JP4346588B2 - Rice washing equipment - Google Patents
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Description
本発明は、米を洗米すると共に水加減水と共に排出するまでを自動で行う自動洗米機や、米を洗米して炊飯器によって炊飯するまでを自動で行う自動炊飯機等に採用される洗米装置に関するものである。 The present invention is an automatic rice washing machine that automatically cleans and drains rice with water and water, and an automatic rice cooker that automatically cleans rice and cooks it with a rice cooker. It is about.
従来、自動洗米機として、洗米機の駆動部を収容するケースの下方側に、上端開口状とされた洗米槽を、その上端開口の前部がケース下面から前方に突出するように配置し、この洗米槽の上端開口のケース下面から前方に突出する部分を洗米槽内に米を投入する米投入口とし、前記洗米槽内に、該洗米槽の中心側上部に配置されていて上下方向の軸心回りに回転駆動される回転軸と、この回転軸に固定された撹拌棒とを備え、前記撹拌棒を、回転軸から径方向外方側に延出された横杆部と、この横杆部の延出端から洗米槽の内面に沿って下方側に延出された縦杆部とから構成すると共に、横杆部の長さの異なる撹拌棒を回転軸の周方向に間隔をおいて設け、回転軸を回転させることにより洗米槽内に給水される水と共に米を撹拌棒によって撹拌することにより洗米するようにした自動洗米機がある(特許文献1参照)。
前記自動洗米機にあっては、洗米した後に、次の米を洗米すべくパック米を米投入口から洗米槽本体内に投入するときに、横杆部の長い撹拌棒がケース下面から米投入口へと、はみ出すように位置していると、該撹拌棒の横杆部が邪魔物となってパック米の袋を米投入口から洗米槽本体内につっこみ難く、高い位置からパック米を投入すると、米がこぼれ落ちたりする可能性が高く、また、米が撹拌棒にあたって飛び散る惧れがある。
特に、撹拌棒の横杆部をオーバーフロー口の下縁よりも上方に配置して洗米水の水面側を波立たせないようにしたものにあっては、横杆部が上下方向に関して米投入口に近い位置に位置しており、パック米の投入時に横杆部の長い撹拌棒が米投入口の下側に位置していると、パック米が入れにくい。
In the automatic rice washer, when the packed rice is put into the main body of the rice washing tank from the rice inlet to wash the next rice after the rice is washed, the rice with a long side paddle is introduced from the bottom of the case. If it is positioned so that it protrudes into the mouth, the horizontal part of the stirring bar becomes an obstacle, and it is difficult to push the packed rice bag into the main body of the washing tank from the rice inlet, and the packed rice is introduced from a high position. Then, there is a high possibility that the rice will spill out, and there is a possibility that the rice will splash on the stirring bar.
In particular, in the case where the recumbent portion of the stirring bar is disposed above the lower edge of the overflow port so that the water surface side of the washing water is not undulated, the recumbent portion is at the rice inlet in the vertical direction. It is located in a close position, and it is difficult to put packed rice if a long stirring rod with a long side is located below the rice inlet when the packed rice is introduced.
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、パック米を洗米槽に投入する際において、撹拌棒が邪魔物とならずパック米の投入がしやすい洗米装置を提供することを目的とする。 Therefore, in view of the above problems, the present invention has an object to provide a rice washing apparatus in which packed rice is easily put into a rice washing tank without being an obstacle when the packed rice is introduced into a rice washing tank.
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、米を洗米する洗米装置であって、
洗米装置の駆動部を収容するケースの下方側に、上端開口状とされた洗米槽を、その上端開口の前部がケース下面から前方に突出するように配置し、この洗米槽の上端開口のケース下面から前方に突出する部分を洗米槽内に米を投入する米投入口とし、前記洗米槽内に、該洗米槽の中心側に配置されていて上下方向の軸心回りに回転駆動される回転軸と、この回転軸に固定された撹拌棒とを備え、前記撹拌棒は、回転軸から径方向外方側に延出された横杆部と、この横杆部の延出端から下方側に延出された縦杆部とを備え、横杆部の長さの異なる撹拌棒を回転軸の周方向に間隔をおいて設け、回転軸を回転させて撹拌棒によって洗米槽内に給水される水と共に米を撹拌することにより洗米するようにした洗米装置において、
ケース下面側から米投入口下方側に突出する長さの横杆部を有する撹拌棒のうち、米投入時において、横杆部の短い方の撹拌棒が米投入口の下方側に位置するように、撹拌棒を停止させるようにしたことを特徴とする。
The technical means taken by the present invention to solve the technical problem is a rice washing apparatus for washing rice,
On the lower side of the case that houses the drive unit of the rice washing apparatus, a rice washing tank having an upper end opening is arranged so that the front part of the upper end opening protrudes forward from the lower surface of the case. The portion protruding forward from the lower surface of the case is used as a rice insertion port for introducing rice into the rice washing tank, and the rice washing tank is disposed on the center side of the rice washing tank and is driven to rotate about the vertical axis. A rotating shaft; and a stirring rod fixed to the rotating shaft. The stirring rod extends from the rotating shaft to the radially outer side, and extends downward from the extending end of the lying portion. The stirring rods having different lengths of the horizontal ribs are provided at intervals in the circumferential direction of the rotating shaft, and the rotating shaft is rotated and water is fed into the rice washing tank by the stirring rod. In the rice washing apparatus designed to wash the rice by stirring the rice with the water to be used,
Among the stirring rods having a horizontal rod portion protruding from the lower surface side of the case to the lower side of the rice inlet, when the rice is introduced, the shorter stirring rod of the horizontal rod portion is positioned below the rice inlet. Further, the stirring rod is stopped.
