JP4314287B2 - Bicycle rain protection - Google Patents
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Description
本発明は、自転車用防雨具に関する。さらに詳しくは、降雨時に自転車を運転しているときに主として下半身が雨に濡れないようにするための自転車用防雨具に関する。 The present invention relates to a bicycle rainproof device. More specifically, the present invention relates to a rainproof device for a bicycle for preventing the lower body from getting wet in the rain when the bicycle is driven during rain.
近年、自転車を運転しているときに降雨がかからないようにするために、種々の自転車用防雨具が開発されている。例えば、自転車の走行中に、前方からの雨を避ける装置として、透明シート材と、該透明シート材を自転車のハンドルの上方位置に保持するための支持フレームとを備えた自転車用雨避け装置が提案されている(例えば、特許文献1「図1」参照)。
In recent years, various types of rain protection devices for bicycles have been developed in order to prevent rain when driving a bicycle. For example, a bicycle rain avoidance device including a transparent sheet material and a support frame for holding the transparent sheet material at a position above the handle of the bicycle as a device to avoid rain from the front while the bicycle is running. It has been proposed (for example, see
前記自転車用雨避け装置は、自転車に傘を取り付けることにより、上方向からの降雨および自転車の走行時の前方向からの降雨が運転者に当たるのを防止するものであるが、自転車の走行時に下半身が降雨で濡れることがあり、さらに晴天時などのように雨避け装置が不必要な場合であっても、ハンドル上に雨避け装置の支持フレームが存在しているため、自転車走行時の見栄えが悪いという欠点がある。 The bicycle rain-prevention device attaches an umbrella to the bicycle to prevent the rain from the upper side and the rain from the front during the bicycle from hitting the driver. Even when the rain avoidance device is unnecessary, such as when it is fine, the rain avoidance device support frame exists on the steering wheel, so it looks good when riding a bicycle. There is a disadvantage of being bad.
自転車の走行時に下半身が降雨で濡れないようにした装置として、自転車の車体フレームにスライド板を有するアンダーカバーが設けられた自転車用のアンダーカバー装置が提案されている(例えば、特許文献2「図1」参照)。 As an apparatus for preventing the lower body from getting wet due to rain when the bicycle is running, an undercover apparatus for a bicycle in which an under cover having a slide plate is provided on a body frame of the bicycle has been proposed (for example, see FIG. 1 ”).
しかし、前記アンダーカバー装置は、自転車全体を覆うものであるため、大がかりであり、晴天時などのようにアンダーカバー装置が不必要なときにこれを取り外すのに煩雑な操作を必要とし、さらに走行時の空気抵抗が大きいため、実用的ではないという欠点がある。 However, since the under cover device covers the entire bicycle, it is a large scale, requiring a complicated operation to remove the under cover device when it is unnecessary, such as during sunny weather, and further running. Since the air resistance at the time is large, there is a disadvantage that it is not practical.
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、降雨時に自転車を運転しているときに主として下半身が濡れないようにすることができ、天候が変わるごとに煩雑な取付けまたは取外しの操作を必要とせず、使用しないときにはコンパクトに収納することができる自転車用防雨具を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above-described prior art, and can prevent the lower body from getting wet mainly when driving a bicycle during rainfall, and complicated installation or removal operation every time the weather changes. It is an object to provide a rainproof device for a bicycle that can be stored compactly when not in use.
本発明は、
(1) 自転車の前面部に取り付けられる自転車用防雨具であって、自転車のハンドルに取り付けるためのハンドル固定用ロッドおよび自転車に装着したときに自転車のハンドルの下方向に延伸する防雨用透明シートを有し、ハンドル固定用ロッドの両端に伸縮自在な伸縮性ロッドがそれぞれ装着され、ハンドル固定用ロッドおよび各伸縮性ロッドの先端部に、それぞれシート支持体の一端が取り付けられ、各シート支持体に防雨用透明シートが取り付けられていることを特徴とする自転車用防雨具、および
(2) 各シート支持体の他端に自転車のハブに固定するためのハブ固定部材が装着されてなる前記(1)に記載の自転車用防雨具
に関する。
The present invention
(1) A rainproof device for a bicycle that is attached to the front part of a bicycle, and includes a handle fixing rod for attaching to a bicycle handle and a rainproof transparent sheet that extends downward when attached to the bicycle. The handle fixing rod is provided with elastic rods that are extendable at both ends of the handle fixing rod, and one end of the seat support is attached to the tip of the handle fixing rod and each of the elastic rods. And (2) a hub fixing member for fixing to a bicycle hub at the other end of each seat support. The rainproof device for bicycle according to (1).
