JP4304311B2 - 多体問題用計算装置 - Google Patents

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Description

本発明は分子動力学法における力またはポテンシャルの計算を効率良く扱うための多体問題用計算方法および多体問題用計算装置に関する。
従来、この種の多体問題用計算装置として図4に示すものがある(特許文献1、参照)。図4を参照すると、特許文献1による多体問題計算装置は、アドレス手段51と、座標記憶手段53と、座標データ選択手段52,62と、粒子間距離の計算手段54,64と、i粒子の座標記憶手段55,65と、比較手段56,66と、カットオフ距離の記憶手段57,67と、カットオフ距離内の粒子座標記憶手段58,68と、アドレス手段59,79とを有する。複数の計算機で同時に、計算装置毎に異なる或る粒子とそれ以外の全ての粒子との間に働くクーロン力またはポテンシャルを計算する時に、或る粒子から適当なカットオフ距離以内にある粒子の座標リストを自動的に作成し、そのリストを基にそれぞれの計算装置で同時に、或る粒子に働くファンデルワールス力またはポテンシャルを計算する構成である。
また、従来のもう一つの多体問題用計算装置として、図5に示すものがある(特許文献2、参照)。図5を参照すると、従来例2に係る多体問題用計算装置は、1つの全粒子座標記憶手段71を複数の計算手段72,73で共有し、アドレス供給手段74からのアドレス供給によって全座標が順次出力される。ここで、出力された座標は各計算手段における特定粒子とともにある関数の引数とされる。そして、算出された関数の値と予め設定されているカットオフ値とから、出力された座標がカットオフ対象か否かを判断し、カットオフ対象でなければアドレス供給手段74の供給するアドレスを随時記憶する。
その後、アドレス供給手段74は、計算手段72,73のそれぞれに格納されているアドレスを順次供給する。全粒子座標記憶手段71は、供給されたアドレスに対応する粒子の座標を出力する。計算手段72,73は、全粒子座標記憶手段71が出力した粒子の座標から特定粒子における物理量を計算するものである。
また、従来において、現実的な計算コストで行う高精度大規模計算方法および装置が提案されている(特許文献3、参照)。従来の高精度大規模計算方法は、量子化学計算による分子間相互作用エネルギーを各分子の重心間距離の関数として表したポテンシャル関数を用い、1つの分子を1つの粒子として取り扱う動力学的計算方法である。
また、特許文献4には、図6に示すように、蛋白質または生理活性ポリペプチドのアミノ酸配列データから当該蛋白質または生理活性ポリペプチドの立体構造における各アミノ酸残基間の空間上の距離データを求め(ステップSA−1)、当該距離データと各アミノ酸の電荷に従って静電的に不安定なアミノ酸残基を特定することにより結合部位を予測するので(ステップSA−2〜4)、蛋白質または生理活性ポリペプチドのアミノ酸配列から静電的に不安定になりそうなアミノ酸残基が結合部位になりやすいことを利用して、高速かつ高精度に結合部位を予測することができる結合部位予測方法、結合部位予測装置等が開示されている。
上述したように、分子動力学法などの多体問題の計算では、複数の粒子からなる系の特定粒子に働く力またはポテンシャルを、系に含まれるそれ以外の全ての粒子との間に働く力またはポテンシャルの総和として計算しなければならない。
さらに、この計算を系に含まれる全ての粒子について行わなければならないため、計算量は膨大になる。
そこで、従来の多体問題用計算装置、例えば、上記特許文献1及び2に示されるように、要求される計算精度に応じて適当なカットオフ距離rcを定め、特定粒子との距離rがrc以下である粒子についてのみ、力またはポテンシャルを計算している。このような手法をカットオフと呼ぶ。
図7はカットオフの説明に供せられる図である。図7中の黒点および白点は粒子を示し、あるi番目の特定粒子との距離rがrc以内の粒子は黒点で示し、それ以外の粒子を白点で示す。黒点で示した粒子のみが、i番目の特定粒子の計算対象となる。
