JP4343453B2

JP4343453B2 - Total grinding wheel adjustment device

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Publication number: JP4343453B2
Application number: JP2001059720A
Authority: JP
Inventors: 雄太西出
Original assignee: Olympus Corp
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 2001-03-05
Filing date: 2001-03-05
Publication date: 2009-10-14
Anticipated expiration: 2021-03-05
Also published as: JP2002263999A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークを高精度に球面加工する際に使用する総型砥石の心出し、高さ調整を行う調整装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ワークを高精度に球面加工する際、研磨皿の振れを測定しつつ心出し及び高さの設定を行う技術として、特公昭６３−２７４１号公報記載のレンズ研磨装置が従来より知られている。
【０００３】
図１０に、従来のレンズ研磨装置における球心設定機構の概略を示す。この球心設定機構においては、レンズＬを研磨するための研磨皿１０１に研磨皿軸１０２が一体的に連結されている。
【０００４】
前記研磨皿軸１０２を上下に摺動可能に嵌挿した可動ホルダー１０３には、研磨皿１０１を任意の高さに調整した後、研磨皿軸１０２をこの可動ホルダー１０３に固定するための調整ネジ１０４が側面に螺着されているとともに、その平面部１０３ａには複数個の挿通穴１１３が穿設されている。
【０００５】
一方、研磨皿１０１を回転させるためのスピンドル軸１０５には、固定ホルダー１０６が螺着されており、固定ホルダー１０６の平面部１０６ａには、前記挿通穴１１３に対応した位置にネジ穴１１４が設けられている。
【０００６】
そして、心振れ調整ネジ１０７を、挿通穴１１３を介してネジ穴１１４に螺合することにより、可動ホルダー１０３は固定ホルダー１０６に固定される。
【０００７】
このとき、可動ホルダー１０３の固定ホルダー１０６に対する位置調整が可能となるように、挿通穴１１３の内径は心振れ調整ネジ１０７のネジ部の外径より若干大きく設定されている。
【０００８】
スピンドル軸１０５は、ベアリング１０９を介してＬ字形状の可動ベース１０８に回転可能に取付けられている。可動ベース１０８は、揺動軸１１１及びベアリング１１２を介してベース１１０に揺動可能に取付けられている。
【０００９】
また、前記レンズＬの上方にはダイヤルゲージＭが配置されており、レンズＬ（又は研磨皿１０１）はダイヤルゲージＭの測定針により常に研磨皿１０１の球心方向に加圧されている。
【００１０】
次に、上記構成の球心設定機構の作用を説明する。まず、研磨皿軸１０２を嵌挿した可動ホルダー１０３を心振れ調整ネジ１０７により固定ホルダー１０６に固定する。
【００１１】
次に、図１１に示すように、ダイヤルゲージＭの測定針を研磨皿１０１の頭部に接触させて、揺動中心（揺動軸１１１の軸線とスピンドル軸１０５の回転軸との交点）からの距離を測定し、研磨皿軸１０２を上下に摺動させて、前記距離の値が研磨皿１０１の曲率半径と等しくなった時点で調整ネジ１０４を締め付け、研磨皿軸１０２を可動ホルダー１０３に固定する。
【００１２】
次に、図１２に示すように、可動べース１０８を揺動軸１１１の回りに回転させ、ダイヤルゲージＭの測定針が研磨皿１０１の縁近傍に接触するようにする。この状態でスピンドル軸１０５を手で軽く回して研磨皿１０１を回転させ、研磨皿１０１の中心軸（研磨皿軸１０２の軸線）とスピンドル軸１０５の回転軸が一致しているかどうか（ダイヤルゲージＭの読みが振れないかどうか）を確認する。
【００１３】
ダイヤルゲージＭの読みが振れる場合は、可動ホルダー１０３を固定ホルダー１０６に対してスライドさせて心振れ調整ネジ１０７で仮固定し、ダイヤルゲージＭの読みが振れなくなった段階で心振れ調整ネジ１０７を締め付け、可動ホルダー１０３を固定ホルダー１０６に固定する。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のレンズ研磨装置の球心設定機構には以下のような問題点がある。
【００１５】
すなわち、研磨皿１０１の中心軸と、スピンドル軸１０５の回転軸が一致していない場合には、心出しのために可動ホルダー１０３を固定ホルダー１０６に対してスライドさせて調整する必要があるが、この方法としては手で可動ホルダー１０３を押すか、図１３に示すようにハンマー１２０等で可動ホルダー１０３の外周部を叩くかが考えられる。
【００１６】
ところが、これらいずれの方法を採るにしても、球心を高精度に設定するためには熱練を要し、かなりの時間と労力を費やす。また、仮に球心が高精度に設定されたとしても、可動ホルダー１０３の固定のために心振れ調整ネジ１０７を締め付けたことによって球心がずれてしまう場合がある。
【００１７】
さらに、ハンマー１２０等で可動ホルダー１０３の外周部を叩く場合には、可動ホルダー１０３に打痕やゆがみ、歪みが生じて調整が困難になる場合があり、最悪の場合スピンドル軸１０５にまで影響が及ぶこともあり得る。
【００１８】
また、研磨皿１０１の高さを調整するには、研磨皿軸１０２を上下に摺動させて、この値が所定の値になった時点で調整ネジ１０４を締め付けるが、この場合も調整ネジ１０４を締め付けて研磨皿軸１０２を可動ホルダー１０３に完全に固定するまでは、研磨皿軸１０２の位置を維持しなければならない。
【００１９】
また、研磨皿軸１０２の位置を維持できたとしても、調整ネジ１０４を締め付けたことにより研磨皿軸１０２の高さがずれてしまう場合がある。
【００２０】
このように、研磨皿１０１の高さの調整にも熱練を要し、かなりの時間と労力を費やす。
【００２１】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、ワークを高精度に球面加工する際に使用する総型砥石の心出し、高さ調整を簡単かつ正確に行うことのできる総型砥石の調整装置を提供することを目的とする。
【００２２】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の発明の総型砥石の調整装置は、ワークの加工形状に対応した形状の加工面を有する総型砥石と、前記総型砥石と連結固定される棒状のシャンク部と、前記シャンク部を前記総型砥石の回転軸方向に移動調整可能に保持し、凹部または凸部を下面に有する中継ぎ上型と、前記中継ぎ上型の下面の凹部または凸部に嵌合する凸部または凹部を上面に有し、前記中継ぎ上型の下面の凹部または凸部の長手方向に対して直交する方向に延出した凹部または凸部を下面に有する中継ぎ中型と、前記中継ぎ中型の下面の凹部または凸部に嵌合する凸部または凹部を上面に有し、加工機のスピンドルに保持される中継ぎ下型と、前記総型砥石の回転軸と前記スピンドルの軸とを一致させるために、前記中継ぎ上型及び前記中継ぎ中型を前記総型砥石の回転軸に直交し且つ互いに直交する２方向に微動させる調整機構と、を具備することを特徴とするものである。
