JP4349299B2 - データ変換装置および方法、データ逆変換装置および方法、符号化装置および方法、復号装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
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Description
アナログ歪みが生じている入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段(例えば、図54の設定部401)と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析手段(例えば、図54の分析部402)と、
前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換手段(例えば、図54の変換部403)と
を備えることを特徴とする。
前記入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の処理データを分析単位として設定する設定ステップ(例えば、図55のステップS202)と、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップ(例えば、図55のステップS203)と、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップ(例えば、図55のステップS204)と
を含むことを特徴とする。
アナログ歪みが生じている元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力されるデータ逆変換装置であって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記変換情報とを分離する分離手段(例えば、図56のデータ分解部401)と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換手段(例えば、図56のデータ逆変換部413)と
を備えることを特徴とする。
前記第2のデータ群に対して前記変換情報が重畳されたデータの代わりに、前記第2のデータ群に対して、前記変換情報を生成するために必要な情報である変換情報生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される場合には、
前記分離手段は、前記入力データから、前記第2のデータ群と前記変換情報生成用情報とを分離し、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報生成用情報を利用して、前記変換情報を生成する生成手段(例えば、図56の分析部412)をさらに設け、
前記逆変換手段は、さらに、前記生成手段により生成された前記変換情報を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する
ようにすることができる。
前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報とを分離する分離ステップ(例えば、ステップS222)と、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップ(例えば、ステップS225)と
を含むことを特徴とする。
前記第2のデータ群に対して前記変換情報が重畳されたデータの代わりに、前記第2のデータ群に対して、前記変換情報を生成するために必要な情報である変換情報生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として前記データ逆変換装置に入力される場合には、
前記分離ステップは、前記入力データから、前記第2のデータ群と前記変換情報生成用情報とを分離するステップであり、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報生成用情報を利用して、前記変換情報を生成する生成ステップ(例えば、図57のステップS224)をさらに含み、
前記逆変換ステップは、前記生成ステップの処理により生成された前記変換情報を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換するステップである
ようにすることができる。
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段(例えば、図54の設定部401)と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析手段(例えば、図54の分析部402)と、
前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換手段(例えば、図54の変換部403)と
を備え、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記入力データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とする。
前記入力データに対してアナログ歪みを生じさせるアナログ歪み生成手段(例えば、図58のアナログ歪み生成部451)
をさらに設けるようにすることができる。
前記入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の処理データを分析単位として設定する設定ステップ(例えば、図55のステップS202)と、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップ(例えば、図55のステップS203)と、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップ(例えば、図55のステップS204)と
を含み、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記入力データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とする。
元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力されるデータ逆変換装置であって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報を分離する分離手段(例えば、図56のデータ分解部401)と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換手段(例えば、図56のデータ逆変換部413)と
を備え、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記元データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とする。
前記第2のデータ群に対して前記変換情報が重畳されたデータの代わりに、前記第2のデータ群に対して、前記変換情報を生成するために必要な情報である変換情報生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される場合には、
前記分離手段は、前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報生成用情報とを分離し、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報生成用情報を利用して、前記変換情報を生成する生成手段(例えば、図56の分析部412)をさらに設け、
前記逆変換手段は、前記生成手段により生成された前記変換情報を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する
ようにすることができる。
前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報とを分離する分離ステップ(例えば、ステップS222)と、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップ(例えば、ステップS225)と
を含み、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記元データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とする。
前記第2のデータ群に対して前記変換情報が重畳されたデータの代わりに、前記第2のデータ群に対して、前記変換情報を生成するために必要な情報である変換情報生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として前記データ逆変換装置に入力される場合には、
前記分離ステップは、前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報生成用情報とを分離するステップであり、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報生成用情報を利用して、前記変換情報を生成する生成ステップ(例えば、図57のステップS224)をさらに含み、
前記逆変換ステップは、前記生成ステップの処理により生成された前記変換情報を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換するステップである
ようにすることができる。
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段(例えば、図54の設定部401)と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行うことで、前記処理データの表現形式を変換するための基底を分析対象毎に個別に生成する分析手段(例えば、図54の分析部402)と、
前記分析手段により生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換手段(例えば、図54の変換部403)と
を備えることを特徴とする。
前記入力データに対してアナログ歪みを生じさせるアナログ歪み生成手段(例えば、図58のアナログ歪み生成部451)
をさらに設けるようにすることができる。
前記設定手段(例えば、図54の設定部401に対応する、図34の小ブロック化部127や動きベクトル先小ブロック化部124等)は、前記処理データとして、第1の種類の第1の処理データ(例えば、図34の動きベクトル先小ブロック化部124により動きベクトル先大ブロックから分割された小ブロック)と、第2の種類の第2の処理データ(例えば、図34の小ブロック化部127により残差大ブロックから分割された小ブロック)とを設定し、
前記分析手段(例えば、図54の分析部402に対応する図34の直交変換基底生成部125)は、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記第1の処理データからなるデータ群(例えば、図37の動きベクトル先大ブロックBLbc)を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行うことで、前記処理データの表現形式を変換するための基底を分析対象毎に個別に生成し、
前記変換手段(例えば、図54の変換部403に対応する図34の直交変換符号化部128)は、前記分析手段により生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応するM個の前記第2の処理データ(例えば、図38の残差大ブロックBLDから分割された小ブロックBD)のそれぞれの表現形式を変換する
ようにすることができる。
前記入力データは、1以上のアクセスユニットから構成される画像データ(例えば、図15の入力部101に入力されるデジタル画像信号Vdg1)であり、
前記設定手段(例えば、図54の設定部401に対応する図15の処理領域分割部82やベクトル化部83)は、
前記画像データを構成する1以上の前記アクセスユニットのうちの所定の1つを処理対象に設定し、
処理対象の前記アクセスユニットを1以上の第1のブロック(例えば、図16や図17の処理領域BL)に分割し、
1以上の前記第1のブロックのそれぞれをM個の第2のブロック(例えば、図17の小ブロックBS)に分割し、
前記第2のブロックを構成するN個以上の画素データのうちの所定のN個の画素データの値を成分値として有するN次元の第1のベクトルを、前記処理データとして設定し、
前記第1のブロックを前記分析単位に設定する
ようにすることができる。
前記第2のブロックは、N/Z個(Zは1以上の整数値)の画素のそれぞれについてのZ種類の画素データ(例えば、図18の例では、N=16であり、Z=1であり、1つの画素分の画素データは画素値Xkである。また、図19の例では、N=16であり、Z=3であり、1つの画素分の画素データは、R画素値Xkr,G画素値Xkg,B画素値Xkbである)から構成され、
前記第1のベクトルは、N/Z個の画素のそれぞれについてのZ種類の画素データのそれぞれの値を、各成分値として有するベクトルである
ようにすることができる。
前記分析手段(例えば、図54の分析部402に対応する図15の直交変換基底生成部84)は、
処理対象の前記アクセスユニットを構成する1以上の前記第1のブロックのそれぞれを分析対象に1つずつ順次設定し、
分析対象の前記第1のブロックを構成するM個の前記第2のブロックのそれぞれについてのM個の前記第1のベクトルを対象とする主成分分析を行うことで、分析対象の前記第1のブロックについての前記基底を生成する
ようにすることができる。
前記変換手段(例えば、図54の変換部403に対応する図15の直交変換符号化部85)は、前記分析手段により分析対象として設定された1以上の前記第1のブロックのそれぞれを処理対象に1つずつ順次設定し、N個の前記画素データのそれぞれを軸とする第1の座標系で表現される第1のベクトルのうちの、処理対象の第1のブロックを構成するM個の第2のブロックのそれぞれについてのM個の前記第1のベクトルのそれぞれを、前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記基底のうちの処理対象の前記第1のブロックについての基底を軸とする第2の座標系で表現されるM個の第2のベクトルのそれぞれに変換することで、M個の前記第1のベクトルのそれぞれの表現形式を変換する
ようにすることができる。
さらに、前記変換手段は、処理対象の前記第1のブロックについて、M個の前記第2のベクトルからなるデータ群を所定の単位毎に符号化することで、M個の前記第1のベクトルのそれぞれの表現形式をさらに変換する
ようにすることができる。
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定ステップ(例えば、図55のステップS202)と、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行うことで、前記処理データの表現形式を変換するための基底を分析対象毎に個別に生成する分析ステップ(例えば、図55のステップS203)と、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップ(例えば、図55のステップS204)と
を含むことを特徴とする。
前記設定ステップは、前記処理データとして、第1の種類の第1の処理データと、第2の種類の第2の処理データとを設定するステップ(例えば、図40のステップS82,S83,S85)であり、
前記分析ステップは、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記第1の処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行うことで、前記第2の処理データの表現形式を変換するための基底を分析対象毎に個別に生成するステップ(例えば、図40のステップS84)であり、
前記変換ステップは、前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応するM個の前記第2の処理データのそれぞれの表現形式を変換するステップ(例えば、図40のステップS86)である
ようにすることができる。
前記入力データは、1以上のアクセスユニットから構成される画像データであり、
前記設定ステップ(例えば、図55のステップS202に対応する図25のステップS42やS43)は、
前記画像データを構成する1以上の前記アクセスユニットのうちの所定の1つを処理対象に設定し、
処理対象の前記アクセスユニットを1以上の第1のブロックに分割し、
1以上の前記第1のブロックのそれぞれをM個の第2のブロックに分割し、
前記第2のブロックを構成するN個以上の画素データのうちの所定のN個の画素データの値を成分値として有するN次元の第1のベクトルを、前記処理データとして設定し、
前記第1のブロックを前記分析単位に設定するステップである
ようにすることができる。
前記分析ステップ(例えば、図55のステップS203に対応する図25のステップS44)は、
処理対象の前記アクセスユニットを構成する1以上の前記第1のブロックのそれぞれを分析対象に1つずつ順次設定し、
分析対象の前記第1のブロックを構成するM個の前記第2のブロックのそれぞれについてのM個の前記第1のベクトルを対象とする主成分分析を行うことで、分析対象の前記第1のブロックについての前記基底を生成するステップである
ようにすることができる。
前記変換ステップ(例えば、図55のステップS204に対応する図25のステップS45)は、前記分析ステップで分析対象として設定された1以上の前記第1のブロックのそれぞれを処理対象に1つずつ順次設定し、N個の前記画素データのそれぞれを軸とする第1の座標系で表現される前記第1のベクトルのうちの、処理対象の前記第1のブロックを構成するM個の前記第2のブロックのそれぞれについてのM個の前記第1のベクトルのそれぞれを、前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記基底のうちの処理対象の前記第1のブロックについての基底を軸とする第2の座標系で表現されるM個の第2のベクトルのそれぞれに変換することで、M個の前記第1のベクトルのそれぞれの表現形式を変換するステップである
ようにすることができる。
さらに、前記変換ステップは、処理対象の前記第1のブロックについて、M個の前記第2のベクトルからなるデータ群を所定の単位毎に符号化することで、M個の前記第1のベクトルのそれぞれの表現形式をさらに変換するステップであるようにすることができる。
元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行われることで、前記処理データの表現形式を変換するための基底が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力されるデータ逆変換装置であって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記基底とを分離する分離手段(例えば、図56のデータ分解部401)と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換手段(例えば、図56のデータ逆変換部413)と
を備えることを特徴とする。
前記処理データとして、第1の種類の第1の処理データと、第2の種類の第2の処理データとが設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記第1の処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行われることで、前記第2の処理データの表現形式を変換するための基底が分析対象毎に個別に生成され、
1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記分析単位に対応するM個の前記第2の処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記第2の処理データからなる前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力され、
