JP4318793B2 - Seat recliner structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートのリクライナ構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シートボトムとシートバックとの間に介設されたシートのリクライナ構造が知られている。このリクライナ構造は、シートボトムおよびこのシートボトムに傾倒可能に取り付けられたシートバックのいずれか一方に固定された第1ブラケットと、他方に固定され、かつ、第1ブラケットに回動中心回りに相対回動可能に連結された第2ブラケットとの間に介設されている。
【0003】
そして、かかるリクライナ構造には、第1ブラケットと第2ブラケットとの間に介設され、かつ、上記回動中心と同心の支持軸回りに共回り可能に固定されたカムが設けられている。このカムは、支持軸の正逆回動によって先端面に係止歯を備えたロックプレートを第1および第2ブラケット間で径方向に正逆移動させるものである。また、第1ブラケットには、径方向に延びる互いに平行な対向壁を備えた案内溝が設けられ、上記ロックプレートが上記カムの回動で案内溝内を正逆移動することによって係止歯が案内溝から出没するようになっている。
【0004】
一方、第2ブラケットには、上記回転中心と同心の円弧軌跡に沿って内歯が形成されている。これによって上記カムの回動でロックプレートが案内溝から外方に突出し、その係止歯が内歯に噛合することによって第1ブラケットと第2ブラケットとの相対回動が規制されるとともに、カムの逆回動で係止歯の内歯に対する噛合が解除されることにより、第1ブラケットと第2ブラケットとが相対回動し得るようになる。
【0005】
従って、上記支持軸に操作桿を取り付け、この操作桿の操作で支持軸を正逆回動することにより、係止歯を内歯に噛合させてシートバックの傾倒位置をロックすることができるとともに、上記噛合を解除して傾倒位置の変更を行うことが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の上記のようなリクライナ構造においては、案内溝の対向壁面とロックプレートとの間やカムとロックプレートとの間など、各所に摺接部分が存在するが、この摺接部分に僅かではあるが隙間が存在するため、シートバックに荷重が付加されると係止歯が回動方向に傾き、内歯に対する噛み合い強度が弱くなって確実なロック状態が得られなくなるという不都合が存在した。
【0007】
かかる不都合を解消するために、案内溝およびロックプレートの寸法精度を向上させ、これによって案内溝の対向壁とロックプレートとの間の隙間寸法を極力小さくすることが考えられるが、このようにすると、ロックプレート等に対して極めて精密な高精度の金属加工を施さなければならず、加工コストが嵩むという新たな問題点が提起される。
【0008】
本発明は、上記のような従来の問題点を解決するためになされたものであり、係止歯の内歯に対する噛み合い強度を確実に向上させることが可能なシートのリクライナ構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、シートボトムS1およびシートバックS2のいずれか一方に固定された第1ブラケット2と、他方に固定されて第1ブラケット2に回動中心回りに相対回動可能に連結された第2ブラケット3と、第1および第2ブラケット2、3間に介設された上記回動中心回りに回動可能なカム5と、このカム5の正逆回動に連係して第1および第2ブラケット2、3間で径方向に出没するロックプレート4とが備えられ、第1ブラケット2にはロックプレート4の出没を案内する案内溝25が設けられている一方、第2ブラケット3には上記案内溝25から突出状態のロックプレート4先端の係止歯41aと噛合する内歯34が設けられ、上記ロックプレート4が上記案内溝25から突出するようにカム5を支持軸回りに付勢する付勢手段84が設けられてなるシートのリクライナ構造において、上記第1ブラケット2は、互いに距離を隔てるようにして膨設された一対の円弧状のガイド部材22を備え、これらのガイド部材22の間に、ロックプレート4及びカム5を収納する収納空間24が形成されているとともに、その収納空間24の径方向の外側に、互いに対向する方向に突出したガイド突起22aを備え、上記ガイド突起22aは、夫々、互いに対向する対向面に、その間に上記案内溝25を形成してロックプレート4を案内する案内面25aを備えていると共に、上記収納空間24から案内面25aに延ばされ当該案内面25aと所定角度αをもって形成されたロックプレート当接面25bを備え、上記ロックプレート4は、上記係止歯41aを有する係止歯プレート41と、その係止歯プレート41の基端側に、係止歯プレート41の両側方側に突出し上記ロックプレート当接面25bと当接する当接突片43aを有し、上記当接突片43aは、上記係止歯41aが上記内歯34に噛合した状態で、その突出先端から係止歯プレート41に至るまでの範囲に渡って上記ロックプレート当接面25bと面接してシートバックS2に荷重が加わることによって係止歯プレート41が上記案内溝25内で荷重の加わる方向に傾く動きを阻止するように構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