本発明の自転車用防雨具は、降雨時に自転車を運転しているときに主として下半身が雨に濡れないようにすることができ、天候が変わるごとに煩雑な取付けまたは取外しの操作を必要とせず、使用しないときにはコンパクトに収納することができるという効果を奏する。 The rainproof device for bicycles of the present invention can prevent the lower body from getting wet mainly when the bicycle is driven during rain, and does not require complicated installation or removal operation every time the weather changes, There is an effect that it can be stored compactly when not in use.
本発明の自転車用防雨具において、各シート支持体の他端に自転車のハブに固定するためのハブ固定部材が装着されている場合、自転車に強固に固定することができるので、自転車の走行時の安定性が高められるという効果が奏される。 In the bicycle rainproof device of the present invention, when the hub fixing member for fixing to the bicycle hub is attached to the other end of each seat support, the bicycle rainproof device can be firmly fixed to the bicycle. The effect that the stability of the is improved.
本発明の自転車用防雨具は、自転車の前面部に取り付けられる自転車用防雨具である。自転車の前面部とは、自転車のハンドルおよびハンドルバーを支えるステムの前部を意味する。なお、自転車に前かごが設置されている場合には、自転車の前面部は、前かごと、ハンドルおよびステムとの間隙部である。 The bicycle rainproof device of the present invention is a bicycle rainproof device attached to the front surface of a bicycle. The front part of the bicycle means the front part of the stem that supports the handlebar and handlebar of the bicycle. When a front car is installed on the bicycle, the front portion of the bicycle is a gap between the front car, the handle and the stem.
本発明の自転車用防雨具は、自転車のハンドルに取り付けるためのハンドル固定用ロッドおよび自転車に装着したときに自転車のハンドルの下方向に延伸する防雨用透明シートを有し、ハンドル固定用ロッドの両端に伸縮自在な伸縮性ロッドがそれぞれ装着され、ハンドル固定用ロッドおよび各伸縮性ロッドの先端部に、それぞれシート支持体の一端が取り付けられ、各シート支持体に防雨用透明シートが取付けられていることを特徴とする。 A rainproof device for a bicycle according to the present invention has a handle fixing rod for attaching to a bicycle handle and a rainproof transparent sheet extending downward of the bicycle handle when attached to the bicycle. Stretchable rods are attached to both ends, and one end of the seat support is attached to the handle fixing rod and the tip of each stretchable rod. A rainproof transparent sheet is attached to each seat support. It is characterized by.
以下に、本発明の自転車用防雨具を図面に基づいて説明するが、本発明は、かかる図面に記載の実施態様のみに限定されるものではない。 Below, the rainproof device for bicycles of the present invention will be described with reference to the drawings, but the present invention is not limited only to the embodiments described in the drawings.
