JP4324123B2 - モデルデータ表示プログラム、モデルデータ表示装置およびモデルデータ表示方法 - Google Patents

モデルデータ表示プログラム、モデルデータ表示装置およびモデルデータ表示方法 Download PDF

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Description

この発明は、記憶領域に記憶される複数のモデルデータを基にオブジェクトの表示処理を実行させるモデルデータ表示プログラムなどに関し、特に、再利用可能なモデルデータを効率よく検索することができるモデルデータ表示プログラム、モデルデータ表示装置およびモデルデータ表示方法に関するものである。
近年、CAD(Computer Aided Design)などによる3Dモデルデータが様々な分野で作成・利用されるにつれて、コンピュータ内に作成済みの3Dモデルデータが大量に蓄積されるようになってきている。
3Dモデルデータの作成者は、3Dモデルデータをはじめから全て作成するには大変な手間や時間がかかるため、コンピュータに蓄積された3Dモデルデータの中から、再利用可能な3Dモデルデータ、すなわち作成しようとしているモデルと同じもの、または似ているモデルを高速に検索することができれば、所望する3Dモデルデータを効率よく作成することが可能となる。
そこで、作成者からキーとなる3Dモデルデータを受付け、キーとなる3Dモデルデータに類似した3Dモデルデータを記憶装置から検索する技術や、予め、作成済みの3Dモデルデータと該3Dモデルデータの特徴を表す2D画像とを関連付けて記憶しておき、作成者が作成する3Dモデルデータの特徴を表す2D画像を基にして、該当する3Dモデルデータを検索する技術(例えば、特許文献1)が公開されている。
また、特許文献2では、作成者が作成しようとする3Dモデルデータが不確かな場合であっても、作成者のイメージする3Dモデルデータの大まかな特徴(例えば、模様や外形など)を受付けることによって、該特徴に該当する3Dモデルデータを一括表示する技術が公開されている。
特開平5−159001号公報 特開平8−249352号公報
しかしながら、かかる従来の技術では、作成者が所望する3Dモデルデータを的確に検索することができず、結果として作成者は3Dモデルデータを効率よく作成することができないという問題があった。
なぜなら、キーとなる3Dモデルデータを与えて、それに類似する3Dモデルデータを検索する手法では、キーとなる3Dモデルデータ自体を作成者が作成することが大変困難であるからである。
また、特許文献1および特許文献2にかかる技術を利用しても、3Dモデルデータによって形成されるオブジェクトは、2D画像と異なり様々なアングルから眺めることが可能である。すなわち、オブジェクトは各アングルで見え方が大きく異なってしまうため、キーとなる2D画像および各特徴との類似点が判別できず、適切に3Dモデルデータを検索することができない。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、再利用可能な3Dモデルデータを的確かつ効率よく検索することができるモデルデータ表示プログラム、モデルデータ表示装置およびモデルデータ表示方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係るモデルデータ表示プログラムは、モデルデータ表示装置に、記憶領域に記憶される複数のモデルデータを基にオブジェクトの表示処理を実行させるモデルデータ表示プログラムであって、前記モデルデータ表示装置に、3Dモデルデータのオブジェクトから複数のアングルの画像データを生成し、生成した各アングルの画像データの特徴量を抽出して、前記3Dモデルデータのオブジェクトと求めた各アングルの特徴量とを関連付けて、記憶領域の特徴量テーブルに記憶する特徴量抽出手順と、前記記憶領域の特徴量テーブルから前記特徴量抽出手順で求めた各アングルの特徴量の分散値を求めて記憶領域の分散テーブルに記憶し、該分散テーブルの分散値から、類似したアングルと類似していないアングルとを決定するアングル決定手順と、前記3Dモデルデータのオブジェクトの、前記アングル決定手順で決定をしたアングルでの画像を表示する表示処理手順と、を実行させることを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、モデルデータ表示プログラムは、モデルデータ表示装置に、3Dモデルデータのオブジェクトから複数のアングルの画像データを生成し、生成した各アングルの画像データの特徴量を抽出して、3Dモデルデータのオブジェクトと求めた各アングルの特徴量とを関連付けて、記憶領域の特徴量テーブルに記憶し、記憶領域の特徴量テーブルから、求めた各アングルの特徴量の分散値を求めて記憶領域の分散テーブルに記憶し、該分散テーブルの分散値から、類似したアングルと類似していないアングルとを決定し、3Dモデルデータのオブジェクトの、決定をしたアングルでの画像を表示する。