この発明によれば、シートバックに荷重が加わることによりこの力が内歯を介して係止歯に伝わり、ロックプレートに案内溝内で荷重の加わる方向に傾く力が生じるが、この力は当接突片が案内溝の溝奥の縁部に干渉することによって打ち消される。従って、ロックプレートが傾くことで係止歯の内歯に対する噛み合い状態が悪くなるという不都合が解消され、これによってシートバックの設定された傾倒姿勢が確実に維持される。
【0011】
請求項2記載の発明は、上記ロックプレート4は、一対のものから構成されているとともに、夫々は、上記係止歯プレート41の基端側に一体に連設された鈎形プレート42を備え、上記鈎形プレート42は、横方向に延びる横プレート43と、この横プレート43の端部から係止歯プレート41と反対方向に延びた縦プレート44とからなり、上記当接突片43aは、上記横プレート43の両端側に形成され、一方のロックプレート4の縦プレート44の先端部が、上記収容空間24に装着された状態で、他方のロックプレート4の横プレート43の側端面に当接するように形状設定されていることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のリクライナ構造が適用されるリクライニングシートの一実施形態を示す側面視の説明図である。この図に示すように、自動車用のシートSは、シートボトムS1と、シートバックS2とからなり、シートボトムS1とシートバックS2とは、一対のリクライナ1で前後傾倒自在に連結されている。
【0018】
図2は、リクライナ1の一実施形態を示す一部切欠き分解斜視図、図3はその組立斜視図であり、リクライナ1は、シートボトムS1に固定された第1ブラケット2と、シートバックS2に上記第1ブラケット2に対向して固定される第2ブラケット3と、これらブラケット2,3間に介設される一対のロックプレート4と、カム軸6回りに正逆共回りして上記一対のロックプレート4を離接する方向に移動させるカム5と、上記カム軸6を軸心回りに正逆回動操作する操作レバー7と、この操作レバー7を抜け止めして保持する保持プレート8とを備えた基本構成を有している。
【0019】
上記第1ブラケット2は、上部が半円状で下部が下広がりに形成され、半円状の曲率中心部分に上記カム軸6を挿通する挿通孔21が穿設されているとともに、左方の面には、前後方向一対のガイド部材22が幅方向の内方(図2の左方)に向けて押し起こしで膨設されている。各ガイド部材22は、挿通孔21を中心とした円弧状に形成され、かつ、挿通孔21に対して点対称に形状設定されている。
【0020】
図4は、図2のX線視の斜視図であり、上記各ガイド部材22の対向面には、それぞれ上下方向に延びるガイド凹部23が凹設されているとともに、このガイド凹部23の凹設によって各ガイド部材22の上下部には互いに対向する方向に突出したガイド突起22aが形成されている。
【0021】
そして、対向したガイド凹部23間にはロックプレート4およびカム5を収容する収容空間24が形成されているとともに、ガイド突起22aの対向面間に各ロックプレート4の一部(後述する係止歯プレート41)を摺接状態で嵌装する上下一対の案内溝25が形成されている。詳しくは、ガイド突起22aは、図6に示すように、夫々、互いに対向する対向面に、その間に案内溝25を形成してロックプレート4を案内する案内面25aを備えていると共に、上記収納空間24から案内面25aに延ばされ当該案内面25aと所定角度αをもって形成されたロックプレート当接面25bを備えている。
【0022】
また、各ガイド部材22の表面には、ガイド部材22の外周面と同心の円弧状のガイド凸条22bがそれぞれ設けられ、これらのガイド凸条22bが後述する第2ブラケット3の円形ガイド溝31aに摺接状態で嵌入されるようになっている。
【0023】
上記第2ブラケット3は、図2に示すように、下方が半円形状に形成されているとともに上方が略矩形状に形成されている。かかる第2ブラケット3の左側面には、半円形状部分の曲率中心を中心とした押し起こしによる円形膨出部31が膨設されているとともに、この円形膨出部31の中心部分には上記第1ブラケット2の挿通孔21に対向した貫通孔32が穿設されている。
【0024】
また、円形膨出部31の右側には装着凹部33が凹設されている。この装着凹部33の内径寸法は、上記一対のガイド部材22の曲率半径より僅かに大きく寸法設定されて、第1ブラケット2と第2ブラケット3とを合わせた状態で、各ガイド部材22は、それらの円弧外周面が装着凹部33の内周面に摺接しながら装着凹部33に嵌め込まれるようになっている。
【0025】
また、装着凹部33の右側面には、上記ガイド凸条22bに対応した上記貫通孔32と同心の円形ガイド溝31aが凹設され、ガイド凸条22bが円形ガイド溝31aに嵌め込まれることによって第1ブラケット2と第2ブラケット3との相対回動がより安定して行われるようになっている。かかる装着凹部33の内周面には、径方向に切り込まれることによって形成された内歯34が上下で対向して設けられている。
