JP4322017B2 - Backup device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
パーソナルコンピュータなどの主制御装置(CPU)と記憶装置(ハードディスク等)を有した情報システムにおいては、扱うデータ量や種類の増大や、その機密性・安全性の面から、データを格納するハードディスク装置(HDD)などの障害に備えて定期的なデータのバックアップが必要である。
本発明は,そのようなシステムにおいて、ユーザが介入することなく、かつユーザが作業中にはその作業を遅延させるなどの弊害を生じないで、自動的にデータのバックアップを行えるようにしたバックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から行われている通例のバックアップは、システムに特別にテープドライブなどのバックアップ装置を付加し、定期的に作業者が手動でバックアップ作業を行うものであった。
一方、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)などの専用のバックアップシステムを構築し、自動でバックアップを行うものも知られている。
また、専用のバックアップ機能を内蔵した記憶装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載のものは、ハードディスク装置に自己バックアップ機能を付加し、ファイルバックアップを可能としたものであり、バックアップモード設定用スイッチを設け、また、内蔵しているマイクロプログラムにHDバスのバスコントロール機能を追加し、バックアップモード設定時のみ、自身がイニシエータとなり、自動的にターゲットとなる他のハードディスク装置にファイルバックアップを実施するようにしたものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−269031号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ユーザが手動でバックアップを行う場合は、作業が通常長時間におよぶため、ユーザの負担が大きく、バックアップ作業中には、主制御装置を占有し、本来の作業を行えなくなるなどの問題があり、特に、個人レベルでのバックアップ作業は怠ることが多い。
また、システムバックアップは、規模が大きく高価なシステムになるため、比較的大規模の組織でしか行われていない。さらに、専用のバックアップ機能を内蔵した記憶装置は、汎用の安価な記憶装置を用いることができないため、コストや拡張性の面で問題がある。
本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、システムの状態を監視し、主制御装置が休止している場合のみに、記憶装置のバス制御権を獲得し、記憶装置の記憶内容のバックアップを行うことにより、比較的簡単な構成で、自動的なバックアップ機能を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明においては、バックアップを行おうとする処理装置の動作状態を監視し、その主制御装置が非動作となった場合に、それまでにその主制御装置が制御していた記憶装置のバス制御権を獲得し、該記憶装置の内容をバックアップ用記憶装置にファイルコピーする。
上記構成とすることにより、処理装置を未使用の場合にのみ、バックアップ機能が自動的に起動し、ユーザの実作業を阻害することなく安全確実なバックアップを行うことが可能となる。また、従来の他の例にみるように、特に大規模な構成を必要とすることなく、安価なシステム構成で、個人レベルのユーザでも使用することが可能となる。
また、上記において、バックアップの状況を示すログファイルを生成する手段を設け、バックアップ機能中に主制御装置が動作状態になった場合、あるいは、停電になった場合などの緊急事態時に、バス制御権を主制御側に戻し、主制御装置が休止状態になったとき、あるいは緊急事態が回復したとき、再度上記記憶装置のバス制御権を獲得し、上記ログファイルのログ情報に基づき、バックアップを再開させる。
上記のようにログファイルを生成することにより、異常原因等を解析することが可能になるとともに、バックアップが中断しても、中断した箇所からバックアップを再開することが可能となる。
本発明は以下のように構成することもできる。
(1)上記バックアップ装置と、同一構成を持つバックアップ装置を階層的に結合し、バックアップ情報を階層的に結合した他のバックアップ装置でさらにバックアップする。
これにより、複数階層の信頼性の高いバックアップ機能を提供することが可能となる。
(2)上記において、主制御装置の動作状態を、上記処理装置の電源スイッチまたは動作状態を示す表示機器の信号、あるいは、記憶装置に接続されるバスの主制御側動作状態を示すバス信号を用いて監視する。
(3)上記において、記憶装置を格納した筐体に、該記憶装置に接続されるバスを筺体外部に引き出すための第1のコネクタと、バックアップ装置からのバスを引き込むための第2のコネクタを設け、バスを筐体外部に引き出す。
このような構成とすることにより、ユーザは、処理装置に容易にバックアップ装置を接続することができる。
(4)バックアップ装置に、不要なバックアップ機能を動作させないためのセキュリテーキーロック機能を設ける。これにより、悪意のデータ搾取等を防止することができる。
