JP4298953B2 - Laser gettering method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体デバイスの製造工程において重金属等の不純物を捕獲するために使用されるレーザゲッタリング方法及び半導体基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの製造工程においては、重金属等の不純物をデバイス活性領域から取り除くために、不純物を捕獲するためのゲッタリング部を半導体基板に形成するというゲッタリング方法が実施されている。従来のゲッタリング方法としては、酸素析出欠陥をゲッタリング部とするイントリンシックゲッタリング(IG)法や、加工ひずみをゲッタリング部とするエキシトリンシックゲッタリング(EG)法が一般的である。
【0003】
EG法の1つにレーザゲッタリング方法があるが、特公昭62−29894号公報には、次のようなレーザゲッタリング方法が記載されている。すなわち、半導体基板を透過する波長のレーザ光を半導体基板の内部に集光して半導体基板の内部に損傷を形成し、この損傷をゲッタリング部とするものである。
【0004】
この公報に記載されたレーザゲッタリング方法によれば、ゲッタリング部を半導体基板の内部に形成することができるため、半導体基板の表面にゲッタリング部を形成する場合に比べ、ゲッタリング効果(不純物の捕獲率)及びゲッタリング効果の持続性を向上させることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載されたレーザゲッタリング方法にあっては、例えば半導体基板がシリコンウェハの場合、使用されるレーザ光は、波長が1.5〜15μmであり出力が3×102(W/cm2)であるため、形成されるゲッタリング部は格子欠陥や転移による微小欠陥の集まりとなり、したがって、ゲッタリング効果及びその持続性の向上に限界がある。
【0006】
その一方で、近年の半導体デバイスの技術分野においては、ゲッタリング効果及びその持続性の向上がより図られたゲッタリング方法の実現が望まれている。
【0007】
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ゲッタリング効果が高く且つその持続性が長いレーザゲッタリング方法及び半導体基板を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るレーザゲッタリング方法は、半導体基板の内部に集光点を合わせてレーザ光を照射し、半導体基板の内部に多光子吸収による改質領域を形成することで、不純物を捕獲するためのゲッタリング部を形成することを特徴とする。
【0009】
このレーザゲッタリング方法によれば、半導体基板の内部に集光点を合わせてレーザ光を照射し、半導体基板の内部の集光点近傍に多光子吸収という現象を発生させて改質領域を形成するため、この改質領域でもって不純物を捕獲するためのゲッタリング部を半導体基板の内部に形成することができる。この多光子吸収による改質領域は、従来のような格子欠陥や転移による微小な損傷の集まりに比べ、ゲッタリング効果が高いことが分かった。また、多光子吸収による改質領域は半導体基板の内部に形成されるため、ゲッタリング効果の持続性も長くなる。したがって、ゲッタリング効果が高く且つその持続性が長いゲッタリングが可能となる。ここで、集光点とは、レーザ光が集光した箇所のことである。
【0010】
なお、本発明に係るレーザゲッタリング方法においては、半導体基板の内部に集光点を合わせて、集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ光を照射し、半導体基板の内部に改質領域を形成することで、不純物を捕獲するためのゲッタリング部を形成することができる。集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ光を照射することで、半導体基板の内部の集光点近傍で多光子吸収を発生させることができるからである。
【0011】
また、本発明に係るレーザゲッタリング方法は、半導体基板の内部に集光点を合わせて、集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ光を照射し、半導体基板の内部に溶融処理領域を含む改質領域を形成することで、不純物を捕獲するためのゲッタリング部を形成することを特徴とする。
【0012】
このレーザゲッタリング方法によれば、半導体基板の内部に集光点を合わせて、集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ光を照射している。よって、半導体基板の内部は多光子吸収によって局所的に加熱される。この加熱により半導体基板の内部に溶融処理領域が形成される。この溶融処理領域は上述した改質領域の一例であるので、このレーザゲッタリング方法によっても、ゲッタリング効果が高く且つその持続性が長いゲッタリングが可能となる。なお、多光子吸収による溶融処理領域の形成は、例えば、溶接学会全国大会講演概要第66集(2000年4月)の第72頁〜第73頁の「ピコ秒パルスレーザによるシリコンの加工特性評価」に記載されている。