また、ケース下面側から米投入口下方側に突出する長さの横杆部を有する撹拌棒は、横杆部が長い撹拌棒と、横杆部が短い撹拌棒と、これらの中間の長さの横杆部を有する撹拌棒とを備え、米投入時において、横杆部の一番短い撹拌棒が米投入口の下方側に位置するようにするのがよい。
また、横杆部が長い第1,2の撹拌棒を備え、この第1,2の撹拌棒は一方が他方の延出方向と反対側に延出されており、米投入時において米投入口の下方側に位置させるべき横杆部の短い撹拌棒を、前記第1,2の撹拌棒の、回転軸周方向の中間に配置するのがよい。
In addition, the stirring rod having a horizontal rod portion that protrudes from the lower surface of the case to the lower side of the rice inlet has a stirring rod with a long horizontal rod portion, a stirring rod with a short horizontal rod portion, and an intermediate length between them. It is preferable that the stir bar having the shortest horizontal portion is positioned below the rice inlet when the rice is introduced.
Also, the first and second stirring rods are provided with a long horizontal flange, and one of the first and second stirring rods extends to the opposite side of the other extending direction. It is preferable to arrange a short stirring rod with a short side portion to be positioned on the lower side of the first and second stirring rods in the middle in the circumferential direction of the rotation axis.
本発明によれば、パック米を洗米槽に投入する際において、撹拌棒が邪魔物とならずパック米の投入が容易になる。 According to the present invention, when the packed rice is introduced into the rice washing tank, the stirring rod does not become an obstacle and the packed rice can be easily introduced.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図6において、1は、米を洗米すると共に該米を水加減水と共に排出するまでを自動で行う自動洗米機を示しており、該自動洗米機1は、パック米Pを1袋分全部投入して洗米することを可能としたパック米P対応機である。
この自動洗米機1は、フレーム2と、該フレーム2の上部に取付固定されたケース3と、該ケース3の下面側に取付固定された洗米槽4と、この洗米槽4内に水を供給する給水装置5と、洗米槽4内の米及び水を攪拌する撹拌装置6と、洗米槽4の下方に配置されてフレーム2下部に取り付けられた載置台7とを備えている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 1 to FIG. 6,
The automatic
洗米槽4と載置台7と間には、載置台7上に炊飯器の内釜や洗米した米を受けるためのその他の容器又は炊飯器等が載置可能な空間部が設けられている。
フレーム2は、左右方向に間隔をおいて配置された左右一対の支柱8と、左右支柱8の下端側同士を連結する連結部材9と、左右各支柱8の下端側から前方に延出された左右一対の支持脚10とから主構成されている。
ケース3は、底壁部11と、この底壁部11の上方に配置された駆動部K及び給水管路53,54等を覆うカバー体12とから主構成されている。
Between the
The
The
底壁部11は、その後部が左右支柱8の上端側に取付固定されていて、左右支柱8から前方に突出状とされている。
カバー体12は、左右の側面壁12aと上壁12bと前面壁12cと背面壁12dとから下端開放状に形成され、前記底壁部11に取付固定されている。