(5)上記において、バックアップ機能が完了した場合に、自動的に記憶装置の電源およびバックアップ装置の電源を切断する。
これにより、バックアップの終了時に電源断等の操作をする必要がなく、ユーザ負担を軽減することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施例のバックアップ装置によるバックアップ動作の概要を説明する図であり、同図(a)に装置の概要を示し、同図(b)にバックアップが動作していない通常の作業状態を示し、同図(c)にバックアップ機能が作動中の状態を示す。
同図(a)に示すように、本発明では、バックアップの対象となる装置として、パーソナルコンピュータ1(以下PCという)を想定しており、PC1は同図に示すように主制御装置(CPU)と記憶装置(例えばハードディスク装置、以下ではHDDと表記することもある)から構成されている。
記憶装置には、PC1筺体内部に設けられたものや、外部に付加されるものがあり、同図の記憶装置12aは内部に設けられた記憶装置(以下では内部記憶装置という)を示し、記憶装置12bは外部に付加された記憶装置(以下では外部記憶装置という)を示す。
【0007】
同図(a)では、内部記憶装置12aの記憶内容をバックアップする場合のバックアップ装置2の接続態様(同図A)と、外部記憶装置12bの記憶内容をバックアップする場合のバックアップ装置の接続態様(同図B)を示している。
図1(b)はバックアップ機能が作動していない通常の作業状態であり、この状態では、同図に示すようにバックアップ装置2がPC1から切り離されている。図1(c)は、バックアップ機能が作動中のバスの制御関係を示す図である。
同図に示すように、バックアップ機能中には、PC1の記憶装置12a,12bはCPU11の制御下から離れ、本発明のバックアップ装置により制御される。
【0008】
バックアップ装置2は、バックアップコントローラ21を備え、電源状態、バス上の信号の状態等からPC1のCPU11の動作状態を監視し、CPU11の電源がオフになったとき、あるいは、CPU11がHDD等の記憶装置12a,12bにアクセスしていない状態になったときに(以下では、このような状態をCPUが非動作状態になったという)、例えばCPU11に割り込みを行い、それまでに、そのCPUが制御していた記憶装置12a,12bのバス制御権を獲得し、該記憶装置の内容をバックアップ装置2に設けられたバックアップ用記憶装置3にファイルコピーする。
なお、以下では記憶装置12a,12bが、主としてHDDの場合について説明するが、上記記憶装置12a,12bがICカード、光磁気ディスク(MO)等のその他の記憶媒体であってもよい。また、バックアップ用記憶装置3としては、HDD以外に、光ディスク、光磁気ディスク(MO)、ICカード、磁気テープ(MT)等の記憶媒体であってもよい。
【0009】
図2は本実施例が適用されるPC1の内部構成例を示す図である。
同図に示すように、PC1内部には、CPU11と記憶装置12aに加えて、メモリ13、入出力インタフェース(I/O)14、記憶装置を制御するIDEコントローラ15等が設けられ、これらが本体バス16に接続されている。また、PC1に電源を供給する電源回路18等が設けられている。
IDEコントローラ15と記憶装置12aの間には内部記憶装置バス17(通常IDEバス)が設けられている。
PC内部に設けられた記憶装置12aの記憶内容をバックアップする場合には、図2に示すように、この内部記憶装置バス17をPC1の外部に引き出し、バックアップ装置2に接続する。
また、通常動作時には、前記図1(b)に示したようにIDEコントローラ15と記憶装置12aを内部記憶装置バス17で接続する。
なお、外部記憶装置12bをバックアップする場合には、前記図1(c)に示したように、PC1の外部で接続を切り替える。また、後述するように、バックアップの対象となる記憶装置がUSB機器やSCSI機器の場合には、上記のように接続を切り替える必要はない。
【0010】
バックアップ装置2は、前記したようにCPU11が非動作となった場合に、バックアップ動作を開始する。CPU11が非動作状態になったことを検出する方法としては、例えば以下の方法を用いることができる。
(1) PC1の電源回路18の状態を監視し、PC電源がオフになったときCPU11が非動作状態になったものと検出する。なお、PC電源がオフになったとき、内部記憶装置12aへの電源供給もオフとなる場合には、図2に示すようにバックアップ装置2から記憶装置12aに電源を供給するようにしてもよい。
(2) 記憶装置に接続されるバス(例えば内部記憶バス17)内の信号線(CPUが作動中を示す信号線)の状態を監視することにより、CPU11が非動作状態になったことを検出する。
(3) 記憶装置の動作状態を示す表示機器(例えば記憶装置へアクセスしているとき点灯する表示ランプ)の動作信号により、CPU11が非動作状態になったことを検出する。
【0011】
図3は、バックアップ対象となる記憶装置が内部記憶装置の場合に、PC側の筺体に2つのコネクタを付加して対応する場合を示す図である。
記憶装置12aと接続される内部記憶装置バス17をPC1の筺体外部に引き出すための第1のコネクタ4aと第2のコネクタ4bと、短絡ケーブル4cを設け、バックアップ未使用時には、同図(a)に示すように両コネクタ4a,4bを短絡ケーブル4cにより短絡する。