前記逆変換手段(例えば、図56の逆変換部413に対応する図41の逆直交変換復号部175)は、前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記第2の処理データの表現形式を逆変換する
ようにすることができる。
前記元データは、1以上のアクセスユニットから構成される画像データであり、
前記画像データを構成する1以上の前記アクセスユニットのうちの所定の1つが処理対象に設定され、
処理対象の前記アクセスユニットが1以上の第1のブロックに分割され、
1以上の前記第1のブロックのそれぞれがM個の第2のブロックに分割され、
前記第2のブロックを構成するN個以上の画素データのうちの所定のN個の画素データの値を成分値として有するN次元の第1のベクトルが、前記処理データとして設定され、
前記第1のブロックが前記分析単位に設定され、
前記第1のベクトルを前記処理データとして利用し、かつ、前記第1のブロックを前記分析単位として利用して、前記基底が生成され、
前記第1のベクトルを前記処理データとして利用し、前記第1のブロックを前記分析単位として利用し、かつ、生成された前記基底を利用して、前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータ(例えば、図15の例の符号化部52から出力され、図26の入力部101に入力される符号化デジタル画像信号Vcd)が、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される
ようにすることができる。
さらに、処理対象の前記アクセスユニットを構成する1以上の前記第1のブロックのそれぞれが分析対象に1つずつ順次設定され、
分析対象の前記第1のブロックを構成するM個の前記第2のブロックのそれぞれについてのM個の前記第1のベクトルを対象とする主成分分析が行われることで、分析対象の前記第1のブロックについての前記基底が生成され、
生成された前記基底を利用して、前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される
ようにすることができる。
分析対象として設定された前記第1のブロックのそれぞれが処理対象に1つずつ順次設定され、N個の前記画素データのそれぞれを軸とする第1の座標系で表現される前記第1のベクトルのうちの、処理対象の前記第1のブロックを構成するM個の前記第2のブロックのそれぞれについてのM個の前記第1のベクトルのそれぞれが、前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記基底のうちの処理対象の前記第1のブロックについての基底を軸とする第2の座標系で表現されるM個の第2のベクトルのそれぞれに変換され、その結果、M個の前記第2のベクトルからなる前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力され、
前記逆変換手段(例えば、図56の逆変換部413に対応する図26の逆直交変換復号部103)は、前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記第2のベクトルのそれぞれを、M個の前記第1のベクトルのそれぞれに逆変換する
ようにすることができる。
さらに、処理対象の前記第1のブロックについて、さらに、M個の前記第2のベクトルからなるデータ群が所定の単位毎に符号化され、その結果、M個の符号化情報が得られ、M個の前記符号化情報からなる前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力され、
前記逆変換手段は、
前記第2のデータ群を復号し、
復号の結果得られるM個の前記第2のベクトルのそれぞれを、前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底を利用して、M個の前記第1のベクトルのそれぞれに逆変換する
ようにすることができる。
前記第2のデータ群に対して前記基底が重畳されたデータの代わりに、前記第2のデータ群に対して、前記基底を生成するために必要な情報である基底生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される場合には、
前記分離手段は、前記入力データから、前記第2のデータ群と前記基底生成用情報とを分離し、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底生成用情報を利用して、前記基底を生成する生成手段(例えば、図56の分析部412)をさらに備え、
前記逆変換手段は、前記生成手段により生成された前記基底を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する
ようにすることができる。
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記基底とを分離する分離ステップ(例えば、ステップS222)と、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップ(例えば、ステップS225)と
を含むことを特徴とする。
前記処理データとして、第1の種類の第1の処理データと、第2の種類の第2の処理データとが設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記第1の処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行われることで、前記第2の処理データの表現形式を変換するための基底が分析対象毎に個別に生成され、
1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記分析単位に対応するM個の前記第2の処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記第2の処理データからなる前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力され、
前記逆変換ステップは、前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記第2の処理データの表現形式を逆変換するステップ(例えば、図42のステップS105)である
ようにすることができる。
分析対象として設定された前記第1のブロックのそれぞれが処理対象に1つずつ順次設定され、N個の前記画素データのそれぞれを軸とする第1の座標系で表現される第1のベクトルのうちの、処理対象の前記第1のブロックを構成するM個の前記第2のブロックのそれぞれについてのM個の前記第1のベクトルのそれぞれが、前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記基底のうちの処理対象の前記第1のブロックについての基底を軸とする第2の座標系で表現されるM個の第2のベクトルのそれぞれに変換され、その結果、M個の前記第2のベクトルからなる前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力され、
前記逆変換ステップは、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記第2のベクトルのそれぞれを、M個の前記第1のベクトルのそれぞれに逆変換するステップ(例えば、図29のステップS63の一部)である
ようにすることができる。
さらに、処理対象の前記第1のブロックについて、さらに、M個の前記第2のベクトルからなるデータ群が所定の単位毎に符号化され、その結果、M個の符号化情報が得られ、M個の前記符号化情報からなる前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力され、
前記逆変換ステップは、
前記第2のデータ群を復号し、
復号の結果得られるM個の前記第2のベクトルのそれぞれを、前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底を利用して、M個の前記第1のベクトルのそれぞれに逆変換するステップ(例えば、図29のステップS63の一部)である
ようにすることができる。
前記第2のデータ群に対して前記基底が重畳されたデータの代わりに、前記第2のデータ群に対して、前記基底を生成するために必要な情報である基底生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される場合には、
前記分離ステップは、前記入力データから、前記第2のデータ群と前記基底生成用情報とを分離するステップであり、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記基底生成用情報を利用して、前記基底を生成する生成ステップ(例えば、図57のステップS224)をさらに含み、
前記逆変換ステップは、前記生成ステップの処理により生成された前記基底を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換するステップである
ようにすることができる。
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段(例えば、図54の設定部401)と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析手段(例えば、図54の分析部402)と、
前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換し、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなるデータ群を符号化する符号化手段(例えば、図54の変換部403)と
を備えることを特徴とする。
前記入力データに対してアナログ歪みを生じさせるアナログ歪み生成手段(例えば、図58のアナログ歪み生成部451)
をさらに設けるようにすることができる。
