JP4309924B2 - サービス提供ノード発見装置、サービス提供ノード発見方法、サービス提供ノード発見プログラム - Google Patents

サービス提供ノード発見装置、サービス提供ノード発見方法、サービス提供ノード発見プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4309924B2
JP4309924B2 JP2007046908A JP2007046908A JP4309924B2 JP 4309924 B2 JP4309924 B2 JP 4309924B2 JP 2007046908 A JP2007046908 A JP 2007046908A JP 2007046908 A JP2007046908 A JP 2007046908A JP 4309924 B2 JP4309924 B2 JP 4309924B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
inquiry
service providing
information exchange
providing node
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007046908A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008211565A (ja
Inventor
修 水野
欣子 末田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2007046908A priority Critical patent/JP4309924B2/ja
Publication of JP2008211565A publication Critical patent/JP2008211565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4309924B2 publication Critical patent/JP4309924B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、アドホックネットワーク等、複数のノード間で一時的に形成されるネットワークにおいて、これら複数のノードの中からサービスを提供するサービス提供ノードを発見するサービス提供ノード発見装置、サービス提供ノード発見方法、サービス提供ノード発見プログラムに関する。
いわゆるアドホックネットワーク等、複数のノード間で一時的に形成されるネットワークにおいては、ネットワーク構成が動的に変更されること、サービス提供ノードのアドレスが既知であるとは限らないことから、あるノードがサービス提供を受けるためには、サービス提供ノードを発見しなければならない。
一般的なアドホックネットワークの全体構成を図8に示す。なお、図8においては、ノードX01がサービス提供ノードを発見しようとしているものとする。
図8を参照すると、ノードX01は、通信可能な範囲のノードX02,X03に対し、サービス提供ノードの所在についての問い合わせ電文SX01を送信する。ノードX02,X03がサービス提供ノードでなければ、ノードX2も同様に、通信可能な範囲のノードX04〜X06に対し、問い合わせ電文SX01を送信し、ノードX03も同様に、通信可能な範囲のノードX06,X07に対し、問い合わせ電文SX01を送信する。以上の動作は、サービス提供ノードが問い合わせ電文SX01を受信するまで繰り返される。
サービス提供ノードは、問い合わせ電文SX01を受信すると、自ノードのアドレスを含む応答電文SX02を、問い合わせ元のノードに返信する。そのノードも同様に、問い合わせ元のノードに応答電文SX02を返信する。以上の動作は、ノードX01が応答電文SX02を受信するまで繰り返される。
したがって、サービス提供ノードを発見するには、ネットワーク全体として大量の電文が送受信されるため、効率が悪い。
そこで、最近は、サービス提供ノードを効率的に発見するために、サービス提供ノードを管理するディレクトリエージェント(サービス情報管理者)をネットワーク内に設ける技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された技術によれば、各ノードは、サービス提供ノードを発見しようとする場合、サービス提供ノードを直接発見するのではなく、ディレクトリエージェントを発見し、ディレクトリエージェントにサービス提供ノードを発見させる。
特開2003−87265号公報
特許文献1に開示された技術によれば、各ノードは、自ノードからディレクトリエージェントを発見できることが担保されていれば、サービス提供ノードを効率的にかつ確実に発見することができる。
しかし、ディレクトリエージェントを発見できることが担保されていない場合は、サービス提供ノードを発見できないことがある。例えば、あるノードの通信可能なノードが1つのみであり、かつその通信可能なノードがサービス提供ノードでもディレクトリエージェントでもない場合である。
そこで、本発明の目的は、ディレクトリエージェントを発見できることが担保されていないようなネットワークにおいても、サービス提供ノードを効率的に確実に発見することができるサービス提供ノード発見装置、サービス提供ノード発見方法、サービス提供ノード発見プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のサービス提供ノード発見装置は、
一時的に形成されるネットワークを構成する複数のノードの各々に設けられ、当該複数のノードの中からサービス提供ノードを発見するサービス提供ノード発見装置であって、
他ノードから前記サービス提供ノードの所在についての問い合わせ電文を受け付ける問い合わせ受付手段と、
前記問い合わせ電文を受け付けると、自ノードが前記サービス提供ノードでない場合に、自ノードから通信可能なノードを検索する通信可能ノード検索手段と、
自ノード以外のノードの問い合わせ順序を指定する情報交換関係値をリストに登録する情報交換関係登録手段と、
前記リストから前記情報交換関係値を検索する情報交換関係検索手段と、
前記検索された通信可能なノードに対する問い合わせ順序を、前記検索された情報交換関係値に基づき決定する問い合わせ順序決定手段と、
前記検索された通信可能なノードに対し、前記決定された問い合わせ順序にしたがって前記サービス提供ノードの所在についての問い合わせ電文を送信する問い合わせ手段と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、情報交換関係値を基にして、サービス提供ノードの所在情報を取得できる可能性が高いノードから順番に問い合わせを行うことができるため、サービス提供ノードを効率的にかつ確実に発見することができる。
なお、前記情報交換関係登録手段は、自ノード以外のノードごとに、当該ノードから前記サービス提供ノードの所在情報を取得した回数に応じた値を、前記情報交換関係値として登録することとしても良い。
この構成によれば、問い合わせ順序を、サービス提供ノードの所在情報を取得した回数が多い順に決定することができる。
また、問い合わせ先のノードから問い合わせ電文に対する応答電文を受け付ける応答受付手段と、
問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文に前記サービス提供ノードの所在情報が含まれているか否かに基づいて、前記決定された問い合わせ順序にしたがって次の問い合わせを行うか否かを判定する判定手段と、をさらに有し、
前記問い合わせ手段は、前記判定の結果が次の問い合わせを行うことを示している場合に限り、前記決定された問い合わせ順序にしたがって次の問い合わせ先のノードに対し、問い合わせ電文を送信することとしても良い。
この構成によれば、サービス提供ノードが発見された後の問い合わせを阻止することができるため、ネットワーク上のトラフィックが無駄に増大してしまうことを回避することができる。
また、問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文に前記サービス提供ノードの所在情報が含まれている場合および自ノードが前記サービス提供ノードである場合に、前記サービス提供ノードの所在情報を含む応答電文を、問い合わせ元のノードに送信する応答送信手段をさらに有することとしても良い。
この構成によれば、サービス提供ノードが発見された場合に、そのサービス提供ノードの所在情報を問い合わせ元のノードに知らせることができる。
また、前記情報交換関係登録手段は、問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文に前記サービス提供ノードの所在情報が含まれているか否かに応じて、当該問い合わせ先のノードの情報交換関係値を再度算出し、算出した情報交換関係値を前記リストに登録することとしても良い。
この構成によれば、リストの情報交換関係値を最新の値に更新することができる。
本発明のサービス提供ノード発見装置は、自ノード以外のノードの問い合わせ順序を指定する情報交換関係値をリストに予め登録しておき、他ノードからサービス提供ノードの所在についての問い合わせを受け付けると、自ノードから通信可能なノードに対し、情報交換関係値に基づき問い合わせ順序を決定し、その問い合わせ順序にしたがって問い合わせを行う。
このように、情報交換関係値を基にして、サービス提供ノードの所在情報を取得できる可能性が高いノードから順番に問い合わせを行うことができるため、サービス提供ノードを効率的にかつ確実に発見することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本実施形態においては、各ノードは、制御部11と、アプリケーション12と、情報交換関係リスト13と、通信可能ノードリスト14と、通信部15と、を有している。なお、各ノードは、サービス提供アプリケーション16を有することにより、サービス提供ノードとしての役割を担うことができるものとする。
制御部11は、本発明のサービス提供ノード発見装置である。
アプリケーション12には、制御部11を構成する各部の処理が記述されている。
情報交換関係リスト13は、自ノード以外のノードについて、そのノードとの間の情報交換関係を数値化した情報交換関係値のリストである。なお、情報交換関係値は、自ノード以外のノードの問い合わせ順序を指定するための値であるが、詳細は後述する。
通信可能ノードリスト14は、自ノードから直接通信可能なノードのリストである。
通信部15は、他ノードとの間で通信を行う。
図2を参照すると、本実施形態においては、6個のノードN00〜N05間で一時的にネットワークを形成するものとしている。
また、ノードN00が直接通信可能なのはノードN01、ノードN01が直接通信可能なのはノードN00,N02,N03、ノードN02が直接通信可能なのはノードN04、ノードN03が直接通信可能なのはノードN05、ノードN04が直接通信可能なのはノードN02、ノードN05が直接通信可能なのはノードN03であるとする。
また、ノードN05のみが、サービス提供アプリケーション16を有しており、サービス提供ノードとしての役割を担うことができるものとする。
ここで、制御部11の構成について詳細に説明する。
図3を参照すると、制御部11は、問い合わせ受付手段111と、通信可能ノード検索手段112と、情報交換関係検索手段113と、問い合わせ順序決定手段114と、問い合わせ手段115と、応答受付手段116と、判定手段117と、応答送信手段118と、情報交換関係登録手段119と、を有している。
問い合わせ受付手段111は、他ノードからサービス提供ノードの所在についての問い合わせ電文を受け付ける。
通信可能ノード検索手段112は、問い合わせ電文を受け付けると、自ノードから直接通信可能なノードを検索し、検索されたノードを通信可能ノードリスト14に登録する。
情報交換関係検索手段113は、通信可能ノードリスト14に登録された通信可能なノードの情報交換関係値を、情報交換関係リスト13から検索する。
問い合わせ順序決定手段114は、通信可能ノードリスト14に登録された通信可能なノードに対する問い合わせ順序を、情報交換関係リスト13から検索された情報交換関係値に基づき決定する。
問い合わせ手段115は、通信可能ノードリスト14に登録された通信可能なノードに対し、先に決定された問い合わせ順序にしたがって問い合わせ電文を送信する。
応答受付手段116は、問い合わせ先のノードから問い合わせ電文に対する応答電文を受け付ける。
判定手段117は、問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文にサービス提供ノードのアドレスが含まれているか否かに基づいて、先に決定された問い合わせ順序にしたがって次の問い合わせを行うか否かを判定する。次の問い合わせを行うと判定されれば、問い合わせ手段115は、次の問い合わせ先のノードに対し、問い合わせ電文を送信する。
応答送信手段118は、問い合わせ元のノードに対し、応答電文を送信する。このとき、問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文にサービス提供ノードのアドレスが含まれている場合や自ノードがサービス提供ノードである場合は、サービス提供ノードのアドレスを応答電文に含める。
情報交換関係登録手段119は、問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文にサービス提供ノードのアドレスが含まれているか否かに応じて、問い合わせ先のノードの情報交換関係値を再度算出し、情報交換関係リスト13に登録する。
以下、本実施形態に係るサービス提供ノード発見方法について、図4のフローチャートを参照して説明する。ここでは、ノードN01がノードN00から問い合わせを受け付け、ノードN01の制御部11内の各部がアプリケーション12の記述に従い、サービス提供ノードを発見するものとして、ノードN01の動作を中心に説明する。
図4を参照すると、ステップ401でノードN00からの問い合わせ電文を通信部15を介して受け付けると、次のステップ402では、問い合わせ受付手段111は、自ノードにサービス提供アプリケーション16が存在するか否かを判定する。
もし、ステップ402でサービス提供アプリケーション16が存在すると判定されると、自ノードがサービス提供ノードとなるため、次のステップ403では、応答送信手段118は、自ノードのアドレスを、サービス提供ノードを発見した旨の応答電文に含めて、通信部15を介して、問い合わせ元のノードN00に返信する。
ここでは、ノードN01はサービス提供ノードではないため、ステップ402ではサービス提供アプリケーション16は存在しないと判定され、ステップ402から次のステップ404に遷移する。
ステップ404では、通信可能ノード検索手段112は、通信部15を介して、ノードN01から直接通信可能なノードを検索し、ステップ405では、ステップ404で検索されたノードを通信可能ノードリスト14に登録する。ここでは、ノードN01から通信可能なノードN00,N02,N03が検索されて、通信可能ノードリスト14に登録される。このときの検索方法の例としては、通信可能であるか否かを照会する電文を送信し、その送信先から一定時間内に通信可能である旨の電文が返信されてきたか否かを調べるなどの一般に知られている方法が挙げられる。
図5を参照すると、通信可能ノード検索手段112は、ノード名51と問い合わせ対象フラグ52との対を通信可能ノードリスト14に登録する。ここでは、ノード名51には、ステップ404で検索されたノードN00,N02,N03のノード名を登録する。問い合わせ対象フラグ52は、各ノードが問い合わせ対象となるか否かを意味するフラグである。ここでは、ノードN00はノードN01への問い合わせ元であるため、ノードN00の問い合わせ対象フラグ52には問い合わせ対象外を意味するNOを登録する。それ以外のノードN02,N03は以降のステップで問い合わせ対象であるため、ノードN02,N03の問い合わせ対象フラグ52にはYESを登録する。
再度図4を参照すると、次に、ステップ406では、情報交換関係検索手段113は、情報交換関係リスト13から、通信可能ノードリスト14に登録されたノードの情報交換値を検索する。ここでは、ノードN01,N02,N03の情報交換値が検索される。
図6を参照すると、情報交換関係リスト13には、ノード名61と情報交換値62との対が登録されている。ここでは、ノード名61には、ノードN01以外の、ノードN00,N02,N03,N04,N05のノード名が登録されている。上述のように、情報交換値62は、そのノードとの間の情報交換関係を数値化した値、すなわち、そのノードからサービス提供ノードのアドレスを取得した回数に応じた値となる。なお、情報交換値62は、ノード所有者の社会的信用度、ノード所有者との相対的な信用度などに応じて増減されるものであっても良い。ここでは、情報交換値62の値が大きいほど優先的にサービス提供ノードの所在についての問い合わせを行うものとする。
再度図4を参照すると、次に、ステップ407では、問い合わせ順序決定手段114は、通信可能ノードリスト14に登録されかつ問い合わせ対象フラグ52がYESであるノードのうち、情報交換値62の値が最も大きなノードを、最初に問い合わせを行う問い合わせ先ノードに決定する。
もし、ステップ408で問い合わせ先のノードが存在しないと判定されると、次のステップ409では、応答送信手段118は、サービス提供ノードを発見できなかった旨の応答電文を、通信部15を介して、問い合わせ元のノードN01に返信する。
ここでは、通信可能ノードリスト14に登録されかつ問い合わせ対象フラグ52がYESであるノードN02,N03が存在し、ノードN02,N03の情報交換値62がそれぞれ1,3であるため、ステップ407ではノードN03が問い合わせ先のノードに決定される。そのため、ステップ408では問い合わせ先のノードが存在すると判定され、ステップ408から次のステップ410に遷移する。
ステップ410では、問い合わせ手段115は、通信部15を介して、ステップ407で決定された問い合わせ先のノードに問い合わせ電文を送信する。ここでは、ノードN03に問い合わせ電文が送信され、以降、ノードN03からの応答電文を待つ。
ステップ411で問い合わせ先のノードからの応答電文を通信部15を介して応答受付手段116で受け付けると、次のステップ412では、判定手段117は、ステップ411で受け付けた応答電文にサービス提供ノードのアドレスが含まれているか否かに基づいて、サービス提供ノードが発見されたか否かを判定する。
もし、ステップ412でサービス提供ノードが発見されていないと判定すると、判定手段117は、別のノードへの問い合わせを行うと判定し、次のステップ413では、通信ノード検索手段112は、問い合わせ済みのノードの問い合わせ対象フラグ52をNOに更新し、ステップ407に遷移する。
他方、ステップS412でサービス提供ノードが発見されたと判定すると、判定手段117は、別のノードへの問い合わせを行わないと判定し、次のステップ414では、応答送信手段118は、ステップS411で受け付けた応答電文に含まれるサービス提供ノードのアドレスを、サービス提供ノードを発見した旨の応答電文に含めて、通信部15を介して、問い合わせ元のノードN00に返信する。
ここでは、ノードN01からの問い合わせ電文はノードN03に送信される。これを受けて、ノードN03では、ノードN01から問い合わせ電文を受け付けたステップ401以降の処理が行われる。しかし、ノードN03は、サービス提供ノードではないので、ステップ410で、問い合わせ電文をノードN05に送信する。これを受けて、ノードN05では、ノードN03から問い合わせ電文を受け付けたステップ401以降の処理が行われる。ノードN05は、サービス提供ノードであるので、ステップ403で、ノードN05のアドレスを含む応答電文をノードN03に返信する。これを受けて、ノードN03では、ノードN05から応答電文を受け付けたステップ411以降の処理が行われる。ノードN05からの応答電文にはノードN05のアドレスが含まれているので、ノードN03は、ステップ414で、ノードN05のアドレスを含む応答電文をノードN01に返信する。したがって、ノードN01では、ステップ412でサービス提供ノードが発見されたと判定されて、次のステップ414では、応答送信手段118は、ノードN05のアドレスを、サービス提供ノードを発見した旨の応答電文に含めて、通信部15を介して、問い合わせ元のノードN00に返信する。
その後、ステップ409,414で応答電文を返信した後のステップ415では、情報交換関係登録手段119は、問い合わせ先のノードの情報交換値62を再度算出し、情報交換関係リスト13を更新する。このときの算出方法の例としては、問い合わせ先のノードからサービス提供ノードのアドレスを取得できた場合は加算、取得できなかった場合は減算するなどの方法が挙げられる。ここでは、問い合わせ先のノードN03からサービス提供ノードであるノードN05のアドレスを取得できたため、図5でノードN03のノード名61の行にある情報交換値62を1つ加算して4にする。
なお、図6を参照すると、本実施形態においては、各ノード間で通信部15を介して通信される電文には、From71、To72、種別73が含まれる。
From71は、電文の送信元ノードのアドレス、To72は、電文の送信先ノードのアドレスである。種別73は、電文の種別を表すものであり、例えば、ステップ401,ステップ410における問い合わせ電文は「問い合わせ」、ステップ403,ステップ414における応答電文は「ノード発見」、ステップ409における応答電文は「失敗」、ステップ404における照会の電文は「照会」で、その返答の電文は「通信可能」となる。なお、種別73が「ノード発見」の応答電文には、サービス提供ノードのアドレスであるアドレス74が含まれる。
上述したように本実施形態においては、各ノードは、自ノード以外のノードごとに、そのノードからサービス提供ノードの所在情報を取得した回数に応じた情報交換関係値を情報交換関係リスト113に予め登録しておき、他ノードからサービス提供ノードの所在についての問い合わせを受け付けると、自ノードから通信可能なノードに対し、情報交換関係値に基づき決定した問い合わせ順序にしたがって問い合わせを行う。
このように、情報交換関係値を基にして、サービス提供ノードの所在情報を取得できる可能性が高いノード(過去にサービス提供ノードの所在情報を取得した回数が多いノードなど)から順番に問い合わせを行うため、サービス提供ノードを効率的にかつ確実に発見することができる。
また、本実施形態においては、各ノードは、問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文にサービス提供ノードの所在情報が含まれているか否かに基づき次の問い合わせを行うと判定した場合に限り、次の問い合わせを行うため、サービス提供ノードが発見された後の問い合わせを阻止することができ、それにより、ネットワーク上のトラフィックが無駄に増大してしまうことを回避することができる。
また、本実施形態においては、各ノードは、問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文にサービス提供ノードの所在情報が含まれている場合および自ノードがサービス提供ノードである場合に、サービス提供ノードの所在情報を含む応答電文を問い合わせ元のノードに送信するため、サービス提供ノードが発見された場合に、そのサービス提供ノードの所在情報を問い合わせ元のノードに知らせることができる。
また、本実施形態においては、各ノードは、問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文にサービス提供ノードの所在情報が含まれているか否かに応じて、その問い合わせ先のノードの情報交換関係値を再度算出し、情報交換関係リスト113に登録するため、情報交換関係リスト113の情報交換関係値を最新の値に更新することができる。
なお、本発明のサービス提供ノード発見方法は、上述のように制御部11を構成するハードウェアにより実行されるもの以外に、そのサービス提供ノード発見方法を実行するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行するものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、コンピュータに内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置を指す。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、インターネットを介してプログラムを送信する場合のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバとなるコンピュータ内の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものを含む。
本実施形態に係るノードの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示したノードが他ノードとの間で一時的に形成するネットワークの全体構成の一例を示す図である。 図1に示した制御部の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係るサービス提供ノード発見方法の一例を説明するフローチャートである。 図1に示した通信可能ノードリストの一例を示す図である。 図1に示した情報交換関係リストの一例を示す図である。 図1に示したノードが他ノードとの間で通信する電文の形式の一例を示す図である。 一般的なアドホックネットワークの全体構成の一例を示す図である。
符号の説明
11 制御部
12 アプリケーション
13 情報交換関係リスト
14 通信可能ノードリスト
15 通信部
16 サービス提供アプリケーション
111 問い合わせ受付手段
112 通信可能ノード検索手段
113 情報交換関係検索手段
114 問い合わせ順序決定手段
115 問い合わせ手段
116 応答受付手段
117 判定手段
118 応答送信手段
119 情報交換関係登録手段
N00〜N05 ノード

Claims (11)

  1. 一時的に形成されるネットワークを構成する複数のノードの各々に設けられ、当該複数のノードの中からサービス提供ノードを発見するサービス提供ノード発見装置であって、
    他ノードから前記サービス提供ノードの所在についての問い合わせ電文を受け付ける問い合わせ受付手段と、
    前記問い合わせ電文を受け付けると、自ノードが前記サービス提供ノードでない場合に、自ノードから通信可能なノードを検索する通信可能ノード検索手段と、
    自ノード以外のノードの問い合わせ順序を指定する情報交換関係値をリストに登録する情報交換関係登録手段と、
    前記リストから前記情報交換関係値を検索する情報交換関係検索手段と、
    前記検索された通信可能なノードに対する問い合わせ順序を、前記検索された情報交換関係値に基づき決定する問い合わせ順序決定手段と、
    前記検索された通信可能なノードに対し、前記決定された問い合わせ順序にしたがって前記サービス提供ノードの所在についての問い合わせ電文を送信する問い合わせ手段と、を有するサービス提供ノード発見装置。
  2. 前記情報交換関係登録手段は、自ノード以外のノードごとに、当該ノードから前記サービス提供ノードの所在情報を取得した回数に応じた値を、前記情報交換関係値として登録する、請求項1に記載のサービス提供ノード発見装置。
  3. 問い合わせ先のノードから問い合わせ電文に対する応答電文を受け付ける応答受付手段と、
    問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文に前記サービス提供ノードの所在情報が含まれているか否かに基づいて、前記決定された問い合わせ順序にしたがって次の問い合わせを行うか否かを判定する判定手段と、をさらに有し、
    前記問い合わせ手段は、前記判定の結果が次の問い合わせを行うことを示している場合に限り、前記決定された問い合わせ順序にしたがって次の問い合わせ先のノードに対し、問い合わせ電文を送信する、請求項1または2に記載のサービス提供ノード発見装置。
  4. 問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文に前記サービス提供ノードの所在情報が含まれている場合および自ノードが前記サービス提供ノードである場合に、前記サービス提供ノードの所在情報を含む応答電文を、問い合わせ元のノードに送信する応答送信手段をさらに有する、請求項3に記載のサービス提供ノード発見装置。
  5. 前記情報交換関係登録手段は、問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文に前記サービス提供ノードの所在情報が含まれているか否かに応じて、当該問い合わせ先のノードの情報交換関係値を再度算出し、算出した情報交換関係値を前記リストに登録する、請求項3または4に記載のサービス提供ノード発見装置。
  6. 一時的に形成されるネットワークを構成する複数のノードの各々に設けられ、当該複数のノードの中からサービス提供ノードを発見するサービス提供ノード発見装置によるサービス提供ノード発見方法であって、
    他ノードから前記サービス提供ノードの所在についての問い合わせ電文を受け付ける問い合わせ受付ステップと、
    前記問い合わせ電文を受け付けると、自ノードが前記サービス提供ノードでない場合に、自ノードから通信可能なノードを検索する通信可能ノード検索ステップと、
    自ノード以外のノードの問い合わせ順序を指定する情報交換関係値をリストに登録する情報交換関係登録ステップと、
    前記リストから前記情報交換関係値を検索する情報交換関係検索ステップと、
    前記検索された通信可能なノードに対する問い合わせ順序を、前記検索された情報交換関係値に基づき決定する問い合わせ順序決定ステップと、
    前記検索された通信可能なノードに対し、前記決定された問い合わせ順序にしたがって前記サービス提供ノードの所在についての問い合わせ電文を送信する問い合わせステップと、を有するサービス提供ノード発見方法。
  7. 前記情報交換関係登録ステップでは、自ノード以外のノードごとに、当該ノードから前記サービス提供ノードの所在情報を取得した回数に応じた値を、前記情報交換関係値として登録する、請求項6に記載のサービス提供ノード発見方法。
  8. 問い合わせ先のノードから問い合わせ電文に対する応答電文を受け付ける応答受付ステップと、
    問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文に前記サービス提供ノードの所在情報が含まれているか否かに基づいて、前記決定された問い合わせ順序にしたがって次の問い合わせを行うか否かを判定する判定ステップと、をさらに有し、
    前記問い合わせステップでは、前記判定の結果が次の問い合わせを行うことを示している場合に限り、前記決定された問い合わせ順序にしたがって次の問い合わせ先のノードに対し、問い合わせ電文を送信する、請求項6または7に記載のサービス提供ノード発見方法。
  9. 問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文に前記サービス提供ノードの所在情報が含まれている場合および自ノードが前記サービス提供ノードである場合に、前記サービス提供ノードの所在情報を含む応答電文を、問い合わせ元のノードに送信する応答送信ステップをさらに有する、請求項8に記載のサービス提供ノード発見方法。
  10. 問い合わせ先のノードから受け付けた応答電文に前記サービス提供ノードの所在情報が含まれているか否かに応じて、当該問い合わせ先のノードの情報交換関係値を再度算出し、算出した情報交換関係値を前記リストに登録する情報交換関係再登録ステップをさらに有する、請求項8または9に記載のサービス提供ノード発見方法。
  11. 一時的に形成されるネットワークを構成する複数のノードの各々に設けられ、当該複数のノードの中からサービス提供ノードを発見するコンピュータに、請求項6から10のいずれか1項に記載のサービス提供ノード発見方法を実行させるためのサービス提供ノード発見プログラム。
JP2007046908A 2007-02-27 2007-02-27 サービス提供ノード発見装置、サービス提供ノード発見方法、サービス提供ノード発見プログラム Expired - Fee Related JP4309924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007046908A JP4309924B2 (ja) 2007-02-27 2007-02-27 サービス提供ノード発見装置、サービス提供ノード発見方法、サービス提供ノード発見プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007046908A JP4309924B2 (ja) 2007-02-27 2007-02-27 サービス提供ノード発見装置、サービス提供ノード発見方法、サービス提供ノード発見プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008211565A JP2008211565A (ja) 2008-09-11
JP4309924B2 true JP4309924B2 (ja) 2009-08-05

Family

ID=39787492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007046908A Expired - Fee Related JP4309924B2 (ja) 2007-02-27 2007-02-27 サービス提供ノード発見装置、サービス提供ノード発見方法、サービス提供ノード発見プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4309924B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008211565A (ja) 2008-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2480933C (en) Metaspace: communication middleware for partially connected mobile ad hoc networks
CN101147380B (zh) 用于高效扩展p2p网络的方法和装置
US7586853B2 (en) Network location management system
JP2007066161A (ja) キャッシュシステム
US20060271638A1 (en) Method and apparatus for improving data transfers in peer-to-peer networks
JP2015179510A (ja) サービス指向アーキテクチャ(soa)ネットワークにおけるサービスの発見
JP2013542681A (ja) コンテンツ中心のネットワーク環境でグループ変更に関する情報を用いるコンテンツ共有方法及び装置
US20090154420A1 (en) Method of and apparatus for managing neighbor node having similar characteristic to that of active node and computer-readable recording medium having recorded thereon program for executing the method
JP2005070987A (ja) ファイル共有システムで用いられるノード、ファイル共有システムで用いられるファイル保存方法及びファイル保存プログラム。
JP2010532117A (ja) 通信ネットワークにおけるデータ管理のための方法およびシステム
EP2802108B1 (en) Data-centric communications system and data forwarding method
US8392549B2 (en) Apparatus and method for registering node and searching for floating internet protocol address using distributed network
US10887412B2 (en) Directory assisted routing of content in an information-centric network
JP4309924B2 (ja) サービス提供ノード発見装置、サービス提供ノード発見方法、サービス提供ノード発見プログラム
US8111635B2 (en) Server, terminal, and method for supporting mobility
CN111107039A (zh) 一种基于tcp连接的通信方法、装置及系统
JP2015220699A (ja) キャッシュノードの探索方法
JP4774814B2 (ja) サーバアクセス制御システム、サーバアクセス制御方法およびサーバアクセス制御プログラム
JP2006005753A (ja) 通信トポロジ導出方法、システム、サーバ、およびプログラム
JP6665697B2 (ja) 過去情報提供プログラム、過去情報提供方法及び過去情報提供装置
JP2006171917A (ja) 無線マルチホップアドホックネットワークのためのプロトコル
JP2003087265A (ja) サービス発見方法及び装置、並びにコンピュータプログラム
US20170286562A1 (en) Information processing apparatus, data providing system, and data providing method
EP3711281A1 (en) Selecting from a plurality of items which match an interest
US7698414B1 (en) Global monitoring and statistics collection for a plurality of computing nodes

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090331

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees