JP4317643B2

JP4317643B2 - Cosmetics for bathing

Info

Publication number: JP4317643B2
Application number: JP2000147214A
Authority: JP
Inventors: 宏山本; めぐみ山本; 正紀岡田
Original assignee: Pola Chemical Industries Inc
Current assignee: Pola Chemical Industries Inc
Priority date: 2000-05-19
Filing date: 2000-05-19
Publication date: 2009-08-19
Anticipated expiration: 2020-05-19
Also published as: JP2001328933A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、香気を有する入浴料などに好適な、化粧料に関する。
【０００２】
【従来の技術】
入浴の効果は様々なものが知られている。例えば、ドイツなどの欧州で発達しているクアハウスなどに於いては、リューマチや神経痛などによる四肢の不自由を治療したりするほか、心臓病などの循環器疾患や感染症疾患、悪性新生物等の治療にも応用されている。又、民間に於いては風邪やインフルエンザなどの治療、リラクシング、安眠誘導などの目的の浴用剤が数多く市販されており、この様な効果を入浴が提供することは既に一般的である。日本に於いても、古くは多くの湯治場が存在するし、近年に於いても種々の浴用剤が保温効果や抗疲労効果をうたって市販されている。しかしながらこの様な入浴の効果が充分に利用されているとは言い難く、入浴の潜在的な効果を高める技術が求められている。
【０００３】
入浴時に香を楽しむ形態のものとして、所謂フレグランスバスが既に知られているが。この様なフレグランスバスの形態は、一様な溶液であり、使用時に透明な液になったり乳濁したりするものであり、静置平衡状態で２層以上の層を形成しているものは知られていない。前記従来の溶液−白濁タイプの入浴料に於いては、湯あたりの良さにより香の効果を高めることが知られているが、この様なタイプに於いては、追い炊きが難しく、使用時間が異なる場合には、湯を入れ替えるか湯垢状に油性成分が分離し、効果が低下した湯に我慢するしかなかった。又、乳濁タイプの浴用剤に於いて、追い炊き可能なものは未だ知られていない。
【０００４】
化粧料の構成に於いて、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルとジグリセリンとを組み合わせて使用することは行われておらず、この様な構成をとることにより、極めて安定な透明多層タイプの入浴用の化粧料が得られることは全く知られていない。更に、この様な入浴用の化粧料が使用に於いて追い炊き可能であることも全く知られていない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、嗅覚と触覚を好ましく刺激し、心身を健やかに保つのに有用な化粧料を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題の解決手段】
かかる実状に鑑みて、本発明者らは嗅覚と触覚を好ましく刺激し、心身を健やかに保つのに有用な化粧料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、安定な透明多層形態を具現化するポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルとジグリセリンとを含有することを特徴とする、化粧料剤形を入浴用の化粧料に適用することにより、この様な化粧料が提供できることを見いだし発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
（１）１）油分を主成分とする層と２）ジグリセリンを主とする多価アルコールを主成分とする層からなる２層タイプの浴用剤であって、１）オキシエチレン基の平均付加モル数が５乃至１０であるポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルと、２）ジグリセリンと、３）流動パラフィン及び／又はスクワランと、４）グリセリンモノ脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸ポリオキシエチレンエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルから選ばれる非イオン界面活性剤を含有することを特徴とする、浴用剤。
（２）前記流動パラフィン及び／又はスクワランを、前記浴用剤の油分を主成分とする層の成分総量に対して６０〜８０重量％含有することを特徴とする、（１）に記載の浴用剤。
（３）ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルにおける脂肪酸が、ヤシ油由来の脂肪酸、又はカプリン酸及び／もしくはカプリル酸で構成されていることを特徴とする、（１）又は（２）に記載の浴用剤。
（４）使用時バスの湯と混和して白濁するものであることを特徴とする、（１）〜（３）の何れかに記載の浴用剤。
【０００７】
【発明の実施の形態】
（１）本発明の必須成分であるポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル
本発明の化粧料は、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルを含有することを特徴とする。ここで、オキシエチレン基の平均付加モル数は５〜１０が好ましく、更に好ましくは、６〜８である。これは、付加モル数が大きすぎると、親水性が高くなり過ぎ多層を形成せずに乳化乃至は可溶化してしまい、付加モル数が小さすぎると、例えば、入浴料などとして使用する場合一様に分散しない場合があるからである。又、脂肪酸としては通常化粧料などで使用されている脂肪酸であれば特段の限定無く使用することが出来、例えば、ラウリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、カプリル酸、カプリン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、リノール酸、リノレイン酸、リチノール酸、リチノレイン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸などが好ましく例示でき、中でも特に好ましいものは、ヤシ油由来の脂肪酸を用いるものである。ヤシ油由来の脂肪酸はヤシ油乃至はその水素添加物を加水分解して得られるものをそのまま用いることも出来るし、加水分解で得られた脂肪酸を分画・精製して使用することも出来る。この様なポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルの好ましい具体例としては、ポリオキシエチレン（７）ヤシ油脂肪酸グリセリル（ハイバーオイルＨＥ；交洋ファインケミカル株式会社製、セチオールＨＥ；ヘンケルジャパン株式会社製）ポリオキシエチレン（７）（カプリル酸・カプリン酸）グリセリル（セチオールＨＥ８１０；ヘンケルジャパン株式会社製）等が挙げられる。これらは唯１種含有させることも出来るし、２種以上を組み合わせて含有させることも出来る。この様なポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルの好ましい含有量は、総量で０．１〜１０重量％が好ましく、１〜７重量％がより好ましい。これは、少なすぎると使用時の分散性が阻害される場合があり、多すぎると多層を形成せずに乳化或いは可溶化してしまう可能性があるからである。
【０００８】
（２）本発明の化粧料の必須の成分であるジグリセリン
本発明の化粧料は、ジグリセリンを含有することを特徴とする。ジグリセリンはグリセリン２分子がエーテル結合した多価アルコールであり、α−α結合のもの、α−β結合のもの及びβ−β結合のものが存在するが、本発明ではこれらの何れもが使用可能であり、これらの内のどれか１つを使用することも出来るし、２種以上の混合物を使用することも出来る。特に好ましいものは、通常市販されている、α−α結合のものを主成分とする、上記３種が混合した形態のものである。本発明に於けるジグリセリンの好ましい含有量は、１〜２０重量％であり、更に好ましくは５〜１５重量％である。これは、少なすぎると、例えば、多層の入浴用の化粧料などに於いて層間の分離が阻害されたり、透明性が阻害されたりする場合があり、少なすぎると分散性や乳濁性が阻害されたりする場合があるからである。
【０００９】
（３）本発明の化粧料
本発明の化粧料は、上記２成分をともに含有することを特徴とする。本発明の化粧料としては、化粧料として知られているものであれば特段の限定無く使用することが出来、例えば、化粧水などの基礎化粧料、ヘアローションなどの頭髪用化粧料或いは入浴用の化粧料などが例示でき、中でも入浴用の化粧料に適用した場合、湯あたりの良さを具現できるので特に好ましく、中でも透明性の長期安定性を具現できることから、少なくとも透明な２層を有する多層タイプの入浴用の化粧料に適用するのが特に好ましい。又、入浴用の化粧料でも、香料成分を１〜１０重量％程度の高濃度に含有する、フレグランスバスに適用するのが特に好ましい。これは、フレグランスの持っている嗅覚を介するリラクゼーション効果などの効果と、乳濁状の入浴用化粧料が有する湯あたりの良さと言う感触的なメリットが相乗的に働き、優れたリラクゼーション効果を具現するからである。
【００１０】
本発明の化粧料の内、特に好ましい形態である多層型の入浴用の化粧料について、更に詳細に説明を加える。本発明の浴用剤は、静置平衡状態において少なくとも２層の層を形成するものである。ここで、静置平衡状態とは、振動を与えない静置の状態で１〜２４時間程度の時間放置した場合の行き着く先の状態を意味する。本発明の浴用剤は後記に詳細を述べる２つの静置平衡状態では２層に分かれる層を少なくとも含む多層型の剤形である。かかる２層は良く振とうした直後〜３０分程度は一様に混合しており、時間が経過し、平衡状態に達するに至って複数の層に分かれる特性を有するものである。これは、この様に混合と分離の間にこの系の状態があることにより、この系をお湯等の水性媒体に分散させたときに、親油部分の感触と、多価アルコールの感触が半ば独立した状態で感じられ、この使用感が心地よい刺激となり、本発明の浴用剤の効果を高めるので本発明の浴用剤の必須の要件となる。この様な２層を形成していれば、本発明の効果を損なわない範囲に於いて、本発明の浴用剤は任意に構成される１層以上を加えて３層以上を形成しても良い。しかしながら、最も効果が得られるのは、かかる２層のみで構成されることである。言うまでもないことであるが、これらの層は１気圧２０℃で１層の透明な液体であることも必要である。この様に必須構成要件の２層が使用感良く、使用時の均一性を損なうことなく、静置平衡状態において２層に分かれ、使用時には一様に混合するする形態を取るためには、少なくとも、これら２層の間に０．１５〜０．４０、更に好ましくは０．２０〜０．３０の比重差が存在することが好ましい。又、これ２層間には適度な親和性と適度な疎外性が存在することも肝要である。この様な条件を満たすためには、この必須構成要素の２層を、１）油分を主成分とする層（第１層）と２）ジグリセリンを主とする多価アルコールを主成分とする層（第２層）の少なくとも２層とすることが必要である。尚、この様な２層のものを別の容器に充填し、使用時に混合して用いることも本発明を構成するものである。
