JP4299788B2 - 半導体誘導性微小電子機械システム(mems)スッチ - Google Patents

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Description

本発明は一般に、微小電子機械システム(MEMS:micro-electromechanicalsystem)、特にMEMSスイッチに関し、より具体的には、誘導結合および減結合を使用し、標準的なCMOS製造材料およびプロセスと完全に互換性のある誘導性MEMSスイッチに関する。
スイッチング動作は、多くの電気的、機械的、および電子機械的応用例の基本部分である。MEMSスイッチは、この数年にわたり、相当な関心を引きつけてきた。MEMSスイッチ技術を使用する製品は、バイオメディカル・システム、航空宇宙システム、および通信システムで普及している。
MEMSスイッチは様々な構成を使用して製造されてきたが、それらは、容量性スイッチを形成するために誘電体ストップを使用する金属同士の接触または同様の構造を作成する静電制御されたビーム(梁)である。このデバイスを特徴付ける一般的な特徴は、回路を完成するために他の可動エレメントに接触する少なくとも1つの可動エレメントが設けられていることである。
本発明をより十分に理解するために、次に、変形可能なビーム5の両端が誘電体2上に固定されているMEMSスイッチの断面図を示す図1に関連して従来のMEMSスイッチについて説明する。最低レベルは、デバイスの様々な電気コンポーネントを接続または形成するために使用される導電エレメント3および4からなる誘電材料1から構成される。番号3および6によって参照される導体は、ビームを曲げさせる(または変形させる)動作電圧電位を提供するために使用される。導体4は、電気信号を伝導するものであり、MEMSスイッチが動作しているときに変形可能なビームに接触する。図2は、同じ従来のスイッチの平面図を示している。
従来のMEMSスイッチの典型的な実現例では、接点ビームは、たとえば、SiO2で作られた誘電体の上にポリシリコンを付着させることによって形成される。周囲の材料はエッチングで除去され、シリコン・ビーム5に接続された隆起構造を残す。シリコン・ビーム5上の一方の端部に固定された接触エレメント6は、導体3および4の上のそのもう一方の端部で宙に浮いており、好ましくはポリシリコンで作られている。その後、デバイスは、通常、金の無電解めっきが施され、これはポリシリコンに付着して、導電エレメント3、4、および6の製作を完了する。
このスイッチは、接点ビーム6と電極3との間に電位差を提供することによって操作される。この電圧は、ビーム6を電極4に接触させるような静電引力を発生し、その結果、スイッチを閉じる。固定されたビーム5に付与されたねじれは、制御電圧電位が降下したときに、接点ビーム6をその開位置に戻すために使用される。
一般に、すべての従来のMEMSスイッチは、スイッチング動作を実行するために、物理的接触、特に金属同士の接触に依存する。このため、アークの発生、物質移動、微細溶接、静摩擦などに関連する多くの信頼性問題が発生する。これらのスイッチの大部分が高周波数で信頼性が低下することは当技術分野では周知のことである。金など、使用される冶金の一部は、これらの問題を緩和しようとして一般に使用されるものであるが、標準的なCMOS製作と互換性のあるものではない。以下に説明する本発明の誘導性MEMSスイッチは、任意の数の周知のMEMSアクチュエータによって操作するのに向いている。
MEMSアクチュエータの例は、Sandia National LaboratoryのWebサイト(www.sandia.gov)か、または2001年12月11日に発行されたGeorge E. Vernon, Sr.による「Surface−Micromachined Chain for Use in Micro−Mechanical Structures」という米国特許第6328903号など、アクチュエータに関連するいくつかのMEMS特許で見つけることができる。以下に説明するくし形駆動システムを特に対象とするその他の特許は、たとえば、1999年12月7日に発行されたJerman他による「Electrostatic Microactuator and Method for Use Thereof」という米国特許第5998906号で見つかるはずである。
