JP4297560B2 - Seat belt device - Google Patents

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JP4297560B2
JP4297560B2 JP18242499A JP18242499A JP4297560B2 JP 4297560 B2 JP4297560 B2 JP 4297560B2 JP 18242499 A JP18242499 A JP 18242499A JP 18242499 A JP18242499 A JP 18242499A JP 4297560 B2 JP4297560 B2 JP 4297560B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、乗員を座席に拘束して乗員の安全を図る乗物のシートベルト装置、より具体的には、車両のシートベルト装置に関し、特に、電動モータなどの電気機械的動力源を使用するシートベルトの巻取り装置を用いるシートベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーダなどにより、障害物間での距離を測定して、その距離に基づき衝突予知を行い、シートベルトの張力を可変し、警報あるいは張力上昇を行う装置が、例えば、実開平6−71333号等において提案されている。このような装置によれば、障害物が検知されたときには有効に機能するので、乗員の安全確保に効果が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車両事故の発生場所別の件数を見ると、見通しの悪いカーブ路あるいは交差点における発生が多数存在している。見通しの悪いカーブ路では、センターラインを越え、突然相手車両が現れ衝突に至る場合が少なからずある。交差点では、自車両前方を突然横切る車両と衝突する場合が少なからずある。
【0004】
従って、レーダによって障害物を検知できたとしても衝突直前に検知することになり、シートベルトの張力を電動で変更可能とする装置においては、衝突前に動かし得る時間が短いために、その効果を十分に発揮できなくなる虞がある。
【0005】
よって、本発明は、自車両が走行している領域(区域)や走行地点(場所)の危険度に応じてシートベルトの張力を変更可能としたシートベルト装置を提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、危険度の高い領域(区域)や走行地点(場所)に入るときや走行しているときに乗員に注意を喚起するようにしたシートベルト装置を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、車両の運転を案内するナビゲーションシステムと連動するシートベルト装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明のシートベルト装置は、乗員を座席に拘束するシートベルトと、上記シートベルトの巻取り、引出しを電動モータによって行うベルト巻取装置と、少なくとも道路地図情報を含むデータべースを備えて、上記道路地図上における自車両の現在の走行位置を検出し、上記道路地図上において自車両の進行方向における道路の危険地点と上記現在の走行位置との距離若しくは上記現在の走行位置から上記危険地点までの到達時間を判別する走行案内装置からの判別出力信号に応じて上記電動モータを制御して上記シートベルトの張力を調整するシートベルト制御手段と、を備える。
【0009】
好ましくは、上記危険地点は、カーブ、交差点、事故多発地点、工事規制地点を含む。
【0010】
好ましくは、上記シートベルト制御手段は、上記危険地点と上記現在の走行位置との距離若しくは上記現在の走行位置から上記危険地点までの到達時間が第1の基準距離以下若しくは基準時間以下となった場合、シートベルトの張力変化によって乗員に注意を喚起する。
【0011】
好ましくは、上記シートベルト制御手段は、上記危険地点と上記現在の走行位置との距離若しくは上記現在の走行位置から上記危険地点までの到達時間が上記第1の基準距離よりも小さい第2の基準距離以下若しくは上記第1の基準時間より小さい第2の基準時間以下となった場合、シートベルトの張力を大に設定する。
【0012】
好ましくは、上記走行位置検出手段は、GPS装置、D−GPS装置、慣性航法装置、路車間通信(VICS)のうち少なくともいずれかと、ナビゲーション装置とを含む。
【0013】
好ましくは、上記シートベルト制御手段は、自車両進行方向にカーブ路が検出されたとき、シートベルトの張力を上昇させる。
【0014】
好ましくは、自車両速度を検出する速度検出手段により、自車両速度が所定値以上であるとき、自車両が危険地点に接近すると、上記シートベルト制御装置は、シートベルトの張力を断続的に可変し、乗員に対して注意を喚起する。
【0015】
また、本発明のシートベルト制御システムは、シートベルトの巻取り、引出しを電動モータによって行うベルト巻取装置と、少なくとも道路地図情報を含むデータべースと、上記道路地図上における自車両の現在の走行位置を検出する走行位置検出手段と、上記道路地図上において自車両の進行方向における道路の危険地点と上記現在の走行位置との距離若しくは上記現在の走行位置から上記危険地点までの到達時間を判別する危険判別手段と、判別結果に応じて上記電動モータを制御して上記シートベルトの張力を調整するシートベルト制御手段と、を備える。
【0016】
このような構成とすることによって、自車両位置を検出し、カーブあるいは交差点等の危険地点の手前で事前にシートベルト張力を上昇させる。万が一、衝突が発生しても衝突前にシートベルトの弛みを取去ることができ、効果的な乗員拘束を行うことができる。更に、カープあるいは交差点においては事故の確率が高いため、進入手前において自車両速度が所定値以上ならば警報のためシートベルトの張力を断続的に可変し、警報を与える。
【0017】
【実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、シートベルト装置を示している。シートベルト装置は、乗員を座席301に拘束するベルト302を電動モータで巻取る電動式巻取装置100、ベルト302を乗員の肩近傍で折返すスルーアンカ303、ベルトを挿通して腰部に配置されるバックル304と係合するタングプレート305、ベルト302の端部を車体に固定するアンカー306、バックルに内蔵されたスイッチ307、制御部200(図示せず)等によって構成される。
【0018】
図2は、電動式巻取り装置100の構成を概略的に説明する説明図である。同図において、取り装置100は、フレーム101を備えている。このフレーム101には、図示しないベルトを巻回するリール103、リール103と結合し、リール回転の中心軸となるリールシャフト103aが回転自在に設けられる。リールシャフト103aの右端部には、車両に所定の減速度が作用したとき又はベルトが所定の加速度で引出されたときにシートベルトの引出しをロックする公知のシートベルトロック機構102が固定されている。リールシャフト103aの左端部には、プリテンショナ104、プーリ105、ポテンショメータ111が設けられる。プリテンショナ104は、図示しない衝突検出器の出力によって作動し、リールシャフト103aをベルトの巻取り方向に回転し、ベルトを強制的に巻取って乗員を座席に拘束する。プリテンショナ104は、例えば、火薬式プリテンショナであり、ガス発生器、ガス発生器から発生したガスを封止するシリンダ、シリンダ内をガス圧によって移動するピストン、ピストンの移動を、クラッチ機構を介してリール軸103aの回転運動に変換する伝達機構などによって構成される。リール軸103aに固定されたプーリ105は、動力伝達用ベルト107を介して直流モータ110の軸に固定されたプーリ106と連結している。プーリ105、106の外周にはそれぞれ所定数の外歯が形成され、また、ベルト107の内周にも所定数の内歯が形成されている。リールシャフト用のプーリ105、モータ用のプーリ106、ベルト107の各歯山は過不足なく噛合っており、モータ110の回転は、リールシャフト103aに伝達される。モータ110は、フレーム101に少なくとも2点以上で固定されており、制御部200の出力によって動作する。