【0013】
さらに、本発明に係るレーザゲッタリング方法は、半導体基板の内部に集光点を合わせて、集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ光を照射し、半導体基板の内部にアモルファス領域を含む改質領域を形成することで、不純物を捕獲するためのゲッタリング部を形成することを特徴とする。
【0014】
このレーザゲッタリング方法によれば、半導体基板の内部に集光点を合わせて、集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ光を照射している。よって、半導体基板の内部は多光子吸収によって局所的に加熱される。この加熱により半導体基板の内部の集光点近傍が一旦溶融後再固化し、これによりアモルファス領域が形成される。このアモルファス領域は上述した改質領域の一例であるので、このレーザゲッタリング方法によっても、ゲッタリング効果が高く且つその持続性が長いゲッタリングが可能となる。
【0015】
ところで、上記レーザゲッタリング方法の発明は、半導体基板の視点から捉えると、以下のように記述することができる。これらは上記レーザゲッタリング方法の発明と同じ技術的思想に基づくものであり、その解決手段も上記と同じ思想に基づくものである。
【0016】
上記目的を達成するために、本発明に係る半導体基板は、レーザ光の照射により当該レーザ光の集光点の位置で形成される多光子吸収による改質領域でもって、不純物を捕獲するためのゲッタリング部が内部に形成されていることを特徴とする。
【0017】
また、本発明に係る半導体基板は、集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でのレーザ光の照射により当該レーザ光の集光点の位置で形成される改質領域でもって、不純物を捕獲するためのゲッタリング部が内部に形成されていることを特徴とする。
【0018】
また、本発明に係る半導体基板は、集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でのレーザ光の照射により当該レーザ光の集光点の位置で形成される溶融処理領域を含む改質領域でもって、不純物を捕獲するためのゲッタリング部が内部に形成されていることを特徴とする。
【0019】
さらに、本発明に係る半導体基板は、集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でのレーザ光の照射により当該レーザ光の集光点の位置で形成されるアモルファス領域を含む改質領域でもって、不純物を捕獲するためのゲッタリング部が内部に形成されていることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。本実施形態に係るレーザゲッタリング方法においては、半導体基板の内部に集光点を合わせてレーザ光を照射し、半導体基板の内部に多光子吸収による改質領域を形成する、というレーザ加工を実施する。そこで、このレーザ加工における多光子吸収について最初に説明する。
【0021】
材料の吸収のバンドギャップEGよりも光子のエネルギーhνが小さいと光学的に透明となる。よって、材料に吸収が生じる条件はhν>EGである。しかし、光学的に透明でも、レーザ光の強度を非常に大きくするとnhν>EGの条件(n=2,3,4,・・・)で材料に吸収が生じる。この現象を多光子吸収という。多光子吸収が発生すると、材料の多光子吸収が発生した領域には、後述するような種々の改質が生じた改質領域が形成される。
【0022】
なお、レーザ光の強度は、レーザ光がパルス波であれば、レーザ光の集光点のピークパワー密度(W/cm2)で決まり、例えばピークパワー密度が1×108(W/cm2)以上の条件で多光子吸収が生じる。ピークパワー密度は、(集光点におけるレーザ光の1パルス当たりのエネルギー)÷(レーザ光のビームスポット断面積×パルス幅)により求められる。また、レーザ光の強度は、レーザ光が連続波であれば、レーザ光の集光点の電界強度(W/cm2)で決まる。
【0023】
続いて、本実施形態に係るレーザゲッタリング方法について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るレーザゲッタリング方法を説明するための概念図である。本実施形態では、半導体基板1がシリコンウェハ(厚さ350μm、外径4インチ)であり、多光子吸収による改質領域として溶融処理領域3が形成される場合について説明する。
【0024】
図示するように、半導体基板1の内部において、重金属等の不純物を捕獲するためのゲッタリング源となるゲッタリング部5を形成すべき所望の位置に、レーザ光Lの集光点Pを合わせて、集光点Pにおける電界強度が1×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ光Lを照射する。なお、電界強度の上限値は例えば1×1012(W/cm2)が好ましく、パルス幅の下限値は例えば1ns〜200nsが好ましい。
【0025】
本実施形態における具体的なレーザ光Lの照射条件は次の通りである。
(A)レーザ