たとえば、2000年6月13日に発行されたYao他による「Method of Fabricating Suspended Single Crystal Silicon MEMS Devices」という米国特許第6074890号に記載され、2001年12月に発行されたIEEE Microwaveにさらに記載されている従来のMEMSスイッチでは、概して、スイッチング回路内の少なくとも1つの電極には、静電作動の一部としてDC電位が印加されている。したがって、静電作動を実行するために、少なくとも1つの接点にDC制御電圧がまったく印加されないように、スイッチング回路から駆動システムを分離する明確な必要性が存在する。
米国特許第6328903号 米国特許第5998906号 米国特許第6074890号 米国特許第6465929号 米国特許第6404599号 米国特許第6305779号 2001年12月に発行されたIEEE Microwave
したがって、本発明の第一の目的は、電気信号の誘導結合および減結合に基づく誘導性MEMSスイッチを提供することにある。
他の目的は、デバイスを操作するために使用される制御回路からスイッチされた信号の経路を分離することにより、スイッチされた信号から制御信号を隔離する、誘導性MEMSスイッチを提供することにある。
さらに他の目的は、オフ状態で従来のスイッチをしのぎ、概して6GHzで約50dBの隔離を行うように制限される、オフ状態隔離を有する誘導性MEMSスイッチを提供することにある。
他の一目的は、様々な多極多連配置(multi-pole, multi-throw arrangement)として構成可能であり、任意の数のMEMS直線または回転駆動システムによって制御される、誘導性MEMSスイッチを提供することにある。
さらに他の目的は、「ホットスイッチング(hot-switching)」、すなわち、公称電力レベルで動作している間のスイッチングを確実に実行可能である、誘導性MEMSスイッチを提供することにある。スイッチングは非接触であり、したがって、接点のアーキングまたは溶接がまったく発生しないので、スイッチングは1ワット、5ワット或いは回路の残りの部分が対処できる値までで実施することができる。
さらに他の目的は、潜在的にアーキング、溶接または物質移動、および劣化を発生する可能性のある信号経路内のDC電位または物理的接触点がまったくない状態で確実に動作する、誘導性MEMSスイッチを提供することにある。
さらに他の一目的は、高周波数でその効率を増進し、信号の周波数が増加したときにコイルのサイズを低減することができ、効率の増進がスイッチ・コンポーネント間の磁界結合によって達成され、したがって、対応する隔離性能の低下なしに高周波数でより良好な挿入損特性を提供する、誘導性MEMSスイッチを提供することにある。
本発明の他の目的は、インピーダンス整合を達成するためのスイッチ/変圧器の組合せを提供することにある。誘導性スイッチの各部分のインダクタンスを適切に選択することにより、スイッチの入出力インピーダンスを独立して調整することができる。この調整は、インピーダンス整合とスイッチングを同時に可能にするものである。変圧器の特殊構成を使用してシングルエンド/ダブルエンド変換器(single-ended to double-ended converter)またはバラン(balun)(平衡不平衡(BAlanced-UNbalanced)を作成し、スイッチングと信号変換の両方を単一デバイスで行うことができる。
さらに他の一目的は、CMOS互換プロセスおよび材料を使用して製造可能な誘導性MEMSスイッチを提供することにある。
本発明の一態様では、信号のスイッチングは固定コイルと可動コイルとの間の誘導結合および減結合によって実施される。可動コイルが固定コイルに対して位置合せされるかまたは位置合せされないときに、スイッチングが行われる。
金属厚が4μm、巻き幅(turn width)が10μm、外径が150μmであり、スイッチの1つのエレメントととして構成された4回巻きらせんインダクタは、すぐ上またはすぐ下の他の同様のらせんに磁気結合され、約0.85の結合係数をもたらす。これらのらせんが上述の通りに構成されると、13GHzで6.6dBの閉スイッチ挿入損および65dBの開スイッチ隔離が達成される。これにより、スイッチの2つのポート間に外部同調コンデンサを追加することにより、13GHz以下の周波数に同調された優れたオン/オフ・スイッチ比が得られる。同様に、金属厚が4μm、巻き幅が10μm、外径が150μmであり、スイッチの1つのエレメントととして構成された1回半巻きらせんインダクタは、すぐ上またはすぐ下の他の同様のらせんに磁気結合され、約0.85の結合係数をもたらす。これらのらせんがこのように構成されると、25GHzで10dBの閉スイッチ挿入損および60dBの開スイッチ隔離が達成される。これにより、スイッチの2つのポート間に外部同調コンデンサを追加することにより、25GHz以下の周波数に同調された優れたオン/オフ・スイッチ比が得られる。
