JP4332405B2 - 広告装置 - Google Patents

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Description

本発明は、広告物を展示するために用いる広告装置に関するものである。
従来から、駅のホームなどの側壁には、広告ポスター等の広告物が貼りつけられており、これら公共の場は人通りが多いこともあって、これら広告物による宣伝効果は非常に大きいものとなっている。特に、地下鉄のホームや地下街等の地下構造物においては、円柱や角柱が多く設けられているものとなっており、これらの柱に広告物を設けるようにすることで大きな宣伝効果を得ることが可能である。
特許文献1には、建築物の円柱に広告物を取り付けるための広告装置の技術が開示されている。
この技術は、2個一対の半円筒体を柱を抱きかかえるように配置することで円筒体を形成し、この半円筒体内の左右両側に巻取りシャフトを起立し、その両巻取りシャフトに広告表示した横長フィルムを装着し、シャフトを介して巻取り可能としている。これにより、フィルム上に印刷された複数の広告を、前記半円筒体の外周面すなわち広告表示面に映し出すことができるようになっているものである。
実用新案登録第3087259号公報(第6頁〜第8頁、図1)
しかしながら、特許文献1に記載された広告装置は、半円筒体の幅方向両側部に広告フィルムを巻き取るシャフトが設けられるものであるため、両シャフトの間でのみ広告表示可能となっている。すなわち、特許文献1の広告装置は、柱の全周に設けられるものであるにも関わらず、広告のためのスペース(広告表示面)は限られたものとなっており、効果的な宣伝効果を上げづらいものとなっている。
そこで、本発明は、上記問題点を鑑み、建築物の柱の周囲に容易に取り付けられ、且つその全周に亘って広告スペースを備える広告装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明における課題解決のための技術的手段は、幅方向円弧状の複数の分割枠体を建築物の柱を取り囲みつつ幅方向端部が互いに突き合わさるように連結することで円筒状の取り付け枠体を形成し、この取り付け枠体の外周面に、広告物を備えた幅方向円弧状の複数の分割ディスプレイ体を幅方向端部が互いに突き合わさるように取り付けていることを特徴とする。
この技術的手段によれば、複数の分割枠体を、建物の柱回りで且つ幅方向端部が突き合わさるように配置することで、容易に取り付け枠体を形成することができる。さらに、取り付け枠体の外周面に、分割ディスプレイ体を幅方向端部が互いに突き合わさるように取り付けることで、全周にわたって広告物を展示することが可能となる。
また、本発明における課題解決のための技術的手段は、前記分割枠体の上部外周面に分割ディスプレイ体を吊り持ち状に取り付ける吊り持ち手段を備えていることを特徴とする。
この技術的手段によれば、吊り持ち手段により分割ディスプレイ体を分割枠体に着脱自在に取り付けることが可能となる。また、分割ディスプレイ体の下部を非拘束状態とすることができため、分割ディスプレイ体の縦方向の伸び縮みが自由となり、分割ディスプレイ体自体の変形を防ぐことが可能となる。
また、本発明における課題解決のための技術的手段は、前記吊り持ち手段は、分割枠体の上部外周面に突設するピン部材と分割ディスプレイ体の上部に設けられ且つ前記ピン部材に遊嵌する嵌合孔とを有していることを特徴とする。
この技術的手段によれば、分割ディスプレイ体を設置する際に、嵌合孔を容易にピン部材にはめ込むことができ取り付け作業の簡便化が図れる。また、取り付け後、分割ディスプレイ体が幅方向(周方向)に伸び縮みしたり、その伸び縮みに伴い径方向に変形したりしても、分割ディスプレイ体の嵌合孔はピン部材に対して幅方向に若干移動が可能であると共に、ピン部材上を径方向にも若干ながら移動可能であるため、分割ディスプレイ体に歪みが生じたりすることを防止することができる。
また、本発明における課題解決のための技術的手段は、前記吊り持ち手段及び分割ディスプレイ体の上部を覆うべく、目隠し部材を取り付け枠体の上部で且つ全周に亘って設けていることを特徴とする。
この技術的手段によれば、目隠し部材により吊り持ち手段が覆われると共に、外層材や内層材を目隠し部材で押さえることでその位置規制を行うことが可能となる。
また、本発明における課題解決のための技術的手段は、前記分割ディスプレイ体は広告物を挟み込み可能な2層材からなり、各層材をその周方向位相が互いにずれるように配置していることを特徴とする。
