JP4333749B2 - 演算システム,演算装置およびプログラム - Google Patents
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しかし、近年では、演算処理を高速に行うことを目的として、複数の演算部により協調して演算処理を実行するように演算システムを構成することが行われている。
そして、該終了判定手段により実施すべき手順が残っていないと判定されるまでの間、前記情報読出手段による読み出し,前記手順特定手段による特定,前記手順実施手段による手順の実行,および,前記情報更新手段による情報の更新を繰り返し行うと共に、前記手順特定手段により当該演算部が実施すべき手順ではないと判定された場合に、当該演算部が実施すべき手順であると判定されるまでの間、前記情報読出手段による読み出し,前記手順特定手段による特定を繰り返し行う、ように構成されている。
この演算装置であれば、請求項1から3のいずれかに記載の演算システムの一部を構成することができる。
なお、上述したプログラムは、コンピュータシステムによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、各種記録媒体や通信回線を介して演算システム,演算装置や、これを利用するユーザに提供されるものである。
(1)全体構成
演算システム1は、図1に示すように、複数(本実施形態では、2つ)の演算部10と、これら演算部10それぞれからアクセス可能な記憶部20と、からなり、それら演算部10それぞれにより協調して所定の演算処理を実行することができるように構成されたものである。
この手順実施処理では、記憶部20における記憶領域の一部である対応領域24に記憶された対応情報40,および,同記憶領域の一部である特定領域26に記憶される特定情報50に基づいて、同記憶領域の一部である実行領域28に対して、特定の演算処理における手順毎のデータの展開(本実施形態では、記憶領域の部分的な初期化)が順次行われる。
(2)演算部10による処理
以下に、演算部10それぞれが演算システム1の起動後に実行する手順実施処理の処理手順を説明する。
(2−1)特定手順実施処理
まず、特定の演算部10により実行される特定手順実施処理の処理手順を図3に基づいて説明する。
次に、s120にて読み出された特定情報50で特定される手順が、演算部10自身の実施すべき手順であるか否かを、記憶部20における対応領域24に記憶された対応情報40に基づいて判定する(s130)。ここでは、対応情報40に登録された識別情報のうち、特定情報50で特定される手順に対応づけて登録されている識別情報が、演算部10自身に割り当てられた識別情報または「全」であれば、その手順が、演算部10自身の実施すべき手順であると判定される。
一方、上記s130により、該当する手順が演算部10自身の実施すべき手順であると判定した場合(s130:YES)、上記演算処理における各手順のうち、s120にて読み出された特定情報50で特定される手順を実施する(s140)。本実施形態においては、手順「1」が特定され、記憶部20における実行領域28のうち、該当手順に対応する部分が初期化されることとなる(図5参照)。
(2−2)通常手順実施処理
続いて、特定の演算部10以外の演算部10により実行される通常手順実施処理を図4に基づいて説明する。
(3)作用,効果
このように構成された演算システム1によれば、各演算部10は、記憶部20に記憶された特定情報50で特定される手順が演算部10自身の行うべき手順である場合にのみその手順を実施し(図3,図4のs130→s140,s230→s240)、その後、その次の手順が特定されるように特定情報50を更新する(同図s160,s260)、といったことを演算処理において実施すべき全ての手順が実施されるまで繰り返される(同図s120〜s160,s220〜s260)。
(4)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
また、上記実施形態では、上記実施形態における手順実施処理では、演算処理における各手順の中に実施すべき手順が残っているか否かの判定を、図3,図4のs140,s240による手順の実施後に行うように構成されている。しかし、この実施すべき手順が残っているか否かの判定については、同図s120,s220にて特定情報50が読み出された以降であれば、どのようなタイミングで判定するように構成してもよい。
(5)本発明との対応関係
以上説明した実施形態において、各演算部10が本発明における演算装置であり、図3,図4のs120,s220が本発明における情報読出手段であり、同図s130,s230が本発明における手順特定手段であり、同図s140,s240が本発明における手順実施手段であり、同図s160,s260が本発明における情報更新手段であり、同図s150,s250,s170,s270が本発明における終了判定手段であり、同図s110,s210が本発明における初期記憶手段である。
Claims (5)
- 複数の演算部と、該演算部それぞれからアクセス可能な記憶部と、からなり、前記複数の演算部それぞれにより所定の演算処理を実行させるための演算システムであって、
前記複数の演算部のうち、いずれか特定の演算部は、
少なくとも前記演算処理における各手順のうちの次に実施すべき手順を特定可能な特定情報を、最初に実施すべき手順を特定可能な特定情報を初期状態として前記記憶部に記憶させる初期記憶手段を備えており、
前記演算部それぞれは、
前記記憶部に記憶されている特定情報を読み出す情報読出手段と、
前記演算処理における各手順,および,該手順を実施すべき前記演算部の対応関係を示し、前記演算処理における最初の手順を実施すべき前記演算部として前記特定の演算部が対応づけられたデータである対応情報に基づいて、前記情報読出手段により読み出された特定情報で特定される手順が、当該演算部が実施すべき手順であるか否かを特定する手順特定手段と、
該手順特定手段により当該演算部が実施すべき手順であると判定された場合に、該手順を実施する手順実施手段と、
該手順実施手段により該当手順が実施された以後、前記記憶部に記憶されている前記特定情報を、その該当手順の次の手順を特定可能な情報に更新する情報更新手段と、
前記情報読出手段により読み出された特定情報および前記対応情報に基づいて、前記演算処理において実施すべき手順が残っているか否かを判定する終了判定手段と、を備え、
該終了判定手段により実施すべき手順が残っていないと判定されるまでの間、前記情報読出手段による読み出し,前記手順特定手段による特定,前記手順実施手段による手順の実行,および,前記情報更新手段による情報の更新を繰り返し行うと共に、前記手順特定手段により当該演算部が実施すべき手順ではないと判定された場合に、当該演算部が実施すべき手順であると判定されるまでの間、前記情報読出手段による読み出し,前記手順特定手段による特定を繰り返し行う、ように構成されている
ことを特徴とする演算システム。 - 前記演算部それぞれの前記終了判定手段は、
前記手順特定手段により当該演算部が実施すべき手順であると判定された場合であれば、その手順が前記手順実施手段により実施された後に、その実施に先立って前記情報読出手段により読み出された特定情報で特定される手順が、前記演算処理における最後の手順であることをもって、実施すべき手順が残っていないと判定するのに対し、
前記手順特定手段により当該演算部が実施すべき手順でないと判定された場合であれば、その判定に先立って前記情報読出手段により読み出された特定情報で特定される手順が、前記演算処理における最後の手順であることをもって、実施すべき手順が残っていないと判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の演算システム。 - 前記対応情報が、前記演算処理における最後の手順を実施すべき前記演算部として全ての前記演算部が対応づけられた情報とされている場合において、
前記演算部それぞれの前記終了判定手段は、前記手順実施手段により該当手順が実施された以後、該手順が前記演算処理における最後の手順である場合に、実施すべき手順が残っていないと判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の演算システム。 - 請求項1から3のいずれかに記載の演算部が備える全ての手段を備えている
ことを特徴とする演算装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載の演算部が備える全ての手段として機能させるための各種処理手順を、コンピュータシステムに実行させるためのプログラム。
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