JP4336147B2 - Step lamp for vehicle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の乗員の足下を照らすステップランプ関し、特にミニバン型の乗用車に適用するに好適で、乗員の踏みつけ等の荷重にも耐えることのできるステップランプの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗用車のステップランプはドア内側の下方に取り付けられるのが普通であった。しかし、近年、3列シートのミニバンが多く提供されるようになってきた。図1は、3列シートのミニバンの第2列のシート2と第3列のシート3を示す斜視図である。このようなミニバンではスライドドア4が用いられることが多く、スライドドア4にステップランプを取り付けても意味がない。このため、ステップランプ6を乗降ステップ5に近い第2列シート2下方の車体側パネル7に取り付けることが望まれる。この車体側パネル7は一般に合成樹脂の薄板で構成され引っ張り強度は有るものの曲げることのできる部材である。
【0003】
このようなステップランプ6では、ステップランプ6を取り付ける車体側パネル7の内側に空間的余裕がないこと、ステップランプ6で照射すべき乗降ステップ5への照射範囲が180度近く広いことから、ステップランプ6のレンズが車体側パネル7から突出したものとなる。そして、ステップランプ6の取り付け位置が床面8に近いことから、乗員の乗降の際に踏みつけられたり蹴飛ばされたりすることが予想される。このため、ステップランプ6の取り付け構造は、これらの上方や側方からの外力負荷に対して十分な耐力を持つものでなければならない。
【0004】
従来のステップランプの取り付け構造として、図13に示すように、レンズ101を2本のビス102、102で車体側パネル103を貫通し金属からなる裏板104に締着したものがある。しかし、レンズ101にねじ穴101a,101aを開けることはステップランプの意匠を著しく損なうし、レンズ101による照射が不均一となって好ましくない。また、バルブ交換時のレンズ101の取り外し取り付けも、いちいちビス102、102を取り外さなければならず、面倒である。ところで、このようなステップランプの取り付け構造についての先行した特許文献は見つけることができなかった。
【0005】
一般的な車両用のランプの取り付け構造として、実公昭61−8247号公報には、ビス(3)により直接取付用パネル(4)に締着したものが開示されている。しかし取付用パネル(4)が金属でなければ適用できない。また、特開平8−295176号公報には、ルーフ補強部材(2)にルームランプ取付部材(5)を介してルームランプ本体(12)を締着し、そのルームランプ本体(12)に係合穴(17)と爪部(18)との係合によりルームランプカバー(レンズ)(19)を取り付けるようにしたものが開示されている。しかしこの構造ではルームランプカバー(19)への横からの負荷に対しては弱い。さらに、特開平10−31910号公報には、レンズ(30)に設けられた係合凸条(31)とランプボデイ(10)に設けた係合溝(21)との凹凸ランス係合としたものが開示されている。
【0006】
【特許文献1】
実公昭61−8247号公報、 第3図。
【特許文献2】
特開平8−295176号公報、図2。
【特許文献3】
特開平10−31910号公報、図1。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両用ランプの取付構造はいずれも、レンズに横方向から掛かる荷重に弱いという問題点があった。上記特許文献3の凹凸ランス係合を用いた構造はレンズの剛性を高いものにすればそれだけ横からの荷重に強くなるが、バルブ交換のためレンズを取り外すときのことを考えれば自ずからその強度に制限がある。
【0008】
そこで、本発明は、レンズへの上や横からの荷重に対しては人の体重程度の荷重には十分に耐えられるとともに、バルブ(電球)交換のためのレンズの取り外しはワンタッチでできる車両用ステップランプを提供することを目的とする。
また、比較的曲がり易い合成樹脂の薄板からなる車体側パネルに確実に取り付けることができる車両用ステップランプを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段を実施例の図面の符号を参考に参照して説明する。図3、図4、図5及び図12を参照する。
本発明のうち第1の実施態様の発明は、バルブ40が取り付けられるベース体50が乗降ステップ5に続く車体側パネル7に固定され、そのベース体50とレンズ体30(レンズ10又はそれと一体になったもの20をいう)とにより開口72の設けられた車体側パネル7を挟むことにより前記開口72を覆い組み立てられる車両用ステップランプ6であって
前記ベース体50の上部に前記車体側パネル7の前記開口72の方向に突出する前記パネル7の厚さと同じ厚さの板部52と、その板部52から延出する内側壁部54および外側壁部53と、その内側壁部54と外側壁部53を接続する梁部55と、で区画され上方に開口する嵌合穴56と、その嵌合穴56に上方から嵌合可能にレンズ体30の上部に形成された嵌合柱体23と、前記ベース体50に形成された上方を向いた受圧面55aと、その受圧面55aに当接可能にレンズ体30に形成された加圧リブ24と、前記ベース体50に形成された下方に延びる弾性爪58と、その弾性爪58の先端部に設けられ下に行くほどレンズ体30から離れるように形成された傾斜当接面59と、前記嵌合柱体23を嵌合穴56に嵌合した際に、前記弾性爪58の傾斜当接面59に当接し押圧するようにレンズ体30に形成された爪押圧部27と、を備えることを特徴とする。
【0010】
このように形成すると、ベース体50は車体側パネル7に固定される。そして、ベース体50とレンズ体30(レンズ10及びそれと一体になったもの20をいう)の組込固定時は、図12を参照し、レンズ体30の嵌合柱体23が上方からベース体50の嵌合穴56に嵌合され、レンズ体30の加圧リブ24がベース体50の受圧面55aに当接した状態になる。さらに、レンズ体30の下部の爪押圧部27がベース体50の弾性爪58の傾斜当接面59を押圧し弾性爪58を撓ませた状態になる。従って、組込固定時には、弾性爪58から傾斜当接面59に垂直な矢印F1に示す力がレンズ体30に掛かり、その分力としてレンズ体30を下方向に押し下げる力が作用する。このため、レンズ体30が上方に移動し嵌合柱体23と嵌合穴56との嵌合が自然に外れることはない。つまり、レンズ体30がベース体50にロックされたことになる。
【0011】
この組込固定された状態で、外力により上からの力がレンズ体30に加わると、その力はレンズ体30の加圧リブ24からベース体50の受圧面55aに伝わり、ベース体50と車体側パネル7との固定部を経由して車体側パネル7に伝わる。また、外力により横からの力がレンズ体30に加わると、その力はレンズ体の嵌合柱体23からベース体50の嵌合穴56を構成する部材に伝わり、ベース体50と車体側パネル7との固定部を経由して車体側パネル7に伝わる。つまり、レンズ体30に加わる上からや横からの外力は、レンズ体30とベース体50とのロックを外す力としては作用しない。これらの外力には、加圧リブ24や嵌合柱体23あるいは嵌合穴56を構成する部材が破壊するまで耐えることができる。従って、乗員が誤って車両用ステップランプのレンズ体30を踏んづけたり蹴ったり場合を想定して、必要にして充分な強度に設計することができる。
【0012】
バルブ40の交換のためレンズ体30をベース体50から取り外すには、レンズ体30を、矢印F2のように、下から上方向にずらせてやればよい。レンズ体30が上に移動するに従ってレンズ体30の爪押圧部27が弾性爪58の傾斜当接面59を押圧し、弾性爪58をその付勢力に抗してさらに撓ませる。そしてついに、傾斜当接面59の最も高い部分を乗り越え、弾性爪58と爪押圧部27との係合が外れる。ほぼ同時に、嵌合柱体23がベース体50の嵌合穴56を抜けだし、レンズ体30はベース体50から外れる。このように弾性爪58の弾性に抗して手指でレンズ体30を上方向にずらせてやるだけで、ワンタッチで、レンズ体30の取り外しができる。
【0013】
ここで、第2の実施態様の発明のように、図3、図4及び図5を参照し、前記レンズ体30が、車体側パネル7の開口72の下方縁部74をくわえ込む溝からなるレンズ体くわえ込み部26とを有していることと、前記ベース体50が、車体側パネル7の開口72の上方縁部73をくわえ込む溝からなるベース体くわえ込み部57を有していること、を特徴とすることができる。
このように形成すると、レンズ体くわえ込み部26が車体側パネル7の開口72の下方縁部74をくわえ込むから、レンズ体30に下方に掛かる荷重をベース体50を経由せず直接に車体側パネル7に伝えることができ、上からの荷重により強くなる。さらに、車体側パネル7の開口72の上方縁部73をベース体くわえ込み部57でくわえ込み、下方縁部74をレンズ体くわえ込み部26でくわえ込んだ状態で、ベース体50とレンズ体30とを嵌合柱体23と嵌合穴56との嵌合により組み込み、一体化しているから、車体側パネル7を中心にベース体50とレンズ体30とで挟んだサンドイッチ構造の剛性が高くなり、組み込まれた強度がより堅固なものとなる。それ故、比較的曲がりやすい合成樹脂の薄板からなる車体側パネル7にも確実にレンズ体30を取り付けることができる。
【0014】
ここで、第3の実施態様の発明のように、図4を参照し、前記ベース体50が車体側パネル7に固定されるねじ穴の位置75と、前記レンズ体くわえ込み部26が車体側パネル7をくわえ込む位置74より、0.5mm高い位置に配置されていることを特徴とすることができる。
このように形成すると、レンズ体30に上方から荷重が掛かった場合に、ベース体50を経由し固定部で車体側パネル7に掛かる力と、直接レンズ体くわえ込み部26から車体側パネル7に掛かる力がほぼ同じ高さで掛かるから、車体側パネル7に捩れる力が掛からず、より安定して上方からの荷重を支えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照し説明する。
図1は、3列シートのミニバンを示す斜視図である。ここでは第2列のシート2と第3列のシート3が示されている。第3列シート3に乗降するには、スライドドア4を開け第2列シート2の背もたれを倒して乗降する。このとき、乗降ステップ5を照らすのが本発明に係るステップランプ6である。ステップランプ6は第2列シート2のシートレールを覆う車体側パネル7に取り付けられている。車体側パネル7はミニバンの床面8に近接して車体本体に取り付けられる。
【0016】
図2(A)は、ステップランプ6を示す正面図、図2(B)は側面図である。ステップランプ6はレンズ10と遮光体でもあるボデイ20とが一体となったレンズ体30と、バルブ(電球)40が取り付けられるベース体50とにより、車体側パネル7を挟み込んで組み立てられる。車体側パネル7には、車体側パネル7を自動車本体に取り付けるためのボルトを挿通する凹部71が設けられている。車体側パネル7はポリプロピレン(PP)の薄板で構成され、引っ張り強度は非常に強いものの薄板のため曲げることの可能な部材である。レンズ10は透明なポリカーボネート(PC)で成型され、内側に光を屈折させるためのレンズステップが刻まれている。ボデイ20は黒色のポリプロピレン(PP)で成型される。ベース体50は黒色のポリブチレンテレフタレート(PBT)で成型される。図2(B)に示すように薄板の車体側パネル7を厚みのあるレンズ体30(レンズ10+ボデイ20)とベース体50とでサンドイッチのように挟み込んでステップランプ6を構成しているので、曲げることのできる車体側パネル7に取り付けても十分に剛性のあるステップランプ6を構成することができる。