本発明の他の態様では、このMEMSスイッチは、スイッチ接点の静摩擦、アーキング、および溶接として知られる問題を解決し、そのいずれもスイッチング・エレメント間の物理的接触がないために除去される。誘導結合により一方のコイルともう一方のコイルとの間で信号を転送できるように、コイル同士はきわめて接近して単純に位置合せされる。この特性を考慮して、MEMSスイッチは、全動力でのスイッチング(ホットスイッチング)と、明らかに従来のMEMSスイッチより多くの電力を容易に処理することができる。
固定コイルまたは可動コイルの数を変化させることにより、あるいはコイルのコイル幾何構成および対応する可動エレメントの変位を変更することにより、またはその両方により、複数のスイッチ構成が実現される。さらに、駆動回路はスイッチング回路から完全に独立しているので、制御信号およびスイッチされた信号の経路からの完全隔離が可能である。
本発明の上記その他の目的、態様、および利点は、添付図面に併せて読んだときに、本発明の好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
次に、好ましい諸実施形態が示されている図面に関連して、本発明についてより詳細に説明する。
図3は、その最も単純な形で本発明を図示する、第1の実施形態の概略図である。可動コイル・アセンブリ10は、ピボット・ピン70の周りを回転する可動インダクタ20および30の可動基板、可動プラットフォーム、または可動モジュール15から構成され、可動プラットフォーム15の上または下の第2の基板上に位置決めされた固定コイル(固定インダクタ)40および50に対して可動コイル(可動インダクタ)20および30を誘導結合または減結合する。他の駆動システムも同様に効果的に使用できるが、くし形駆動部8および9は、ある動作モードを示すためにアセンブリに駆動機能を提供する。固定コイルに対する可動コイルの相対位置をより十分に図示するために、後続の図では、両方の位置に位置決めされたデバイスを示す。
2つのインダクタ20および30は、一方のコイルで誘導された電流がもう一方を流れるように、導体25および35により回路を閉鎖するように接続される。ピボット・ピン70は、ホール75(図6により詳細に図示する)を通る。インダクタ40および50は、基礎となる基板7(図6に図示する)上で位置決めされ、電力増幅器、受信機、アンテナなど、スイッチング・メカニズムを必要とする他の回路に接続される。
それにより回転が達成されるメカニズムは、この実施形態の要素ではない。当業者であれば、必要な運動をデバイスに提供するために任意の数のMEMSスイッチに対処可能であることを容易に認識することになる。このようなデバイスの一例は、たとえば、単純なくし形駆動部を製作する方法を記載したYao他による「Method of Fabricating Suspended Single Crystal Silicon MEMS devices」という米国特許第6074890号、またはLevitan他による「Micro−electromechanical system actuator for extended linear motion」という米国特許第6465929号で見つかるが、どちらの特許も参照により本明細書に組み込まれる。
図4は、可動コイル30が固定コイル50に結合される間に、コイル同士が誘導結合される、すなわち、可動インダクタ20が固定インダクタ40に誘導結合される位置まで回転された、図3のMEMSスイッチを図示している。このように、コイル40に注入された信号は、コイル20に誘導的に転送することができる。電気信号はコイル30に転送され、次にコイル30がそれをコイル50に誘導結合する。したがって、たとえば、送信機の電力増幅器からの電気信号はコイル40に印加され、その信号はデバイスを通ってコイル50まで流れ、次にコイル50は、たとえば、アンテナに接続することができる。追加の機能を達成するために、追加のコイルがアセンブリの一部になりうることに留意されたい。これについては、図9〜12、図17、および図22〜24に関連して以下に例証する。
図5は、コイル20および30と、それらの内側および外側のコイル接続部35および25をそれぞれ図示する、アセンブリ10の平面図である。また、図6に関連して以下に使用することになる区切り文字(delimiter)A−Aも示されている。
図6は、線A−Aによって取られた図5の断面図である。同図には、固定コイルと、おそらく他の関連回路(明瞭にするために同図には図示せず)とを含む、下部基板7が図示されている。ピボット・ピン70を取り囲む肩部80は基板7上に構築される。この肩部は、デバイス10が移動できるようにするために必要なクリアランスを提供する。肩部の高さは、このクリアランスと、ある程度まで、コイルを結合する効率のレベルを決定する。肩部は、特定の応用例に応じて、約1000Å〜2μm以上の厚さである。ピボット・ピン70は肩部の領域内に含まれ、そのサイズはデバイス10が束縛または著しい揺れを発生せずにそこで自由に動ける能力によって決定される。ピボットの直径は、必要な機械的信頼性を提供するのに十分なものでなければならず、それに応じてスケーリングされる。また、その直径は、材料の選択およびプロセス・ケイパビリティにも左右される。同様に、デバイス10内のホール75は、束縛なしに所望の範囲の運動が発生するようにピボット・ピンを収容するように設計される。ピボットの高さは、デバイス10の厚さに適合するようにスケーリングされる。一例として、デバイス10が3μmの厚さである場合、ピボットは、デバイスを確実に保持するために、厚さの相当な部分を占めることになる。優先的に、デバイスを密封し保持するために上部肩部85(図18を参照)にピボットが接触するように、ピボットはデバイス10の厚さよりわずかに高くなるように作られる。
図7は、図8でさらに使用するために、区切り文字B−Bによって定義された異なる位置から見たデバイス10の可動部分の平面図である。
図8は、区切り文字B−Bから見た図7の断面透視図である。これは、真のらせんインダクタを形成するために必要なマルチレベル構造を製作するために使用されるコイルとスタッド60との間の上部接続部35を具体的に図示している。このように、コイル20および30の内側端部は相互接続することができる。外側接続部25は、コイルと同じ層に構築され、したがって、スタッドを必要としない。この配置は唯一可能な配置ではないことに留意されたい。以下に記載する図20および図21は、1つのレベルの配線のみを使用して構築されるコイルを図示することになる。
図9は、ピボット70がデバイス10の可動部分の一方の端部に向かって移動し、追加の固定コイル42および45がコイル40および50のそばに組み込まれている、本発明の第2の実施形態を図示している。これは、多連配置を達成する1つの方法を図示している。図示の配置では、出力コイル30を固定コイル42、45、および50のいずれかに結合することができる。可動コイルへの入力は、固定コイル40をコイル20に結合することによって提供される。ピボット・ピン70はコイル20の中心に位置するので、くし形駆動部13がかみ合い、デバイスが反時計回りに回転し、コイル42および30が重なり合って、誘導結合状態になっている図10に示した通り、デバイス10が回転したときに40に誘導結合されたままになる。
図11は、可動コイル20および30が支持部(fulcrum)11の一方の端部に構築される、本発明のさらに他の実施形態を示している。これらのコイルは、移動すると、固定コイル40、42、および50に対して2つ一組になって結合または減結合する。図11は、固定コイル42および40に結合するための位置にあるデバイス10を示している。図12は、コイル42が減結合され、したがって、コイル40および50が20および30とそれぞれ結合できるように、くし形駆動部13によって時計回りに回転された後のデバイス10を図示している。
図13は、多極多連スイッチを形成するために、図11の実施形態が複数の可動コイル・セットを含むように拡張されている、本発明の他の実現例を図示している。図11のコイル配置を複製するために図11に示した構成に対して左右対称の構成を使用するが、その構成では、固定コイル42A、40A、および50Aがそれぞれ可動コイル20Aおよび30Aに結合され、その可動コイルが支持部11に接続され、ピボット・ピン70の周りを回転する。図13は、コイル20および30がそれぞれ42および40に誘導結合されるようなデバイスを図示している。同時に、コイル20Aおよび30Aはそれぞれコイル42Aおよび40Aに結合される。図14では、同じデバイスが、駆動部13によって時計回りに回転した後の相補的位置に示されている。この位置では、コイル20および30はそれぞれ40および50に結合された状態で示され、コイル20Aおよび30Aはそれぞれ40Aおよび50Aに結合されている。