【0026】
かかる第2ブラケット3の上縁部には、前後端部にそれぞれ取付け孔が穿設され、これらの取付け孔を介してボルト止めされることにより第2ブラケット3がシートバックS2に固定されるようになっている。また、第2ブラケット3は、前後の取付け孔間に第1ブラケット2の方向に向かって突設された位置決め突起を有している。これらの位置決め突起は、第1ブラケット2が第2ブラケット3から外れないように押さえる押え板35の装着位置を位置決めするためのものである。
【0027】
そして、第2ブラケット3に第1ブラケット2を積層した状態で押え板35を第2ブラケット3に固定することにより、押え板35が第1ブラケット2の回動を許容しながらその上部を押さえた状態になり、これによって第1ブラケット2の上部が第2ブラケット3から離間するのを防止するようにしている。
【0028】
また、上記第1ブラケット2の下縁部にも前後端部にそれぞれ取付け孔が穿設され、これらの取付け孔を介してボルト止めされることにより第1ブラケット2がシートボトムS1に固定されるようになっている。
【0029】
図5は、ロックプレート4の一実施形態を示す正面図であり、(イ)はロックプレート4の係止歯41aが案内溝25から外部に突出した状態、(ロ)は係止歯41aが案内溝25内に没入した状態をそれぞれ示している。図5に示すように、ロックプレート4は、第1ブラケット2の案内溝25に上下動可能に嵌め込まれる係止歯プレート41と、この係止歯プレート41の基端側に一体に連設された鈎形プレート42とからなっている。
【0030】
上記係止歯プレート41は、先端縁に形成された第2ブラケット3の内歯34(図2)に噛合する係止歯41aを有しており、ガイド部材22が装着凹部33に嵌め込まれた状態で係止歯41aが内歯34に噛合することにより第1ブラケット2と第2ブラケット3との相対回動が規制されるようになっている。
【0031】
上記鈎形プレート42は、外方の側縁部がガイド凹部23の内縁部に摺接するとともに、内方の縁部がカム5の外周面に摺接するように形状設定され、係止歯プレート41の基端部に一体に結合された横方向に延びる横プレート43と、この横プレート43の時計方向の端部から係止歯プレート41と反対方向に延びた縦プレート44とからなっている。縦プレート44の長さ寸法は、ガイド凹部23の上下寸法より距離dだけ短く寸法設定され、これによって縦プレート44はガイド凹部23内で距離dだけ上下動し得るようになっている。
【0032】
上記距離dは、係止歯41aの歯丈寸法より若干大きめに設定され、鈎形プレート42が挿通孔21から径方向に外方に向けて移動することによって係止歯プレート41の係止歯41aが内歯34に噛合する一方、鈎形プレート42が挿通孔21の方向に向けて移動することにより、係止歯41aの内歯34に対する噛合が解除されるようになっている。
【0033】
また、横プレート43と縦プレート44とは略直角に結合され、これら横プレート43および縦プレート44の各内側部分にカム5を収容する湾曲凹部45が形成されている。また、横プレート43の両端部には、ガイド部材22のガイド突起22aに当接する当接突片43aが設けられ、これらの当接突片43aがガイド突起22aに当接することにより係止歯プレート41の荷重を受けた方向に向かう傾倒が阻止され、これによって常に係止歯41aが内歯34に対して確実に噛合されるようにしている。
【0034】
また、縦プレート44の略中央位置にはカム5に向かって突設された係合突起44aが設けられ、この係合突起44aが回動するカム5と干渉することによって係止歯プレート41が案内溝25内に没入するようになっている。
【0035】
また、一対のロックプレート4は、それらが挿通孔21の孔心を中心とした収容空間24の点対称位置に装着された状態で、一方の縦プレート44の先端部が他方の横プレート43の側端面に当接するように形状設定されており、これによって各ロックプレート4の収容空間24への装着状態が安定するようになっている。
【0036】
上記カム5は、略楕円形状を呈したカム本体51と、このカム本体51の点対称位置の縁部から外方に向かって突設された一対の押圧突起52とからなっている。カム本体51の中心部分にはカム軸6が挿通される六角孔53が穿設されている。一方、カム軸6は、図3に示すように、シートボトムS1を横断して左右のリクライナ1間に架橋され操作レバー7の操作が両リクライナ1に及ぶようにしている。具体的には、カム軸6は、上記六角孔53に摺接内嵌されるように寸法設定され、操作レバー7の操作で一方のリクライナ1のカム5を回動操作することにより、このカム5の回動がカム軸6を介して他方のリクライナ1のカム5に伝達され、他方のカム5が一方のカム5と軸心回りに同期回動するようになっている。
【0037】