【0017】
図3は、レンズ体30を後方から見た斜視図である。レンズ体30は透明なレンズ10と、上方の覆いと周縁の構造物を兼ねた黒色のボデイ20とが一体になってなる。レンズ10のレンズたらしめるレンズステップは煩雑になるので描いていない。レンズ10とボデイ20とは、レンズ10の後方ブロック11にボデイ20の後方ブロック21を経由してタップねじ12をねじ込むことにより一体にされる。ボデイ20の後方周縁には車体側パネル7の表面に密着する縁部22が全周に渡って形成されている。ボデイ20の上方には左右に2つの嵌合柱体23、23が形成されている。嵌合柱体23はそれぞれ4枚の直立したリブに天井板を付着させたような構造をしている。嵌合柱体23を構成する各4枚の直立したリブの後辺はボデイ20後方の縁部22と面一とされている。縁部22の面は車体側パネル7の表面に当接する面である。各4枚の直立したリブの前辺は中段において前方に延出し、その中段の水平部で加圧リブ24を構成している。また、ボデイ20の下方左右には縁部22から後方にそして下方に延出するレンズ体くわえ込み部26、26が2つ形成されている。各レンズ体くわえ込み部26と縁部22が形成する溝には、車体側パネル7がくわえ込まれる。そして、各レンズ体くわえ込み部26の背面で最も後方に延出した水平な線状の部分は爪押圧部27を構成する。嵌合柱体23、加圧リブ24、レンズ体くわえ込み部26、爪押圧部27の機能については追って説明し、ここでは部材の名称のみ説明した。
【0018】
図4は、車体側パネル7のステップランプ6取付部を示す斜視図である。自動車本体に取り付けるためのボルトを挿通する凹部71の下に、ステップランプ6を組み付けるための略矩形の開口72が車体側パネル7に設けられている。開口72には水平方向に、左右2カ所の上方縁部73、73と2カ所の下方縁部74、74が設けられている。車体側パネル7の下方縁部74、74より0.5mmだけ高い位置にねじ穴75、75が設けられ、タップねじ76、76が挿通できるようになっている。タップねじ76は、バルブ40の取り付けられるベース体50を裏側から車体側パネル7に組み付け前面から締着固定するためのものである。
【0019】
図5は、バルブ40の取り付けられたベース体50を上から見た斜視図、図6は下から見た斜視図である。PBT樹脂で成型されたベース体50には金属からなるL字形の2つのバルブホルダー41、42が固定され、そのバルブホルダー41、42によりバルブ40の電極部が支持される。各バルブホルダー41、42にはワイヤハーネス43からの端末が接続される端子44、45が設けられる。ワイヤーハーネス43は煩雑さを避けるため一部しか図示していない。ベース体50下方の板部にタップ溝を切ることが可能な2つのタップねじ用穴51、51が形成されている。タップねじ用穴51の裏面は板厚に成型され充分なタップ代をとれるようになっている。タップねじ用穴51、51は、図4に示したタップねじ76、76を締着固定するための箇所である。
【0020】
各端子44,45上方のベース体50の部分で正面から見るとH字形をした部分について説明する。H字形部分は、厚さ約2mm(車体側パネル7の板厚と同じという意味)の奥の板部52と、板部52から前方に延出する2枚の略直角三角形をした外側の壁部53、内側の壁部54と、壁部53、54を接続する前方の梁部55とからなる。板部52と2枚の壁部53、54と梁部55とにより囲まれた長方形の穴は、ベース体50の上部に形成され上方に開口する嵌合穴56を構成する。梁部55の上面は上方を向いた受圧面55aを構成する。各壁部53、54の内側の直立した辺は、対向するベース体50の本体と板部52の上面と壁部53、54の辺とにより溝を形成し、車体側パネル7の開口72の上方縁部73をくわえ込むベース体くわえ込み部57を構成する。ベース体くわえ込み部57は左右のH字形部分で2カ所ずつ合計4カ所存在する。
【0021】
図6に示すように、各端子44、45の下方にベース体50本体から下方に舌片状に延びる弾性爪58、58がそれぞれ形成されている。2本の弾性爪58、58は前方から押圧するとPBT樹脂の弾性により後方にわずかに湾曲するように作られている。各弾性爪58、58の先端付近には、下に行くほど後退するように形成された傾斜当接面59、59が作られている。左右の傾斜当接面59、59は、図3に示したボデイ20の左右の爪押圧部27、27に当接する箇所である。
【0022】
以下、レンズ体10、ボデイ20、ベース体50を車体側パネル7に組み込む方法について図7乃至図11を参照して説明する。図7は、レンズ体10及びボデイ20を透視して、つまり主としてベース体50のみで示したステップランプ6の正面図である。図8乃至図11のそれぞれは図7のA−A線乃至D−D線断面図のそれぞれを示している。
【0023】
図8は、図7のA−A線縦断面図である。ここでは、レンズ10のボデイ20への取付を示している。図3を併せ参照する。レンズ10とボデイ20を密着させた後、レンズ10の後方ブロック11にボデイ20の後方ブロック21を挿通してタップねじ12がセルフタップをしながら螺合され、レンズ10とボデイ20が一体とされ、レンズ体30となる。レンズ体30として一体になった後は原則としてレンズ10とボデイ20に分解されることはない。
