JP4322488B2 - 消火剤、消火器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クリーンルーム用として好適な消火剤および消火器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、半導体、食品、医薬品、およびバイオテクノロジー関連の工場や研究所等では、クリーンルーム内での作業が行われている。クリーンルームは、エアフィルタ等の設置により、内部の空気が塵埃やその他の汚染物を含まないように制御されている部屋である。このようなクリーンルームにも消火器の設置は義務づけられており、消防法で定めるA火災(普通火災)、B火災(油火災)、C火災(電気火災)の各火災用の消火器を設置することが求められる。
【0003】
A火災、B火災、C火災のいずれにも効果のある汎用の消火器としては、粉末消火器と強化液消火器があるが、これらはいずれもクリーンルーム内で使用すると、クリーンルーム内を汚染する。粉末消火器は、電解質からなる主成分を微粉末状にしたものである。強化液消火器の消火剤は、電解質からなる防燃剤を主成分とする水系の消火剤であり、水の蒸発によって電解質である溶質が析出する。そのため、これらの消火器を使用した場合には、クリーンルームの稼働を停止して、大がかりな清掃と再稼働のための様々な作業を行う必要があるという問題点がある。
【0004】
B火災とC火災用のガス系消火器として、二酸化炭素を消火剤とした二酸化炭素消火器がある。この消火器は、クリーンルーム内で使用しても前述のような問題点がない。しかしながら、この消火器はB火災とC火災用の消火器であって、A火災用の消火器ではない。なお、ガス系消火器として、ハロンガスを消火剤としたハロン消火器もあるが、ハロンはフロンと同様に地球環境に悪影響を及ぼすことから、現在では製造されていない。
【0005】
以上の理由から、クリーンルーム用として好適なA火災用の消火器が切望されている。
一方、従来より、水をかけて消火を行うことは公知である。これは水の冷却作用を利用したものであり、水をかけることにより、燃焼している物体の温度を急速に低下させて、燃焼の一因子を除去することで消火に至らせる(あるいは消火を助ける)。
【0006】
特許文献1には、純水からなる消火剤、消火剤として純水を貯蔵し、この純水を加圧して放射するようにした消火器、純水製造機により造られた純水を放出するようにした消火設備が開示されている。また、この文献には、前記消火器の実施形態として、容器本体に純水製造機を内蔵し、この純水製造機に水を送り込んで使用する消火器が開示されている。これらの開示から、特許文献1の消火剤は実質的に純水のみからなるものと言える。
【0007】
また、水系の消火器の消火剤に不凍剤を添加することは公知であり、使用する不凍剤の例としては、アルコール類、尿素、グリコール類等が挙げられる(例えば、特許文献2、3、4を参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−93546号公報
【特許文献2】
特開昭50−146189号公報(2頁左上欄6〜9行)
【特許文献3】
特開平1−166777号公報(3頁右下欄最下行〜4頁左上欄4行)
【特許文献4】
特開平11−235399号公報([0017])
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1に記載の消火剤は、クリーンルーム内で使用しても前述のような問題点が生じないが、この消火器は消火性能の点で改善の余地がある。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、クリーンルーム内で使用するのに適していて、しかも消火性能が高い消火剤を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、非電解質溶液からなり、溶媒が純水であり、溶質である非電解質が脂肪族のグリコール類であり、非電解質の含有率が3質量%以上10質量%以下である消火剤を提供する。この消火剤は、純水と非電解質とを混合することにより得られる。ここで、純水とは、導電率が100μS/cm以下である水を指し、製法の違いにより、イオン交換水(イオン交換樹脂を通して脱塩された水)、蒸留水(蒸留により得られた水。通常は、イオン交換水をさらに蒸留して得られる。)、逆浸透水(逆浸透法により半透膜から押し出して得られた水)、RO/DI水(逆浸透水をさらにイオン交換脱塩した水)が挙げられる。
【0011】