【００２３】
請求項１記載の発明の総型砥石の調整装置によれば、ワークの加工形状に対応した形状の加工面を有する総型砥石に連結固定される棒状のシャンク部が、中継ぎ上型に総型砥石の回転軸方向に移動調整可能に保持されており、また、中継ぎ上型および中継ぎ中型が、回転軸方向と直交し且つ互いに直交する２方向に移動可能に中継ぎ下型に保持されている。従って、総型砥石の回転軸方向の高さ調整及び調整機構による心出し調整を簡単にかつ正確に行うことができる。
【００２４】
請求項２記載の発明の総型砥石の調整装置は、ワークの加工形状に対応した形状の加工面を有する総型砥石と、前記総型砥石と連結固定される棒状のシャンク部と、前記シャンク部を前記総型砥石の回転軸方向に移動調整可能に保持し、四角柱状の凸部を下面に有する中継ぎ上型と、前記中継ぎ上型の凸部を介装して嵌着されるとともに、加工機のスピンドルに保持される中継ぎ下型と、前記総型砥石の回転軸と前記スピンドルの軸とを一致させるために、前記中継ぎ上型の前記凸部の側面に対して垂直方向から当接させ、前記中継ぎ上型を前記総型砥石の回転軸に直交し且つ互いに直交する２方向に微動させる調整機構と、を具備することを特徴とするものである。
【００２５】
請求項２記載の発明の総型砥石の調整装置によれば、ワークの加工形状に対応した形状の加工面を有する総型砥石に連結固定される棒状のシャンク部が、中継ぎ上型に総型砥石の回転軸方向に移動調整可能に保持されており、また、中継ぎ上型が、回転軸方向と直交し且つ互いに直交する２方向に移動可能に中継ぎ下型に保持されている。従って、総型砥石の回転軸方向の高さ調整及び調整機構による心出し調整を簡単にかつ正確に行うことができる。
【００２８】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【００２９】
（実施の形態１）
（構成）
本発明の実施の形態１の総型砥石の調整装置を図１乃至図３に示す。図１は調整装置の中継ぎ機構部の分解斜視図である。図２は調整装置に調整用治具を取り付ける際の斜視図である。図３は心出し調整時における調整装置の平面図である。
【００３０】
本実施の形態１の総型砥石の調整装置は、図１に示すように、レンズ球面に合致した球面（図１では凸球面）を有する総型砥石である砥石部１が丸棒状のシャンク部２と一体に接続されている。砥石部１としては、メタルボンド若しくはレジンボンドからなる精研削用砥石、又は研磨剤を樹脂にて固定した研磨用砥石を使用する。
【００３１】
前記シャンク部２の周面には、ネジ（図示せず）が切られており、そのネジにナット１０が螺着されるようになっている。さらに、シャンク部２の下側には円筒部４ａと、円板部４ｂとからなる中継ぎ上型４が配置されている。中継ぎ上型４の円筒部４ａの内側面にもネジが切られており、ナット１０を経て下方に突出するシャンク部２のネジが螺着される。
【００３２】
中継ぎ上型４の円板部４ｂには、止めネジ３を挿通するための貫通穴４ｃが複数個（例えば３個）設けられている。また、円筒形状の中継ぎ下型５の上面には中継ぎ上型４の貫通穴４ｃと同数のネジ穴５ａが対応して設けられており、止めネジ３を貫通穴４ｃを介してネジ穴５ａに螺合することにより、図２に示すように中継ぎ上型４と中継ぎ下型５が密接状態で連結される。中継ぎ上型４と中継ぎ下型５とにより中継ぎ機構部を構成している。
【００３３】
中継ぎ下型５の下部は、スピンドル取付け部１４の凸部１４ａに嵌合するようになっており、中継ぎ下型５は図示しない加工機のスピンドルと一体となって回転する。
【００３４】
さらに、中継ぎ下型５の側周面には、例えば３個の調整用治具７を取付けるためのネジ穴５ｂが１２０度間隔の配置で設けられている。各調整用治具７は、クランク形状の固定部材９と、マイクロメータヘッド６とからなっている。
【００３５】
前記固定部材９の下部側には、貫通穴９ａが穿設されており、固定用ネジ８を貫通穴９ａを介して中継ぎ下型５のネジ穴５ｂに螺合させることにより、この固定部材９が中継ぎ下型５の側周面に固定される。
【００３６】
前記固定部材９の上部側には、マイクロメータヘッド６が固定部材９を中継ぎ下型５に固定した時に、その先端が中継ぎ上型４の円板部４ｂの外周面に接触するように取り付けられている。
【００３７】
（作用）
次に、上記構成の調整装置により総型砥石の調整を行う工程について以下に説明する。
【００３８】
まず、砥石部１の高さを調整する場合について説明する。ナット１０を緩め、シャンク部２を回転させて砥石部１を上下方向に微動させる。砥石部１の高さの微調整が完了したら、シャンク部２が動かないように保持しつつナット１０を締め込み、砥石部１の上下方向の位置を固定する。
【００３９】
次に、砥石部１の心出しを行う場合について述べる。図示しないピックテスターを砥石部１の外周近傍に当接させ、図示しない加工機のスピンドルを手動でゆっくりと１回転させながらピックテスターの値を読み取る。
【００４０】
これにより、おおよその振れを把握し、中継ぎ上型４を手動で動かすことにより振れを補正した後、止めネジ３を中継ぎ上型４が動くことができる程度に軽く締め付ける。
【００４１】
次に、図示しない加工機のスピンドルを手動でゆっくりと１回転させながらピックテスターの値を読み取り、３個のマイクロメータヘッド６のうちのピックテスターの値が最も大きくなる位置（すなわち、砥石部１の中心軸がスピンドルの回転軸に対してずれている方向）に最も近接しているマイクロメータヘッド６を突出させる方向に回転させる。これにより、図３に示すように、砥石部１の振れが小さくなる方向に中継ぎ上型４が微調整される。
【００４２】
このような操作を繰り返した後、前記砥石部１の振れが所望の範囲内に治まったら止めネジ３を強く締め付け、中継ぎ上型４を中継ぎ下型５に固定する。実際に加工を行う際には、固定用ネジ８を外し、調整用治具７を中継ぎ下型５から取り外した状態で行う。
【００４３】
（効果）
本実施の形態１によれば、砥石部１の高さを高精度で設定できるとともに、振れを小さくすることができるため、球面加工を行った場合、加工初期に発生する振動を抑えることができ、砥石部１の偏摩耗やレンズ形状の精度劣化を抑えることができる。
【００４４】
また本実施の形態１によれば、砥石部１の振れを調整する作業自体が簡便になることにより、段取り時間の短縮が可能であるとともに、総型砥石の心出し作業に熱練を必要としないという効果を奏する。
【００４５】
（実施の形態２）
（構成）
本発明の実施の形態２の総型砥石の調整装置を図４乃至図６に示す。図４は中継ぎ機構部の分解斜視図である。図５は調整用治具を取付ける際の斜視図である。図６は心出し調整時における調整装置の平面図である。尚、本実施の形態２において、実施の形態１と同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細説明を省略する。
【００４６】
本実施の形態２の総型砥石の調整装置は、円筒部１６ａと円板部１６ｂからなる中錐ぎ上型１６を具備している。この中錐ぎ上型１６の円筒部１６ａの内側面にはネジが切られており、ナット１０を介してシャンク部２が螺着される。
【００４７】
中縦ぎ上型１６の円板部１６ｂには、止めネジ１５を挿通するための貫通穴１６ｃが複数個設けられているとともに、その下面には下方に突出する直方体状の凸部１６ｄが１８０度の間隔配置で２箇所形成されている。
