JP4307655B2 - Double-bearing reel spool - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプール、特に、釣り糸の巻き始め端を係止するための釣糸係止部を有する両軸受リールのスプールに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に両軸受リールは、ハンドルを有するリール本体と、リール本体に回転自在に装着されたスプールとを備えている。スプールは、糸巻胴部と、糸巻胴部の両端に設けられたフランジ部とを有している。糸巻胴部は外周に釣り糸が巻き付けられる円筒状であり、フランジ部は糸巻胴部の外径よりも大径である。また、糸巻胴部の内周部はスプール軸に装着されている。そして、糸巻胴部外周には、糸巻胴部に巻かれる釣り糸の巻き始め端を係止するための釣糸係止部が設けられている。
【0003】
釣糸係止部は、たとえば糸巻胴部の略中央部に棒状の係止ピンを立設したものがよく知られている。この係止ピンは、釣り糸を巻き付ける部分が、糸巻胴部の外周面より外方に突出するように設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の釣糸係止部は、係止ピンが糸巻胴部の外周面より外方に突出するように設けられているので、釣り糸を糸巻胴部に巻き付けたときに、糸巻き形状に段差を生じやすい。特に、糸巻胴部の外径がフランジ部の外径の40%以上である浅溝スプールに釣り糸を巻き付ける場合は、釣り糸の全体の巻き付け量が少ないため、糸巻き形状の段差がより際立ってしまう。
【0005】
本発明の課題は、両軸受リールのスプールにおいて、糸巻胴部に巻き付けられた釣り糸の糸巻き形状の段差を生じにくくすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明1に係る両軸受リールのスプールは、リール本体に対して回転自在に支持され、スプール軸に装着される両軸受リールのスプールであって、外周に釣り糸が巻き付けられかつ凹部が形成された糸巻胴部と、糸巻胴部の両端に設けられたフランジ部と、基端部が凹部の底面に埋設され先端部が凹部内において釣り糸を係止する釣糸係止部を有する係止ピンとを備えている。糸巻胴部は、凹部の底面に形成された段付きの貫通孔を有している。係止ピンは、先端部が基端部より大径になるように形成され、基端部を貫通孔に挿入したとき先端部が貫通孔の段部に係止される。
【0007】
このようなスプールでは、係止ピンは糸巻胴部に形成された凹部に埋設され、この係止ピンの先端部の釣糸係止部に釣り糸を係止している。この場合、釣糸係止部が凹部内に位置しているので、釣糸係止部に係止した釣り糸を糸巻胴部に巻き付けたとき、糸巻き形状に大きな変化を与えにくくなる。したがって、釣糸係止部に係止した釣り糸を巻き付けたときの糸巻き形状の段差を生じにくくすることができる。
【0008】
発明2に係るスプールは、発明1のスプールにおいて、釣糸係止部は糸巻胴部の外周面より外方に突出しないように設けられている。
【0009】
この場合は、釣糸係止部が糸巻胴部の外周面より外方に突出しないように設けられているので、釣り糸の係止部分を凹部内に確実に位置させることができる。
【0010】
発明3に係るスプールは、発明1又は2のスプールにおいて、釣糸係止部は釣り糸が係止可能な溝部である。
【0011】
この場合は、たとえば係止ピンの先端部の周方向に沿って釣糸係止部である溝部を形成し、この溝部に釣り糸を巻き付けて係止することにより、釣り糸の係止が容易になる。
【0012】
発明4に係るスプールは、発明1又は2のスプールにおいて、釣糸係止部は釣り糸が係止可能な貫通孔である。
【0013】
この場合は、貫通孔に釣り糸を係止することにより、釣り糸を確実に係止することができる。
【0014】
発明5に係るスプールは、発明1から4のいずれかのスプールにおいて、係止ピンは糸巻胴部を貫通している。
【0015】
この場合は、糸巻胴部と係止ピンとの固定をさらに強固にすることができる。
【0016】
発明6に係るスプールは、発明5のスプールにおいて、スプール軸は糸巻胴部の貫通孔と連通する係合孔をさらに備え、係止ピンは貫通孔及び係合孔を挿通している。
【0017】
この場合は、係止ピンを糸巻胴部とスプール軸とに係合させることにより、スプール軸の回り止めを兼用することができる。
【0018】
発明7に係るスプールは、発明1から6のいずれかのスプールにおいて、釣糸係止部は糸巻胴部の径方向に移動可能である。
【0019】
この場合は、たとえば釣糸係止部がバネ部材等により外方に付勢されて突出するようにしたり、あるいは係止ピンにねじを形成し糸巻胴部の径方向に釣糸係止部が進退自在な構成にすることにより、釣糸係止部が外方に突出した状態において釣り糸を容易に係止することができる。また、釣糸係止部が外方に突出しない状態で釣り糸を糸巻胴部に巻き付けることにより、糸巻き形状に大きな変化を与えにくくなる。
【0020】
発明8に係るスプールは、発明1から7のいずれかのスプールにおいて、糸巻胴部の外径は、フランジ部の外径の40%以上である。
【0021】
この場合には、糸巻胴部が浅溝化されているので、細い釣り糸をスプールに巻き付けた場合も、巻き癖が生じにくい。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を採用した両軸受リールは、図1及び図2に示すように、ベイトキャスト用のロープロフィール型のリールである。この両軸受リールは、リール本体1と、リール本体1の側方に配置されたスプール回転用のハンドル組立体2と、リール本体1の内部に回転自在かつ着脱自在に装着された糸巻き用のスプール4とを備えている。ハンドル組立体2のリール本体1側には、ドラグ調整用のスタードラグ3が設けられている。
【0023】
リール本体1は、フレーム5と、フレーム5の両側方に装着された側カバー6と、フレーム5の前方を覆う前カバー7と、上部を覆うサムレスト8とを有している。
【0024】
スプール4は、図3に拡大して示すように、両側部に皿状のフランジ部4aと、両フランジ部4aの間に形成された筒状の糸巻胴部4bとを有している。糸巻胴部4bの外径はフランジ部4aの外径の40%以上になるように形成されており、いわゆる浅溝スプールと呼ばれるタイプのものである。また、スプール4は、糸巻胴部4bの内周側において中央部に一体成形された筒状のボス部4cを有している。スプール4は、ボス部4cを貫通するスプール軸10に回転不能に固定されている。スプール軸10は、側カバー6に設けられた軸受により回転自在に支持されている。
【0025】
糸巻胴部4bの中央部には、外形が円形に切削加工された凹部4dと、凹部4dの底面に凹部4dより段階的に小径になるようにボス部4cを貫通する貫通孔4eとが形成されている。また、スプール軸10には、貫通孔4eと連通する係合孔10aが形成されている。そして、貫通孔4e及び係合孔10aには、釣り糸を係止する釣糸係止部80を有する係止ピン70が挿入されている。