この消火剤は、純水を溶媒とし、水中でイオン化されない非電解質を溶質とした非電解質溶液からなるため、クリーンルーム内の汚染物質となり得るイオンの含有率が非常に少ない。また、純水のみではなく溶質を含有した溶液からなるため、純水のみからなる消火剤よりも消火性能が高い。したがって、この消火剤は、クリーンルーム内で使用する消火剤として好適である。
【0013】
本発明の消火剤において、溶質である非電解質の沸点は100℃以上200℃以下であることが好ましい。沸点が100℃以上であることにより、非電解質の含有率が比較的高い場合でも爆発の危険性がほとんどない。また、沸点が200℃以下であることにより使用後に蒸発し易いため、溶質である非電解質がクリーンルーム内に残存し難い。
【0014】
本発明の消火剤においては、溶質である非電解質として脂肪族のグリコール類を使用する。脂肪族のグリコール類としては、メチルグリコール、ブチルグリコール、エチレングリコール、プロピルグリコール、プロピレングリコール等が挙げられる。これらのうちプロピレングリコールは、人体に対する毒性がほとんどなく、保湿および湿潤効果に優れており、沸点が187℃であることから爆発の危険性が少なく使用後に蒸発し易いため、特にプロピレングリコールを使用することが好ましい。
【0015】
本発明の消火剤を金属製の容器に入れて消火器とする場合には、消火剤をなす非電解質溶液の導電率が1μS/cm未満であると、前記容器を腐食する恐れがある。なお、本発明の消火剤は、抗菌性を有する容器内に充填して消火器とすることが好ましい。
溶媒が純水である非電解質溶液からなる消火剤は、非電解質の含有率が1質量%未満であると、非電解質を純水に混合したことによる消火性能の向上効果が実質的に得られない。また、可燃性の非電解質を使用する場合には、非電解質の含有率が20質量%を超えると、十分な消火性能が得られ難くなる。
本発明の消火剤をなす非電解質溶液は、非電解質の含有率を3質量%以上10質量%以下とする。好ましい非電解質の含有率としては5質量%以上8質量%以下が挙げられる。
【0016】
本発明は、また、非電解質溶液からなり、溶媒が導電率1μS/cm以上100μS/cm以下の純水であり、溶質である非電解質としてプロピレングリコールを含有する消火剤を提供する。この消火剤には、プロピレングリコール以外の非電解質を溶質として含有する非電解質溶液からなる消火剤が含まれる。
本発明は、また、導電率1μS/cm以上100μS/cm以下の純水とプロピレングリコールとを混合して得られた非電解質溶液からなる消火剤を提供する。
【0017】
本発明は、また、導電率1μS/cm以上100μS/cm以下の純水とプロピレングリコールとを混合して得られた非電解質溶液からなり、プロピレングリコールの含有率が3質量%以上10質量%以下(好ましくは5質量%以上8質量%以下)である消火剤を提供する。
【0018】
本発明は、また、本発明の消火剤が容器内に充填されている消火器を提供する。
本発明は、また、本発明の消火剤が抗菌性を有する容器内に充填されている消火器を提供する。抗菌性を有する容器としては、抗菌ステンレス鋼製の容器が挙げられる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に相当する消火剤の製造方法を説明する説明図である。
この方法で使用する製造設備は、純水製造機(イオン交換水製造装置)1と、溶質投入機2と、混合機3と、純水製造機1へ水道水を導入する導水管4と、純水製造機1の純水導出口と混合機3の純水導入口を接続する配管5と、溶質投入機2と混合機3の溶質投入口とを接続する配管6とで構成されている。
【0020】
導水管4から水道水を純水製造機1に入れて純水製造機1を稼働させ、配管5から混合機3内に純水を導入するとともに、溶質投入機2から所定量のプロピレングリコールを混合機3内に投入して攪拌混合することにより、純水(イオン交換水)とプロピレングリコールとからなる非電解質溶液が得られる。この溶液を消火剤として、混合機3の取水口に設けたバルブ7を開けて、この取水口から消火器の容器8に充填する。溶質投入機2と混合機3は滅菌雰囲気の空間9に配置し、この空間9内で消火剤を容器8に充填することが好ましい。
【0021】
消火器の容器(管胴)8としては、抗菌性を有するもの(例えば、SUS304製のもの、さらに抗菌性が高いものとして、銅や銀が添加されたステンレス鋼からなる抗菌性ステンレス製のもの、抗菌性メッキ加工が施されたものがある。)を使用する。そして、容器8の蓋やハンドル等の機能を備えた上部金具を、消火剤が充填された容器8に取り付け、不活性ガスの封入、ホースやホース受け等の取付等、通常の蓄圧消火器と同様の組み立て工程を行うことにより、消火器を組み立てる。