上記一対の押圧突起52は、図5に示すように、各ロックプレート4の縦プレート44にそれぞれ突設された係合突起44aに対応して設けられ、図5の(イ)に示す状態のカム5がカム軸6回りに時計方向に回動することによって押圧突起52が係合突起44aを押圧し、これによって、図5の(ロ)に示すように、ロックプレート4は係止歯41aが案内溝25内に没入したロック解除位置に位置するようになっている。
【0038】
図6は、ロックプレート4とカム5との相対的な位置関係を説明するための説明図である。なお、図6では点対称位置にある一対のロックプレート4の内、上方のもののみを示している。従って、図示はしていない下方のロックプレート4については、左右および上下が上方のものと逆になる。
【0039】
図6に示すように、カム本体51は、回動中心Oが上下方向に延びる中心線A上に設定されている。かかるカム本体51は、上記係止歯プレート41の係止歯41aを案内溝25から外部に突出させるロック姿勢に設定された状態で、中心線Aより左側に第1円弧縁部51aが形成されているとともに、中心線Aより右側に第1円弧縁部51aより曲率半径が大きい第2円弧縁部51bが形成されている。また、第2円弧縁部51bより更に右側部分には直状の弦縁部51cが形成されているとともに、この弦縁部51cに続いて第3円弧縁部51dが形成されている。
【0040】
一方、ロックプレート4には、鈎形プレート42部分における中心線Aの左右位置の湾曲凹部45に第1および第2円弧縁部51a,51bのいずれかに摺接した状態で対向した凹状円弧縁部45aが形成され、この凹状円弧縁部45aの右側には、カム本体51の回動中心O回りの時計方向への回動によっても第2円弧縁部51bが当接しない逃げ円弧縁部45bが形成されている。
【0041】
そして、本発明においては、中心線Aと凹状円弧縁部45aとの交点Pを基点として中心線Aより右方に向けて追込み角θだけ傾斜した傾斜線Bが設定され、上記第1および第2円弧縁部51a,51bの円弧面は、その円弧中心O1が傾斜線B上に設定され、しかも第1円弧縁部51aの曲率半径R0は、第2円弧縁部51bの曲率半径R1より若干小さ目に寸法設定されている。
【0042】
また、ロックプレート4の凹状円弧縁部45aの円弧中心O2は、傾斜線B上であって、第1および第2円弧縁部51a,51bの円弧中心O1より若干下方位置に設定され、これによって凹状円弧縁部45aの曲率半径R2はカム本体51の第2円弧縁部51bの曲率半径R1より若干大きくなっている。
【0043】
カム本体51とロックプレート4の湾曲凹部45との間の相対的な寸法関係を上記のように設定することにより、図6に示すように、カム5がロック姿勢に姿勢設定された状態で、ロックプレート4の係止歯41aに荷重Fが加われば、その荷重Fは、第2円弧縁部51bの右端部の点Qを支点にしたモーメントとしてロックプレート4に作用するため、従来のように支点位置が点Qより左方にある場合に比較して(参考のために例えば支点が交点Pに存在した場合のモーメントの方向を二点鎖線の矢印で示している)、左端の係止歯41aがより多く第2ブラケット3の内歯34に食い込んだ状態になるとともに、右端の係止歯41aの内歯34からの逃げ量が少なくなり、これによって係止歯41aは内歯34により確実に噛合することになり、両者間の噛み合い強度が向上する。
【0044】
上記操作レバー7は、図2に示すように、L字形状を呈したL形板71と、このL形板71の先端部に取り付けられた取っ手72とからなっている。L形板71の上端部には、カム軸6を挿通するための挿通孔73が穿設されているとともに、この挿通孔73を挟んで一対の切起し片74が第1ブラケット2の挿通孔21に貫通されるように突設されている一方、上記カム5には切起し片74が嵌入される係止孔54が穿設されている。カム5とL形板71とで第1ブラケット2を挟んだ状態で上記係止孔54に切起し片74を嵌め込んで係止することにより、取っ手72の操作で操作レバー7をカム軸6回りに回動することによってカム5がカム軸6回りに共回りするようになっている。
【0045】
かかる操作レバー7は、切起し片74が第1ブラケット2の挿通孔21に貫通されてカム5の係止孔54に差し込まれた状態で、保持プレート8が第1ブラケット2にリベット76でかしめ止めされることにより外れ止めされ、これによって操作レバー7の第1ブラケット2への装着状態を安定させるようになされている。
【0046】
上記保持プレート8は、図2に示すように、操作レバー7のL形板71を押さえるプレート本体81と、このプレート本体81の上縁部に外方に向かって突設された円弧板82とからなっている。プレート本体81の下縁部後端にはばね掛け突片83が突設されている一方、上記操作レバー7のL形板71にもばね掛け突片75が突設され、これら両突片75,83間にコイルばね84が張設されることによって操作レバー7がカム軸6回りに反時計方向に向けて付勢されるようにしている。
【0047】
そして、操作レバー7がカム軸6回りに反時計方向に向けて付勢されることにより、上記カム5も操作レバー7の切起し片74を介してカム軸6回りに反時計方向に向かって回動するように付勢力を受けているため、カム5の第2円弧縁部51b(図6)がロックプレート4を径方向に外方に向けて押圧した状態になっており、これによる係止歯41aの案内溝25から外部への突出によって係止歯41aが第2ブラケット3の内歯34に噛合し、普段は第2ブラケット3のカム軸6回りの回動が規制された状態になっている。
【0048】
この状態で操作レバー7を上方に向けて操作することにより、カム5がカム軸6回りに時計方向に回動し、カム5の押圧突起52による係合突起44aの押圧により係止歯41aが第1ブラケット2の案内溝25内に没入して係止歯41aの内歯34に対する噛合が解除され、これによってシートバックS2の傾倒姿勢を任意に設定し得るようになる。
【0049】
また上記押え板35にも、図2における右方に向かって突設されたばね掛け突片35aが突設され、このばね掛け突片35aと上記保持プレート8の円弧板82前縁部との間に渦巻きばね9が装着されている。そしてこの渦巻きばね9によって第2ブラケット3が押え板35を介してカム軸6回りに反時計方向に向かう付勢力を受け、シートバックS2はかかる第2ブラケット3を介して常に前倒姿勢になるように付勢されている。
【0050】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、係止歯が内歯に噛合した状態でシートバックに荷重が加わることによって上記案内溝内で荷重方向に傾くロックプレートの動きを案内溝奥部の溝縁と干渉することによって阻止する係止突起をロックプレートに設けたため、シートバックに荷重が加わることによりこの力が内歯を介して係止歯に伝わり、ロックプレートに案内溝内で荷重の加わる方向に傾く力が生じるが、この力を係止突起が案内溝の溝奥の縁部に干渉することによって打ち消してロックプレートの傾きを防止することができる。従って、ロックプレートが傾くことで係止歯の内歯に対する噛み合い状態が悪くなるという不都合が解消され、シートバックの設定された傾倒姿勢を確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリクライナ構造が適用されるリクライニングシートの一実施形態を示す側面視の説明図である。
【図2】リクライナの一実施形態を示す一部切欠き分解斜視図である。
【図3】図2に示すリクライナの組立て斜視図である。
【図4】図2のX線視の斜視図である。
【図5】ロックプレートの一実施形態を示す正面図であり、(イ)はロックプレートの係止歯が案内溝から外部に突出した状態、(ロ)は係止歯が案内溝内に没入した状態をそれぞれ示している。
【図6】ロックプレートとカムとの相対的な位置関係を説明するための説明図である。
【符号の説明】
2 第1ブラケット
3 第2ブラケット
25 案内溝
4 ロックプレート
41 係止歯プレート
41a 係止歯
42 鈎形プレート
44a 係止突起
5 カム
6 カム軸
7 操作レバー
8 保持プレート
45 湾曲凹部
A 中心線
θ 追込み角
B 追込み線
51b 第2円弧縁部
R1 第2円弧縁部の曲率半径
R2 湾曲凹部(凹状円弧縁部)の曲率半径[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in a seat recliner structure.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a seat recliner structure interposed between a seat bottom and a seat back is known. The recliner structure includes a first bracket fixed to one of a seat bottom and a seat back attached to the seat bottom so as to be tiltable, and fixed to the other, and relative to the first bracket around a rotation center. It is interposed between the second brackets connected so as to be rotatable.
[0003]
The recliner structure is provided with a cam that is interposed between the first bracket and the second bracket, and is fixed so as to be able to rotate about a support shaft concentric with the rotation center. In this cam, a locking plate having a locking tooth on the tip surface is moved forward and backward in the radial direction between the first and second brackets by forward and reverse rotation of the support shaft. The first bracket is provided with a guide groove having opposing walls extending in the radial direction. The locking plate moves forward and backward in the guide groove by the rotation of the cam, so that the locking teeth are moved. It is designed to appear and disappear from the guide groove.
[0004]
On the other hand, the second bracket has internal teeth formed along an arc locus concentric with the rotation center. As a result, the lock plate protrudes outward from the guide groove by the rotation of the cam, and the engaging teeth mesh with the inner teeth, thereby restricting the relative rotation between the first bracket and the second bracket, and the cam. The first bracket and the second bracket can be rotated relative to each other by releasing the engagement of the locking teeth with the inner teeth by the reverse rotation of the first bracket.
[0005]
Therefore, by attaching an operating rod to the support shaft and rotating the support shaft forward and backward by operating this operating rod, the locking teeth can be engaged with the inner teeth and the tilt position of the seat back can be locked. It is possible to change the tilt position by releasing the meshing.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional recliner structure as described above, there are sliding contact portions at various places such as between the opposing wall surface of the guide groove and the lock plate, and between the cam and the lock plate. However, since there is a gap, when a load is applied to the seat back, the locking teeth are tilted in the rotational direction, and the meshing strength with respect to the internal teeth is weakened, and there is a disadvantage that a reliable locked state cannot be obtained. .
[0007]
In order to eliminate such inconvenience, it is conceivable to improve the dimensional accuracy of the guide groove and the lock plate, thereby reducing the gap dimension between the opposing wall of the guide groove and the lock plate as much as possible. In addition, a very high-precision metal processing must be performed on the lock plate or the like, which raises a new problem that the processing cost increases.
[0008]
The present invention has been made to solve the conventional problems as described above, and provides a seat recliner structure capable of reliably improving the meshing strength of the locking teeth with respect to the internal teeth. It is aimed.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, the
[0010]
According to the present invention, transmitted to the locking teeth through the internal teeth this force by a load is applied to the seat back, the force inclined in the direction exerted a load in the guide groove in the locking plate occurs, this force is equivalent The contact piece is canceled by interfering with the edge of the guide groove at the back of the groove. Therefore, the inconvenience that the engagement state of the locking teeth with the inner teeth is deteriorated due to the inclination of the lock plate is solved, and thereby the tilted posture in which the seat back is set is reliably maintained.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, the
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is an explanatory view in a side view showing an embodiment of a reclining seat to which the recliner structure of the present invention is applied. As shown in this figure, a vehicle seat S includes a seat bottom S1 and a seat back S2, and the seat bottom S1 and the seat back S2 are connected to each other by a pair of
[0018]
2 is a partially cutaway exploded perspective view showing an embodiment of the
[0019]
The
[0020]
FIG. 4 is a perspective view of the X-ray view of FIG. 2, and a guide recess 23 extending in the vertical direction is provided on the opposing surface of each
[0021]
An accommodation space 24 for accommodating the
[0022]
Further, arc-shaped
[0023]
As shown in FIG. 2, the
[0024]
A mounting recess 33 is provided on the right side of the
[0025]
Further, a
[0026]
The upper edge of the
[0027]
Then, by fixing the
[0028]
Further, mounting holes are formed in the lower edge portion of the
[0029]
FIG. 5 is a front view showing an embodiment of the
[0030]
The locking
[0031]
The
[0032]
The distance d is set to be slightly larger than the tooth height dimension of the locking
[0033]
Further, the
[0034]
Further, an engaging
[0035]
In addition, the pair of
[0036]
The
[0037]
As shown in FIG. 5, the pair of pressing
[0038]
FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining the relative positional relationship between the
[0039]
As shown in FIG. 6, the cam
[0040]
On the other hand, the
[0041]
In the present invention, an inclined line B that is inclined from the center line A to the right by the follow-up angle θ is set with the intersection point P between the center line A and the
[0042]
In addition, the arc center O2 of the
[0043]
By setting the relative dimensional relationship between the cam
[0044]
As shown in FIG. 2, the
[0045]
The operating
[0046]
As shown in FIG. 2, the holding
[0047]
The
[0048]
By operating the
[0049]
Further, the holding
[0050]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the movement of the lock plate that is inclined in the load direction in the guide groove when a load is applied to the seat back in a state in which the locking teeth are engaged with the inner teeth, the groove edge at the back of the guide groove Since the locking plate is provided with a locking projection that prevents it from interfering with the lock plate, when a load is applied to the seat back, this force is transmitted to the locking tooth via the inner teeth, and the load is applied to the locking plate in the guide groove. However, this force can be counteracted by interference of the locking projections with the edge of the back of the guide groove to prevent the lock plate from tilting. Therefore, the inconvenience that the engagement state of the locking teeth with the inner teeth is deteriorated due to the inclination of the lock plate is solved, and the tilted posture in which the seat back is set can be reliably maintained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view illustrating an embodiment of a reclining seat to which a recliner structure of the present invention is applied.
FIG. 2 is a partially cutaway exploded perspective view showing an embodiment of a recliner.
3 is an assembled perspective view of the recliner shown in FIG. 2. FIG.
4 is a perspective view of the X-ray view of FIG. 2. FIG.
FIGS. 5A and 5B are front views showing an embodiment of the lock plate, where FIG. 5A is a state in which the locking teeth of the lock plate protrude outward from the guide groove, and FIG. 5B is a state in which the locking teeth are immersed in the guide groove. Each state is shown.
FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining the relative positional relationship between the lock plate and the cam.
