JP4301725B2 - Web winding device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、巻き替え機や裁断機に適用され、巻芯の外周面に長尺ウエブを巻き取るウエブ巻き付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、長尺ウエブ、例えば、長尺フイルムを巻芯に自動的に巻き取る巻き替え機や、幅広のフイルム原反を裁断して所定の幅寸法を有する長尺フイルムを得た後、この長尺フイルムを巻芯に自動的に巻き取る裁断機では、前記巻芯の回転作用下に、該巻芯の外周面に前記長尺フイルムを所定の長さだけ巻き取るとともに、該長尺フイルムの端部が切断(クロスカット)されて製品が得られている。
【0003】
従来より、この種の巻き取り作業を自動的に行うために、種々の提案がなされており、例えば、特開平6−234444号公報に開示されたスリッタ装置が知られている。この従来技術では、巻芯保持フレーム下端の巻芯に狭幅ウエブが所定の満巻長さまで巻き取られた後、満巻ロール取り出し運搬車がこの巻芯保持フレームに対して上昇し、その上面で満巻ロールが支持される。そして、巻芯保持フレームから満巻ロールが取り外され、満巻ロール取り出し運搬車が前記満巻ロールを載置した状態で下降する。
【0004】
次いで、巻芯保持フレームが移動して新巻芯がタッチローラに当接すると、切断刃が狭幅ウエブを幅方向に切断する。その後、狭幅ウエブの切断端の一方が満巻ロールに巻き取られるとともに、他方が新たな巻芯に巻き付けられ、新たな巻き取り処理が開始されることになる。
【0005】
ところで、上記のように、満巻ロール取り出し運搬車が満巻ロールを載置する際に、具体的には、図20に示すように、巻芯保持フレーム1に設けられている巻芯回転軸2の回転作用下に、巻芯3に狭幅ウエブ4が所定の満巻長さだけ巻き取られて満巻ロール5が得られた後、満巻ロール取り出し運搬車6が上昇して前記満巻ロール取り出し運搬車6上に前記満巻ロール5を載置している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術では、巻芯3に狭幅ウエブ4がある程度の長さまで巻き取られていないと、満巻ロール5が小径となってしまい、満巻ロール取り出し運搬車6が上昇する際に巻芯保持フレーム1に干渉するおそれがある。このため、満巻ロール5の径寸法が比較的大径(略満巻状態)にならなければ、前記満巻ロール5の取り出し処理を行うことができないという問題が指摘されている。
【0007】
そこで、通常、満巻ロール取り出し運搬車6の幅寸法を、満巻ロール5の最小幅寸法以下に設定し、各種幅寸法の異なる満巻ロール5のサイズ切り替えに対応している。ところが、幅寸法が多岐にわたる満巻ロール5では、特に最大幅寸法の満巻ロール5を払い出す際に、満巻ロール取り出し運搬車6と前記満巻ロール5の接触面圧が高くなり、該満巻ロール5が損傷するおそれがある。しかも、サイズ切り替え構造が複雑化してしまい、設備費が高騰するという問題がある。
【0008】
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単な構成で、幅寸法や巻き取り径の変更に容易に対応し、ウエブを効率的に巻き取ることが可能なウエブ巻き付け装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るウエブ巻き付け装置では、巻芯を回転させる巻芯回転機構と、前記巻芯の外周面に長尺ウエブを案内する巻き付け機構と、前記巻芯に前記長尺ウエブが巻き取られた巻回体を、前記巻芯回転機構から受け取って払い出す製品受け取り機構とを備えるとともに、前記巻芯回転機構は、前記巻き付け機構および前記製品受け取り機構が当接する部位に対応して、前記巻芯の外径寸法よりも小さな寸法に設定され、前記巻き付け機構を構成するニップローラ並びに前記製品受け取り機構を構成する払い出しローラおよびフリーローラは、前記長尺ウエブの幅方向に対して該長尺ウエブの最大幅寸法と同等以上の寸法に設定され、前記払い出しローラと前記フリーローラとの離間距離は、前記巻芯の外径寸法よりも小さい。
【0010】
このため、巻芯に対する長尺ウエブの巻き取り長さが相当に短尺であっても、巻き付け機構および製品受け取り機構が巻芯回転機構に干渉することがなく、巻回体の幅寸法や外径寸法の変更にも容易に対応することが可能になる。また、巻回体の幅寸法が切り替えられても、製品受け取り機構と前記巻回体との接触面圧が高くなることがなく、前記巻回体の損傷を有効に阻止することが可能になる。しかも、巻回体の幅寸法が変更される際に、ニップローラおよび製品受け取り機構のサイズ切り替えが不要になり、設備の簡素化が図られて経済的なものになる。
【0011】
また、巻芯回転機構は、巻芯の両端部に係合して前記巻芯を回転させる巻芯チャックと、前記巻芯チャックが回転自在に装着される巻き取りアームとを備えている。従って、巻芯チャックおよび巻き取りアームの寸法を設定することにより、巻き付け機構および製品受け取り機構との干渉を確実に阻止し、簡単な構成で、巻回体の任意の幅寸法および任意の巻き取り長さに対応することができる。
【0013】
ここで、ニップローラおよび払い出しローラおよび前記フリーローラは、巻芯の外周面に対して180゜の範囲内に配置される一方、巻き取りアームは、前記巻芯の外周面に対して残余の180゜の範囲内に配置されている。このため、巻芯回転機構が巻回体の幅方向に対して任意の位置に配置されていても、前記巻芯回転機構は、ニップローラおよび製品受け取り機構に干渉することがない。さらに、長尺ウエブの巻き付け方向の変更や巻き付け長さの変更にも、容易かつ確実に対応することができ、汎用性に優れる。
【0014】
さらにまた、巻芯チャックは、該巻芯チャックを巻き取りアームに設けられた回転軸に固定するための固定部材と、巻芯の内周面を保持する複数の拡縮爪部材と、前記回転軸内に進退可能に配設された進退ロッドに連結され、前記拡縮爪部材を一体的に拡縮させる楔部材と、前記進退ロッドに前記楔部材を装着するためのロッド固定部材とを備えている。従って、外径寸法の異なる巻芯に対応して複数台用意される各巻芯チャックを、巻き取りアームに簡単かつ強固に装着するとともに、前記巻芯チャックの交換作業が容易に遂行される。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るフイルム(ウエブ)巻き付け装置10が組み込まれるフイルム加工裁断機12の概略構成説明図である。
【0016】
フイルム加工裁断機12は、PETフイルム、TACフイルム、PENフイルムまたは印画紙等をベースとしたロール状感光材料(以下、フイルムロール14という)が配置され、このフイルムロール14を回転させて長尺フイルム原反(ウエブ原反)16を送り出すフイルム送出装置18と、この長尺フイルム原反16を、次段の工程に、順次、搬送する搬送装置20と、前記搬送装置20により搬送される前記長尺フイルム原反16を幅方向に裁断するとともに耳落としをして所定の幅寸法を有するそれぞれ2本の長尺フイルム24a、24bを形成する裁断装置26と、前記長尺フイルム24a、24bを巻芯28に巻き付けた後に所定の長さ毎に切断して製品30a、30bを得るためのフイルム巻き付け装置10と、前記長尺フイルム原反16から排出された耳部32を処理するための処理装置34とを備える。