図15は、マルチモード・スイッチングを可能にするために可動コイル・デバイス10が回転駆動部(図示せず)によって作動される、本発明のさらに他の実施形態を示している。この応用例は、たとえば、携帯電話での帯域スイッチングの場合に特に有利である。駆動部は、当技術分野で知られており、たとえば、Veganによる「High Performance Integrated micro−actuator」という米国特許第6404599号に完全に記載されている。図15は、コイル20および30がそれぞれ固定コイル42および42Aに結合されたデバイス10を示している。図16は、コイル20および30がそれぞれ40および40Aに結合されるように時計回りに回転したときのデバイス10を示している。この時計回りの回転により、20および30がそれぞれ50および50Aに結合されるように、デバイスはさらに移動する。回転は他の組合せのために時計回り方向にさらに継続するか、この時点で逆転してそれぞれの固定コイルとの可動コイル20および30の上記の結合および減結合を繰り返すこともできる。この回転運動は、当技術分野で現在知られている任意の数の手段により、デバイス10に付与することができる。
図17は、デバイス10がレール16またはトレンチ・ガイドによって拘束され、直線駆動部を介して、または図示した通り、ラック17およびピニオン18を使用して、横方向に移動する、本発明のさらに他の実施形態を図示している。図示したデバイスは、唯一の固定コイル42と、2つの可動コイルとを含む。固定コイル42に隣接してデバイス10の下(または上)に他のコイル(図19の40Aおよび50Aと同様のもの)を組み込むこともできるが、明瞭にするためにそのいずれもこの図には示されていない。デバイス10は、前後に移動すると、デバイスの下(または上)に位置決めされた様々な固定コイルに対して結合及び減結合する。ラックアンドピニオン式のMEMSデバイスの一例は、Capurso他による「MEMS ink−jet nozzle cleaning and closing mechanism」という米国特許第6305779号に記載されているが、同特許は参照により本明細書に組み込まれる。
図18は、信頼性のために完全にカプセル化された完成デバイスの断面図である。下部固定コイル40および50は、下部誘電体層7に構築される。さらに、下部肩部80も同じ層7上に構築され、同一平面上の誘電体層90と同じ材料で製作される。キャビティ12は誘電体層90内に形成され、デバイス10を移動するために必要な空間を提供する。上部誘電体層100は、デバイス10をすっぽり包み、ピボット・ピン70に接触する上部肩部85により示す通り、その構造に対して追加の機械的支持を提供する。
図19は、同図が上部誘電体100に追加のコイル40Aおよび50Aを組み込むことにより追加の機能を達成する方法を図示することを除いて、図18と同様のものである。
図20は、スタッド(図8の60など)の必要性を除去する、より単純な1レベルの配線方式のデバイス10の平面図である。この実施形態は、デバイス10の構造を単純化するが、らせんインダクタを可能にするものではなく、したがって、特定の応用例では用途が限られている可能性がある。区切り文字C−Cは、図21に示した断面図に関する参照を示す。
図21は、図20の区切り文字C−Cにより示された構造の断面図を表す図である。この図は、らせんインダクタに必要な多層配線を図示する前述の図8に匹敵するものである。
図22は、固定コイル30に対して複数の可動デバイス10および10Aを使用する、本発明のさらに他の実施形態である。これらのデバイスは、3つ以上のインダクタが同時に垂直結合する際に図23に示したように移動するように、構造の異なるレベルに形成することができる。図22は減結合状態の可動コイル10および10Aを示し、図23は結合状態の図22のデバイスを図示している。
図24は、3つ以上のコイルと、ピボット・ピン70の周りを回転する三角形の基板とを含む、誘導性スイッチの構造を図示している。この配置では、コイル20、21、および30は、それぞれコイル56、41、および51に結合された状態で示されている。図示したミスアライメントは例示のみのためのものである。デバイスが時計回りに回転した場合、コイル20、21、および30はそれぞれコイル40、50、および55と位置合せされた状態になる。
