数多く存在し、配信データ量[(映像+音声情報)×配信要求端末数]がLAN内で確保されている帯域よりも大きくなってしまうと、やはり配信がうまく行えない。
従来のピアツーピア型の配信方法では、図1の構成で問題となったルータ11〜14とWAN20の接続点への極端なパケットの集中は回避できるが、長時間のリアルタイム情報等を受信した場合は、転送が繰り返されるうちにスイッチングハブとルータの間のネットワーク共用部に流れるデータ量が増えてしまうといった問題が生じるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、できるだけ既存のリソースを利用し、多数の端末で比較的情報量の大きなリアルタイム再生を要求される情報を受信する場合のトラフィックの増加を抑制し、ネットワークの効率化を行うことができるデータ配信方法及び端末を提供することを総括的な目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、複数の端末を接続したスイッチングハブを有するローカルエリアネットワークをワイドエリアネットワークで接続したネットワークでサーバからのリアルタイム再生を要求されるリアルタイム情報を前記複数の端末に配信するデータ配信方法において、同一のスイッチングハブに接続された複数の端末で端末グループを構成し、起動時に自装置が接続されているスイッチングハブに接続されている他の端末に対し探索情報を送信し、前記探索情報に対する他の端末からの応答が無いとき自装置の順位を1位として自装置のアドレスと共にテーブルに登録し、前記探索情報に対する他の端末からの応答があるとき前記応答に含まれるテーブル情報を前記テーブルに登録し、前記テーブル情報の最下位の順位から1だけ低い順位を自装置の順位として自装置のアドレスと共に前記テーブルに登録し、他の端末から探索情報を受信したとき前記テーブルの内容をテーブル情報として含む応答を生成し前記探索情報の送信元に返送し、前記テーブルの最下位の順位から1だけ低い順位を前記探索情報の送信元端末の順位として前記送信元端末のアドレスと共に前記テーブルに登録して、前記同一のスイッチングハブに接続された複数の端末それぞれに前記端末グループ内の各端末の順位とアドレスを登録したテーブルを設定し、前記サーバからのリアルタイム情報を各端末グループの最上位の順位の端末で受信し、前記端末グループ内の各端末にて受信したリアルタイム情報を各端末のテーブルで自装置より1つだけ下位の端末に順次転送するよう構成する。
このようなデータ配信方法によれば、できるだけ既存のリソースを利用し、多数の端末で比較的情報量の大きなリアルタイム再生を要求される情報を受信する場合のトラフィックの増加を抑制し、ネットワークの効率化を行うことができる。
従来のクライアント・サーバ型のデータ配信方法を説明するためのネットワーク構成図である。 従来のIPマルチキャストによるデータ配信方法を説明するためのネットワーク構成図である。 従来のピアツーピア型の配信方法を説明するためのネットワーク構成図である。 本発明のデータ配信方法を説明するためのネットワーク構成図である。 端末グループアドレステーブルを示す図である。 本発明のデータ配信方法の動作シーケンスである。 本発明方法に適用される端末の一実施形態の機能構成図である。 端末でデータ転送システムの起動時に実行される順位確立処理のフローチャートである。 探索応答時に端末で実行される順位確立処理のフローチャートである。 端末グループにおける順位確立の動作シーケンスである。
符号の説明
50 サーバ
51〜54 ルータ
55〜57 スイッチングハブ
60 WAN
61〜64 端末
70 端末グループアドレステーブル
71 受信部
72 転送部
73 探索部
74 テーブル登録部
75 応答及び登録部
76 再生部
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
<ネットワークの構成>
図4は、本発明のデータ配信方法を説明するためのネットワーク構成図を示す。同図中、本社のLANを構成するルータ51にはサーバ50が接続されており、また、ルータ51はWAN60に接続されている。WAN60には大阪支社のLANを構成するルータ52、札幌支社のLANを構成するルータ53、福岡支社のLANを構成するルータ54それぞれが接続されている。
例えば大阪支社のLANは、ルータ52にスイッチングハブ55,56,57のコモンポートが接続され、各スイッチングハブ55〜57のカスケードポートに複数の端末が接続されている。他の支社及び本社のLANも同様の構成である。
各支店において、個々のスイッチングハブ(大阪支店では55〜57)に接続される複数の端末は端末グループを構成し、端末グループ毎に映像・音声情報(リアルタイム情報)を受信する順位が予め決められている。各端末には、その端末が属する端末グループにおける各端末の順位とMACアドレス及びIPアドレスを登録した図5に示すような端末グループアドレステーブルが設けられている。
図5は、例えば大阪支店のスイッチングハブ55に接続された全ての端末61〜63,…に設けられる端末グループアドレステーブルを示しており、順位1の欄には端末62のMACアドレス(bbbb)及びIPアドレス(BBBB)が登録され、順位2の欄には端末61のMACアドレス(aaaa)及びIPアドレス(AAAA)が登録されている。
各端末は上記の端末グループアドレステーブルに基づいて、自装置の順位より1つだけ順位の高い端末に対して所定周期で映像・音声情報の転送要求を行う。
なお、上記の端末グループアドレステーブルを各端末に設定する方法としては、システム管理者が各端末に個別に設定する第1の方法、LANまたはWANに接続された既存のサーバのデータベースに各支社のスイッチングハブ毎の端末グループアドレステーブルを登録しておき各端末からの要求に応じてデータベースから各端末に対応する端末グループアドレステーブルを設定する第2の方法、端末グループアドレステーブルを各スイッチングハブに登録しておき各端末からの要求に応じて各端末に端末グループアドレステーブルを設定する第3の方法、更に後述する順位確立処理を各端末で実行する第4の方法等がある。
図6は、本発明のデータ配信方法の動作シーケンスを示す。ここでは、大阪支店のスイッチングハブ55の個々のカスケードポートに接続された端末61〜64からなる端末グループにおけるデータ配信について説明する。端末61〜64では、端末グループアドレステーブルに基づいて、自装置の順位より1つだけ順位の高い端末に対して所定周期で映像・音声情報の転送要求を行うデータ転送システムが起動されている。なお、端末数は便宜的に4台として説明するが、これ以上または以下の端末数であっても構わない。
同図中、本社のサーバ50から送出される映像・音声情報はWAN60を通じて各支社のルータ52〜54に送信され、各支社のルータ52〜54は配下のスイッチングハブ(大阪支社ではスイッチングハブ55〜57)に接続された各端末グループの端末のうち、データ転送システムを起動し、各端末グループ内で最上位の順位であり、かつ、サーバ50に映像・音声情報の送信要求を行った端末に映像・音声情報を送信する。
サーバ50からスイッチングハブ55を経た映像・音声情報は端末グループの中で最上位の順位を持つ端末62が最初に受信し、端末62は受信した映像・音声情報をバッファリングすると共に上位ソフトウェアで再生する。また、端末62は1つだけ下位の順位を持つ端末61から転送要求があると、端末グループ内で転送要求を行った端末61宛にバッファリングしている映像・音声情報を転送する。
端末61は受信した映像・音声情報をバッファリングすると共に上位ソフトウェアで再生する。また、端末61は1つだけ下位の順位を持つ端末63から転送要求があると、端末グループ内で転送要求を行った端末63宛にバッファリングしている映像・音声情報を転送する。
同様に、端末63は受信した映像・音声情報をバッファリングすると共に上位ソフトウェアで再生する。また、端末63は1つだけ下位の順位を持つ端末64から転送要求があると、端末グループ内で転送要求を行った端末64宛にバッファリングしている映像・音声情報を転送する。そして、端末64は受信した映像・音声情報をバッファリングすると共に上位ソフトウェアで再生する。
これによって、端末グループの全ての端末からサーバ50に対するアクセスが発生せず、ネットワークの共用部分におけるトラフィックの集中は発生せず、映像・音声の通信が可能となる。
また、スイッチングハブは各ポート間のトラフィックが物理的に独立しているため、他のスイッチングハブや転送外ポートに接続された端末への影響は発生しない。ここで、転送外ポートとは、データ転送システムを使用していない端末が接続されているポート、もしくは空きポートである。そして、各端末間でバケツリレーのように映像・音声情報のパケットを転送していくため、そのパケットの転送処理分の遅延が発生し、転送回数が増えればそれだけ遅延時間も増えてしまうが、一般的なスイッチングハブは最大でも20ポート程度であり、最後の端末へのパケットの転送処理の遅延時間は映像・音声を配信するという目的に対して大きな問題とはならない。
本発明では、個々のスイッチングハブ内に接続された端末グループの端末間で、それぞれの端末が自装置で再生しながら同時に映像・音声情報のパケットを順次転送することで、トラフィックを圧迫することを避けつつ、映像や音声等の大きなデータ量の情報を、その情報を欲する全ての端末で利用することが可能となる。
このようにして、マルチキャスト対応ではない既存のルータやスイッチングハブ等のリソースをできるだけ利用して、多数の端末で比較的情報量の大きなリアルタイム再生を要求される情報を受信する場合のトラフィックの増加を抑制し、ネットワークの効率化を行うことができる。
<端末の機能構成>
図7は、本発明方法に適用される端末の一実施形態の機能構成図を示す。同図中、端末グループアドレステーブル70は、同一のスイッチングハブに接続されて端末グループを構成する複数の端末それぞれの端末グループ内の各端末の順位とアドレスが登録される。
受信部71は、サーバからのリアルタイム情報をスイッチングハブまたは自装置より上位の端末から受信してバッファ部77に書込む。
転送部72は、バッファ部77から読出したリアルタイム情報を端末グループアドレステーブル70で自装置より1つだけ下位の端末に転送する。
探索部73は、起動時に自装置が接続されているスイッチングハブに接続されている他の端末に対し探索情報を送信する。
テーブル登録部74は、探索情報に対する他の端末からの応答が無いとき自装置の順位を1位として自装置のアドレスと共に端末グループアドレステーブル70に登録し、探索情報に対する他の端末からの応答があるとき応答に含まれるテーブル情報を端末グループアドレステーブル70に登録し、テーブル情報の最下位の順位から1だけ低い順位を自装置の順位として自装置のアドレスと共に端末グループアドレステーブル70に登録する。
応答及び登録部75は、他の端末から探索情報を受信したとき端末グループアドレステーブル70の内容をテーブル情報として含む応答を生成し探索情報の送信元に返送し、端末グループアドレステーブル70の最下位の順位から1だけ低い順位を探索情報の送信元端末の順位として送信元端末のアドレスと共に端末グループアドレステーブル70に登録する。
再生部76は、受信部で受信したリアルタイム情報を再生する。
<順位確立処理>
図8は、端末でデータ転送システムの起動時に実行される順位確立処理のフローチャートを示す。
同図中、端末でデータ転送システムが起動されると、ステップS10で自装置のMACアドレス及びIPアドレスを含む探索パケットを、自装置が接続されているスイッチングハブに送信する。スイッチングハブでは、受信した探索パケットを受信ポート以外の全てのカスケードポートに接続されている端末にブロードキャストで送信する。
次に、ステップS11で所定時間内に他の端末から探索パケットに対する応答があるか否かを判別する。所定時間とは、自装置が接続されているスイッチングハブのカスケードポートに接続されている端末、即ち、自装置と同一の端末グループを構成する端末からの応答を受信するのに十分な時間である。従って、探索パケットがスイッチングハブのコモンポートからルータを経由して異なる端末グループの端末に送信された場合にも、異なる端末グループの端末からの応答は所定時間内に受信されず、異なる端末グループの端末を自装置と同一の端末グループと誤るおそれはない。
ここで、応答が無く、他にデータ転送システムを起動している端末が無い場合は、ステップS12で自装置の順位を1位として確立させ、ステップS13で自装置の端末グループアドレステーブルに自装置の順位(1位)とMACアドレス及びIPアドレスを登録する。なお、端末内の端末グループアドレステーブルは起動時にクリアされている。
一方、応答があった場合は、ステップS14で応答に含まれる端末グループアドレステーブル情報から最下位の順位を見つけ、この最下位の順位から1つだけ低い順位を自装置の順位として確立する。そして、ステップS15で自装置の端末グループアドレステーブルに応答に含まれる端末グループアドレステーブル情報と、自装置の順位とMACアドレス及びIPアドレスを登録する。
なお、複数の端末から応答があっても、各応答に含まれる端末グループアドレステーブル情報は同一であるため、最初に受信した応答に基づいて自装置の順位を決定し自装置の端末グループアドレステーブルに登録する。
図9は、探索応答時に端末で実行される順位確立処理のフローチャートを示す。
同図中、他の端末から探索パケットを受信すると、ステップS20で自装置の端末グループアドレステーブルの内容をコピーした端末グループアドレステーブル情報を含む応答を生成し、探索パケットの送信元に返送する。もちろん、この応答には自装置のMACアドレス及びIPアドレスも含まれている。
次に、ステップS21で自装置の端末グループアドレステーブルから最下位の順位を見つけ、この最下位の順位から1つだけ低い順位を探索パケットの送信元端末の順位として確立する。そして、ステップS22で自装置の端末グループアドレステーブルに探索パケットの送信元端末の順位とMACアドレス及びIPアドレスを登録する。
図10は、端末グループにおける順位確立の動作シーケンスを示す。ここでは、大阪支店のスイッチングハブ55の個々のポート(カスケードポート)に接続された端末61から端末64からなる端末グループにおける順位確立について説明する。端末数は便宜的に4台として説明するが、これ以上または以下の端末数であっても構わない。また、各端末61〜64には、図8及び図9の処理を実行するデータ転送システムのソフトウェアが予め組み込まれているものとする。
データ転送システムが組み込まれた複数の端末内で最も早くデータ転送システムを起動した端末62は、自装置が接続されているスイッチングハブ55に接続されている全ての端末内で既にデータ転送システムを起動している端末があるかどうかを探索するために探索パケットを送信する(他ノードの探索)。
そして、端末62からの探索パケットに対し、スイッチングハブ55に接続されている端末グループの他の端末のデータ転送システムからの応答が無く、他にデータ転送システムを起動している端末が無い場合は、データ転送システム内における順位を1位として確立させ、同時にデータ転送システムで使用する端末グループアドレステーブルを自装置の中に生成し、端末グループアドレステーブルに自装置の順位とMACアドレス及びIPアドレスを登録する。
次にデータ転送システムを起動した端末61は他ノードの探索を開始する。これに対し端末62から端末61に応答が返される。端末62からの応答を受け取った端末61は、自装置の順位確立(2位)を行い、自装置の端末グループアドレステーブル内に端末62と自装置(端末61)の順位とMACアドレス及びIPアドレスを登録する。
また、端末61から探索パケットを受け取った端末62は自装置の端末グループアドレステーブル内に端末61の順位(2位)とMACアドレス及びIPアドレスを追加し更新する。
次にデータ転送システムを起動した端末63は、他ノードの探索を開始する。これに対し端末61,62から端末63に応答が返される。端末61,62からの応答を受け取った端末63は、自装置の順位確立(3位)を行い、自装置の端末グループアドレステーブル内に端末61,62と自装置(端末63)の順位とMACアドレス及びIPアドレスを登録する。
また、端末63から探索パケットを受け取った端末61,62はそれぞれ自装置の端末グループアドレステーブル内に端末63の順位(3位)とMACアドレス及びIPアドレスを追加し更新する。
最後にデータ転送システムを起動した端末64は他ノードの探索を開始し、他ノード検出後に自装置の端末グループアドレステーブル内に自装置も含めた他ノードの順位とMACアドレス及びIPアドレスを登録する。また、端末64から探索パケットを受け取った端末61〜63も端末64の順位(4位)とMACアドレス及びIPアドレスを登録する。
なお、上記実施形態では、全端末において受信した情報を再生する場合について説明したが、単にデータ転送システムだけを起動している特定端末があった場合、その特定端末の次順位の端末から転送要求があったときは、特定端末は上位の端末から受信したパケットを単純に次順位の端末に転送し、パケット中継端末としての役割を果たす。
また、データ転送システムにおける順位確立後も各端末共に一定時間間隔でデータ転送システムの起動状況を相互に確認し合い、もしデータ転送システムが稼動していない端末を確認した場合はそれぞれの端末グループアドレステーブルの中からその端末の情報を削除する。こうすることで、データの転送元と転送先の情報を定期的に自己メンテナンスし本システムの信頼性をあげることができる。
なお、受信部71が請求項記載の受信手段に相当し、転送部72が転送手段に相当し、探索部73が探索手段に相当し、テーブル登録部74がテーブル登録手段に相当し、応答及び登録部75が応答及び登録手段に相当し、再生部76が再生手段に相当する。

Claims (2)

  1. 複数の端末を接続したスイッチングハブを有するローカルエリアネットワークをワイドエリアネットワークで接続したネットワークでサーバからのリアルタイム再生を要求されるリアルタイム情報を前記複数の端末に配信するデータ配信方法において、
    同一のスイッチングハブに接続された複数の端末で端末グループを構成し、
    起動時に自装置が接続されているスイッチングハブに接続されている他の端末に対し探索情報を送信し、
    前記探索情報に対する他の端末からの応答が無いとき自装置の順位を1位として自装置のアドレスと共にテーブルに登録し、前記探索情報に対する他の端末からの応答があるとき前記応答に含まれるテーブル情報を前記テーブルに登録し、前記テーブル情報の最下位の順位から1だけ低い順位を自装置の順位として自装置のアドレスと共に前記テーブルに登録し、
    他の端末から探索情報を受信したとき前記テーブルの内容をテーブル情報として含む応答を生成し前記探索情報の送信元に返送し、前記テーブルの最下位の順位から1だけ低い順位を前記探索情報の送信元端末の順位として前記送信元端末のアドレスと共に前記テーブルに登録して、前記同一のスイッチングハブに接続された複数の端末それぞれに前記端末グループ内の各端末の順位とアドレスを登録した前記テーブルを設定し、
    前記サーバからのリアルタイム情報を各端末グループの最上位の順位の端末で受信し、
    前記端末グループ内の各端末にて受信したリアルタイム情報を各端末のテーブルで自装置より1つだけ下位の端末に順次転送するデータ配信方法。
  2. 複数の端末を接続したスイッチングハブを有するローカルエリアネットワークをワイドエリアネットワークで接続したネットワークでサーバからのリアルタイム再生を要求されるリアルタイム情報を前記複数の端末に配信するデータ配信方法を適用される端末であって、
    同一のスイッチングハブに接続されて端末グループを構成する複数の端末それぞれの前記端末グループ内の各端末の順位とアドレスを登録したテーブルと、
    前記サーバからのリアルタイム情報を前記スイッチングハブまたは自装置より上位の端末から受信する受信手段と、
    受信したリアルタイム情報を前記テーブルで自装置より1つだけ下位の端末に転送する転送手段と、
    起動時に自装置が接続されているスイッチングハブに接続されている他の端末に対し探索情報を送信する探索手段と、
    前記探索情報に対する他の端末からの応答が無いとき自装置の順位を1位として自装置のアドレスと共にテーブルに登録し、前記探索情報に対する他の端末からの応答があるとき前記応答に含まれるテーブル情報を前記テーブルに登録し、前記テーブル情報の最下位の順位から1だけ低い順位を自装置の順位として自装置のアドレスと共に前記テーブルに登録するテーブル登録手段と、
    他の端末から探索情報を受信したとき前記テーブルの内容をテーブル情報として含む応答を生成し前記探索情報の送信元に返送し、前記テーブルの最下位の順位から1だけ低い順位を前記探索情報の送信元端末の順位として前記送信元端末のアドレスと共に前記テーブルに登録する応答及び登録手段を有する端末。
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