【0019】
リールシャフト103aの最左端に設けられたポテンショメータ111は、公知のものであり、両端に定電圧が印加される抵抗体と、リールシャフト103aの回転に連動する摺動子とによって構成される。そして、リールシャフト103a基準位置からの回転量に対応した電圧値を制御部200に出力する。
【0020】
図3は、制御部200及びナビゲーションシステムの概略構成を説明するブロック図である。同図に示されるように、制御部200は、マイクロコンピュータシステムによって構成される。CPU201は、ROM202に保持される制御プログラムやデータをRAM203のワークエリアにロードして、後述する各種のプログラムを実行し、モータ110の正転、逆転、停止等の動作を制御する。上述したポテンショメータ111の出力電圧は、入力インタフェース204によって所定周期でA/D変換される。入力インタフェース204はCPUを内蔵しており、変換された出力電圧データを監視している。例えば、出力電圧データの前回値と今回値とが相違することによって、軸103aの回転状態を判別し、「シャフト回転中」のフラグをDMA動作によってRAM203のフラグ領域(フラグレジスタ)に設定する。相違しない場合(差がわずかの場合を含む)には、「シャフト停止」のフラグを設定する。出力電圧データの前回値と今回値との差の正あるいは負によって、ベルトの「引出し」(シャフト103aの逆転)フラグ、あるいは「巻取り」(シャフト103aの正転)フラグをRAM203のフラグエリアに設定する。また、DMA動作によって出力電圧データをRAM203のシャフト103aの回転量エリアに書込む。入力インタフェース204は、シートベルトのバックルに内蔵されて、ベルトの装着の有無に対応した出力を発生するバックルスイッチ307の開閉出力を受けてRAM203のフラグ領域にベルト装着の有無のフラグ設定をも行う。また、入力インタフェース204は、後述の自車両速度検出装置402から出力される速度情報をRAM203の速度領域に書込む。
【0021】
通信インタフェース205は、マイクロコンピュータシステムによって構成され、CPU201が出力する指令をナビゲーション装置401へ伝達する。また、ナビゲーション装置401の出力を処理し、処理結果をDMA動作によってRAM203の所定領域に書込む等の処理を行う。
【0022】
ナビゲーション装置401は、自車両の走行速度を検出する自車両速度検出装置402、GPS衛星の電波を受信して自車両の位置を測定するGPS受信装置403、D−GPS(ディファレンシャルGPS)サービスを受けるためのFMデータ放送受信機能を備えるFM多重受信機403、渋滞、事故、規制、工事など時々刻々変化する道路交通情報(VICS)を受信するVICS装置405、インターネット上の交通情報を提供するウェブとコンタクトをとる携帯電話装置406等と共にナビゲーションシステム400を構成する。なお、VICS装置405はFM多重受信機403に内蔵可能である。
【0023】
ナビゲーション装置401は、道路地図情報(カーブ、交差点を含む)、通行方向規制、事故多発地帯、駐車場、ドライブイン等の各種案内情報を記録したCD−ROMあるいはDVD−ROMを内蔵し、GPS受信装置や慣性航法装置により測定した自車両位置と道路地図情報とを参照して図示しないLCD表示器に道路地図と自車両位置とを表示する。また、道路交通情報や工事規制情報などをLCD表示器に表示する。
【0024】
ナビゲーション装置401は、自車両の進行方向における注意ポイント(危険地点)、例えば、カーブ、交差点、工事場所、規制区間、事故多発点等が存在すると、自車両位置から最も近い注意ポイントまでの距離Dn、及び危険地点の種類を通信インタフェース205を介して、RAM203の到達距離エリアに書込む。また、現在の走行速度vに基づいて、Dn/vの計算により注意ポイントまでの到達時間taを求め、RAM203の到達時間エリアに書込む。
【0025】
CPU201は、後述する制御プログラムに設定された所定の条件が満たされると、モータ110の正転指令、逆転指令、駆動停止指令を出力インタフェース206に与える。出力インタフェース205は、これ等命令に対応したゲート信号G1、G2を発生し、モータ駆動回路206に供給する。正転指令に対しては、ゲート信号G1、G2をそれぞれ「H」、「L」に、逆転指令に対しては、ゲート信号G1、G2をそれぞれ「L」、「H」に、駆動停止指令に対しては、G1、G2をそれぞれ「L」、「L」に設定する。
【0026】
図4は、モータの駆動回路210の構成例を示す回路図である。PNPトランジスタQ1、Q2、NPNトランジスタQ3、Q4の4つのトランジスタによってトランジスタブリッジ回路が構成される。トランジスタQ1、Q2の各エミッタ同士は接続され、当該接続点に電源Vcが供給される。トランジスタQ3、Q4の各エミッタ同士も接続され、当該接続点に接地電位が供給される。トランジスタQ1のコレクタとトランジスタQ3のコレクタとはダイオードD1を介して接続される。トランジスタQ2のコレクタとトランジスタQ4のコレクタとはダイオードD2を介して接続される。トランジスタQ1のベースとトランジスタQ4のコレクタとはバイアス抵抗R1を介して接続される。トランジスタQ2のベースとトランジスタQ3のコレクタとはバイアス抵抗R2を介して接続される。トランジスタQ1及びQ2の各コレクタ相互間に直流電動モータMが接続される。
【0027】
かかる構成において、トランジスタQ3、Q4の各ゲートに正転指令信号(G1=「H」、G2=「L」)が出力インタフェース205から供給されると、トランジスタQ3は導通、トランジスタQ4は非導通となる。トランジスタQ3のコレクタは導通によって接地レベルとなり、抵抗R2を介してトランジスタQ2のベースを低レベル(略接地レベル)にバイアスし、トランジスタQ2を導通させる。トランジスタQ4のコレクタは略電源Vcレベルとなり、抵抗R1を介してトランジスタQ2のベースを高レベルにバイアスし、トランジスタQ1を非導通にさせる。この結果、電源Vc、トランジスタQ2、モータM(モータ110)、ダイオードD1、トランジスタQ3、接地の経路で順方向の電流路が形成され、モータMはベルトを巻取る方向に回転する。
【0028】
トランジスタQ3、Q4の各ゲートに逆転指令信号(G1=「L」、G2=「H」)が出力インタフェース205から供給されると、トランジスタQ3は非導通、トランジスタQ4は導通となる。トランジスタQ4のコレクタは接地レベルとなり、抵抗R1を介してトランジスタQ1のベースを低レベルにバイアスし、トランジスタQ1を導通させる。トランジスタQ3のコレクタは略電源Vcレベルとなり、抵抗R2を介してトランジスタQ2のベースを高レベルにバイアスし、トランジスタQ2を非導通にさせる。この結果、電源Vc、トランジスタQ1、モータM、ダイオードD2、トランジスタQ3、接地の経路で逆方向の電流路が形成され、モータMはベルトを引出す方向に回転する。