図1は、本発明の自転車用防雨具を自転車のハンドルに取り付けたときの一実施態様を示す概略斜視図である。図1において、自転車用防雨具1は、自転車のハンドル4に取り付けるためのハンドル固定用ロッド2を有し、ハンドル固定用ロッド2の両端にそれぞれ伸縮性ロッド6a、6bを有する。
FIG. 1 is a schematic perspective view showing an embodiment when the rainproof device for bicycles of the present invention is attached to a handle of a bicycle. In FIG. 1, a
自転車のハンドル4にハンドル固定用ロッド2を固定するための手段を図2に基づいて説明する。図2は、図1に示されるハンドル固定用ロッド2の中央部における概略縦断面図である。ハンドル固定用ロッド2は、例えば、自転車のハンドル4と当接する面が半円柱状であるハンドル支持部3aをハンドル固定用ロッド2に配設しておき、このハンドル支持部3aとハンドル支持部受3bとの間にハンドル4が挟まれるようにしてハンドル支持部3aとハンドル支持部受3bとを合わせ、ハンドル支持部受3bにあらかじめ形成されている孔に、ボルト5、5を挿入し、螺合することにより、ハンドル4に固定される。
A means for fixing the
ハンドル支持部3aは、ハンドル固定用ロッド2に一体で成形されていてもよく、別々に成形した後、両者を一体化させたものであってもよいが、機械的強度を高める観点から、一体で成形されていることが好ましい。ハンドル固定用ロッド2、ハンドル支持部3aおよびハンドル支持部受3bは、いずれも、ステンレス鋼、アルミニウム合金などの耐食性に優れた金属で構成されていてもよく、鉄などの金属で成形した後に、耐食性を付与するために、その表面にニッケルメッキなどのメッキ処理が施されたものであってもよく、あるいはポリアセタール、ポリアミド、ポリイミド、ABS樹脂、ポリプロピレンなどの樹脂で構成されていてもよい。
The
図1に示される態様では、ハンドル支持部3aは、自転車のハンドル4に強固に固定する観点から、ハンドル固定用ロッド2に2ヵ所設けられているが、強固に固定することができるのであれば、1ヵ所であってもよく、あるいは3〜4ヵ所であってもよい。2つのハンドル支持部3a、3aは、本発明の自転車用防雨具1の使用性および外観意匠の観点から、自転車のハンドルバーを支えるステム4aを中心にして対照的に設置されていることが好ましい。
In the embodiment shown in FIG. 1, the
2つのハンドル支持部3a、3aが用いられるとき、両者の間隔は、ハンドル固定用ロッド2をハンドル4に強固に取り付ける観点から、好ましくは50〜200mm程度、より好ましくは80〜120mm程度である。また、ハンドル支持部3aとステム4aの取り付け部4bとの間隙は、ハンドル固定用ロッド2のハンドル4への取り付けやすさを考慮して、好ましくは10〜50mm程度、より好ましくは15〜30mmである。
When the two
ハンドル固定用ロッド2の長さおよびその直径は、その内部に伸縮性ロッド6a、6bを挿入して固定するかどうかによって異なるので一概には決定することができない。ハンドル固定用ロッド2の内部に伸縮性ロッド6a、6bを挿入して固定する場合、ハンドル4にハンドル固定用ロッド2を安定して取り付ける観点から、ハンドル固定用ロッド2の長さは、好ましくは80〜250mm程度、より好ましくは100〜200mm程度である。また、ハンドル固定用ロッド2の直径は、伸縮性ロッド6a、6bの直径によって異なるが、通常、好ましくは5〜30mm程度、より好ましくは8〜20mm程度である。
Since the length and the diameter of the
ハンドル固定用ロッド2の両端には、伸縮自在な伸縮性ロッド6a、6bがそれぞれ装着されている。本発明の自転車用防雨具1は、このようにハンドル固定用ロッド2の両端に伸縮性ロッド6a、6bがそれぞれ装着されている点に、1つの大きな特徴がある。
Stretchable
本発明の自転車用防雨具1を使用しないときには、伸縮性ロッド6a、6bを縮めることにより、コンパクトにハンドル固定用ロッド2に収納することができる。したがって、天候がよいなどの理由で本発明の自転車用防雨具1を使用しないときには、伸縮性ロッド6a、6bを収縮させるだけで収納することができるので、従来のようにわざわざ自転車用防雨具1を取り外さなければならないという煩雑さから開放される。
When the
