JP4324286B2 - Simple exchange type check valve and stop cock using the check valve - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は逆止弁に関し、特に水道の止水栓等に取り付けて好適に使用し得る逆止弁に関する。さらに詳細に言えば、逆止弁本体内に装着された弁体等の部品の取り付け、取り外しがきわめて簡単にでき、且つ止水栓等へ取り付けた際にその取り付け部での封止が良好に行える逆止弁に関する。さらに本発明は、その様な逆止弁を用いた止水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に家庭用水道では、メータに組み合わせて止水栓が使用され、下流側での工事等を行う際に、その止水栓を閉めて止水する。そして、通水状態にある際に下流側からの逆流を防止するために逆止弁も設けられており、近年ではこの逆止弁は止水栓に取り付けていることが多い。
【0003】
ところで、この逆止弁に、例えば弁体の損傷、或いはゴミ等の進入により支障が生じた場合、それを取り外し、部品の交換等をしなければならない。従って、この逆止弁については、その部品の取り付け、取り外しが容易であることが望ましい。
【0004】
このような弁体等の部品の交換が容易にできる逆止弁として、実開平5−75568は、ボールバルブ等に接続される逆止弁であって、ほぼ筒状の本体内にスプリングを介して逆止弁体が付勢して設けられ、本体の開口端部に逆止弁体を受け止めするためのストッパリングを嵌着し、このストッパリングを押さえるために二つ割りした止め輪を本体の開口端部に嵌着し、この止め輪の外周部にOリングを嵌めて固定した逆止弁を開示している。このOリングを外すことにより二つ割りの止め輪を外すことが出来、弁体等を取り外せる。そしてこの逆止弁は、ボールバルブの二次側開口部に袋ナットを用いて取り付けられる。
【0005】
ところでこのOリングは、従来から逆止弁本体の外周部とボールバルブの二次側開口の内周との間を封止するために使用されていたものである。逆止弁本体の外周部とボールバルブの二次側開口の内周との間からの漏れを防止するためには、もう一つの封止部材がボールバルブと逆止弁本体と袋ナットとの間に設けられ、逆止弁をボールバルブを取り付ける為に袋ナットを締める際に、これを圧縮するようになっている。しかしこの封止部材のシール性は、袋ナットの締めつけ具合で左右され、確実性に欠けることとなり、従来から逆止弁本体の外周部とボールバルブの二次側開口の内周との間を封止する機能を主として果たすものは、先述のOリングであった。
【0006】
実開平5−75568では、このOリングは用いられているが、そのOリングで逆止弁本体に固定している部材は、二つ割りされた止め輪であり、この二つに分割された部分には隙間が有り、シール性は全く無い。従って、Oリングを用いていてもこの部分ではシールすることは出来ない。前述のもう一つの封止部材についても前述したとおりシール性に問題があり、結果的に逆止弁本体とボールバルブの二次側開口部との間の封止は確実性に欠けることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、弁体等部品の取り付け、取り外しが簡単にでき、且つ止水栓等に取り付けた場合に、その取り付け部の封止が確実にできる逆止弁、及びそのような逆止弁を用いた止水栓を提供することをその目的とする。
【0008】
上記課題を解決するために本願発明においては、中空筒状の逆止弁本体内にその一端側から取り出すことの出来る寸法とされた弁体と弁座と付勢部材とを配置し、その逆止弁本体には、逆止弁本体の軸方向において弁座よりも前記一端側寄りの位置で、円周方向で所定の範囲に亘って逆止弁本体の周壁を貫いて形成されたスリットと、逆止弁本体の軸方向で前記スリットと同じ位置で前記スリットが形成されていない円周方向の残余の範囲で逆止弁本体の前記周壁の内周に形成され、その両端部がそれぞれ前記スリットの両端部に繋がっている円周溝とで構成される係止部材取付け部が設けられ、この係止部材取付け部には、外周が逆止弁本体の前記一端側の開口より大きく、内径が逆止弁本体の前記一端側の開口より小さい、360度にわたって環状に形成された板状の係止部材がスリットを介して着脱自在に挿入される。これにより、前記弁座と弁体と付勢部材とを所定の位置に保持される。
【0010】
さらに他の実施の形態においては、前記円周溝の両端部には、該円周溝の底部と逆止弁本体の外周との間に延びる肩部が形成され、係止部材は、円周溝内に位置する小径部とスリット内に位置する大径部とを備え、その大径部の両端部に形成される肩部が、前記逆止弁本体の肩部に当接して取り付けられる。
【0011】
さらに他の実施の形態では、その係止部材は、二つに分割されている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本願発明の具体的実施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に説明される実施の形態に限定されるものではない。
【0013】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る逆止弁1の縦断面図であり、符号3は逆止弁1の本体である。この実施の形態での逆止弁本体3は、図示のとおり中空の略円筒状の部材であり、径の異なる大径部3aと小径部3b及びその両者の間の連接部3cとからなっている。具体的には、この実施の形態での逆止弁本体3は、後述するように、止水栓の二次側開口に液密状態で摺動自在に取り付けられる通称「伸縮パイプ」と言われるものである。しかし、本体3はこれに限定されるものではなく、逆止弁3の用途に応じてこれとは異なる形状のものを使用できる。大径部3aの先端部6は、後述する弁ユニット5の弁座部材11が配置される側となる弁座側先端部となるが、この弁座側先端部6は外径が大きくなっている。そして符号8は、この逆止弁1が止水栓に取り付けられたときに、大径部3aの外周と止水栓の二次側開口内周との間を封止するOリングが配置される円周溝である。
【0014】
本実施の形態での逆止弁1はカートリッジ式になっている。すなわち、弁体9と弁座部材11と弁体9を付勢するバネ13が籠体7に取り付け或いは収納されて、弁ユニット5となっている。
【0015】
籠体7は非閉鎖型である。すなわち、中央底部7aとそれを囲む円環状の底部円環部7bとは、円周方向に隔てて設けられ、径方向に延びる複数の横リブ7cで一体化され、さらに底部円環部7bは、該底部円環部7bと籠体7の軸方向で隔てて形成された円環状の弁座円環部7dと、円周方向に隔てて設けられ、籠体7の軸方向に延びる複数の縦リブ7eにより一体化されている。そして、中央底部7aから、弁体9を案内するためのガイド軸7fが、籠体7の軸方向に延びて形成されている。弁座円環部7dには、図示のとおり外周側に円周溝7gが設けられている。この弁ユニット5を本体3に取り付けた状態では、底部円環部7bの外側面7hが本体3の連接部3cの内面側に形成される肩部3dに当接する。
【0016】
例えばゴム等の弾性を有する材料で作られた弁座部材11は、略C字型断面の円環状の部材であり、片側の端部に形成された係止部11aが籠体7の円周溝7g内に嵌まり、図示のとおり弁座円環部7dの先端部の外周、先端面及び内周面を囲んで取り付けられている。内周側端部には、テーパ状になったシート部11bが形成され、ここに弁体9が離着座する。
【0017】
弁体9は茸型をしており、球殻状の頭部9aと、頭部9aの外縁から垂下する短い円筒部9bと、頭部9aの中央から垂下する弁軸9cを備えている。弁軸9cには、その中央部に設けられた、籠体7のガイド軸7fに対応するガイド孔9dと、このガイド孔9dの周囲に設けられた深い円周溝9eが形成されている。
【0018】
バネ13はその一端側が弁体9の円周溝9e内に収まり、他端側が籠体7の中央底部7aに受け止められ、弁体9を弁座部材11のシート部11bに向けて付勢している。なお、弁体9が移動するときには、ガイド軸7fとガイド孔9dによる案内のみでなく、弁体9の円筒部9bの外周が籠体7の縦リブ7eの内周面により案内されるようになっている。
【0019】
符号15は座金であり、逆止弁本体3の大径部3a内で、弁ユニット5の弁座部材11に接して配置される。そして符号17は、弁ユニット5と座金15を図示の位置に保持するために、逆止弁本体3のリング取り付け部4に取り付けられた保持部材或いは抜け止め部材としてのストップリングである。これについては図2を用いて説明する。
【0020】
図2において、(イ)は図1に於けるA−A線での逆止弁本体3の断面図であり、(ロ)はストップリング17の平面図である。本体3の弁座側先端部6に形成されたリング取り付け部4は、本体3の軸方向で同じ位置に、具体的には座金15に隣接する位置に形成された円周方向に延びる円周溝4aと、本体の円周壁を貫くスリット4bからなる。すなわち、大径部3aの内周側に、円周方向に所定の範囲で有底の円周溝4aが形成されている。そして、同一の横断面上で円周方向での残余の部分には、その幅が円周溝4aの幅と同じ寸法とされたスリット4bが形成されている。従って、溝4aの両側面とスリット4bの両側面は同一の側面4c(4d)を形成する。また、溝4aとスリット4bとの境には水平方向に肩部4e、4fが形成される。図示のとおり、このリング取り付け部4の形状は左右対称となっている。
【0021】
ストップリング17は中心の孔17aを有し、上側の、その半径が逆止弁本体3の弁座側先端部6の半径に等しい大径部17bと、下側の、その半径が逆止弁本体3の円周溝4aの底までの半径に等しい小径部17cとからなる。そして、小径部17cの両端部付近では、互いに平行となるようにカットされた垂直部17d、17eが形成され、さらに大径部17bの両端部において水平方向の肩部17f、17gが形成されている。垂直部17dと17eの間の距離は、本体3の溝4aの両端部に形成された肩部4eと4fの内側端部の間の距離より若干小さくなっている。図示のとおり、このストップリング17の形状は左右対称となっている。
【0022】
このストップリング17を、小径部17cを下にした状態で本体3のスリット4cに挿入し、その小径部17cを本体3の溝4a内に収める。このとき、ストップリング17の肩部17f、17gは逆止弁本体3の肩部4e、4fにそれぞれ載り、ストップリング17の大径部17bの外周部は、逆止弁本体3の弁座側先端部6の外周とほぼ面一となる。これにより、弁ユニット5と座金15は逆止弁本体3内の図示の位置に保持される。逆止弁本体3の弁座側先端部6から指先いれてストップリング17を外すことが出来、本体3の反対側端部10側から押すことにより、座金15、弁ユニット5を簡単に外すことができる。図2の(ロ)に二点鎖線で示したのは、逆止弁本体3の先端部6の逆圧受け部6aの内周面6bであり、従って、ストップリング17は、この二点鎖線より外側の部分において逆止弁本体3の先端部6の逆圧受け部6aによりその側面を支持されて、逆止弁本体3の反対側端部10側からの逆圧がかかった場合でも、これに耐えて弁ユニット5を保持することとなる。
【0023】
図3は、上述の逆止弁1を取り付けた止水栓21の縦断面図であり、止水栓本体23内には内部流路25aを備えたボール25が配置され、ボール押さえ27が止水栓本体23に取り付けられて、ボール25を図示の状態に保持している。ボール押さえ27は下流側即ち二次側開口部28を備えている。ボール25には一体回転するようにスピンドル29が取り付けられ、スピンドル29の上端に取り付けられたハンドル31を操作することによりボール25を回転し、通水と止水との切り替えを行う。符号33はスピンドル29の抜け止めをするスピンドル押さえ、35はスピンドル29或いはハンドル31の回転を所定の範囲に規制するためのハンドルガイド、37はハンドルガイド押さえである。これらの構成については公知であるので、詳細な説明は省略する。
【0024】
図示のとおり、逆止弁1は止水栓の二次側開口部28に取り付けられている。そして前述したように、本体3の弁座側先端部6で、ストップリング取り付け部4より反対側端部10寄りの位置に形成された円周溝8には封止用のOリング39が配置され、二次側開口28の内周と逆止弁本体3の外周との間を液密にシールしている。逆止弁本体3は二次側開口部28において軸方向に摺動自在となっている。
【0025】
符号41はジョイントパッキンであり、二次側開口部28の先端と、逆止弁本体3の外周と、断面L字型の環状部材であるジョイント座金43との間に配置されている。符号45はジョイントナットであり、二次側開口部28の外周に形成されたネジに螺合し、ジョイントパッキン41を圧縮するとともに、逆止弁1の二次側開口部28からの抜け止めをしている。符号47は、逆止弁本体3の反対側端部10に取り付けられた袋ナットであり、符号49は袋ナット47の抜け止めをするリングである。
【0026】
符号15、17はそれぞれ前述した座金及びストップリングである。なお、弁ユニット5については図1において詳細に示して説明したので、詳細な図示を省略し、符号5のみを示した。
【0027】
以上のように構成された止水栓21においては、ジョイントナット41を外すことにより逆止弁1を止水栓21から外し、前述した手順により簡単に逆止弁1の弁ユニット5を取り外すことが出来、弁体9その他のメンテナンスを9王位にすることが出来る一方、二次側開口部28の内周と逆止弁本体3の外周との間をOリングで確実に封止することが出来、シール性を悪化させることがない。
【0028】
図4は第2の実施の形態に係る逆止弁の、(イ)本体63のストップリング取り付け部64の断面図と、(ロ)ストップリング65の平面図である。この実施の形態においては、ストップリング65は上部67と下部69とに分割されている。図から判るとおり、ストップリング上部67はその半径が逆止弁本体の弁座側先端部(図1参照)の外周の半径に等しい大径部であり、ストップリング下部69は、その半径がストップリング取り付け部64の溝64aの底までの半径に等しい小径部である。両側面64cと64dの間の寸法はストップリング65の厚みに略等しい。
【0029】
この実施の形態では、ストップリング取り付け部64の円周溝64aは、円周方向で第1の実施の形態での円周溝4aより広い範囲に亘って形成され、その分スリット64bの範囲が狭くなっている。
【0030】
ストップリング下部69は、その両端部に水平にカットされた水平部69a、69bと、中心孔81の内方へ向かって傾斜した傾斜部69c、69dを備えている。一方ストップリング上部67は、ストップリング下部69の水平部69a、69bと、傾斜部69c、69dに対応した形の水平部67a、67bと傾斜部67c、67dを備えている。そしてストップリング上部の水平部67a、67bの、ストップリング下部69の水平部水平部69a、69bからはみ出した部分67e、67fは、逆止弁本体63のストップリング取り付け部64の円周溝64aの両端部に形成された水平な肩部64e、64fの上に載ることとなる。
【0031】
このストップリング65を取り付けるには、先ずストップリング下部69をスリット64bから挿入して円周溝64aに配置する。その際、ストップリング下部69の外周の直径は、円周溝64a端部の肩部64eと64fとの間の寸法より大きいので、一方の端部をスリット64bの中に挿入し、少しづつ回転させながら全体を挿入することとなる。その後、ストップリング上部67を挿入し、水平部の端部67e、67fが取り付け部64の肩部64e、64fに載るようにすればよい。
【0032】
この実施の形態では、ストップリング65を二つに分割したので、取り付け部64のスリット64bの範囲を狭く出来、その分円周溝64aの形成される範囲を広くなり、逆圧を受けるストップリング65を受け止める逆圧受け部6aのより多くの部分が溝64aの底部を介して逆止弁本体と一体化されている。従って、逆圧に対する強度が増大するという利点がある。
【0033】
図5は第3の実施の形態に係る逆止弁に使用するストップリング75の平面図であり、このストップリング75は、上側半分が大径部77、下側半分が小径部79となっている。これに対応して逆止弁本体3のリング取り付け部4のスリット及び溝もそれぞれ180度の範囲で形成される(図示せず)。上記の第1及び第2の実施の形態の説明から判るとおり、リング取り付け部4の形状としては、スリットの形成されている範囲が狭く、溝の形成されている範囲が広いほど、逆圧に対する強度が高まる。しかし、図1の符号6aで示される逆圧受け部の厚みが十分取れる場合には、逆圧によるスリット部分の変形が生じにくくなり、この第3の実施の形態での如き、より簡単な形状のストップリングの使用が可能となる。但し、水道のメータバルブの如くは、例えば図3に示す止水栓本体23の一次側開口26の端面と逆止弁本体即ち伸縮パイプ3の二次側端面までの所謂面間寸法、及び伸縮パイプ3の伸縮量は仕様で定められており、従って逆圧受け部6aの厚みを十分取れない場合がある。そのような場合には、第1或いは第2の実施の形態の如き構成を採用して、溝を広い範囲に形成することが望ましい。
【0034】
なお、上記の実施の形態においては、その逆止弁をカートリッジ式とし、籠体7に弁体9等を収納或いは取り付けて弁ユニット5を構成し、その弁ユニット5をストップリング17、65で本体に保持する構成としたが、この形式に限定されるものではない。すなわち籠体を用いず、本体3の内周に、籠体7の縦リブ7eに相当する、内側に突出した隆起部を本体の軸方向に帯状に複数形成し、これにより直接弁体を案内するようにしてもよい。その際、その隆起部の端部で座金の片側面を受けて位置決めし、この座金に弁座部材を一体的に取り付けることができる。そして座金の反対面側にストップリングを配置し、弁体等を保持することが出来る。また、止水栓としてボール式止水栓を説明したが、これに限定されるものではない。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したとおり、本発明に係る逆止弁においては、簡単な操作で弁体等の取り付け、取り外しができ、メンテナンスの面できわめて効率が良く、他方この逆止弁が止水栓等に取り付けられた際の、その取り付け部でのシール性能を良好に維持できる。従って、この逆止弁を用いた止水栓においても、そのメンテナンスを効率よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る逆止弁の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線における断面での逆止弁本体の取り付け部の断面図と、ストップリングの平面図である。
【図3】図1の逆止弁を取り付けた止水栓の縦断面図である。
【図4】第2の実施の形態に係る逆止弁の、逆止弁本体の取り付け部の断面図と、ストップリングの平面図である。
【図5】第3の実施の形態に係る逆止弁に使用するストップリングの平面図である。
【符号の説明】
1 逆止弁
3 逆止弁本体
4 リング取り付け部(係止部材取り付け部)
4a 溝
4b スリット
4e、4f 肩部
5 弁ユニット
7 籠体
9 弁体
11 弁座部材
13 バネ(付勢部材)
15 座金
17 ストップリング(係止部材)
17b 大径部
17c 小径部
17f、17g 肩部
21 止水栓
28 二次側開口部
8 円周溝
39 Oリング[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a check valve, and more particularly to a check valve that can be suitably used by being attached to a water faucet or the like. More specifically, it is very easy to attach and remove parts such as the valve body mounted in the check valve body, and when it is attached to a stop cock, etc., the sealing at the attachment part is good. It relates to a check valve that can be used. The present invention further relates to a water stop cock using such a check valve.
[0002]
[Prior art]
Generally, in domestic water supply, a stop cock is used in combination with a meter, and when performing construction or the like on the downstream side, the stop cock is closed to stop water. And in order to prevent the backflow from the downstream side when it is in a water flow state, a check valve is also provided. In recent years, this check valve is often attached to a water stop cock.
[0003]
By the way, if the check valve is damaged due to, for example, damage to the valve body or entry of dust or the like, it must be removed and replaced. Therefore, it is desirable that the check valve can be easily attached and detached.
[0004]
As a check valve that can easily replace parts such as the valve body, Japanese Utility Model Laid-Open No. 5-75568 is a check valve connected to a ball valve or the like, and a spring is provided in a substantially cylindrical main body. The check valve body is energized and a stopper ring for receiving the check valve body is fitted to the opening end of the main body, and a retaining ring divided into two to hold the stopper ring is opened in the main body. A check valve is disclosed which is fitted to the end and fitted with an O-ring fitted to the outer periphery of the retaining ring. By removing this O-ring, the split ring can be removed and the valve element can be removed. The check valve is attached to the secondary opening of the ball valve using a cap nut.
[0005]
By the way, this O-ring has been conventionally used for sealing between the outer periphery of the check valve body and the inner periphery of the secondary opening of the ball valve. In order to prevent leakage from between the outer periphery of the check valve body and the inner periphery of the secondary opening of the ball valve, another sealing member is provided between the ball valve, the check valve body and the cap nut. A check valve is provided in between, and is compressed when the cap nut is tightened to attach the ball valve. However, the sealing performance of this sealing member depends on the tightening of the cap nut, and lacks certainty. Conventionally, there is a gap between the outer periphery of the check valve body and the inner periphery of the secondary opening of the ball valve. The above-mentioned O-ring mainly fulfilled the function of sealing.
[0006]
In actual open Hei 5-75568, this O-ring is used, but the member fixed to the check valve main body with the O-ring is a retaining ring divided into two, and this divided into two parts Has gaps and no sealing at all. Therefore, even if an O-ring is used, this portion cannot be sealed. As described above, the other sealing member has a problem in sealing performance, and as a result, the sealing between the check valve main body and the secondary side opening of the ball valve lacks certainty. .
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and it is easy to attach and remove parts such as a valve body, and when attached to a water stopcock or the like, the attachment portion is reliably sealed. It is an object of the present invention to provide a check valve that can be used, and a water stopcock using such a check valve.
[0008]
In order to solve the above-mentioned problems, in the present invention, a valve body, a valve seat, and a biasing member, which are dimensioned to be taken out from one end side, are disposed in a hollow cylindrical check valve body, and vice versa. The check valve body includes a slit formed through the peripheral wall of the check valve body in a circumferential direction at a position closer to the one end side than the valve seat in the axial direction of the check valve body. In the axial direction of the check valve main body, the slit is not formed at the same position as the slit, but is formed on the inner periphery of the peripheral wall of the check valve main body in the remaining range in the circumferential direction. There is provided a locking member mounting portion composed of a circumferential groove connected to both ends of the slit, the outer periphery of the locking member mounting portion being larger than the opening on the one end side of the check valve body, 360 degrees smaller than the opening on the one end side of the check valve body. Annularly formed plate-shaped engaging member it is removably inserted through the slit. Thereby, the said valve seat, a valve body, and an urging | biasing member are hold | maintained in a predetermined position.
[0010]
In still another embodiment, shoulder portions extending between the bottom of the circumferential groove and the outer periphery of the check valve body are formed at both ends of the circumferential groove, and the locking member is A small-diameter portion located in the groove and a large-diameter portion located in the slit are provided, and shoulder portions formed at both ends of the large-diameter portion are attached in contact with the shoulder portions of the check valve body.
[0011]
In yet another embodiment, the locking member is divided into two.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, specific embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. However, the scope of the present invention is not limited to the embodiments described below.
[0013]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a
[0014]
The
[0015]
The housing 7 is a non-closed type. That is, the
[0016]
For example, the valve seat member 11 made of an elastic material such as rubber is an annular member having a substantially C-shaped cross section, and a locking
[0017]
The valve body 9 has a bowl shape, and includes a spherical shell-shaped head portion 9a, a short cylindrical portion 9b that hangs from the outer edge of the head portion 9a, and a valve shaft 9c that hangs from the center of the head portion 9a. The valve shaft 9c is provided with a
[0018]
One end side of the
[0019]
[0020]
2A is a cross-sectional view of the check valve body 3 taken along line A-A in FIG. 1, and FIG. 2B is a plan view of the
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
FIG. 3 is a vertical cross-sectional view of the
[0024]
As shown, the
[0025]
[0026]
[0027]
In the
[0028]
4A is a cross-sectional view of the stop
[0029]
In this embodiment, the circumferential groove 64a of the stop
[0030]
The stop ring
[0031]
In order to attach the stop ring 65, the stop ring
[0032]
In this embodiment, since the stop ring 65 is divided into two, the range of the
[0033]
FIG. 5 is a plan view of a
[0034]
In the above-described embodiment, the check valve is a cartridge type, and the
[0035]
【The invention's effect】
As described above in detail, in the check valve according to the present invention, the valve body and the like can be attached and detached with a simple operation, which is extremely efficient in terms of maintenance. On the other hand, the check valve is used as a stop cock. When attached, the sealing performance at the attachment portion can be maintained satisfactorily. Therefore, the maintenance of the stop cock using this check valve can be performed efficiently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a check valve according to a first embodiment of the present invention.
2 is a cross-sectional view of a check valve body mounting portion in a cross section taken along line AA in FIG. 1, and a plan view of a stop ring. FIG.
3 is a longitudinal sectional view of a water stop cock equipped with the check valve of FIG. 1. FIG.
FIGS. 4A and 4B are a cross-sectional view of a check valve body mounting portion of a check valve according to a second embodiment and a plan view of a stop ring. FIGS.
FIG. 5 is a plan view of a stop ring used for a check valve according to a third embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Check valve 3 Check valve body 4 Ring mounting part (locking member mounting part)
4a
15
17b
Claims (5)
前記逆止弁本体には、前記逆止弁本体の軸方向において前記弁座よりも前記一端側寄りの位置で、円周方向で所定の範囲に亘って前記逆止弁本体の周壁を貫いて形成されたスリットと、前記逆止弁本体の軸方向で前記スリットと同じ位置で前記スリットが形成されていない円周方向の残余の範囲で前記逆止弁本体の前記周壁の内周に形成され、その両端部がそれぞれ前記スリットの両端部に繋がっている円周溝とで構成される係止部材取付け部が設けられ、
前記係止部材取付け部には、外周が前記逆止弁本体の前記一端側の開口より大きく、内径が前記逆止弁本体の前記一端側の開口より小さい、360度にわたって環状に形成された板状の係止部材が前記スリットを介して着脱自在に挿入され、前記弁座と弁体と付勢部材とを所定の位置に保持することを特徴とする逆止弁。A hollow cylindrical check valve body, a valve body disposed in the check valve body, and a biasing force that biases the valve body toward a valve seat disposed on one end side of the check valve body In the check valve, the valve body, the valve seat, and the biasing member have dimensions that can be taken out from the opening on the one end side of the check valve body.
The check valve body penetrates the peripheral wall of the check valve body over a predetermined range in the circumferential direction at a position closer to the one end side than the valve seat in the axial direction of the check valve body. Formed in the inner periphery of the peripheral wall of the check valve body in the range of the remaining slit in the circumferential direction where the slit is not formed at the same position as the slit in the axial direction of the check valve body. In addition, a locking member mounting portion is provided that is configured with a circumferential groove that is connected to both ends of the slit, respectively.
A plate formed in an annular shape over 360 degrees on the locking member mounting portion, whose outer periphery is larger than the opening on the one end side of the check valve body and whose inner diameter is smaller than the opening on the one end side of the check valve body A non-return valve characterized in that a shaped locking member is detachably inserted through the slit and holds the valve seat, the valve body and the biasing member in a predetermined position .
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