【００４８】
円板形状の中継ぎ中型１７の上面には、中継ぎ上型１６の貫通穴１６ｃと同数のネジ穴１７ａが対応して設けられているとともに、中継ぎ上型１６の凸部１６ｄと嵌合する矩形状の凹部１７ｂが１８０度の間隔配置で２箇所形成されている。
【００４９】
また、中継ぎ中型１７の下面には、複数個のネジ穴１７ｃが設けられているとともに、下方に突出する直方体状の凸部１７ｄが１８０度の間隔配置で２箇所形成されている。前記凹部１７ｂと凸部１７ｄとは、互いに直交配置となるように形成されている。
【００５０】
さらに、段付き円筒形状の中継ぎ下型１８の上面には、前記中継ぎ中型１７のネジ穴１７ｃと同数の貫通穴１８ａが対応して設けられているとともに、中継ぎ中型１７の凸部１７ｄと嵌合する矩形状の凹部１８ｂが１８０度の間隔配置で２箇所形成されている。
【００５１】
そして、上方より止めネジ１５を貫通穴１６ｃを介してネジ穴１７ａに螺合し、かつ、中継ぎ下型１８の下方より止めネジ１９を貫通穴１８ａを介してネジ穴１７ｃに螺合することにより、図５に示すように、中継ぎ上型１６、中継ぎ中型１７、中継ぎ下型１８が一体的に連結されるようになっている。
【００５２】
前記中継ぎ下型１８の下部は、スピンドル取付け部１４の凸部１４ａに嵌合するようになっており、図示しない加工機のスピンドルと一体となって回転する。さらに、中継ぎ下型１８の側周面の下部側には、調整用治具１２を取付けるためのネジ穴１８ｃが設けられている。
【００５３】
ネジ穴１８ｃは中継ぎ上型１６、中継ぎ中型１７、中継ぎ下型１８を組み上げた時、凹部１８ｂや凸部１６ｄに対応する位置に合計４箇所設けられている。
【００５４】
図５に示す調整用治具１２は、環状の固定部材１３と、この固定部材１３から立設され、上部に各々ウォームネジ１１を螺着した長さが長短に異なる一対ずつ合計４個構成の２種類のクランク形状の支柱１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂとを具備している。
【００５５】
２個の短い支柱１２ａ、１２ａと、２本の長い支柱１２ｂ、１２ｂとは、それそれが対向し、かつ、それぞれを結ぶ線が直交するように固定部材１３上に立設されている。
【００５６】
前記固定部材１３の周面には、支柱１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂに各々対応する位置に貫通穴１３ａが穿設されており、合計４個の固定用ネジ２０を各貫通穴１３ａを介して各ネジ穴１８ｃに螺合させることにより、固定部材１３は中継ぎ下型１８の側周面に固定されるようになっている。
【００５７】
このようにして、調整用治具１２は、固定部材１３を中継ぎ下型１８に固定した時に、前記支柱１２ａ、１２ａ、１２ｂ、１２ｂに螺着された各ウォームネジ１１が、それぞれ中継ぎ中型１７の凸部１７ｄと中継ぎ上型１６の凸部１６ｄの外周に接触するよう構成される。この他の構成は実施の形態１の場合と同様である。
【００５８】
（作用）
上記構成の調整装置により総型砥石の調整を行う工程について説明する。
【００５９】
前記砥石部１の高さを調整する工程は、実施の形態１と同様であるためその説明を省略し、砥石部１の心出しを行う場合について説明する。
【００６０】
まず、調整用治具１２を固定用ネジ２０を用いて中経ぎ下型１８の外周に固定する。次に、実施の形態１の場合と同様にして、図示しないピックテスターを砥石部１の外周近傍に当接させ、図示しない加工機のスピンドルを手動でゆっくりと１回転させながらピックテスターの値を読み取る。
【００６１】
これにより、おおよその振れを把握し、中継ぎ上型１６及び中継ぎ中型１７を手動で動かすことにより振れを補正した後、止めネジ１５及び止めネジ１９を中継ぎ上型１６及び中継ぎ中型１７が動くことができる程度に軽く締め付ける。
【００６２】
次に、図示しない加工機のスピンドルを手動でゆっくりと１回転させながらピックテスターの値を読み取り、４個のウォームネジ１１のうちピックテスターの値が最も大きくなる位置（すなわち、砥石部１の中心軸がスピンドルの回転軸に対してずれている方向）に近接している２個のウォームネジ１１をスピンドルの回転軸側へ突出させる方向に回転させる。
【００６３】
これにより、中継ぎ上型１６及び中継ぎ中型１７が、２個のウォームネジ１１に押され、嵌合した凹凸部に沿ってスピンドルの回転軸側へ移動し、図６に示すように、砥石部１の振れが小さくなる方向に中継ぎ上型１６が微調整される。
【００６４】
砥石部１の振れが所望の範囲内に治まった段階で止めネジ１５及び止めネジ１９を強く締め付け、中継ぎ上型１６を中継ぎ中型１７に固定する。
【００６５】
実際に加工を行う際には、固定用ネジ２０を外し調整用治具１２を中継ぎ下型１８から取り外した状態で行う。
【００６６】
（効果）
本実施の形態２によれば、既述した実施の形態１により得られる効果の他に、調整用治具１２が一体物であることからその着脱が容易であり、また、中継ぎ上型１６及び中継ぎ下型１８の移動方向が直交する２方向に規制されていることから砥石部１の振れの調整を短時間で行うことができ、総型砥石の心出しの作業性が向上するという効果を奏する。
【００６７】
（実施の形態３）
（構成）
本発明の実施の形態３の総型砥石の調整装置を、図７乃至図９に示す。
【００６８】
図７は調整装置の中継ぎ機構部の分解斜視図である。図８は調整装置に調整用治具を取付ける際の斜視図である。図９は心出し調整時における調整装置の断面図である。
【００６９】
尚、本実施の形態３において、既述した実施の形態１と同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細説明を省略する。
【００７０】
本実施の形態３の総型砥石の調整装置は、円筒部２２ａ、円板部２２ｂ、正四角柱部２２ｃからなる中継ぎ上型２２を具備している。
【００７１】
中継ぎ上型２２の円筒部２２ａの内側面にはネジが切られており、シャンク部２が螺着される。中継ぎ上型２２の円板部２２ｂには止めネジ２１を挿通するための貫通穴２２ｄが９０度間隔配置で４個設けられている。
【００７２】
また、円筒形状の中継ぎ下型２３の上面には、中継ぎ上型２２の各貫通穴２２ｄと同数のネジ穴２３ａが対応して設けられており、止めネジ２１を貫通穴２２ｄを介してネジ穴２３ａに螺合することにより、図８に示すように、中継ぎ上型２２と中継ぎ下型２３が、中継ぎ上型２２の正四角柱部２２ｃを中継ぎ下型２３の内部に挿入した状態で連結される。
【００７３】
中継ぎ下型２３の下部は、スピンドル取付け部１４の凸部１４ａに嵌合するようになっており、図示しない加工機のスピンドルと一体となって回転する。
【００７４】
さらに、中継ぎ下型２３の側周面には、９０度間隔配置で４個のネジ穴２３ｂが設けられており、それぞれに合計４個のウォームネジ２４が螺着されている。各ウォームネジ２４は、中継ぎ上型２２の正四角柱部２２ｃの側面に垂直に当接するように取り付けられている。この他の構成は実施の形態１の場合と同様である。
【００７５】
（作用）
上記構成の調整装置により総型砥石の調整を行う工程について以下に説明する。
【００７６】
尚、砥石部１の高さを調整する場合については、既述した実施の形態１の場合と同様であるためその説明を省略し、砥石部１の心出しを行う場合について説明する。
【００７７】