しかし、このように粒子間距離でカットオフを行うと、共有結合で結合された一方の粒子を計算し、他方を計算しないというようなことが起き、例えば双極子を形成している粒子対の片方の粒子のみが計算対象となる場合がある。双極子は正負の同じ大きさの電荷を持つ粒子で構成されるため、その総電荷は0であり、双極子から特定粒子に働く力は小さい。
しかし、片方の粒子のみが計算対象となった場合は大きな力が働き、そのためエネルギーの変動が大きくなり、計算が不安定になる問題がある。このような場合、双極子や残基を構成する全ての粒子を計算対象とすることにより、エネルギー変動は小さくなり、計算は安定する。
そこで、ある特定粒子が属する残基の重心座標と、それ以外の粒子が属する残基の重心座標との距離がカットオフ距離以内であれば、その残基に属する粒子をすべて計算対象とする。
このような手法を残基ベースカットオフと呼ぶ。図8は残基ベースオフの説明に供せられる図である。図8中の黒点および白点は粒子を示し、破線に囲まれた粒子により残基が構成される。図中の×はそれぞれの残基の重心を示している。例えば残基Bの重心は特定粒子であるi粒子が属する残基Aの重心からの距離がrc以内であるため、残基Bに属する全ての粒子がi粒子に対して計算対象となる。また残基Cの重心は残基Aの重心からの距離がrc以上であるた、残基Cに属する全ての粒子がi粒子に対して計算対象外となる。
特開平8−285757号公報 特開平9−251449号公報 特開2002−55970号公報 特開2004−109053号公報
従来の多体問題用計算装置は、カットオフに粒子間距離しか扱えないため、粒子が属する残基の重心座標の距離をカットオフに用いることができず、分子動力学で用いられる残基ベースカットオフによる計算はできないという問題がある。
そこで、本発明の技術的課題は、多体問題用計算装置において、残基ベースカットオフを可能とする多体問題用計算方法と装置とを提供することにある。
本発明によれば、座標記憶手段と、距離計算手段と、距離比較手段とを含む多体問題用計算装置を用いて、結合された複数の粒子からなる系の特定粒子に働く力またはポテンシャルを計算する多体問題用計算方法において、前記座標記憶手段に、入力された各粒子が属する残基の重心座標を取り込み保持・記憶させる座標記憶段階と、前記距離計算手段を用いて特定粒子が属する残基の重心座標とその他の粒子が属する残基の重心座標との距離を計算させる距離計算段階と前記距離比較手段を用いて前記距離計算手段の計算結果とカットオフ距離を比較しカットオフ距離以内であれば力またはポテンシャルの計算を指示する距離比較段階とを含み、前記距離計算段階は、粒子が属する残基の重心座標の距離が前記カットオフ距離内にある前記粒子のペアにおいてのみ、力またはポテンシャルを計算し、前記座標記憶段階は、入力された系内の粒子の座標(x,y,z)を第1の座標記憶手段に取り込み保持・記憶させることと、入力された前記系内の粒子が属する残基の重心の座標(Rxi,Ryi,Rzi)を第2の座標記憶手段に取り込み保持・記憶させることと、特定の粒子であるi粒子の座標を前記第1の座標記憶手段から取り出し、第3の座標記憶手段に取り込み保持・記憶させることと、前記i粒子が属する残基の重心の座標を前記第2の座標記憶手段から取り出し、第4の座標記憶手段に記憶させることとを有し、前記距離計算段階は、前記第3の座標記憶手段記憶されたi粒子の座標と前記第1の座標記憶手段から取り出された前記i粒子とペアのj粒子の座標から当該粒子間の距離を計算することと、前記第3の座標記憶部に記憶された前記i粒子の重心座標と前記第2の記憶手段から取り出された前記j粒子の座標から前記残基の重心の距離を計算し、前記距離比較段階は、前記重心座標間の距離と、前記カットオフ距離と比較して、当該カットオフ距離よりも大きければ前記粒子間の距離として計算結果を0とするとともに前記カットオフ値よりも小さい場合には、前記粒子間の距離計算結果である当該粒子間距離から力及びポテンシャルを計算することを特徴とする多体問題用計算方法が得られる。