また、本発明の自転車用防雨具1は、天候がよいときであっても、常に自転車のハンドル4にコンパクトに装着しておくことができるので、万一、天候が急変し、にわか雨、夕立などに遭遇した場合であっても、伸縮性ロッド6a、6bを伸ばすだけで、臨機応変に降雨などに対処することができる。また、気温が低い冬季においては、冷たい強風が吹いているときには、伸縮性ロッド6a、6bを伸ばすだけで、本発明の自転車用防雨具1は、自転車走行時に下半身が冷えるのを回避するための防風具としても利用することもできる。
Moreover, since the
このように、本発明の自転車用防雨具1は、自転車のハンドル4にコンパクトに取り付けることができ、自転車の走行時に邪魔にならず、しかも自転車の外観を損なわないので、天候に関係なく自転車に常備することができることから、自転車販売時の標準装備として使用することができるほか、その取付けが容易であるので、すでに販売されている自転車に対しては、自転車専門店のみならず、ホームセンター、百貨店などでも容易に入手し、取り付けることができるようにすることもできる。
As described above, the
伸縮自在な伸縮性ロッド6a、6bとしては、例えば、伸縮式ロッドアンテナに見られるように、大径のロッドの内側に同心円状の小径のロッドが収納された構造が多段に形成された伸縮式ロッドなどが挙げられる。伸縮性ロッド6a、6bの材質は、特に限定されないが、耐食性の観点から、亜鉛メッキ鋼板、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼などが好ましく、アルミニウム、アルミニウム合金およびステンレス鋼がより好ましく、製造コストの低減の観点から、亜鉛メッキ鋼板が好ましい。
As the
伸縮性ロッド6a、6bを構成している各ロッドの長さは、伸縮性ロッド6a、6bの長さによって異なるので一概には決定することができない。通常、伸縮性ロッド6a、6bを構成している各ロッドの長さは、伸縮性ロッド6a、6b内に収納されるように調整される。また、伸縮性ロッド6a、6bの直径は、伸縮性ロッド6a、6bを構成するロッドの本数によって異なるが、通常、5〜20mm程度である。この伸縮性ロッド6a、6bに収納されるロッドの直径および本数に応じて、その直径を決定することができる。伸縮性ロッド6a、6bを構成するロッドの本数は、本発明の自転車用防雨具1の全幅、各ロッドの長さなどによって異なるが、通常、2〜5本程度である。
The lengths of the rods constituting the
伸縮性ロッド6a、6bを構成している各ロッドは、直径が異なるロッドを収納するために中空となっているが、中心部のロッドは、機械的強度を高める観点から、中空のないロッドであることが好ましい。
The rods constituting the
伸縮性ロッド6a、6bは、例えば、中空のパイプ状のハンドル固定用ロッド2の内部に挿入して固定したり、ハンドル固定用ロッド2の端部で溶接、接着剤による接着などの手段により、ハンドル固定用ロッド2と一体化することができる。これらの態様のなかでは、中空のパイプ状のハンドル固定用ロッド2の内部に伸縮性ロッド6a、6bを挿入して固定することが、本発明の自転車用防雨具1の小型化および軽量化ならびに機械的強度の観点から、好ましい。
The
ハンドル固定用ロッド2の両端にそれぞれ装着されている伸縮性ロッド6a、6bをそれぞれ最大限に伸ばしたときの伸縮性ロッド6aの端部から伸縮性ロッド6bの端部までの長さ(全幅)は、自転車走行時の安全性の観点から、60cm以下、好ましくは55cm以下であり、降雨時に自転車を運転しているときに主として下半身が雨に濡れないようにする観点から、好ましくは45cm以上、より好ましくは50cm以上である。
Length (full width) from the end of the
ハンドル固定用ロッド2および各伸縮性ロッド6a、6bの先端部には、それぞれシート支持体8の一端が取り付けられており、各シート支持体8には、防雨用透明シート7が取り付けられている。本発明の自転車用防雨具1は、このようにハンドル固定用ロッド2および各伸縮性ロッド6a、6bの先端部にシート支持体8を介して防雨用透明シート7が取り付けられている点にも、1つの大きな特徴がある。
One end of a
本発明の自転車用防雨具1は、前記特徴を有するので、防雨用透明シート7が伸縮性ロッド6a、6bの伸縮に追随する。したがって、伸縮性ロッド6a、6bを伸長させたときには、防雨用透明シート7が同時に伸長するので、降雨時の防雨具として利用することができ、伸縮性ロッド6a、6bを収縮させたときには、防雨用透明シート7を同時にコンパクトに収縮させることができる。
Since the
シート支持体8の材質は、特に限定されないが、耐食性の観点から、亜鉛メッキ鋼板、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼などや、ポリアセタール、ポリアミド、ポリイミドなどの機械的強度にも優れている樹脂が好ましい。
The material of the
シート支持体8の断面形状としては、例えば、円筒状、円柱状、楕円柱状、三角柱、四角柱などの形状が挙げられるが、本発明は、かかる形状によって限定されるものではない。シート支持体8の外径は、本発明の自転車用防雨具に要求される機械的強度を満足するのであれば特に限定されない。シート支持体8の外径は、通常、1.5〜10mm程度である。シート支持体8の長さは、自転車の大きさなどに応じて適宜決定することが好ましい。
Examples of the cross-sectional shape of the
本発明の自転車用防雨具1に配設されるシート支持体8の数は、ハンドル固定用ロッド2および伸縮性ロッド6a、6bを保持するために、4本以上であることが好ましい。この場合、防雨用透明シート7の保持性を高める観点から、シート支持体8をハンドル固定用ロッド2に少なくとも2ヵ所、好ましくは2ヵ所で取り付け、伸縮性ロッド6a、6bに少なくとも2ヵ所で取り付けることが望ましい。
In order to hold the
伸縮性ロッド6a、6bが複数のロッドで形成されている場合、防雨用透明シート7の形状保持性を高める観点から、伸縮性ロッド6a、6bの各先端部にシート支持体8をそれぞれ取り付けることが好ましい。また、防雨用透明シート7の形状保持性をより高める観点から、伸縮性ロッド6a、6bを構成している各ロッドにシート支持体8をそれぞれ取り付けることが好ましいが、軽量化および製造コストの観点から、すべてのロッドに取り付けるのではなく、防雨用透明シート7の保持性が維持される範囲内で、適宜省略してもよい。なお、伸縮性ロッド6a、6bにおいて、先端部のロッド以外のロッドにシート支持体8を取り付ける場合、伸縮性ロッド6a、6bが充分に収縮するようにする観点から、各ロッドの末端(伸縮性ロッド6a、6bの先端に近い側)に、シート支持体8を取り付けることが好ましい。
When the
防雨用透明シート7は、取付け部材9によってシート支持体8に固定することができる。取付け部材9の材質や形状などには特に限定がないが、耐食性の観点から、材質は、例えば、ポリプロピレン、ABS樹脂などの樹脂であることが好ましい。
The rainproof
図3は、防雨用透明シート7が取付け部材9によってシート支持体8に固定されているときの状態を示す概略説明図である。図3において、シート支持体8と取付け部材9との間に、防雨用透明シート7が挟まれている。取付け部材9は、シート支持体8の外周面の径と同一であるかまたはそれに近い径を有する内面を有し、取付け部材9の開口部の開口幅は、シート支持体8の直径よりもやや小さくなっている。したがって、シート支持体8と取付け部材9との間に防雨用透明シート7が挟まるように、シート支持体8および防雨用透明シート7を取付け部材9の開口部に押し込めば、図3に示されるように、取付け部材9によって防雨用透明シート7をシート支持体8に固定することができる。
FIG. 3 is a schematic explanatory view showing a state when the rainproof
防雨用透明シート7は、シート支持体8と接触する部分で取り付けることができる。防雨用透明シート7が有する防雨性を有効活用する観点から、少なくとも防雨用透明シート7の端部は、シート支持体8に取り付けられていることが好ましい。また、自転車の走行時の風圧に対する耐久性を高める観点から、防雨用透明シート7は、各シート支持体8の端部以外にも、1ヵ所または複数箇所で取付け部材9に取り付けられていることが好ましい。
The rainproof
防雨用透明シート7には、自転車の運転時の安全面から透明シートが用いられる。防雨用透明シート7を構成する樹脂としては、透明性、柔軟性および耐候性に優れているものが好ましい。前記樹脂としては、例えば、ポリエチレン、軟質塩化ビニル樹脂、ナイロンなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
As the rainproof
防雨用透明シート7の厚さは、防雨用透明シート7に使用されている樹脂の種類によって異なるので一概には決定することができないが、耐久性および柔軟性の観点から、通常、好ましくは0.3〜2.5mm、より好ましくは0.5〜1.5mmである。
Although the thickness of the rainproof
なお、防雨用透明シート7には、その原料樹脂に紫外線防止剤を練り込むことなどによって紫外線防止性が付与されていてもよい。特に、日差しが強い夏季や空気が澄んでいる秋季においては、自転車の運転時に日傘だけでは充分に遮蔽することができない太陽光線に含まれている紫外線から下半身の肌を保護することができる。このように、本発明の自転車用防雨具1は、紫外線防止性を付与することにより、紫外線の照射が強い晴天時などに自転車を運転する際に、太陽光線に含まれている有害な紫外線を人体が浴びるのを阻止することにも有効利用することができる。
In addition, the rainproof
なお、本発明の自転車用防雨具1に用いられている防雨用透明シート7は、透明性を有するが、着色透明および無着色透明のいずれであってもよい。また、防雨用透明シート7には、必要により、例えば、図柄、花柄や水玉模様などの模様などが付与されていてもよい。
The rainproof
防雨用透明シート7の上端から下端までの長さは、本発明の自転車用防雨具1が取り付けられる自転車のタイヤや泥除けの大きさなどによって異なるので一概には決定することができないが、防雨性および取り付けやすさの観点から、通常、使用される自転車のハブの位置程度までの長さ、例えば、30〜80cm程度とすることが好ましい。図1に示される防雨用透明シート7は、ハンドル固定用ロッド2の下部に取り付けられているが、必要により、ハンドル固定用ロッド2の上部に延伸させ、人体の上半身が降雨で濡れないようにしてもよい。また、防雨用透明シート7の下端部における幅は、自転車の運転時の安全性および防雨性の観点から、40cm程度以内であることが好ましい。
Although the length from the upper end to the lower end of the rainproof
各シート支持体8の一端は、ハンドル固定用ロッド2または伸縮性ロッド6に固定されている。各シート支持体8の一端をハンドル固定用ロッド2または伸縮性ロッド6に固定する際には、固定具10を用いることができる。固定具10は、各シート支持体8の一端がハンドル固定用ロッド2または伸縮性ロッド6に固定され、かつ固定具10と取付け部材9との接合部でシート支持体8が回転自在となるのであればよく、特に限定がない。
One end of each
各シート支持体8の他端は、他の部材に取り付けられずに開放状態であってもよく、あるいは自転車のハブ(図示せず)に固定するためにハブ固定部材11に装着されていてもよい。しかし、本発明の自転車用防雨具1を自転車4に強固に固定する観点から、各シート支持体8の他端に自転車のハブ(図示せず)に固定するためのハブ固定部材11が装着されていることが好ましい。ハブ固定部材11は、自転車の前輪のハブ(図示せず)に固定することができるようにするために、左右にそれぞれ1個ずつ、合計2個設けられている。2つのハブ固定部材11、11の間隔Lは、通常、自転車のハブに応じて決定される。
The other end of each
図4は、ハブ固定部材11がシート支持体8の他端に取り付けられた部分の概略拡大図である。ハブ固定部材11は、例えば、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム合金などの金属や、ポリアセタールなどの機械的強度に優れている樹脂で構成することができる。鉄などの金属を用いる場合には、耐食性の観点から、その表面に亜鉛メッキなどのメッキが施されていることが好ましい。図4に示されているハブ固定部材11には、シート支持体8を取り付けるため取り付け部11aを有する。取付け部11aは、ハブ固定部材11と一体となって形成されていてもよく、別部品として構成され、溶接、嵌合などの手段によって一体化されていてもよい。取り付け部11aには、取り付け孔12を有する凹部が設けられている。取り付け部11aの凹部にシート支持体8に取り付けられた取付け部材9aの一端を挿入し、シート支持体取付けピン8aを取り付け孔12に挿入することにより、取付け部材9aがハブ固定部材11に取り付けられる。シート支持体取付けピン8aとしては、例えば、ボルト、リベットなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
FIG. 4 is a schematic enlarged view of a portion where the
伸縮性ロッド6a、6bの伸縮によって取付け部材9が移動する。その取付け部材9aの移動に伴って、取付け部材9aがハブ固定部材11に取り付けられている位置が変動する。この取付け部材9aの位置変動を吸収するために、孔12には、部品同士の結合にゆとりをもたせるためのいわゆる「遊び」が設けられている。
The
ハブ固定部材11の一端には、図1に示されるように、自転車のハブに取り付けるためのハブ取付け部11bが設けられている。このハブ取付け部11bに形成されているハブ取り付け孔11cに自転車のハブを挿入した後、ボルトを締め付けることにより、本発明の自転車用防雨具1を自転車に強固に取り付けることができる。ハブ固定部材11の腕部11dの長さは、自転車のタイヤの大きさなどによって異なるので、一概には決定することができない。したがって、腕部11dの長さは、自転車のタイヤの大きさなどに応じて適宜決定することが好ましい。
One end of the
防雨用透明シート7には、自転車のタイヤ、泥除け、前かご用取付け部などを阻害しないようにするために、切り込み(図示せず)を入れておいてもよく、あるいは図1に示されるように、切り込み凹部13が形成されていてもよい。
The rainproof
防雨用透明シート7に切り込み凹部13を形成させたときには、防雨用透明シート7の耐久性を向上させる観点から、切り込み凹部用補強材14が配設されていることが好ましい。切り込み凹部用補強材14は、線状ないし棒状の耐食性に優れた金属や、ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリアセタールなどの樹脂で構成することができる。切り込み凹部用補強材14と防雨用透明シート7との接合は、例えば、取付け部材9などを用いて行なうことができる。
When the
切り込み凹部用補強材14の端部は、例えば、図1に示されるように、シート支持体8と同様に、ハブ固定部材11に取り付けることができる。
For example, as shown in FIG. 1, the end portion of the
以上説明したように、本発明の自転車用防雨具1は、自転車のハンドル4に固定される。本発明の自転車用防雨具1の伸縮性ロッド6a、6bは、図1に示された態様では、いずれも延伸されているが、伸縮性ロッド6a、6bを使用しない場合には、ハンドル固定用ロッド2内に収納することができる。
As described above, the bicycle
したがって、本発明の自転車用防雨具1は、降雨時に自転車を運転しているときに主として下半身が雨に濡れないようにすることができることはもちろんのこと、天候が変わるごとに煩雑な取付けまたは取外しをせずに、使用しないときにはコンパクトに収納することができる。また、本発明の自転車用防雨具1において、各シート支持体8の他端に自転車のハブに固定するためのハブ固定部材11が配設されている場合には、自転車のハブに強固に固定することができるので、自転車の走行時の安定性を高めることができる。
Therefore, the
1 自転車用防雨具
2 ハンドル固定用ロッド
6a 伸縮性ロッド
6b 伸縮性ロッド
7 防雨用透明シート
8 シート支持体
11 ハブ固定部材
DESCRIPTION OF
Claims (2)
自転車のハンドルに取り付けるためのハンドル固定用ロッドおよび自転車に装着したときに自転車のハンドルの下方向に延伸する防雨用透明シートを有し、
ハンドル固定用ロッドの両端に伸縮自在な伸縮性ロッドがそれぞれ装着され、
ハンドル固定用ロッドおよび各伸縮性ロッドの先端部に、それぞれシート支持体の一端が取り付けられ、
各シート支持体に防雨用透明シートが取付けられていることを特徴とする自転車用防雨具。 A bicycle rainproof device attached to the front of the bicycle,
A handle fixing rod for attaching to a bicycle handle and a rainproof transparent sheet that extends downward when attached to the bicycle handle,
Stretchable elastic rods are attached to both ends of the handle fixing rod,
One end of the seat support is attached to the tip of the handle fixing rod and each elastic rod,
A rainproof device for bicycles, wherein a rainproof transparent sheet is attached to each seat support.
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