図示しないピックテスターを砥石部１の外周近傍に当接させ、図示しない加工機のスピンドルを手動でゆっくりと１回転させながらピックテスターの値を読み取る。これにより、おおよその振れを把握し、中継ぎ上型２２を手動で動かすことにより振れを補正した後、止めネジ２１を中継ぎ上型２２が動くことができる程度に軽く締め付ける。
【００７８】
次に、図示しない加工機のスピンドルを手動でゆっくりと１回転させながらピックテスターの値を読み取り、ピックテスターの値が最も大きくなる位置（すなわち、砥石部１の中心軸がスピンドルの回転軸に対してずれている方向）に近接している１個または２個のウォームネジ２４をスピンドルの回転軸側へ突出させる方向に回転させる。
【００７９】
これにより、図９に示すように、砥石部１の振れが小さくなる方向に中継ぎ上型２２が微調整される。砥石部１の振れが所望の範囲内に治まったら止めネジ２１を強く締め付け、中継ぎ上型２２を中継ぎ下型２３に固定する。
【００８０】
（効果）
本実施の形態３によれば、実施の形態１により得られる効果の他に、ウォームネジ２４を用いた調整機構が内蔵されているため、調整用治具が不要となり、調整用治具の着脱の手間が不要であることから、スペースが節約できるとともに総型砥石の心出しの作業性が向上するという効果を奏する。
【００８１】
尚、上述した実施の形態１乃至３においては、ワークとしてレンズを用いているが、砥石により研磨が可能なものであればこれに限定されるものではない。また、砥石の形状を凸球面としているが、凹球面の砥石でも同様の構成、作用にて同様の効果を得られるものである。
【００８２】
上述した実施の形態１乃至３により、さらに以下のような構成を付記することができる。
【００８３】
（付記１）ワークの加工形状に対応した形状の加工面を有する総型砥石と、前記総型砥石と接続固定される棒状のシャンク部と、前記シャンク部を保持する中継ぎ上型と、前記中継ぎ上型に連着される中継ぎ中型と、前記中継ぎ中型に連着されるとともに、加工機のスピンドルに保持される中継ぎ下型と、前記中継ぎ上型と前記中継ぎ中型、及び前記中継ぎ中型と前記中継ぎ下型がそれぞれ嵌合可能なように、前記中継ぎ上型、前記中継ぎ中型及び前記中継ぎ下型に設けた互いに直交する凹部及び凸部と、前記中継ぎ上型及び前記中継ぎ中型を、前記中継ぎ下型に対して、前記凹部及び凸部に沿って前記総型砥石の回転軸に直交する方向に微動させる調整機構とを具備したことを特徴とする総型砥石の調整装置。
【００８４】
付記１によれば、総型砥石の調整機構による調整を行う際に、総型砥石の移動方向が互いに直交する凹部及び凸部に沿った方向に限定されるため、総型砥石の心出しをさらに簡単に且つ正確に行うことができる。
【００８５】
（付記２）ワークの加工形状に対応した形状の加工面を有する総型砥石と、前記総型砥石と接続固定される棒状のシャンク部と、前記シャンク部を保持するとともに、角柱状の凸部を有する中継ぎ上型と、前記中継ぎ上型に前記凸部を介装して嵌着されるとともに、加工機のスピンドルに保持される中継ぎ下型と、前記中継ぎ下型に設けられ、前記中継ぎ上型の前記凸部に当接することにより、前記中継ぎ上型を前記中継ぎ下型に対して、前記総型砥石の回転軸に直交する方向に微動させる調整機構とを具備したことを特徴とする総型砥石の調整装置。
【００８６】
付記２によれば、総型砥石の調整機構が中継ぎ下型に設けられているため、簡単な構成で総型砥石の心出しを行うことができ作業性が向上する。
【００８７】
【発明の効果】
本発明によれば、総型砥石の心出し及び高さ調整を簡単に且つ正確に実行でき、これにより加工されるワーク形状精度の安定性を向上させることができる調整装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１の調整装置の砥石部及び中継ぎ機構部の分解斜視図である。
【図２】本実施の形態１の調整装置の中継ぎ機構部及び調整用治具の斜視図である。
【図３】本実施の形態１の調整装置の心出し調整時における平面図である。
【図４】本発明の実施の形態２の調整装置の砥石部及び中継ぎ機構部の分解斜視図である。
【図５】本実施の形態２の調整装置の中継ぎ機構部及び調整用治具の分解斜視図である。
【図６】本実施の形態２の調整装置の心出し調整時における平面図である。
【図７】本発明の実施の形態３の調整装置の砥石部及び中継ぎ機構部の分解斜視図である。
【図８】本実施の形態３の調整装置の砥石部及び中継ぎ機構部の斜視図である。
【図９】図８のＡ−Ａ線断面図である。
【図１０】従来のレンズ研磨装置における球心設定機構の概略を示す部分断面図である。
【図１１】従来の球心設定機構のダイヤルゲージを使用した高さ調整状態を示す斜視図である。
【図１２】従来の球心設定機構のダイヤルゲージを使用した心出し調整状態を示す斜視図である。
【図１３】従来の球心設定機構の心出し調整の説明図である。
【符号の説明】
１砥石部
２シャンク部
３止めネジ
４中継ぎ上型
４ａ円筒部
４ｂ円板部
４ｃ貫通穴
５中継ぎ下型
５ａネジ穴
５ｂネジ穴
６マイクロメータヘッド
７調整用治具
８固定用ネジ
９固定部材
９ａ貫通穴
１０ナット
１１ウォームネジ
１２調整用治具
１３固定部材
１３ａ貫通穴
１４スピンドル取付け部
１４ａ凸部
１５止めネジ
１６中継ぎ上型
１６ａ円筒部
１６ｂ円板部
１６ｃ貫通穴
１６ｄ凸部
１７中継ぎ中型
１７ａネジ穴
１７ｂ凹部
１７ｃネジ穴
１７ｄ凸部
１８中継ぎ下型
１８ａ貫通穴
１８ｂ凹部
１８ｃネジ穴
１９止めネジ
２０固定用ネジ
２１止めネジ
２２中継ぎ上型
２２ａ円筒部
２２ｂ円板部
２２ｃ正四角柱部
２２ｄ貫通穴
２３中継ぎ下型
２３ａネジ穴
２３ｂネジ穴
２４ウォームネジ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention provides an adjusting device for centering and adjusting the height of a total-type grindstone used when machining a workpiece with high accuracy on a spherical surface.In placeRelated.
[0002]
[Prior art]
A lens polishing apparatus described in Japanese Patent Publication No. 63-2741 is conventionally known as a technique for performing centering and height setting while measuring the deflection of a polishing dish when processing a spherical surface with high accuracy.
[0003]
FIG. 10 shows an outline of a ball center setting mechanism in a conventional lens polishing apparatus. In this spherical center setting mechanism, a polishing dish shaft 102 is integrally connected to a polishing dish 101 for polishing the lens L.
[0004]
An adjustment screw for fixing the polishing dish shaft 102 to the movable holder 103 after adjusting the polishing dish 101 to an arbitrary height in the movable holder 103 in which the polishing dish shaft 102 is slidably inserted vertically. 104 is screwed to the side surface, and a plurality of insertion holes 113 are formed in the flat portion 103a.
[0005]
On the other hand, a fixed holder 106 is screwed to a spindle shaft 105 for rotating the polishing dish 101, and a screw hole 114 is provided at a position corresponding to the insertion hole 113 in the flat portion 106 a of the fixed holder 106. It has been.
[0006]
The movable holder 103 is fixed to the fixed holder 106 by screwing the runout adjustment screw 107 into the screw hole 114 via the insertion hole 113.
[0007]
At this time, the inner diameter of the insertion hole 113 is set slightly larger than the outer diameter of the thread portion of the runout adjustment screw 107 so that the position of the movable holder 103 relative to the fixed holder 106 can be adjusted.
[0008]
The spindle shaft 105 is rotatably attached to an L-shaped movable base 108 via a bearing 109. The movable base 108 is swingably attached to the base 110 via a swing shaft 111 and a bearing 112.
[0009]
A dial gauge M is disposed above the lens L, and the lens L (or the polishing dish 101) is always pressurized in the direction of the center of the polishing dish 101 by a measuring needle of the dial gauge M.
[0010]
Next, the operation of the ball center setting mechanism configured as described above will be described. First, the movable holder 103 into which the polishing dish shaft 102 is inserted is fixed to the fixed holder 106 by the runout adjustment screw 107.
[0011]
Next, as shown in FIG. 11, the measuring needle of the dial gauge M is brought into contact with the head of the polishing plate 101, and from the swing center (the intersection of the axis of the swing shaft 111 and the rotation axis of the spindle shaft 105). , The polishing dish shaft 102 is slid up and down, and when the value of the distance becomes equal to the curvature radius of the polishing dish 101, the adjusting screw 104 is tightened, and the polishing dish shaft 102 is moved to the movable holder 103. Fix it.
[0012]
Next, as shown in FIG. 12, the movable base 108 is rotated around the swing shaft 111 so that the measuring needle of the dial gauge M contacts the vicinity of the edge of the polishing plate 101. In this state, the spindle shaft 105 is lightly turned by hand to rotate the polishing dish 101, and whether or not the center axis of the polishing dish 101 (axis line of the polishing dish axis 102) and the rotation axis of the spindle axis 105 coincide with each other (dial gauge M To see if the reading of can't be shaken.
[0013]
When the reading of the dial gauge M is shaken, the movable holder 103 is slid with respect to the fixed holder 106 and temporarily fixed with the runout adjustment screw 107, and the runout adjustment screw 107 is attached when the dial gauge M cannot be read. The movable holder 103 is fixed to the fixed holder 106 by tightening.
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional spherical center setting mechanism of the lens polishing apparatus has the following problems.
[0015]
That is, when the center axis of the polishing plate 101 and the rotation axis of the spindle shaft 105 do not coincide with each other, it is necessary to adjust by sliding the movable holder 103 with respect to the fixed holder 106 for centering. As this method, it is conceivable to push the movable holder 103 by hand or hit the outer periphery of the movable holder 103 with a hammer 120 or the like as shown in FIG.
[0016]
However, even if any of these methods is adopted, it takes a lot of time and labor to set the ball center with high accuracy. Even if the ball center is set with high accuracy, the ball center may be displaced by tightening the runout adjustment screw 107 to fix the movable holder 103.
[0017]
Furthermore, when the outer periphery of the movable holder 103 is hit with a hammer 120 or the like, the movable holder 103 may be dented, distorted, or distorted, making adjustment difficult. In the worst case, the spindle shaft 105 is affected. It can be extended.
[0018]
Further, in order to adjust the height of the polishing dish 101, the polishing dish shaft 102 is slid up and down, and the adjustment screw 104 is tightened when this value reaches a predetermined value. The position of the polishing dish shaft 102 must be maintained until the polishing dish shaft 102 is completely fixed to the movable holder 103 by tightening.
[0019]
Even if the position of the polishing dish shaft 102 can be maintained, the height of the polishing dish shaft 102 may be shifted by tightening the adjusting screw 104.
[0020]
Thus, heat adjustment is also required for adjusting the height of the polishing dish 101, and considerable time and labor are consumed.
[0021]
  The present invention has been made in view of the above-mentioned problems of the prior art, and is a general mold that can easily and accurately perform centering and height adjustment of a general-purpose grindstone used when spherically machining a workpiece. Grinding wheel adjustment equipmentPlaceThe purpose is to provide.
[0022]
[Means for Solving the Problems]
  According to a first aspect of the present invention, there is provided a total grindstone adjusting device comprising: a total grindstone having a machining surface having a shape corresponding to a machining shape of a workpiece; a rod-shaped shank portion connected and fixed to the total grindstone; and the shank. Part can be moved and adjusted in the direction of the axis of rotationHolding the upper part of the middle joint having a concave part or a convex part on the lower surface, and a convex part or a concave part fitting on the upper surface of the upper part of the middle joint upper mold, A relay middle mold having a recess or projection extending in a direction orthogonal to the longitudinal direction of the projection on the lower surface, and a protrusion or recess fitting on the upper surface of the middle mold on the lower surface of the relay middle mold In order to make the lower joint die held by the spindle of the processing machine coincide with the spindle of the overall grinding wheel and the spindle axis, the upper joint die and the intermediate middle die are used as the rotational axis of the overall grinding wheel. An adjustment mechanism that finely moves in two directions orthogonal to each other.It is characterized by this.
[0023]
  Claim 1According to the overall grindstone adjusting device of the invention, the rod-shaped shank portion connected and fixed to the overall grindstone having a machining surface having a shape corresponding to the machining shape of the workpiece is provided., Relay top typeIs held in such a way that it can be moved and adjusted in the direction of the rotation axis of the grinding wheel.The intermediate top type and intermediate intermediate typeOrthogonal to the direction of the rotation axis2 orthogonal to each otherCan move in the directionTo the intermediate joint typeRetained. ObedienceThus, the height adjustment in the direction of the rotation axis of the general-purpose grindstone and the centering adjustment by the adjustment mechanism can be performed easily and accurately.
[0024]
  According to a second aspect of the present invention, there is provided a total grindstone adjusting device comprising: a total grindstone having a machining surface having a shape corresponding to a machining shape of a workpiece; a rod-shaped shank portion connected and fixed to the total grindstone; and the shank. PartIs attached so as to be movable and adjustable in the direction of the rotation axis of the overall grindstone, and is fitted with a middle-upper mold having a quadrangular columnar convex part on the lower surface, and a convex part of the middle-upper mold. In order to make the lower joint die held by the spindle of the machine coincide with the axis of rotation of the grinding wheel and the spindle shaft, the upper part of the upper joint die is brought into contact with the side surface of the convex portion from the vertical direction. And an adjustment mechanism that finely moves the upper intermediate die in two directions perpendicular to the rotation axis of the overall grindstone and perpendicular to each other.It is characterized by this.
[0025]
  According to the apparatus for adjusting a general-purpose grindstone of the invention described in claim 2, the rod-shaped shank portion connected and fixed to the general-purpose grindstone having a machining surface having a shape corresponding to the machining shape of the workpiece is formed on the intermediate upper die. It is held so as to be movable and adjustable in the direction of the rotation axis of the grindstone, and the upper intermediate die is held by the lower intermediate die so as to be movable in two directions orthogonal to the rotation axis direction and orthogonal to each other. Therefore, the height adjustment in the rotation axis direction of the general-purpose grindstone and the centering adjustment by the adjustment mechanism can be easily and accurately performed.
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0029]
(Embodiment 1)
(Constitution)
1 to 3 show a grindstone adjusting device according to Embodiment 1 of the present invention. FIG. 1 is an exploded perspective view of a relay mechanism relay mechanism. FIG. 2 is a perspective view when the adjustment jig is attached to the adjustment device. FIG. 3 is a plan view of the adjusting device during centering adjustment.
[0030]
As shown in FIG. 1, the total grindstone adjusting device according to the first embodiment has a round bar-shaped shank portion in which the grindstone portion 1, which is a grindstone having a spherical surface (convex spherical surface in FIG. 1) that matches the lens spherical surface, is formed. 2 is integrally connected. As the grindstone 1, a fine grinding grindstone made of a metal bond or a resin bond, or a grinding grindstone in which an abrasive is fixed with a resin is used.
[0031]
A screw (not shown) is cut on the peripheral surface of the shank portion 2, and a nut 10 is screwed onto the screw. Further, an intermediate upper die 4 composed of a cylindrical portion 4a and a disc portion 4b is disposed below the shank portion 2. Screws are also cut on the inner surface of the cylindrical portion 4a of the intermediate upper die 4, and the screws of the shank portion 2 protruding downward through the nut 10 are screwed.
[0032]
A plurality of (for example, three) through holes 4c through which the set screws 3 are inserted are provided in the disc portion 4b of the intermediate joint upper die 4. Further, the same number of screw holes 5a as the through holes 4c of the intermediate upper die 4 are provided on the upper surface of the cylindrical intermediate lower die 5, and the set screw 3 is connected to the screw hole 5a via the through hole 4c. By screwing, as shown in FIG. 2, the intermediate upper die 4 and the intermediate lower die 5 are connected in close contact. The intermediate joint upper die 4 and the intermediate joint lower die 5 constitute the intermediate joint mechanism.
[0033]
The lower part of the intermediate joint lower die 5 is adapted to be fitted into the convex portion 14a of the spindle mounting portion 14, and the intermediate relay lower die 5 rotates integrally with a spindle of a processing machine (not shown).
[0034]
Furthermore, screw holes 5b for attaching, for example, three adjustment jigs 7 are provided on the side peripheral surface of the intermediate lower die 5 at intervals of 120 degrees. Each adjustment jig 7 includes a crank-shaped fixing member 9 and a micrometer head 6.
[0035]
A through hole 9a is formed on the lower side of the fixing member 9, and the fixing member 9 is screwed into the screw hole 5b of the intermediate lower die 5 through the through hole 9a. Is fixed to the side peripheral surface of the intermediate lower die 5.
[0036]
On the upper side of the fixing member 9, when the micrometer head 6 fixes the fixing member 9 to the lower joint die 5, the tip thereof is attached so as to contact the outer peripheral surface of the disk portion 4 b of the upper joint die 4. ing.
[0037]
(Function)
Next, the process of adjusting the total type grindstone by the adjusting device having the above configuration will be described below.
[0038]
First, the case where the height of the grindstone part 1 is adjusted will be described. The nut 10 is loosened, the shank portion 2 is rotated, and the grindstone portion 1 is finely moved in the vertical direction. When the fine adjustment of the height of the grindstone portion 1 is completed, the nut 10 is tightened while holding the shank portion 2 so as not to move, and the vertical position of the grindstone portion 1 is fixed.
[0039]
Next, the case where the grinding wheel portion 1 is centered will be described. A pick tester (not shown) is brought into contact with the vicinity of the outer periphery of the grindstone 1, and the value of the pick tester is read while slowly rotating the spindle of a processing machine (not shown) manually.
[0040]
Thereby, after grasping an approximate runout and correcting the runout by manually moving the relay upper die 4, the set screw 3 is lightly tightened to such an extent that the relay upper die 4 can move.
[0041]
Next, the value of the pick tester is read while slowly rotating the spindle of a processing machine (not shown) manually one time, and the position of the pick tester value among the three micrometer heads 6 (that is, the grindstone portion 1). The micrometer head 6 that is closest to the rotation axis of the spindle is rotated in the direction in which it projects. As a result, as shown in FIG. 3, the intermediate upper die 4 is finely adjusted in a direction in which the wobbling of the grindstone portion 1 is reduced.
[0042]
After repeating such an operation, when the wobbling of the grindstone 1 has settled within a desired range, the set screw 3 is strongly tightened, and the intermediate upper die 4 is fixed to the intermediate lower die 5. In actual processing, the fixing screw 8 is removed and the adjustment jig 7 is removed from the intermediate lower die 5.
[0043]
(effect)
According to the first embodiment, the height of the grindstone 1 can be set with high accuracy, and the runout can be reduced. Therefore, when spherical processing is performed, vibration generated in the initial stage of processing can be suppressed. In addition, it is possible to suppress uneven wear of the grindstone 1 and deterioration in accuracy of the lens shape.
[0044]
Further, according to the first embodiment, the operation itself for adjusting the runout of the grindstone portion 1 is simplified, so that the setup time can be shortened, and heat grinding is required for the centering operation of the overall grindstone. There is an effect of not.
[0045]
(Embodiment 2)
(Constitution)
4 to 6 show a grindstone adjusting device according to Embodiment 2 of the present invention. FIG. 4 is an exploded perspective view of the relay mechanism. FIG. 5 is a perspective view when the adjustment jig is attached. FIG. 6 is a plan view of the adjusting device at the time of centering adjustment. In the second embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0046]
The overall grindstone adjusting device according to the second embodiment includes an upper mid-drilling die 16 composed of a cylindrical portion 16a and a disc portion 16b. A screw is cut on the inner side surface of the cylindrical portion 16 a of the middle-drilling upper die 16, and the shank portion 2 is screwed through the nut 10.
[0047]
The disk portion 16b of the middle vertical upper die 16 is provided with a plurality of through holes 16c for inserting the set screws 15, and a rectangular parallelepiped convex portion 16d protruding downward is provided on the lower surface thereof. Two places are formed at intervals of degrees.
[0048]
The upper surface of the disk-shaped intermediate relay mold 17 is provided with the same number of screw holes 17a as the through-holes 16c of the intermediate relay upper mold 16, and a rectangular shape that fits with the convex portion 16d of the intermediate relay mold 16. The recesses 17b are formed at two positions with an interval of 180 degrees.
[0049]
In addition, a plurality of screw holes 17c are formed on the lower surface of the intermediate intermediate mold 17, and two rectangular parallelepiped convex portions 17d protruding downward are formed at intervals of 180 degrees. The concave portion 17b and the convex portion 17d are formed so as to be orthogonal to each other.
[0050]
Further, the upper surface of the stepped cylindrical intermediate lower die 18 is provided with the same number of through holes 18a as the screw holes 17c of the intermediate intermediate die 17 and is fitted to the convex portion 17d of the intermediate intermediate die 17. Two rectangular recesses 18b are formed at intervals of 180 degrees.
[0051]
Then, the set screw 15 is screwed into the screw hole 17a through the through hole 16c from above, and the set screw 19 is screwed into the screw hole 17c through the through hole 18a from below the intermediate lower die 18. As shown in FIG. 5, the upper intermediate die 16, the intermediate intermediate die 17, and the lower intermediate die 18 are integrally connected.
[0052]
The lower portion of the intermediate lower die 18 is fitted to the convex portion 14a of the spindle mounting portion 14, and rotates integrally with a spindle of a processing machine (not shown). Further, a screw hole 18 c for attaching the adjustment jig 12 is provided on the lower side of the side peripheral surface of the intermediate lower die 18.
[0053]
A total of four screw holes 18c are provided at positions corresponding to the concave portions 18b and the convex portions 16d when the intermediate upper die 16, the intermediate middle die 17, and the lower middle die 18 are assembled.
[0054]
The adjustment jig 12 shown in FIG. 5 is composed of an annular fixing member 13 and a total of four pairs, each of which is erected from the fixing member 13 and has a pair of worm screws 11 screwed on the upper part thereof. Two types of crank-shaped columns 12a, 12a, 12b, and 12b are provided.
[0055]
The two short struts 12a and 12a and the two long struts 12b and 12b are erected on the fixing member 13 so that they face each other and the lines connecting them are orthogonal to each other.
[0056]
On the peripheral surface of the fixing member 13, through holes 13a are formed at positions corresponding to the columns 12a, 12a, 12b, 12b, respectively, and a total of four fixing screws 20 are inserted through the through holes 13a. The fixing member 13 is fixed to the side peripheral surface of the intermediate lower die 18 by being screwed into each screw hole 18c.
[0057]
In this way, when the fixing member 13 is fixed to the intermediate joint lower mold 18, the adjusting jig 12 is configured so that each worm screw 11 screwed to the support columns 12 a, 12 a, 12 b, 12 b is the intermediate intermediate mold 17. It is comprised so that the outer periphery of the convex part 17d and the convex part 16d of the relay upper mold | type 16 may be contacted. Other configurations are the same as those in the first embodiment.
[0058]
(Function)
The process of adjusting the total grinding wheel by the adjusting device having the above configuration will be described.
[0059]
Since the process of adjusting the height of the grindstone part 1 is the same as that of the first embodiment, the explanation thereof is omitted, and the case where the grindstone part 1 is centered will be described.
[0060]
First, the adjustment jig 12 is fixed to the outer periphery of the lower middle mold 18 using the fixing screw 20. Next, in the same manner as in the first embodiment, a pick tester (not shown) is brought into contact with the vicinity of the outer periphery of the grindstone 1, and the value of the pick tester is set while slowly rotating the spindle of a processing machine (not shown) manually. read.
[0061]
Thereby, after grasping an approximate runout and correcting the runout by manually moving the upper joint die 16 and the middle relay die 17, the upper joint die 16 and the middle middle die 17 are moved with the set screw 15 and the set screw 19. Tighten as lightly as possible.
[0062]
Next, the value of the pick tester is read while slowly rotating the spindle of a processing machine (not shown) manually one time, and the position where the value of the pick tester is the largest among the four worm screws 11 (that is, the center of the grindstone portion 1). The two worm screws 11 that are close to each other in the direction in which the shaft is deviated from the rotation axis of the spindle are rotated in a direction in which the two worm screws 11 protrude toward the rotation axis of the spindle.
[0063]
As a result, the upper intermediate die 16 and the intermediate intermediate die 17 are pushed by the two worm screws 11 and moved to the spindle rotation axis side along the concave and convex portions fitted to each other. As shown in FIG. The middle joint upper die 16 is finely adjusted in the direction in which the runout is reduced.
[0064]
When the runout of the grindstone portion 1 has subsided within a desired range, the set screw 15 and the set screw 19 are strongly tightened, and the upper intermediate die 16 is fixed to the intermediate intermediate die 17.
[0065]
In actual processing, the fixing screw 20 is removed and the adjustment jig 12 is removed from the intermediate lower die 18.
[0066]
(effect)
According to the second embodiment, in addition to the effects obtained by the first embodiment described above, the adjustment jig 12 can be easily attached and detached because it is an integral part. Since the movement direction of the intermediate joint lower die 18 is restricted to two directions orthogonal to each other, it is possible to adjust the runout of the grindstone portion 1 in a short time and to improve the workability of centering of the total grindstone. Play.
[0067]
(Embodiment 3)
(Constitution)
7 to 9 show an adjustment tool for a total-type grindstone according to Embodiment 3 of the present invention.
[0068]
FIG. 7 is an exploded perspective view of the intermediate mechanism portion of the adjusting device. FIG. 8 is a perspective view when the adjustment jig is attached to the adjustment device. FIG. 9 is a cross-sectional view of the adjusting device during centering adjustment.
[0069]
In the third embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0070]
The overall grindstone adjusting device according to the third embodiment includes a relay upper die 22 including a cylindrical portion 22a, a disc portion 22b, and a regular quadrangular prism portion 22c.
[0071]
The inner surface of the cylindrical portion 22a of the intermediate joint upper die 22 is threaded, and the shank portion 2 is screwed. Four through holes 22d through which the set screws 21 are inserted are provided in the disc portion 22b of the intermediate upper die 22 at intervals of 90 degrees.
[0072]
Further, the same number of screw holes 23a as the respective through holes 22d of the intermediate upper die 22 are provided on the upper surface of the cylindrical intermediate lower die 23, and the set screw 21 is inserted into the screw hole via the through hole 22d. As shown in FIG. 8, the middle joint upper die 22 and the middle joint lower die 23 are connected in a state in which the regular rectangular column portion 22 c of the middle joint upper die 22 is inserted into the middle joint lower die 23 by screwing into the middle joint 23 a. .
[0073]
The lower portion of the intermediate lower die 23 is fitted to the convex portion 14a of the spindle mounting portion 14, and rotates together with a spindle of a processing machine (not shown).
[0074]
Further, four screw holes 23b are provided on the side peripheral surface of the intermediate lower die 23 at intervals of 90 degrees, and a total of four worm screws 24 are screwed to each. Each worm screw 24 is attached so as to vertically contact the side surface of the regular quadrangular column portion 22 c of the intermediate upper die 22. Other configurations are the same as those in the first embodiment.
[0075]
(Function)
The process of adjusting the overall grinding wheel by the adjusting device having the above configuration will be described below.
[0076]
In addition, about the case where the height of the grindstone part 1 is adjusted, since it is the same as that of the case of Embodiment 1 already described, the description is abbreviate | omitted and the case where the grindstone part 1 is centered is demonstrated.
[0077]
A pick tester (not shown) is brought into contact with the vicinity of the outer periphery of the grindstone 1, and the value of the pick tester is read while slowly rotating the spindle of a processing machine (not shown) manually. Thereby, after grasping an approximate run-out and correcting the run-out by manually moving the relay upper die 22, the set screw 21 is lightly tightened to such an extent that the relay upper die 22 can move.
[0078]
Next, the value of the pick tester is read while slowly rotating the spindle of the processing machine (not shown) manually once, and the position where the value of the pick tester is the largest (that is, the central axis of the grindstone 1 is relative to the rotation axis of the spindle). The one or two worm screws 24 that are close to each other are rotated in a direction in which the worm screws 24 protrude toward the rotating shaft side of the spindle.