また、請求項2の発明に係るモデルデータ表示プログラムは、請求項1の発明において、前記表示処理手順で、前記3Dモデルデータのオブジェクトの画像を、オブジェクトと視点位置との距離が所定値よりも大きい場合には類似したアングルで、所定値よりも小さい場合には類似していないアングルで、表示することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、モデルデータ表示プログラムは、3Dモデルデータのオブジェクトの画像を、オブジェクトと視点位置との距離が所定値よりも大きい場合には類似したアングルで、所定値よりも小さい場合には類似していないアングルで、表示する。
また、請求項3の発明に係るモデルデータ表示装置は、記憶領域に記憶される複数のモデルデータを基にオブジェクトの表示処理を実行するモデルデータ表示装置であって、
3Dモデルデータのオブジェクトから複数のアングルの画像データを生成し、生成した各アングルの画像データの特徴量を抽出して、前記3Dモデルデータのオブジェクトと求めた各アングルの特徴量とを関連付けて、記憶領域の特徴量テーブルに記憶する特徴量抽出部と、前記記憶領域の特徴量テーブルから前記特徴量抽出部で求めた各アングルの特徴量の分散値を求めて記憶領域の分散テーブルに記憶し、該分散テーブルの分散値から、類似したアングルと類似していないアングルとを決定するアングル決定部と、前記3Dモデルデータのオブジェクトの、前記アングル決定部で決定をしたアングルでの画像を表示する表示処理部と、を有することを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、モデルデータ表示装置は、モデルデータ表示装置に、3Dモデルデータのオブジェクトから複数のアングルの画像データを生成し、生成した各アングルの画像データの特徴量を抽出して、3Dモデルデータのオブジェクトと求めた各アングルの特徴量とを関連付けて、記憶領域の特徴量テーブルに記憶し、記憶領域の特徴量テーブルから、求めた各アングルの特徴量の分散値を求めて記憶領域の分散テーブルに記憶し、該分散テーブルの分散値から、類似したアングルと類似していないアングルとを決定し、3Dモデルデータのオブジェクトの、決定をしたアングルでの画像を表示する。
また、請求項4の発明に係るモデルデータ表示方法は、コンピュータが、3Dモデルデータのオブジェクトから複数のアングルの画像データを生成し、生成した各アングルの画像データの特徴量を抽出して、前記3Dモデルデータのオブジェクトと求めた各アングルの特徴量とを関連付けて、記憶領域の特徴量テーブルに記憶する特徴量抽出ステップと、前記記憶領域の特徴量テーブルから前記特徴量抽出ステップで求めた各アングルの特徴量の分散値を求めて記憶領域の分散テーブルに記憶し、該分散テーブルの分散値から、類似したアングルと類似していないアングルとを決定するアングル決定ステップと、前記3Dモデルデータのオブジェクトの、前記アングル決定ステップで決定をしたアングルでの画像を表示する表示処理ステップと、を実行することを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、モデルデータ表示方法は、コンピュータが、3Dモデルデータのオブジェクトから複数のアングルの画像データを生成し、生成した各アングルの画像データの特徴量を抽出して、3Dモデルデータのオブジェクトと求めた各アングルの特徴量とを関連付けて、記憶領域の特徴量テーブルに記憶し、記憶領域の特徴量テーブルから、求めた各アングルの特徴量の分散値を求めて記憶領域の分散テーブルに記憶し、該分散テーブルの分散値から、類似したアングルと類似していないアングルとを決定し、3Dモデルデータのオブジェクトの、決定をしたアングルでの画像を表示する。
本発明によれば、3Dモデルデータのオブジェクトから複数のアングルの画像データを生成し、生成した各アングルの画像データの特徴量を抽出して、3Dモデルデータのオブジェクトと求めた各アングルの特徴量とを関連付けて、記憶領域の特徴量テーブルに記憶し、記憶領域の特徴量テーブルから、求めた各アングルの特徴量の分散値を求めて記憶領域の分散テーブルに記憶し、該分散テーブルの分散値から、類似したアングルと類似していないアングルとを決定し、3Dモデルデータのオブジェクトの、決定をしたアングルでの画像を表示するので、ユーザは効率よく再利用可能な3Dモデルデータを検索することができ、3Dモデル作成時のユーザにかかる負担を軽減させることができる。
また、本発明によれば、3Dモデルデータのオブジェクトの画像を、オブジェクトと視点位置との距離が所定値よりも大きい場合には類似したアングルで、所定値よりも小さい場合には類似していないアングルで、表示するので、ユーザは所望する3Dモデルデータを迅速に検索することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るモデルデータ表示プログラム、モデルデータ表示装置およびモデルデータ表示方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例にかかるモデルデータ表示の概念について説明する。図1および図2は、本実施例にかかるモデルデータ表示の概念を説明するための説明図である。図1に示すように、予め、3D(3 Dimension)モデルデータによって形成されるオブジェクトの各アングルに対する特徴量(特徴量はベクトル値)を抽出し、各オブジェクトの類似しているアングル(特徴量のばらつきが小さいアングル)および類似していないアングル(特徴量のばらつきが大きいアングル)を特定する。