【0029】
トランジスタQ3、Q4の各ゲートに駆動停止指令信号(G1=「L」、G2=「L」)が出力インタフェース205から供給されると、NPNタイプのトランジスタQ3、Q4は共に非導通となる。トランジスタQ3が導通状態から非導通となった場合、トランジスタQ3のコレクタは、接地レベルから略電源レベルに上昇し、トランジスタQ2のベースを高電位にバイアスしてトランジスタQ2をも遮断する。同様に、トランジスタQ4が導通状態から非導通となった場合、トランジスタQ4のコレクタは、接地レベルから略電源レベルに上昇し、トランジスタQ1のベースを高電位にバイアスしてトランジスタQ1をも遮断する。このようにして、駆動停止指令が発令されると、ブリッジを構成する各トランジスタが非導通となる。
【0030】
図5は、上述した制御部200及びナビゲーションシステム400のコンピュータシステムによって実現されるシートベルト制御システムの機能を説明する機能ブロック図である。
【0031】
同図に示すように、シートベルト制御システムは、自車両位置検出部11、地図データベース保持部12、照合部13、危険地点判別部14、ベルト張力調整部15、ベルト巻取りの電動モータ110等によって構成される。自車両位置検出部11は、GPS装置及び/又は慣性航法装置によって自車両の位置(緯度、経度、基準位置からの走行軌跡)を検出する。地図データベース保持部12は、CD−ROMあるいはDVD−ROMに記録された電子的な道路地図を含む。好ましくは、該記録媒体は、道路網上の事故多発地点や工事規制情報などを含む。なお、VICS、FMデータ放送、インターネット等による外部からの交通情報をもデータベースに記憶する。照合部13は、道路地図と自車両の現在の走行位置とを照合し、自車両の進行方向における道路状況を把握する。自車両位置検出部11及び照合部13は自車両位置検出手段に対応する。危険地点判別部14は、道路地図上において自車両の進行方向における道路の危険地点、例えば、カーブ、交差点、事故多発地点と現在の走行位置との距離若しくは前記現在の走行位置から危険地点までの到達時間を判別する。ベルト張力調整部15は、現在地点と危険地点までの距離あるいは到達時間に基づいてシートベルト巻取装置100の電動モータ110を制御し、シートベルトの張力を調整する。例えば、危険地点にある距離まで近づくと、シートベルトの張力を断続的に変化し、乗員に注意を促す。更に、車両が危険地点に近づくと、シートベルトの張力を最大としてベルト弛みを除き乗員を座席に拘束する。
【0032】
図7乃至図10は、制御部200のCPU201の動作を説明するフローチャートである。まず、図7を参照してベルト張力増加フラグ処理について説明する。CPU201は、所定周期でこの処理を実行する。CPU201は、RAM203のフラグ領域のシートベルト装着フラグをチェックする(S12)。シートベルト装着フラグがオフの場合、すなわち、シートベルトが装着されていない場合(S12;No)は、ベルト張力の調整を行う必要はないので、本ルーチンを終了する。シートベルト装着フラグがオンの場合、すなわち、シートベルトが装着されている場合(S12;Yes)は、ナビゲーション装置401がDMA動作によってRAM203に書込んだ車両前方の危険地点までの距離Dnを、この例の場合はカーブまでの距離Dnを読込む。距離Dnが予め定められた基準距離D1以下、例えば、10m以下であるかどうかを判別する(S14)。基準距離D1以下である場合(S14;Yes)、危険地点に入る前にシートベルトの弛みを除去するべく、RAM203のフラグ領域に、ベルトの張力を増加することを指令する張力増加フラグをオンに設定する(S16)。
【0033】
自車両が基準距離D1内にない場合(S14;No)、他の危険地点、例えば、交差点が進行方向の所定距離D1内にあるかどうかを判別する(S18)。例えば、基準距離D1以下である場合(S18;Yes)、危険地点に入る前にシートベルトの弛みを除去するべく、RAM203のフラグ領域に、ベルトの張力を増加することを指令する張力増加フラグをオンに設定する(S16)。自車両が基準距離D1内にない場合(S18;No)、進行方向の所定範囲内には、危険地点は存在しないのでベルトの張力増加を指令する張力増加フラグをオフに設定する(S20)。その後、元の処理に戻る。
【0034】
なお、カーブや交差点を単に危険地点として同じ基準で判別する場合には、ステップS18を省略することができる。この例のように、危険地点を種別毎に分けて判別する場合には、個別の危険内容(カーブ、交差点、事故多発地点等)毎に所定距離を別個に設定する等、異なる判別基準を使用することが出来る利点がある。
【0035】
図8は、ベルト張力増加処理の第2の例を示している。この例においては、ステップ14aにおいて、第1の危険地点(例えば、カーブ)までの自車両の到達時間がt1、例えば、1秒以下であるかどうかを判別基準としている(S14a)。また、ステップ1aにおいて、第2の危険地点(例えば、交差点)までの自車両の到達時間がt2、例えば、1秒以下であるかどうかを判別基準としている(S1a)。他の処理は、図7に示す処理と同様であるので説明を省略する。
【0036】
図9は、自車両が危険地点に近づくときに、CPU201がシートベルトの張力を変化して、乗員に注意を喚起する制御を説明するフローチャートである。CPU201は、所定時間隔で本サブルーチンを実行する。まず、CPU201は、シートベルトが装着されたかどうかをRAM203のフラグ領域のシートベルトフラグを参照して判断する(S32)。
【0037】
シートベルト装着フラグがオフの場合、すなわち、シートベルトが装着されていない場合(S32;No)は、ベルト張力の変化を行うことはできないので、本ルーチンを終了する。シートベルト装着フラグがオンの場合(S32;Yes)、ベルト張力フラグがオンに設定されているかどうかを判別する(S34)。ベルト張力フラグがオンに設定されている場合(S34;Yes)、この場合は、自車両が危険地点の領域に入っており、シートベルトを緩めることは好ましくないので、本ルーチンを終了する。
【0038】
ベルト張力フラグがオンに設定されていない場合(S34;No)、RAM203の走行速度が書込まれた領域を読取り、自車両速度は所定値、例えば、50km以上かどうかを判別する(S36)。この所定速度値は、例えば、事故多発地点情報、季節・車外(路面)温度による路面凍結可能性等によって変更可能である。自車両速度が所定速度以下の場合、比較的に危険が少ないので、ベルト張力変化による警告を行わず、終了しても良い(S36;No)。
【0039】
自車両速度が所定値以上の場合(S36;Yes)、CPU201は、RAM202から現在位置から危険地点までの距離Dnを読込む。進行方向の所定距離D2以内、例えば、現在地点から進行方向の50m以内に、危険地点が存在するかを判別する。例えば、カーブが存在するかどうかを判別する(S38)。存在する場合、シートベルトの張力を変化して乗員に注意を喚起すべく、張力変化フラグをオンに設定し(S40)、終了する。
【0040】
カーブが存在しない場合(S38;No)、他の危険地点が進行方向の所定距離D2以内、例えば、現在地点から進行方向の50m以内に、交差点が存在するかどうかを判別する(S42)。存在する場合には、シートベルトの張力を変化して乗員に注意を喚起すべく、張力変化フラグをオンに設定し(S40)、終了する。交差点が存在しない場合には、張力変化フラグをオフに設定して(S44)、終了する。
【0041】