このカバー体12の上面はパック米Pを載せるのに使用される米載置面13とされており、該米載置面13は、前部が左右方向に亘って前後方向中途部に行くに従って下方に移行する傾斜面13aとされ、後部が左右方向に亘って前後方向中途部に行くに従って下方に移行する傾斜面13bとされており、米載置面13にパック米Pを載せた場合に、米載置面13の前部傾斜面13a及び後部傾斜面13bがストッパとなることにより該パック米Pを安定して米載置面13に載せることができる。
The rear portion of the
The
The upper surface of the
また、パック米Pを米載置面13に複数段積み重ねた場合であっても、米載置面13上に載置されたパック米Pの底面側が下方に凸となるように屈曲状となることにより、該パック米Pの上面側が上方に凸となる湾曲状となるのが防止(又は緩和)され、パック米Pを複数個安定して積み重ねることができる。
また、米載置面13上に載置されたパック米Pの上のパック米Pを引きずるように前方に取り出した場合において、米載置面13の前部傾斜面13aがストッパとなって、米載置面13上のパック米Pがつれ動くのを防止することができる。
Further, even when the packed rice P is stacked on the
Further, when the packed rice P on the packed rice P placed on the
また、カバー体12の上面の後部傾斜面13bは前部傾斜面13aよりも急斜面とされており、これによって、パック米Pが前方には引き出しやすく、後方には落ちにくいように構成されている。
なお、本実施の形態では米載置面13は側面から見てV字形とされているが、カバー体12の上面を、前部と後部とこれらの間の中間部とに分け、前部及び後部を傾斜面にして中間部をフラットな面にしてもよい。また、カバー体12の上面を、すり鉢状に凹む凹状に形成してもよい。また、カバー体12の上面を正面から見てV字形となるように形成してもよい。
Further, the rear
In the present embodiment, the
図4、図5、図7〜図9に示すように、洗米槽4は、米及び水を収容しこれらを攪拌することにより該米を洗米するための洗米槽本体14と、この洗米槽本体14内の洗米水(研ぎ汁)の水面側の水や洗米水上に浮遊するゴミ等の不純物等を排水するためのオーバーフロー部15と、洗米槽本体14の下端側に設けられていて洗米槽本体14の下端側から洗米水(研ぎ汁)を排水するための排水ジャケット16とを備えてなる。
この洗米槽4は、洗米槽本体14とオーバーフロー部15とを樹脂によって一体成形してなるオーバーフロー部一体型の洗米槽4である。
As shown in FIGS. 4, 5, and 7 to 9, the
This
オーバーフロー部15を洗米槽本体14とは別体で形成して洗米槽本体14に固着すると、コストアップとなる、洗米槽本体14とオーバーフロー部15とのつなぎ目が発生し該つなぎ目部分に溜まった糠分等を掃除するのが面倒である、オーバーフロー部15の形状に制限ができる、といった問題があるが、本実施の形態のように、洗米槽本体14とオーバーフロー部15とを樹脂によって一体成形することにより、前記問題を解決することができる。
洗米槽本体14は上下端部が開口状とされており、該洗米槽本体14の下部は、下端開口に向けて先窄まりとされた円錐形に形成された円錐部17とされている。
If the
The upper and lower ends of the rice washing tank
また、この洗米槽本体14の上部は、該上部の下側部分が、前記円錐部17の上端と同径の円筒形に形成されていて前記円錐部17上端から上方に延出された円筒部18とされている。
また、洗米槽本体14上部の上側後部19は、前記円筒部18から上方に延出されていて該円筒部18と同径の略半円筒形に形成されており、洗米槽本体14上部の上側前部は、平面視で前記円筒部18から径方向外方側に向けて(前方側に向けて)膨出するように形成された膨出部20とされている。
Further, the upper part of the rice washing tank
The upper
この膨出部20は、洗米槽本体14の厚さ方向に沿う方向の面で切断した断面が外方に凸となる湾曲状に形成されている。
洗米槽本体14の上端開口縁部には全周に亘ってフランジ21が形成され、前記膨出部20の大部分が前記ケース3のカバー体12の前面(下縁)から前方に突出するように前記フランジ21の後部側が、ケース3の底壁部11下面に取付固定されている。
そして、洗米槽本体14の上端開口部分の内、ケース3のカバー体12前面から前方にはみ出た部分(カバー体12の前方に位置する部分)が、洗米槽4内に米を投入するための米投入口22とされている。
The bulging
A
A portion of the upper end opening portion of the rice washing tank