また、本発明によれば、前記多体問題用計算方法において、前記残基がたんぱく質を構成するアミノ酸であることを特徴とする多体問題用計算方法が得られる。
本発明によれば、前記いずれか一つの多体問題用計算方法において、さらに、前記第1の記憶手段および前記第2の記憶手段のアドレスを指定する第1および第2のアドレスを指定することと、前記第1および第2のアドレスの指定によってアドレスを選択することと、前記アドレスの選択は、外部装置からの粒子書込み命令に対して、前記第2のアドレスの指定によって選択された特定の粒子であるi粒子の座標を前記第1の座標記憶手段から読み出して前記第3の座標記憶手段に書き込むとともに、前記i粒子が属する残基の重心座標を前記第2の座標記憶手段から読み出して、前記第4の座標記憶手段に書き込むこととを含み、前記アドレスの選択によって前記粒子書き込み信号が非活性化された場合に、第1アドレスの指定によって設定されている前記i粒子との計算対象となっている前記i粒子とペアのj粒子の最初のアドレスを選択し、前記j粒子の座標を前記第1の座標記憶手段から読み出して、距離計算のために送るとともに、前記j粒子が属する残基の重心座標を前記第2の座標記憶手段から読み出し、重心距離計算のために送られ、前記第1のアドレスの指定は、そのアドレスがクロックパルス毎に1だけインクリメントし、これによってj粒子に関して順次計算され、系内の全てのj粒子について計算が終われば、前記第1のアドレスの指定は、最初のj粒子のアドレスを設定し、前記第2のアドレスの指定を1インクリメントさせ、次のi粒子に関して逐次計算することを特徴とする多体問題用計算方法が得られる。
また、本発明によれば、入力された、結合された複数の粒子からなる系における各粒子が属する残基の重心座標を記憶する座標記憶手段と、特定粒子が属する残基の重心座標とその他の粒子が属する残基の重心座標との距離を計算する重心の距離計算手段と、前記距離計算手段の計算結果とカットオフ距離を比較しカットオフ距離以内であれば力またはポテンシャルの計算を指示する距離比較手段とを含み、前記座標記憶手段は、入力された系内の粒子の座標を取り込み、保持・記憶する第1の座標記憶手段と、入力された前記系内の粒子が属する残基の重心の座標を取り込み、保持・記憶する前記第2の座標記憶手段と、前記第1の座標記憶手段に記憶された特定の粒子であるi粒子の座標を取り出し、保持・記憶する第3の座標記憶手段と、前記第2の座標記憶手段から前記i粒子が属する残基の重心の座標を取り出し、保持・記憶する第4の座標記憶手段とを有し、前記距離計算手段は、粒子間の距離を計算する第1の距離計算手段と、前記残基の重心の距離を計算する前記第2の距離計算手段とを含み、前記距離計算手段は、前記第1の距離計算手段により計算された粒子間距離から力もしくはポテンシャルを計算し、前記第1の座標記憶手段は、入力された系内の粒子の座標(x,y,z)を順番に保持し、前記第2の座標記憶手段は前記第1の座標記憶手段と同じ順番で入力された各粒子が属する残基の重心座標(Rx,Ry,Rz)を保持し、前記第3の記憶手段は、特定の粒子であるi粒子の座標(xi,yi,zi)が前記第1の座標記憶手段から読み出され書き込まれるとともに、前記i粒子が属する残基の重心座標(Rxi,Ryi,Rzi)が前記第2の座標記憶手段から読み出され、前記第4の座標記憶手段に書き込まれ、前記第2の距離計算手段は、前記第1の座標記憶手段から取り出された前記i粒子とペアのj粒子が属する残基の重心座標に基いて前記第4の座標記憶手段8に記憶されている前記i粒子が属する残基の重心座標との距離を計算し、前記第1の距離計算手段は、前記第3の座標記憶手段に記憶されている前記i粒子の座標との距離を計算し、前記距離比較手段は、前記重心座標間の距離と、前記カットオフ距離と比較して、当該カットオフ距離よりも大きければ前記計算手段からの出力を0とするように信号を出力し、前記距離比較手段が前記カットオフ値よりも小さい場合には、前記計算手段の出力を活性化し、前記第1の距離計算手段により計算された粒子間距離により、力及びポテンシャルを計算することを特徴とする多体問題用計算装置が得られる。