なお、カーブ、交差点、事故多発地点などを単に危険地点として扱う場合には、ステップ42を省略することが出来る。この実施例のように、危険地点の内容毎に分けて判別する場合には、危険地点の内容毎に別途の閾値距離を設定することが可能である。
【0042】
図10は、乗員に注意を喚起する制御を行う他の例を示すフローチャートである。この例では、第1の危険地点(例えば、カーブ)までの判別基準を危険地点までの到達時間t3、例えば5秒、としている(S38a)。また、第2の危険地点(例えば、交差点)までの判別基準を危険地点までの到達時間t4、例えば、5秒、としている(S38a)。他の処理は、図9に示す処理と同様であるので説明を省略する。
【0043】
図6は、CPU201がベルト張力調整を行う手順を示すフローチャートである。CPU201は、所定周期でこの処理を行う。まず、RAM202のフラグ領域を参照し、張力増加フラグがオンに設定されているかどうかを判別する(S52)。張力増加フラグがオンに設定されていると(S52;Yes)、張力増加(モータの正転)を出力インタフェース206に指令する(S54)。これにより、出力インタフェース206は、モータ駆動回路210にゲート信号を供給し、モータ110をベルトの巻取り方向に作動させる。ポテンショメータ111の巻取り方向への出力変化がなくなったときに、モータ110の巻取りは停止される。この結果、ベルトの弛みは除去され、乗員は座席に拘束される。
【0044】
張力増加フラグがオンに設定されていないと(S52;No)、前回のチェック時に張力増加フラグがオンに設定されたかどうかを判別する(S56)。前回のチェック時に張力増加フラグがオンに設定された場合(S56;Yes)、出力インタフェース206にベルト張力の減少(モータの逆転)を指令する(S58)。これにより、モータ駆動回路210により、モータ110がベルト引出し方向に回転し、乗員のベルト拘束は緩められる。ベルトの引出し量は、ポテンショメータ111の出力値によって定めることが可能である。
【0045】
前回のチェック時に張力増加フラグがオンに設定されなかった場合(S56;No)、ベルトの締上げは行われていないので(S56;No)、特に、処理は行わない。
【0046】
次に、CPU201は、RAM203のフラグ領域の張力変化フラグがオンに設定されたかどうかを判別する(S62)。オンに設定されていると、CPU201は出力インタフェース206に対して張力増加指令と張力減少指令とを交互に送出することを繰返す。ベルト張力の加減はポテンショメータの出力を参照することによりすることが可能である。この結果、乗員はベルトの張力の周期的な変化によって注意が喚起され得る(S64)。張力変化フラグがオンに設定されていないと(S62;No)、CPU201は、前回チェック時に張力の増減の繰返しを行ったかどうかを判別する(S66)。前回チェック時に張力の増減の繰返しを行った場合は(S66;Yes)、注意喚起(あるいは警告)の必要はないので、CPU201は張力増加指令と張力減少指令とを交互に送出する(S64参照)ことを停止し(S68)、終了する。前回チェック時に張力の増減の繰返しを行っていない場合は(S66;No)、終了する。
【0047】
このようにして、自車両が危険地点に接近すると、シートベルトの張力が高められ、可及的に乗員の安全が図られる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のシートベルト装置は、自車両位置と地図上の危険地点とを比較し、自車両が危険地点に接近すると与えられる信号によりシートベルトの張力を制御するので、危険地点を走行する前に乗員が座席に拘束され、乗員保護の向上を期待できる。また、危険地点に接近すると、シートベルトの張力の変動により注意が喚起されるので具合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、シートベルト装置を説明する説明図である。
【図2】図2は、シートベルトを電動モータで巻取る電動式巻取り装置を説明する説明図である。
【図3】図3は、シートベルト制御システムの制御系を説明するブロック図である。
【図4】図4は、モータ駆動回路210の構成を示す回路図である。
【図5】図5は、シートベルト制御システムを機能ブロック図で示した図である。
【図6】図6は、CPU201によるベルト張力調整、ベルト張力変化の制御を説明するフローチャートである。
【図7】図7は、CPU201によるベルト張力フラグのオン・オフ設定例を説明するフローチャートである。
【図8】図8は、CPU201によるベルト張力フラグの他のオン・オフ設定例を説明するフローチャートである。
【図9】図9は、CPU201によるベルト張力変化フラグのオン・オフ設定例を説明するフローチャートである。
【図10】図10は、CPU201による他のベルト張力変化フラグのオン・オフ設定例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
100 電動式ベルト巻取り装置
200 制御部
302 シートベルト
400 ナビゲーションシステム
[0001]
[Industrial application fields]
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a vehicle seat belt device that restrains an occupant to a seat for safety of the occupant, and more particularly to a vehicle seat belt device, and more particularly, a seat that uses an electromechanical power source such as an electric motor. The present invention relates to a seat belt device using a belt winding device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a device that measures the distance between obstacles with a radar, etc., predicts a collision based on the distance, changes the tension of the seat belt, and gives an alarm or a tension increase is, for example, Japanese Utility Model Laid-Open No. 6-71333. It is proposed in the issue. According to such an apparatus, it functions effectively when an obstacle is detected, so that it is expected to be effective in ensuring the safety of passengers.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, looking at the number of vehicle accidents by location, there are many occurrences on curved roads or intersections with poor visibility. On curved roads with poor visibility, there are many cases where the opponent vehicle suddenly appears over the center line and a collision occurs. At intersections, there are many cases of collision with vehicles that suddenly cross the front of the vehicle.