図25は、スイッチ/バランの組合せを提供するために単一可動コイルが使用される、減結合状態の誘導性MEMSスイッチを図示している。前述の通り、インピーダンス整合およびバラン機能ならびにスイッチングは、誘導性スイッチ内の適切な位置に異なるインダクタンス値を提供することによって使用可能になる。
図26は、結合状態にある、図25と同じデバイスを図示している。可動コイル/バラン20Aは、インダクタ40および50の両方と同時に結合する。
図27は、固定コイルおよび可動コイルが基板10の平面に対して垂直または直角に構築された、直線配置の平面図である。
図28は、図27の可動コイル配置10の断面図を示し、可動コイルが可動エレメント10内にどのように構築されるかを図示している。図29は、垂直コイルの構造をより詳細に示している。この構造は、層Aがインダクタ・ループの下部部分を形成する、複数の層として製作される。このプロセスは、標準的なダマシン線(damascene
line)レベルと同様のものである。層Bは、バイアおよび相互接続線を提供する二重ダマシン構造(dualdamascene
structure)と同様に、ループ内の外側および内側垂直導体ならびに水平内側導体の一部分を含む。層Cは、この場合も二重ダマシン構造のように、コイル(複数も可)を完成する垂直ループの上部部分と上部水平導体とを含む。層Dは、金属をカプセル化し保護するという目的にもかなう、上部絶縁層である。
図30は、図27に図示したものと同様の、より複雑な可動コイル配置のもう1つの平面図であり、図31は、前述の水平2次元コイルの代わりに垂直3次元構造のコイル20および30を備えた、図30に示した構造の断面図表現である。図32は、図30および図31に図示した3次元コイル配置の透視図を示している。この配置は、ダマシンまたは二重ダマシン処理で通常行われるようにコイルの様々なセグメントが層として構築される、図28に関して記載したものと同様に構築される。
本発明の誘導性MEMSスイッチは、高周波数で効率の増進を示し、信号の周波数が増加したときにコイルのサイズを低減することができる。効率の増進はスイッチング・コンポーネント間の磁界結合によって達成される。この磁界結合は、対応する隔離性能の低下なしに高周波数でより良好な挿入損特性を提供する。この高周波数で効率の良い動作は、スイッチ開状態のときにその隔離性能が低下するので典型的な金属同士の接触および容量性スイッチの性能がますます低下することと対比される。典型的な金属接触スイッチは2〜3GHzのみを確実に処理できるが、本発明は25GHz以上を容易に処理することができる。(高周波数で効率の良い動作は、スイッチ開状態のときに隔離性能が低下するので典型的な金属接触および容量性スイッチの性能がますます低下することと対比される。)
本発明のもう1つの利点は、組込みインピーダンス整合のためにスイッチ/変圧器の組合せを構築できることにある。誘導性スイッチの各部分のインダクタンスを適切に選択することにより、スイッチの入出力インピーダンスを独立して調整することができる。この調整は、インピーダンス整合と同期スイッチングを可能にするものである。変圧器の特殊構成を使用してシングルエンド/ダブルエンド変換器またはバランを作成し、スイッチングと信号変換の両方を単一デバイスで行うことができる。
好ましい実施形態に関連して本発明を説明してきたが、上記の説明を考慮して多くの代替例、変更例、および変形例が当業者には明らかになることを理解されたい。したがって、特許請求の範囲の精神および範囲に含まれるこのような代替例、変更例、および変形例をすべて包含することが意図されている。本明細書に示したものまたは添付図面に示したものはいずれも、例示的かつ非制限的な意味で解釈すべきものである。
従来技術のMEMSスイッチの断面図を示す概略図である。 従来技術のMEMSスイッチの平面図を示す概略図である。 複数の可動インダクタからなるモジュールがピボット・ピンの周りを回転して、1組のコイルを誘導結合し、他の組のコイルから減結合する、本発明の第1の実施形態を示す図である。可能な1つの動作モードを示すくし形駆動部も示されている。また、固定コイルをより十分に見るために、減結合モード(decoupled mode)で位置決めされたスイッチを示している。 図3に示したものと同じデバイスであるが、本発明により可動インダクタを固定インダクタに結合するモードを図示するために大幅に回転されたデバイスを示す図である。 可動コイル配置の平面図である。区切り文字A−Aは図6で使用する断面図を示すものである。 区切り文字A−Aによる図5の断面図である。固定コイル40および50と、ピボット・ホールと、その周りをデバイスが回転するピボット・ピンとを含む基礎となる基板の関連部分も示されている。 図8に示す断面図で使用する異なる区切り文字B−Bで取られた同じデバイスのもう1つの平面図である。 区切り文字B−Bによる図7のデバイスの断面図であり、可動コイルを接続するために使用されるエレメントのより良好な透視図を示す図である。 可動コイルの1つの内部までピボットが移動した配置を示す図である。多連スイッチを提供するために固定コイル40に結合されたコイルも示している。 可動コイルの1つの内部までピボットが移動した配置を示す図である。多連スイッチを提供するために固定コイル40に結合されたコイルも示している。 可動支持部の一方の端部でコイルによって構成されたMEMSスイッチを示す図である。 可動支持部の一方の端部でコイルによって構成されたMEMSスイッチを示す図である。 多極スイッチとして追加された機能を提供する図11および図12の拡張例を示す図である。 多極スイッチとして追加された機能を提供する図11および図12の拡張例を示す図である。 多位置MEMSスイッチに回転駆動部を使用する配置を示す図である。 多位置MEMSスイッチに回転駆動部を使用する配置を示す図である。 本発明のMEMSスイッチに横運動を提供するための直線(またはラック)およびピニオン駆動部を示す配置図である。 スイッチをカプセル化する完全密封キャビティとともに図3〜5に描写されているMEMSスイッチの断面図である。 機能を強化するために追加された1組の上部コイルを示す、図18のMEMSスイッチを示す図である。 単一巻きコイルを示し、デバイスの可動部分において1つのレベルの配線のみを必要とする、MEMSデバイスの他の実施形態の平面図である。 区切り文字C−Cから見た図20に示すデバイスの断面図である。 より要求の厳しい応用例のために可動コイルの複数配置を製作できることを描写する図である。 より要求の厳しい応用例のために可動コイルの複数配置を製作できることを描写する図である。 3対以上のコイルを一度に結合可能な配置を示す図である。 スイッチ/バラン(平衡不平衡)の組合せを作成するために単一可動コイルをどのように使用するかを示す図である。 結合状態にある、図25に描写したものと同じスイッチ/バランを示す図である。 コイルが基板の平面に対して垂直(直角)に構築された、直線配置の平面図である。 図27に示したデバイスの断面図であり、可動コイルがMEMSスイッチの可動エレメント内にどのように構築されるかを示す図である。 図27に示したデバイスの断面図であり、可動コイルがMEMSスイッチの可動エレメント内にどのように構築されるかを示す図である。 図27に示したものと同様の、より複雑な可動コイル配置のもう1つの平面図である。 図30に示したMEMSスイッチの断面図表現である。 図30および図31に図示した3次元コイル配置の透視図である。

Claims (11)

  1. 固定基板と、
    前記固定基板に可動に取り付けられた可動プラットフォームの平面上の少なくとも1つの可動インダクタと、
    前記可動プラットフォームに結合された、かみ合いにより誘導結合を与えるくし形駆動部と、
    前記固定基板上の少なくとも1つの固定インダクタとを有し、
    前記少なくとも1つの固定インダクタに対する前記少なくとも1つの可動インダクタの回転、及び、横変位のいずれかの相対的移動により、前記少なくとも1つの固定インダクタに対して前記少なくとも1つの可動インダクタを電気的に結合/減結合することができる、
    半導体誘導性微小電子機械システム(MEMS)スイッチ。
  2. 前記可動プラットフォームの平面が、前記固定基板の上または下に配置されている、請求項1に記載の半導体誘電性MEMSスイッチ。
  3. 前記くし形駆動システムが前記可動プラットフォームの外部にあり、前記くし駆動システムが前記可動プラットフォームに回転運動を提供することができる、請求項2に記載の半導体誘導性MEMSスイッチ。
  4. 前記可動プラットフォームは第1乃至第3の可動インダクタを有し、前記第1乃至第3のインダクタは、それぞれの端部で互いに相互接続されている、請求項3に記載の半導体誘導性MEMSスイッチ。