そして、図2に示すように、ウォークスルー中に、視点とオブジェクトとの距離が所定値以上の場合には、各オブジェクトの類似しているアングルが表示されるように回転させ、視点とオブジェクトとの距離が所定値よりも小さくなった場合には、各オブジェクトの類似していないアングルが表示されるように回転させる。
次に、本実施例にかかるモデルデータ表示装置の構成について説明する。図3は、本実施例にかかるモデルデータ表示装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このモデルデータ表示装置100は、前処理部110と、記憶部120と、入力受付部130と、表示部140と、検索処理部150とを有する。
前処理部110は、記憶部120に記憶された3Dモデルデータ120aを基にして、3Dモデルデータ120aの特徴量を抽出する処理部であり、画像生成部110aおよび特徴量抽出部110bを有する。
画像生成部110aは、3Dモデルデータ120aによって形成されるオブジェクトの各アングルに対する画像データを生成し、生成した画像データを特徴量抽出部110bに渡す処理部である。なお、画像生成部110aは、3Dモデルデータ120aをレンダリング処理することで、いくつかの視点方向から見た場合の画像データを生成する。
視点方向については、用途に応じて予め決めておくようにする。それほどの精度が要求されなければ正面、前面、上方とその逆の6方向、場合によってはもっと細かく斜め方向からのアングルを加えた14方向などの画像を生成する。その他、もっと少数、または多数のアングル数でも良い。
特徴量抽出部110bは、画像生成部110aから画像データを取得し、取得した画像データを基にして特徴量を抽出すると共に、抽出した特徴量を特徴量テーブル120bとして記憶部120に記憶させる処理部である。特徴量抽出部110bが特徴量を抽出する手法としては、一例として色ヒストグラムがある。この色ヒストグラムは、画像データの各画素のRGB(Red Green Blue)値をHSI(Hug Saturation Intensity)色座標系に投影し、その座標系における空間分布をベクトルとして表し、該空間分布のベクトルを特徴量とする。
また、特徴量抽出部110bが特徴量を抽出する手法として、Wavelet変換という手法もある。このWavelet変換では、画像データを解析し、画面上の位置とその位置における周波数を特定し、特定した周波数を特徴量とする。
なお、特徴量抽出部110bは、画像データからだけでなく、3Dモデルデータ120aそのものから特徴量を抽出することも可能である。この場合、特徴量抽出部110bは、3Dモデルデータによって形成されるオブジェクトの表面上における2点をランダムに多数選択し、その2点間の距離の統計をとったものを特徴量とすることもできる。
さらに、特徴量抽出部110bは、3Dモデルデータに属性情報が存在すれば、この属性情報を各3Dモデルデータの特徴量と関連付けて記憶させ、利用者による3Dモデルデータの検索をより効率よく行わせることも可能である。ここで、属性情報としては、ねじ、三角形、四角形といったオブジェクトの形状にかかる情報、またはオブジェクトの長さ、直径などの寸法にかかる情報などが含まれる。
図4は、特徴量抽出部110bが生成する特徴量テーブル120bの一例を示す図である。同図に示すように、この特徴量テーブル120bは、「オブジェクト情報」と、「アングル1〜4」と、「3Dモデル」と、「作成日時」と、「属性情報」とを有する。
ここで、オブジェクト情報には、3Dモデルデータ120aによって形成される各オブジェクトを識別するための情報が格納され、アングル1〜4には、各アングルに対応する画像データの特徴量が格納され、3Dモデルには、3Dデータそのものから抽出した特徴量が格納され、作成日時には、オブジェクトにかかわる3Dモデルデータが作成された日時情報が格納され、属性情報には上述した属性情報が格納される。
例えば、「オブジェクト1」に関するアングル1の特徴量は「X11」(本実施例では説明の便宜上、特徴量をXで表す)であり、アングル2の特徴量は「X12」であり、アングル3の特徴量は「X13」であり、アングル4の特徴量は「X14」であり、3Dモデルの特徴量は「X15」であり、作成日時が「2000年3月20日」であり、属性情報が「三角形」である。なお、オブジェクト2〜4に関する説明は省略する。
図3の説明に戻ると、入力受付部130は、キーボードやマウスなどの入力装置(図示しない)から、キーとなる3Dモデルデータ(以下、キーデータと表記する)または属性情報を取得し、取得したキーデータまたは属性情報を検索処理部150に渡す処理部である。また、入力受付部130は、ウォークスルーにかかわる指示情報を入力装置から取得した場合には、この指示情報を表示部140に渡す。表示部140は、検索処理部150から取得する情報および入力受付部130から取得する指示情報に基づいて、オブジェクトを回転・表示させる処理部である。