光源:半導体レーザ励起Nd:YAGレーザ
波長:1064nm
レーザ光スポット断面積:3.14×10-8cm2
発振形態:Qスイッチパルス
繰り返し周波数:100kHz
パルス幅:30ns
出力:20μJ/パルス
レーザ光品質:TEM00
偏光特性:直線偏光
(B)集光用レンズ
倍率:50倍
N.A.:0.55
【0026】
上記レーザ光Lの照射によって、図1に示すように、半導体基板1の内部の集光点P近傍では多光子吸収が発生し、多光子吸収が発生した領域は局所的に加熱される。この加熱により半導体基板1の内部に溶融処理領域3が形成される。
【0027】
そして、半導体基板1に対するレーザ光Lの集光点Pの位置を矢印A方向に移動させることによって、半導体基板1内部の所望の位置に、溶融処理領域3でもって所望の形状のゲッタリング部5を形成する。
【0028】
なお、本実施形態において、シリコン単結晶構造である半導体基板1に形成された溶融処理領域3は、多光子吸収により加熱されて一旦溶融した後、急冷により再固化したため、アモルファス領域(非晶質シリコン構造)を含むものであった。
【0029】
図2は、上記照射条件でのレーザ光Lの照射により形成された溶融処理領域3を含む半導体基板1の切断面の写真を示す図である。半導体基板1の内部にのみ溶融処理領域3が形成されている。半導体基板1の厚さが350μmに対して、上記照射条件により形成された溶融処理領域3の厚さ方向の大きさは100μm程度である。
【0030】
ここで、溶融処理領域3が多光子吸収により形成されたことを説明する。図3は、レーザ光の波長とシリコン基板の内部の透過率との関係を示すグラフである。ただし、シリコン基板の表面側と裏面側それぞれの反射成分を除去し、内部のみの透過率を示している。シリコン基板の厚さtが50μm、100μm、200μm、500μm、1000μmの各々について上記関係を示した。
【0031】
例えば、Nd:YAGレーザの波長である1064nmにおいて、シリコン基板の厚さが500μm以下の場合、シリコン基板の内部ではレーザ光が80%以上透過することが分かる。図2に示す半導体基板1の厚さは350μmであるから、多光子吸収による溶融処理領域3はシリコンウェハの中心付近、つまり表面から175μmの部分に形成される。この場合の透過率は、厚さ200μmのシリコン基板を参考にすると90%以上なので、レーザ光は、半導体基板1の内部で吸収されるのは僅かであってほとんどが透過する。このことは、半導体基板1の内部でレーザ光が吸収されて、溶融処理領域3が半導体基板1の内部に形成(つまりレーザ光による通常の加熱で溶融処理領域が形成)されたものではなく、溶融処理領域3が多光子吸収により形成されたことを意味する。
【0032】
上述した本実施形態に係るレーザゲッタリング方法の作用・効果について説明する。
【0033】
本実施形態に係るレーザゲッタリング方法においては、半導体基板1の内部に集光点Pを合わせてレーザ光Lを照射して、半導体基板1の内部の集光点P近傍に多光子吸収という現象を発生させてアモルファス領域を含む溶融処理領域3を形成し、この溶融処理領域3でもって不純物を捕獲するためのゲッタリング部5を半導体基板1の内部に形成している。
【0034】
このゲッタリング部5を形成する溶融処理領域3は、従来のような格子欠陥や転移による微小な損傷の集まりに比べ、ゲッタリング効果が高いことが分かった。また、溶融処理領域3でもって形成されるゲッタリング部5は半導体基板1の内部に形成されるため、ゲッタリング効果の持続性も長くなる。したがって、本実施形態に係るレーザゲッタリング方法によれば、ゲッタリング効果が高く且つその持続性が長いゲッタリングが可能となる。
【0035】
また、半導体基板1の内部における溶融処理領域3の形成位置は、レーザ光Lの集光点Pを合わせる位置を調節することにより制御可能であるため、半導体基板1内部の所望の位置にゲッタリング部5を形成することができる。したがって、例えば、デバイス活性領域直下の半導体基板1の内部にゲッタリング部5を形成すれば、拡散係数の小さい重金属不純物のゲッタリングも可能となる。そして、半導体基板1上に形成されるデバイスパターンに応じて、効率のよい不純物の捕獲が可能となるよう3次元にパターン化されたゲッタリング領域5を半導体基板1の内部に形成することも可能となる。
【0036】
さらに、レーザ光Lの繰り返し周波数や、半導体基板1に対するレーザ光Lの集光点Pの移動速度を調節して溶融処理領域3の形成密度を制御したり、或いは、レーザ光Lの出力を調節して溶融処理領域3の大きさ制御したりすれば、溶融処理領域3でもって形成されるゲッタリング部5のゲッタリング効果を制御することができる。
【0037】
最後に、従来の技術として既述した特公昭62−29894号公報に記載されたレーザゲッタリング方法と本実施形態に係るレーザゲッタリング方法との比較結果について、図4を参照して説明する。図4は、両者の比較結果を示す表である。
【0038】
図示するように、特公昭62−29894号公報に記載されたレーザゲッタリング方法は、シリコンウェハの内部に集光点を合わせて、波長1.5〜15μm、出力3×102(W/cm2)という条件でレーザ光を照射している。このような条件でのレーザ光の照射では、シリコンウェハにおけるレーザ光の吸収過程は通常吸収となり、よって、形成されるゲッタリング部は格子欠陥や転移による微小欠陥の集まりとなる。