【0024】
図9は、図7のB−B線階段縦断面図である。ここでは、ベース体50の車体側パネル7への取付を示している。図4を併せ参照する。車体側パネル7にベース体50を組み込む際には、未だ図9の様にはレンズ体30が取り付けられていない状態で行う。車体側パネル7の開口72の上方縁部73、73をベース体くわえ込み部57、57、57、57でくわえ込み、ベース体50を仮に保持するようにする。ベース体くわえ込み部57は、対向するベース体50の本体と板部52の上面とで各2つ、左右で合計4つの溝を構成する。ベース体くわえ込み部57の上方縁部73のくわえ込みと、左右のH字形部の外側の壁部53の壁面53aが開口72の側縁に当接することから、ベース体50の上下方向及び左右方向の位置が決められる。必然的に、車体側パネル7のねじ穴75の位置とベース体50のタップねじ用穴51の位置が一致し、2本のタップねじ76を前面からねじ込んでやることによりセルフタップが行われ、車体側パネル7が前面からベース体50に締着固定される。ベース体50を車体側パネル7に締着固定した後にレンズ体30の取付が行われる。
【0025】
図10は、図7のC−C線縦断面図である。ここでは、レンズ体30のベース体50及び車体側パネル7への取付が示される。レンズ体30の取付固定は、ボデイ20の嵌合柱体23をベース体50の嵌合穴56に嵌挿すると共に、ボデイ20のレンズ体くわえ込み部26が車体側パネル7の下方縁部74をくわえ込むことにより行われる。そして、ベース体50の弾性爪58がボデイ20の爪押圧部27を弾性的に斜め下方に付勢することにより、嵌合穴56と嵌合柱体23の嵌合を維持する。この作用については、追って、図12を参照し説明する。
【0026】
レンズ体30がベース体50に取り付けられた状態について、図3乃至図6を参照し、さらに説明する。まず、図4、図5、図6を参照し、ベース体50を車体側パネル7にタップねじ76、76で締着固定し、未だレンズ体30が取り付けられていない状態を説明する。この状態では、ベース体50は車体側パネル7の裏面から車体側パネル7に押しつけられ、ベース体50のタップねじ用穴51、51近傍の面が車体側パネル7の裏面に押しつけられた状態になる。同時に、車体側パネル7の上方縁部73,73がH字形部分のベース体くわえ込み部57、57、57、57によりくわえ込まれ係合する。また、左右のH字形部分の外側の壁面53a、53aは車体側パネル7の開口72の側縁に当接してベース体50の左右位置を決めている。車体側パネル7の開口72からはバルブ40、端子44、45等が車体側パネル7の表面より前方に突出する。H字形部分の上部では車体側パネル7をくわえ込んだ後、板部52は車体側パネル7の表面と面一になり、板部52、外側の壁部53、内側の壁部54、梁部55で囲まれた矩形の嵌合穴56が車体側パネル7から前方に突出して位置する。ベース体50の2つの弾性爪58、58は車体側パネル7の表面より後方に位置するが、車体側パネル7の下方縁部74、74よりは上にあるので、開口72に臨んで後方に位置することとなる。
【0027】
次に、このように組み付けられたベース体50にレンズ体30(レンズ10+ボデイ20)を取り付ける方法について説明する。図3を参照し、レンズ体30をベース体50より少し上にずらせて車体側パネル7の表面に当接させる。このとき、ボデイ20の縁部22が車体側パネル7の表面に当接し、レンズ体くわえ込み部26、26は開口72の奥に進入する。次に、レンズ体30を下にずらせ、レンズ体30上方の左右の嵌合柱体23、23をベース体50の左右の嵌合穴56、56に嵌挿させる。このとき、同時に、レンズ体30下方のレンズ体くわえ込み部26、26が車体側パネル7の下方縁部74、74をくわえ込み係合する。レンズ体30の下降はレンズ体30の加圧リブ24、24がベース体50の梁部55、55の受圧面55a、55aに当接するまでである。このとき、同時にレンズ体くわえ込み部26、26の溝の底が下方縁部74、74の端縁に当接するように寸法が設定されている。また、このレンズ体30の下降により、レンズ体くわえ込み部26、26の背面の爪押圧部27、27がベース体50の弾性爪58、58を奥の方に押圧し、弾性爪58、58の山を越えて傾斜当接面59、59に爪押圧部27、27が当接する状態になる。
【0028】
図11は、図7のD−D線横断面図である。ここでは、バルブ40のベース体50への取付を示している。ベース体50には左右に端子44、45が取り付けられ、その端子44、45にバルブホルダー41、42が取り付けられている。金属製のバルブホルダー41、42に両側から弾性的に挟持されてバルブ40が保持される。レンズ体30(レンズ10+ボデイ20)を取り外せば、バルブ40の交換が容易にできる。
【0029】
以上の構成に基づき、作動について説明する。
図12は、レンズ体30の取り付け取り外しを説明するための簡略断面図であり、図10に対応した断面図である。レンズ体30の取り付け取り外しは、レンズ体30を車体側パネル7に沿って上下に3mm程度摺動させることにより行う。図12はレンズ体30を取り付けた状態を示している。レンズ体30を上から下降させると2本の嵌合柱体23、23がそれぞれベース体50の嵌合穴56、56に嵌挿される。同時にレンズ体30の2つのレンズ体くわえ込み部26、26が車体側パネル7の下方縁部74、74をくわえ込む。このとき、レンズ体くわえ込み部26、26の背部の爪押圧部27が弾性爪58の山部を押圧し弾性爪28を後方に撓ませながら下降する。そして、完全に下降し、加圧リブ24がベース体50の受圧面55aに当接し、レンズ体くわえ込み部26、26が下方端部74、74の端縁までくわえ込んだ状態では、爪押圧部27が弾性爪58の山部を通過し傾斜当接面59に当接した状態になる。傾斜当接面59は下に行くほど後退する斜面である。爪押圧部27は線接触で傾斜当接面59に接触し弾性爪58の先端が後退する方向に弾性爪58を撓ませている。
【0030】
このため、レンズ体30の取り付け固定時には、弾性爪58、58から傾斜当接面59、59に垂直な矢印F1に示す力が弾性爪58、58の撓みによる付勢力として爪押圧部27に掛かり、その分力としてレンズ体くわえ込み部26すなわちレンズ体30を下方向に絶えず押し下げる力が作用する。このため、レンズ体30が上方に移動し嵌合柱体23と嵌合穴56との嵌合が自然に外れることを防止している。いわば、弾性爪58、58の弾性による付勢力によりレンズ体30を嵌合柱体23、23が嵌合穴56に嵌合した状態でロックしたことになる。この取り付け固定された状態で、外力により上からの力がレンズ体30に加わると、その力はレンズ体30の加圧リブ24、24からベース体50の受圧面55a、55aに伝わり、ベース体50と車体側パネル7とのねじ穴75、75の締着部を経由して車体側パネル7に伝わる。同時に、レンズ体くわえ込み部26、26が車体側パネル7の開口72の下方縁部74、74をくわえ込んでいるから、レンズ体30に上から掛かる荷重をベース体50を経由せずレンズ体くわえ込み部26、26を経由して直接に車体側パネル7に伝える。
【0031】
また、外力により横からの力がレンズ体30に加わると、その力はレンズ体の嵌合柱体23、23からベース体50の嵌合穴56、56を構成する部材、つまり、板部52、外側の壁部53、内側の壁部54、梁部55に伝わり、ベース体50と車体側パネル7とのねじ穴75、75の締着部を経由して車体側パネル7に伝わる。つまり、レンズ体30に加わる上からや横からの外力は、レンズ体30とベース体50とのロックを取り外す力としては作用しない。これらの上からや横からの外力には上記の受圧部材、つまり、加圧リブ24、嵌合柱体23、板部52、外側の壁部53、内側の壁部54、梁部55、レンズ体くわえ込み部26等が破壊するまで耐えることができる。従って、乗員が誤って車両用ステップランプを踏んづけたり蹴ったり場合を想定して、必要にして充分な強度となるように各部材を設計することができる。
【0032】
バルブ40の交換のためレンズ体30をベース体50から取り外すには、レンズ体30を、図12の矢印F2のように、下から上方向に約3mm程度持ち上げてやればよい。レンズ体30が上に移動するに従って、レンズ体30の線状の爪押圧部27が弾性爪58の傾斜当接面59を押圧し、弾性爪58をさらに撓ませる。そしてついに、傾斜当接面59の最も高い部分を乗り越え、弾性爪58と爪押圧部27との係合が外れる。ほぼ同時に、嵌合柱体23がベース体50の嵌合穴56を抜けだし、レンズ体30はベース体50から外れる。このように弾性爪58を撓ませる付勢力に抗して手指でレンズ体30を上方向にずらせてやるだけでよいので、大きな力は要せず、工具も要せず、ワンタッチでレンズ体30の取り外しができる。
【0033】
また、本実施の形態では、車体側パネル7の開口72の上方縁部73、73をベース体50のベース体くわえ込み部57、57でくわえ込み、下方縁部74、74をレンズ体30のレンズ体くわえ込み部26、26でくわえ込んで、ベース体50とレンズ体30とを車体側パネル7を中心に挟んで一体化している。このため、車体側パネル7は確実にレンズ体30の縁部22に密着したものとなり、車体側パネル7を中心にベース体50とレンズ体30とで挟んだサンドイッチ構造がより堅固な剛性の高いものとなる。それ故、比較的曲がりやすい合成樹脂の薄板からなる車体側パネル7にもより堅固に確実にステップランプ6を組み付け取り付けることができる。
【0034】
さらに、図4に示すように、ベース体50が車体側パネル7に締着固定されるねじ穴75、75の高さ位置と、レンズ体くわえ込み部26、26が車体側パネル7をくわえ込む下方縁部74、74の高さ位置が、ほとんど同じ高さに配置されている。このため、レンズ体30に上方から荷重が掛かった場合に、ベース体50を経由し締着部75、75で車体側パネル7に掛かる力と、直接レンズ体くわえ込み部26、26から車体側パネル7に掛かる力がほとんど同じ高さで掛かるから、車体側パネル7に捩れる力が掛からず、車体側パネル7はより安定して上方からの荷重を支えることができる。
【0035】
以上述べた実施の形態では、レンズ10とボデイ20とをタップねじ12で締着固定し一体としてレンズ体30としたが、初めから2色成型として一体に成型してもよい。また、前記実施の形態では嵌合柱体22と嵌合穴56、弾性爪58と爪押圧部27をそれぞれ2組で構成するものとしたが、これらは勿論1組で構成しても良いし3組以上設けるようにしても良いことは明らかである。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、ステップランプのレンズ体をワンタッチで着脱できるにもかかわらず、レンズ体に負荷されることが予想される大きな荷重に対して充分に耐えることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】3列シートのミニバンを示す斜視図である。
【図2】図2(A)は、ステップランプを示す正面図、図2(B)は側面図である。
【図3】レンズ体を後方から見た斜視図である。
【図4】車体側パネルのステップランプ取付部を示す斜視図である。
【図5】バルブの取り付けられたベース体を上から見た斜視図である。
【図6】バルブの取り付けられたベース体を下から見た斜視図である。
【図7】レンズ体及びボデイを透視して、つまり主としてベース体のみで示したステップランプの正面図である。
【図8】図7のA−A線縦断面図である。
【図9】図7のB−B線階段縦断面図である。
【図10】図7のC−C線縦断面図である。
【図11】図7のD−D線横断面図である。
【図12】レンズ体の取り付け取り外しを説明するための簡略断面図であり、図10に対応した断面図である。
【図13】従来のステップランプ取り付け構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 第2列シート
6 ステップランプ
7 車体側パネル
10 レンズ
20 ボデイ
23 嵌合柱体
24 加圧リブ
26 レンズ体くわえ込み部
27 爪押圧部
30 レンズ体
40 バルブ(電球)
43 ワイヤハーネス
50 ベース体
53 壁部(外側)
54 壁部(内側)
55 梁部
56 嵌合穴
57 ベース体くわえ込み部
58 弾性爪
59 傾斜当接部
72 開口
73 上方縁部
74 下方縁部
75 ねじ穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a step lamp that illuminates the feet of a passenger in a vehicle, and more particularly to a step lamp mounting structure that is suitable for application to a minivan type passenger car and can withstand loads such as stepping on the passenger.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a step lamp of a passenger car is usually attached to the lower side inside the door. However, in recent years, many three-row seat minivans have been offered. FIG. 1 is a perspective view showing a second row of
[0003]
In such a
[0004]
As a conventional step lamp mounting structure, as shown in FIG. 13, a
[0005]
As a general vehicle lamp mounting structure, Japanese Utility Model Publication No. 61-8247 discloses a structure in which a lamp (3) is directly fastened to a mounting panel (4). However, it cannot be applied unless the mounting panel (4) is metal. Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-295176 discloses that a room lamp body (12) is fastened to a roof reinforcing member (2) via a room lamp mounting member (5) and is engaged with the room lamp body (12). A room lamp cover (lens) (19) is attached by engaging the hole (17) and the claw portion (18). However, this structure is weak against a lateral load on the room lamp cover (19). Furthermore, Japanese Patent Laid-Open No. 10-31910 discloses a concavo-convex lance engagement between an engaging protrusion (31) provided on a lens (30) and an engaging groove (21) provided on a lamp body (10). Are disclosed.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 61-8247, FIG.
[Patent Document 2]
JP-A-8-295176, FIG.
[Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-31910, FIG.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, each of the above conventional vehicle lamp mounting structures has a problem that it is weak against the load applied to the lens from the lateral direction. The structure using the concavo-convex lance engagement of the above-mentioned Patent Document 3 becomes stronger against the load from the side if the rigidity of the lens is made higher, but when considering the case of removing the lens for exchanging the bulb, the strength is naturally increased. There is a limit.
[0008]
Therefore, the present invention is for a vehicle that can sufficiently withstand a load of about the weight of a person against a load from above or from the side of the lens, and that the lens for bulb (light bulb) replacement can be removed with one touch. An object is to provide a step lamp.
It is another object of the present invention to provide a vehicle step lamp that can be securely attached to a vehicle body side panel made of a synthetic resin thin plate that is relatively easily bent.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Means for achieving the above object will be described with reference to the reference numerals in the drawings of the embodiments. Please refer to FIG. 3, FIG. 4, FIG. 5 and FIG.
The invention of the first embodiment of the present invention has a
At the top of the base body 50
[0010]
When formed in this way, the
[0011]
When a force from above is applied to the
[0012]
In order to remove the
[0013]
Here, as in the invention of the second embodiment, referring to FIGS. 3, 4, and 5, the
When formed in this manner, the lens
[0014]
Here, like the invention of the third embodiment, referring to FIG. 4, the
When formed in this way, when a load is applied to the
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a three-row seat minivan. Here, the second row of
[0016]
2A is a front view showing the
[0017]
FIG. 3 is a perspective view of the
[0018]
FIG. 4 is a perspective view showing a
[0019]
5 is a perspective view of the
[0020]
A portion of the
[0021]
As shown in FIG. 6,
[0022]
Hereinafter, a method of incorporating the
[0023]
FIG. 8 is a longitudinal sectional view taken along line AA of FIG. Here, the attachment of the
[0024]
9 is a vertical sectional view taken along the line BB in FIG. Here, attachment of the
[0025]
10 is a longitudinal sectional view taken along the line CC of FIG. Here, attachment of the
[0026]
The state in which the
[0027]
Next, a method of attaching the lens body 30 (
[0028]
11 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG. Here, the attachment of the
[0029]
Based on the above configuration, the operation will be described.