検索処理部150は、キーデータまたは属性情報にかかわるオブジェクトの類似したアングルおよび類似していないアングルを特定すると共に、似ているオブジェクトを集めて配置し、該オブジェクトを配置した情報および類似・非類似にかかわるアングルの情報を表示部140に渡す処理部であり、絞込み処理部150a、アングル選択部150b、配置部150cを有する。
絞込み処理部150aは、入力受付部150aからキーデータ、属性情報を取得した場合に、取得したキーデータ、属性情報に対応するオブジェクトを絞り込む処理部である。具体的に、絞込み処理部150aは、キーデータ、属性データを取得した場合に、まず、キーデータにかかわる特徴量を抽出する。絞込み処理部150aの特徴量抽出手法は、特徴量抽出部110bで示した手法と同様であるため、説明を省略する。
そして、絞込み処理部150aは、特徴量テーブル120bと、キーデータの特徴量と、属性情報とを基にして、キーデータの特徴量および属性情報に対応するオブジェクトを特定し、特定したオブジェクトの情報(以下、特定オブジェクト情報)をアングル選択部150bに渡す。なお、キーデータの特徴量または属性情報に対応するオブジェクトが存在しない場合には全てのオブジェクトが対象となり、その旨をアングル選択部150bに通知する。
アングル選択部150bは、特定オブジェクト情報を取得した場合に、特定オブジェクト情報に対応するオブジェクトの特徴量を特徴量テーブル120bから取得すると共に、取得した特徴量を基にして分散値を算出し、各オブジェクトの類似したアングルおよび類似していないアングルを特定する処理部である。
ここで、アングル選択部150bが実行する処理について順に説明すると、まず、アングル選択部150bは、絞込み処理部150aから特定オブジェクト情報を取得した場合に、特定オブジェクト情報に対応するオブジェクトの特徴量(各アングルの特徴量)を特徴量テーブル120bから取得し、各アングルにかかる特徴量の分散値を算出する。
また、アングル選択部150bは、絞込み処理部150aからキーデータまたは属性情報に対応するオブジェクトが存在しない旨の通知を受付けた場合には、ヒットしなかった旨を配置部150cに通知する。なお、アングル選択部150bは、該当するオブジェクトの数が多い場合には、一部の代表的なオブジェクトの特徴量を取得し、各アングルの分散値を算出しても良い。
そして、アングル選択部150bは、算出した分散値を各アングルと関連付け、各情報を分散値テーブル120cとして記憶部120に記憶させる。なお、分散値を算出する方法として、ベクトルの重心から各ベクトルのユーグリッド距離の平均値を算出し、この算出した平均値を分散値とする方法がある。
すなわち、ベクトル数がkで、ベクトルの次元数がn、j番目のベクトルの次元iの値がvjiとした場合、重心ベクトルx’は、
Figure 0004324123
により表され、分散値は、
Figure 0004324123
により表すことができる。なお、分散値を算出する手法は、特に限定されるものではなく、例えば、ベクトルの集合を行列として、固有値計算を行い、その固有値ベクトルから分散値を求めても良いし、平均の代わりに、主成分分析した主成分をもとに分散値を求めることも可能である。
図5は、アングル選択部150bが生成する分散値テーブル120cの一例を示す図である。同図に示すように、この分散値テーブル120cは、各アングルの分散値が記憶されている。そして、この分散値が小さいアングルほど類似していることになる。一方、分散値が大きいアングルは、非類似である。
続いて、アングル選択部150bは、分散値テーブル120cを基にして、最も分散値が大きいアングルおよび最も分散値が小さいアングルを選択し、選択したアングルの情報(以下、アングル情報)および特定オブジェクト情報を配置部150cに渡す。
配置部150cは、特定オブジェクト情報に対応する3Dモデルデータを記憶部120から取得し、似ているオブジェクト同士を近くに集めて配置する処理部である。配置部150cがオブジェクトを配置する手法は、自己組織化マップを利用する。この自己組織化マップは、ニュートラルネットワーク技術を応用した処理であり、高次元の特徴の分布をある程度保ったまま、2次元のマップに投影することができる技術である。
配置の基準としては、3Dモデルデータから抽出した特徴量を利用する。またいくつかのアングルから見た場合の画像の特徴量を利用した配置も行うことができる。自己組織化マップでは、どの特徴量を利用した場合にでも、似たもの同士のオブジェトが近くに来るように配置することができる。そして、配置部150cは、配置したオブジェクトのデータ(以下、配置オブジェクトデータ)およびアングル情報を表示部140に渡す。
ここで、自己組織化マップについての説明を行う。図6および図7は、自己組織化マップの説明を行うための説明図である。図6に示すように、自己組織化マップでは、オブジェクトを配置する空間をマップとよび、マップ上のオブジェクトを置く候補となる点をセルとよぶ。