【0017】
フイルム送出装置18は、一組のフイルムロール14が割り出し可能に支持される送出軸36を備えており、このフイルムロール14が図示しない繰り出しモータの作用下に繰り出される。搬送装置20は、メインフィードローラであるサクションドラム38と、複数のローラ40とを備えており、このサクションドラム38は、図示しないサーボモータを介して周速が所定のパターンになるように速度制御されるとともに、前記サクションドラム38にはエンコーダ(図示せず)が連結されている。
【0018】
送出軸36とサクションドラム38との間に配置されているいずれかのローラ40には、張力検出器(テンションピックアップ)42が装着されており、この間におけるフイルム張力が前記張力検出器42および前記送出軸36に装着された繰り出しモータ(図示せず)によって制御される。送出軸36側には、長尺フイルム原反16の端部位置を検出して位置調整するためのEPCセンサ44と、前記長尺フイルム原反16の終端と新たな長尺フイルム原反16の先端とを接合するための接合用サクションテーブル46とが配設される。
【0019】
裁断装置26は、左右に配置された複数組の回転カッタ48a、48bを備えており、裁断幅に対応して選択的に裁断位置に配置され、長尺フイルム原反16を所望の幅寸法に裁断する機能を有する。裁断装置26の下方には、それぞれ2本ずつ裁断された長尺フイルム24a、24bを互いに異なる方向に分離するための分離ローラ50a、50bが配置され、この分離ローラ50a、50bの下流側には、ニップローラ対52a、52bを介してフイルム巻き付け装置10が配設される。
【0020】
フイルム巻き付け装置10は、長尺フイルム24a、24bに対応して、図1中、左右一組ずつ設けられているが、以下、長尺フイルム24a側についてのみ説明し、長尺フイルム24b側については、同一の構成要素に同一の参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0021】
図2に示すように、ニップローラ対52aは、図示しない回転駆動源が連結されるバックアップローラ54と、前記バックアップローラ54に対して進退自在なニップローラ56とを備える。このバックアップローラ54は、矢印B方向に対してサクションドラム38よりも速い送り速度になるように周速が設定されている。ニップローラ56がバックアップローラ54に長尺フイルム24aを挟んで押し付けられることにより、このニップローラ56の下流側の長尺フイルム24aにテンションが付与されていない状態でも、裁断装置26に所定のテンションを付与可能に構成されている。
【0022】
図1および図2に示すように、フイルム巻き付け装置10は、巻芯28を保持して回転可能な巻芯回転機構58と、この巻芯28に長尺フイルム24aを所定の長さまで巻き付けて巻回体30を得る複数(例えば、14台)のブロックラッパ60と、前記巻芯28に巻き付けられた前記長尺フイルム24aの周面をテンションが付与された状態で把持するとともに、前記ブロックラッパ60から相対的に離間可能な製品受け取り機構64と、前記製品受け取り機構64により前記長尺フイルム24aにテンションが付与された状態で該長尺フイルム24aを幅方向に切断する切断機構66と、前記製品受け取り機構64の両側に配置され、前記巻芯28を前記ブロックラッパ60に自動的に供給する左右一組の巻芯供給機構68とを備える。
【0023】
図3に示すように、巻芯回転機構58は、例えば、2本の巻芯28を同軸上に配置して、各巻芯28に長尺フイルム24aを同時に巻回可能に矢印D方向(巻芯28の軸方向)に延在するガイドレール72a、72bおよびボールねじ74を介して位置調整可能に配置されている。
【0024】
図3および図4に示すように、巻芯回転機構58は、ガイドレール72a、72bおよびボールねじ74に支持されるそれぞれ2台の可動ベース76a、76bを備え、前記可動ベース76a、76bには、ボールねじ74が螺合するナット部78a、78bと、前記ナット部78a、78bをベルト・プーリ手段80a、80bを介して個別に回転可能なサーボモータ82a、82bとが設けられる。
【0025】
可動ベース76a、76bには、シリンダ84a、84bが固定されており、このシリンダ84a、84bから突出するロッド86a、86bに巻き取りアーム88a、88bが固着される。巻き取りアーム88a、88bには、巻芯チャック90a、90bが回転自在に装着されるとともに、前記巻芯チャック90aは、サーボモータ92を介して回転駆動される。
【0026】
このサーボモータ92は、可動ベース76aに固定されており、その駆動軸94にベルト・プーリ手段96を介して回転筒体98が連結される。この回転筒体98は、可動ベース76aに支持されるとともに、内周面にスプライン溝が形成されており、このスプライン溝にスプラインシャフト100が嵌合する。スプラインシャフト100は、巻き取りアーム88aに固着されたケーシング102に回転自在に支持されており、このスプラインシャフト100の端部には、ベルト・プーリ手段104を介して巻芯チャック90aが連結されている。
【0027】
図5に示すように、巻き取りアーム88bの端部には、ベアリング120を介して中空状の回転軸122が支持されるとともに、この回転軸122内に進退ロッド124がシリンダ126を介して矢印D方向に進退自在に挿入される。進退ロッド124は、前方に向かって小径となる多段構造を有しており、その先端側に小径な首部125を設けている。シリンダ126は、巻き取りアーム88bに固着されており、このシリンダ126から巻芯チャック90bとは反対側に突出するロッド128には、可動板体130が連結される。可動板体130は、巻き取りアーム88bに対して左右一対のリニアガイド132を介して進退自在に支持されており、前記可動板体130の端部には、ベアリング134を介して進退ロッド124が回転自在に支持される。
【0028】
巻芯チャック90bは、図5および図6に示すように、この巻芯チャック90bを回転軸122に固定するための固定部材136と、巻芯28の内周面を保持する複数個、例えば、4個の拡縮爪部材138と、進退ロッド124に連結され、前記拡縮爪部材138を一体的に拡縮させる楔部材140と、前記進退ロッド124に前記楔部材140を装着するためのロッド固定部材142とを備える。
【0029】