[0004]
Therefore, even if an obstacle can be detected by the radar, it will be detected immediately before the collision, and in an apparatus that can electrically change the tension of the seat belt, since the time that can be moved before the collision is short, its effect is reduced. There is a risk that it will not be able to fully demonstrate.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to provide a seat belt device that can change the tension of the seat belt in accordance with the danger level of the region (section) where the host vehicle is traveling or the travel point (location).
[0006]
Another object of the present invention is to provide a seat belt device that alerts the occupant when entering or traveling to a high-risk area (area) or travel point (location). .
[0007]
Another object of the present invention is to provide a seat belt device that is linked to a navigation system that guides driving of a vehicle.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a seat belt device of the present invention includes a seat belt that restrains an occupant to a seat, a belt winding device that winds and pulls out the seat belt by an electric motor, and data including at least road map information. A base, and a current travel position of the host vehicle on the road map is detected, and a distance between the road danger point in the traveling direction of the host vehicle and the current travel position on the road map or the current Seat belt control means for adjusting the tension of the seat belt by controlling the electric motor in accordance with a discrimination output signal from a travel guidance device for discriminating the arrival time from the travel position to the danger point.
[0009]
Preferably, the dangerous point includes a curve, an intersection, a frequent accident point, and a construction restriction point.
[0010]
Preferably, the seat belt control means is configured such that the distance between the dangerous point and the current traveling position or the arrival time from the current traveling position to the dangerous point is equal to or shorter than a first reference distance or a reference time. In this case, alert the occupant by changing the tension of the seat belt.
[0011]
Preferably, the seat belt control means has a second reference whose distance between the dangerous point and the current traveling position or an arrival time from the current traveling position to the dangerous point is smaller than the first reference distance. When the distance is less than the distance or less than the second reference time which is smaller than the first reference time, the tension of the seat belt is set to be large.
[0012]
Preferably, the travel position detection means includes at least one of a GPS device, a D-GPS device, an inertial navigation device, road-to-vehicle communication (VICS), and a navigation device.
[0013]
Preferably, the seat belt control means increases the tension of the seat belt when a curved road is detected in the traveling direction of the host vehicle.