そして、自己組織化マップの処理手順は、マップ上の特徴量ベクトルを初期化し、配置したいオブジェクトの特徴量ベクトルと一番似ている(距離が近い)セルを選択し、選択されたセルの周りにあるセルの特徴量ベクトルを配置し、オブジェクトの特徴量ベクトルに近づける処理を行う。続いて、配置したい次のオブジェクトを取得し、上述した処理を繰り返す。
ここで、図7を用いて、自己組織化マップの処理を説明する。なお、ここでは説明の便宜上、2次元ベクトルで説明する。同図に示すように、マップ10の特徴量ベクトルの初期値はランダムに設定され、入力オブジェクトの特徴量ベクトル10aを取得した場合に、特徴量ベクトル10aに一番近い特徴量ベクトルを有するセル10bを選択する。
そして、セル10b周りのセル10cの特徴量ベクトルを、入力された特徴量ベクトル10aに近づける。続いて、次の入力オブジェクトの特徴量ベクトル10dを取得した場合は、同様の処理を繰り返す。すなわち、特徴量ベクトル10dに一番近い特徴量ベクトルを有するセル10eを選択し、セル10e周りのセル10fの特徴量ベクトルを、入力された特徴量ベクトル10dに近づける。このような処理を繰り返すことによって、マップ10全体の特徴量ベクトルが揃う。
なお、自己組織化マップは、距離の測定をユークリッド距離で行う。セルの選択処理では、入力オブジェクトの特徴量ベクトルと各マップの特徴量ベクトル間のユークリッド距離を求め、そのユークリッド距離の一番近いセルを選択する。二つのベクトルをv=(v1,v2,v3,…vn)、u=(u1,u2,u3,…un)とした場合、ユークリッド距離は、
Figure 0004324123
によって表すことができる。
自己組織化マップは、入力オブジェクトの特徴量ベクトルに近づける処理では、学習度α(0<α<1)に応じてベクトルを混ぜ合わせることで行う。入力オブジェクトの特徴量ベクトルをv、マップ上の特徴量ベクトルをuとすると、処理後のマップ上のベクトルは、
Figure 0004324123
のようになる。次第に学習度αを下げながら上記処理を行うことで、配置計算が行われる。
図3の説明に戻ると、表示部140は、配置部150cから配置オブジェクトデータおよびアングル情報を取得し、配置オブジェクトデータに基づいてオブジェクトを表示させる。また、表示部140は、入力受付部130からウォークスルーにかかる指示情報を受付けた場合には、該指示情報に対応するように、各オブジェクトを表示させる。
なお、表示部140は、視点位置とオブジェクトとの距離が所定値以上の場合には、アングル情報を基にして、各オブジェクトの最も類似しているアングルが表示されるように、オブジェクトを回転させる。一方、視点位置とオブジェクトとの距離が所定値よりも小さい場合には、アングル情報を基にして、各オブジェクトの最も類似していないアングルが表示されるようにオブジェクトを回転させる。
図8は、表示部140が表示するオブジェクトの一例を示す図である。同図に示すように、視点位置とオブジェクトとの距離が所定値以上の場合は、類似したアングルが表示され、視点位置とオブジェクトとの距離が所定値よりも小さい場合には、類似していないアングルが表示される。
このように、表示部140が、視点位置とオブジェクトとの距離が遠い場合には、類似しているアングルを表示し、視点位置とオブジェクトとの距離が近い場合には、類似していないアングルを表示することによって、利用者は効率よく再利用可能な3Dモデルデータを検索することができる。なお、表示されたオブジェクトの一つをキーデータとして検索しなおすことも可能である。
次に、本実施例にかかるモデルデータ表示装置100の処理手順について説明する。図9は、本実施例にかかるモデルデータ表示装置100の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、モデルデータ表示装置100は、特徴量抽出部110bが3Dモデルデータから特徴量を抽出し(ステップS101)、画像生成部110aが3Dモデルデータにかかる各アングルの画像データを生成し、生成した画像データを特徴量抽出部110bに渡す(ステップS102)。
そして、特徴量抽出部110bが各アングルの画像データから特徴量を抽出し、特徴量テーブル120bを生成する(ステップS103)。続いて、絞込み処理部150aが入力受付部130からキーデータ、属性情報を取得し、オブジェクトを絞り込む(ステップS104)。
そして、アングル選択部150bがアングル間の分散値を算出して、分散値テーブル120cを生成し(ステップS105)、該分散値テーブル120cを基にして、類似したアングルおよび類似していないアングルを決定する(ステップS106)。
続いて、配置部150cが該当するオブジェクトをマップ上に配置し、表示部140が配置されたオブジェクトを一覧表示し(ステップS107)、ウォークスルー検索処理を実行する(ステップS108)。
次に、図9のステップS108において示したウォークスルー検索処理について説明する。図10は、図9のステップS108において示したウォークスルー検索処理を示すフローチャートである。同図に示すように、表示部140は、オブジェクトとの距離が変化したか否かを判定し(ステップS201)、オブジェクトとの距離が変化した場合には(ステップS201,Yes)、オブジェクトとの距離は所定値以上か否かを判定する(ステップS202)。
オブジェクトとの距離が所定値よりも小さい場合には(ステップS202,No)、表示される範囲内のオブジェクトの特徴量を取得し(ステップS203)、最も分散値が大きいアングルを選択し(ステップS204)、選択したアングルが表示されるようにオブジェクトを回転させ(ステップS205)、オブジェクトを表示する(ステップS208)。
一方、オブジェクトとの距離が所定値以上の場合には(ステップS202,Yes)、全体表示用のアングルを取得(または、分散値が最も小さいアングルを選択)し(ステップS206)、取得したアングルが表示させるようにオブジェクトを回転させ(ステップS207)、ステップS208に移行する。ところで、オブジェクトとの距離が変化していない場合は(ステップS201,No)、ステップS208に移行する。
そして、処理を継続するか否かを判定し(ステップS209)、処理を継続する場合には(ステップS209,Yes)、ステップS201に移行し、処理を継続しない場合には(ステップS209,No)、リターンとなる。
このように、各アングルの分散値を計算し、各オブジェクトの類似したアングルおよび類似していないアングルを特定し、視点位置とオブジェクトとの距離が所定値以上の場合は、類似したアングルが表示されるようにオブジェクトを回転・表示させ、視点位置とオブジェクトとの距離が所定値よりも小さい場合には、類似していないアングルが表示されるようにオブジェクトを回転・表示させるので、作成者は効率よく再利用可能なオブジェクトを検索することができる。
上述してきたように、本実施例にかかるモデルデータ表示装置100は、画像生成部110aがオブジェクトの各アングルにかかわる画像データを生成し、特徴量抽出部110bが、各アングルの特徴量を抽出する。そして、絞込み処理部150aが入力受付部130から取得したキーデータに基づいて、表示すべきオブジェクトを絞込み、アングル選択部150bが絞り込まれた各オブジェクトの類似したアングルおよび類似していないアングルを選択し、配置部150cが各オブジェクトを配置し、表示部140が視点位置とオブジェクトとの距離に応じてオブジェクトのアングルを変更(視点位置とオブジェクトとの距離が近い場合は、類似していないアングルを表示し、視点位置とオブジェクトとの距離が遠い場合には類似したアングルを表示)するので、作成者が所望する3Dモデルデータを的確に検索することができる。
なお、本実施例では、視点位置とオブジェクトとの距離が所定値以上の場合には、類似したアングルが表示されるように、オブジェクトを回転させたが、視点位置との距離が遠い場合には、オブジェクトに対応する2D画像データを用意し、該2D画像データを表示しても良い。
また、本実施例では一例として、アングル選択部150bが特徴量テーブル120bを基にして分散値を算出したが、アングル選択部150bにかかる負荷を軽減させるために、特徴量抽出部110bが予め、特徴量テーブル120bを基にして分散値テーブル120cを生成しても良い。
ところで、上記の実施例で説明したモデルデータ表示装置100の各処理は、モデルデータ検索処理に係るプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図11を用いて、上記の実施例のモデルデータ表示装置100と同様の機能を有するモデルデータ検索処理プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図11は、モデルデータ検索プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、コンピュータ30は、キーボードやマウス等の入力装置31、ディスプレイなどの表示装置32、RAM33、HDD34、ROM35およびCPU36をバス37で接続して構成される。
そして、ROM35には、上記の実施例のモデルデータ表示装置100と同様の機能を発揮するモデルデータ検索プログラム、つまり、図11に示すように、画像生成プログラム35a、特徴量抽出プログラム35b、絞込み処理プログラム35c、アングル選択プログラム35d、配置プログラム35eが予め記憶されている。なお、プログラム35a〜35eは、図3に示したモデルデータ表示装置100の各構成要素と同様、適宜統合または分散しても良い。
そして、CPU36が、これらのプログラム35a〜35eをROM35から読み出して実行することで、図11に示すように、各プログラム35a〜35eは、画像生成プロセス36a、特徴量抽出プロセス36b、絞込み処理プロセス36c、アングル選択プロセス36d、配置プロセス36eとして機能するようになる。各プロセス36a〜36eは、図3に示した画像生成部110a、特徴量抽出部110b、絞込み処理部150a、アングル選択部150b、配置部150cにそれぞれ対応する。
また、HDD34には、図11に示すように、3Dモデルデータ34aが設けられる。この3Dモデルデータ34aは、図3に示した3Dモデルデータ120aに対応する。そして、CPU36は、3Dモデルデータ34aをRAM33に読み出し、特徴量テーブルデータ33b、分散値テーブルデータを生成し、モデルデータ検索処理を実行する。特徴量テーブルデータおよび分散値テーブルデータは、図3に示した特徴量テーブル120bおよび分散値テーブル120cに対応する。