また、本発明によれば、前記多体問題用計算装置において、前記残基がたんぱく質を構成するアミノ酸であることを特徴とする多体問題用計算装置が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つの多体問題用計算装置において、さらに、前記第1の座標記憶手段および前記第2の座標記憶手段のアドレスを指定する第1および第2のアドレス手段と、前記第1および第2のアドレス手段からアドレスを選択するアドレス選択手段とを備え、外部装置からの粒子書込み信号が活性化され場合に、前記アドレス選択手段は、前記第2のアドレス手段から選択された特定の粒子であるi粒子の座標(xi,yi,zi)を前記第1の座標記憶手段から読み出して前記第3の記憶手段に書き込むとともに、前記i粒子が属する残基の重心座標(Rxi,Ryi,Rzi)が前記第2の座標記憶手段6から読み出して、前記第4の座標記憶手段に書き込み、前記粒子書き込み信号が非活性化された場合に、前記アドレス選択手段は、第1アドレス選択手段に設定されている前記i粒子との計算対象となっている前記i粒子とペアのj粒子の最初のアドレスを選択し、前記j粒子の座標を前記第1の座標記憶手段から読み出して、前記第1の距離計算手段に送るとともに、前記j粒子が属する残基の重心座標を前記第2の座標記憶手段から読み出し、前記2の距離計算手段に送られ、
前記第1のアドレス手段は、そのアドレスがクロックパルス毎に1だけインクリメントし、前記j粒子に関して順次計算され、系内の全てのj粒子について計算が終われば、第1のアドレス手段に最初のj粒子のアドレスを設定し、前記第2のアドレス手段2を1インクリメントさせ、次のi粒子について逐次計算することを特徴とする多体問題用計算装置が得られる。
本発明によれば、多体問題用計算装置において、残基ベースカットオフを可能とする多体問題用計算方法と装置とを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明は、複数の粒子からなる系の特定粒子に働く力またはポテンシャルを計算する多体問題用計算装置において、粒子が属する残基(たんぱく質を構成するアミノ酸)の重心座標の距離がカットオフ距離内にある粒子のペアにおいてのみ、力またはポテンシャルを計算する構成を有している。
更に、具体的に説明する。
図1は本発明の実施の形態による多体問題用計算装置を示すブロックである。即ち、図1に示すように、各粒子が属する残基の重心座標を記憶する座標記憶手段6と、特定粒子が属する残基の重心座標とその他の粒子が属する残基の重心座標との距離を計算する重心の距離計算手段10と、前記距離計算手段とカットオフ距離を比較しカットオフ距離以内であれば力またはポテンシャルの計算を指示する距離比較手段14とを含む構成である。
より具体的に、図1に示す本発明の多体問題用計算装置は、第1のアドレス手段1および第2のアドレス手段2と、アドレス選択手段3と、外部装置内に設けられた粒子書込み信号4を生成する手段(図示せず)と、第1の座標記憶手段5と、第2の座標記憶手段6と、第3の座標記憶手段7と、第4の座標記憶手段8と、第1の距離計算手段9と、第2の距離計算手段10と、距離選択手段11と、外部装置に設けられた距離選択信号12を生成する手段(図示せず)と、距離記憶手段13と、距離比較手段14と、計算手段15と、を有する。
ここで、第1のアドレス手段1および第2のアドレス手段2は、後述する第1の座標記憶手段5および第2の座標記憶手段6のアドレスを指定する。また、アドレス選択手段3は、第1のアドレス手段1と第2のアドレス手段2からアドレスを選択する。第1の座標記憶手段5は、系内の粒子の座標を記憶する。第2の座標記憶手段6は、系内の粒子が属する残基の重心の座標を記憶する。
外部装置からの粒子書込み信号4は、アドレス選択手段3の選択信号を活性化させ、また第3の座標記憶手段7および第4の座標記憶手段8への書込み信号を活性化させる。
第3の座標記憶手段7は、特定の粒子であるi粒子の座標を記憶する。また、第4の座標記憶手段8は、i粒子が属する残基の重心の座標を記憶する。また、第1の距離計算手段9は、粒子間の距離を計算する。また、第2の距離計算手段10は、残基の重心の距離を計算する。
距離選択手段11は、第2の距離計算手段10から距離を選択する。また、外部装置からの距離選択信号12は、距離選択手段11の選択信号を活性化させる。また、距離記憶手段13はカットオフ距離を記憶する。距離比較手段14は、距離選択手段11により選択された距離と、距離記憶手段13に記憶されているカットオフ距離を比較する。
さらに、計算手段15は、第1の距離計算手段9により計算された粒子間距離から力を計算する。
次に、本発明の実施の形態による多体問題用計算装置の動作について説明する。
第1の座標記憶手段5には、図示しない装置によって系内の粒子の座標(x,y,z)が順番に書き込まれ、第2の座標記憶手段6には第1の座標記憶手段5と同じ順番で各粒子が属する残基の重心座標(Rx,Ry,Rz)が書き込まれているものとする。
外部装置からの粒子書込み信号4は、アドレス選択手段3の選択信号を活性化させ、また第3の座標記憶手段7および第4の座標記憶手段8への書込み信号を活性化させる。
まず、図示しない外部装置からの粒子書込み信号4により、選択信号、書き込み信号が活性化され、第2のアドレス手段2に設定されているアドレスがアドレス選択手段3により選択され、特定の粒子であるi粒子の座標(xi,yi,zi)が第1の座標記憶手段5から読み出され、第3の座標記憶手段7に書き込まれると同時に、i粒子が属する残基の重心座標(Rxi,Ryi,Rzi)が第2の座標記憶手段6から読み出され、第4の座標記憶手段8に書き込まれる。
次に、図示しない装置からの粒子書込み信号4が非活性化され、第1のアドレス手段1に設定されているi粒子との計算対象になる粒子であるj粒子の最初のアドレスがアドレス選択手段3により選択され、j粒子の座標が第1の座標記憶手段5から読み出され、j粒子が属する残基の重心座標が第2の座標記憶手段6から読み出される。ここで、j粒子が属する残基の重心座標は、第2の距離計算手段10により第4の座標記憶手段8に記憶されているi粒子が属する残基の重心座標との距離が計算される。
一方で、j粒子の座標は第1の距離計算手段9により、第3の座標記憶手段7に記憶されているi粒子の座標との距離が計算される。図示しない外部装置からの距離選択信号12は選択信号を活性化し、距離選択手段11により第2の距離計算手段により計算された残基の重心座標の距離が選択され、距離比較手段14により、図示しない外部装置からの信号により距離記憶手段13に設定されているカットオフ距離と比較され、カットオフ距離よりも大きければその出力が活性化される。
距離比較手段14の出力が活性化されている場合には、計算手段15のZERO入力が活性化され、力の計算を無条件で0にする。
ここで、計算手段15のZERO入力が活性化されていない場合は、第1の距離計算手段9により計算された粒子間距離により、力やポテンシャルを計算する。
第1のアドレス手段1は、たとえばアップカウンタで構成され、そのアドレスがクロックパルス毎に1だけインクリメントし、j粒子が順次計算される。系内の全てのj粒子について計算が終われば、第1のアドレス手段1に最初のj粒子のアドレスを設定し、たとえばアップカウンタで構成される第2のアドレス手段2を1インクリメントさせ、次のi粒子について計算する。
以上は各粒子が属する残基の重心座標の距離でカットオフを行う場合の説明であって、図示しない外部装置からの選択信号により距離選択手段12の非活性化すると、距離選択手段11により第1の距離計算手段9により計算された粒子間の距離が選択されることにより、粒子座標の距離でカットオフを行うことができる。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態においては、各粒子が属する残基の重心座標を記憶する手段と、重心座標の距離を計算する手段と、重心座標の距離とカットオフ距離を比較しカットオフ距離以内であれば力またはポテンシャルの計算を指示する手段を設けているため、残基ベースカットオフで計算できる。
また、本発明の第1の実施の形態においては、力又はポテンシャルの計算を指示する手段の入力として、残基の重心座標の距離または粒子の座標の距離を選択する手段を設けているため、粒子間距離によるカットオフも計算することができる。
図2は本発明の第2の実施の形態による多体問題用計算装置を示すブロック図である。図2を参照すると、その基本的構成は、第1の座標記憶手段5と第2の座標記憶手段6の接続が並列から縦列になった他は第1の実施の形態と同様である。これによって、粒子が属する残基の重心座標を記憶する手段についてさらに工夫している。
すなわち、各粒子が属する残基の重心座標を記憶する座標記憶手段6は、各粒子の座標を記憶する座標記憶手段5と接続されている。各粒子の座標を記憶する座標記憶手段5は、各粒子の座標に加え、各粒子が属する残基の番号を記憶する。座標記憶手段6は各残基の重心座標を順番に記憶する。座標記憶手段5から読み出された粒子が属する残基の番号により、座標記憶手段6から粒子が属する残基の座標が読み出される。
このように、本第2の実施の形態においては、座標記憶手段6に全ての粒子について各粒子が属する残基の重心座標を記憶する必要はなく、残基の数だけ重心座標を記憶すればよい。通常、残基は複数の粒子により構成されるため、座標記憶手段6に必要な記憶容量を減らすことができる。
図3は図2の座標記憶手段5と座標記憶手段6との対応関係を示す図である。図3の左側は、各粒子の座標と粒子が属する残基の番号を記憶する座標記憶手段5であり、右側は残基の重心座標を記憶する座標記憶手段6である。例えば、残基は平均して4つの粒子で構成されているとすると、座標記憶手段6の容量は座標記憶手段5の4分の1あればいい。
なお、本発明の第2の実施の形態においても、第1の実施の形態による効果を有することは言うまでも無い。
以上の説明の通り、本発明に係る多体問題用計算方法および装置は、分子動力学法における力またはポテンシャルの計算を、効率よく行うための専用計算装置に適用される。
本発明の実施の形態による多体問題用計算装置を示すブロックである。 本発明の第2の実施の形態による多体問題用計算装置を示すブロック図である。 図2の座標記憶手段5と座標記憶手段6との対応関係を示す図である。 従来技術の一例による多体問題用計算装置の構成を示す図である。 従来技術による他の例による多体問題用計算装置の構成を示す図である。 従来技術による1つの配列情報からたんぱく質の結合部位を探す方法を示すフローチャートである。 カットオフの説明に供せられる図である。 残基ベースオフの説明に供せられる図である。
符号の説明
1 第1のアドレス手段
2 第2のアドレス手段
3 アドレス選択手段
4 粒子書込み信号
5 第1の座標記憶手段
6 第2の座標記憶手段
7 第3の座標記憶手段
8 第4の座標記憶手段
9 第1の距離計算手段
10 第2の距離計算手段
11 距離選択手段
12 距離選択信号
13 距離記憶手段
14 距離比較手段
15 計算手段
51 アドレス手段
52,62 座標データ選択手段
53 座標記憶手段
54,64 粒子間距離の計算手段
55,65 i粒子の座標記憶手段
56,66 比較手段
57,67 カットオフ距離の記憶手段
58,68 カットオフ距離内の粒子座標記憶手段
59,79 アドレス手段
71 全粒子座標記憶手段
72,73 計算手段
74 アドレス供給手段

Claims (6)

  1. 座標記憶手段と、距離計算手段と、距離比較手段とを含む多体問題用計算装置を用いて、結合された複数の粒子からなる系の特定粒子に働く力またはポテンシャルを計算する多体問題用計算方法において、
    前記座標記憶手段に、入力された各粒子が属する残基の重心座標を取り込み保持・記憶させる座標記憶段階と、
    前記距離計算手段を用いて特定粒子が属する残基の重心座標とその他の粒子が属する残基の重心座標との距離を計算させる距離計算段階と
    前記距離比較手段を用いて前記距離計算手段の計算結果とカットオフ距離を比較しカットオフ距離以内であれば力またはポテンシャルの計算を指示する距離比較段階とを含み、
    前記距離計算段階は、粒子が属する残基の重心座標の距離が前記カットオフ距離内にある前記粒子のペアにおいてのみ、力またはポテンシャルを計算し、
    前記座標記憶段階は、入力された系内の粒子の座標(x,y,z)を第1の座標記憶手段に取り込み保持・記憶させることと、
    入力された前記系内の粒子が属する残基の重心の座標(Rxi,Ryi,Rzi)を第2の座標記憶手段に取り込み保持・記憶させることと、
    特定の粒子であるi粒子の座標を前記第1の座標記憶手段から取り出し、第3の座標記憶手段に取り込み保持・記憶させることと
    前記i粒子が属する残基の重心の座標を前記第2の座標記憶手段から取り出し、第4の座標記憶手段に記憶させることとを有し、
    前記距離計算段階は、前記第3の座標記憶手段記憶されたi粒子の座標と前記第1の座標記憶手段から取り出された前記i粒子とペアのj粒子の座標から当該粒子間の距離を計算することと、
    前記第3の座標記憶部に記憶された前記i粒子の重心座標と前記第2の記憶手段から取り出された前記j粒子の座標から前記残基の重心の距離を計算し、
    前記距離比較段階は、前記重心座標間の距離と、前記カットオフ距離と比較して、当該カットオフ距離よりも大きければ前記粒子間の距離として計算結果を0とするとともに前記カットオフ値よりも小さい場合には、前記粒子間の距離計算結果である当該粒子間距離から力及びポテンシャルを計算することを特徴とする多体問題用計算方法。
  2. 請求項1に記載の多体問題用計算方法において、前記残基がたんぱく質を構成するアミノ酸であることを特徴とする多体問題用計算方法。
  3. 請求項1又は2に記載の多体問題用計算方法において、さらに、前記第1の記憶手段および前記第2の記憶手段のアドレスを指定する第1および第2のアドレスを指定することと、前記第1および第2のアドレスの指定によってアドレスを選択することと、前記アドレスの選択は、外部装置からの粒子書込み命令に対して、前記第2のアドレスの指定によって選択された特定の粒子であるi粒子の座標を前記第1の座標記憶手段から読み出して前記第3の座標記憶手段に書き込むとともに、前記i粒子が属する残基の重心座標を前記第2の座標記憶手段から読み出して、前記第4の座標記憶手段に書き込むこととを含み、
    前記アドレスの選択によって前記粒子書き込み信号が非活性化された場合に、第1アドレスの指定によって設定されている前記i粒子との計算対象となっている前記i粒子とペアのj粒子の最初のアドレスを選択し、前記j粒子の座標を前記第1の座標記憶手段から読み出して、距離計算のために送るとともに、前記j粒子が属する残基の重心座標を前記第2の座標記憶手段から読み出し、重心距離計算のために送られ、
    前記第1のアドレスの指定は、そのアドレスがクロックパルス毎に1だけインクリメントし、これによってj粒子に関して順次計算され、系内の全てのj粒子について計算が終われば、前記第1のアドレスの指定は、最初のj粒子のアドレスを設定し、前記第2のアドレスの指定を1インクリメントさせ、次のi粒子に関して逐次計算することを特徴とする多体問題用計算方法。
  4. 入力された、結合された複数の粒子からなる系における各粒子が属する残基の重心座標を記憶する座標記憶手段と、特定粒子が属する残基の重心座標とその他の粒子が属する残基の重心座標との距離を計算する重心の距離計算手段と、前記距離計算手段の計算結果とカットオフ距離を比較しカットオフ距離以内であれば力またはポテンシャルの計算を指示する距離比較手段とを含み、
    前記座標記憶手段は、入力された系内の粒子の座標を取り込み、保持・記憶する第1の座標記憶手段と、入力された前記系内の粒子が属する残基の重心の座標を取り込み、保持・記憶する前記第2の座標記憶手段と、前記第1の座標記憶手段に記憶された特定の粒子であるi粒子の座標を取り出し、保持・記憶する第3の座標記憶手段と、前記第2の座標記憶手段から前記i粒子が属する残基の重心の座標を取り出し、保持・記憶する第4の座標記憶手段とを有し、
    前記距離計算手段は、粒子間の距離を計算する第1の距離計算手段と、前記残基の重心の距離を計算する前記第2の距離計算手段とを含み、
    前記距離計算手段は、前記第1の距離計算手段により計算された粒子間距離から力もしくはポテンシャルを計算し、
    前記第1の座標記憶手段は、入力された系内の粒子の座標(x,y,z)を順番に保持し、前記第2の座標記憶手段は前記第1の座標記憶手段と同じ順番で入力された各粒子が属する残基の重心座標(Rx,Ry,Rz)を保持し、前記第3の記憶手段は、特定の粒子であるi粒子の座標(xi,yi,zi)が前記第1の座標記憶手段から読み出され書き込まれるとともに、前記i粒子が属する残基の重心座標(Rxi,Ryi,Rzi)が前記第2の座標記憶手段から読み出され、前記第4の座標記憶手段に書き込まれ、
    前記第2の距離計算手段は、前記第1の座標記憶手段から取り出された前記i粒子とペアのj粒子が属する残基の重心座標に基いて前記第4の座標記憶手段8に記憶されている前記i粒子が属する残基の重心座標との距離を計算し、
    前記第1の距離計算手段は、前記第3の座標記憶手段に記憶されている前記i粒子の座標との距離を計算し、
    前記距離比較手段は、前記重心座標間の距離と、前記カットオフ距離と比較して、当該カットオフ距離よりも大きければ前記計算手段からの出力を0とするように信号を出力し、前記距離比較手段が前記カットオフ値よりも小さい場合には、前記計算手段の出力を活性化し、前記第1の距離計算手段により計算された粒子間距離により、力及びポテンシャルを計算することを特徴とする多体問題用計算装置。
  5. 請求項に記載の多体問題用計算装置において、前記残基がたんぱく質を構成するアミノ酸であることを特徴とする多体問題用計算装置。
  6. 請求項4又は5に記載の多体問題用計算装置において、さらに、前記第1の座標記憶手段および前記第2の座標記憶手段のアドレスを指定する第1および第2のアドレス手段と、前記第1および第2のアドレス手段からアドレスを選択するアドレス選択手段とを備え、外部装置からの粒子書込み信号が活性化され場合に、前記アドレス選択手段は、前記第2のアドレス手段から選択された特定の粒子であるi粒子の座標(xi,yi,zi)を前記第1の座標記憶手段から読み出して前記第3の記憶手段に書き込むとともに、前記i粒子が属する残基の重心座標(Rxi,Ryi,Rzi)が前記第2の座標記憶手段6から読み出して、前記第4の座標記憶手段に書き込み、
    前記粒子書き込み信号が非活性化された場合に、前記アドレス選択手段は、第1アドレス選択手段に設定されている前記i粒子との計算対象となっている前記i粒子とペアのj粒子の最初のアドレスを選択し、前記j粒子の座標を前記第1の座標記憶手段から読み出して、前記第1の距離計算手段に送るとともに、前記j粒子が属する残基の重心座標を前記第2の座標記憶手段から読み出し、前記2の距離計算手段に送られ、
    前記第1のアドレス手段は、そのアドレスがクロックパルス毎に1だけインクリメントし、前記j粒子に関して順次計算され、系内の全てのj粒子について計算が終われば、第1のアドレス手段に最初のj粒子のアドレスを設定し、前記第2のアドレス手段2を1インクリメントさせ、次のi粒子について逐次計算することを特徴とする多体問題用計算装置。
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