【0026】
係止ピン70は、貫通孔4e及び係合孔10aに挿入される棒状の基端部70aと、基端部70aより大径の先端部70bとを有している。基端部70aが貫通孔4e及び係合孔10aに挿入されたとき、先端部70bが貫通孔4eの段付き部分に合致するように形成されている。なお、係合孔10aに係止ピン70を係合させることにより、スプール4に対してスプール軸10の回り止めを行うことができる。
【0027】
先端部70bは、釣糸係止部80として周方向に沿って溝部71が形成されており、この溝部71に釣り糸が巻き付けられて係止される。そして、釣糸係止部80である溝部71は糸巻胴部4bの外周面より内周側に位置するように配置されている。
【0028】
このようなスプール4では、糸巻胴部4b外周に形成された凹部4d内に配置された係止ピン70に釣り糸の巻き始め端を係止する。係止ピン70の先端部70bに形成された釣糸係止部80である溝部71に釣り糸を巻き付けて係止する。この場合、釣糸係止部80が凹部4d内に位置するように取り付けられているので、釣り糸の結び目が糸巻胴部4bの外周面より外方に突出することがない。したがって、さらにこの上に釣り糸を巻き付けていったとき、特に浅溝スプールであっても、釣糸係止部80の影響を受けることがないので、糸巻き形状の段差を生じにくくなる。
【0029】
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では浅溝スプールを用いていたが、これに限定されるものではなく、他のあらゆるタイプの両軸受リールのスプールについて本発明を適用できる。
【0030】
(b) 前記実施形態では、釣糸係止部80として係止ピン70の先端部70bに溝部71を形成していたが、図4に示すように、先端部70bに貫通孔72を形成してもよい。この場合は、釣り糸の係止が容易になるとともに、確実に係止することができる。
【0031】
(c) 前記実施形態では、係止ピン70は糸巻胴部4bの略中央部に設けられていたが、これに限定されるものではなく、糸巻胴部4bの任意位置に配置可能である。また、糸巻胴部4bの凹部4dを、多角形や非円形等、任意の形状又は任意の大きさに形成してもよい。
【0032】
(d) 前記実施形態では、係止ピン70は糸巻胴部4bに固定され、釣糸係止部80が所定位置に配置されていたが、糸巻胴部4bの径方向に釣糸係止部80が移動可能な構成にしてもよい。たとえば、図5に示すように、基端部70aに雄ねじを形成し、糸巻胴部4bの貫通孔4e及びスプール軸10の係合孔10aに雌ねじを形成して係止ピン70を径方向に進退させることにより、釣糸係止部80を径方向に移動させることができる。また、釣糸係止部80をバネ部材等の付勢手段により外方に付勢させて突出するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、釣り糸の巻き始め端を係止する釣糸係止部を糸巻胴部に形成した凹部内に配置することにより、釣糸係止部に係止した釣り糸を糸巻胴部に巻き付けたときの糸巻き形状の段差を生じにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を採用した両軸受リールの斜視図。
【図2】 前記両軸受リールの断面平面図。
【図3】 前記両軸受リールのスプールの正面断面図。
【図4】 他の実施形態の図3に相当する図。
【図5】 さらに他の実施形態の図3に相当する図。
【符号の説明】
4 スプール
4a フランジ部
4b 糸巻胴部
4d 凹部
4e 貫通孔
10 スプール軸
10a 係合孔
70 係止ピン
70a 基端部
70b 先端部
71 溝部
72 貫通孔
80 釣糸係止部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a spool, and more particularly to a spool of a dual bearing reel having a fishing line locking portion for locking a winding start end of a fishing line.
[0002]
[Prior art]
In general, a dual-bearing reel includes a reel body having a handle and a spool rotatably mounted on the reel body. The spool has a bobbin trunk and flanges provided at both ends of the bobbin trunk. The bobbin trunk has a cylindrical shape around which the fishing line is wound, and the flange portion has a larger diameter than the outer diameter of the bobbin trunk. The inner periphery of the bobbin trunk is attached to the spool shaft. A fishing line locking part for locking the winding start end of the fishing line wound around the bobbin trunk is provided on the outer periphery of the bobbin trunk.
[0003]
For example, a fishing line locking portion is well known in which a rod-shaped locking pin is erected at a substantially central portion of a bobbin trunk. The locking pin is provided so that a portion around which the fishing line is wound protrudes outward from the outer peripheral surface of the bobbin trunk.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Since the conventional fishing line locking portion is provided so that the locking pin protrudes outward from the outer peripheral surface of the bobbin trunk, a step is likely to occur in the bobbin shape when the fishing line is wound around the bobbin trunk. . In particular, when a fishing line is wound around a shallow groove spool in which the outer diameter of the bobbin trunk is 40% or more of the outer diameter of the flange portion, the entire amount of the fishing line is wound, and the step of the bobbin shape becomes more conspicuous.
[0005]
An object of the present invention is to make it difficult for a spool of a dual-bearing reel to have a step difference in a bobbin shape of a fishing line wound around a bobbin trunk.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A spool of a dual-bearing reel according to a first aspect of the present invention is a spool of a dual-bearing reel that is rotatably supported with respect to a reel body and is mounted on a spool shaft. A trunk portion, flange portions provided at both ends of the bobbin trunk portion, and a locking pin having a fishing line locking portion in which the base end portion is embedded in the bottom surface of the recess and the tip end locks the fishing line in the recess. Yes. The bobbin trunk has a stepped through hole formed in the bottom surface of the recess. The locking pin is formed so that the distal end portion has a larger diameter than the base end portion, and the distal end portion is locked to the step portion of the through hole when the base end portion is inserted into the through hole.
[0007]
In such a spool, the locking pin is embedded in a recess formed in the bobbin trunk, and the fishing line is locked to the fishing line locking portion at the tip of the locking pin. In this case, since the fishing line locking portion is located in the recess, when the fishing line locked to the fishing line locking portion is wound around the bobbin trunk, it is difficult to make a significant change in the bobbin shape. Therefore, it is possible to make it difficult for a line-shaped step when the fishing line locked to the fishing line locking portion is wound to be generated.
[0008]
The spool according to the second aspect of the invention is the spool of the first aspect, wherein the fishing line locking portion is provided so as not to protrude outward from the outer peripheral surface of the bobbin trunk.
[0009]
In this case, since the fishing line locking portion is provided so as not to protrude outward from the outer peripheral surface of the bobbin trunk, the fishing line locking portion can be reliably positioned in the recess.
[0010]
A spool according to a third aspect is the spool according to the first or second aspect, wherein the fishing line locking portion is a groove portion into which the fishing line can be locked.
[0011]
In this case, for example, a fishing line locking portion is formed along the circumferential direction of the front end portion of the locking pin, and the fishing line is easily locked by winding and locking the fishing line around the groove portion.
[0012]
A spool according to a fourth aspect is the spool according to the first or second aspect, wherein the fishing line locking portion is a through hole in which the fishing line can be locked.
[0013]
In this case, the fishing line can be reliably locked by locking the fishing line in the through hole.
[0014]
A spool according to a fifth aspect is the spool according to any one of the first to fourth aspects, wherein the locking pin penetrates the bobbin trunk.
[0015]
In this case, the fixing between the bobbin trunk and the locking pin can be further strengthened.
[0016]
A spool according to a sixth aspect is the spool according to the fifth aspect, wherein the spool shaft further includes an engagement hole communicating with the through hole of the bobbin trunk, and the locking pin is inserted through the through hole and the engagement hole.
[0017]
In this case, by engaging the locking pin with the bobbin trunk and the spool shaft, the spool shaft can also be used as a detent.
[0018]
A spool according to a seventh aspect is the spool according to any one of the first to sixth aspects, wherein the fishing line locking portion is movable in the radial direction of the bobbin trunk.
[0019]
In this case, for example, the fishing line locking portion is urged outward by a spring member or the like, or the fishing line locking portion can be moved forward and backward in the radial direction of the bobbin trunk by forming a screw on the locking pin. With this configuration, the fishing line can be easily locked in a state where the fishing line locking portion protrudes outward. Further, by winding the fishing line around the bobbin trunk in a state where the fishing line locking portion does not protrude outward, it is difficult to make a significant change in the bobbin shape.
[0020]
The spool according to the
[0021]
In this case, since the bobbin trunk is shallow, even when a thin fishing line is wound around the spool, it is difficult to cause winding rods.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A dual-bearing reel employing an embodiment of the present invention is a low profile type reel for bait casting, as shown in FIGS. The dual-bearing reel includes a
[0023]
The
[0024]
As shown in an enlarged view in FIG. 3, the
[0025]
At the center of the
[0026]
The locking
[0027]
The
[0028]
In such a
[0029]
[Other Embodiments]
(A) Although the shallow groove spool is used in the embodiment, the present invention is not limited to this, and the present invention can be applied to spools of all other types of dual-bearing reels.
[0030]
(B) In the above-described embodiment, the
[0031]
(C) In the above-described embodiment, the locking
[0032]
(D) In the above-described embodiment, the locking
[0033]
【The invention's effect】
According to the present invention, the fishing line locked to the fishing line locking part is wound around the bobbin trunk by arranging the fishing line locking part for locking the winding start end of the fishing line in the recess formed in the bobbin winding body. It becomes difficult to produce a step of a pincushion shape.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a dual-bearing reel that employs an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional plan view of the dual-bearing reel.
FIG. 3 is a front sectional view of a spool of the dual-bearing reel.
FIG. 4 is a view corresponding to FIG. 3 of another embodiment.
FIG. 5 is a view corresponding to FIG. 3 of still another embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (8)
外周に釣り糸が巻き付けられ、かつ凹部が形成された糸巻胴部と、
前記糸巻胴部の両端に設けられたフランジ部と、
基端部が前記凹部の底面に埋設され先端部が前記凹部内において前記釣り糸を係止する釣糸係止部を有する係止ピンとを備え、
前記糸巻胴部は、前記凹部の底面に形成された段付きの貫通孔を有し、
前記係止ピンは、前記先端部が前記基端部より大径になるように形成され、前記基端部を前記貫通孔に挿入したとき前記先端部が前記貫通孔の段部に係止される、両軸受リールのスプール。A spool of a dual-bearing reel that is rotatably supported with respect to the reel body and is attached to a spool shaft,
A bobbin trunk around which a fishing line is wound and a recess is formed;
Flange portions provided at both ends of the bobbin trunk,
A base end portion is embedded in the bottom surface of the concave portion, and a distal end portion includes a locking pin having a fishing line locking portion for locking the fishing line in the concave portion ,
The bobbin trunk has a stepped through hole formed in the bottom surface of the recess,
The locking pin is formed so that the distal end portion has a diameter larger than that of the base end portion, and the distal end portion is locked to a step portion of the through hole when the base end portion is inserted into the through hole. The double-bearing reel spool.
前記係止ピンは前記貫通孔及び前記係合孔を挿通している、請求項5に記載の両軸受リールのスプール。The spool shaft further includes an engagement hole communicating with the through hole of the bobbin trunk,
The double-bearing reel spool according to claim 5, wherein the locking pin is inserted through the through hole and the engagement hole.
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