JP4312505B2

JP4312505B2 - Building integration device

Info

Publication number: JP4312505B2
Application number: JP2003157440A
Authority: JP
Inventors: 修一益田; 敦史山崎
Original assignee: 株式会社益田建設
Priority date: 2003-06-03
Filing date: 2003-06-03
Publication date: 2009-08-12
Anticipated expiration: 2023-06-03
Also published as: JP2004362083A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、設計データを基に建築物の概算見積もりを積算するための建築積算装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
建築用ＣＡＤデータに対応して、使用資材とそれに対応する価格を入力し、建築物の概算価格を算出可能な建築積算装置や積算システムは、すでに種々のものが公知となっている（特許文献１、特許文献２）。このような積算システムにおいては、資材単価、労務単価などの標準仕様を予め入力してデータベース化しておく必要があるが、資材価格は時々変動するため、積算を正確に行うためには、使用資材に対応する単位当たりの単価を一定期間ごとに書き換えなければならない。例えば、木材は、ほぼ三ヶ月ごとに価格が変動する取引が行われる場合があり、この場合には木材の価格データは三ヶ月に一度更新しなければならない。
【特許文献１】
特開２００２−２３００７９号公報
【特許文献２】
特開２００２−３３４２３４号公報
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の建築積算装置では、データベースの価格データを書き換えるにあたり、各資材ごとに、個数、長さ、立米、平米など資材の属性により定められた単位あたりの単価を入力しなければならなかったため、大変な労力を要していたという問題点があった。
そこで、本発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、特に価格変動が頻繁である木材に着目し、価格の書き換えを大幅に省力化できる建築積算装置を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
請求項に記載された発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【０００５】
本発明は、建築用ＣＡＤシステムにより作成された設計データを記憶可能な設計データ記憶手段(40)と、前記設計データ記憶手段(40)に記憶された設計データに対応する資材データを記憶するための資材データ記憶手段(50)と、資材ごとの価格データを記憶するための価格データ記憶手段(60)と、前記設計データ記憶手段(40)、前記資材データ記憶手段(50)、価格データ記憶手段(60)に記憶されたデータ及びデータ入力装置(90)により入力されたデータに基づいて、建築物の工事費を積算可能な演算手段(30)を少なくとも有する建築積算装置に係る。
【０００６】
ここで、この建築積算装置は、コンピュータを上記諸手段として機能させるための積算プログラムにより作動可能であり、当該プログラムを搭載したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いて作動させることもできる。あるいは、前記プログラムをインターネットを通じてダウンロードすることにより作動させることもできるものである。
前記資材データ記憶手段(50)及び価格データ記憶手段(60)は、キーボードやマウスなどのデータ入力装置(90)によりデータ入力可能であると共に、データ入力装置(90)によるデータの書き換えも可能に形成されている。そして、演算手段(30)は、設計データ記憶手段(40)に記憶された設計データとデータ入力装置(90)により入力されたデータに基づいて、使用資材を特定するとともにその総量を算出し、資材の合計価格と労務費や必要経費などを加えた建築物の予定総価格（見積価格）を算出可能となっている。
【０００７】
さらに、本発明においては、前記価格データ記憶手段(60)は、木材データについて、同一の材種について３ｍ、４ｍ、５ｍ以上の３種の長さ寸法ごとにグループ化して価格設定された単位体積あたりの体積単価、および同一体積単価のグループに属する各木材の断面形状別の個別単価を記憶可能な木材価格記憶手段(64)を有し、前記演算手段(30)は、前記木材価格記憶手段(64)の記憶している木材の個別単価に、前記設計データから抽出された又は前記データ入力装置により入力された数量データに基づく数量を乗じることにより、材種ごとの木材価格を算出可能に形成されているとともに、前記グループごとに設定された体積単価に、当該グループに属する木材の寸法から換算される体積を乗じることによって、当該グループに属する各木材の個別単価を算出可能な木材価格演算手段(81)を有している。そして、前記木材価格記憶手段(64)の記憶している価格データを書き換え可能に形成し、前記データ入力装置により前記グループごとに設定された体積単価の価格データを書き換えて所定の指示操作を行うことにより、前記木材価格演算手段(81)がそのグループに属する各木材の個別単価を算出し、前記木材価格記憶手段(64)の記憶する各木材の個別単価の価格データが自動的に書き換えられるようにしたことを特徴とする。
【０００８】