【００１１】
上記油分を主成分とする層（第１層）を構成する油分としては、通常化粧料で使用されている油分であれば特段の限定無く使用することができ、具体的にはワセリン、スクワラン、流動パラフィン、固形パラフィン等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワックス、ラノリンなどのエステル類、オリーブ油、イソオクタン酸トリグリセライド、牛脂、カプリル酸トリグリセライド、カプリン酸トリグリセライドなどのトリグリセライド類、ミリスチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸などの脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコールなどの高級アルコールなどから選ばれる１種乃至は２種以上が好ましく例示できる。これらの中では、１気圧２０℃で液体の炭化水素を第１層の成分の総量に対して、６０〜８０重量％含有することが好ましい。この第１層に於いては、次に記述する第２層と静置平衡状態において、任意の割合では、溶解しないと言う条件を満たしていれば、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することができる。この様な任意成分としては、例えば、非イオン界面活性剤であれば、必須成分であるポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル以外にグリセリンモノ脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸ポリオキシエチレンエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルを、抗酸化剤、防腐剤、紫外線吸収剤などが例示でき、これらの中ではポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルの作用を補助する非イオン界面活性剤を含有することが、使用時の混和に於ける一様性を確保する観点から好ましい。この様な非イオン界面活性剤の内、本発明の浴用剤の第１層が含有するのに特に好ましいものとしては、１気圧２０℃で液状のもので、Ｈ．Ｌ．Ｂ．が１０以下の親油性非イオン界面活性剤が特に好ましく例示できる。この様なものとしての具体例としては、ポリオキシエチレンの付加モル数が２〜１０のポリオキシエチレンオレイン酸エステル、ポリオキシエチレンイソステアリン酸エステル、ポリオキシエチレンの付加モル数が２〜５のポリオキシエチレンラウリン酸エステル等が例示できる。これらの非イオン界面活性剤の好ましい含有量は、第１層の全成分量に対して１〜５重量％、更に好ましくは１〜４重量％である。この様な、非イオン界面活性剤を含むような構成において、本発明の浴用剤は乳濁タイプであって追い炊きしても油分が分離しない、追い炊き可能な特性を副次的効果として有することになる。
【００１２】
上記多価アルコールを主成分とする層（第２層）に含有される多価アルコールとしては、必須成分のジグリセリン以外には分子量１００〜１０００のポリエチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、１，３−ブタンジオール、イソプレングリコール、１，２−ペンタンジオール、ソルビトール及びマルチトールから選ばれる１種乃至は２種以上が好ましく例示できる。これらの中では、分子量４００のポリエチレングリコール、グリセリン及びジプロピレングリコールから選ばれる１種乃至は２種以上が特に好ましく例示できる。中でも分子量４００のポリエチレングリコールが取り分け好ましい。これらジグリセリン以外の多価アルコールの好ましい含有量は、第２層の全量に対して０．１〜４重量％であり、更に好ましくは０．１〜３重量％である。特に好ましい形態としては、分子量４００のポリエチレングリコールをジグリセリン以外の多価アルコールの内の９５重量％以上を占めるように含有させる形態である。これは、好ましい第１層との比重差である０．１５〜０．４０を具現しやすいからである。第２層としては、上記多価アルコール以外に、第１層と静置平衡状態において、任意の割合では、溶解しないと言う条件を満たしていれば、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することができる。この様な任意の成分としては、水溶性色素類、水溶性紫外線吸収剤などを挙げることができる。この内、水溶性色素は第１層との混和のインジケータとなるので、適量（第２層にうっすらと色のつく量であり、第２層全量に対して大凡０．０００１〜０．０００５重量％が好ましい。
【００１３】
本発明の多層剤形の浴用剤は、上記第１層と第２層とを有するものであって、これら第１層と第２層との比重差が０．１５〜０．４０であることを特徴とするものである。本発明の浴用剤に於いて、かかる第１層とも第２層とも任意の割合で混和しない第３層を更に有することも可能であるが、最も好ましい形態は第１層と第２層のみからなる形態である。これは、この様な構成を採ることにより、優れた湯触り感が得られるからである。又、かかる第１層と第２層とを別の容器に充填し、販売して、使用直前に混和させて用いることも可能であり、この様な技術も本発明の技術的範囲に属する。