[0014]
Preferably, when the host vehicle approaches a dangerous point when the host vehicle speed is equal to or higher than a predetermined value by the speed detection unit that detects the host vehicle speed, the seat belt control device intermittently changes the tension of the seat belt. And alert the passengers.
[0015]
Further, the seat belt control system of the present invention includes a belt winding device that winds and pulls out a seat belt by an electric motor, a database including at least road map information, and a current state of the vehicle on the road map. Travel position detection means for detecting the travel position of the vehicle, and the distance between the current dangerous position on the road map in the traveling direction of the host vehicle and the current travel position, or the arrival time from the current travel position to the dangerous point And a seat belt control means for controlling the electric motor according to the discrimination result to adjust the tension of the seat belt.
[0016]
With such a configuration, the position of the host vehicle is detected, and the seat belt tension is increased in advance before a dangerous point such as a curve or an intersection. Even if a collision occurs, the slack of the seat belt can be removed before the collision, and effective occupant restraint can be performed. Further, since the probability of an accident is high at a carp or an intersection, if the speed of the host vehicle is higher than a predetermined value before the vehicle is acquired, the tension of the seat belt is intermittently changed to give an alarm.
[0017]
Embodiment
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 shows a seat belt device. The seat belt device is disposed on the waist by an electric winding device 100 that winds a belt 302 that restrains the occupant to the seat 301 with an electric motor, a through anchor 303 that folds the belt 302 in the vicinity of the shoulder of the occupant, and a belt that is inserted. A tongue plate 305 that engages with the buckle 304, an anchor 306 that fixes the end of the belt 302 to the vehicle body, a switch 307 built in the buckle, a control unit 200 (not shown), and the like.
[0018]
FIG. 2 is an explanatory diagram schematically illustrating the configuration of the electric winding device 100. In FIG. 1, the taking apparatus 100 includes a frame 101. The frame 101 is provided with a reel 103 for winding a belt (not shown) and a reel shaft 103a that is coupled to the reel 103 and serves as a central axis of reel rotation. A known seat belt lock mechanism 102 that locks the withdrawal of the seat belt when a predetermined deceleration acts on the vehicle or when the belt is pulled out at a predetermined acceleration is fixed to the right end portion of the reel shaft 103a. . A pretensioner 104, a pulley 105, and a potentiometer 111 are provided at the left end of the reel shaft 103a. The pretensioner 104 is operated by an output of a collision detector (not shown), rotates the reel shaft 103a in the belt winding direction, forcibly winds the belt, and restrains the occupant to the seat. The pretensioner 104 is, for example, an explosive pretensioner, and includes a gas generator, a cylinder that seals gas generated from the gas generator, a piston that moves in the cylinder by gas pressure, and movement of the piston via a clutch mechanism. And a transmission mechanism for converting the rotational movement of the reel shaft 103a. The pulley 105 fixed to the reel shaft 103 a is connected to the pulley 106 fixed to the shaft of the DC motor 110 via a power transmission belt 107. A predetermined number of external teeth are formed on the outer circumferences of the pulleys 105 and 106, and a predetermined number of internal teeth are also formed on the inner circumference of the belt 107. The teeth of the pulley 105 for the reel shaft, the pulley 106 for the motor, and the belt 107 mesh with each other without excess and deficiency, and the rotation of the motor 110 is transmitted to the reel shaft 103a. The motor 110 is fixed to the frame 101 at at least two points, and operates according to the output of the control unit 200.
[0019]
The potentiometer 111 provided at the leftmost end of the reel shaft 103a is a known one, and is configured by a resistor to which a constant voltage is applied to both ends and a slider that is interlocked with the rotation of the reel shaft 103a. Then, a voltage value corresponding to the rotation amount from the reel shaft 103a reference position is output to the control unit 200.
[0020]
FIG. 3 is a block diagram illustrating a schematic configuration of the control unit 200 and the navigation system. As shown in the figure, the control unit 200 is configured by a microcomputer system. The CPU 201 loads a control program and data stored in the ROM 202 into the work area of the RAM 203 and executes various programs described later to control operations such as normal rotation, reverse rotation, and stop of the motor 110. The output voltage of the potentiometer 111 described above is A / D converted at a predetermined cycle by the input interface 204. The input interface 204 has a built-in CPU and monitors the converted output voltage data. For example, when the previous value and the current value of the output voltage data are different, the rotation state of the shaft 103a is determined, and the flag “shaft rotation” is set in the flag area (flag register) of the RAM 203 by the DMA operation. If there is no difference (including the case where the difference is slight), a flag “shaft stop” is set. Depending on whether the difference between the previous value and the current value of the output voltage data is positive or negative, the belt "drawing" (shaft 103a reverse) flag or "winding" (shaft 103a forward) flag is set in the flag area of the RAM 203. Set. Further, the output voltage data is written in the rotation amount area of the shaft 103a of the RAM 203 by the DMA operation. The input interface 204 is incorporated in the buckle of the seat belt, receives the opening / closing output of the buckle switch 307 that generates an output corresponding to the presence / absence of the belt, and also sets a flag indicating whether or not the belt is worn in the flag area of the RAM 203. . Further, the input interface 204 writes speed information output from the host vehicle speed detection device 402 described later in the speed area of the RAM 203.
[0021]
The communication interface 205 is constituted by a microcomputer system, and transmits a command output from the CPU 201 to the navigation device 401. Further, the output of the navigation device 401 is processed, and the processing result is written in a predetermined area of the RAM 203 by a DMA operation.