  5. 固定基板と、
    前記固定基板上の、互いに接近して配設された複数個の固定インダクタのグループ及び前記複数個の固定インダクタのグループとは別の少なくとも1つの固定インダクタと、
    前記固定基板に可動に取り付けられた可動プラットフォーム上で互いに相互接続された2つの可動インダクタと、を有し、
    前記可動プラットフォームは、前記固定インダクタと前記可動インダクタとの磁気結合により駆動され、
    前記可動プラットフォーム上の前記可動インダクタのうちの1つが可動プラットフォームの回転により前記複数個の固定インダクタのグループ内の前記固定インダクタの1つと交互に結合/減結合し、前記可動プラットフォーム上の他の可動インダクタが前記固定基板上の前記複数個の固定インダクタのグループとは別の前記少なくとも1つの固定インダクタを結合/減結合することができる、
    固定基板上の半導体誘導性MEMSスイッチ。
  6. 前記可動プラットフォームがその一方の端部でピボット・ピンに接続される、請求項5に記載の半導体誘導性MEMSスイッチ。
  7. 固定基板と、
    前記固定基板上の複数個の固定インダクタの第1および第2のグループと、
    2対の可動インダクタであって、前記2対がそれぞれ2つの可動プラットフォーム上に配設され、前記可動プラットフォームが前記可動インダクタの支持部のそれぞれの端部で互いに結合され、前記支持部が前記可動プラットフォームの回転運動を可能にする固定基板上のピボット・ピンに接続される前記2対の可動インダクタと、
    前記可動プラットフォームを回転させる、かみ合いにより誘導結合を与えるくし形駆動部と、を有し、

    前記回転運動により、前記固定基板上の前記複数個の固定インダクタの第1および第2のグループのそれぞれの対に対して前記可動プラットフォーム上の前記可動インダクタのそれぞれの対を結合/減結合することができる、
    半導体誘導性MEMSスイッチ。
  8. 固定基板と、
    前記固定基板上の少なくとも1つの固定インダクタと、
    2対の可動インダクタと、を有し、
    前記2対の可動インダクタのそれぞれが別個の可動プラットフォーム上に配置され、前記可動プラットフォームのそれぞれの端部が、前記固定基板上のピボット・ピンにより前記固定基板に対して回転可能に支持され、
    前記可動プラットフォームは、前記固定インダクタと前記可動インダクタとの磁気結合により駆動され、
    前記2つの可動プラットフォームの回転運動により、前記固定基板上の前記少なくとも1つの固定インダクタに対して前記複数対の可動インダクタを交互に結合/減結合することができる、
    半導体誘導性MEMSスイッチ。
  9. 固定基板と、
    前記固定基板上の複数個の固定インダクタのグループと、
    前記固定基板上に取り付けられた可動プラットフォーム上の複数個の相互接続された可動インダクタと、を有し、
    前記可動プラットフォームは、前記固定インダクタと前記可動インダクタとの磁気結合により駆動され、
    前記可動プラットフォームが前記固定基板上の前記複数個の固定インダクタのグループに対して前記複数個の相互接続された可動インダクタを結合/減結合することができる、
    半導体誘導性MEMSスイッチ。
  10. 前記可動プラットフォームが前記可動プラットフォームの重心上またはその付近のピボット・ピンに回転可能に接続され、前記ピボット・ピンが前記固定基板上に固定される、
    請求項9に記載の半導体誘導性MEMSスイッチ。
  11. 固定基板と、
    前記固定基板上の複数個の固定インダクタと、
    その上に少なくとも1つの可動インダクタを有する回転プラットフォームであって、前記回転プラットフォームが、前記回転プラットフォームの端部に接続された、前記固定基板上のピボット・ピンの周りを回転し、前記ピボット・ピンが前記固定基板上に固定された、回転プラットフォームとを有し、
    前記可動プラットフォームは、前記固定インダクタと前記可動インダクタとの磁気結合により駆動され、
    さらに、前記回転プラットフォームが前記固定基板上の前記インダクタに対して前記複数個のインダクタを交互に結合/減結合することができる回転プラットフォームと、を有する、
    半導体誘導性MEMSスイッチ。
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