【００１４】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて、本発明について、更に詳細に説明を加えるが、かかる実施例にのみ本発明が限定されないことは言うまでもない。
【００１５】
＜実施例１＞
下記の処方に従って、本発明の化粧料である、入浴用の化粧料（２層タイプ）を作成した。即ち、処方成分を攪拌して一時的に透明な一層の状態とし、分注して入浴用の化粧料を得た。このものについて、一日後に上層と上層と下層の界面と下層の溶状を○：透明、△：ごく僅か濁りが認められる、×：明確に濁りが認められるの基準で判定した。更に、混和して浴槽に投入した場合の分散性を○：一様に分散、△：僅かに凝集を認める、×：分散性悪いの基準で判定した。更に、５℃、２０℃、４０℃に１ヶ月保存した場合の溶状の変化を○：溶状変わらず、△：溶状が僅かに変化、×：溶状が明確に変化の基準で判定した。これらを表１に示す。これより、本発明の入浴用の化粧料は安定性と使用性に優れることがわかる。これには、ジグリセリンの寄与があることもわかる。
１％赤色２２７号マクロゴール４溶液０．７重量部
水１．３重量部
多価アルコール＊６．６重量部
セチオールＨＥ６．６重量部
POE(7)オレイルエーテル１．３重量部
POE(2)オレイルエーテル１．３重量部
ソルビタンセスキオレート２．７重量部
バラ香油２重量部
流動パラフィン７７．５重量部
＊詳細は表１に示す。
【００１６】
【表１】

【００１７】
＜実施例２〜５＞
下記の処方に従って、本発明の化粧料である、入浴用の化粧料（２層タイプ）を作成した。即ち、処方成分を攪拌して一時的に透明な一層の状態とし、分注して入浴用の化粧料を得た。このものについて、５℃、２０℃、４０℃に１ヶ月保存した場合の溶状の変化を○：溶状変わらず、△：溶状が僅かに変化、×：溶状が明確に変化の基準で判定した。結果を表２に示す。これより、この様なポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルの好ましい含有量は、総量で０．１〜１０重量％が好ましく、１〜７重量％がより好ましいことがわかる。
１％赤色２２７号マクロゴール４溶液０．７重量部
水１．３重量部
ジグリセリン６．６重量部
セチオールＨＥ＊＊
POE(7)オレイルエーテル＊＊
POE(2)オレイルエーテル１．３重量部
ソルビタンセスキオレート２．７重量部
バラ香油２重量部
流動パラフィン７７．５重量部
＊＊詳細は表２に示す。
【００１８】
【表２】

【００１９】
＜実施例６＞
下記の処方に従って、本発明の化粧料である、入浴用の化粧料（２層タイプ）を作成した。即ち、処方成分を攪拌して一時的に透明な一層の状態とし、分注して入浴用の化粧料を得た。このものの製造後１日の溶状は上層も下層も透明であり（○）、浴槽での分散も良好であり（○）、５℃、２０℃及び４０℃での１ヶ月間の保存試験も何れも良好（○）であった。これより、ヤシ油脂肪酸を精製してポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルとしたものも、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルと同様の効果が得られることを確認した。
１％赤色２２７号マクロゴール４溶液０．７重量部
水１．３重量部
ジグリセリン６．６重量部
セチオールＨＥ８１０６．６重量部
POE(7)オレイルエーテル１．３重量部
POE(2)オレイルエーテル１．３重量部
ソルビタンセスキオレート２．７重量部
バラ香油２重量部
流動パラフィン７７．５重量部
【００２０】
＜実施例７＞
下記の処方に従って、本発明の化粧料である、入浴用の化粧料（２層タイプ）を作成した。即ち、処方成分を攪拌して一時的に透明な一層の状態とし、分注して入浴用の化粧料を得た。このものの製造後１日の溶状は上層も下層も透明であり（○）、浴槽での分散も良好であり（○）、５℃、２０℃及び４０℃での１ヶ月間の保存試験も何れも良好（○）であった。これより、本発明に於けるジグリセリンの好ましい含有量は、１〜２０重量％であり、更に好ましくは５〜１５重量％であることがわかる。
１％赤色２２７号マクロゴール４溶液０．７重量部
水１．３重量部
ジグリセリン１０重量部
セチオールＨＥ６．６重量部
POE(7)オレイルエーテル１．３重量部
POE(2)オレイルエーテル１．３重量部
ソルビタンセスキオレート２．７重量部
バラ香油２重量部
流動パラフィン７４．１重量部
【００２１】
＜実施例８＞
実施例１及び比較例１〜５の浴用の化粧料を用いて、刺激によるリラクゼーション効果を確かめた。即ち、１８名のパネラーを１群３人に分け、入浴剤を使用した入浴の前後に、唾液を採取し、サンドウィッチ抗体法により、唾液中のプラステロン硫酸（快適指標物質）の量を定量し、入浴によるこのものの上昇率を求めた。結果を表３に示す。これより、本発明の浴用剤は優れた快適さを具現し、心身を健やかに保つのに有用であることがわかる。
【００２２】
【表３】

【００２３】
【発明の効果】
本発明によれば、嗅覚と触覚を好ましく刺激し、心身を健やかに保つのに有用な化粧料を提供することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cosmetic suitable for a bathing fragrance or the like.
[0002]
[Prior art]
Various effects of bathing are known. For example, in Kurhaus, which is developed in Europe such as Germany, it treats the inconvenience of the extremities due to rheumatism and neuralgia, etc., as well as cardiovascular and infectious diseases such as heart disease, malignant neoplasms, etc. It has also been applied to the treatment of. In the private sector, many bathing agents for the purpose of treating cold, flu, etc., relaxing, inducing sleep, etc. are commercially available, and it is already common that bathing provides such effects. Even in Japan, there are many hot springs in the old days, and in recent years, various bath preparations are marketed for their heat retention and anti-fatigue effects. However, it is difficult to say that such bathing effects are fully utilized, and there is a need for a technique that enhances the potential effects of bathing.
[0003]
The so-called fragrance bath is already known as a form to enjoy incense when taking a bath. This form of fragrance bath is a uniform solution that becomes a transparent liquid or becomes emulsified during use, and is known to form two or more layers in a stationary equilibrium state. It is not done. The traditional solution - is at the cloudy type of bathing fee, but it is known to enhance the effect of incense by the goodness of per hot water, is In such a type, reheating is difficult, use time If they were different, they had to put up with hot water that was replaced with hot water or oily components separated into scales and the effect was reduced. In addition, an emulsion-type bath preparation that can be reheated is not yet known.
[0004]
In the composition of cosmetics, no combination of polyoxyethylene fatty acid glyceryl and diglycerin is used, and by adopting such a composition, an extremely stable transparent multilayer type cosmetic for bathing It is not known at all that the fee can be obtained. Furthermore, it is not known at all that such cosmetics for bathing can be reheated in use.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made under such circumstances, and it is an object of the present invention to provide a cosmetic useful for stimulating olfactory and tactile sensations and keeping the mind and body healthy.
[0006]
[Means for solving problems]
In light of this situation, the present inventors have sought to find cosmetics useful for stimulating olfactory and tactile sensations and keeping the mind and body healthy, and as a result of earnest research efforts, they have realized a stable transparent multilayered form. The present invention has been completed by finding that such a cosmetic can be provided by applying a cosmetic dosage form characterized by containing polyoxyethylene fatty acid glyceryl and diglycerin to a cosmetic for bathing. It came. That is, this invention relates to the technique shown below.
(1) A two-layer bath agent comprising 1) a layer mainly composed of an oil component and 2) a layer mainly composed of a polyhydric alcohol mainly composed of diglycerin , and 1) an average addition of oxyethylene groups Polyoxyethylene fatty acid glyceryl having 5 to 10 moles, 2) diglycerin, 3) liquid paraffin and / or squalane, 4) glycerin monofatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, fatty acid polyoxyethylene ester, polyoxy characterized in that it contains a that is selected from polyoxyethylene alkyl ether nonionic surfactant, bath agents.
(2) The bath agent according to (1), wherein the liquid paraffin and / or squalane is contained in an amount of 60 to 80% by weight based on the total amount of components of the layer mainly composed of the oil component of the bath agent. .
(3) The bath agent according to (1) or (2), wherein the fatty acid in the polyoxyethylene fatty acid glyceryl is composed of a fatty acid derived from coconut oil, or capric acid and / or caprylic acid.
(4) The bath agent according to any one of (1) to (3), which is mixed with bath water when used and becomes cloudy.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(1) Polyoxyethylene fatty acid glyceryl which is an essential component of the present invention The cosmetic of the present invention is characterized by containing polyoxyethylene fatty acid glyceryl. Here, 5-10 are preferable and, as for the average added mole number of an oxyethylene group, More preferably, it is 6-8. This is because if the added mole number is too large, the hydrophilicity becomes too high and emulsification or solubilization occurs without forming a multilayer, and if the added mole number is too small, for example, when used as a bathing charge, etc. This is because they may not be dispersed in the same manner. The fatty acid can be used without particular limitation as long as it is usually used in cosmetics, for example, lauric acid, palmitic acid, myristic acid, stearic acid, behenic acid, caprylic acid, capric acid. Isostearic acid, isopalmitic acid, linoleic acid, linolenic acid, lithinolic acid, lithinolic acid, hydroxystearic acid, oleic acid, and the like can be preferably exemplified, and among them, a fatty acid derived from coconut oil is particularly preferred. As the fatty acid derived from coconut oil, one obtained by hydrolyzing coconut oil or a hydrogenated product thereof can be used as it is, or the fatty acid obtained by hydrolysis can be fractionated and purified for use. Preferable specific examples of such polyoxyethylene fatty acid glyceryl include polyoxyethylene (7) coconut oil fatty acid glyceryl (Hiber Oil HE; manufactured by Koyo Fine Chemical Co., Ltd., Cethiol HE; manufactured by Henkel Japan Co., Ltd.) polyoxyethylene ( 7) (Caprylic acid / Capric acid) Glyceryl (Cetiol HE810; manufactured by Henkel Japan KK) and the like. These can be contained only in one kind or in combination of two or more kinds. The preferable content of such polyoxyethylene fatty acid glyceryl is preferably 0.1 to 10% by weight, more preferably 1 to 7% by weight in total. This is because if the amount is too small, the dispersibility during use may be inhibited, and if the amount is too large, there is a possibility of emulsification or solubilization without forming a multilayer.