[Explanation of symbols]
2
Claims (2)
上記第1ブラケット(2)は、互いに距離を隔てるようにして膨設された一対の円弧状のガイド部材(22)を備え、これらのガイド部材(22)の間に、ロックプレート(4)及びカム(5)を収納する収納空間(24)が形成されているとともに、その収納空間(24)の径方向の外側に、互いに対向する方向に突出したガイド突起(22a)を備え、
上記ガイド突起(22a)は、夫々、互いに対向する対向面に、その間に上記案内溝(25)を形成してロックプレート(4)を案内する案内面(25a)を備えていると共に、上記収納空間(24)から案内面(25a)に延ばされ当該案内面(25a)と所定角度(α)をもって形成されたロックプレート当接面(25b)を備え、
上記ロックプレート(4)は、上記係止歯(41a)を有する係止歯プレート(41)と、その係止歯プレート(41)の基端側に、係止歯プレート(41)の両側方側に突出し上記ロックプレート当接面(25b)と当接する当接突片(43a)を有し、
上記当接突片(43a)は、上記係止歯(41a)が上記内歯(34)に噛合した状態で、その突出先端から係止歯プレート(41)に至るまでの範囲に渡って上記ロックプレート当接面(25b)と面接してシートバック(S2)に荷重が加わることによって係止歯プレート(41)が上記案内溝(25)内で荷重の加わる方向に傾く動きを阻止するように構成されていることを特徴とするシートのリクライナ構造。The first bracket (2) fixed to one of the seat bottom (S1) and the seat back (S2 ) and the first bracket (2) fixed to the other and connected to the first bracket (2) so as to be relatively rotatable about the rotation center. The second bracket (3) , the cam (5) interposed between the first and second brackets (2) and (3) and rotatable about the rotation center, and the cam (5) A lock plate (4) protruding and retracting in a radial direction between the first and second brackets (2) and (3) in linkage with forward and reverse rotation is provided, and the first bracket (2) has a lock plate (4). on one of the guide grooves for guiding the retractable (25) is provided, the lock plate (4) of the second bracket (3) protruding state from the guide groove (25) the tip of the locking teeth and (41a) meshed inner teeth (34) is provided for, the lock plate (4) is In recliner structure of a sheet urging means (84) is provided for biasing the cam (5) to the support axis so as to protrude from the serial guide groove (25),
The first bracket (2) includes a pair of arcuate guide members (22) bulged so as to be separated from each other, and between these guide members (22), a lock plate (4) and A storage space (24) for storing the cam (5) is formed, and a guide protrusion (22a) protruding in a direction facing each other is provided outside the storage space (24) in the radial direction,
Each of the guide protrusions (22a) includes guide surfaces (25a) for guiding the lock plate (4) by forming the guide grooves (25) between the opposing surfaces facing each other. A lock plate contact surface (25b) extending from the space (24) to the guide surface (25a) and formed at a predetermined angle (α) with the guide surface (25a);
The locking plate (4) includes a locking tooth plate (41) having the locking teeth (41a) and both sides of the locking tooth plate (41) on the base end side of the locking tooth plate (41). A contact protrusion (43a) that protrudes to the side and contacts the lock plate contact surface (25b),
The contact projecting piece (43a) is in a state where the locking teeth (41a) mesh with the internal teeth (34) and extends over the range from the protruding tip to the locking tooth plate (41). A load is applied to the seat back (S2) in contact with the lock plate abutting surface (25b) so that the locking tooth plate (41) is prevented from tilting in the direction of the load in the guide groove (25). The seat recliner structure is characterized in that it is configured as follows.
上記鈎形プレート(42)は、横方向に延びる横プレート(43)と、この横プレート(43)の端部から係止歯プレート(41)と反対方向に延びた縦プレート(44)とからなり、
上記当接突片(43a)は、上記横プレート(43)の両端側に形成され、
一方のロックプレート(4)の縦プレート(44)の先端部が、上記収容空間(24)に装着された状態で、他方のロックプレート(4)の横プレート(43)の側端面に当接するように形状設定されていることを特徴とする請求項1記載のシートのリクライナ構造。 The lock plate (4) is composed of a pair, and each includes a hook-shaped plate (42) integrally connected to the proximal end side of the locking tooth plate (41),
The saddle plate (42) includes a lateral plate (43) extending in the lateral direction and a longitudinal plate (44) extending from the end of the lateral plate (43) in the opposite direction to the locking tooth plate (41). Become
The contact protrusion (43a) is formed on both end sides of the horizontal plate (43),
The distal end portion of the vertical plate (44) of one lock plate (4) is in contact with the side end surface of the horizontal plate (43) of the other lock plate (4) in a state of being mounted in the accommodation space (24). 2. The seat recliner structure according to claim 1 , wherein the shape is set as described above.
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