この米投入口22は、洗米槽本体14の円筒部18の中心を中心とし且つ該円筒部18の半径を半径とする円周から径方向外方に(前方側に)はみ出すように形成されていて、この米投入口22の開口面積が、洗米槽本体14の上端開口の後部側の円弧の半径を半径とする円弧状となるように米投入口22を形成した場合の開口面積よりも大きくなるように形成されており(従来の洗米槽4に比べて米投入口22が広く形成されており)、米の投入が行いやすいように構成され、特にパック米Pの米を投入する場合にパック米Pの袋の口を米投入口22から洗米槽本体14内に挿入しやすいように構成されている。
The
また、米投入口22は、洗米槽本体14の上端開口の後部よりも低い位置に形成されており、米投入口22がその分低くなると共に、メンテナンス時等において米投入口から手が入れやすいように構成されている。
この米投入口22は蓋体23によって開閉自在に閉塞されている。
この蓋体23は、樹脂によって形成され、後部側の左右両側上部がケース3のカバー体12の側壁12aに枢軸24を介して左右軸回りに回動自在に枢支されており、この枢支部回りに蓋体23を回動させることにより、該蓋体23が上下揺動して米投入口22を開閉自在としている。
Further, the
The
The
また、本実施の形態の自動洗米機1には、この蓋体23の開閉を検出する蓋検出手段25が設けられている。
この蓋検出手段25は、洗米槽4側に設けられた検出部26と、蓋体23側に設けられた被検出部27とから構成され、蓋体23を閉じているときには検出部26が被検出部27を検出し、検出部26が被検出部27を検出することによって前記撹拌装置6の駆動を許容し、蓋体23を開いて被検出部27が検出部26から離れると検出部26が被検出部27を検出しないことにより撹拌装置6を駆動しないように構成されている。
Further, the
The lid detection means 25 is composed of a
このように蓋体23の開閉を直接検知することにより、誤検知を防止することができる。
本実施の形態では、蓋検出手段25として、検出部26としてのスイッチ部と、被検出部27としてのマグネット部とからなるマグネットスイッチが採用されている。
オーバーフロー部15は、本実施の形態では、洗米槽本体14上部の後部側で且つ左右方向中央から左側寄りに設けられており、洗米槽本体14上部の内面のオーバーフロー部15対応部分には、フランジ21上面から下方に向けて形成された上下方向に長い矩形状のオーバーフロー口28が形成されている。
In this way, it is possible to prevent erroneous detection by directly detecting the opening / closing of the
In the present embodiment, a magnet switch including a switch unit as the
In this embodiment, the
オーバーフロー部15は、オーバーフロー口28の一対の側縁28aから、洗米槽本体14上部の径方向外方に沿って延出された一対の側壁29と、この一対の側壁29の延出端を連結する平面視円弧状の連結壁30と、オーバーフロー口28の下縁から、洗米槽本体14上部の径方向外方に向けて延出された底壁31と、この底壁31の下面側から下方に向けて延出された円筒状の接続口32とを有し、底壁31には接続口32に連通する排水孔33が貫通形成されている。
排水ジャケット16は洗米槽本体14とは別部品で構成されていて、取付金具で洗米槽本体14の下端側に着脱自在に取り付けられている。
The
The
この排水ジャケット16は上下方向の軸心を有する略円筒状に形成され、内部が上端開口を介して洗米槽本体14の下端開口と連通しており、下面側に、洗米された米を排出する排米口34が形成され、周壁部分には洗米槽本体14内の洗米水を排水するための排水口35が形成されている。
前記排米口34は排米弁36によって開閉自在に閉塞されている。
この排米弁36は、上方に行くに従って先窄まりとなる円錐状に形成され、洗米槽4の中心に設けられた上下方向の弁棒37の下端に固定されている。
The
The
The
この弁棒37の上部は、ケース3の底壁部11を貫通してケース3内に挿入されると共にケース3内に設けられた昇降手段38によって昇降自在に支持され、弁棒37を昇降することにより排米弁36が上下動して排米口34が開閉される。
昇降手段38は、モータ39と、このモータ39によって上下揺動する揺動アームと40を備え、揺動アーム40の先端側に弁棒37の上端側が取り付けられている。
なお、排水ジャケット16内には、水は通すが米は通さない小孔を多数有する図示省略の分離板が設けられており、この分離板によって排水口35からの米の流出を防止しながら洗米水を小さな不純物と共に排水口35から排水できるようになっている。
The upper portion of the
The elevating means 38 includes a motor 39 and a
The
前記オーバーフロー部15の下方側で且つ排水ジャケット16の左斜め後方には、排水ボックス41が配置されている。