[0008]
(2) Diglycerin as an essential component of the cosmetic of the present invention The cosmetic of the present invention is characterized by containing diglycerin. Diglycerin is a polyhydric alcohol in which two molecules of glycerin are ether-linked, and there are α-α-bonded, α-β-bonded and β-β-bonded ones. It is possible, and any one of these can be used, or a mixture of two or more can be used. Particularly preferred is a commercially available form having the α-α bond as a main component and a mixture of the above three types. The preferable content of diglycerin in the present invention is 1 to 20% by weight, more preferably 5 to 15% by weight. If the amount is too small, for example, in a multi-layer bath cosmetic, the separation between layers may be hindered or the transparency may be hindered. If the amount is too small, dispersibility and emulsion may be hindered. It is because it may be done.
[0009]
(3) Cosmetics of the present invention The cosmetics of the present invention are characterized by containing both of the above two components. The cosmetics of the present invention can be used without particular limitation as long as they are known as cosmetics, for example, basic cosmetics such as skin lotions, cosmetics for hair such as hair lotions, or for bathing. In particular, when applied to bathing cosmetics, it is particularly preferable because it can realize the goodness of hot water, and in particular, it can realize the long-term stability of transparency. Therefore, it is a multilayer having at least two transparent layers. It is particularly preferable to apply it to a cosmetic for bathing. In addition, it is particularly preferable to apply to a fragrance bath containing a fragrance component at a high concentration of about 1 to 10% by weight even in a cosmetic for bathing. The effect of relaxation, such as the fragrance's olfactory relaxation effect, and the perceived merit of hot water of the emulsion bathing cosmetics work synergistically to realize an excellent relaxation effect Because it does.
[0010]
Of the cosmetics of the present invention, a multilayered bath cosmetic that is a particularly preferred form will be described in more detail. The bath agent of the present invention forms at least two layers in a stationary equilibrium state. Here, the stationary equilibrium state means a destination state when left standing for about 1 to 24 hours in a stationary state where vibration is not applied. The bath agent of the present invention is a multilayer type dosage form including at least a layer that is divided into two layers in two stationary equilibrium states, which will be described in detail later. These two layers are uniformly mixed for about 30 minutes immediately after being shaken well, and have a characteristic of being divided into a plurality of layers as time elapses and an equilibrium state is reached. This is because there is a state of this system between mixing and separation, and when this system is dispersed in an aqueous medium such as hot water, the feeling of the lipophilic part and the feeling of the polyhydric alcohol are halfway. It is felt in an independent state, and this feeling of use becomes a pleasant stimulus and enhances the effect of the bath agent of the present invention, and therefore becomes an essential requirement of the bath agent of the present invention. As long as such two layers are formed, the bath agent of the present invention may be formed into three or more layers by adding one or more layers arbitrarily configured within the range not impairing the effects of the present invention. . However, the most effective effect is that it is composed of only two layers. Needless to say, these layers also need to be a layer of transparent liquid at 1 atmosphere and 20 ° C. In order to take a form in which two layers of essential constituent elements have a good feeling in use and are divided into two layers in a stationary equilibrium state without impairing uniformity during use and are uniformly mixed during use, at least It is preferable that a specific gravity difference of 0.15 to 0.40, more preferably 0.20 to 0.30 exists between these two layers. It is also important that there is appropriate affinity and moderate alienation between the two layers. In order to satisfy such conditions, the two essential components are composed of 1) a layer mainly composed of oil (first layer) and 2) a polyhydric alcohol mainly composed of diglycerin. It is necessary to provide at least two layers (second layer). It should be noted that such two layers are filled in another container and mixed at the time of use to constitute the present invention.
[0011]
The oil component constituting the oil-based layer (first layer) can be used without particular limitation as long as it is an oil component usually used in cosmetics, specifically petroleum jelly, squalane, Hydrocarbons such as liquid paraffin and solid paraffin, jojoba oil, carnauba wax, esters such as lanolin, olive oil, isooctanoic acid triglyceride, beef tallow, caprylic acid triglyceride, triglycerides such as capric acid triglyceride, myristic acid, oleic acid, Preferred examples include one or more selected from fatty acids such as stearic acid and isostearic acid, and higher alcohols such as oleyl alcohol and stearyl alcohol. In these, it is preferable to contain 60 to 80 weight% of hydrocarbons liquid at 1 atmosphere 20 degreeC with respect to the total amount of the component of a 1st layer. In this first layer, in the stationary equilibrium state with the second layer described below, any component that is usually used in cosmetics is added as long as it satisfies the condition that it does not dissolve at an arbitrary ratio. Can be contained. As such an optional component, for example, in the case of a nonionic surfactant, in addition to the essential component polyoxyethylene fatty acid glyceryl, glycerin mono fatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, fatty acid polyoxyethylene ester, polyoxyethylene alkyl ether Antioxidants, preservatives, ultraviolet absorbers and the like, and among these, the inclusion of a nonionic surfactant that assists the action of polyoxyethylene fatty acid glyceryl is one of the mixing factors in use. It is preferable from the viewpoint of securing the aspect. Among such nonionic surfactants, those which are particularly preferred to be contained in the first layer of the bath agent of the present invention are liquid at 1 atm. L. B. Particularly preferred is a lipophilic nonionic surfactant having an A of 10 or less. Specific examples of such a polyoxyethylene oleate, polyoxyethylene isostearate having 2 to 10 additions of polyoxyethylene, and polyoxyethylene having an addition mole of 2 to 5 Examples thereof include oxyethylene lauric acid ester. The preferred content of these nonionic surfactants is 1 to 5% by weight, more preferably 1 to 4% by weight, based on the total amount of components in the first layer. In such a structure containing a nonionic surfactant, the bath agent of the present invention is an emulsion type and has a secondary cooking effect that does not separate the oil even if it is cooked. It will be.
[0012]
Layer mainly containing the polyhydric alcohol as the polyhydric alcohols contained in the (second layer), polyethylene glycols besides diglycerol essential component molecular weight 100 to 1000, glycerin, profile propylene glycol, dipropylene Preferred examples include one or more selected from glycol, 1,3-butanediol, isoprene glycol, 1,2-pentanediol, sorbitol and maltitol. Among these, one or more selected from polyethylene glycol, glycerin and dipropylene glycol having a molecular weight of 400 can be particularly preferably exemplified. Of these, polyethylene glycol having a molecular weight of 400 is particularly preferable. The content of these polyhydric alcohols other than diglycerin is 0.1 to 4% by weight, more preferably 0.1 to 3% by weight, based on the total amount of the second layer. A particularly preferable form is a form in which polyethylene glycol having a molecular weight of 400 is contained so as to occupy 95% by weight or more of polyhydric alcohols other than diglycerin. This is because it is easy to implement 0.15 to 0.40, which is a specific gravity difference from the preferred first layer. As the second layer, in addition to the polyhydric alcohol, in the stationary equilibrium state with the first layer, any component usually used in cosmetics can be used as long as it satisfies the condition that it does not dissolve at an arbitrary ratio. Can be contained. Examples of such optional components include water-soluble dyes and water-soluble ultraviolet absorbers. Among these, since the water-soluble dye serves as an indicator for mixing with the first layer, it is an appropriate amount (the amount that is slightly colored on the second layer, and is generally 0.0001 to 0.0005 weight with respect to the total amount of the second layer). % Is preferred.
[0013]
The bath agent in the multilayer dosage form of the present invention has the first layer and the second layer, and the specific gravity difference between the first layer and the second layer is 0.15 to 0.40. It is characterized by. In the bath preparation of the present invention, it is possible to further have a third layer which is immiscible with both the first layer and the second layer in an arbitrary ratio, but the most preferable form is from only the first layer and the second layer. It is a form. This is because an excellent hot water feeling can be obtained by adopting such a configuration. It is also possible to fill the first layer and the second layer in separate containers, sell them, and mix them immediately before use, and such a technique also belongs to the technical scope of the present invention.
[0014]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples, but it is needless to say that the present invention is not limited to such examples.
[0015]
<Example 1>
A cosmetic for bathing (two-layer type), which is a cosmetic of the present invention, was prepared according to the following formulation. That is, the prescription ingredients were stirred to temporarily make a transparent single layer and dispensed to obtain a bath cosmetic. About this thing, the melt | dissolution state of the interface of the upper layer, the upper layer, and the lower layer and the lower layer was judged on the basis of (circle): transparent, (triangle | delta): very slightly turbidity, and x: clear turbidity was recognized after one day. Further, the dispersibility when mixed and put into the bathtub was judged on the basis of ○: uniformly dispersed, Δ: slightly aggregated, ×: poor dispersibility. Furthermore, the change in the melted state when stored at 5 ° C., 20 ° C., and 40 ° C. for 1 month was judged on the basis of ○: no change in the melt, Δ: the melt slightly changed, and x: the melt clearly changed. These are shown in Table 1. This shows that the cosmetic for bathing of the present invention is excellent in stability and usability. It can also be seen that diglycerin contributes to this.
1% red No. 227 Macrogol 4 solution 0.7 parts by weight water 1.3 parts by weight polyhydric alcohol * 6.6 parts by weight cethiol HE 6.6 parts by weight
POE (7) oleyl ether 1.3 parts by weight
POE (2) oleyl ether 1.3 parts by weight sorbitan sesquiolate 2.7 parts by weight rose perfume 2 parts by weight liquid paraffin 77.5 parts by weight * Details are shown in Table 1.