図5乃至図7に示すように、固定部材136は円筒部144を備えており、この円筒部144は、回転軸122にキー146を介して連結される。円筒部144の一部に切り欠き部が設けられ、この切り欠き部に対応して支持部148が開閉自在に装着される。支持部148は、略円弧形状を有しており、一対の固定ねじ150とスプリング152とを介して前記円筒部144に装着される。支持部148の内面側には、台形状凸部154が設けられており、この凸部154は、回転軸122に形成されている台形状溝部156に嵌合自在である。
【0030】
図6に示すように、円筒部144の先端側には、円周方向に所定角度間隔ずつ離間して軸方向に延在するスリット状開口部158が、例えば、4箇所に形成される。拡縮爪部材138は略円弧形状を有し、その内面側に軸方向に向かって溝部160が形成される。この溝部160は、固定部材136の開口部158に対応して配置される。
【0031】
楔部材140は、略円柱状の本体部162を備え、この本体部162の中央部に孔部164が貫通形成され、この孔部164に進退ロッド124が挿入される。本体部162の一端面側には、ねじ孔166が2箇所に形成されるとともに、この本体部162の外周部には、所定角度間隔ずつ離間して、例えば、4箇所に溝部168が形成される。この溝部168には、楔片170が軸方向に向かって中心側に傾斜する方向に対し進退可能に配置される。楔片170は、円筒部144の開口部158に配置されるとともに、各楔片170の外周側端部は、各拡縮爪部材138の溝部160に対応して配置され、前記拡縮爪部材138にねじ止めされる。
【0032】
ロッド固定部材142は略円板状に構成されており、固定ねじ172が挿入される一対の長孔174と、前記長孔174間に設けられ一端が大径なロッド用孔部176とが形成される。この孔部176の大径部側は、進退ロッド124の先端を挿入可能な径に設定されるとともに、その小径部側は、前記進退ロッド124の先端部よりも小径でかつ該進退ロッド124の首部125の径に対応して設定されている。固定部材136の先端部には、カバー部材178が固定されており、このカバー部材178の中央部には、ロッド固定部材142を通過させるための孔部180が形成される。
【0033】
上記の巻芯チャック90bは、大径側の巻芯28、例えば、3インチ径の巻芯28に対応して構成されており、小径側、例えば、2インチ径の巻芯28に対応して、図8に示す巻芯チャック90cが、前記巻芯チャック90bと交換可能に用意されている。なお、巻芯チャック90cは巻芯チャック90bと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照数字に符号aを付して、その詳細な説明は省略する。
【0034】
図2に示すように、ブロックラッパ60と、このブロックラッパ60に対向して配設される巻き付けニップローラユニット400とにより巻き付け機構110が構成される。図9に示すように、複数のブロックラッパ60は、ユニット本体200に対して、巻芯28の軸方向(矢印D方向)に交差する方向(矢印C方向)に個別に進退自在に配設されるとともに、このユニット本体200は、駆動手段202を介して矢印C方向に進退可能である。
【0035】
駆動手段202は、矢印D方向に所定の間隔だけ離間した一対の枠体204を備え、少なくとも一方の枠体204にはサーボモータ206が装着される。サーボモータ206の駆動軸208には、ベルト・プーリ手段210を介してボールねじ212が連結されており、このボールねじ212が枠体204の上部に回転自在に支持されている。ボールねじ212は、可動本体214に設けられている図示しないナット部に螺合するとともに、前記可動本体214は、前記枠体204上に設けられたガイドレール216に支持される。
【0036】
一対の可動本体214間には、ユニット本体200が取り外し可能に固定されており、各ブロックラッパ60は、前記ユニット本体200に対して巻き付け位置P1と退避位置P2とに選択的に固定可能である。
【0037】
図10に示すように、基台254上には、ブロックラッパ60を構成する上部ラッパ300が昇降手段302を介して昇降自在に設けられるとともに、側面ラッパ304が進退手段306を介して水平方向に進退自在に配設される。昇降手段302は、基台254上に設けられて鉛直上方向に延在する支持角筒308を備え、この支持角筒308の一側面部に鉛直上方向に向かって押圧力調整機能付きアクチュエータ、例えば、シリンダ310が固定される。シリンダ310から上方向に延在するロッド312には、昇降ベース314が固定されるとともに、この昇降ベース314は、支持角筒308の別の側面に固着されたガイドレール316に昇降自在に支持される。昇降ベース314の先端部底面側に、上部ラッパ300が装着される。
【0038】
上部ラッパ300は、昇降ベース314に固定されるブロック317を備え、このブロック317の巻芯28側の端部には、この巻芯28の外径よりも若干大きな曲率半径を有するガイド面318が設けられており、前記ガイド面318と巻芯28との間には、長尺フイルム24aを挿通するための間隙319が形成される。ブロック317には、ガイド面318側に位置して巻芯28の外周面に長尺フイルム24aを押圧支持する第1および第2フリーローラ320a、320bが回転自在に支持される。
【0039】
進退手段306は、基台254上に水平方向に装着される押圧力調整機能付きアクチュエータ、例えば、シリンダ322を備え、このシリンダ322から水平方向に延在するロッド324には、進退ベース326が固着される。進退ベース326は、基台254上に設けられたレール328に支持されて矢印C方向に進退可能であり、この進退ベース326上に側面ラッパ304が装着される。
【0040】
側面ラッパ304は、ブロック329を備え、このブロック329の巻芯28側にこの巻芯28の外径よりも若干大きな曲率半径を有するガイド面330を設けており、前記ガイド面330と前記巻芯28との間には、長尺フイルム24aを挿通するための間隙331が形成される。ブロック329には、ガイド面330側に位置して第3および第4フリーローラ332、334が回転自在に支持される。第4フリーローラ334は、側面ラッパ304に対して揺動ブロック336を介し回動可能に支持されるとともに、この揺動ブロック336にはエアシリンダ338がエアばねとして当接する。巻芯28の外径寸法が多少変動しても、対応可能にするためである。
【0041】
図2に示すように、ブロックラッパ60に対向して巻き付けニップローラユニット400が組み込まれる。この巻き付けニップローラユニット400は、巻芯28の外周面に長尺フイルム24aを押圧支持する巻き付けニップローラ402と、切断された前記長尺フイルム24aの端部を前記巻芯28の周面に倣わせる下部巻き付けローラ404とを備える。巻き付けニップローラ402および下部巻き付けローラ404は、ブロックラッパ60に対応して矢印D方向に複数個、例えば、14個配列されており、実際上、長尺フイルム24aの最大幅寸法と同等以上の寸法に設定されている。
【0042】
巻き付けニップローラユニット400を構成するユニット本体406は、駆動手段202に交換可能に装着されており、このユニット本体406には、巻き付けニップローラ402を矢印C方向に進退させるために、第1シリンダ570が備えられている。この第1シリンダ570から延在するロッド(図示せず)に可動型上部プレート574が連結されており、前記上部プレート574は、前記第1シリンダ570の作用下にリニアガイド576を介して巻き付けニップローラ402と一体的に進退可能である。
【0043】
上部プレート574の下方には、可動型下部プレート410がリニアガイド580を介して矢印C方向に進退自在に装着される。下部プレート410は、第2シリンダ582から延在するロッド(図示せず)に固定されている。下部プレート410の先端には、スプリング418を介して揺動アーム420が揺動自在に支持されるとともに、前記揺動アーム420の先端側に下部巻き付けローラ404が回転自在に装着される。
【0044】
ユニット本体406には、切断機構66が組み込まれる。図2および図11に示すように、ユニット本体406には、切断機構66を構成するロッドレスシリンダ430が巻芯28の軸方向(矢印D方向)に延在するロッド432を介して装着される。このロッドレスシリンダ430には、ベース部材434が固定されており、このベース部材434は、リニアガイド436を介して矢印D方向に案内される。リニアガイド436に平行してラック部材438が設けられており、このラック部材438に第1ピニオン440が噛合し、この第1ピニオン440に第2ピニオン442が噛合する。
【0045】
第2ピニオン442には、円盤状クロスカッタ刃446が固着されるとともに、このクロスカッタ刃446の先端側には、長尺フイルム24aを案内するための振り分けガイド448が配設されている。長尺フイルム24aの切断は、クロスカッタ刃446単独で行ってもよく、またこのクロスカッタ刃446を上刃とし、この上刃に対向して下刃を配設することにより、該上刃と該下刃とで前記長尺フイルム24aを切断するようにしてもよい。さらに、ロッドレスシリンダ430に代替して、モータとタイミングベルトおよびプーリとを用いてベース部材434を進退させることもできる。この切断機構66の下方には、ユニット本体406に支持されてフリーローラ450が配設されている(図2参照)。
【0046】
図2に示すように、製品受け取り機構64は昇降フレーム500を備え、この昇降フレーム500は、サーボモータ502の作用下に上端位置、中間待機位置、フイルム切断位置および下端位置の4位置に停止可能である。サーボモータ502の駆動軸504には、鉛直方向に向かって配置されるボールねじ506が連結されるとともに、このボールねじ506には、昇降フレーム500に設けられたナット部508が螺合する。
【0047】
昇降フレーム500には、シリンダ510が固定され、このシリンダ510から上方に延在するロッド512に本体部514が連結される。本体部514から上方に延在する第1アーム部516の先端に払い出しローラ518が設けられるとともに、この払い出しローラ518には、テンション付与用のサーボモータ520がベルト・プーリ手段522を介して連結される。本体部514を構成する第2アーム部524の先端には、フリーローラ526が回転自在に支持される。図3に示すように、払い出しローラ518およびフリーローラ526は、軸方向に分割されるとともに、全体として長尺フイルム24aの最大幅寸法と同等以上の寸法に設定されている。
【0048】
第1および第2アーム部516、524の間には、製品30aを払い出すためのコンベア528が配設されている。昇降フレーム500にはシリンダ530が固定され、このシリンダ530から上方に延在するロッド532には、揺動アーム536を介してライダローラ538が配設されている。
【0049】
巻芯供給機構68はプッシャ550を備え、このプッシャ550は、櫛歯状に構成されており、ブロックラッパ60間の隙間に前記櫛歯の位相を合わせることによって、巻芯28を巻芯受け渡し位置P3に円滑に供給可能に構成されている。
【0050】
巻芯回転機構58は、巻き付け機構110および製品受け取り機構64が当接する部位に対応して、巻芯28の外径寸法よりも小さな寸法に設定される。すなわち、巻芯チャック90a、90bの半径が巻芯28の外周半径よりも小径に設定されるとともに、巻き取りアーム88a、88bの形状が設定される。
【0051】
具体的には、図12に示すように、巻き取りアーム88a、88bは、製品受け取り機構64を構成する払い出しローラ518およびフリーローラ526と干渉する領域J1、J2と、図13に示すように、巻芯28に長尺フイルム24aが反時計回りに巻き取られる際に、巻き付けニップローラユニット400を構成する巻き付けニップローラ402および下部巻き付けローラ404と干渉する領域J3と、図14に示すように、前記巻芯28に前記長尺フイルム24aが時計回りに巻き取られる際に、前記巻き付けニップローラ402および前記下部巻き付けローラ404と干渉する領域J4とを有している。上記の領域J1乃至J4の範囲内で、巻き取りアーム88a、88bの寸法が、巻芯28の外周径よりも小径に設定される。
【0052】
より具体的には、干渉する領域J1乃至J4の範囲は、巻芯28の外周面に対して下方側に180゜の範囲内に存在しており、この範囲内で巻き取りアーム88a、88bが、前記巻芯28のの外周径よりも小径な半円形状に設定される。一方、巻芯28の外周面に対して残余の180゜の範囲内(上方側に180゜の範囲内)には、巻き取りアーム88a、88bの他方の部分が配置されている。
【0053】
このように構成されるフイルム加工裁断機12の動作について、本実施形態に係るフイルム巻き付け装置10との関連で、以下に説明する。
【0054】
図1に示すように、フイルム送出装置18に装着されたフイルムロール14は、図示しない繰り出しモータの回転作用下に巻き戻され、長尺フイルム原反16が搬送装置20を構成するサクションドラム38に導かれる。このサクションドラム38は、例えば、図示しないACサーボモータの作用下に所定の速度パターンで速度制御されるとともに、エンコーダ(図示せず)を介して長尺フイルム原反16の搬送長さが検出されている。
【0055】
サクションドラム38によって速度調整がなされた長尺フイルム原反16は、裁断装置26に送られて回転カッタ48a、48bの作用下に両方の耳部32が裁断されるとともに、所定の幅寸法を有する2本ずつの長尺フイルム24a、24bとなってフイルム巻き付け装置10に搬送される。一方、耳部32は、処理装置34により所定のテンションパターンで巻き取られる。長尺フイルム24a、24bでは、同様の処理が施されるため、以下、長尺フイルム24a側の処理についてのみ説明する。
【0056】
フイルム巻き付け装置10では、巻芯28に長尺フイルム24aを巻き付ける際には、図15に示すように、この巻芯28がブロックラッパ60に周面を把持されて巻き取り処理位置に配置されるとともに、前記巻芯28の両端が巻芯チャック90a、90bに支持される。
【0057】
図4に示すように、シリンダ84aが駆動されると、巻き取りアーム88aがガイドレール72a、72bの案内作用下に矢印D1方向に移動し、この巻き取りアーム88aに装着されている巻芯チャック90aが巻芯28の一端側に嵌合する。一方、シリンダ84bの駆動作用下に、巻き取りアーム88bが矢印D2方向に移動すると、この巻き取りアーム88bに装着されている巻芯チャック90bが前記巻芯28の他端部側に挿入される。
【0058】
この状態で、図5に示すように、巻き取りアーム88bに装着されているシリンダ126が駆動され、可動板体130がリニアガイド132の案内作用下に、前記巻き取りアーム88bに対して矢印D2方向に移動する。可動板体130には、ベアリング134を介して進退ロッド124が支持されており、この進退ロッド124が矢印D2方向に移動する。
【0059】
進退ロッド124には、ロッド固定部材142を介して楔部材140を構成する本体部162が固定されており、この本体部162が前記進退ロッド124と一体的に矢印D2方向に移動する。このため、本体部162の溝部168に挿入されている楔片170が半径外方向に移動し、この楔片170に固定された拡縮爪部材138が拡径される。これによって、拡縮爪部材138の外周面により巻芯28の内周面が押圧保持されることになる。
【0060】
巻き付けニップローラユニット400では、図2に示すように、第1シリンダ570の駆動作用下に、巻き付けニップローラ402が巻芯28側に移動し、この巻芯28の外周面に長尺フイルム24aを支持する。さらに、第2シリンダ582の作用下に、下部プレート410が前方に移動し、前記下部プレート410に装着されている下部巻き付けローラ404が、前記長尺フイルム24aの先端部を前記巻芯28の周面に約90゜の範囲にわたって巻き付ける。
【0061】
この状態で、サクションドラム38が回転するとともに、図3および図4に示すように、サーボモータ92の駆動トルクによりベルト・プーリ手段104を介して巻芯チャック90aが回転を開始する。このため、巻芯28が回転し、この巻芯28の外周面に長尺フイルム24aが所定の長さだけ巻き付けられた後、巻き付けニップローラ402、下部巻き付けローラ404およびブロックラッパ60が前記巻芯28から離間するとともに、ニップローラ56がバックアップローラ54から離間する(図16参照)。
【0062】
巻芯回転機構58を介して巻芯28に長尺フイルム24aを巻き付けている間、各ブロックラッパ60が装着されたユニット本体200は、サーボモータ206の作用下にベルト・プーリ手段210を介して回転駆動されるボールねじ212により巻芯28から離間する方向(図9中、矢印C1方向)に一旦移動する。そこで、巻芯供給機構68を構成するプッシャ550が新たな巻芯28を保持して上方に移動して、この巻芯28を巻芯受け渡し位置P3に配置する。
【0063】
新たな巻芯28が巻芯受け渡し位置P3に配置されると、この巻芯28の軸長に対応して配置されている所定数のブロックラッパ60は、ユニット本体200を介してこの巻芯受け渡し位置P3に一体的に移動された後、まず、図10に示すように、昇降手段302を構成するシリンダ310の作用下に、上部ラッパ300が下降して前記巻芯28の上部側を支持する。次いで、巻芯供給機構68による巻芯28の把持が解除されるとともに、進退手段306を構成するシリンダ322が駆動され、側面ラッパ304が前進して前記巻芯28の側部および下部側を支持する(図17参照)。さらに、プッシャ550が下降することにより、新たな巻芯28をブロックラッパ60に受け渡す作業が終了する。
【0064】
巻芯回転機構58を介して巻芯28に長尺フイルム24aが規定の長さまで巻き取られると、ニップローラ56がバックアップローラ54側に移動してフイルムパス上流側のテンション変動を抑える一方、製品受け取り機構64が上昇する。この製品受け取り機構64では、ライダローラ538、払い出しローラ518およびフリーローラ526により巻回体30が保持される。製品受け取り機構64では、サーボモータ502の駆動作用下に、ボールねじ506が回転され、本体部514が巻回体30を切断高さ位置まで下降させる。その際、巻回体30は、長尺フイルム24aを巻き解しながら下降することにより、前記長尺フイルム24aのテンションを維持している。
【0065】
次に、駆動手段202の作用下にユニット本体200が前進(矢印C2方向)し、新たな巻芯28が巻芯回転機構58に保持されるとともに、ユニット本体406が前進して巻き付けニップローラ402により長尺フイルム24aが前記巻芯28の外周部に押し付けられる。
【0066】
この状態で、図11に示すように、切断機構66を構成するロッドレスシリンダ430が駆動され、このロッドレスシリンダ430と一体的にベース部材434がフイルム幅方向(矢印D方向)に移動する。このため、矢印D方向に延在するラック部材438に噛合する第1ピニオン440およびこの第1ピニオン440に噛合する第2ピニオン442を介し、クロスカッタ刃446が回転しながら矢印D方向に移動し、振り分けガイド448の案内作用下に長尺フイルム24aを幅方向に切断(クロスカット)する。
【0067】
長尺フイルム24aが切断された後、第2シリンダ582が駆動されて下部プレート410と一体的に下部巻き付けローラ404が前進(矢印C1方向)する。このため、図18に示すように、長尺フイルム24aの切断された先端部は、巻芯28の周面に約90゜の範囲にわたって巻き付けられる。
【0068】
次いで、図19に示すように、巻芯28の外周部に長尺フイルム24aの巻き取り作業が遂行されるとともに、製品受け取り機構64側では、サーボモータ520が駆動されることにより、製品30aが巻き取り方向に回転し、切断された長尺フイルム24aの後端が適当な長さまで巻き取られる。この製品30aは、製品受け取り機構64からコンベア528に受け渡され、このコンベア528を介して次段の工程に供給される。
【0069】
この場合、本実施形態では、巻芯28に対する長尺フイルム24aの巻き付け方向や巻き付け長さが変更されても、巻芯回転機構58に巻き付け機構110および製品受け取り機構64が干渉することはない。すなわち、巻芯回転機構58を構成する巻芯チャック90a、90bの半径は、巻芯28の外周半径よりも小径に設定されている。さらに、巻き取りアーム88a、88bは、製品受け取り機構64を構成する払い出しローラ518およびフリーローラ526と干渉する領域J1、J2(図12参照)と、長尺フイルム24aが反時計回りおよび時計回りに巻き付けられる際に、巻き付け機構110を構成する巻き付けニップローラ402および下部巻き付けローラ404と干渉する領域J3およびJ4(図13および図14参照)とを含む範囲にわたって、前記巻芯28の外周半径よりも小径な半円弧状に設定されている。
【0070】
このため、巻芯28に対する長尺フイルム24aの巻き取り長さが相当に短尺であっても、巻芯チャック90a、90bおよび巻き取りアーム88a、88bに巻き付け機構110および製品受け取り機構64が干渉することがない。これにより、長尺フイルム24aの幅寸法や巻き取り外径寸法の変更にも、容易かつ確実に対応することができるという効果が得られる。
【0071】
その際、巻き付け機構110を構成する巻き付けニップローラ402および下部巻き付けローラ404と、製品受け取り機構64を構成する払い出しローラ518およびフリーローラ526とは、長尺フイルム24aの最大幅寸法と同等以上の寸法に設定されている。従って、長尺フイルム24aの幅寸法が切り替えられても、巻回体30と前記払い出しローラ518および前記フリーローラ526との接触面圧が高くなることがなく、前記巻回体30の表面、すなわち、外巻きロールではフイルム乳剤面が損傷することを有効に阻止することが可能になる。
【0072】
しかも、長尺フイルム24aの幅寸法が変更される際に、巻き付けニップローラ402および下部巻き付けローラ404と、払い出しローラ518およびフリーローラ526とでは、それぞれのサイズ切り替えが不要になる。これにより、設備の簡素化が図られて、経済的なものになるという利点がある。
【0073】
さらにまた、干渉する領域J1乃至J4が、巻芯28の外周面に対して下方側に180゜の範囲内に設定される一方、巻き取りアーム88a、88bが、前記巻芯28の外周面に対して残余の、すなわち、上方側に180゜の範囲内に配置されている。このため、巻芯回転機構58が巻芯28の軸方向(長尺フイルム24aの幅方向)に対して任意の位置に配置されていても、前記巻芯回転機構58が巻き付け機構110および製品受け取り機構64に干渉することがない。従って、簡単な構成で、長尺フイルム24aの巻き付け方向の変更や巻き付け長さの変更にも、容易かつ確実に対応することができ、汎用性に優れるという効果が得られる。
【0074】
また、巻芯チャック90bは、図5および図6に示すように、シリンダ126の駆動作用下に、進退ロッド124が進退して楔部材140を拡縮するため、巻芯28の内周面を容易かつ確実に保持することができる。そして、小径な巻芯28が使用される際には、巻芯チャック90bを巻芯チャック90cと交換することにより、容易に対応することが可能になる。
【0075】
ここで、巻芯チャック90bを巻き取りアーム88bから取り外す際には、まず、カバー部材178を取り外した後、固定ねじ172を所定の位置まで弛緩させた状態で、ロッド固定部材142を長孔174に沿って進退ロッド124の径方向に移動させる。これにより、進退ロッド124の先端部は、ロッド固定部材142の孔部176内で小径部側から大径部側に移動し、楔部材140と前記ロッド固定部材142とは、進退ロッド124から一体的に取り外される。
【0076】
一方、固定部材136では、図7に示すように、固定ねじ150が所定の位置まで弛緩されると、スプリング152の弾性力を介して支持部148が円筒部144から離間する方向に移動する。このため、支持部148の凸部154が回転軸122の溝部156から離脱し、固定部材136が前記回転軸122から取り外される。従って、巻芯チャック90bと90cとの交換作業が、容易かつ迅速に遂行されるとともに、固定ねじ150、172の離脱が有効に防止され、作業全体の簡素化が容易に図られる。
【0077】
なお、本実施形態では、ウエブとして長尺フイルム24a、24bを用いて説明したが、これに限定されるものではなく、樹脂シートや紙等、種々のウエブに適用される。
【0078】
【発明の効果】
本発明に係るウエブ巻き付け装置では、巻芯回転機構が、巻き付け機構および製品受け取り機構に当接する部位に対応し、巻芯の外径寸法よりも小さな寸法に設定されるため、前記巻芯に対する長尺ウエブの巻き取り長さが相当に短尺であっても、前記巻き付け機構および前記製品受け取り機構が前記巻芯回転機構に干渉することがない。これにより、巻回体の幅寸法や外径寸法の変更にも容易に対応することができ、簡単な構成で、長尺ウエブを効率的に巻き取ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るフイルム巻き付け装置が組み込まれるフイルム加工裁断機の概略構成説明図である。
【図2】前記フイルム巻き付け装置の構成説明図である。
【図3】前記フイルム巻き付け装置を構成する巻芯回転機構の斜視図である。
【図4】前記巻芯回転機構の平面図である。
【図5】前記巻芯回転機構を構成する巻芯チャックの断面図である。
【図6】前記巻芯チャックの分解斜視説明図である。
【図7】前記巻芯チャックを構成する固定部材の正面図である。
【図8】小径な巻芯チャックの断面説明図である。
【図9】巻き付け機構を構成するブロックラッパおよびユニット本体の斜視図である。
【図10】前記ブロックラッパの構成を示す正面図である。
【図11】前記フイルム巻き付け装置を構成する切断機構の斜視図である。
【図12】巻き取りアームと製品受け取り機構との干渉状態説明図である。
【図13】半時計回りの巻き付け方向での前記巻き付け機構と前記巻き取りアームとの干渉状態説明図である。
【図14】時計回りの巻き付け方向での前記巻き付け機構と前記巻き取りアームとの干渉状態説明図である。
【図15】前記巻芯に長尺フイルムを巻き付ける際の動作説明図である。
【図16】前記巻き付け作業中に新たな巻芯を供給する際の動作説明図である。
【図17】巻き付け後の巻回体を払い出す際の動作説明図である。
【図18】前記巻回体から前記長尺フイルムを切断する際の動作説明図である。
【図19】前記新たな巻芯に前記長尺フイルムを巻き付け開始する際の動作説明図である。
【図20】従来技術に係るスリッタ装置の説明図である。
【符号の説明】
10…フイルム巻き付け装置 12…フイルム加工裁断機
14…フイルムロール 18…フイルム送出装置
20…搬送装置 24a、24b…長尺フイルム
26…裁断装置 38…サクションドラム
48a、48b…回転カッタ 52a、52b…ニップローラ対
58…巻芯回転機構 60…ブロックラッパ
64…製品受け取り機構 66…切断機構
68…巻芯供給機構 82a、82b…サーボモータ
88a、88b…巻き取りアーム 90a〜90c…巻芯チャック
110…巻き付け機構 200、406…ユニット本体
202…駆動手段 300…上部ラッパ
302…昇降手段 304…側面ラッパ
306…進退手段
310、322、510、570、582…シリンダ
317、329…ブロック
320a、320b、332、334、450、526…フリーローラ
400、400a…巻き付けニップローラユニット
402…巻き付けニップローラ 404…下部巻き付けローラ
518…払い出しローラ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a web winding apparatus that is applied to a rewinding machine or a cutting machine and winds a long web around an outer peripheral surface of a core.
[0002]
[Prior art]
In general, a long web, for example, a rewinding machine that automatically winds a long film around a core, or a long film having a predetermined width dimension by cutting a wide original film, In the cutting machine that automatically winds the long film around the core, the long film is wound around the outer peripheral surface of the core by a predetermined length under the rotating action of the core, and the long film The end of the film is cut (cross cut) to obtain a product.
[0003]
Conventionally, various proposals have been made in order to automatically perform this kind of winding operation. For example, a slitter device disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 6-234444 is known. In this prior art, after the narrow web is wound up to a predetermined full winding length on the core at the lower end of the core holding frame, the full roll take-out carriage is raised with respect to the core holding frame, and the upper surface thereof The full roll is supported by. Then, the full roll is removed from the core holding frame, and the full roll take-off carriage is lowered with the full roll placed thereon.
[0004]
Next, when the core holding frame moves and the new core contacts the touch roller, the cutting blade cuts the narrow web in the width direction. Thereafter, one of the cut ends of the narrow web is wound around the full roll, the other is wound around a new winding core, and a new winding process is started.
[0005]
By the way, as described above, when the full roll take-out transportation vehicle places the full roll, specifically, as shown in FIG. 20, the core rotation shaft provided in the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above prior art, when the narrow web 4 is not wound up to a certain length around the core 3, the
[0007]
Therefore, normally, the width dimension of the full roll take-out
[0008]
The present invention solves this type of problem, and provides a web winding apparatus that can easily take up a change in width and winding diameter with a simple configuration and can efficiently wind the web. For the purpose.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In the web winding apparatus according to the present invention, the core rotating mechanism for rotating the core, the winding mechanism for guiding the long web to the outer peripheral surface of the core, and the long web wound around the core. A product receiving mechanism for receiving and delivering the wound body from the core rotating mechanism, and the core rotating mechanism corresponds to a portion where the winding mechanism and the product receiving mechanism are in contact with each other. Is set to a size smaller than the outer diameter ofThe nip roller that constitutes the winding mechanism and the payout roller and free roller that constitute the product receiving mechanism are set to dimensions equal to or greater than the maximum width dimension of the long web in the width direction of the long web, The separation distance between the payout roller and the free roller is smaller than the outer diameter of the core.
[0010]
For this reason, even if the winding length of the long web with respect to the winding core is considerably short, the winding mechanism and the product receiving mechanism do not interfere with the winding core rotation mechanism, and the width dimension and outer diameter of the winding body It becomes possible to easily cope with a change in dimensions.Further, even if the width dimension of the wound body is switched, the contact surface pressure between the product receiving mechanism and the wound body does not increase, and damage to the wound body can be effectively prevented. . In addition, when the width dimension of the wound body is changed, it is not necessary to switch the size of the nip roller and the product receiving mechanism, and the equipment is simplified and economical.
[0011]
The core rotation mechanism includes a core chuck that engages both ends of the core and rotates the core, and a winding arm on which the core chuck is rotatably mounted. Therefore, by setting the dimensions of the core chuck and the winding arm, it is possible to reliably prevent interference with the winding mechanism and the product receiving mechanism, and with a simple configuration, any width dimension and any winding of the wound body. Can accommodate length.
[0013]
Where the nip roller andDispensing roller and free rollerIs disposed within a range of 180 ° with respect to the outer peripheral surface of the core, while the winding arm is disposed within a range of 180 ° remaining with respect to the outer peripheral surface of the core. For this reason, even if the core rotation mechanism is arranged at an arbitrary position with respect to the width direction of the wound body, the core rotation mechanism does not interfere with the nip roller and the product receiving mechanism. Furthermore, it is possible to easily and reliably cope with a change in the winding direction of the long web and a change in the winding length, and the versatility is excellent.
[0014]
Furthermore, the core chuck includes a fixing member for fixing the core chuck to a rotating shaft provided in the winding arm, a plurality of expansion / contraction claw members for holding an inner peripheral surface of the core, and the rotating shaft. A wedge member connected to an advance / retreat rod disposed in such a manner as to be capable of advancing / retracting therein, and a member for expanding / contracting the expansion / contraction claw member integrally, and a rod fixing member for mounting the wedge member on the advance / retreat rod are provided. Therefore, a plurality of core chucks prepared corresponding to the cores having different outer diameters are easily and firmly attached to the winding arm, and the replacement operation of the core chuck is easily performed.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a schematic configuration explanatory view of a film processing /
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
A tension detector (tension pickup) 42 is attached to one of the
[0019]
The cutting
[0020]
The
[0021]
As shown in FIG. 2, the
[0022]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0023]
As shown in FIG. 3, the
[0024]
As shown in FIGS. 3 and 4, the
[0025]
[0026]
The
[0027]
As shown in FIG. 5, a hollow
[0028]
As shown in FIGS. 5 and 6, the
[0029]
As shown in FIGS. 5 to 7, the fixing
[0030]
As shown in FIG. 6, slit-
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
The above-described
[0034]
As shown in FIG. 2, a winding
[0035]
The driving means 202 includes a pair of
[0036]
The unit
[0037]
As shown in FIG. 10, an
[0038]
The
[0039]
The advancing / retracting means 306 includes an actuator with a pressing force adjusting function mounted on the base 254 in the horizontal direction, for example, a
[0040]
The
[0041]
As shown in FIG. 2, a winding nip
[0042]
A unit
[0043]
Below the
[0044]
A
[0045]
A disc-shaped
[0046]
As shown in FIG. 2, the
[0047]
A
[0048]
A
[0049]
The winding
[0050]
The winding
[0051]
Specifically, as shown in FIG. 12, the take-up
[0052]
More specifically, the range of the interfering areas J1 to J4 exists within a range of 180 ° on the lower side with respect to the outer peripheral surface of the winding
[0053]
The operation of the
[0054]
As shown in FIG. 1, the
[0055]
The
[0056]
In the
[0057]
As shown in FIG. 4, when the
[0058]
In this state, as shown in FIG. 5, the
[0059]
A
[0060]
In the winding nip
[0061]
In this state, the
[0062]
While the
[0063]
When a
[0064]
When the
[0065]
Next, the unit
[0066]
In this state, as shown in FIG. 11, the
[0067]
After the
[0068]
Next, as shown in FIG. 19, the winding operation of the
[0069]
In this case, in this embodiment, the winding
[0070]
For this reason, even if the winding length of the
[0071]
At that time, the winding nip
[0072]
In addition, when the width dimension of the
[0073]
Furthermore, the interfering areas J1 to J4 are set within a range of 180 ° downward with respect to the outer peripheral surface of the core 28, while the winding
[0074]
Further, as shown in FIGS. 5 and 6, the
[0075]
Here, when removing the
[0076]
On the other hand, as shown in FIG. 7, in the fixing
[0077]
In this embodiment, the
[0078]
【The invention's effect】
In the web winding device according to the present invention, the winding core rotating mechanism corresponds to a portion that contacts the winding mechanism and the product receiving mechanism, and is set to a size smaller than the outer diameter of the winding core. Even if the winding length of the length web is considerably short, the winding mechanism and the product receiving mechanism do not interfere with the core rotation mechanism. Accordingly, it is possible to easily cope with changes in the width dimension and outer diameter dimension of the wound body, and it is possible to efficiently wind the long web with a simple configuration.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a schematic configuration of a film processing cutter incorporating a film winding apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating the configuration of the film winding apparatus.
FIG. 3 is a perspective view of a core rotating mechanism constituting the film winding apparatus.
FIG. 4 is a plan view of the core rotation mechanism.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a core chuck constituting the core rotation mechanism.
6 is an exploded perspective view of the core chuck. FIG.
FIG. 7 is a front view of a fixing member constituting the winding core chuck.
FIG. 8 is a cross-sectional explanatory view of a small diameter core chuck.
FIG. 9 is a perspective view of a block wrapper and a unit main body constituting a winding mechanism.
FIG. 10 is a front view showing a configuration of the block wrapper.
FIG. 11 is a perspective view of a cutting mechanism constituting the film winding apparatus.
FIG. 12 is an explanatory diagram of an interference state between a winding arm and a product receiving mechanism.
FIG. 13 is an explanatory diagram of an interference state between the winding mechanism and the winding arm in a counterclockwise winding direction.
FIG. 14 is an explanatory diagram of an interference state between the winding mechanism and the winding arm in a clockwise winding direction.
FIG. 15 is an operation explanatory diagram when a long film is wound around the core.
FIG. 16 is an operation explanatory diagram when supplying a new core during the winding operation.
FIG. 17 is an operation explanatory diagram when paying out the wound body after winding.
FIG. 18 is an operation explanatory diagram when cutting the long film from the wound body.
FIG. 19 is an operation explanatory diagram when starting to wind the long film around the new core.
FIG. 20 is an explanatory diagram of a slitter device according to the prior art.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
14 ...
20 ... Conveying
26 ... Cutting
48a, 48b ... rotating
58 ...
64 ...
68 ...
88a, 88b ... take-up
110 ... winding
202 ... Driving means 300 ... Upper trumpet
302 ... Lifting means 304 ... Side wrapper
306 ... Advance / retreat means
310, 322, 510, 570, 582 ... Cylinder
317, 329 ... block
320a, 320b, 332, 334, 450, 526 ... Free roller
400, 400a ... Winding nip roller unit
402: Winding nip
518 ... Dispensing roller
Claims (4)
前記巻芯が回転する際に、該巻芯の外周面に長尺ウエブを案内する巻き付け機構と、
前記巻芯に前記長尺ウエブが巻き取られた巻回体を、前記巻芯回転機構から受け取って払い出す製品受け取り機構と、
を備えるとともに、
前記巻芯回転機構は、前記巻き付け機構および前記製品受け取り機構が当接する部位に対応して、前記巻芯の外径寸法よりも小さな寸法に設定され、
前記巻き付け機構を構成するニップローラ並びに前記製品受け取り機構を構成する払い出しローラおよびフリーローラは、前記長尺ウエブの幅方向に対して該長尺ウエブの最大幅寸法と同等以上の寸法に設定され、
前記払い出しローラと前記フリーローラとの離間距離は、前記巻芯の外径寸法よりも小さい
ことを特徴とするウエブ巻き付け装置。A core rotation mechanism for rotating the core;
A winding mechanism for guiding a long web to the outer peripheral surface of the core when the core rotates;
A product receiving mechanism for receiving and paying out a wound body in which the long web is wound around the core, from the core rotating mechanism;
With
The winding core rotating mechanism is set to a size smaller than the outer diameter size of the winding core, corresponding to the part where the winding mechanism and the product receiving mechanism abut .
The nip roller that constitutes the winding mechanism and the discharge roller and free roller that constitute the product receiving mechanism are set to a dimension equal to or greater than the maximum width dimension of the long web in the width direction of the long web,
The web winding apparatus according to claim 1, wherein a separation distance between the payout roller and the free roller is smaller than an outer diameter of the winding core .
前記巻芯チャックが回転自在に装着される巻き取りアームと、
を備えるとともに、
前記巻芯チャックおよび前記巻き取りアームは、前記巻き付け機構および前記製品受け取り機構が当接する部位に対応して、前記巻芯の外径寸法よりも小さな寸法に設定されることを特徴とするウエブ巻き付け装置。2. The apparatus according to claim 1, wherein the core rotating mechanism engages with both ends of the core to rotate the core.
A winding arm on which the core chuck is rotatably mounted;
With
The web winding is characterized in that the core chuck and the winding arm are set to be smaller than an outer diameter of the core corresponding to a portion where the winding mechanism and the product receiving mechanism come into contact with each other. apparatus.
前記巻き取りアームは、該巻芯の外周面に対して残余の180゜の範囲内に配置されることを特徴とするウエブ巻き付け装置。 3. The apparatus according to claim 1 , wherein the nip roller, the discharge roller, and the free roller are disposed within a range of 180 ° with respect to an outer peripheral surface of the core,
The web winding device is characterized in that the winding arm is disposed within a remaining 180 ° range with respect to the outer peripheral surface of the winding core.
前記巻芯の内周面を保持する複数の拡縮爪部材と、
前記回転軸内に進退可能に配設された進退ロッドに連結され、前記拡縮爪部材を一体的に拡縮させる楔部材と、
前記進退ロッドに前記楔部材を装着するためのロッド固定部材と、
を備えるとともに、
前記巻芯チャックは、外径寸法の異なる前記巻芯に対応して複数台用意されることを特徴とするウエブ巻き付け装置。Device according to any one of claims 1 to 3, wherein the core chuck includes a fixing member for fixing the rotary shaft provided with the winding core chuck on the winding arm,
A plurality of expansion / contraction claw members for holding the inner peripheral surface of the core;
A wedge member connected to an advancing / retracting rod disposed so as to be capable of advancing and retracting in the rotation shaft, and integrally expanding / contracting the expansion / contraction claw member;
A rod fixing member for mounting the wedge member on the advance / retreat rod;
With
The web winding apparatus, wherein a plurality of the core chucks are prepared corresponding to the cores having different outer diameters.
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