【0039】
一方、本実施形態に係るレーザゲッタリング方法は、シリコンウェハの内部に集光点を合わせて、波長1064nm、出力1×1010(W/cm2)という条件でレーザ光を照射している。このような条件でのレーザ光の照射では、シリコンウェハにおけるレーザ光の吸収過程は主として多光子吸収となり、よって、形成されるゲッタリング部はアモルファス領域を含む溶融処理領域となる。
【0040】
したがって、特公昭62−29894号公報に記載されたレーザゲッタリング方法と本実施形態に係るレーザゲッタリング方法とはまったく構成を異にするものである。
【0041】
そして、格子欠陥や転移による微小欠陥の集まりであるゲッタリング部に比べ、アモルファス領域を含む溶融処理領域でもって形成されたゲッタリング部のゲッタリング効果は絶大であり、且つ、そのゲッタリング効果の持続性も極めて長くなっており、したがって、特公昭62−29894号公報に記載されたレーザゲッタリング方法に比べ、本実施形態に係るレーザゲッタリング方法は極めて優れた効果を奏している。
【0042】
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことはいうまでもない。
【0043】
上記実施形態は、溶融処理領域がアモルファス領域を含むものである場合であったが、本発明に係る溶融処理領域とは、このようなものに限られず、一旦溶融後再固化した領域や、まさに溶融状態の領域や、溶融状態から再固化する状態の領域であり、相変化した領域や結晶構造が変化した領域ということもできる。また、溶融処理領域とは、単結晶構造、非晶質構造、多結晶構造において、ある構造が別の構造に変化した領域ということもできる。つまり、例えば、単結晶構造から非晶質構造に変化した領域、単結晶構造から多結晶構造に変化した領域、単結晶構造から非晶質構造及び多結晶構造を含む構造に変化した領域を意味する。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るレーザゲッタリング方法によれば、半導体基板の内部に集光点を合わせてレーザ光を照射し、半導体基板の内部の集光点近傍に多光子吸収という現象を発生させて改質領域を形成するため、この改質領域でもって不純物を捕獲するためのゲッタリング部を半導体基板の内部に形成することができる。この多光子吸収による改質領域は、従来のような格子欠陥や転移による微小な損傷の集まりに比べ、ゲッタリング効果が高いことが分かった。また、多光子吸収による改質領域は半導体基板の内部に形成されるため、ゲッタリング効果の持続性も長くなる。したがって、ゲッタリング効果が高く且つその持続性が長いゲッタリングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るレーザゲッタリング方法を説明するための概念図である。
【図2】本実施形態に係るレーザゲッタリング方法により形成された溶融処理領域を含む半導体基板の切断面の写真を示す図である。
【図3】レーザ光の波長とシリコン基板の内部の透過率との関係を示すグラフである。
【図4】特公昭62−29894号公報に記載されたレーザゲッタリング方法と本実施形態に係るレーザゲッタリング方法との比較結果示す表である。
【符号の説明】
1…半導体基板、3…溶融処理領域、5…ゲッタリング部、L…レーザ光、P…集光点。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a laser gettering method and a semiconductor substrate used for capturing impurities such as heavy metals in a manufacturing process of a semiconductor device.
[0002]
[Prior art]
In the manufacturing process of a semiconductor device, a gettering method of forming a gettering portion for capturing impurities on a semiconductor substrate is performed in order to remove impurities such as heavy metals from the device active region. As a conventional gettering method, an intrinsic gettering (IG) method using an oxygen precipitation defect as a gettering portion, and an extrinsic gettering (EG) method using a processing strain as a gettering portion are generally used.
[0003]
One of the EG methods is a laser gettering method. Japanese Patent Publication No. 62-29894 describes the following laser gettering method. That is, laser light having a wavelength that passes through the semiconductor substrate is condensed inside the semiconductor substrate to form damage inside the semiconductor substrate, and this damage is used as a gettering portion.
[0004]
According to the laser gettering method described in this publication, since the gettering portion can be formed inside the semiconductor substrate, the gettering effect (impurity) can be obtained as compared with the case where the gettering portion is formed on the surface of the semiconductor substrate. Capture rate) and the sustainability of the gettering effect can be improved.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the laser gettering method described in the above publication, for example, when the semiconductor substrate is a silicon wafer, the laser beam used has a wavelength of 1.5 to 15 μm and an output of 3 × 10 2 (W / Cm 2 ), the formed gettering portion is a collection of fine defects due to lattice defects and dislocations. Therefore, there is a limit to the improvement of the gettering effect and its sustainability.
[0006]
On the other hand, in the technical field of semiconductor devices in recent years, it is desired to realize a gettering method that can further improve the gettering effect and its sustainability.
[0007]
Therefore, the present invention has been made in view of such circumstances, and an object thereof is to provide a laser gettering method and a semiconductor substrate that have a high gettering effect and a long sustainability.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a laser gettering method according to the present invention irradiates a laser beam with a converging point inside a semiconductor substrate, and forms a modified region by multiphoton absorption inside the semiconductor substrate. Thus, a gettering portion for trapping impurities is formed.
[0009]
According to this laser gettering method, a laser beam is irradiated with a focusing point inside the semiconductor substrate, and a modified region is formed by generating a phenomenon called multiphoton absorption near the focusing point inside the semiconductor substrate. Therefore, a gettering portion for trapping impurities can be formed inside the semiconductor substrate with this modified region. This modified region due to multiphoton absorption was found to have a higher gettering effect than the conventional collection of microscopic damage due to lattice defects and dislocations. Further, since the modified region by multiphoton absorption is formed inside the semiconductor substrate, the sustainability of the gettering effect becomes longer. Therefore, gettering with a high gettering effect and long sustainability is possible. Here, the condensing point is a portion where the laser beam is condensed.
[0010]
In the laser gettering method according to the present invention, the focusing point is set inside the semiconductor substrate, the peak power density at the focusing point is 1 × 10 8 (W / cm 2 ) or more, and the pulse width is 1 μs. A gettering portion for trapping impurities can be formed by irradiating laser light under the following conditions to form a modified region in the semiconductor substrate. Multi-photon absorption near the condensing point inside the semiconductor substrate by irradiating laser light under conditions where the peak power density at the condensing point is 1 × 10 8 (W / cm 2 ) or more and the pulse width is 1 μs or less. It is because it can generate | occur | produce.
[0011]
In the laser gettering method according to the present invention, the focusing point is set inside the semiconductor substrate, the peak power density at the focusing point is 1 × 10 8 (W / cm 2 ) or more, and the pulse width is 1 μs or less. A gettering portion for trapping impurities is formed by irradiating a laser beam under the above conditions and forming a modified region including a melt treatment region inside the semiconductor substrate.
[0012]
According to this laser gettering method, the condensing point is aligned inside the semiconductor substrate, the peak power density at the condensing point is 1 × 10 8 (W / cm 2 ) or more, and the pulse width is 1 μs or less. Laser light is radiated. Therefore, the inside of the semiconductor substrate is locally heated by multiphoton absorption. By this heating, a melt processing region is formed inside the semiconductor substrate. Since this melt processing region is an example of the above-described modified region, gettering with a high gettering effect and long sustainability can be achieved by this laser gettering method. The formation of the melt processing region by multiphoton absorption is, for example, “evaluation of silicon processing characteristics by picosecond pulse laser” on pages 72 to 73 of the 66th Annual Meeting of the Japan Welding Society (April 2000). "It is described in.
[0013]
Furthermore, in the laser gettering method according to the present invention, the focusing point is set inside the semiconductor substrate, the peak power density at the focusing point is 1 × 10 8 (W / cm 2 ) or more, and the pulse width is 1 μs or less. A gettering portion for trapping impurities is formed by irradiating a laser beam under the conditions and forming a modified region including an amorphous region inside the semiconductor substrate.
[0014]
According to this laser gettering method, the condensing point is aligned inside the semiconductor substrate, the peak power density at the condensing point is 1 × 10 8 (W / cm 2 ) or more, and the pulse width is 1 μs or less. Laser light is radiated. Therefore, the inside of the semiconductor substrate is locally heated by multiphoton absorption. By this heating, the vicinity of the light condensing point inside the semiconductor substrate is once melted and then re-solidified, whereby an amorphous region is formed. Since this amorphous region is an example of the above-described modified region, this laser gettering method also enables gettering with a high gettering effect and long sustainability.
[0015]
By the way, the invention of the laser gettering method can be described as follows from the viewpoint of the semiconductor substrate. These are based on the same technical idea as the invention of the laser gettering method, and the solution is also based on the same idea as described above.
[0016]
In order to achieve the above object, a semiconductor substrate according to the present invention captures impurities with a modified region formed by multiphoton absorption formed at the position of a condensing point of the laser beam by irradiation with the laser beam. A gettering portion is formed inside.
[0017]
Further, the semiconductor substrate according to the present invention collects the laser beam by irradiation with the laser beam under the condition that the peak power density at the focal point is 1 × 10 8 (W / cm 2 ) or more and the pulse width is 1 μs or less. A gettering portion for trapping impurities is formed inside the modified region formed at the position of the light spot.
[0018]
Further, the semiconductor substrate according to the present invention collects the laser beam by irradiation with the laser beam under the condition that the peak power density at the focal point is 1 × 10 8 (W / cm 2 ) or more and the pulse width is 1 μs or less. A gettering portion for trapping impurities is formed inside a modified region including a melt-processed region formed at the position of a light spot.
[0019]
Furthermore, the semiconductor substrate according to the present invention collects the laser beam by irradiation with the laser beam under the condition that the peak power density at the focal point is 1 × 10 8 (W / cm 2 ) or more and the pulse width is 1 μs or less. A gettering portion for trapping impurities is formed inside a modified region including an amorphous region formed at the position of a light spot.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the laser gettering method according to the present embodiment, laser processing is performed in which a condensing point is aligned inside a semiconductor substrate and laser light is irradiated to form a modified region by multiphoton absorption inside the semiconductor substrate. To do. Therefore, multiphoton absorption in this laser processing will be described first.
[0021]
If the photon energy hν is smaller than the absorption band gap E G of the material, the material becomes optically transparent. Therefore, a condition under which absorption occurs in the material is hv> E G. However, even when optically transparent, increasing the intensity of the laser beam very Nhnyu> of E G condition (n = 2,3,4, ···) the intensity of laser light becomes very high. This phenomenon is called multiphoton absorption. When multiphoton absorption occurs, a modified region in which various modifications as will be described later are formed in the region where the multiphoton absorption of the material has occurred.
[0022]
If the laser beam is a pulse wave, the intensity of the laser beam is determined by the peak power density (W / cm 2 ) at the focal point of the laser beam. For example, the peak power density is 1 × 10 8 (W / cm 2). ) Multiphoton absorption occurs under the above conditions. The peak power density is obtained by (energy per one pulse of laser light at a condensing point) / (laser beam cross-sectional area of laser light × pulse width). Further, if the laser beam is a continuous wave, the intensity of the laser beam is determined by the electric field intensity (W / cm 2 ) at the condensing point of the laser beam.
[0023]
Next, the laser gettering method according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a conceptual diagram for explaining a laser gettering method according to the present embodiment. In the present embodiment, a case where the
[0024]
As shown in the drawing, the condensing point P of the laser beam L is aligned with a desired position in the
[0025]
Specific irradiation conditions of the laser beam L in the present embodiment are as follows.
(A) Laser light source: semiconductor laser excitation Nd: YAG laser wavelength: 1064 nm
Laser beam spot cross-sectional area: 3.14 × 10 −8 cm 2
Oscillation form: Q switch pulse repetition frequency: 100 kHz
Pulse width: 30ns
Output: 20 μJ / pulse laser light Quality: TEM 00
Polarization characteristics: Linearly polarized light (B) Condensing lens magnification: 50 × N. A. : 0.55
[0026]
By irradiation with the laser light L, as shown in FIG. 1, multiphoton absorption occurs in the vicinity of the condensing point P inside the
[0027]
Then, by moving the position of the condensing point P of the laser beam L with respect to the
[0028]
In the present embodiment, the melt-processed
[0029]
FIG. 2 is a view showing a photograph of a cut surface of the
[0030]
Here, it will be described that the
[0031]
For example, when the thickness of the silicon substrate is 500 μm or less at the wavelength of the Nd: YAG laser of 1064 nm, it can be seen that the laser light is transmitted by 80% or more inside the silicon substrate. Since the thickness of the
[0032]
The operation and effect of the laser gettering method according to this embodiment described above will be described.