バックアップ装置2を接続する場合には、同図(b)に示すように第1、第2のコネクタ4a,4bとバックアップ装置2に設けられた第3、第4のコネクタ4d,4eとをケーブル4fにより接続する。なお、図4に示すように、PC1の筐体に空けられた穴や、拡張カード取り付け用の窓穴を用いてバスを直接引き出しても何ら問題はない。
【0012】
図5はバックアップ装置の構成例を示す図である。
バックアップ装置2は、バックアップコントローラ21と、前記内部記憶装置バス17を切り替えるための切替え手段22を備える。
バックアップコントローラ21は、バックアップ処理等を行うためのCPUやメモリと、IDEバスインタフェース等を備える。なお、後述するようにSCSI機器やUSB機器のバックアップを行う場合には、SCSIバスインタフェース、USBバスインタフェースを設ける必要がある。
また、切替え手段22は、前記したようにPC1の電源の動作状態を示す信号、PC1の記憶装置の動作状態を示す表示ランプの点灯信号、あるいは、内部記憶装置バス17bから取得したCPUの動作状態を示す信号により、PC1のCPU11の動作状態を判別し、内部記憶装置バス17の接続を切り替える。
すなわち、CPU11が動作状態の場合には、内部記憶装置12aに接続される内部記憶装置バス17aとIDEコントローラ15に接続される内部記憶装置バス17bを接続し、CPU11が非動作状態の場合には、内部記憶装置バス17aと内部記憶装置バス17bを切り離し、内部記憶装置12aに接続される内部記憶装置バス17aとバックアップコントローラ21に接続されるバックアップ装置内バス23とを接続する。
【0013】
なお、バックアップ装置2により外部記憶装置12bの記憶内容をバックアップする場合、切替え手段22には、上記内部記憶装置に接続される内部記憶装置バス17a、の代わりに、外部記憶装置12bに接続されるバスが、また、上記IDEコントローラ15に接続される内部記憶装置バス17bの代わりに、IDEコントローラ15からPC外部に引き出されるバスが接続される。
そして、切替え手段22は、CPU11が非動作状態の場合には、外部記憶装置12bとIDEコントローラ15の接続を切り離し、外部記憶装置12bに接続されるバスと、バックアップコントローラ21に接続されるバックアップ装置内バス23とを接続する。
なお、PC1の内部記憶装置12aをバックアップする際に使用する切替え手段22とは別に、外部記憶装置12bをバックアップする際に使用する切替え手段を別途設けてもよい。
【0014】
本実施例のバックアップ装置2は入出力装置を備えておらず、バックアップの要否、バックアップ対象となるドライブ名、ファイル名等は、例えばバックアップの対象となる記憶装置等の記憶装置の特定セクタに記録されたデータを参照することにより取得する。
図6は、記憶装置の特定セクタに記録されたバックアップの要否等を示すデータの一例を示す図である。
同図に示すように、予めPC1により、記憶装置12a,12bの特定セクタに、バックアップの要否、バックアップドライブ名、ファイル名、ファイルの種類、不要ファイル名、不要種類等を書き込んでおき、バックアップを行う際、バックアップ装置2は、上記データを参照してバックアップの要否を判定する。
そして、バックアップ要の場合、バックアップコントローラ21は、CPU11が非動作状態の場合に、前記したようにPC1のCPU1に割り込みを行ってバス制御権を獲得し、上記特定セクタに書き込まれたデータに基づき、内部記憶装置12a、あるいは外部記憶装置12bの記憶内容をバックアップ用記憶装置3にファイルコピーする。
【0015】
そして、CPU11が動作状態になると、割り込みによりバックアップが中断され、バス制御権をCPU11に返す。そして、再びCPU11が非動作状態になると、バス制御権を獲得しバックアップを再開する。
上記のようなバックアップ動作を行うため、バックアップコントローラ21はバックアップの状況を示すバックアップログファイルを生成する。そして、CPUが動作状態になったり、電源断等の緊急事態が発生した後、バックアップを再開する場合、上記ログファイルを参照して、中断した箇所からバックアップを再開する。
また、バックアップ動作が終了すると、バックアップコントローラ21は、電源回路24に電源断信号を送出し、バックアップ装置2の電源を自動的に断とする。
なお、図7に示すように、バックアップ装置2にセキュリティー・キーロック25を設け、不要なバックアップや悪意のデータ搾取に備えるようにしてもよい。例えば予め暗証番号等を設定しておき、バックアップ装置に設けたテンキー等から暗証番号を入力しなければ、バックアップ装置2が動作状態にならないようにすれば、上記のような悪意のデータ搾取に対処することができる。
【0016】
図8は、バックアップ対象となる記憶装置がSCSI機器、あるいは、USB機器の場合のバックアップ装置の接続態様を示す図である。
バックアップ対象となる記憶装置がSCSI機器、USB機器の場合には、図7(a)(b)に示すように、バックアップ装置2をSCSI機器あるいはUSB機器と見なし、SCSIケーブルあるいはUSBケーブルにより、他のSCSI機器、USB機器と同様に接続する。
バックアップ装置2によるバックアップ動作は、前記内部記憶装置、外部記憶装置の記憶内容をバックアップするときと同様であり、CPU11の非動作状態のとき、SCSI、USBケーブルで接続されたバックアップ対象となる記憶装置等の記憶装置12c,12dの記憶内容をバックアップ装置2によりバックアップする。なお、この場合には、前記したようにバックアップ装置2にSCSIバスインタフェースやUSBバスインタフェースを設けておく必要がある。
【0017】
図9は本実施例のバックアップ装置における処理を示すフローチャートである。
同図において、バックアップ装置の動作を開始させると、バックアップ装置はまず、前記図1(b)に示すように記憶装置バスをCPU側にし(ステップS1)、PC1の電源スイッチがオンであるか、あるいは、CPUバス(例えば前記内部記憶バス17)がON(CPU11が動作状態のときON)であるかを調べる(ステップS2)。
電源スイッチがON、あるいは、CPUバスがONの場合には、ステップS1に戻る。
電源スイッチがONでない場合、あるいは、CPUバスがONでない場合(CPU11が非動作状態の場合)には、バックアップ装置のセキュリティ・キーがOKであるかを調べ(ステップS3)、OKでなければステップS1に戻り、OKの場合には、前記図1(c)に示したように記憶装置バスをバックアップ装置側に切替える(ステップS4)。
次いで、記憶装置バスのイニシャライズを行うとともに(ステップS5)、バックアップ記憶媒体(バックアップ用記憶装置3)のバスのイニシャライズを行う(ステップS6)。
【0018】
次いで、バックアップ対象となる記憶装置をスキャンし(ステップS7)、前記図6に示した特定のセクタのデータを読み込み、バックアップの要否を判定する(ステップS8)。バックアップ要でなければ、ステップS7に戻り上記処理を繰り返す。
バックアップ要の場合には、バックアップ情報を読み込み(ステップS9)、バックアップ容量の算出およびバックアップ記憶媒体の残り容量を算出する(ステップS10)。
そして、容量が充分であるかを調べ(ステップS11)、容量がなければ、ステップS14に行きバックアップログ記録を行う。また、容量が充分であれば、ファイルをコピーする(ステップS12,S13)。
終了あるいはエラー(前記したようにCPU11の動作状態になったり、停電等の緊急事態になった場合)になると、バックアップログを記録し(ステップS14)、記憶装置スキャンENDでなければ、ステップS7に戻る。また、スキャンENDになると、ステップS1に戻る。
【0019】
以上の実施例では、1台のバックアップ装置によりPC1をバックアップする場合について説明したが、主制御装置と記憶装置を持つシステムとして動作するバックアップ装置に、さらに第2、第3のバックアップ装置を階層構造に結合し、複数階層のより信頼性の高いバックアップ機能を提供できるように構成してもよい。
図10は、上記第1のバックアップ装置によるバックアップ情報を第2のバックアップ装置でバックアップする場合の構成例を示す図である。
同図において、バックアップ装置2−1,バックアップ装置2−2は、例えば同様の構成を有しており、バックアップ装置2−1により、PC1の記憶装置の記憶内容をバックアップし、バックアップ装置2−2により、バックアップ用記憶装置3−1のバックアップ情報をバックアップする。
図10(a)はPC1の内部記憶装置12aの記憶内容をバックアップ用記憶装置3−1にファイルコピーしている状態を示し、PC1が前記したように非動作状態になると、バックアップ装置2−1の切替え手段22−1が、同図に示すようにPC1の内部記憶装置12bとバックアップコントローラ21−1とを接続するように切り替わり、内部記憶装置12aの記憶内容が、バックアップ用記憶装置3−1にファイルコピーされる。
なお、このときバックアップコントローラ21−1のCPUは動作状態であるので、バックアップ装置2−2はバックアップ動作はしておらず、バックアップ装置2−2の切替え手段22−2は同図に示すように、バックアップコントローラ21−1とバックアップ用記憶装置3−1とを接続する状態になっている。
【0020】
ついで、PC1のPC1が動作状態となると、バックアップ装置2−1はバックアップ動作を停止する。
これにより、バックアップ装置2−1の切替え手段22−1は図10(b)に示すように、IDEコントローラ15と内部記憶装置12aとを接続するように切り替わる。また、バックアップ装置2−1が非動作状態となるので、バックアップ装置2−2がバックアップ動作を開始する。すなわち、切替え手段22−2が同図に示すようにバックアップ用記憶装置3−1とバックアップコントローラ21−2とを接続するように切り替わり、バックアップ用記憶装置3−1のバックアップ情報がバックアップ用記憶装置3−2にファイルコピーされる。
なお、上記では、2台のバックアップ装置によりバックアップを行う場合について説明したが、さらに第3、第4,…のバックアップ装置を階層的に接続し、上記のようにバックアップを行ってもよい。
また、上記ではPC1の内部記憶装置12bのバックアップを行う場合について説明したが、外部記憶装置12b、SCSI機器、USB機器をバックアップする場合にも同様に適用することができる。
【0021】
(付記1) 主制御装置とその記憶装置を備えた処理装置のバックアップ装置であって、
上記主制御装置の動作状態を監視する手段と、
上記主制御装置が休止状態のとき、上記記憶装置のバス制御権を獲得する手段と、
