JP4307052B2 - 高圧刃形開閉器用端子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、一方の母線導体に電気的に接続された回動側端子に平行刃型状のブレードを回動可能に支持し、支持された平行刃型状のブレードを回動させ、他方の母線導体が電気的に接続され固定された固定側端子及び接地導体と接続され固定された固定側端子とブレードとを接離することによって回路の開閉を行う高圧刃形開閉器及びそれに用いる端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、高圧刃形開閉器は、導電性のブレードの一端が一方の母線に電気的に接続されたブレード支え(回動側端子)に回動自在に取り付けられ、ブレードは回動して、他方の母線側に電気的に接続され、固定された母線端子台(主回路固定側端子)及び接地端子台(接地固定側端子)と接離することによって回路の開閉が行われる構造である(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このような構造の開閉器に使用される主回路および接地固定側端子は、平らなブレード接触面を有するブレード接続部と、上記ブレード接続部と直交するように配置され、取付穴を穿設した取付座を有する。一方、回動側端子はブレードを支持し、回動させるための軸を挿入する軸支持穴を穿設した、平らなブレード接触面を有するブレード接続部を有しており、固定側端子と異なる形状であった。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−185577号公報(第4−6頁、図1、図2および図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の端子においては、回動側端子と固定側端子の形状が異なるため、それぞれ別部品として製作していたため、コストが高くなるという問題があった。
【0006】
また、ブレードと端子との電気的な摺動接触状態が不安定であるという問題があった。
【0007】
この発明は、上記のような問題を解決するものであり、回動側端子と固定側端子を備えた高圧刃形開閉器において、それぞれの端子の機能を満足し、かつ、コストを低減することができる高圧刃形開閉器用端子を提供することを目的とする。
【0008】
また、ブレードと端子との電気的な摺動接触状態を安定にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る高圧刃形開閉器用端子は、導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔の周囲に四辺形の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されるものである。
【0010】
また、導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔の周囲に複数の球面形状体の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されるものである。
【0011】
また、導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔を中心としてその周囲に放射状に複数の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されるものである。
【0012】
また、導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔の周囲に円錐台のテーパ形状の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1〜図3に実施の形態1による高圧刃形開閉器を示し、図1は、高圧刃形開閉器の側面図、図2は、図1の主要部を示す斜視図、図3は、端子を示す斜視図である。
【0014】
図1及び図2に示すように、この発明の高圧刃形開閉器は、一方の母線導体22と電気的に接続された回動側端子1と、2個の帯板状導体部材が平行に対向され、かつ、回動側端子1を挟んだ形で回動側端子1にその一端が回動軸となるピン4にて支持されて回動するブレード21と、他方の母線導体23に電気的に接続された固定側端子2とを備え、固定側端子2はブレード21の回動によりブレード21の他端内面と接離する。
【0015】
なお、回動側端子1、固定側端子2共にフレ−ム(斜線を施した部分)に絶縁碍子5を介して支持されており、母線導体22、23はそれぞれ回動側端子1と絶縁碍子5間、固定側端子2と絶縁碍子5間に挟み込まれ、接続されている。
【0016】
端子1、2は、同一の部品が使用されている。端子1、2は、導電性を有し、図3に示すように、両面にブレードと電気的に摺動接触する接触面7とこの接触面7に貫通孔である軸支孔8を有する板形状の接触片6と、この接触片6にT字状に直交するように設けられ、裏面に接触面9aを有する取付座9とから構成されている。取付座9には、図2に示した絶縁碍子5からなる締結部にボルトなどで締結するための取付孔10が、接触片6を挟んだ対称位置に、2個形成されている。
【0017】
本実施の形態においては、回動側端子1と固定側端子2を、それぞれの機能を満足しながら、それぞれが同一の形状を有する共通部品で構成しているのでコストを低減することができる。
【0018】
実施の形態2.
また、図4は実施の形態1に接地側の固定側端子を追加した高圧刃形開閉器を示す側面図である。
【0019】
本実施の形態の高圧刃形開閉器は、真空バルブ25の一端に接続された母線導体22(可撓導体)と電気的に接続された回動側端子1と、2個の帯板状導体部材を平行に対向させてなり、かつ、回動側端子1を挟んだ形で前記回動側端子1にその一端が支持されて回動するブレード21と、他方の母線導体23に電気的に接続された断路側の固定側端子2と、容器の外部に導出される接地ブッシング26の一端に接続された接地導体24に固定された接地側の固定側端子3とを備え、断路側の固定側端子2と接地側の固定側端子3は、ブレード21の回動によりブレード21の他端の内面接触部と接離する。
【0020】
ブレード21の他端は2個の帯板状導体部材が、ばね(図示せず)によって互いに接近する方向に押圧力を受けており、ブレード21の回動によって上記押圧力を受けた2個のブレード21間に固定側端子2、3の接触片6が挿入・解離(接離)され、回路が開閉される。
【0021】
図5は、本実施の形態の端子を示す斜視図であり、実施の形態1の端子1、2とほぼ同じ形状である。同図に示したように、本実施の形態の高圧刃形開閉器に用いられる端子1は導電性の材料によって成形され、接触片6の接触面7の略中心に接触面7に垂直に軸支孔2を穿設し、さらに接触片6に対してT字状に直交した取付座9(第1の取付座)を備えている。取付座9の裏面には接触面9aを有し、取付座9には絶縁碍子等からなる締結部にボルトなどで締結するための取付孔10が2個(1個は接触片の向こう側)に形成されている。さらに、接触片6及び取付座9の両方に直交し、かつ、接触片6に対してT字状に直交する形で第2の取付座11が設けられている。取付座11の裏面には接触面11aを有し、取付座11には、母線導体等の締結部に締結するための取付孔12が2個(1個は接触片の向こう側)形成されている。
【0022】
端子1を、図4に示した回動側端子1として使用する場合、端子1は第2の取付座11の裏面の接触面11aにて母線導体22に当接し接続される。ブレード21は、ばね(図示せず)を介して軸支穴8に挿入されるピン4によって接触片6の両面の接触面7に押圧・接触され、接触面7との摺動・接触が可能となる。
【0023】
端子1を、図4に示した断路側の固定側端子2あるいは接地側の固定側端子3として使用する場合、端子1は取付座11の接触面11aにて他方の母線導体23もしくは接地導体24に接続・固定される。ブレード21の2個の部材の他端の接触部が、接触片6を挟むように挿入又は解離され、ブレード21と固定側端子2あるいは接地側の固定側端子3の接触片6とが接続・解離される。
【0024】
なお、端子の接続構造は、図3に示したものと図5(第2の取付座有り)に示したものがあるが、いずれの端子を選択するかは、母線導体22、23あるいは接地導体24との接続形態によって適宜決めるべきものであり、上記実施の形態1において、図5に示した端子構造を共用することも可能であり、本実施の形態2において、図3に示した端子構造を共用することも可能である。
【0025】
さらに、図5に示した端子の接続構造とすることによって、端子を締結部に固定する機能と導体接続へ接続する機能とを分離できるので、母線導体の形状および配置の自由度を増加させることができる。
【0026】
実施の形態3.
図6〜図8は、本発明の実施の形態3を示す斜視図および部分断面図である。図5と同一符号は同一部分または相当部分を示している。
【0027】
図6〜図8に示したように、ブレードと接触する接続片6の接触面7には、形状の異なる突起15、16、17が設けられている。突起15、16、17の高さは、加工性を考慮して、1mm程度以下とする。
【0028】
本実施の形態においては、ばねで押圧力を受けたブレードの回動中心部またはブレ−ド先端の接触部が、接離時に突起15、16、17と接触するため、接触片6の両側面に対するブレ−ド内面の接触面間の角度が変位可能になり、ブレード21は突起15、16、17と良好な電気的接続状態が得られる。
【0029】
図6の斜視図(a)及びA−A断面図(b)における突起15は、四辺形をなしている。また、四辺形の2辺は、断路側の固定端子2および接地側の固定端子3と接続した際のブレードの方向と略直角になるように形成されている。このように形成することにより、常時だけでなく、電磁力等によって、ブレードが接触片6の中心軸から傾いた場合にも、ブレードと突起15の線接触が維持され、接触不良に至ることはなくなる。
【0030】
図7の斜視図(a)及びB−B断面図(b)における突起16は、軸支孔2と同心円上に、球面形状体で、接触面上に複数個、等間隔で形成されている。ブレードの回転支持部および部材先端部においては、常に複数の突起と接するように突起16が形成されている。突起16が球面形状体に形成されているので、ブレードの回動が円滑に行われる。また、接触点が常に複数得られるため、接触不良に至ることがなくなる。
【0031】
図8の斜視図(a)及びC−C、D−D断面図(b)における突起17は、軸支孔8を中心として放射状に、丸取りされた方形体で、複数個が等間隔(同図においては30°間隔で9個)で形成されている。ブレードの回転支持部および部材先端部においては、常に複数の突起と接するように突起17が形成されている。突起17が丸取りされた方形体に形成されているので、ブレードの回動が円滑に行われる。また、ブレードと突起17の接触は複数箇所において線接触で得られるため、接触不良に至ることがなくなる。
【0032】
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4を示す斜視図(a)及びE−E断面図(b)である。図5と同一符号は同一部分または相当部分を示している。
【0033】
図9に示したように、突起15の円錐台のテーパ形状の傾斜角度(摺動接触面にたいする傾斜角度)を、例えば5°として滑らかな傾斜面18を形成したものである。なお、同図では図6における端子1に傾斜面18を設けた図を示している。
【0034】
このような端子を固定側端子として使用した場合には、ブレードが固定側端子に挿入される際の挿入力を低減することができ、突起15の摩耗を低減でき、端子の寿命が向上する。
【0035】
図10は、突起15の傾斜角度とブレードの挿入力との関係を示す図である。図において、挿入力はブレードの回動する端部が傾斜面18に接触し、傾斜面18を摺動しながら所定の接続位置まで挿入する際に必要とされる荷重の最大値を示している。図より、傾斜角度が増大すると、挿入力は増大する傾向にある。また、傾斜角度を小さくしていくと、ばねの押圧力による接触面での摩擦力だけに収束する。
【0036】
ここで、突起の高さを一定と仮定すると、傾斜角度を小さくする程、接続片6の外形が大きくなる。また、傾斜角度を一定と仮定すると、突起の高さを小さくする程、突起15の加工が困難になる。このような相関関係から、傾斜を約5°とするのが好ましい。
【0037】
実施の形態5.
図11は、本発明の実施の形態5を示すブレードの平面図(a)及び正面図(b)である。
【0038】
図11に示したように、帯板状のブレード21の両端部の両面に線状の突起19を設けている。突起19の高さは、加工性を考慮して1mm程度以下とする。
【0039】
本実施の形態5においては、ばねで押圧力を受けたブレード21の回転中心部または2個の部材先端部における突起19が、端子の接触片両側の接触面と接触し、良好な電気的接続状態が得られる。
【0040】
図11における突起19は、ブレード21の両側面21aに、ブレードの長手方向に対して平行に配置され、その形状は頂部が丸取りされた方形体で、複数個が平行して形成されている。
【0041】
突起19の頂部が丸取りされた方形体に形成されているので、ブレード21の回動および接触片への挿入が円滑に行われる。
【0042】
また、ブレード21の突起19の接触は複数箇所において線接触で得られるため、ブレ−ド21の接触面が端子の接触片の接触面に対して傾いても、良好な電気的接続状態が得られる。
【0043】
【発明の効果】
本発明に係る高圧刃形開閉器用端子によれば、導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔の周囲に四辺形の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されるものであるので、コストを低減することができるとともに、電磁力等によってブレードが接触片の中心軸から傾いた場合にも、ブレードと突起との線接触が維持され、接触不良に至ることがなくなる。
【0044】
また、導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔の周囲に複数の球面形状体の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されるものであるので、コストを低減することができるとともに、ブレードの回動が円滑に行われ、また、ブレードと突起との接触点が常に複数得られるため、接触不良に至ることがなくなる。
【0045】
また、導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔を中心としてその周囲に放射状に複数の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されるものであるので、コストを低減することができるとともに、ブレードと突起との接触が複数箇所において線接触で得られるため、接触不良に至ることがなくなる。
【0046】
また、導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔の周囲に円錐台のテーパ形状の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されるものであるので、コストを低減することができるとともに、ブレードが固定側端子に挿入される際の挿入力を低減することができ、突起の磨耗を低減でき、端子の寿命が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の高圧刃形開閉器を示す側面図である。
【図2】 図1の要部を示す斜視図である。
【図3】 実施の形態1における端子を示す斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態2を示す側面図である。
【図5】 実施の形態2における端子を示す斜視図である。
【図6】 本発明の実施の形態3の端子を示す斜視図および部分断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態3の端子を示す斜視図および部分断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態3の端子を示す斜視図および部分断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態4の端子を示す斜視図および部分断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態4における端子の突起のテーパ部における傾斜角度とブレードの挿入力との関係を示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態5を示す部分正面図及び側面図である。
【符号の説明】
1 回動側端子、2 固定側端子(断路側)、3 固定側端子(接地側)、
4 ピン(回動軸)、5 絶縁碍子、6 接触片、7,11a 接触面、
8 軸支穴、9 (第1の)取付座、9a,11a 接触面、
10,12 取付孔、11 第2の取付座、15,16,17,19 突起、
18 傾斜面、21 ブレ−ド、22,23 母線導体、24 接地導体、
25 真空バルブ、26 接地ブッシング。
Claims (4)
- 導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔の周囲に四辺形の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されることを特徴とする高圧刃形開閉器用端子。
- 導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔の周囲に複数の球面形状体の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されることを特徴とする高圧刃形開閉器用端子。
- 導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔を中心としてその周囲に放射状に複数の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されることを特徴とする高圧刃形開閉器用端子。
- 導電性を有し、締結部へ締結するために用いる締結孔を有する第1の取付座と、該第1の取付座にT字状に直交するように設けられ、板形状であり、該板形状表面の両面を電気的な摺動接触面とするとともに、該摺動接触面を貫通する貫通孔を有し、該貫通孔の周囲に円錐台のテーパ形状の突起を設けた接触片と、上記締結部とは異なる他の締結部へ締結するために用いる締結孔を有し、上記第1の取付座及び接触片に直交するように設けられた第2の取付座とを備え、2個の接触部材を平行に対向させてなるブレ−ドの一端を回動可能に軸支する回動側端子及び上記ブレードの回動によって該ブレードの他端と接離する固定側端子の両端子に共用されることを特徴とする高圧刃形開閉器用端子。
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