[0079]
As a result, as shown in FIG. 9, the intermediate upper die 22 is finely adjusted in a direction in which the wobbling of the grindstone portion 1 is reduced. When the runout of the grindstone portion 1 has subsided within a desired range, the set screw 21 is strongly tightened, and the upper intermediate die 22 is fixed to the lower intermediate die 23.
[0080]
(effect)
According to the third embodiment, in addition to the effects obtained by the first embodiment, since the adjustment mechanism using the worm screw 24 is built in, the adjustment jig is not required, and the adjustment jig is attached / detached. Therefore, it is possible to save space and improve the workability of centering of the total type grindstone.
[0081]
In the first to third embodiments described above, a lens is used as a workpiece, but the present invention is not limited to this as long as it can be polished with a grindstone. Further, although the shape of the grindstone is a convex spherical surface, a concave spherical grindstone can obtain the same effect with the same configuration and action.
[0082]
According to Embodiments 1 to 3 described above, the following configurations can be added.
[0083]
(Additional remark 1) The total type grindstone which has the process surface of the shape corresponding to the process shape of a workpiece | work, the rod-shaped shank part connected and fixed to the said total type grindstone, the intermediate | middle upper mold | die holding the said shank part, and the said intermediate part An intermediate intermediate die connected to an upper die, an intermediate lower die which is connected to the intermediate intermediate die and held by a spindle of a processing machine, the upper intermediate die and the intermediate intermediate die, and the intermediate intermediate die and the intermediate intermediate die. The upper intermediate die, the intermediate intermediate die and the lower intermediate die provided in the upper intermediate die, the intermediate intermediate die and the lower intermediate die, the upper intermediate die and the intermediate intermediate die are connected to the lower intermediate die. On the other hand, an adjusting device for adjusting the overall grindstone, comprising: an adjustment mechanism that finely moves in the direction perpendicular to the rotation axis of the grindstone along the concave and convex portions.
[0084]
According to Supplementary Note 1, when the adjustment by the adjustment mechanism of the general-purpose grindstone is performed, the movement direction of the general-purpose grindstone is limited to the direction along the concave and convex portions orthogonal to each other. Furthermore, it can be performed easily and accurately.
[0085]
(Additional remark 2) The total-type grindstone which has the process surface of the shape corresponding to the process shape of a workpiece | work, the rod-shaped shank part connected and fixed to the said total-type grindstone, and while holding the said shank part, a prism-shaped convex part A middle joint upper die having a convex portion interposed between the middle joint upper die and held by a spindle of a processing machine; and the middle lower joint die provided on the middle joint upper die. And an adjustment mechanism that finely moves the upper joint die with respect to the lower joint die in a direction perpendicular to the rotation axis of the overall grindstone by contacting the convex portion of the die. Mold grinding wheel adjustment device.
[0086]
According to Supplementary Note 2, since the adjustment mechanism for the total-type grindstone is provided in the intermediate lower mold, the total-type grindstone can be centered with a simple configuration, and workability is improved.
[0087]
【The invention's effect】
  Main departureAccording to Ming, it is possible to provide an adjusting device that can easily and accurately perform centering and height adjustment of a total-type grindstone and thereby improve the stability of workpiece shape accuracy to be processed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a grindstone part and a relay mechanism part of an adjusting device according to a first embodiment of the present invention.
2 is a perspective view of a relay mechanism portion and an adjustment jig of the adjustment device according to the first embodiment. FIG.
FIG. 3 is a plan view of the adjusting device according to the first embodiment during centering adjustment.
FIG. 4 is an exploded perspective view of a grindstone unit and a relay mechanism unit of an adjusting device according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an exploded perspective view of a relay mechanism portion and an adjustment jig of the adjustment device according to the second embodiment.
FIG. 6 is a plan view of the adjusting device according to the second embodiment at the time of centering adjustment.
7 is an exploded perspective view of a grindstone part and a relay mechanism part of an adjusting device according to a third embodiment of the present invention. FIG.
FIG. 8 is a perspective view of a grindstone part and a relay mechanism part of the adjusting device according to the third embodiment.
9 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 10 is a partial cross-sectional view showing an outline of a spherical center setting mechanism in a conventional lens polishing apparatus.
FIG. 11 is a perspective view showing a height adjustment state using a dial gauge of a conventional ball center setting mechanism.
FIG. 12 is a perspective view showing a centering adjustment state using a dial gauge of a conventional ball center setting mechanism.
FIG. 13 is an explanatory diagram of centering adjustment of a conventional ball center setting mechanism.
[Explanation of symbols]
1 Grinding wheel
2 Shank
3 Set screw
4 relay top type
4a Cylindrical part
4b Disc part
4c Through hole
5 Intermediate type
5a Screw hole
5b Screw hole
6 Micrometer head
7 Jig for adjustment
8 Fixing screws
9 Fixing member
9a Through hole
10 nuts
11 Worm screw
12 Adjustment jig
13 Fixing member
13a Through hole
14 Spindle mounting part
14a Convex
15 Set screw
16 Upper joint type
16a cylindrical part
16b Disc part
16c through hole
16d convex part
17 Intermediate model
17a Screw hole
17b recess
17c Screw hole
17d Convex part
18 Underlay type
18a Through hole
18b recess
18c screw hole
19 Set screw
20 Fixing screw
21 Set screw
22 Upper joint type
22a Cylindrical part
22b Disc part
22c Regular quadratic prism
22d through hole
23 Lower joint type
23a Screw hole
23b Screw hole
24 Worm screw

Claims

A total-type grindstone having a machining surface with a shape corresponding to the machining shape of the workpiece;
A rod-shaped shank portion connected and fixed to the overall grindstone;
An intermediate upper mold that holds the shank portion so as to be movable and adjustable in the direction of the rotation axis of the general-purpose grindstone, and has a concave portion or a convex portion on the lower surface,
A concave or convex portion that fits into a concave or convex portion on the lower surface of the intermediate joint upper die on the upper surface, and that extends in a direction perpendicular to the longitudinal direction of the concave or convex portion of the lower surface or upper joint die Or a middle part of the relay having a convex part on the lower surface,
An intermediate lower die that has a convex portion or a concave portion that fits into a concave portion or a convex portion on the lower surface of the intermediate intermediate mold, and is held by a spindle of a processing machine,
An adjustment mechanism for finely moving the upper intermediate die and the intermediate intermediate die in two directions perpendicular to the rotation axis of the total grinding wheel and perpendicular to each other in order to match the rotation axis of the total grinding wheel with the axis of the spindle; ,
A grindstone adjusting device characterized by comprising:

A total-type grindstone having a machining surface with a shape corresponding to the machining shape of the workpiece;
A rod-shaped shank portion connected and fixed to the overall grindstone;
Holding the shank part so that it can be moved and adjusted in the direction of the rotation axis of the general-purpose grindstone, and having an intermediate upper mold having a square columnar convex part on the lower surface,
The intermediate joint lower mold held by the spindle of the processing machine and fitted through the convex portion of the intermediate joint upper mold,
In order to make the rotation axis of the overall grinding wheel coincide with the axis of the spindle, it is brought into contact with the side surface of the convex portion of the intermediate joint upper die from the vertical direction, and the intermediate upper die is rotated by the rotary grinding wheel. An adjustment mechanism that finely moves in two directions orthogonal to the axis and orthogonal to each other;
A grindstone adjusting device characterized by comprising: