JP4332679B2 - 散布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、散布装置に関し、とくにダンプ機能付き運搬車に着脱自在であって、被散布物の水分量などの影響による架橋現象を防止可能な散布装置に関する。
従来より、被散布物、とくに堆肥や肥料等を圃場内を走行して散布させる肥料散布車や散布装置が各種提案されている。また、冬季における道路面の凍結防止剤の散布装置も各種提案されている。
例えば、ダンプ自動車の荷箱内の後端部に羽根車を装備させ、この羽根車を車体側の駆動源により、荷箱ダンプ軸の軸線上に位置させた中間駆動輪を介して駆動させる肥料散布車がある(特許文献1参照。)。
また、タンクの下部に互いに接触しない突起羽を間隔をおいて取付けたシャフトを2ヶ以上設け、夫々右方向、左方向に回転させる肥料散布装置における架橋防止装置も提案されている(特許文献2参照。)。
さらに、容器基部に被散布物の容器内供給用スクリューと、被散布物の放出用スクリューとの2つのスクリューをそれぞれ逆向きの搬送方向となるように、そして放出スクリューを供給スクリューと平行にその側方の下方に設けた散布装置もある(特許文献3参照。)。
実開昭55−149314号公報 実開昭56−170916公報 特開平6−22610号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術は、ダンプ自動車の駆動源に接続して羽根車を駆動させるものであり、羽根車の装着に手間が掛ると共に、横方向のダンプ機構に対しては何らの考慮がされないものであった。また、上記特許文献2に記載された技術は、タンク内下部に突起羽を取付けた2ヶ以上のシャフトをそれぞれ逆方向に回転させて有機性肥料の架橋を防止するものであるが、専用の装置であるため高価であると共に、有機性肥料の水分率によってはシャフト上で架橋を生じる危険性があった。そして、上記特許文献3の技術は、容器内に供給用スクリューと放出用スクリューを夫々逆向きの搬送方向に設けて定量の散布を可能とするものであるが、ダンプ機構を使用して供給スクリュー側に大量の被散布物を投入する場合には、架橋を防ぐことができないという問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、ダンプ方向の異なる運搬車であっても装着が自在であり、取り付けも容易で、安価であると共に、被散布物の状態(例えば水分量の多少など)の変化による架橋現象に対しても容易に対処できる散布装置を提供するものである。
このため本発明の散布装置は、ダンプ機能付き運搬車に着脱自在に装着される散布装置であって、該散布装置本体の中央部には2本のスクリューが所定の間隔で離間して平行に取付けられ、該2本のスクリューはそれぞれ逆の搬送方向のスクリュー形状に形成され、また前記散布装置本体の上端部には遥動板が前記2本のスクリューと平行に取付けられ、該スクリューの回動と同期して遥動し、前記被散布物を攪拌すると共に、前記2本のスクリューの同じ方向の回動によって、前記被散布物を常に逆移動方向に攪拌しながら定量で散布することを第一の特徴とする。
また、前記遥動は、前記散布装置本体の2本のスクリューと平行に取付けられ、該遥動板の中央部に設けられたリング体と、モーターに接続する偏芯ローラとからなるクランク機構により前記スクリューの回動と同期して直角方向へ周期的に遥動し被散布物を攪拌することを第二の特徴とする。
本発明に係る散布装置によれば、ダンプ機能付き運搬車によって被散布物を定量で散布することができるという優れた効果を有する。
また、搬送方向が異なる複数のスクリューをそれぞれ離間して平行に配置して同じ方向に回転させると共に、被散布物を周期的に遥動する遥動機構による遥動によって、水分量の異なる被散布物であっても架橋せずに散布することができるという効果を有する。
しかも、搬送車の排出側の端部にダンプ方向に対して直角方向で着脱自在とされるため、ダンプ方向に制限されないという優れた効果を有する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に示す実施例に基づいて説明するが、本発明が本実施例に限定されないことは言うまでもない。図1は本発明に係る散布装置を搭載した状態を示す斜視図、図2は本発明に係る散布装置を使用する状態を示す斜視図、図3は本発明の散布装置の斜視説明図、図4は散布装置の側面拡大説明図、図5は遥動機構の部分拡大説明図である。
図1、図2は本発明の散布装置1を装着したダンプ自動車2による散布状態を示す斜視図であり、図1は非散布物を積載した状態を示し、図2はダンプ操作による散布状態を示している。図に示すように、ダンプ自動車2の荷箱3には被散布物4が積載されており、油圧シリンダー(図示せず)の駆動によって荷箱3が後方へダンプ操作されて被散布物4は後方へと移動する。そしてダンプ自動車2の荷箱3の後端に装着された散布装置1は、後述する駆動装置と遥動機構の駆動によって駆動し、被散布物4をダンプ自動車2の後方から均一に散布する。
図3は散布装置1の斜視図を示しており、散布装置本体5の左右には被散布物受入翼部6がそれぞれ可動可能に設けられ、中央部には二本のスクリュー7が所定の間隔で離間して平行に取り付けられている。このスクリュー7はそれぞれ逆の搬送方向のスクリュー形状に形成され、後述する駆動装置によって同じ方向に回動可能とされている。また、散布装置本体5の上端部には回動軸(図示せず)を介し、遥動板8がスクリュー7と平行して取り付けられており、スクリュー7の回動と同期してスクリュー7と直角方向へ周期的に遥動する。
図4は散布装置1の側面説明図であり、散布装置本体5の上部に設けられた駆動装置9は、駆動モーター10と駆動ギヤ11から構成され、二本のスクリュー7の端部にそれぞれ設けられたギヤ12とチェーン13によって連結され、駆動モーター10の回動によってギヤ12が同方向に回動してスクリュー7が同方向へ回動する。このスクリュー7の回動によって、積載された被散布物4は常に逆移動方向に攪拌されながらスクリュー7の間から散布されるため、均一に散布することが可能となる。
また、図5は遥動機構14の部分拡大説明図であり、散布装置本体5の上端部に取り付けられた遥動板8は、その上部両端を装置本体5に回動軸(図示せず)を介して取り付けられ、また遥動板8中央部にはクランク機構15が設けられ、モーター16の回動によってスクリュー7と直角方向へ周期的に遥動する。このクランク機構15は、モーター16に接続する偏芯ローラ17と、遥動板8に取り付けられたリング体18とからなり、モーター16の回動によって偏芯ローラ17が回動してリング体18を周期的に遥動させることによって、遥動板8は遥動する。この遥動機構14によって、スクリュー7において被散布物4が架橋を生じても、周期的に被散布物4が遥動されるため、架橋現象が解消される。尚、このクランク機構15は本実施例に限らず他の機構であってもかまわない。
上記の構成からなる本発明の散布装置1は、ダンプ自動車2の荷箱3の排出側に、ダンプ方向と直角に着脱自在に装着されるため、ダンプ方向が異なるダンプ自動車であって取り付けが可能である。しかも、スクリュー7と直角方向に遥動する遥動機構14が取り付けられているため、被散布物4がスクリュー7近傍で架橋しても、周期的に被散布物4を遥動させることによって架橋現象が解消され、均一に散布を行なうことができる。また、散布装置1の構造が簡単でありどんなダンプ自動車にも装着できるため、専用の装置と異なり非常に安価である。
以上、本発明による散布装置によれば、ダンプ機能付き運搬車のダンプ方向と直角に着脱自在に装着されることによって被散布物を定量で散布することができる。しかも搬送方向が異なる複数のスクリューの回転と遥動板による遥動によって被散布物が架橋を生じることなく均一な散布を行なうことができる。
本発明による散布装置は、農業、畜産業、道路保全の分野において多用されるばかりでなく、公園、公共施設の整備用機器として利用可能である。
本発明の散布装置を搭載した状態を示す斜視図である。 係る散布装置を使用する状態を示す斜視図である。 本発明の散布装置本体の斜視説明図である。 散布装置の側面拡大説明図。 遥動装置の部分拡大説明図である。
符号の説明
1 散布装置
2 ダンプ自動車
3 荷箱
4 被散布物
5 散布装置本体
6 被散布物受入翼部
7 スクリュー
8 遥動板
9 駆動装置
10 駆動モーター
11 駆動ギヤ
12 ギヤ
13 チエーン
14 遥動機構
15 クランク機構
16 モーター
17 偏芯ローラ
18 リング体

Claims (2)

  1. ダンプ機能付き運搬車に着脱自在に装着される散布装置であって、該散布装置本体の中央部には2本のスクリューが所定の間隔で離間して平行に取付けられ、該2本のスクリューはそれぞれ逆の搬送方向のスクリュー形状に形成され、また前記散布装置本体の上端部には遥動板が前記2本のスクリューと平行に取付けられ、該スクリューの回動と同期して遥動し、前記被散布物を攪拌すると共に、前記2本のスクリューの同じ方向の回動によって、前記被散布物を常に逆移動方向に攪拌しながら定量で散布することを特徴とする散布装置。
  2. 前記遥動は、前記散布装置本体の2本のスクリューと平行に取付けられ、該遥動板の中央部に設けられたリング体と、モーターに接続する偏芯ローラとからなるクランク機構により前記スクリューの回動と同期して直角方向へ周期的に遥動し被散布物を攪拌することを特徴とする請求項1に記載の散布装置。
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