前記木材価格記憶手段(64)は、例えば一立方メートル当たりの木材価格を記憶可能に形成されており、同一の材種について長さ寸法ごとに一定範囲でグループ化して価格設定され記憶されている。なお木材価格記憶手段(64)としては、グループごとの体積価格以外にも、例えば各木材の単価価格を記憶可能であっても構わない。具体的には、グループは、例えば、長さが等しい材木を一つのグループ（例えば赤松グリーン材の梁材３メートルのグループ）としてまとめることができ、このグループに属する木材の立米あたりの単価を設定することができる。この場合、各材木の幅高さ寸法は異なっていても構わないものとして木材の体積単価を決定する。木材は、天然材の場合、長さによる価格の変動が大きいので、長さの長い材ほど単位体積当たりの単価を高くすることで価格を効率的に反映できるからである。
【０００９】
なお、前記価格データ記憶手段(60)は、上記木材価格記憶手段(64)以外の手段、例えば資材の個別単価を記憶する単価記憶手段(61)や、面積単位あたりの資材価格を記憶する面積価格記憶手段(62)、体積単位あたりの資材価格を記憶する体積価格記憶手段(63)を有している。
前記木材価格演算手段(81)は、前記木材価格記憶手段(64)に記憶されているグループごとの立米単価から、当該グループに属する木材の個別価格を算出するためのものである。例えば、ある木材の立米単価が６万円の場合、10センチ角３メートルの木材価格は1800円である。この木材価格演算手段(81)により算出された木材の個別価格は、前記木材価格記憶手段(64)に記憶させることができる。
【００１０】
ここで、前記価格データ記憶手段(60)に記憶されている価格データは、資材価格の変動に伴い書き換え可能である。この書き換え作業の際には、資材データの各項目について、データ入力手段を用いて価格データの再入力をする必要があるが、木材価格については、木材価格記憶手段(64)に記憶されているグループに対応する体積価格データを更新すれば、前記木材価格演算手段(81)が立米単価に基づいて木材の個別価格を算出するため、木材データの各項目についてデータを入力し直す手間が無い。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施の形態を、規格住宅、注文住宅（木造建築）の積算を行う積算装置を例に、図面に基づき説明する。
（図面の説明）
図１乃至図８は、本発明の実施の形態を示すものである。
図１は積算装置の入力、制御及び出力のブロック図、図２は資材データ及び価格データを示す概念図、図３乃至図８はデータ表示装置の表示画面の一例をそれぞれ示すものである。なお図９は従来の資材データ及び価格データを示す概念図である。
【００１２】
（積算装置10）
積算装置10は、図１に示すように、記憶手段20及び演算手段30を有しており、キーボード、マウス等のデータ入力装置90から入力された諸データ及び記憶手段20に記憶されているデータを基に、建築物の概算費用を積算するものである。入力データ、演算処理の経過、積算結果等はＣＲＴ、ＴＦＴなどのデータ表示装置91及び印刷装置92に、それぞれ出力可能となっている。
（記憶手段20）
記憶手段20は、データ入力装置(90)を用いて入力した入力データや、記録媒体等に記録されたデータなどを記憶可能であり、図１に示すように、設計データ記憶手段40、資材データ記憶手段50及び価格データ記憶手段60を有している。なお記憶手段20としては、上記以外の手段を有していても構わない。
【００１３】
（設計データ記憶手段40）
設計データ記憶手段40は、建築用ＣＡＤシステムにより作成された設計データを記憶するためのものである。
（資材データ記憶手段50）
資材データ記憶手段50は、建築物に使用される種々の資材に関するデータを記憶するためのものである。資材データは、基礎材、外壁材、構造材などの種類別に、寸法、規格、仕様、メーカーなどが記憶されている。新たな資材が加わった場合には、データ入力装置90によりそのデータを入力する事も可能である。
【００１４】
（価格データ記憶手段60）
価格データ記憶手段60は、資材データ記憶手段50に記憶された各資材データに対応する所定の単位あたりの価格（単位価格）や、資材以外の価格、例えば大工手間賃などの労務価格や諸経費を記憶するためのものである。ここで、価格データ記憶手段60は、単価記憶手段61、面積価格記憶手段62、体積価格記憶手段63及び木材価格記憶手段64を有している。
単価記憶手段61は、個数単位や長さ単位の単位価格（単価価格）を記憶するためのものである。単価記憶手段61により単位価格が設定されるものとしては、例えばドアや窓サッシなどの建具、流し台、ユニットバスなどの設備品等が挙げられる。また、面積価格記憶手段62は、一平米又は一坪あたりの単位価格（平米単価、坪単価）を記憶するためのものである。面積価格記憶手段62により単位価格が設定されるものとしては、例えば壁材、床材などが挙げられる。体積価格記憶手段63は、一立米あたりの単位価格（立米単価）を記憶するためのものである。体積価格記憶手段63により単位価格が設定されるものとしては、例えばコンクリートなどが挙げられる。
【００１５】
（木材価格記憶手段64）
木材価格記憶手段64は、木材について、同一の材種について寸法ごとに一定範囲でグループ化して価格設定された価格データを記憶するためのものである。
資材のなかで、木材は自然材であるため、建具やサイディングボードなどの工業製品に比べ、気候条件その他の条件に影響されてその価格が変動しやすい。従って、木材に関する価格データは頻繁に更新する必要があり、この作業を少しでも容易に行うことが求められる。そこで、本実施の形態においては、木材の資材データを立米単価が等しくなるよう長さごとにいくつかのグループに分けて設定する、木材価格記憶手段64を設けたものである。
【００１６】
具体例を図２に示す。図２は資材データ及び価格データを示す概念図である。表左側の数字が木材「甲」（甲は材種）の資材データを表し、表右側は甲材の立米単価を表している。例えば、木材「甲」の105mm角、長さ3000mmの角材は、立米単価が60000円のグループＡに属している。このように、長さ単位でグループ分けしたのは、天然材の場合、価格は長さの長いほど高額になるからである。