[0016]
[Table 1]

[0017]
<Examples 2 to 5>
A cosmetic for bathing (two-layer type), which is a cosmetic of the present invention, was prepared according to the following formulation. That is, the prescription ingredients were stirred to temporarily make a transparent single layer and dispensed to obtain a bath cosmetic. About this thing, the change of the melt | dissolution at the time of storing at 5 degreeC, 20 degreeC, and 40 degreeC for 1 month was evaluated on the basis of (circle): melt state not changing, (triangle | delta): melt state slightly changing, x: solution state clearly. The results are shown in Table 2. From this, it is understood that the preferable content of such polyoxyethylene fatty acid glyceryl is preferably 0.1 to 10% by weight, more preferably 1 to 7% by weight in total.
1% red No. 227 Macrogol 4 solution 0.7 parts by weight water 1.3 parts by weight diglycerin 6.6 parts by weight cethiol HE **
POE (7) oleyl ether **
POE (2) oleyl ether 1.3 parts by weight sorbitan sesquiolate 2.7 parts by weight rose perfume 2 parts by weight liquid paraffin 77.5 parts by weight ** Details are shown in Table 2.
[0018]
[Table 2]

[0019]
<Example 6>
A cosmetic for bathing (two-layer type), which is a cosmetic of the present invention, was prepared according to the following formulation. That is, the prescription ingredients were stirred to temporarily make a transparent single layer and dispensed to obtain a bath cosmetic. The state of dissolution of this product one day after production is transparent in both the upper layer and the lower layer (◯), and the dispersion in the bath is also good (○). The storage test for one month at 5 ° C, 20 ° C and 40 ° C is either Was also good (◯). From this, it was confirmed that the same effect as that of polyoxyethylene coconut oil fatty acid glyceryl was obtained by purifying coconut oil fatty acid into polyoxyethylene fatty acid glyceryl.
1% red No. 227 Macrogol 4 solution 0.7 parts by weight water 1.3 parts by weight diglycerin 6.6 parts by weight cethiol HE810 6.6 parts by weight
POE (7) oleyl ether 1.3 parts by weight
POE (2) oleyl ether 1.3 parts by weight sorbitan sesquiolate 2.7 parts by weight rose perfume 2 parts by weight liquid paraffin 77.5 parts by weight
<Example 7>
A cosmetic for bathing (two-layer type), which is a cosmetic of the present invention, was prepared according to the following formulation. That is, the prescription ingredients were stirred to temporarily make a transparent single layer and dispensed to obtain a bath cosmetic. The state of dissolution of this product one day after production is transparent in both the upper layer and the lower layer (◯), and the dispersion in the bath is also good (◯). Was also good (◯). From this, it is understood that the preferable content of diglycerin in the present invention is 1 to 20% by weight, and more preferably 5 to 15% by weight.
1% red No. 227 Macrogol 4 solution 0.7 parts by weight water 1.3 parts by weight diglycerin 10 parts by weight cethiol HE 6.6 parts by weight
POE (7) oleyl ether 1.3 parts by weight
POE (2) oleyl ether 1.3 parts by weight sorbitan sesquiolate 2.7 parts by weight rose perfume 2 parts by weight liquid paraffin 74.1 parts by weight
<Example 8>
The relaxation effect by irritation | stimulation was confirmed using the cosmetics for baths of Example 1 and Comparative Examples 1-5. In other words, 18 panelists were divided into 3 people per group, and saliva was collected before and after bathing with a bath agent, and the amount of plasterone sulfate (comfort indicator substance) in saliva was quantified by sandwich antibody method. The rate of increase of this by bathing was determined. The results are shown in Table 3. From this, it can be seen that the bath preparation of the present invention embodies excellent comfort and is useful for keeping the mind and body healthy.
[0022]
[Table 3]

[0023]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the cosmetics useful for stimulating an olfactory sense and a tactile sense preferably and keeping a mind and body healthy can be provided.

Claims

1) a two-layer bath agent comprising a layer mainly composed of an oil component and 2) a layer mainly composed of a polyhydric alcohol mainly composed of diglycerin ,
1) polyoxyethylene fatty acid glyceryl having an average addition mole number of oxyethylene group of 5 to 10, 2) diglycerin, 3) liquid paraffin and / or squalane, 4) glycerin monofatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, characterized in that it contains a fatty acid polyoxyethylene esters, that is selected from polyoxyethylene alkyl ether nonionic surfactant, bath agents.

2. The bath agent according to claim 1, wherein the liquid paraffin and / or squalane is contained in an amount of 60 to 80% by weight based on the total amount of components of the layer mainly composed of oil of the bath agent.

The bath agent according to claim 1 or 2, wherein the fatty acid in the polyoxyethylene fatty acid glyceryl is composed of a fatty acid derived from coconut oil, or capric acid and / or caprylic acid.

The bath preparation according to any one of claims 1 to 3, wherein the bath preparation becomes cloudy when mixed with hot water in a bath.