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定ステップ(例えば、図55のステップS202)と、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップ(例えば、図55のステップS203)と、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換し、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなるデータ群を符号化する符号化ステップ(例えば、図55のステップS204)と
を含むことを特徴とする。
元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が符号化され、その結果、符号化データが得られ、
前記符号化データに対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力される復号装置であって、
前記入力データから、前記符号化データと、前記変換情報とを分離する分離手段(例えば、図56のデータ分解部401)と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記符号化データを復号し、その結果得られる前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を、前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して逆変換する復号手段(例えば、図56のデータ逆変換部413)と
を備えることを特徴とする。
前記符号化データに対して前記変換情報が重畳されたデータの代わりに、前記符号化データに対して、前記変換情報を生成するために必要な情報である変換情報生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される場合には、
前記分離手段は、前記入力データから、前記符号化データと、前記変換情報生成用情報とを分離し、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報生成用情報を利用して、前記変換情報を生成する生成手段(例えば、図56の分析部412)をさらに設け、
前記復号手段は、前記生成手段により生成された前記変換情報を利用して、復号の結果得られる前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する
ようにすることができる。
前記入力データから、前記符号化データと、前記変換情報とを分離する分離ステップ(例えば、ステップS222)と、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記符号化データを復号し、その結果得られる前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して逆変換する復号ステップ(例えば、ステップS225)と
を含むことを特徴とする。
前記符号化データに対して前記変換情報が重畳されたデータの代わりに、前記符号化データに対して、前記変換情報を生成するために必要な情報である変換情報生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として前記復号装置に入力される場合には、
前記分離ステップは、前記入力データから、前記符号化データと、前記変換情報生成用情報とを分離するステップであり、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報生成用情報を利用して、前記変換情報を生成する生成ステップ(例えば、図57のステップS224)をさらに含み、
前記復号ステップは、前記生成ステップの処理により生成された前記変換情報を利用して、復号の結果得られる前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換するステップである
ようにすることができる。
1回目の符号化で使用された直交変換の基底とは異なる直交変換の基底(各主成分)が生成され、かつ、そのうちの処理対象の処理領域についての直交変換基底を利用して、処理対象の処理領域についての処理ベクトルVbに対して直交変換符号化処理が施されるため、1回目の符号化において発生した量子化歪みとは異なる新たな量子化歪みがさらに発生し、結果として大きな歪となる。
ステップS107において、ブロック分解部177は、ステップS106の処理結果である現フレーム分の複数の大ブロックを元の配置位置に並べることで、現フレーム分のデジタル画像信号Vdg2を生成する。この現フレーム分のデジタル画像信号Vdg2が、ブロック分解部177から出力部179に供給されると、処理はステップS108に進む。
ステップS186において、ブロック分解部296は、ステップS185の処理結果である現フレーム分の複数の大ブロックを元の配置位置に並べることで、現フレーム分のデジタル画像信号Vdg2を生成する。この現フレーム分のデジタル画像信号Vdg2が、ブロック分解部296から出力部298に供給されると、処理はステップS187に進む。
Claims (74)
- アナログ歪みが生じている入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析手段と、
前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換手段と
を備えることを特徴とするデータ変換装置。 - 前記変換情報は、前記処理データの表現形式のうちの、前記変換手段による変換前の第1の表現形式と、前記変換手段による変換後の第2の表現形式との間の関係を示すまたは規定する情報である
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。 - 前記入力データは、前記分析手段により1つの分析対象として設定され得るデータ群が1以上集まって構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。 - 前記分析手段は、前記入力データの全てを前記分析単位で区分することで、M個の前記処理データからなる前記データ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記変換情報を分析対象毎に個別に生成し、
前記変換手段は、前記分析手段により分析対象とされた1以上の前記データ群のそれぞれを処理対象に1つずつ順次設定し、前記分析手段により1以上の分析対象毎に個別に生成された前記変換情報のうちの処理対象の前記データ群についての変換情報を利用して、処理対象の前記データ群を構成するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。 - 前記分析手段は、1以上の分析対象毎に、対応する前記データ群を構成するM個の前記処理データのそれぞれを分析することで、前記変換情報をそれぞれ個別に生成する
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。 - アナログ歪みが生じている入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換するデータ変換装置のデータ変換方法であって、
前記入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップと
を含むことを特徴とするデータ変換方法。 - アナログ歪みが生じている入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換するデータ変換処理を制御す
るコンピュータに実行させるプログラムであって、
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップと
を含むプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。 - アナログ歪みが生じている入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換するデータ変換処理を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップと
を含むことを特徴とするプログラム。 - アナログ歪みが生じている元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力されるデータ逆変換装置であって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記変換情報とを分離する分離手段と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換手段と
を備えることを特徴とするデータ逆変換装置。 - 前記元データは、分析対象として設定され得る前記第1のデータ群が1以上集まって構成される
ことを特徴とする請求項9に記載のデータ逆変換装置。 - 前記元データの全てが前記分析単位で区分されて、M個の前記処理データからなる前記第1のデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
分析対象としてされた1以上の前記第1のデータ群のそれぞれが処理対象に1つずつ順次設定されて、1以上の分析対象毎に個別に生成された前記変換情報のうちの処理対象の前記データ群についての変換情報を利用して、処理対象の前記第1のデータ群を構成するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、処理対象の前記第1のデータ群に対応する前記第2のデータ群が生成され、
1以上の前記第2のデータ群のそれぞれに対して、それぞれの生成に利用された前記変換情報が重畳された1以上のデータが、前記入力データとして入力され、
前記分離手段は、前記入力データから、1以上の前記第2のデータ群のそれぞれと、それぞれの生成に利用された前記変換情報のそれぞれとを分離し、
前記逆変換手段は、1以上の前記第2のデータ群のそれぞれを処理対象に1つずつ順次設定し、前記分離手段により前記入力データから分離された処理対象の前記第2のデータ群の生成に利用された前記変換情報を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された処理対象の前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する
ことを特徴とする請求項9に記載のデータ逆変換装置。 - 前記変換情報は、対応する分析対象の前記データ群を構成するM個の前記処理データのそれぞれが分析されることで生成される
ことを特徴とする請求項9に記載のデータ逆変換装置。 - 前記第2のデータ群に対して前記変換情報が重畳されたデータの代わりに、前記第2のデータ群に対して、前記変換情報を生成するために必要な情報である変換情報生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される場合には、
前記分離手段は、前記入力データから、前記第2のデータ群と前記変換情報生成用情報とを分離し、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報生成用情報を利用して、前記変換情報を生成する生成手段をさらに備え、
前記逆変換手段は、前記生成手段により生成された前記変換情報を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する
ことを特徴とする請求項9に記載のデータ逆変換装置。 - アナログ歪みが生じている元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力されるデータ逆変換装置のデータ逆変換方法であって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップと
を含むことを特徴とするデータ逆変換方法。 - アナログ歪みが生じている元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力される装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記変換情報とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップと
を含むプログラムを記録していることを特徴とする記録媒体。 - アナログ歪みが生じている元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力される装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記変換情報とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップと
を含むことを特徴とするプログラム。 - 入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析手段と、
前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換手段と
を備え、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記入力データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とするデータ変換装置。 - 前記入力データに対してアナログ歪みを生じさせるアナログ歪み生成手段
をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載のデータ変換装置。 - 入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換するデータ変換装置のデータ変換方法であって、
前記入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップと
を含み、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記入力データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とするデータ変換方法。 - 入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換するデータ変換処理を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップと
を含むプログラムを記録している記録媒体であって、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記入力データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とする記録媒体。 - 入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換するデータ変換処理を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップと
を含み、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記入力データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とするプログラム。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力されるデータ逆変換装置であって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報を分離する分離手段と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換手段と
を備え、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記元データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とするデータ逆変換装置。 - 前記元データは、アナログ歪みが生じている
ことを特徴とする請求項22に記載のデータ逆変換装置。 - 前記第2のデータ群に対して前記変換情報が重畳されたデータの代わりに、前記第2のデータ群に対して、前記変換情報を生成するために必要な情報である変換情報生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される場合には、
前記分離手段は、前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報生成用情報とを分離し、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報生成用情報を利用して、前記変換情報を生成する生成手段をさらに備え、
前記逆変換手段は、前記生成手段により生成された前記変換情報を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する
ことを特徴とする請求項22に記載のデータ逆変換装置。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力されるデータ逆変換装置のデータ逆変換方法であって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップと
を含み、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記元データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とするデータ逆変換方法。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力される装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップと
を含むプログラムを記録している記録媒体であって、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記元データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とする記録媒体。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力される装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップと
を含み、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記元データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とするプログラム。 - 入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行うことで、前記処理データの表現形式を変換するための基底を分析対象毎に個別に生成する分析手段と、
前記分析手段により生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換手段と
を備えることを特徴とするデータ変換装置。 - 前記入力データに対してアナログ歪みを生じさせるアナログ歪み生成手段
をさらに備えることを特徴とする請求項28に記載のデータ変換装置。 - 前記入力データは、アナログ歪みが生じている
ことを特徴とする請求項28に記載のデータ変換装置。 - 前記設定手段は、前記処理データとして、第1の種類の第1の処理データと、第2の種類の第2の処理データとを設定し、
前記分析手段は、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記第1の処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行うことで、前記第2の処理データの表現形式を変換するための基底を分析対象毎に個別に生成し、
前記変換手段は、前記分析手段により生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応するM個の前記第2の処理データのそれぞれの表現形式を変換する