[0022]
The navigation device 401 receives a host vehicle speed detection device 402 that detects the traveling speed of the host vehicle, a GPS receiver 403 that receives a GPS satellite wave and measures the position of the host vehicle, and a D-GPS (differential GPS) service. FM multiplex receiver 403 having an FM data broadcast receiving function, a VICS device 405 for receiving road traffic information (VICS) that changes every moment, such as traffic jams, accidents, regulations, construction, etc., a web that provides traffic information on the Internet, and The navigation system 400 is configured together with the mobile phone device 406 and the like for making contact. The VICS device 405 can be built in the FM multiplex receiver 403.
[0023]
The navigation device 401 has a built-in CD-ROM or DVD-ROM in which various types of guide information such as road map information (including curves and intersections), traffic direction restrictions, accident-prone areas, parking lots, and drive-ins are recorded. The road map and the vehicle position are displayed on an LCD display (not shown) with reference to the vehicle position and road map information measured by the device or the inertial navigation device. In addition, road traffic information and construction regulation information are displayed on the LCD display.
[0024]
When there is a caution point (dangerous point) in the traveling direction of the host vehicle, for example, a curve, an intersection, a construction site, a restricted section, a frequent accident point, etc., the navigation device 401 has a distance Dn from the host vehicle position to the nearest caution point. , And the type of danger point are written in the reachable area of the RAM 203 via the communication interface 205. Further, the arrival time ta to the attention point is obtained by calculating Dn / v based on the current traveling speed v, and written in the arrival time area of the RAM 203.
[0025]
When a predetermined condition set in a control program, which will be described later, is satisfied, the CPU 201 gives a forward rotation command, a reverse rotation command, and a drive stop command for the motor 110 to the output interface 206. The output interface 205 generates gate signals G 1 and G 2 corresponding to these commands and supplies them to the motor drive circuit 206. For forward rotation commands, the gate signals G1 and G2 are set to “H” and “L”, respectively. For the reverse rotation command, the gate signals G1 and G2 are set to “L” and “H”, respectively, and a drive stop command is set. , G1 and G2 are set to “L” and “L”, respectively.
[0026]
FIG. 4 is a circuit diagram showing a configuration example of the motor drive circuit 210. A transistor bridge circuit is constituted by four transistors, PNP transistors Q1 and Q2, and NPN transistors Q3 and Q4. The emitters of the transistors Q1 and Q2 are connected to each other, and the power source Vc is supplied to the connection point. The emitters of the transistors Q3 and Q4 are also connected to each other, and a ground potential is supplied to the connection point. The collector of the transistor Q1 and the collector of the transistor Q3 are connected via a diode D1. The collector of the transistor Q2 and the collector of the transistor Q4 are connected via a diode D2. The base of the transistor Q1 and the collector of the transistor Q4 are connected via a bias resistor R1. The base of the transistor Q2 and the collector of the transistor Q3 are connected via a bias resistor R2. A DC electric motor M is connected between the collectors of the transistors Q1 and Q2.
[0027]
In such a configuration, when a normal rotation command signal (G1 = "H", G2 = "L") is supplied from the output interface 205 to the gates of the transistors Q3 and Q4, the transistor Q3 is turned on and the transistor Q4 is turned off. Become. The collector of the transistor Q3 is brought to the ground level by conduction, and the base of the transistor Q2 is biased to a low level (substantially ground level) via the resistor R2 to make the transistor Q2 conductive. The collector of the transistor Q4 is substantially at the power supply Vc level, biasing the base of the transistor Q2 to a high level via the resistor R1, and making the transistor Q1 non-conductive. As a result, a forward current path is formed by the path of the power source Vc, transistor Q2, motor M (motor 110), diode D1, transistor Q3, and ground, and the motor M rotates in the direction of winding the belt.
[0028]
When a reverse rotation command signal (G1 = "L", G2 = "H") is supplied from the output interface 205 to the gates of the transistors Q3 and Q4, the transistor Q3 is non-conductive and the transistor Q4 is conductive. The collector of the transistor Q4 is at the ground level, and the base of the transistor Q1 is biased to a low level via the resistor R1 to make the transistor Q1 conductive. The collector of the transistor Q3 is substantially at the power supply Vc level, biases the base of the transistor Q2 to a high level via the resistor R2, and makes the transistor Q2 non-conductive. As a result, a current path in the reverse direction is formed by the path of the power source Vc, the transistor Q1, the motor M, the diode D2, the transistor Q3, and the ground, and the motor M rotates in the direction of pulling out the belt.
[0029]
When a drive stop command signal (G1 = “L”, G2 = “L”) is supplied from the output interface 205 to the gates of the transistors Q3, Q4, the NPN transistors Q3, Q4 are both turned off. When the transistor Q3 is turned off from the conductive state, the collector of the transistor Q3 rises from the ground level to a substantially power supply level, biasing the base of the transistor Q2 to a high potential and also shutting off the transistor Q2. Similarly, when the transistor Q4 is turned off from the conducting state, the collector of the transistor Q4 rises from the ground level to a substantially power supply level, biasing the base of the transistor Q1 to a high potential and shutting off the transistor Q1. In this way, when a drive stop command is issued, each transistor constituting the bridge becomes non-conductive.
[0030]
FIG. 5 is a functional block diagram illustrating functions of the seat belt control system realized by the computer system of the control unit 200 and the navigation system 400 described above.