上記記憶装置内のデータを他のハードディスク、磁気テープ、光ディスクなどのバックアップ用記憶装置に転送・格納する手段を具備する
ことを特徴とするバックアップ装置。
(付記2) 上記バックアップ装置は、装置自体が主制御装置と記憶装置を持ち、同様の構成を備えた複数のバックアップ装置と階層的に結合され、複数階層のバックアップ機能を提供する
ことを特徴とする付記1のバックアップ装置。
(付記3) 上記主制御装置の動作状態を監視する手段は、上記処理装置の電源スイッチまたは動作状態を示す表示機器の信号により、主制御装置の動作状態を監視する
ことを特徴とする付記1または付記2のバックアップ装置。
(付記4) 上記主制御装置の動作状態を監視する手段は、記憶装置に接続されるバスの主制御側動作状態を示すバス信号を用いて、主制御装置の動作状態を監視する
ことを特徴とする付記1または付記2のバックアップ装置。
(付記5) 上記記憶装置を格納した筐体に、該記憶装置に接続されるバスを筺体外部に引き出すための第1のコネクタと、バックアップ装置からのバスを引き込むための第2のコネクタを設けた、
ことを特徴とする付記1,2,3または付記4のバックアップ装置。
(付記6) 不要なバックアップ機能を動作させないためのセキュリテーキーロック機能を備えた
ことを特徴とする付記1,2,3,4または付記5のバックアップ装置。
(付記7) バックアップの状況を示すログファイルを生成する手段と、
バックアップ機能中に主制御装置が動作状態になった場合、あるいは、停電になった場合などの緊急事態時に、バス制御権を主制御側に戻す手段と、
上記主制御装置が休止状態になったとき、あるいは緊急事態が回復したとき、再度上記記憶装置のバス制御権を獲得し、上記ログファイルのログ情報に基づき、バックアップを再開させる手段を備えた
ことを特徴とする付記1,2,3,4または付記6のバックアップ装置。
(付記8) バックアップ機能が完了した場合に、自動的に記憶装置の電源およびバックアップ装置の電源を切るための電源制御手段を備えた
ことを特徴とする付記1,2,3,4,5,6または付記7のバックアップ装置。
(付記9) 主制御装置とその記憶装置を備えた処理装置における記憶装置の内容をバックアップするためのプログラムであって、
上記プログラムは、上記主制御装置の動作状態を監視する処理と、
上記主制御装置が休止状態のとき、上記記憶装置のバス制御権を獲得する処理と、
上記記憶装置内のデータを他のハードディスク、磁気テープ、光ディスクなどのバックアップ用記憶装置に転送・格納する処理をコンピュータに実行させる
ことを特徴とするバックアッププログラム。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、システムの状態を監視し、主制御装置が休止している場合のみに、記憶装置のバス制御権を獲得し、記憶装置のバックアップを行うようにしたので、比較的簡単な構成で、自動的なバックアップ機能を実現することができる。このため、個人レベルで使用しているパソコン等のバックアップを安価な構成で容易に行うことが可能となる。
また、上記バックアップ装置を階層的に結合することにより、より信頼性の高いバックアップ機能を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバックアップ動作の概要を説明する図である。
【図2】本発明が適用されるPC1の内部構成例を示す図である。
【図3】PC側の筺体に2つのコネクタを付加してバスを外部に引き出す場合を説明する図である。
【図4】筐体に空けられた穴や拡張カード取り付け用の窓穴を用いてバスを外部に引き出す場合を説明する図である。
【図5】本発明の実施例のバックアップ装置の構成例を示す図である。
【図6】記憶装置の特定セクタに記録されたバックアップの要否等を示すデータの一例を示す図である。
【図7】バックアップ装置にセキュリティー・キーロックを設ける場合を示す図である。
【図8】記憶装置がSCSI機器、あるいは、USB機器の場合のバックアップ装置の接続を示す図である。
【図9】バックアップ装置における処理を示すフローチャートである。
【図10】バックアップ装置を階層構造に接続する場合を示す図である。
【符号の説明】
1 パソコン(PC)
11 主制御装置(CPU)
12a 内部記憶装置
12b 外部記憶装置
2 バックアップ装置
21 バックアップコントローラ
22 切替え手段
3 バックアップ用記憶装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In an information system having a main control device (CPU) and a storage device (hard disk, etc.) such as a personal computer, a hard disk device for storing data in view of an increase in the amount and type of data to be handled and its confidentiality and safety Periodic data backup is required in preparation for failures such as (HDD).
The present invention provides a backup apparatus capable of automatically backing up data in such a system without causing the user's intervention and without causing any adverse effects such as delaying the work while the user is working. About.
[0002]
[Prior art]
Conventional backup that has been performed conventionally involves adding a backup device such as a tape drive specially to the system, and an operator manually performs backup work periodically.
On the other hand, it is also known to construct a dedicated backup system such as RAID (Redundant Arrays of Inexpensive Disks) and perform backup automatically.
A storage device incorporating a dedicated backup function is disclosed in
The device described in
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-269031
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
When the user manually backs up, the work usually takes a long time, so the burden on the user is heavy, and during the backup work there is a problem such as occupying the main controller and unable to perform the original work, In particular, backup work at the individual level is often neglected.
In addition, since system backup is a large and expensive system, it is performed only by a relatively large organization. Furthermore, a storage device with a dedicated backup function has a problem in terms of cost and expandability because a general-purpose inexpensive storage device cannot be used.
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems of the prior art, and the object of the present invention is to monitor the state of the system, and only when the main controller is inactive, the storage device bus. It is to provide an automatic backup function with a relatively simple configuration by acquiring a control right and backing up the storage contents of the storage device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, in the present invention, the operating state of a processing apparatus to be backed up is monitored, and when the main control apparatus becomes inactive, the main control apparatus has controlled so far. The bus control right of the storage device is acquired, and the contents of the storage device are copied to the backup storage device.
With the above configuration, the backup function is automatically activated only when the processing apparatus is not used, and it is possible to perform safe and secure backup without hindering the actual work of the user. Further, as seen in other conventional examples, it is possible to use even an individual-level user with an inexpensive system configuration without requiring a particularly large-scale configuration.
In addition, in the above, a means for generating a log file indicating the backup status is provided, and in the event of an emergency such as when the main control device is in an operating state or a power failure occurs during the backup function, Is returned to the main control side, and when the main control unit is in a dormant state or when an emergency situation is recovered, the bus control right of the storage device is acquired again, and the backup is resumed based on the log information of the log file. Let
By generating the log file as described above, it is possible to analyze the cause of the abnormality and the like, and even when the backup is interrupted, it is possible to restart the backup from the interrupted location.
The present invention can also be configured as follows.
(1) The above backup device and a backup device having the same configuration are hierarchically coupled, and backup is further performed by another backup device in which backup information is hierarchically coupled.
Thereby, it is possible to provide a reliable backup function of a plurality of hierarchies.
(2) In the above, the operation state of the main control device is a power switch of the processing device or a display device signal indicating the operation state, or a bus signal indicating the main control side operation state of the bus connected to the storage device. Use to monitor.
(3) In the above, the first connector for pulling out the bus connected to the storage device to the outside of the housing and the second connector for drawing the bus from the backup device are provided in the housing storing the storage device. Install and pull the bus out of the housing.
With this configuration, the user can easily connect the backup device to the processing device.
(4) The backup device is provided with a security key lock function for preventing an unnecessary backup function from operating. Thereby, malicious data exploitation etc. can be prevented.
(5In the above, when the backup function is completed, the storage device and the backup device are automatically turned off.
Thereby, it is not necessary to perform an operation such as turning off the power at the end of the backup, and the burden on the user can be reduced.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a diagram for explaining an outline of a backup operation by a backup apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 1 (a) shows an outline of the apparatus, and FIG. The state is shown, and the state in which the backup function is operating is shown in FIG.
As shown in FIG. 2A, in the present invention, a personal computer 1 (hereinafter referred to as a PC) is assumed as an apparatus to be backed up, and the PC 1 is a main controller (CPU) as shown in FIG. And a storage device (for example, a hard disk device, hereinafter may be referred to as HDD).
Some storage devices are provided inside the PC1 housing and others are added to the outside. The
[0007]
In FIG. 9A, the connection mode of the
FIG. 1B shows a normal working state in which the backup function is not activated. In this state, the
As shown in the figure, during the backup function, the
[0008]
The
In the following description, the
[0009]
FIG. 2 is a diagram showing an example of the internal configuration of the
As shown in the figure, in addition to the
An internal storage device bus 17 (normal IDE bus) is provided between the
When backing up the storage contents of the
During normal operation, the
When backing up the external storage device 12b, the connection is switched outside the
[0010]
The
(1) The state of the
(2) By detecting the state of a signal line (a signal line indicating that the CPU is operating) in a bus (for example, the internal storage bus 17) connected to the storage device, it is detected that the
(3) The
[0011]
FIG. 3 is a diagram illustrating a case in which two connectors are added to the PC-side housing when the storage device to be backed up is an internal storage device.
A
When the
[0012]
FIG. 5 is a diagram illustrating a configuration example of a backup device.