ところで、上記した各プログラム35a〜35eは、必ずしも最初からROM35に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ30に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬の物理媒体」、または、コンピュータ30の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ30に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ30がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(付記1)記憶領域に記憶される複数のモデルデータを基にオブジェクトの表示処理を実行させるモデルデータ表示プログラムであって、
前記記憶領域に記憶されている各モデルデータの特徴量を抽出する特徴量抽出手順と、
前記特徴量を基に、各オブジェクトのアングルを設定し、該設定したアングルにおいて前記記憶領域に記憶されているモデルデータのオブジェクトを表示する表示処理手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするモデルデータ表示プログラム。
(付記2)前記表示処理手順は、前記特徴量を基に、各オブジェクトが類似しないアングルを設定し、該設定したアングルにおいて各オブジェクトの表示を行うことを特徴とする付記1に記載のモデルデータ表示プログラム。
(付記3)前記表示処理手順は、前記特徴量を基に、各オブジェクトが類似するアングルを設定し、該設定したアングルにおいて各オブジェクトの表示を行うことを特徴とする付記1に記載のモデルデータ表示プログラム。
(付記4)前記表示処理手順は、前記特徴量を基にして、各オブジェクトが類似するアングルおよび類似しないアングルを設定し、視点と各オブジェクトとの距離が閾値以上の場合には、各オブジェクトの類似したアングルを表示し、視点と各オブジェクトとの距離が閾値よりも小さい場合には、各オブジェクトの類似していないアングルを表示することを特徴とする付記1に記載のモデルデータ表示プログラム。
(付記5)記憶領域に記憶される複数のモデルデータを基にオブジェクトの表示処理を行うモデルデータ表示装置であって、
前記記憶領域に記憶されている各モデルデータの特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
前記特徴量を基に、各オブジェクトのアングルを設定し、該設定したアングルにおいて前記記憶領域に記憶されているモデルデータのオブジェクトを表示する表示処理手段と、
を備えたことを特徴とするモデルデータ表示装置。
(付記6)前記表示処理手段は、前記特徴量を基に、各オブジェクトが類似しないアングルを設定し、該設定したアングルにおいて各オブジェクトの表示を行うことを特徴とする付記5に記載のモデルデータ表示装置。
(付記7)前記表示処理手段は、前記特徴量を基に、各オブジェクトが類似するアングルを設定し、該設定したアングルにおいて各オブジェクトの表示を行うことを特徴とする付記5に記載のモデルデータ表示装置。
(付記8)前記表示処理手段は、前記特徴量を基にして、各オブジェクトが類似するアングルおよび類似しないアングルを設定し、視点と各オブジェクトとの距離が閾値以上の場合には、各オブジェクトの類似したアングルを表示し、視点と各オブジェクトとの距離が閾値よりも小さい場合には、各オブジェクトの類似していないアングルを表示することを特徴とする付記5に記載のモデルデータ表示装置。
(付記9)記憶領域に記憶される複数のモデルデータを基にオブジェクトの表示処理を実行させるモデルデータ表示方法であって、
前記記憶領域に記憶されている各モデルデータの特徴量を抽出する特徴量抽出工程と、
前記特徴量を基に、各オブジェクトのアングルを設定し、該設定したアングルにおいて前記記憶領域に記憶されているモデルデータのオブジェクトを表示する表示処理工程と、
を含んだことを特徴とするモデルデータ表示方法。
(付記10)前記表示処理工程は、前記特徴量を基に、各オブジェクトが類似しないアングルを設定し、該設定したアングルにおいて各オブジェクトの表示を行うことを特徴とする付記9に記載のモデルデータ表示方法。
(付記11)前記表示処理工程は、前記特徴量を基に、各オブジェクトが類似するアングルを設定し、該設定したアングルにおいて各オブジェクトの表示を行うことを特徴とする付記9に記載のモデルデータ表示方法。
(付記12)前記表示処理工程は、前記特徴量を基にして、各オブジェクトが類似するアングルおよび類似しないアングルを設定し、視点と各オブジェクトとの距離が閾値以上の場合には、各オブジェクトの類似したアングルを表示し、視点と各オブジェクトとの距離が閾値よりも小さい場合には、各オブジェクトの類似していないアングルを表示することを特徴とする付記9に記載のモデルデータ表示方法。
以上のように、本発明にかかるモデルデータ表示プログラム、モデルデータ表示装置およびモデルデータ表示方法は、既存のモデルデータを再利用し、効率よくモデルデータを作成する必要のあるCADシステムなどに対して有用である。