さらに、木材の価格データとしては、各グループに属する木材の断面形状別の個別価格が各木材ごとに記憶されている。この個別価格は、後述する木材価格演算手段81により、木材の寸法と立米単価から自動的に算出されるものである。このように形成することにより、単位価格変更の際、各木材データについて一項目ずつ価格設定を変更しなくても、グループに設定されている立米単価を変更すれば、グーループ全体の個別価格が自動的に変更されるようになるものである。
これに対し、図９に示す従来の単価設定方法では、資材データに対して個別価格データが一対一で設定されているだけなので、単位価格変更に際し、価格データの単価を逐一変更していかなければならない。
【００１７】
（演算手段30）
演算手段30は、図１に示すように、資材演算手段70及び価格演算手段80を有している。資材演算手段70は、使用資材の種類別総量を算出するためのものであり、価格演算手段80は使用資材の価格及び資材以外の価格を含めた建築物の総価格（見積価格）を算出するためのものである。なお演算手段30としては、上記以外の手段を有していても構わない。
（資材演算手段70）
資材演算手段70は、設計データ及び所定の入力データに基づいて、資材データ記憶手段50に記憶された資材データの中から、所定の資材データを抽出するとともに、当該資材の総量を演算するためのものである。
資材演算手段70は、図１に示すように、資材データ抽出手段71及び面積演算手段72及び体積演算手段73を備えている。
【００１８】
資材データ抽出手段71は、設計データ等に基づいて、資材データ記憶手段50に記憶された資材データの中から、所定の資材データを抽出するためのものである。具体的には、設計データに基づき自動的に資材データを抽出したり、設計データだけでは特定できない情報をデータ入力装置90により入力することにより資材データを抽出可能になっている。例えば、資材データのうち、寸法データについては、使用目的に応じた高さ、幅、長さの標準寸法が定められているので、設計データに基づき自動的に抽出可能である。標準以外の寸法を用いる場合には、データ入力装置90によりその寸法を入力し、また、資材の仕様、メーカーなどは設計プランに応じて所定のデータ入力をすることにより、資材データを抽出する（図６参照）。ここで、データ入力装置90による入力は、例えばデータ表示装置91に表示される所定の入力表示画面に、データ入力装置90を用いて選択項目を選択（チェックボックスにチェック）することにより実行可能である（図４参照）。
【００１９】
面積演算手段72は、面積価格記憶手段62により単位価格が設定される資材について、設計データから特定される面積データを基に、使用資材の総量を演算するものである。例えば、前記資材データ抽出手段71により、１階ホールの天上仕上げ材として「量産品クロス」が抽出された場合（図５参照）、その抽出データ及び設計データ又は規定値（予め定められた数値）から特定される面積データに基づき、「１階ホールの天上仕上げ材」に使用する「量産品クロス」の総面積が算出される。
一方、体積演算手段73は、体積価格記憶手段63により単位価格が設定される資材について、設計データから特定される体積データを基に、使用資材の総量を演算するものである。例えば、前記資材データ抽出手段71により、基礎として「ベタ基礎」を抽出した場合、その抽出データ及び設計データの面積データ及び規定値（予め定められた高さ数値）から特定される体積データに基づき、「ベタ基礎」についての総体積が算出される。
【００２０】
（価格演算手段80）
価格演算手段80は、価格データ記憶手段60に記憶されている価格データをもとに、前記資材演算手段70の演算に基づく資材データに対応する価格を演算すると共に、設計データに基づく資材の単価価格や労務価格等諸経費に、前記演算価格を加算して、全ての価格の合計を算出するためのものである。
例えば、外壁材の面積価格がＸで、設計データに基づく総面積がＹ平米ならば基本的にＸ×Ｙが外壁の価格となる。この場合、資材や使用箇所などに応じて予め定められた関数などの所定の数値を掛け合わせることもできる。例えば、資材ロスを見込んだ数値を算出するために、Ｘ×Ｙ×1.05などの計算式を用いてもよい。これらの調整値は、各事業者が自由に設定することができる。
【００２１】
また、柱梁材などの価格を演算する際には、設計データから資材データ抽出手段71が抽出した抽出データに基づき、木材価格記憶手段64に記憶された木材の個別価格により算出する。例えば、資材データ抽出手段71が、甲材の105×105×3000（単価1980円）を１０本抽出した場合、1980×10が甲材の価格となる。すなわち、木材価格記憶手段64の記憶している木材の断面形状別の個別単価に、設計データから抽出された又はデータ入力装置により入力された数量データに基づく数量を乗じることにより、材種ごとの木材価格を算出する。
このようにして算出した各資材の価格と、資材データ抽出手段71により抽出された上記以外の資材（ドアやサッシなど）の個別単価、大工手間賃などの諸経費を合計して、建築物の総価格を算出する。
【００２２】
（木材価格演算手段81）
木材価格演算手段81は前記体積価格記憶手段(63)（木材価格記憶手段(64)）に記憶されているグループごとの立米単価から、当該グループに属する木材の個別価格を算出するためのものである。すなわち、この木材価格演算手段81は、木材の立米単価を変更する場合、変更された立米単価をもとに、木材の個別単価を更新するためのものである。
例えば、図２おいて、グループＡの立米単価を63000円に変更した場合には、甲材の105×105×3000の単価は2080円となる。すなわち、グループごとに設定された立米単価に、当該グループに属する木材の寸法（幅・高さ・長さ）から換算される体積を乗じることによって、当該グループに属する各木材の個別単価を算出する。この換算は、価格データ記憶手段60のデータ更新に際し、グループＡの立米単価を書き換えて所定の指示操作（例えば換算開始ボタンのクリック）をすることにより実行される。木材価格演算手段81はグループＡに属する木材の単価全てについて、新しく入力した立米単価に基づいて算出する。従って、各資材ごとに新たな単価を入力する必要が無く、入力ミスも少なくでき、価格データの更新が極めて迅速かつ確実に行えるのである。
【００２３】
（積算手順及び価格データの書き換え）
上記構成を有する積算装置10を用いて建築物の積算を行う場合には、まず、建築用ＣＡＤシステムにより作成された設計データを積算装置10に入力し、設計データ記憶手段40に記憶させる。次に、本実施の形態に係る積算装置10を起動させ、物件名、担当部署等の書誌事項を入力してから（図３参照）具体的な見積もり作業に入る。
積算装置10に所定の見積開始入力（データ表示装置91の画面上に表示される開始ボタンのクリックなど）をすると、資材データ抽出手段71が、ＣＡＤ図面から特定可能な資材データを自動的に抽出する。また、ＣＡＤ図面から直接特定できない情報、例えば資材の材種指定、使用する資材のメーカーなどについては、依頼主との事前の打ち合わせにより作成した仕様書に基づいて、データ入力装置90を用いて入力する。具体的には、入力表示画面上に表示される表示に従って、所定の選択項目をチェックするのみでよい（図４乃至図６参照）。
【００２４】
全ての必要事項を入力後、所定の見積指定入力（表示画面の完了ボタンのクリックなど）を行うと、演算手段30により見積もりが開始される。すなわち、資材演算手段70が各資材についての総量を算出し、これを価格データ記憶手段60に記憶されている価格データに照らして、建築物の総価格を算出する。ここで、この総価格は、所定の利益率を含んだ見積額と、実際に資材費用としてかかる実行額とに分けて算出可能である。顧客には、見積額を提示する。
見積りの内訳はデータ表示装置91に表示可能であり、さらに表示された見積内容を編集可能である。編集された内容は、当初のデータと置き換えられて、見積内容は更新される。積算データは、見積書、見積り内訳書、内訳明細書、として印刷装置92から出力可能である。
【００２５】
このように、本実施の形態によれば、ＣＡＤ図面を読み込んでから、予め作成された見積仕様書の記載に基づいて、所定の入力表示画面に従ってデータを入力していくのみで積算ができるので、専門的知識を有しない作業者であっても容易に、かつ短時間で見積書の作成を行うことができるものである。
【００２６】
ここで、価格データ記憶手段60に記憶された価格データの書き換えについて、木材を例にして説明する。価格データ記憶手段60のデータを変更する場合には、まず、記憶手段20に記憶されている資材データ及び価格データ（マスターデータ）を表示する表示画面を開き、データ書き換えに係る木材の用途（柱、梁、土台など）及び材種（木材の種類）を選択する（図７参照）。次に価格データ編集用の表示画面を開き（図８参照）、選択された材種について、長さごとに規定された立米単価を変更（再入力）することにより、該当する材種のすべての単価が自動的に設定される。これは、図２に示すように、木材の体積価格データが、同体積の資材を長さごとにグループ分けしてあり、グループの立米単価を変更すれば、当該グループに属するすべての木材データの立米単価が変更されるようになっているからである。さらに、この変更された立米単価に基づき、木材価格演算手段81が各木材の個別単価を算出し、その価格データは木材価格記憶手段64に記憶される。このため、木材データの各項目について逐一価格データを再入力する必要が無く、作業を迅速に行うことができるものである。
【００２７】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、本発明によれば、特に価格変動が頻繁な木材について、価格の書き換えを大幅に省力化できる建築積算装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態であって、積算装置の入力、制御及び出力のブロック図である。
【図２】本発明の実施の形態であって、資材データ及び価格データを示す概念図である。
【図３】本発明の実施の形態であって、データ入力画面の一例を示す図である。
【図４】本発明の実施の形態であって、データ入力画面の一例を示す図である。
【図５】本発明の実施の形態であって、データ入力画面の一例を示す図である。
【図６】本発明の実施の形態であって、データ入力画面の一例を示す図である。
【図７】本発明の実施の形態であって、記憶手段に記憶されている資材データ及び価格データを
表示した表示画面の一例を示す図である。
【図８】本発明の実施の形態であって、単価価格設定切り替え画面の一例を示す図である。
【図９】従来の資材データ及び価格データを示す概念図である。
【符号の説明】
10 積算装置 20 記憶手段
30 演算手段 40 設計データ記憶手段
50 資材データ記憶手段 60 価格データ記憶手段
61 単価記憶手段 62 面積価格記憶手段
63 体積価格記憶手段 64 木材価格記憶手段
70 資材演算手段 71 資材データ抽出手段
72 面積演算手段 73 体積演算手段
80 価格演算手段 81 木材価格演算手段
90 データ入力装置 91 データ表示装置
92 印刷装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a building integration device for integrating approximate estimates of buildings based on design data.
[0002]
[Prior art]
Various building integration devices and integration systems that can calculate the approximate price of a building by inputting the materials used and the price corresponding to the CAD data for building are already known (Patent Literature) 1, Patent Document 2). In such an integration system, standard specifications such as material unit prices and labor unit prices need to be entered in advance and made into a database. However, since material prices change from time to time, it is necessary to use materials to accurately calculate The unit price per unit corresponding to must be rewritten at regular intervals. For example, wood, there is a case that the transaction price is varied approximately every three months is done, the price data of the wood in this case must be updated once in three months.
[Patent Document 1]
JP 2002-230079 [Patent Document 2]
JP 2002-334234 A
[Problems to be solved by the invention]
However, with the conventional building integration device, when rewriting the price data in the database, it was necessary to input the unit price per unit determined by the material attributes such as number, length, rice, and square meters for each material. There was a problem that it required a lot of labor.
Therefore, the present invention has been made in view of the above-described problems of the conventional technology, and the object of the present invention is to pay special attention to wood whose price fluctuates frequently, and to greatly save the price rewriting. It is intended to provide a building integration device that can be converted into a building.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The invention described in the claims has been made to achieve each of the above-described objects, and features of the present invention will be described below using the embodiments of the invention shown in the drawings.
In addition, a code | symbol shows the code | symbol used in embodiment of this invention, and does not limit the technical scope of this invention.
[0005]
The present invention stores design data storage means (40) capable of storing design data created by an architectural CAD system, and material data corresponding to the design data stored in the design data storage means (40). Material data storage means (50), price data storage means (60) for storing price data for each material, design data storage means (40), material data storage means (50), price data storage The present invention relates to a building integrating device having at least computing means (30) capable of integrating the construction cost of a building based on the data stored in the means (60) and the data inputted by the data input device (90).
[0006]
Here, this building integration device can be operated by an integration program for causing a computer to function as the above-mentioned means, and can also be operated using a computer-readable recording medium equipped with the program. Alternatively, it can be operated by downloading the program through the Internet.
The material data storage means (50) and price data storage means (60) can be input by a data input device (90) such as a keyboard and a mouse, and can be rewritten by the data input device (90). Is formed. And the computing means (30), based on the design data stored in the design data storage means (40) and the data input by the data input device (90), specifies the materials used and calculates the total amount, It is possible to calculate the planned total price (estimated price) of the building including the total price of materials, labor costs and necessary expenses.
[0007]
Further, in the present invention, the price data storage means (60) is a unit volume that is set by grouping the wood data for each of three length dimensions of 3 m, 4 m, 5 m or more for the same material type. Per unit volume , and individual price for each cross-sectional shape of each timber belonging to the group of the same volume unit price , timber price storage means (64), the calculation means (30), the timber price storage means By multiplying the individual unit price of timber stored in (64) by the quantity based on the quantity data extracted from the design data or input by the data input device, the timber price for each grade can be calculated. The unit price of each timber belonging to the group is formed by multiplying the volume unit price set for each group by the volume converted from the size of the timber belonging to the group. It has a timber price calculation means (81) capable of calculating another unit price. Then, the price data stored in the wood price storage means (64) is formed so as to be rewritable, and the price data of the volume unit price set for each group is rewritten by the data input device to perform a predetermined instruction operation. Thus, the wood price calculation means (81) calculates the individual unit price of each timber belonging to the group, and the price data of the individual unit price of each timber stored in the timber price storage means (64) is automatically rewritten. It is characterized by doing so.
[0008]
The wood price storage means (64) is formed so as to be able to store, for example, a wood price per cubic meter, and the same material type is priced and stored in groups within a certain range for each length dimension. In addition to the volume price for each group, for example, the unit price of each timber may be stored as the timber price storage means (64). Specifically, for example, a group can combine timbers of the same length as one group (for example, a group of 3 meters of red pine green beams), and set a unit price per timber of wood belonging to this group can do. In this case, the volume unit price of the wood is determined on the assumption that the width and height of each timber may be different. This is because, in the case of natural wood, the price of wood varies greatly according to the length, and the longer the length of the wood , the higher the unit price per unit volume can be reflected efficiently .
[0009]
The price data storage means (60) is a means other than the timber price storage means (64), for example, a unit price storage means (61) for storing individual unit prices of materials, or an area for storing material prices per area unit. Price storage means (62) and volume price storage means (63) for storing the material price per volume unit are provided.
The timber price calculating means (81) is for calculating the individual price of timber belonging to the group from the unit price of rice for each group stored in the timber price storage means (64). For example, if the unit price of a certain timber is 60,000 yen, the timber price for a 10-cm square and 3 meters is 1800 yen. The individual price of the timber calculated by the timber price calculating means (81) can be stored in the timber price storing means (64).
[0010]
Here, the price data stored in the price data storage means (60) can be rewritten as the material price fluctuates. At the time of this rewriting work, it is necessary to re-input the price data for each item of the material data using the data input means, but the timber price is stored in the timber price storage means (64). If the volume price data corresponding to the group is updated, the timber price calculation means (81) calculates the individual price of timber based on the unit price of rice, so there is no need to re-enter data for each item of timber data.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings, taking as an example an integration device for integrating standard houses and custom houses (wooden buildings).
(Explanation of drawings)
1 to 8 show an embodiment of the present invention.
FIG. 1 is a block diagram of input, control and output of the integrating device, FIG. 2 is a conceptual diagram showing material data and price data, and FIGS. 3 to 8 show examples of display screens of the data display device. FIG. 9 is a conceptual diagram showing conventional material data and price data.
[0012]
(Accumulator 10)
As shown in FIG. 1, the accumulator 10 has a storage means 20 and a calculation means 30, and various data input from a data input device 90 such as a keyboard and a mouse and data stored in the storage means 20. Based on this, the estimated cost of the building is added. Input data, progress of arithmetic processing, integration results, and the like can be output to a data display device 91 such as a CRT or TFT and a printing device 92, respectively.
(Storage means 20)
The storage means 20 can store input data input using the data input device (90), data recorded on a recording medium or the like. As shown in FIG. 1, the design data storage means 40, material data, and the like can be stored. A storage means 50 and a price data storage means 60 are provided. Note that the storage means 20 may include means other than those described above.
[0013]
(Design data storage means 40)
The design data storage means 40 is for storing design data created by an architectural CAD system.
(Material data storage means 50)
The material data storage means 50 is for storing data relating to various materials used in the building. In the material data, dimensions, standards, specifications, manufacturers, and the like are stored for each type of basic material, outer wall material, structural material, and the like. When new materials are added, the data can be input by the data input device 90.
[0014]
(Price data storage means 60)
The price data storage means 60 stores a price per unit (unit price) corresponding to each material data stored in the material data storage means 50, a price other than the material, for example, a labor price such as a carpenter labor cost and various expenses. It is for memorization. Here, the price data storage means 60 includes unit price storage means 61, area price storage means 62, volume price storage means 63, and wood price storage means 64.
The unit price storage means 61 is for storing a unit price (unit price) in the unit of number or length. Examples of the unit price set by the unit price storage means 61 include fittings such as doors and window sashes, sinks, equipment such as unit baths, and the like. Further, the area price storage means 62 is for storing a unit price per square meter or a square meter (unit price per square meter, unit price per square meter). Examples of the unit price set by the area price storage means 62 include wall materials and floor materials. The volume price storage means 63 is for storing a unit price per unit of rice (unit price of rice). Examples of the unit price set by the volume price storage means 63 include concrete.
[0015]
(Wood price storage means 64)
The timber price storage means 64 is for storing price data in which timber is priced by grouping within a certain range for each dimension of the same material type.
Among materials, wood is a natural material, and its price is likely to fluctuate due to climatic conditions and other conditions compared to industrial products such as joinery and siding boards. Therefore, it is necessary to frequently update the price data related to timber, and it is required to perform this work as easily as possible. Therefore, in the present embodiment, there is provided a wood price storage means 64 for dividing and setting wood material data into several groups for each length so that the unit price of rice is equal.
[0016]
A specific example is shown in FIG. FIG. 2 is a conceptual diagram showing material data and price data. The numbers on the left side of the table represent the material data for the timber “A” (the type of the material is the A). For example, the 105mm square and 3000mm long square wood timber “Class A” belongs to Group A with a unit price of 60000 yen. In this way, the reason for grouping by length unit is that in the case of natural wood, the price increases as the length increases.
Furthermore, as the price data of timber, an individual price for each cross-sectional shape of timber belonging to each group is stored for each timber. This individual price is automatically calculated from the size of the wood and the unit price of rice by the wood price calculation means 81 described later. By forming in this way, when changing the unit price, the individual price of the entire group can be automatically changed by changing the unit price set for the group without changing the price setting for each item of wood data. Change.
On the other hand, in the conventional unit price setting method shown in FIG. 9, since the individual price data is only set one-to-one with the material data, the unit price of the price data must be changed one by one when changing the unit price. I must.
[0017]
(Calculation means 30)
As shown in FIG. 1, the calculation means 30 includes material calculation means 70 and price calculation means 80. The material calculation means 70 is for calculating the total amount of the materials used, and the price calculation means 80 calculates the total price (estimated price) of the building including the prices of the used materials and the prices other than the materials. Is for. Note that the calculation means 30 may include means other than those described above.
(Material calculation means 70)
The material calculation means 70 extracts predetermined material data from the material data stored in the material data storage means 50 based on the design data and predetermined input data, and calculates the total amount of the material. Is.
As shown in FIG. 1, the material calculation means 70 includes material data extraction means 71, area calculation means 72, and volume calculation means 73.
[0018]
The material data extraction means 71 is for extracting predetermined material data from the material data stored in the material data storage means 50 based on design data or the like. Specifically, the material data can be extracted by automatically extracting the material data based on the design data or inputting information that cannot be specified only by the design data by the data input device 90. For example, the dimension data of the material data can be automatically extracted based on the design data because the standard dimensions of height, width, and length are determined according to the purpose of use. When using dimensions other than the standard, the data input device 90 inputs the dimensions, and material specifications, manufacturers, etc. extract the material data by inputting predetermined data according to the design plan ( (See FIG. 6). Here, the input by the data input device 90 can be executed by, for example, selecting a selection item (checking a check box) using the data input device 90 on a predetermined input display screen displayed on the data display device 91. Yes (see FIG. 4).
[0019]
The area calculation means 72 calculates the total amount of materials used based on the area data specified from the design data for the materials for which the unit price is set by the area price storage means 62. For example, when “mass product cross” is extracted as the top finishing material of the first floor hall by the material data extracting means 71 (see FIG. 5), the extracted data and design data or specified values (predetermined numerical values) Based on the area data identified from the above, the total area of the “mass produced product cross” used for the “first floor hall ceiling finishing material” is calculated.
On the other hand, the volume calculation means 73 calculates the total amount of materials used based on the volume data specified from the design data for the materials for which the unit price is set by the volume price storage means 63. For example, when “solid foundation” is extracted as the basis by the material data extracting means 71, based on the extracted data and the area data of the design data and the volume data specified from the specified value (predetermined height value) , The total volume for the “solid basis” is calculated.
[0020]
(Price calculation means 80)
The price calculation means 80 calculates the price corresponding to the material data based on the calculation of the material calculation means 70 based on the price data stored in the price data storage means 60, and the unit price of the material based on the design data This is for calculating the total of all prices by adding the calculated price to various expenses such as price and labor price.
For example, if the area price of the outer wall material is X and the total area based on the design data is Y square meters, X × Y is basically the price of the outer wall. In this case, it is also possible to multiply by a predetermined numerical value such as a function determined in advance according to the material or the place of use. For example, a calculation formula such as X × Y × 1.05 may be used to calculate a numerical value that allows for material loss. These adjustment values can be freely set by each operator.
[0021]
Further, when calculating the price of the column beam or the like, the price is calculated based on the individual price of the timber stored in the timber price storage means 64 based on the extracted data extracted by the material data extraction means 71 from the design data. For example, when the material data extraction means 71 extracts 10 105 × 105 × 3000 (unit price 1980 yen) of the upper, 1980 × 10 is the price of the upper. That is, by multiplying the individual unit price for each cross-sectional shape of the timber stored in the timber price storage means 64 by the quantity based on the quantity data extracted from the design data or input by the data input device, Calculate the timber price.
The price of each material calculated in this way, the individual unit price of materials other than the above (such as doors and sashes) extracted by the material data extraction means 71, and other expenses such as carpenter's labor costs are summed up to total the building. Calculate the price.
[0022]
(Wood price calculation means 81)
The timber price calculating means 81 is for calculating the individual price of the timber belonging to the group from the unit price of each group stored in the volume price storage means (63) (wood price storage means (64)). is there. That is, the wood price calculation means 81 is for updating the individual unit price of wood based on the changed unit price of rice when changing the unit price of wood.
For example, in FIG. 2, when the unit price for group A is changed to 63,000 yen, the unit price of 105 × 105 × 3000 for the deck is 2080 yen. That is, by multiplying the unit price of rice set for each group by the volume converted from the dimensions (width, height, length) of the wood belonging to the group, the individual unit price of each wood belonging to the group is calculated. . This conversion is executed by rewriting the standing unit price of the group A and performing a predetermined instruction operation (for example, clicking a conversion start button) when updating the data in the price data storage means 60. The timber price calculation means 81 calculates all unit prices of timber belonging to group A based on the newly input unit price of rice. Therefore, it is not necessary to input a new unit price for each material, input errors can be reduced, and price data can be updated extremely quickly and reliably.
[0023]
(Renewal of integration procedure and price data)
When building accumulation is performed using the accumulator 10 having the above-described configuration, first, design data created by the building CAD system is input to the accumulator 10 and stored in the design data storage means 40. Next, the integrating device 10 according to the present embodiment is activated and bibliographic items such as a property name and a department in charge are input (see FIG. 3), and a specific estimation work is started.
When a predetermined estimate start input (such as clicking a start button displayed on the screen of the data display device 91) is input to the integrating device 10, the material data extraction means 71 automatically extracts identifiable material data from the CAD drawing. To do. Also, information that cannot be specified directly from the CAD drawing, such as designation of the type of material, manufacturer of the material to be used, etc., is input using the data input device 90 based on the specifications prepared in advance with the client. To do. Specifically, it is only necessary to check predetermined selection items according to the display displayed on the input display screen (see FIGS. 4 to 6).
[0024]
After inputting all necessary items, the calculation means 30 starts the estimation when a predetermined estimate designation input (such as clicking the completion button on the display screen) is performed. That is, the material calculation means 70 calculates the total amount for each material, and calculates the total price of the building in light of the price data stored in the price data storage means 60. Here, the total price can be calculated by dividing into an estimated amount including a predetermined profit rate and an execution amount actually charged as a material cost. The estimated amount is presented to the customer.
The breakdown of the estimate can be displayed on the data display device 91, and the displayed contents of the estimate can be edited. The edited content is replaced with the original data, and the estimated content is updated. The integrated data can be output from the printer 92 as an estimate, an estimate breakdown, and a breakdown statement.
[0025]
As described above, according to the present embodiment, since the CAD drawing is read and the data can be integrated simply by inputting data according to a predetermined input display screen based on the description of the estimate specification prepared in advance. Even an operator who does not have specialized knowledge can create an estimate easily and in a short time.
[0026]
Here, rewriting of the price data stored in the price data storage means 60 will be described using wood as an example. When changing the data in the price data storage means 60, first, a display screen that displays the material data and price data (master data) stored in the storage means 20 is opened, and the use of the wood (pillar , Beam, foundation, etc.) and material type (wood type) (see FIG. 7). Next, open the display screen for price data editing (see Fig. 8), and change (re-enter) the unit price for each selected grade for each grade by changing (re-entering) the unit price specified for each length. Unit price is set automatically. This is because, as shown in FIG. 2, the volume price data of the timber is the grouping of materials of the same volume by length, and if the unit price of the group is changed, all the timber data belonging to the group This is because the unit price of rice is changed. Further, based on the changed unit price of rice, the timber price calculation means 81 calculates the individual unit price of each timber, and the price data is stored in the timber price storage means 64. For this reason, it is not necessary to re-input the price data for each item of the wood data, and the work can be performed quickly.
[0027]
【The invention's effect】
Since this invention is comprised as mentioned above, there exists an effect as described below.
That is, according to the present invention, it is possible to provide a building integration device capable of greatly saving the cost of rewriting the price especially for wood whose price fluctuates frequently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of input, control and output of an integrating device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a conceptual diagram showing material data and price data according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a data input screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a data input screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a data input screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of a data input screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram showing an example of a display screen that displays material data and price data stored in a storage unit according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing an example of a unit price setting switching screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a conceptual diagram showing conventional material data and price data.
[Explanation of symbols]
10 Accumulator 20 Storage means
30 Calculation means 40 Design data storage means
50 Material data storage means 60 Price data storage means
61 Unit price storage means 62 Area price storage means
63 Volume price storage means 64 Wood price storage means
70 Material calculation means 71 Material data extraction means
72 Area calculation means 73 Volume calculation means
80 Price calculator 81 Wood price calculator
90 Data input device 91 Data display device
92 Printer

Claims

Design data storage means capable of storing design data created by an architectural CAD system;
Material data storage means for storing material data corresponding to the design data stored in the design data storage means;
Price data storage means for storing price data for each material;
Building having at least computing means capable of accumulating the construction cost of the building based on the data stored in the design data storage means, the material data storage means, the price data storage means and the data input by the data input device An integrating device,
The price data storage means includes
Unit price storage means for storing the price per unit or length unit of equipment,
Area price storage means for storing the price per area unit of the wall material and floor material;
Volume price storage means for storing the price per volume unit of concrete;
For wood data related to natural wood, the unit price per unit volume that is priced by grouping the three types of length dimension of 3m, 4m, 5m or more for the same material type , and the group of the same volume unit price and a respective timber of the cross-sectional shape different individual bids can store wood price storage means belonging to,
The computing means is
The unit price storage means, the area price storage means, and the volume price storage means stored in the unit price, the unit price, the area unit, or the volume unit price, and extracted from the design data. Or, by multiplying the number, length, area, or volume input by the data input device, various material prices are calculated,
And by multiplying the individual unit price of the timber stored in the timber price storage means by the quantity based on the quantity data extracted from the design data or input by the data input device, the timber price for each material type Is formed so that it can be calculated,
By multiplying the volume unit price set for each group by the volume converted from the size of the wood belonging to the group, the wood price calculating means capable of calculating the individual unit price of each wood belonging to the group,
Price data stored in the price data storage means including the wood price storage means is formed so as to be rewritable, and the price data stored in the unit price storage means, the area price storage means, and the volume price storage means Can be rewritten in one-to-one correspondence with each material by the data input device, and for the price data stored in the wood price storage means, the volume set for each group by the data input device By rewriting the price data of the unit price and performing a predetermined instruction operation, the timber price calculation means calculates the individual unit price of each timber belonging to the group, and the price of the individual unit price of each timber stored in the timber price storage means A building integration device characterized in that data is automatically rewritten.