The
The
Further, as described above, the switching unit 22 is a signal indicating the operating state of the power source of the
That is, when the
[0013]
When the storage contents of the external storage device 12b are backed up by the
The switching means 22 disconnects the connection between the external storage device 12b and the
In addition to the switching means 22 used when backing up the
[0014]
The
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of data indicating necessity / unnecessity of backup recorded in a specific sector of the storage device.
As shown in the figure, the
When the backup is necessary, the
[0015]
When the
In order to perform the backup operation as described above, the
When the backup operation is completed, the
As shown in FIG. 7, the
[0016]
FIG. 8 is a diagram illustrating a connection mode of the backup device when the storage device to be backed up is a SCSI device or a USB device.
When the storage device to be backed up is a SCSI device or a USB device, as shown in FIGS. 7A and 7B, the
The backup operation by the
[0017]
FIG. 9 is a flowchart showing processing in the backup apparatus of this embodiment.
In this figure, when the operation of the backup device is started, the backup device first sets the storage device bus to the CPU side as shown in FIG. 1B (step S1), and whether the power switch of the
If the power switch is ON or the CPU bus is ON, the process returns to step S1.
If the power switch is not ON, or if the CPU bus is not ON (when the
Next, the storage device bus is initialized (step S5), and the bus of the backup storage medium (backup storage device 3) is initialized (step S6).
[0018]
Next, the storage device to be backed up is scanned (step S7), the data of the specific sector shown in FIG. 6 is read, and the necessity of backup is determined (step S8). If backup is not necessary, the process returns to step S7 and the above process is repeated.
If backup is necessary, the backup information is read (step S9), the backup capacity is calculated, and the remaining capacity of the backup storage medium is calculated (step S10).
Then, it is checked whether the capacity is sufficient (step S11). If there is not enough capacity, the process goes to step S14 to record the backup log. If the capacity is sufficient, the file is copied (steps S12 and S13).
When an end or error occurs (when the
[0019]
In the above embodiment, the case where the
FIG. 10 is a diagram showing a configuration example when backup information from the first backup device is backed up by the second backup device.
In the figure, a backup device 2-1 and a backup device 2-2 have the same configuration, for example. The backup device 2-1 backs up the storage contents of the storage device of the
FIG. 10A shows a state in which the storage contents of the
At this time, since the CPU of the backup controller 21-1 is in the operating state, the backup device 2-2 is not performing the backup operation, and the switching means 22-2 of the backup device 2-2 is as shown in FIG. The backup controller 21-1 and the backup storage device 3-1 are connected.
[0020]
Next, when the
As a result, the switching means 22-1 of the backup device 2-1 switches so as to connect the
In the above description, the case where backup is performed by two backup devices has been described, but third, fourth,... Backup devices may be connected hierarchically to perform backup as described above.
In the above description, the case where the internal storage device 12b of the
[0021]
(Supplementary Note 1) A backup device for a processing device including a main control device and its storage device,
Means for monitoring the operating state of the main controller;
Means for acquiring the bus control right of the storage device when the main control device is in a dormant state;
Means for transferring and storing data in the storage device to a backup storage device such as another hard disk, magnetic tape, or optical disk
A backup device characterized by that.
(Supplementary note 2) The backup device itself has a main control device and a storage device, and is hierarchically coupled to a plurality of backup devices having the same configuration to provide a multi-tier backup function.
The backup device according to
(Supplementary Note 3) The means for monitoring the operation state of the main control device monitors the operation state of the main control device by a power switch of the processing device or a signal of a display device indicating the operation state.
The backup device according to
(Supplementary Note 4) The means for monitoring the operation state of the main control device monitors the operation state of the main control device using a bus signal indicating the operation state of the main control side of the bus connected to the storage device.
The backup device according to
(Additional remark 5) The housing | casing which stored the said memory | storage device is provided with the 1st connector for drawing out the bus | bath connected to this memory | storage device outside a housing | casing, and the 2nd connector for drawing in the bus | bath from a backup device. The
The backup device according to
(Appendix 6) A security key lock function is provided to prevent unnecessary backup functions from operating.
The backup device according to
(Supplementary note 7) Means for generating a log file indicating the status of backup,
Means for returning the bus control right to the main control side in the event of an emergency such as when the main control device is in operation during the backup function or when a power failure occurs;
When the main control device is in a dormant state or when an emergency situation is recovered, a bus control right for the storage device is obtained again, and a means for restarting backup based on log information of the log file is provided.
The backup device according to
(Supplementary note 8) When the backup function is completed, power storage control means for automatically turning off the power of the storage device and the backup device is provided.
The backup device according to
(Supplementary Note 9) A program for backing up the contents of a storage device in a main control device and a processing device including the storage device,
The program includes a process for monitoring an operating state of the main control device;
When the main control device is in a dormant state, processing for acquiring the bus control right of the storage device;
Causes the computer to execute processing for transferring and storing the data in the storage device to a backup storage device such as another hard disk, magnetic tape, or optical disk
A backup program characterized by that.