本実施例にかかるモデルデータ表示の概念を説明するための説明図(1)である。 本実施例にかかるモデルデータ表示の概念を説明するための説明図(2)である。 本実施例にかかるモデルデータ表示装置の構成を示す機能ブロック図である。 特徴量抽出部が生成する特徴量テーブルの一例を示す図である。 アングル選択部が生成する分散値テーブルの一例を示す図である。 自己組織化マップの説明を行うための説明図(1)である。 自己組織化マップの説明を行うための説明図(2)である。 表示部が表示するオブジェクトの一例を示す図である。 本実施例にかかるモデルデータ表示装置の処理手順を示すフローチャートである。 図9のステップS108において示したウォークスルー検索処理を示すフローチャートである。 モデルデータ検索プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
30 コンピュータ(モデルデータ表示装置)
31 入力装置
32 出力装置
33 RAM
33a 3Dモデルデータ
33b 特徴量テーブルデータ
33c 分散値テーブルデータ
34 HDD
34a 3Dモデルデータ
35 ROM
35a 画像生成プログラム
35b 特徴量抽出プログラム
35c 絞込み処理プログラム
35d アングル選択プログラム
35e 配置プログラム
36 CPU
36a 画像生成プロセス
36b 特徴量抽出プロセス
36c 絞込み処理プロセス
36d アングル選択プロセス
36e 配置プロセス
100 モデルデータ表示装置
110 前処理部
110a 画像生成部
110b 特徴量抽出部
120 記憶部
120a 3Dモデルデータ
120b 特徴量テーブル
120c 分散値テーブル
130 入力受付部
140 表示部
150 検索処理部
150a 絞込み処理部
150b アングル選択部
150c 配置部

Claims (4)

  1. モデルデータ表示装置に、記憶領域に記憶される複数のモデルデータを基にオブジェクトの表示処理を実行させるモデルデータ表示プログラムであって、
    前記モデルデータ表示装置に、
    3Dモデルデータのオブジェクトから複数のアングルの画像データを生成し、生成した各アングルの画像データの特徴量を抽出して、前記3Dモデルデータのオブジェクトと求めた各アングルの特徴量とを関連付けて、記憶領域の特徴量テーブルに記憶する特徴量抽出手順と、
    前記記憶領域の特徴量テーブルから前記特徴量抽出手順で求めた各アングルの特徴量の分散値を求めて記憶領域の分散テーブルに記憶し、該分散テーブルの分散値から、類似したアングルと類似していないアングルとを決定するアングル決定手順と、
    前記3Dモデルデータのオブジェクトの、前記アングル決定手順で決定をしたアングルでの画像を表示する表示処理手順と、
    を実行させることを特徴とするモデルデータ表示プログラム。
  2. 前記表示処理手順で、前記3Dモデルデータのオブジェクトの画像を、オブジェクトと視点位置との距離が所定値よりも大きい場合には類似したアングルで、所定値よりも小さい場合には類似していないアングルで、表示することを特徴とする請求項1に記載のモデルデータ表示プログラム。
  3. 記憶領域に記憶される複数のモデルデータを基にオブジェクトの表示処理を実行するモデルデータ表示装置であって、
    3Dモデルデータのオブジェクトから複数のアングルの画像データを生成し、生成した各アングルの画像データの特徴量を抽出して、前記3Dモデルデータのオブジェクトと求めた各アングルの特徴量とを関連付けて、記憶領域の特徴量テーブルに記憶する特徴量抽出部と、
    前記記憶領域の特徴量テーブルから前記特徴量抽出部で求めた各アングルの特徴量の分散値を求めて記憶領域の分散テーブルに記憶し、該分散テーブルの分散値から、類似したアングルと類似していないアングルとを決定するアングル決定部と、
    前記3Dモデルデータのオブジェクトの、前記アングル決定部で決定をしたアングルでの画像を表示する表示処理部と、
    を有することを特徴とするモデルデータ表示装置。
  4. モデルデータ表示方法であって、
    コンピュータが、
    3Dモデルデータのオブジェクトから複数のアングルの画像データを生成し、生成した各アングルの画像データの特徴量を抽出して、前記3Dモデルデータのオブジェクトと求めた各アングルの特徴量とを関連付けて、記憶領域の特徴量テーブルに記憶する特徴量抽出ステップと、
    前記記憶領域の特徴量テーブルから前記特徴量抽出ステップで求めた各アングルの特徴量の分散値を求めて記憶領域の分散テーブルに記憶し、該分散テーブルの分散値から、類似したアングルと類似していないアングルとを決定するアングル決定ステップと、
    前記3Dモデルデータのオブジェクトの、前記アングル決定ステップで決定をしたアングルでの画像を表示する表示処理ステップと、
    を実行することを特徴とするモデルデータ表示方法。
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