ことを特徴とする請求項28に記載のデータ変換装置。 - 前記入力データは、1以上のアクセスユニットから構成される画像データであり、
前記設定手段は、
前記画像データを構成する1以上の前記アクセスユニットのうちの所定の1つを処理対象に設定し、
処理対象の前記アクセスユニットを1以上の第1のブロックに分割し、
1以上の前記第1のブロックのそれぞれをM個の第2のブロックに分割し、
前記第2のブロックを構成するN個以上の画素データのうちの所定のN個の画素データの値を成分値として有するN次元の第1のベクトルを、前記処理データとして設定し、
前記第1のブロックを前記分析単位に設定する
ことを特徴とする請求項28に記載のデータ変換装置。 - 前記第2のブロックは、N/Z個(Zは1以上の整数値)の画素のそれぞれについてのZ種類の画素データから構成され、
前記第1のベクトルは、N/Z個の画素のそれぞれについてのZ種類の画素データのそれぞれの値を、各成分値として有するベクトルである
ことを特徴とする請求項32に記載のデータ変換装置。 - 前記分析手段は、
処理対象の前記アクセスユニットを構成する1以上の前記第1のブロックのそれぞれを分析対象に1つずつ順次設定し、
分析対象の前記第1のブロックを構成するM個の前記第2のブロックのそれぞれについてのM個の前記第1のベクトルを対象とする主成分分析を行うことで、分析対象の前記第1のブロックについての前記基底を生成する
ことを特徴とする請求項32に記載のデータ変換装置。 - 前記変換手段は、前記分析手段により分析対象として設定された1以上の前記第1のブロックのそれぞれを処理対象に1つずつ順次設定し、N個の前記画素データのそれぞれを軸とする第1の座標系で表現される前記第1のベクトルのうちの、処理対象の前記第1のブロックを構成するM個の前記第2のブロックのそれぞれについてのM個の前記第1のベクトルを、前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記基底のうちの処理対象の前記第1のブロックについての前記基底を軸とする第2の座標系で表現されるM個の第2のベクトルのそれぞれに変換することで、M個の前記第1のベクトルのそれぞれの表現形式を変換する
ことを特徴とする請求項34に記載のデータ変換装置。 - 前記変換手段は、処理対象の前記第1のブロックについて、M個の前記第2のベクトルからなるデータ群を所定の単位毎に符号化することで、M個の前記第1のベクトルのそれぞれの表現形式をさらに変換する
ことを特徴とする請求項35に記載のデータ変換装置。 - 前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記入力データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とする請求項28に記載のデータ変換装置。 - 入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換するデータ変換装置のデータ変換方法であって、
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行うことで、前記処理データの表現形式を変換するための基底を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップと
を含むことを特徴とするデータ変換方法。 - 入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換するデータ変換処理を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行うことで、前記処理データの表現形式を変換するための基底を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップと
を含むプログラムを記録していることを特徴とする記録媒体。 - 入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換するデータ変換処理を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行うことで、前記処理データの表現形式を変換するための基底を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換ステップと
を含むことを特徴とするプログラム。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析が個別に行われることで、前記処理データの表現形式を変換するための基底が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力されるデータ逆変換装置であって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記基底とを分離する分離手段と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換手段と
を備えることを特徴とするデータ逆変換装置。 - 前記元データは、アナログ歪みが生じている
ことを特徴とする請求項41に記載のデータ逆変換装置。 - 前記処理データとして、第1の種類の第1の処理データと、第2の種類の第2の処理データとが設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記第1の処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析が個別に行われることで、前記第2の処理データの表現形式を変換するための基底が分析対象毎に個別に生成され、
1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記分析単位に対応するM個の前記第2の処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記第2の処理データからなる前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力され、
前記逆変換手段は、前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記第2の処理データの表現形式を逆変換する
ことを特徴とする請求項41に記載のデータ逆変換装置。 - 前記元データは、1以上のアクセスユニットから構成される画像データであり、
前記画像データを構成する1以上の前記アクセスユニットのうちの所定の1つが処理対象に設定され、
処理対象の前記アクセスユニットが1以上の第1のブロックに分割され、
1以上の前記第1のブロックのそれぞれがM個の第2のブロックに分割され、
前記第2のブロックを構成するN個以上の画素データのうちの所定のN個の画素データの値を成分値として有するN次元の第1のベクトルが、前記処理データとして設定され、
前記第1のブロックが前記分析単位に設定され、
前記第1のベクトルを前記処理データとして利用し、かつ、前記第1のブロックを前記分析単位として利用して、前記基底が生成され、
前記第1のベクトルを前記処理データとして利用し、前記第1のブロックを前記分析単位として利用し、かつ、生成された前記基底を利用して、前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される
ことを特徴とする請求項41に記載のデータ逆変換装置。 - 前記第2のブロックは、N/Z個(Zは1以上の整数値)の画素のそれぞれについてのZ種類の画素データから構成され、
前記第1のベクトルは、N/Z個の画素のそれぞれについてのZ種類の画素データのそれぞれの値を、各成分値として有するベクトルである
ことを特徴とする請求項44に記載のデータ逆変換装置。 - 処理対象の前記アクセスユニットを構成する1以上の前記第1のブロックのそれぞれが分析対象に1つずつ順次設定され、
分析対象の前記第1のブロックを構成するM個の前記第2のブロックのそれぞれについてのM個の前記第1のベクトルを対象とする主成分分析が行われることで、分析対象の前記第1のブロックについての前記基底が生成され、
生成された前記基底を利用して、前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される
ことを特徴とする請求項44に記載のデータ逆変換装置。 - 分析対象として設定された前記第1のブロックのそれぞれが処理対象に1つずつ順次設定され、N個の前記画素データのそれぞれを軸とする第1の座標系で表現される第1のベクトルのうちの、処理対象の第1のブロックを構成するM個の第2のブロックのそれぞれについてのM個の前記第1のベクトルのそれぞれが、前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記基底のうちの処理対象の前記第1のブロックについての基底を軸とする第2の座標系で表現されるM個の第2のベクトルのそれぞれに変換され、その結果、M個の前記第2のベクトルからなる前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力され、
前記逆変換手段は、前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記第2のベクトルのそれぞれを、M個の前記第1のベクトルのそれぞれに逆変換する
ことを特徴とする請求項46に記載のデータ逆変換装置。 - 処理対象の前記第1のブロックについて、さらに、M個の前記第2のベクトルからなるデータ群が所定の単位毎に符号化され、その結果、M個の符号化情報が得られ、M個の前記符号化情報からなる前記第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力され、
前記逆変換手段は、
前記第2のデータ群を復号し、
復号の結果得られるM個の前記第2のベクトルのそれぞれを、前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底を利用して、M個の前記第1のベクトルのそれぞれに逆変換する