[0022]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the system state is monitored, and only when the main controller is inactive, the storage device bus control right is acquired and the storage device is backed up. An automatic backup function can be realized with a relatively simple configuration. For this reason, it becomes possible to easily back up a personal computer or the like used at an individual level with an inexpensive configuration.
Further, it is possible to provide a more reliable backup function by hierarchically coupling the backup devices.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram for explaining the outline of a backup operation according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example of the internal configuration of a
FIG. 3 is a diagram for explaining a case where two connectors are added to a PC-side housing and a bus is pulled out to the outside.
FIG. 4 is a diagram illustrating a case where a bus is pulled out using a hole formed in a housing or a window hole for attaching an expansion card.
FIG. 5 is a diagram illustrating a configuration example of a backup device according to the embodiment of this invention.
FIG. 6 is a diagram showing an example of data indicating necessity / unnecessity of backup recorded in a specific sector of the storage device.
FIG. 7 is a diagram showing a case where a security key lock is provided in the backup device.
FIG. 8 is a diagram showing connection of a backup device when the storage device is a SCSI device or a USB device.
FIG. 9 is a flowchart showing processing in the backup device.
FIG. 10 is a diagram illustrating a case where backup devices are connected in a hierarchical structure.
[Explanation of symbols]
1 PC (PC)
11 Main controller (CPU)
12a Internal storage device
12b External storage device
2 Backup device
21 Backup controller
22 Switching means
3 Backup storage device
Claims (4)
上記主制御装置の動作状態を監視する手段と、
上記主制御装置が休止状態のとき、上記記憶装置のバス制御権を獲得する手段と、
上記記憶装置内のデータを他のバックアップ用記憶装置に転送・格納する手段と、
バックアップの状況を示すログファイルを生成する手段と、
バックアップ機能中に主制御装置が動作状態になった場合、あるいは、停電になった場合などの緊急事態時に、バス制御権を主制御側に戻す手段と、
上記主制御装置が休止状態になったとき、あるいは緊急事態が回復したとき、再度上記記憶装置のバス制御権を獲得し、上記ログファイルのログ情報に基づき、バックアップを再開させる手段を具備する
ことを特徴とするバックアップ装置A backup device for a processing device including a main control device and its storage device,
Means for monitoring the operating state of the main controller;
Means for acquiring the bus control right of the storage device when the main control device is in a dormant state;
Means for transferring and storing data in the storage device to another backup storage device;
Means for generating a log file indicating the status of the backup;
Means for returning the bus control right to the main control side in the event of an emergency such as when the main control device is in operation during the backup function or when a power failure occurs;
When the main control device is in a dormant state or when an emergency situation is recovered, a bus control right for the storage device is acquired again and backup is resumed based on the log information of the log file. Backup device characterized by
同様の構成を備えた複数のバックアップ装置と階層的に結合され、複数階層のバックアップ機能を提供する
ことを特徴とする請求項1のバックアップ装置。The backup device itself has a main control device and a storage device,
2. The backup apparatus according to claim 1, wherein the backup apparatus is hierarchically coupled to a plurality of backup apparatuses having the same configuration to provide a multi-layer backup function.
ことを特徴とする請求項1または請求項2のバックアップ装置。The housing storing the storage device is provided with a first connector for pulling out a bus connected to the storage device to the outside of the housing, and a second connector for drawing a bus from the backup device,
The backup apparatus according to claim 1 or 2, wherein
上記プログラムは、上記主制御装置の動作状態を監視する処理と、
上記主制御装置が休止状態のとき、上記記憶装置のバス制御権を獲得する処理と、
上記記憶装置内のデータを他のバックアップ用記憶装置に転送・格納する処理と、
バックアップの状況を示すログファイルを生成する処理と、
バックアップ機能中に主制御装置が動作状態になった場合、あるいは、停電になった場合などの緊急事態時に、バス制御権を主制御側に戻す処理と、
上記主制御装置が休止状態になったとき、あるいは緊急事態が回復したとき、再度上記記憶装置のバス制御権を獲得し、上記ログファイルのログ情報に基づき、バックアップを再開させる処理をコンピュータに実行させる
ことを特徴とするバックアッププログラム。A program for backing up the contents of a storage device in a main control device and a processing device including the storage device,
The program includes a process for monitoring an operating state of the main control device;
When the main control device is in a dormant state, processing for acquiring the bus control right of the storage device;
Processing to transfer / store the data in the storage device to another backup storage device;
Processing to generate a log file indicating the status of the backup,
In the event of an emergency such as when the main control unit is in operation during the backup function or when a power failure occurs, processing to return the bus control right to the main control side,
When the main control unit goes into a dormant state or when an emergency situation is recovered, the bus control right of the storage device is acquired again, and the computer is executed to restart the backup based on the log information in the log file. A backup program characterized by letting
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