この排水ボックス41は、正面側に開口部を有する箱形に形成され且つ開口部が左斜め前方を向くように配置されていて支柱8に取り付けられたブラケット44に固定されており、この排水ボックス41の開口部は蓋体43によって開閉自在に閉塞されている。
排水ボックス41の上面側には第1の流入口45が設けられ、この第1の流入口45はオーバーフロー部15の接続口32に、可撓性ホース又は硬質樹脂製のパイプ等からなる縦配水管46で接続されている。
A
The
A
また、排水ボックス41の右側面には第2の流入口47が設けられ、この第2の流入口47は排水ジャケット16の排水口35に、可撓性ホース又は硬質樹脂製のパイプ等からなる横配水管48で接続されている。
また、排水ボックス41の背面側には排水管部49が設けられ、この排水管部49に接続されるホース等を介して排水ボックス41内の洗米水等が下水等の外部の排水部に排水されるように構成されている。
なお、排水ボックス41内には、第2の流入口47を開閉自在に閉塞して排水ジャケット16からの洗米水等の流入を許容又は遮断する開閉弁が設けられており、洗米時には開閉弁は閉じられて排水ジャケット16からの洗米水の流入が阻止され、排水時に開閉弁を開けることにより、洗米槽4内の洗米水が排水ジャケット16を介して排水ボックス41内に流入すると共に該排水ボックス41から下水等に排水される。
Further, a
In addition, a
The
排水ボックス41内の前記開閉弁は、ケース3内に設けられたモータ50によって開閉駆動される。
右側支柱8の上下方向中途部には容器検出手51が設けられ、この容器検出手段51の接触子51aは洗米槽4と載置台7との間の空間に延出されていて、内釜等が載置台7に載置されて接触子51aが内釜等に接触することにより内釜等が載置台7上にセットされていることが検出される。
前記給水装置5は、ケース3の底壁部11に取り付けられた左右一対の散水部材52と、この散水部材52に水を供給する第1、2の給水管路53,54とから構成されている。
The on-off valve in the
A
The
散水部材52は、板材を下方に凸となる球面状に形成すると共に、多数の散水孔を貫通形成してなり、供給された水を洗米槽本体14内に上方からシャワー状(拡散状)に散水して供給する。
第1の給水管路53は、右側の支柱8の上部正面側に沿って上方に配設されると共にケース3の底壁部11を貫通してケース3内に挿入され、上部側で左方に向けて屈曲されており、この第1の給水管路53の下端側がホース等を介して水道等の圧力水源に接続され、第1の給水管路53に、手動の開閉弁(元栓)55と流量計56と電磁開閉弁57等とが設けられている。
The
The first
第2の給水管路54は、第1の給水管路53の上部側の端部にホース等を介して接続される接続口58を有すると共にこの接続口58から分岐して左右の各散水部材52に水を供給する一対の供給管路を有する。
前記撹拌装置6は、洗米槽本体14内の中心上部に配置された回転軸61と、この回転軸61を駆動するモータ62と、回転することにより洗米槽本体14内の米及び水を攪拌する攪拌棒Aとを有する。
回転軸61は、上下方向の軸心を有する筒軸によって構成され、洗米槽本体14の中心に配置され且つケース3の底壁部11に固定された軸受部材63の下側に配置されて該軸受部材63に上下方向の軸心回りに回転自在に支持されている。
The second
The stirring
The
前記軸受部材63の上側にはベベルギヤからなる従動ギヤ64が配置され、この従動ギヤ64は、軸受部材63に上下方向の軸心回りに回転自在に支持されていると共に前記回転軸61に一体回転自在に連結されている。
前記弁棒37は、回転軸61、軸受部材63、従動ギヤ64を上下動自在に挿通している。
モータ62の出力軸には、前記従動ギヤ64に噛合するベベルギヤからなる駆動ギヤ65が取り付けられていて、モータ62の駆動力が駆動ギヤ65と従動ギヤ64によって回転軸61伝達され該回転軸61が回転駆動される。
A driven
The
A
撹拌棒Aは、本実施の形態では、第1〜5の5本の撹拌棒A1〜5と、1本の副撹拌棒A6との計6本で構成されているが、これに限定されることはない。
第1〜5の撹拌棒A1〜5は、回転軸61から径方向外方に延出する横杆部66と、この横杆部66の延出端部から下方側に延出する縦杆部67とから構成されている。
この第1〜5の撹拌棒A1〜5の内、第1〜4の撹拌棒A1〜4は横杆部66が同じ高さ位置となるように且つ回転軸61の周方向に等間隔(90°間隔)をおいて配置されている。
In the present embodiment, the stirring bar A is composed of a total of six bars of the first to fifth five stirring bars A1 to 5 and one auxiliary stirring bar A6, but is not limited thereto. There is nothing.