FIG. 12 is a simplified cross-sectional view for explaining the attachment / detachment of the
[0030]
Therefore, when the
[0031]
When a lateral force is applied to the
[0032]
In order to remove the
[0033]
In the present embodiment, the
[0034]
Further, as shown in FIG. 4, the height positions of screw holes 75 and 75 where the
[0035]
In the above-described embodiment, the
[0036]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is excellent in that it can sufficiently withstand a large load expected to be applied to the lens body even though the lens body of the step lamp can be attached and detached with one touch. There is an effect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a minivan having three rows of seats.
FIG. 2 (A) is a front view showing a step lamp, and FIG. 2 (B) is a side view.
FIG. 3 is a perspective view of a lens body viewed from the rear.
FIG. 4 is a perspective view showing a step lamp mounting portion of a vehicle body side panel.
FIG. 5 is a perspective view of a base body to which a valve is attached as viewed from above.
FIG. 6 is a perspective view of a base body to which a valve is attached as viewed from below.
FIG. 7 is a front view of a step lamp seen through a lens body and a body, that is, mainly showing only a base body.
8 is a longitudinal sectional view taken along line AA in FIG.
9 is a vertical sectional view taken along the line BB in FIG. 7;
10 is a longitudinal sectional view taken along the line CC of FIG.
11 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
12 is a simplified cross-sectional view for explaining attachment and removal of a lens body, and is a cross-sectional view corresponding to FIG.
FIG. 13 is a perspective view showing a conventional step lamp mounting structure.
[Explanation of symbols]
2 Second row seat
6 Step lamp
7 Car body side panel
10 Lens
20 body
23 Mating column
24 Pressure rib
26 Lens body holding part
27 Claw pressing part
30 Lens body
40 bulb (bulb)
43 Wire harness
50 base body
53 Wall (outside)
54 Wall (inside)
55 Beam
56 Mating hole
57 Base body holding part
58 Elastic Nail
59 Inclined contact
72 opening
73 Upper edge
74 Lower edge
75 Screw holes
Claims (3)
前記ベース体の上部に前記車体側パネルの前記開口の方向に突出する前記パネルの厚さと同じ厚さの板部と、その板部から延出する内側壁部および外側壁部と、その内側壁部と外側壁部を接続する梁部と、で区画され上方に開口する嵌合穴と、
その嵌合穴に上方から嵌合可能にレンズ体の上部に形成された嵌合柱体と、
前記梁部に形成された上方を向いた受圧面と、
その受圧面に当接可能にレンズ体に形成された加圧リブと、
前記ベース体に形成された下方に延びる弾性爪と、
その弾性爪の先端部に設けられ下に行くほどレンズ体から離れるように形成された傾斜当接面と、
前記嵌合柱体を嵌合穴に嵌合した際に、前記弾性爪の傾斜当接面に当接し押圧するようにレンズ体に形成された爪押圧部と、を備えることを特徴とする車両用ステップランプ。The base body to which the valve is attached is fixed to the vehicle body side panel following the getting-on / off step, and the vehicle body side panel provided with the opening is sandwiched between the base body and the lens body (referred to as a lens and an integrated body). A vehicle step lamp that covers and assembles the opening,
A plate portion having the same thickness as the thickness of the panel projecting in the direction of the opening of the vehicle body side panel, an inner wall portion and an outer wall portion extending from the plate portion, and an inner wall thereof A fitting portion that is partitioned by a beam portion that connects the outer wall portion and the outer wall portion and opens upward;
A fitting column formed on the upper part of the lens body so that the fitting hole can be fitted from above,
A pressure-receiving surface facing upward formed on the beam portion ;
A pressure rib formed on the lens body so as to be in contact with the pressure receiving surface;
Elastic claws formed on the base body and extending downward,
An inclined contact surface provided at the tip of the elastic nail and formed so as to move away from the lens body as it goes down;
And a claw pressing portion formed on the lens body so as to come into contact with and press against the inclined contact surface of the elastic claw when the fitting column is fitted into the fitting hole. For step lamp.
前記ベース体が、前記車体側パネルの開口の上方縁部をくわえ込む溝からなるベース体くわえ込み部を有していること、
を特徴とする請求項1記載の車両用ステップランプ。And said lens body, and a lens body addition addition unit consisting of a groove Komu adding lower edge of the opening of the vehicle body panel,
Said base body has a base body added addition unit consisting of a groove Komu adding an upper edge of the opening of the vehicle body panel,
The vehicle step lamp according to claim 1.
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