JP4302026B2 - デマンド制御システム及びそれを備えた発電設備 - Google Patents
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Description
前記禁止期間の終了時点から所定時間が経過するまでの規制期間において、前記移動平均受電量の変化傾向が前記目標受電量に近づく傾向であるか否かを判定し、前記移動平均受電量の変化傾向が前記目標受電量に近づく傾向であると判定した場合には、前記発電手段の発電量を同方向へ変更する前記発電量変更処理を禁止するように構成されている点にある。
さらに、上述した禁止期間の終了時点以降に上記規制期間を設定して、その規制期間においては、移動平均受電量が目標受電量から乖離している状態であったとしても、発電量変更処理の実行後の禁止期間における受電量の影響を十分に受けた移動平均受電量の変化傾向が目標受電量に近づく傾向である場合には、移動平均受電量が後に目標受電量となると判断して、発電手段の発電量を同方向へ変更する形態の発電量変更処理の再実行を禁止し、規制期間において発電量変更処理の無用の再実行を回避することができる。更に、上記規制期間においては、発電量変更処理の実行後の禁止期間における受電量の影響を十分に受けた移動平均受電量の変化傾向が目標受電量から乖離する傾向である場合には、発電量変更処理を再実行することになるので、移動平均受電量を早期に目標受電量とすることができる。
また、上記規制期間を設けることで、発電量変更処理の無用の再実行を回避することが
できるので、発電量変更処理の実行を全面的に禁止する禁止期間の長さをできるだけ短くして、平均受電量が目標受電量とならない場合における発電量変更処理の実行間隔をできるだけ短くすることができる。
尚、本願において、上記発電手段の発電量を同方向へ変更する発電量変更処理とは、発電量変更処理として発電量を増加する発電量増加処理を実行した時点以降の禁止期間においては発電量増加処理を示し、発電量変更処理として発電量を減少する発電量減少処理を実行した時点以降の禁止期間においては発電量減少処理を示す。
前記発電量変更処理が、前記複数の発電装置から選択される指令対象発電装置による発電を開始又は停止させて前記複数の発電装置の総発電量を変更する処理である点にある。
前記発電装置に対して、前記施設の受電量の移動平均値として求められる移動平均受電量が目標受電量の上限値以上となると判定したときに前記発電手段の発電量を増加し、前記移動平均受電量が目標受電量の下限値以下となると判定したときに前記発電手段の発電量を減少する発電量変更処理を実行するデマンド制御システムとして、請求項1〜3の何れか1項に記載のデマンド制御システムを備えた点にある。
即ち、発電機12の駆動軸と、圧縮機15の駆動軸と、発電機12の駆動軸とが、ベルト14により連結されており、このベルト14により、エンジン11の駆動軸の回転動力を、圧縮機15の駆動軸と共に、発電機12の駆動軸に伝達することができる。
本制御システム30は、上述したヒートポンプ装置として構成された複数の発電装置Giの制御装置20との間で通信可能に構成された計算システムで構成され、所定のソフトウェア処理を実行することにより、後述するデマンド制御手段31、指令対象決定手段32、及び、運転履歴蓄積手段33として機能するように構成されている。
詳しくは、運転履歴蓄積手段33は、例えば、各発電装置Giの運転時間を積算した累積運転時間や、各発電装置Giの運転開始又は運転停止の回数をカウントした累積運転回数等を監視し、夫々の発電装置Giの累積運転時間や累積運転回数等を上記運転履歴として公知の記録媒体により記録するように構成されている。
即ち、指令対象決定手段32は、空調運転を行わずに発電のみを行っているヒートポンプ装置を優先して発電を停止させる指令対象発電装置に決定したり、空調運転を行っているが発電していないヒートポンプ装置を優先して発電を開始させる指令対象発電装置に決定するように構成しても構わない。そして、このように構成することで、エンジン11が圧縮機15を駆動することなく部分負荷運転を行って発電機12のみを駆動することを抑制し、全体の効率向上を図ることができる。
また、上記空調運転情報と累積運転時間や累積運転回数等の他の運転履歴との複数の運転履歴に基づいて、例えば空調運転情報に基づく指令対象発電装置の決定を優先する形態で、指令対象発電装置の決定を行っても構わない。
即ち、上記ステップ#1において移動平均値が目標受電量の上限値以上となると判定した時点が、上記のように前の発電量増加処理を実行した時点以降に設定された発電量増加禁止期間であるか否かを判定し(ステップ#2)、発電量増加禁止期間であると判定した場合には、発電量増加処理(ステップ#6)の実行を禁止する。
即ち、上記ステップ#1において移動平均値が目標受電量の上限値以上となると判定した時点が、上記のような発電量増加禁止期間の終了時点以降に設定された発電量増加規制期間であるか否かを判定し(ステップ#3)、更に、発電量増加規制期間であると判定した場合には、移動平均受電量の変化傾向が目標受電量に近づく傾向であるか否かを判定するために、移動平均受電量の微分値が負の値であるか否かを判定し(ステップ#4)、移動平均受電量の微分値が負の値であると判定した場合には、移動平均受電量が後に目標受電量の上限値を下回ると判断して、発電量増加処理(ステップ#6)の実行を禁止する。
また、上述した発電量増加禁止期間の設定を行わずに、上記発電量増加規制期間を、発電量増加処理を実行した時点以降の期間として設定しても構わない。
即ち、上記ステップ#7において移動平均値が目標受電量の下限値以下となると判定した時点が、上記のように前の発電量減少処理を実行した時点以降に設定された発電量減少禁止期間であるか否かを判定し(ステップ#8)、発電量減少禁止期間であると判定した場合には、発電量減少処理(ステップ#12)の実行を禁止する。
即ち、上記ステップ#7において移動平均値が目標受電量の下限値以下となると判定した時点が、上記のような発電量減少禁止期間の終了時点以降に設定された発電量減少規制期間であるか否かを判定し(ステップ#9)、更に、発電量減少規制期間であると判定した場合には、移動平均受電量の変化傾向が目標受電量に近づく傾向であるか否かを判定するために、移動平均受電量の微分値が正の値であるか否かを判定し(ステップ#10)、移動平均受電量の微分値が正の値であると判定した場合には、移動平均受電量が後に目標受電量の下限値を超えると判断して、発電量増加処理(ステップ#6)の実行を禁止する。
また、上述した発電量減少禁止期間の設定を行わずに、上記発電量減少規制期間を、発電量増加処理を実行した時点以降の期間として設定しても構わない。
(1)上記実施の形態では、発電手段10を複数の発電装置Giで構成したが、別に、発電手段10として発電量を段階的に変更可能な単一の発電装置を設置して、その発電装置の発電量を変更する形態で、発電量変更処理を実行しても構わない。
2:電力負荷
Gi:発電装置
10:ヒートポンプ装置発電手段
11:エンジン
30:デマンド制御システム(本制御システム)
HP:ヒートポンプ
Claims (4)
- 商用電力系統に連系して施設で消費される電力を発電可能な発電手段に対して、前記施設の受電量の移動平均値として求められる移動平均受電量が目標受電量の上限値以上となると判定したときに前記発電手段の発電量を増加し、前記移動平均受電量が目標受電量の下限値以下となると判定したときに前記発電手段の発電量を減少する発電量変更処理を実行するデマンド制御システムであって、
前記発電量変更処理を実行した時点から所定時間が経過するまでの禁止期間において、前記発電手段の発電量を同方向へ変更する前記発電量変更処理を禁止するように構成され、
前記禁止期間の終了時点から所定時間が経過するまでの規制期間において、前記移動平均受電量の変化傾向が前記目標受電量に近づく傾向であるか否かを判定し、前記移動平均受電量の変化傾向が前記目標受電量に近づく傾向であると判定した場合には、前記発電手段の発電量を同方向へ変更する前記発電量変更処理を禁止するように構成されているデマンド制御システム。 - 商用電力系統に連系して施設で消費される電力を発電可能な発電手段に対して、前記施設の受電量の移動平均値として求められる移動平均受電量が目標受電量の上限値以上となると判定したときに前記発電手段の発電量を増加し、前記移動平均受電量が目標受電量の下限値以下となると判定したときに前記発電手段の発電量を減少する発電量変更処理を実行するデマンド制御システムであって、
前記発電量変更処理を実行した時点から所定時間が経過するまでの規制期間において、前記移動平均受電量の変化傾向が前記目標受電量に近づく傾向であるか否かを判定し、前記移動平均受電量の変化傾向が前記目標受電量に近づく傾向であると判定した場合には、前記発電手段の発電量を同方向へ変更する前記発電量変更処理を禁止するように構成されているデマンド制御システム。 - 前記発電手段が、複数の発電装置からなり、
前記発電量変更処理が、前記複数の発電装置から選択される指令対象発電装置による発電を開始又は停止させて前記複数の発電装置の総発電量を変更する処理である請求項1又は2に記載のデマンド制御システム。 - 商用電力系統に連系して施設で消費される電力を発電可能な発電装置を備え、
前記発電装置に対して、前記施設の受電量の移動平均値として求められる移動平均受電量が目標受電量の上限値以上となると判定したときに前記発電手段の発電量を増加し、前記移動平均受電量が目標受電量の下限値以下となると判定したときに前記発電手段の発電量を減少する発電量変更処理を実行するデマンド制御システムとして、請求項1〜3の何れか1項に記載のデマンド制御システムを備えた発電設備。
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