[0033]
In the laser gettering method according to the present embodiment, the laser beam L is irradiated with the light condensing point P inside the
[0034]
It has been found that the
[0035]
In addition, the formation position of the
[0036]
Further, the formation frequency of the
[0037]
Finally, a comparison result between the laser gettering method described in Japanese Patent Publication No. 62-29894 described above as the prior art and the laser gettering method according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a table showing a comparison result between the two.
[0038]
As shown in the figure, the laser gettering method described in Japanese Examined Patent Publication No. 62-29894 has a wavelength of 1.5 to 15 μm, an output of 3 × 10 2 (W / cm) with a condensing point inside the silicon wafer. 2 ) The laser beam is irradiated under the condition. In the laser light irradiation under such conditions, the absorption process of the laser light in the silicon wafer is normally absorbed, and thus the gettering portion to be formed becomes a collection of lattice defects and minute defects due to dislocation.
[0039]
On the other hand, in the laser gettering method according to the present embodiment, a laser beam is irradiated under the conditions of a wavelength of 1064 nm and an output of 1 × 10 10 (W / cm 2 ) with the focusing point inside the silicon wafer. In laser light irradiation under such conditions, the absorption process of the laser light in the silicon wafer is mainly multiphoton absorption, so that the gettering portion to be formed becomes a melt processing region including an amorphous region.
[0040]
Therefore, the laser gettering method described in Japanese Patent Publication No. 62-29894 is completely different from the laser gettering method according to this embodiment.
[0041]
In addition, the gettering effect of the gettering portion formed by the melt processing region including the amorphous region is greater than that of the gettering portion that is a collection of minute defects due to lattice defects and dislocations, and the gettering effect is The sustainability is also extremely long, and therefore the laser gettering method according to the present embodiment has an extremely excellent effect as compared with the laser gettering method described in Japanese Patent Publication No. 62-29894.
[0042]
As mentioned above, although embodiment of this invention was described in detail, it cannot be overemphasized that this invention is not limited to the said embodiment.
[0043]
The above embodiment is a case where the melt treatment region includes an amorphous region, but the melt treatment region according to the present invention is not limited to this, and a region once solidified after being melted, or just in a molten state It can also be said to be a region in which the phase is changed or a state in which the crystal structure is changed. The melt treatment region can also be referred to as a region in which one structure is changed to another structure in a single crystal structure, an amorphous structure, or a polycrystalline structure. In other words, for example, a region changed from a single crystal structure to an amorphous structure, a region changed from a single crystal structure to a polycrystalline structure, or a region changed from a single crystal structure to a structure including an amorphous structure and a polycrystalline structure. To do.
[0044]
【The invention's effect】
As described above, according to the laser gettering method according to the present invention, a laser beam is irradiated with a condensing point inside the semiconductor substrate, and a multiphoton absorption phenomenon occurs near the condensing point inside the semiconductor substrate. Therefore, a gettering portion for trapping impurities can be formed in the semiconductor substrate in the modified region. This modified region due to multiphoton absorption was found to have a higher gettering effect than the conventional collection of microscopic damage due to lattice defects and dislocations. Further, since the modified region by multiphoton absorption is formed inside the semiconductor substrate, the sustainability of the gettering effect becomes longer. Therefore, gettering with a high gettering effect and long sustainability is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram for explaining a laser gettering method according to an embodiment.
FIG. 2 is a view showing a photograph of a cut surface of a semiconductor substrate including a melt processing region formed by the laser gettering method according to the embodiment.
FIG. 3 is a graph showing the relationship between the wavelength of laser light and the transmittance inside the silicon substrate.
FIG. 4 is a table showing a comparison result between the laser gettering method described in Japanese Patent Publication No. 62-29894 and the laser gettering method according to the present embodiment.
[Explanation of symbols]
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