ことを特徴とする請求項47に記載のデータ逆変換装置。 - 前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記入力データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とする請求項41に記載のデータ逆変換装置。 - 前記第2のデータ群に対して前記基底が重畳されたデータの代わりに、前記第2のデータ群に対して、前記基底を生成するために必要な情報である基底生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される場合には、
前記分離手段は、前記入力データから、前記第2のデータ群と前記基底生成用情報とを分離し、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底生成用情報を利用して、前記基底を生成する生成手段をさらに備え、
前記逆変換手段は、前記生成手段により生成された前記基底を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する
ことを特徴とする請求項41に記載のデータ逆変換装置。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析が個別に行われることで、前記処理データの表現形式を変換するための基底が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力されるデータ逆変換装置のデータ逆変換方法であって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記基底とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップと
を含むことを特徴とするデータ逆変換方法。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析が個別に行われることで、前記処理データの表現形式を変換するための基底が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力される装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記基底とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップと
を含むプログラムを記録していることを特徴とする記録媒体。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析が個別に行われることで、前記処理データの表現形式を変換するための基底が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力される装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記基底とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換ステップと
を含むことを特徴とするプログラム。 - 入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析手段と、
前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換し、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなるデータ群を符号化する符号化手段と
を備えることを特徴とする符号化装置。 - 前記入力データに対してアナログ歪みを生じさせるアナログ歪み生成手段
をさらに備えることを特徴とする請求項54に記載の符号化装置。 - 前記分析手段は、前記データ群について主成分分析を行うことで、前記変換情報を生成する
ことを特徴とする請求項54に記載の符号化装置。 - 入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換し、その結果得られるデータを符号化する符号化装置の符号化方法であって、
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換し、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなるデータ群を符号化する符号化ステップと
を含むことを特徴とする符号化方法。 - 入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換し、その結果得られるデータを符号化する符号化処理を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換し、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなるデータ群を符号化する符号化ステップと
を含むプログラムを記録していることを特徴とする記録媒体。 - 入力データのうちの少なくとも一部の表現形式を変換し、その結果得られるデータを符号化する符号化処理を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定ステップと、
前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析ステップと、
前記分析ステップの処理により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定ステップの処理により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換し、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなるデータ群を符号化する符号化ステップと
を含むことを特徴とするプログラム。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が符号化され、その結果、符号化データが得られ、
前記符号化データに対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力される復号装置であって、
前記入力データから、前記符号化データと、前記変換情報とを分離する分離手段と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記符号化データを復号し、その結果得られる前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を、前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して逆変換する復号手段と
を備えることを特徴とする復号装置。 - 前記元データにはアナログ歪みが生じている
ことを特徴とする請求項60に記載の復号装置。 - 前記変換情報は、前記データ群について主成分分析を行うことで生成される
ことを特徴とする請求項60に記載の復号装置。 - 前記符号化データに対して前記変換情報が重畳されたデータの代わりに、前記符号化データに対して、前記変換情報を生成するために必要な情報である変換情報生成用情報が重畳されたデータが、前記入力データのうちの少なくとも一部として入力される場合には、
前記分離手段は、前記入力データから、前記符号化データと、前記変換情報生成用情報とを分離し、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報生成用情報を利用して、前記変換情報を生成する生成手段をさらに備え、
前記復号手段は、前記生成手段により生成された前記変換情報を利用して、復号の結果得られる前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する
ことを特徴とする請求項60に記載の復号装置。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が符号化され、その結果、符号化データが得られ、
前記符号化データに対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力される復号装置の復号方法であって、
前記入力データから、前記符号化データと、前記変換情報とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記符号化データを復号し、その結果得られる前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して逆変換する復号ステップと
を含むことを特徴とする復号方法。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が符号化され、その結果、符号化データが得られ、
前記符号化データに対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力される装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記入力データから、前記符号化データと、前記変換情報とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記符号化データを復号し、その結果得られる前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して逆変換する復号ステップと
を含むプログラムを記録していることを特徴とする記録媒体。 - 元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が符号化され、その結果、符号化データが得られ、
前記符号化データに対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として入力される装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記入力データから、前記符号化データと、前記変換情報とを分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記符号化データを復号し、その結果得られる前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を、前記分離ステップの処理により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して逆変換する復号ステップと
を含むことを特徴とするプログラム。 - 画像データの表現形式を変換する変換部と、前記画像データの、前記変換部により変換された表現形式を逆変換する逆変換部とを構成要素として含む情報処理システムにおいて、
前記変換部は、
アナログ歪みが生じている画像データが入力データとして入力され、前記入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析手段と、
前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換手段と
を有する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 画像データの表現形式を変換する変換部と、前記画像データの、前記変換部により変換された表現形式を逆変換する逆変換部とを構成要素として含む情報処理システムにおいて、
前記変換部は、
画像データが入力データとして入力され、前記入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析手段と、
前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換手段と
を備え、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記入力データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とする情報処理システム。 - 画像データの表現形式を変換する変換部と、前記画像データの、前記変換部により変換された表現形式を逆変換する逆変換部とを構成要素として含む情報処理システムにおいて、
前記変換部は、
画像データが入力データとして入力され、前記入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析を個別に行うことで、前記処理データの表現形式を変換するための基底を分析対象毎に個別に生成する分析手段と、
前記分析手段により生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換する変換手段と
を有する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 画像データを符号化する符号化部と、前記符号化部により符号化された前記画像データを復号する復号部とを構成要素として含む情報処理システムにおいて、
前記符号化部は、
画像データが入力データとして入力され、前記入力データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データを設定し、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データを分析単位として設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群を1以上設定し、1以上の前記データ群のそれぞれを1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報を分析対象毎に個別に生成する分析手段と、
前記分析手段により生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、前記設定手段により設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式を変換し、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなるデータ群を符号化する符号化手段と
を有する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 画像データの表現形式を変換する変換部と、前記画像データの、前記変換部により変換された表現形式を逆変換する逆変換部とを構成要素として含む情報処理システムにおいて、
前記変換部、または、前記変換部以外の装置により、
アナログ歪みが生じている画像データが元データとされて、前記元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として前記逆変換部に入力され、
前記逆変換部は、
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記変換情報とを分離する分離手段と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換手段と
を有する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 画像データの表現形式を変換する変換部と、前記画像データの、前記変換部により変換された表現形式を逆変換する逆変換部とを構成要素として含む情報処理システムにおいて、
前記変換部、または、前記変換部以外の装置により、
画像データが元データとされて、前記元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として前記逆変換部に入力され、
前記逆変換部は、
前記入力データから、前記第2のデータ群と、前記変換情報を分離する分離手段と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換手段と
を備え、
前記分析単位に対応するM個の前記処理データは、前記入力データを構成する各データのうちの近接するM個のデータである
ことを特徴とする情報処理システム。 - 画像データの表現形式を変換する変換部と、前記画像データの、前記変換部により変換された表現形式を逆変換する逆変換部とを構成要素として含む情報処理システムにおいて、
前記変換部、または、前記変換部以外の装置により、
画像データが元データとされて、前記元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、1以上の分析対象毎に主成分分析が個別に行われることで、前記処理データの表現形式を変換するための基底が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析単位毎の前記基底のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応するM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、その結果、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が生成され、
生成された前記第2のデータ群に対して、その生成に利用された前記基底が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として前記逆変換部に入力され、
前記逆変換部は、
前記入力データから、前記第2のデータ群と前記基底とを分離する分離手段と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記基底を利用して、前記分離手段により前記入力データから分離された前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を逆変換する逆変換手段と
を有する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 画像データを符号化する符号化部と、前記符号化部により符号化された前記画像データを復号する復号部とを構成要素として含む情報処理システムにおいて、
前記符号化部、または、前記符号化部以外の装置により、
画像データが元データとされて、前記元データから、N次元(Nは1以上の整数値)で表される処理データが設定され、M個(Mは1以上の整数値)の前記処理データが分析単位として設定され、
設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データからなるデータ群が1以上設定され、1以上の前記データ群のそれぞれが1以上の分析対象のそれぞれとして、前記処理データの表現形式を変換するための変換情報が分析対象毎に個別に生成され、
生成された1以上の分析対象毎の前記変換情報のうちの所定の1つを利用して、設定された前記分析単位に対応する所定のM個の前記処理データのそれぞれの表現形式が変換され、表現形式が変換されたM個の前記処理データからなる第2のデータ群が符号化され、その結果、符号化データが得られ、
前記符号化データに対して、その生成に利用された前記変換情報が重畳されたデータが、入力データのうちの少なくとも一部として前記復号部に入力され、
前記復号部は、
前記入力データから、前記符号化データと、前記変換情報とを分離する分離手段と、
前記分離手段により前記入力データから分離された前記符号化データを復号し、その結果得られる前記第2のデータ群を構成するM個の前記処理データの表現形式を、前記分離手段により前記入力データから分離された前記変換情報を利用して逆変換する復号手段と
を有する
ことを特徴とする情報処理システム。
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KR102026958B1 (ko) * | 2019-03-29 | 2019-09-30 | 한화시스템(주) | 레이더용 압축 센싱을 위한 새로운 분할 역변환 기법을 사용한 감소된 계산 복잡성의 오엠피 방법 |
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- 2005-02-25 JP JP2005049953A patent/JP4349299B2/ja not_active Expired - Fee Related
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