この技術的手段によれば、2層材の間に広告物を挟み込むことで、容易に分割ディスプレイ体に広告物をセッティングすることが可能となる。また、2層材すなわち内外層材の配置位相が周方向がずれているため、内層材の継ぎ目と外層材の継ぎ目が不一致となり、分割ディスプレイ体の継ぎ目が径方向にずれたりすることを防ぐことができるようになる。
また、本発明における課題解決のための技術的手段は、前記柱の全周に亘って広告スペースを設けるべく、前記取り付け枠体の外周面には、広告物が360度に亘って取り付けられたディスプレイ体が取り付けられた構成となっていることを特徴とする。
本発明にかかる広告装置は、建築物の柱の周囲に容易に取り付けが可能であり、柱の全周に亘って広告スペースを設けることを可能とする。
以下、本発明にかかる広告装置を、図を基にして説明する。
図1は、本発明にかかる広告装置1の斜視図であって、地下鉄の駅や地下街に設けられた建築物の柱2を取り囲むように取り付け枠体3が配置されており、その外周面に広告ポスター等の広告物4が取り付けられたディスプレイ体5が設けられるものである。
取り付け枠体3は円筒形状を有し、図2〜図4に示すように、幅方向略円弧状の複数の分割枠体7を、建築物の柱2を取り囲みつつ幅方向端部が互いに突き合わさるように連結することで形成されている。
なお、本実施形態の説明においては、図2における左右を幅方向もしくは左右方向と呼び、上下を上下方向と呼ぶ。また、建築物の柱2は角柱の場合を例示して説明をする。
前記分割枠体7は、幅方向略円弧状に成形された内部材8を備えており、その円弧角は略120度である。内部材8の径方向外側には、内部材8と略同一円弧状の第1外部材9が設けられている。内部材8と第1外部材9とは径方向に延びる複数の連結部材10を介して互いが連結されるものとなっている。かかる連結部材10は、内部材8及び第1外部材9の幅方向両端部および幅方向中途部に適宜設けられるものとなっている。
第1外部材9の下面には、結合部材17が下方突出するように設けられ、その先端に前記第1外部材9と略同一形状の第2外部材11の上面が取り付けられており、これらで上枠体12が構成されるものとなっている。
かかる上枠体12の上面(第1外部材9の上面及び内部材8の上面)には外板材24が取り付けられている。
一方、分割枠体7は、前記上枠体12を鏡面対称とした構成を有する下枠体15を備えている。すなわち、下枠体15は、略円弧状の内部材8と、その径外方向に連結部材10により固定されている第1外部材9と、第1外部材9の上面から立設する結合部材17と、この結合部材17の先端に下面が固定されている第2外部材11とから構成されている。
前記上枠体12の内部材8と下枠体15の内部材8とは、上下方向に延びる複数の上下連結部材16により連結されており、分割枠体7が形成されるものとなっている。かかる上下連結部材16は、内部材8の幅方向両端部及び幅方向中途部に適宜設けられるものとなっている。
なお、分割枠体7を構成する内部材8、第1外部材9、第2外部材11、連結部材10、上下連結部材16は、それぞれ鋼製やアルミ製の角パイプを成形加工することで形成されており、それぞれは溶接等で固着されるものとなっている。
内部材8及び上下連結部材16の径方向内側には、板材等で構成された内面材20がネジ等で取り付けられ、分割枠体7の内側壁を形成するものとなっている。さらに、前記内面材20には、上下方向を向く蛍光灯が周方向に複数取り付けられ照明手段21が構成され、後述のディスプレイ体5に配置された広告物4をその裏面から照明することを可能としている。
照明効果を上げるため、前記内面材20には白色の塗装が施してあり、径外方向への照度がアップを図るようにしている。なお、照明手段21は蛍光灯に限定されるものではなく、電球などを用いてもよい。
以上説明した分割枠体7は、内面材20が角柱2の角に接触し且つ角柱2を抱きかかえるように配置されており、さらに、各分割枠体7の周方向端部が互いに突き当たるように連結されている。
詳しくは、各分割枠体7の端部にある連結部材10同士が面接しており、この連結部材10に設けられた貫通孔22にボルト等の締結具23が貫通し、両者を締め付けることで、各分割枠体7が互いに連結固定されるようになっている。本実施形態の場合は、3個の分割枠体7をもって角柱2の周囲を取り囲んで、円筒状の取り付け枠体3を形成している。
前記分割枠体7は、その外周面に後述するディスプレイ体5を吊り持ちする吊り持ち手段13を備えている。この吊り持ち手段13は、上枠体12の第2外部材11外周面に設けられたピン部材14と、後述する分割ディスプレイ体26の上部に形成された嵌合孔29とを有している。このピン部材14は、分割ディスプレイ体26の嵌合孔29に対応する位置に複数本突設されるものとなっており、その先端には抜け止め用の頭部19が形成されている。
この吊り持ち手段13により、取り付け枠体3の外周面には、広告ポスター等の広告物4が360度に亘って取り付けられたディスプレイ体5が取り付けられるものとなっている。
ディスプレイ体5は、広告物4を挟み込み可能で且つ2層材からなる複数(4つ)の分割ディスプレイ体26から構成され、分割ディスプレイ体26の幅方向端部が互いに突き合わさるように配置されるものとなっている。また、2層材の各層材、すなわち内層材27と外層材28との周方向位相が互いにずれるように配置されるものとなっている。
内層材27は、例えば、ポリカーボネイト(PC)等で形成され、幅方向に略円弧状であり、その円弧角を略90度としている。内層材27の上下方向の長さは、取り付け枠体3の上下方向長さ(上下一対の第2外部材11,11間距離)と略一致するものとなっている。
内層材27の上部には、それぞれの両端部から幅方向長さの1/4の位置に嵌合孔29が形成され、1つの内層材27には2つの嵌合孔29が形成されるものとなっている。この嵌合孔29は前記ピン部材14に遊嵌するものとなっており、図6に示すように鍵穴を横長にした形状を有している。
詳しくは、当該嵌合孔29は、周方向に幅広の孔29aとその上方に連通する幅狭の孔29bからなり、幅狭の孔29bもピン部材14に遊嵌している(ピン部材14の径より幅狭の孔29bの幅が広い)ため、分割ディスプレイ体26は周方向に若干ながら移動自在となっている。
しかしながら、嵌合孔29はピン部材14の頭部19に引っかかるようになっているため、容易にはディスプレイ体5がピン部材14から径外方向に外れることは無い。
内層材27には乳半色のシート(透光性を有する白色のシート)が貼り付けてあり、照明手段21からの光を適宜拡散させる効果を持っており、広告物4全体に均一に光が照射されるようになっている。
これら4つの内層材27は、図4に示す如く、取り付け枠体3の外周面にその継ぎ目(ジョイント部)18が、周方向で90度毎の位置にくるように取り付けられている。
内層材27の外側には、内層材27と略同一形状の外層材28が覆い被さるように取り付けられるものとなっている。外層材28は透明のポリカーボネイトが用いられており、外層材28を介して広告物4が外部から見ることができるものとなっている。この外層材28の上部にも、それぞれの両端部から幅方向長さの1/4の位置に嵌合孔29が形成されている。すなわち、1つの外層材28には2つの嵌合孔29が形成されるものとなっている。
複数(4つ)の外層材28は、図4に示すように、そのジョイント部18が内層材27に対して45度位相がずれるように配設されている。したがって、内層材27の右側の嵌合孔29に嵌り込んでいるピン部材14には、その外側から外層材28の左側の嵌合孔29が嵌り込むようになっている。換言すれば、内層材27と外層材28との重合部分の略中央にピン部材14が嵌り込むことになっている。
分割ディスプレイ体26の嵌合孔29(幅狭の孔29b)は、前述の如く左右方向に幅を有し、ピン部材14にガタついた状態で嵌り込んでいるものとなっている。したがって、照明手段21からの熱により分割ディスプレイ体26が幅方向に伸び縮みしたとしても、取り付け枠体3に強固に固定されていないため、分割ディスプレイ体26自体に歪みが生じず、広告物4が見にくくなるといったことを回避可能としている。
また、分割ディスプレイ体26は、吊り持ち手段13により吊り持ち状に取り付けられ、その下部は第2外部材11の径外方向外側に接しつつも浮き上がった状態となっている。ゆえに、分割ディスプレイ体26に上下方向の伸び縮みが生じた場合であっても、その変化を解消できる空間が存在するため、分割ディスプレイ体26自体に歪みが生じることを防ぐことができるようになる。
図1〜図3,図6に示すように、ディスプレイ体5の取り付けられた取り付け枠体3には、その上部に目隠し部材32Aが全周にわたって設けられている。
この目隠し部材32Aは断面L字状で幅方向に略円弧状に形成されており、円弧角は略120度である。複数(3つ)の目隠し部材32Aの幅方向端部が突き合わさるように、上枠体12の第1外部材9に取り付けられることで、取り付け枠体3の上部を全周にわたって覆うようになっている。
断面L字形状の目隠し部材32Aは、水平方向を向く固定部33と、その径外方向先端から下方に下方突出する突出部34と、この突出部34の先端から径内方向に向く押さえ部35とから構成されている。前記固定部33が第1外部材9の上面に配置され、化粧ボルト等の締結具23で固定されるものとなっている。その際、突出部34が吊り持ち手段13を覆い隠し、さらに押さえ部35は分割ディスプレイ体26を押さえるように配置されるため、ディスプレイ体5がピン部材14から外れることを防止する役目を奏するものとなる。
図7に示すように、各目隠し部材32Aは、その両端に他の目隠し部材32Aと連結するための突出片36を有している。この突出片36は目隠し部材32Aの幅方向に突出し、その上下幅は目隠し部材32Aの略半分である。目隠し部材32Aの右側端下部に一方の突出片36が溶接等で固着されるように設けられると共に、左側端上部に他方の突出片36が固着されている。
目隠し部材32Aを突きあわせた場合、突出片36は目隠し部材32Aの内側で上下に重なり合うことになり、両突出片36に設けられた上下に貫通する貫通孔22に止めピン部材37を差し込むことで、隣接する目隠し部材32A同士を連結するようにしている。
本実施形態の場合、取り付け枠体3の下部側にも、前記目隠し部材32Bを設けている。
下枠体15(取り付け枠体3の下部側)に取り付けられる目隠し部材32Bは、水平方向を向く固定部33と、その径外方向先端から上方に立設する立設部38と、この立設部38の先端から径内方向に突出する押さえ部35とを備えており、固定部33が下枠体15の下面に接するように配置されている。その際、断面矩形状である押さえ部35は分割ディスプレイ体26の下端が前面に張り出すことを防ぐ位置規制を行うと共に、立設部38は下枠体15全体を覆い隠すものとなっている。
なお、本実施形態の場合、押さえ部35と分割ディスプレイ体26との間に間隔設定部材39を挟み込み、両者の間を分割ディスプレイ体26を上方から嵌め込み可能なものとしている。
以上述べた広告装置1は、建築物の柱2を囲むようにして床面Fに直接配置されても全く問題はないが、本実施形態の場合は、載置台42の上に配置するようにしている。
当該載置台42は、角柱2がその内部を貫通する円筒状の形状を有し、幅方向に略円弧状の分割体43をその幅方向端部を突き合わせるように配設しお互いを連結することで構成される。
各分割体43は、分割枠体7と略同形状であって、幅方向に略120度の円弧状であり、角パイプ等の部材を適宜用いて形成されるものとなっている。各分割体43同士の連結にはボルト等の締結具23が用いられている。載置台42の外周面には、外壁板材44が取り付けられるものとなっている。
この載置台42の内部は空洞となっているため、内部に前記蛍光灯21を作動させるための安定器45やインバータ回路等を収納するようにしている。
上下方向の長さ、すなわち高さが異なる分割体43を準備しておくことで、取り付け枠体3をその設置環境に応じた所定の高さに設けることが可能となる。
図3から判るように、本実施形態の場合、建築物の柱2は角柱であり、取り付け枠体3は円筒状であるため、取り付け枠体3の内側面と角柱2の側壁との間には空隙が形成されている。この空隙を閉塞するために、図6に示す如く、上部内部材8の上方には蓋体48がビス止めされており、前記空隙を上方から閉塞するものとなっている。この蓋体48は、図3に示すように平面視三日月状の形状を有するものであり、照明手段21により発生する熱を外部に逃がすために、ファン等の換気手段49が設けられるものとなっている。
また、前記電源配線を広告装置1に引き込むための引き込み開口部50も、蓋体48の角柱2の近傍部位に設けられている。
本発明にかかる広告装置1の使用態様は以下の通りである。
広告装置1を設置したい建築物の柱2に、まず載置台42を構成する分割体43を配置し、その上に分割枠体7を載置し、両者の間に目隠し部材32Bの固定部33を挟み込むようにする。その後、固定部33、下枠体15、分割体43を貫通する締結具23を締め付けることで、3者を締結するようにする。
このように連結された分割体43及び分割枠体7を複数(3つ)、その内側面が角柱2の角部に接するように配置し、それぞれの幅方向端部をボルト等の締結具23で連結する。そうすることで載置台42の上に取り付け枠体3が配置されるものとなる。
この取り付け枠体3に、複数(4つ)の内層材27を吊り持ち手段13をもちいて吊り持ち状に取り付ける。すなわち、内層材27の下部を目隠し部材32Bの押さえ部35と第2外部材11との間の空隙に差し込んだ上で、内層材27上部の嵌合孔29にピン部材14を貫通させ、幅狭孔29bに嵌り込ませるようにする。
その後、この内層材27上に広告物4(広告ポスター)を貼り付け、その上から外層材28を周方向位相が45度ずれるように覆い被せる。すなわち、外層材28の下部を目隠し部材32Bの押さえ部35と内層材27との間の空隙に差し込んだ上で、外層材28上部の嵌合孔29にピン部材14を貫通させ、幅狭孔29bに嵌り込ませるようにする。こうすることで外層材28も吊り持ち状に取り付けられるものとなる。
広告物4は最終的にディスプレイ体5の2層材の間に挟み込まれるように配置されるため、内層材27に強固に貼り付ける必要はなく、広告物4の取り替えも非常に楽なものとなっている。
ディスプレイ体5を設置した後に、上枠体12に目隠し部材32Aを取り付ける。この目隠し部材32Aに外付けの照明を取り付けることでより、ディスプレイ体5を明るくし宣伝効果を上げることも可能である。
さらに、建築物の柱2が角柱である際には、上枠体12に蓋体48を取り付けるようにする。広告装置1内の照明手段21に電力を供給する電源線は、角柱2の側壁に沿わしつつ落とし込み、蓋体48の引き込み開口部50を介して内部に配線するようにする。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
建築物の柱2は円柱であっても何ら問題はなく、地下構造物(地下街や地下鉄の駅)の柱に限定されるものではない。
また、取り付け枠体3は、複数の分割枠体7により構成されるものであればよく、2つ又は4つの分割枠体7を互いにつきあわせるように配置して構成してもよい。同様に2つ又は4つの分割ディスプレイ体26からディスプレイ体5を構成するようにしても何ら問題はない。
吊り持ち手段13のピン部材14は、ディスプレイ体5がはずれることをより確実に防止するために、斜め上方に突設するように設けることが好ましい。
また、外層材28や内層材27は、アクリル樹脂等のプラスチック材で成形してもよい。
広告装置の斜視図である。 広告装置の正面図である。 広告装置の平面図である。 図2のA−A線断面図である。 図3のB−B線断面図である。 図2のC−C線断面図である。 目隠し部材の接合部の拡大図である。
1 広告装置
2 建築物の柱
3 取り付け枠
4 広告物
7 分割枠体
13 吊り持ち手段
14 ピン部材
26 分割ディスプレイ体
29 嵌合孔
32A(上枠体の)目隠し部材

Claims (5)

  1. 幅方向円弧状の複数の分割枠体(7)を建築物の柱(2)を取り囲みつつ幅方向端部が互いに突き合わさるように連結することで円筒状の取り付け枠体(3)を形成し、この取り付け枠体(3)の外周面に、広告物(4)を備えた幅方向円弧状の複数の分割ディスプレイ体(26)を幅方向端部が互いに突き合わさるように取り付け
    前記分割ディスプレイ体(26)は広告物(4)を挟み込み可能な2層材(27)(28)からなり、各層材(27)(28)をその周方向位相が互いにずれるように配置していることを特徴とする広告装置。
  2. 前記分割枠体(7)の上部外周面に分割ディスプレイ体(26)を吊り持ち状に取り付ける吊り持ち手段(13)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の広告装置。
  3. 前記吊り持ち手段(13)は、分割枠体(7)の上部外周面に突設するピン部材(14)と分割ディスプレイ体(26)の上部に設けられ且つ前記ピン部材(14)に遊嵌する嵌合孔(29)とを有していることを特徴とする請求項2に記載の広告装置。
  4. 前記吊り持ち手段(13)及び分割ディスプレイ体(26)の上部を覆うべく、目隠し部材(32A)を取り付け枠体(3)の上部で且つ全周に亘って設けていることを特徴とする請求項2又は3に記載の広告装置。
  5. 前記柱(2)の全周に亘って広告スペースを設けるべく、前記取り付け枠体(3)の外周面には、広告物(4)が360度に亘って取り付けられたディスプレイ体(5)が取り付けられた構成となっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の広告装置。
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