The first to fifth stirring rods A1 to A5 are a
Among the first to fifth stirring rods A1 to A1, the first to fourth stirring rods A1 to A4 are arranged at equal intervals (90 in the circumferential direction of the
また、第1、2の撹拌棒A1,A2の横杆部66は、略同じ長さに形成され、一方が他方の延出方向と反対側に延出されていると共に、それぞれ洗米槽本体14の内面近傍まで延出されている。
第3の撹拌棒A3の横杆部66は、第1、2の撹拌棒A1,A2の横杆部66の中間に配置され且つこれら第1、2の撹拌棒A1,A2の横杆部66よりも短い長さに形成され、第4の撹拌棒A4の横杆部66は、該第3の撹拌棒の横杆部66よりも短い長さに形成されていて、第1、2の撹拌棒A1,A2の横杆部66の中間で且つ第3の撹拌棒A3の横杆部66の延出方向と逆の方向に延出するように配置されている。
Further, the
The
第5の撹拌棒A5は、その横杆部66が前記第1〜4の撹拌棒A1〜4の横杆部66よりも低い位置となるように且つ第2の撹拌棒A2と第4の撹拌棒A4との間に配置されており、横杆部66の長さは第4の撹拌棒A4の横杆部66よりも短い長さに形成されている。
したがって、第1〜5の撹拌棒A1〜5の内、第1、2の撹拌棒A1,A2の横杆部66が最も長く、その次に第3の撹拌棒A3の横杆部66が長く、その次に第4の撹拌棒A4の横杆部66が長く、第5の撹拌棒A5の横杆部66が最も短い。
The fifth stir bar A5 has a
Therefore, of the first to fifth stirring rods A1 to A5, the
また、第1〜4の撹拌棒A1〜4の横杆部66は、該撹拌棒A1〜4が正面側に位置したときに、平面視でケース3下方から米投入口22下方側へと、突出する(はみ出す)長さに形成されており、第5の撹拌棒A5の横杆部66は、平面視でケース3の下方に隠れる長さに形成されている。
さらに、第1〜4の撹拌棒A1〜4の横杆部66は回転軸61の上下方向中途部で且つオーバーフロー口28の下縁よりも高い位置に位置しており、該第1〜4の撹拌棒A1〜4を回転させたときに横杆部66によって洗米水の水面側を波立たせないよう考慮されている。
Moreover, when the stirring rods A1 to 4 are positioned on the front side, the
Further, the
また、横杆部66が洗米水の水面下にあると、横杆部66上に米が載って残るという問題が生じるが、前記撹拌棒A1〜4の横杆部66をオーバーフロー口28の下縁よりも高い位置に配置することにより、残米の発生を防止している。
なお、第5の撹拌棒A5の横杆部66の長さは短いので、洗米水の水面下にあってもあまり影響はない。
第1〜5の撹拌棒A1〜5の縦杆部67は、横杆部66の延出端から洗米槽本体14の円筒部18内面に沿って下方に延出された鉛直部67aと、この鉛直部67aの下端から洗米槽本体14の円錐部17内面に沿って延出された傾斜部67bとからなる。
Further, if the
In addition, since the length of the
The
なお、第1〜5の撹拌棒A1〜5の縦杆部67の下端部の高さ位置は、第1の撹拌棒A1の縦杆部67下端が最も低く、この第1の撹拌棒A1の縦杆部67の下端位置よりも第2の撹拌棒A2の縦杆部67の下端位置が高く、この第2の撹拌棒A2の縦杆部67の下端位置よりも第3の撹拌棒A3の縦杆部67の下端位置が高く、この第3の撹拌棒A3の縦杆部67の下端位置よりも第4の撹拌棒A4の縦杆部67の下端位置が高く、この第4の撹拌棒A4の縦杆部67の下端位置よりも第5の撹拌棒A5の縦杆部67の下端位置が高くなっている。
In addition, the height position of the lower end portion of the
なお、前記第1〜5の撹拌棒A1〜5の横杆部66は水平状となっていなくてもよく、回転軸61から径方向外方に行くに従って下方に移行する傾斜状とされていてもよい。
副撹拌棒A6は、第1の撹拌棒A1と第3の撹拌棒A3との間に配置され、上部から下端側にかけて回転軸61から下方に直線状に延出されていると共に、下端側で排米弁36の上面に沿って屈曲されている。
この副撹拌棒A6によって、洗米時には洗米槽本体14の下端側の米を好適に攪拌できると共に、洗米後、排米弁36を開いて米及び水加減水を排出する際において、攪拌棒Aを回転させながら排米弁36を開くことにより、洗米槽本体14下端側に詰まった米をほぐしながら排米でき、排米弁36上に残米が生じるのを防止できる。
In addition, the
The sub stir bar A6 is disposed between the first stir bar A1 and the third stir bar A3, extends linearly downward from the
The sub-stirring bar A6 can suitably stir the rice on the lower end side of the rice washing tank
前記排水ボックス41内の開閉弁を駆動するモータ50、排米弁36を昇降する昇降手段38、撹拌棒Aを回転駆動する駆動機構とで駆動部Kが構成されている。
ケース3内には、自動洗米機1を制御する制御装置68が設けられ、カバー体12の前面側には、洗米槽4に投入する米の量等を制御装置68に入力するコントロールパネル69が設けられており、米を投入して蓋体23を閉め、コントロールパネル69に設けられたスタートスイッチを押すことにより、洗米槽本体14内に水が給水されると共に撹拌装置6が駆動されて米が攪拌されて洗米され(詳細な洗米工程は説明を省略する)、洗米後、入力された米量に応じた量の水加減水が供給され、この水加減水と共に洗米槽本体14から米が排出されるように自動制御される。
A drive unit K is constituted by a motor 50 that drives an on-off valve in the
A
この自動洗米機1にあっては、洗米した後に、次の米を洗米すべくパック米Pを米投入口22から洗米槽本体14内に投入するときに、横杆部66の長い撹拌棒A1,A2がケース3下面から米投入口22下方側へと、はみ出すように位置していると、該撹拌棒A1,A2の横杆部66が邪魔物となってパック米Pの袋を米投入口22から洗米槽本体14内につっこみ難く、高い位置からパック米Pを投入すると、米がこぼれ落ちたりする可能性が高く、また、米が撹拌棒A1,A2にあたって飛び散る惧れがある。
特に、本実施の形態の自動洗米機1にあっては、第1〜4の撹拌棒A1〜4の横杆部66をオーバーフロー口28の下縁よりも上方に配置しているので、上下方向に関して米投入口22に近い位置に位置しており、パック米Pの投入時に横杆部66の長い撹拌棒A1,A2が米投入口22の下側に位置していると、パック米Pが入れにくいという問題がある。
In this automatic
In particular, in the
そこで、この自動洗米機1にあっては、米の投入時において、第1〜4の撹拌棒A1〜4のうち横杆部66が短い方の撹拌棒A4が米投入口22の下方に位置するように(正面側にくるように)撹拌棒A4を停止させるべく撹拌棒Aの位置を検出する撹拌棒検出手段70が設けられている。
この撹拌棒検出手段70は、撹拌棒Aと共に回転する被検出部材71と、この被検出部材71を検出する検出器72とから主構成され、被検出部材71は、本実施の形態では、従動ギヤ64に設けられており、検出器72はケース3内に配置されている。
Therefore, in the
The stirring rod detection means 70 is mainly composed of a detected
前記検出器72が被検出部材71を検出した際に検出信号が制御装置68に送られるように構成されており、制御装置68からの停止信号によって撹拌装置6を停止させる際に、検出器72から制御装置68に送られる被検出部材71の検出信号に基づいて撹拌装置6を停止させるように設定されている。
本実施の形態では、図7に示すように、第1〜4の撹拌棒A1〜4の内、横杆部66が一番短い第4の撹拌棒A4が正面側に位置したときに撹拌装置6が停止するように構成されている。
When the
In the present embodiment, as shown in FIG. 7, when the fourth stirring rod A4 having the shortest
撹拌棒Aを停止させる場合、第4の撹拌棒A4の横杆部66が真正面を向くようになっていなくてもよく、図10(a)、(b)に示すように、多少左右に位置ズレしていてもよく、横杆部66の長い撹拌棒A1,A2が、ケース3下方に隠れるようになっていればよく、また、横杆部66の長い撹拌棒A1,A2の横杆部66の延出端側が米投入口22下方に、多少はみ出すようになっていてもよく、横杆部66の長い撹拌棒A1,A2の横杆部66がパック米Pの米の投入の邪魔物にならないようになっていればよい。
また、撹拌棒Aを停止させるときは、必ず、横杆部66の短い撹拌棒A4が正面側に位置するように停止させる必要はなく(例えば、洗米途中に撹拌棒Aを停止させる時などは撹拌棒Aがどの位置にあってもよい)、撹拌開始から排米に至るまでの最終段階で撹拌装置6を停止させる場合に横杆部66の短い撹拌棒A4が正面側で停止するように構成されていればよい(すなわち、パック米Pを投入する時に、横杆部66の短い撹拌棒Aが米投入口22の下側に位置するように構成されていればよい)。
When the stirring rod A is stopped, the
In addition, when the stirring rod A is stopped, it is not always necessary to stop the stirring rod A4 having the
さらに、2番目に短い横杆部66の撹拌棒A3がパック米Pの投入の邪魔物と成らない場合は、該2番目に短い横杆部66の撹拌棒A3を米投入口22の下方で停止させるようにしてもよい。
また、一番短い横杆部66の撹拌棒A4と2番目に短い横杆部66の撹拌棒A3とを回転軸61の周方向で隣同士に配置し、それらがパック米Pの投入の邪魔にならない位置で且つ米投入口22の下方位置に停止させるようにしてもよい。
また、撹拌棒Aが停止する場合、制御装置68が撹拌棒停止信号を発してから撹拌棒Aが停止するまでの間に慣性力によるタイムラグがあり、このタイムラグを考慮して被検出部材71の検出位置が設定され、前記慣性力は、米の種類や米の量による抵抗の違い、周波数の違い、機体差、部品個体差等の種種の要因によって変わるため、所望の撹拌棒Aを所定の位置で停止させるために、検出信号を受けた後に撹拌棒停止信号を発するまでの時間を調整する回路を制御装置68に設け、該時間を設定する機能をコントロールパネル69に設けるのがよい。
Further, when the stirring rod A3 of the second
In addition, the stirrer bar A4 of the shortest
Further, when the stirring rod A stops, there is a time lag due to inertial force from when the
なお、被検出部材71の配置位置は限定されることはなく、撹拌棒Aと共に回転する部材に設けられていればよい。