【0022】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例に相当する消火剤の消火性能を調べるために、総務省令「消火器の技術上の規格を定める省令」に準じた試験方法により、A−1模型を消火する実験を行った。消火の際には、消火剤を6L蓄圧式消火器に充填し、この消火器に取り付けた霧状ノズルから、消火模型に対して消火剤を噴霧させた。試験を行った各消火剤の組成と消火性能の結果を、下記の表1に示す。
【0023】
なお、純水としては、オルガノ(株)製のイオン交換水製造装置「G−20B」により得られた、導電率3μS/cmのイオン交換水を使用した。また、プロピレングリコールとしては、日本乳化剤(株)製の純度が99.5%以上であるものを使用した。エチレングリコールとしては、丸善ケミカル(株)製の純度が99%以上であるものを使用した。
【0024】
メチルグリコールとしては、日本乳化剤(株)製の純度が99%以上であるものを使用した。ヘキシルジグリコール(正式名称:ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル)としては、日本乳化剤(株)製の純度が99%以上であるものを使用した。
【0025】
【表1】
【0026】
この表に示すように、プロピレングリコールを1質量%以上20質量%以下の割合で含有する組成の消火剤は、純水のみからなる消火剤および水道水よりも高い消火性能が得られた。また、エチレングリコール、メチルグリコール、およびヘキシルジグリコールのいずれかを8質量%の割合で含有する組成の消火剤は、純水のみからなる消火剤および水道水よりも高い消火性能が得られた。
【0027】
プロピレングリコールの含有率の違いによる消火性能の違いについては、プロピレングリコールの含有率が1質量%および10質量%の場合には、消火剤を4.0L供給しても完全消火に至らなかったが、プロピレングリコールの含有率が3質量%以上10質量%以下であると、3.5Lの供給で完全消火ができた。また、プロピレングリコールの含有率が5質量%以上8質量%以下であると、3.0Lの供給で完全消火ができた。
【0028】
なお、エチレングリコール、メチルグリコール、およびプロピレングリコールのいずれかを8質量%の割合で含有する組成の消火剤については、ほぼ同等の消火性能が得られたが、毒性の観点からプロピレングリコールを含有するものを使用することが好ましい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、クリーンルーム内で使用するのに適していて、しかも消火性能が高い消火剤が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に相当する消火剤の製造方法を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 純水製造機(イオン交換水製造装置)
2 溶質投入機
3 混合機
4 純水導入管
5 配管
6 配管
7 混合機の取水口に取り付けたバルブ
8 消火器の容器
9 滅菌雰囲気の空間
Claims (7)
- 非電解質溶液からなり、溶媒が純水であり、溶質である非電解質が脂肪族のグリコール類であり、非電解質の含有率が3質量%以上10質量%以下である消火剤。
- 非電解質溶液の導電率が1μS/cm以上100μS/cm以下である請求項1に記載の消火剤。
- 非電解質溶液からなり、溶媒が導電率1μS/cm以上100μS/cm以下の純水であり、溶質である非電解質としてプロピレングリコールを3質量%以上10質量%以下の含有率で含有する消火剤。
- 導電率1μS/cm以上100μS/cm以下の純水とプロピレングリコールとを混合して得られた非電解質溶液からなり、プロピレングリコールの含有率が3質量%以上10質量%以下である消火剤。
- 溶媒をなす純水はイオン交換水である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の消火剤。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の消火剤が容器内に充填されている消火器。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の消火剤が抗菌性を有する容器内に充填されている消火器。
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