撹拌棒検出手段70としては、どのようなセンサを採用してもよいが、本実施の形態では、マグネットスイッチが採用される。
また、前記洗米槽本体14は全体的に円錐形に形成されていてもよく、また、膨出部20を設けないで、洗米槽本体14の上部を全体的に円筒状に形成してもよい。
The arrangement position of the detected
Although any sensor may be employed as the stirring rod detection means 70, a magnet switch is employed in the present embodiment.
Moreover, the said rice washing tank
3 ケース
4 洗米槽
22 米投入口
61 回転軸
66 横杆部
67 縦杆部
A1 撹拌棒
A2 撹拌棒
A3 撹拌棒
A4 撹拌棒
K 駆動部
3
Claims (3)
洗米装置の駆動部(K)を収容するケース(3)の下方側に、上端開口状とされた洗米槽(4)を、その上端開口の前部がケース(3)下面から前方に突出するように配置し、この洗米槽(4)の上端開口のケース(3)下面から前方に突出する部分を洗米槽(4)内に米を投入する米投入口(22)とし、前記洗米槽(4)内に、該洗米槽(4)の中心側に配置されていて上下方向の軸心回りに回転駆動される回転軸(61)と、この回転軸(61)に固定された撹拌棒(A)とを備え、前記撹拌棒(A)は、回転軸(61)側から径方向外方側に延出された横杆部(66)と、この横杆部(66)の延出端から下方側に延出された縦杆部(67)とを備え、横杆部(66)の長さの異なる撹拌棒(A)を回転軸(61)の周方向に間隔をおいて設け、回転軸(61)を回転させて撹拌棒(A)によって洗米槽(4)内に給水される水と共に米を撹拌することにより洗米するようにした洗米装置において、
ケース(3)下面側から米投入口(22)下方側に突出する長さの横杆部(66)を有する撹拌棒(A)のうち、米投入時において、横杆部(66)の短い方の撹拌棒(A4)が米投入口(22)の下方側に位置するように、撹拌棒(A)を停止させるようにしたことを特徴とする洗米装置。 A rice washing apparatus for washing rice,
On the lower side of the case (3) that houses the drive part (K) of the rice washing device, the upper part of the rice washing tank (4) is projected forward from the lower surface of the case (3). The portion that protrudes forward from the lower surface of the case (3) of the upper end opening of the rice washing tank (4) is used as a rice inlet (22) for introducing rice into the rice washing tank (4), and the rice washing tank ( 4), a rotating shaft (61) disposed on the center side of the rice washing tank (4) and driven to rotate about an axis in the vertical direction, and a stirring rod fixed to the rotating shaft (61) A), and the stirring rod (A) includes a recumbent portion (66) extending radially outward from the rotating shaft (61) side, and an extending end of the recumbent portion (66). And a stir bar (A) having a different length of the horizontal flange (66) with a gap in the circumferential direction of the rotating shaft (61). In rice washing apparatus designed to rice washing by have provided, stirring the rice with water, which is water in the rice washing tank (4) in the rotated rotation axis (61) with stir bar (A),
Of the stirring rod (A) having a horizontal rod portion (66) of a length protruding from the lower surface side of the case (3) to the lower side of the rice input port (22), the horizontal rod portion (66) is short when the rice is charged. The rice washing apparatus characterized in that the stirring rod (A) is stopped so that the other stirring rod (A4) is positioned below the rice inlet (22).
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