[0031]
As shown in the figure, the seat belt control system includes a host vehicle position detection unit 11, a map database holding unit 12, a collation unit 13, a danger point determination unit 14, a belt tension adjustment unit 15, a belt winding electric motor 110, and the like. Consists of. The own vehicle position detection unit 11 detects the position of the own vehicle (latitude, longitude, travel locus from the reference position) using a GPS device and / or an inertial navigation device. The map database holding unit 12 includes an electronic road map recorded on a CD-ROM or DVD-ROM. Preferably, the recording medium includes accident occurrence points on the road network, construction regulation information, and the like. In addition, traffic information from outside such as VICS, FM data broadcasting, the Internet, etc. is also stored in the database. The collation unit 13 collates the road map with the current traveling position of the host vehicle, and grasps the road situation in the traveling direction of the host vehicle. The own vehicle position detection unit 11 and the collation unit 13 correspond to own vehicle position detection means. On the road map, the danger point determination unit 14 is a road danger point on the road in the traveling direction of the host vehicle, such as a curve, an intersection, a distance between the accident occurrence point and the current travel position, or the current travel position to the danger point. Determine the arrival time. The belt tension adjusting unit 15 controls the electric motor 110 of the seat belt retractor 100 based on the distance or arrival time from the current point to the dangerous point and adjusts the tension of the seat belt. For example, when approaching a certain distance at the danger point, the tension of the seat belt is intermittently changed to alert the occupant. Further, when the vehicle approaches the danger point, the tension of the seat belt is maximized and the occupant is restrained to the seat except for belt slack.
[0032]
7 to 10 are flowcharts for explaining the operation of the CPU 201 of the control unit 200. First, the belt tension increase flag process will be described with reference to FIG. The CPU 201 executes this process at a predetermined cycle. The CPU 201 checks the seat belt wearing flag in the flag area of the RAM 203 (S12). When the seat belt wearing flag is off, that is, when the seat belt is not worn (S12; No), it is not necessary to adjust the belt tension, and thus this routine ends. When the seatbelt wearing flag is ON, that is, when the seatbelt is worn (S12; Yes), the distance Dn to the danger point ahead of the vehicle, which is written in the RAM 203 by the navigation device 401 by the DMA operation, is calculated. In the example, the distance Dn to the curve is read. It is determined whether or not the distance Dn is equal to or less than a predetermined reference distance D1, for example, 10 m (S14). When the distance is equal to or less than the reference distance D1 (S14; Yes), the tension increase flag for commanding the belt tension to be increased is turned on in the flag area of the RAM 203 in order to remove the slack of the seat belt before entering the danger point. Set (S16).
[0033]
If the host vehicle is not within the reference distance D1 (S14; No), it is determined whether another danger point, for example, an intersection is within the predetermined distance D1 in the traveling direction (S18). For example, when the distance is equal to or less than the reference distance D1 (S18; Yes), a tension increase flag for instructing to increase the belt tension is set in the flag area of the RAM 203 in order to remove the slack of the seat belt before entering the danger point. Set to ON (S16). If the host vehicle is not within the reference distance D1 (S18; No), there is no danger point within the predetermined range in the traveling direction, so the tension increase flag for commanding an increase in belt tension is set off (S20). Thereafter, the process returns to the original process.
[0034]
Note that step S18 can be omitted when a curve or intersection is simply determined as a dangerous point on the same basis. When discriminating dangerous spots by type as in this example, different judgment criteria are used, such as setting a predetermined distance separately for each risk content (curve, intersection, accident occurrence point, etc.) There are advantages that can be done.
[0035]
FIG. 8 shows a second example of the belt tension increasing process. In this example, in step 14a, whether or not the arrival time of the host vehicle to the first danger point (for example, a curve) is t1, for example, 1 second or less is used as a criterion (S14a). Step 1 8 In a, the arrival time of the host vehicle to the second danger point (for example, an intersection) is t 2 For example, it is determined whether or not it is 1 second or less (S1 8 a). The other processing is the same as the processing shown in FIG.
[0036]
FIG. 9 is a flowchart for explaining control in which the CPU 201 changes the tension of the seat belt to alert the occupant when the host vehicle approaches the danger point. The CPU 201 executes this subroutine at predetermined time intervals. First, the CPU 201 determines whether or not a seat belt is attached with reference to the seat belt flag in the flag area of the RAM 203 (S32).
[0037]
When the seatbelt wearing flag is off, that is, when the seatbelt is not worn (S32; No), the belt tension cannot be changed, and thus this routine ends. When the seat belt wearing flag is on (S32; Yes), it is determined whether or not the belt tension flag is set on (S34). When the belt tension flag is set to ON (S34; Yes), in this case, the host vehicle is in the dangerous point area, and it is not preferable to loosen the seat belt, so this routine ends.
[0038]
When the belt tension flag is not set to ON (S34; No), the area where the traveling speed is written in the RAM 203 is read, and it is determined whether or not the own vehicle speed is a predetermined value, for example, 50 km or more (S36). This predetermined speed value can be changed depending on, for example, accident occurrence point information, possibility of road surface freezing due to season / outside (road surface) temperature, and the like. When the host vehicle speed is equal to or lower than the predetermined speed, there is relatively little danger, so the warning may not be given due to a change in belt tension and the process may be terminated (S36; No).
[0039]
When the host vehicle speed is equal to or higher than the predetermined value (S36; Yes), the CPU 201 reads the distance Dn from the current position to the dangerous point from the RAM 202. It is determined whether a dangerous point exists within a predetermined distance D2 in the traveling direction, for example, within 50 m from the current point in the traveling direction. For example, it is determined whether or not a curve exists (S38). If it exists, the tension change flag is set to ON in order to alert the occupant by changing the tension of the seat belt (S40), and the process ends.
[0040]
If the curve does not exist (S38; No), it is determined whether or not there is an intersection within a predetermined distance D2 in the traveling direction of another dangerous point, for example, within 50 m of the traveling direction from the current point (S42). If it exists, the tension change flag is set to ON to change the seat belt tension to alert the occupant (S40), and the process ends. If there is no intersection, the tension change flag is set to OFF (S44), and the process ends.
[0041]
It should be noted that step 42 can be omitted when curves, intersections, accident-prone points, etc. are simply handled as dangerous points. In the case where the determination is made separately for each content of the dangerous point as in this embodiment, it is possible to set a separate threshold distance for each content of the dangerous point.
[0042]
FIG. 10 is a flowchart illustrating another example in which control for alerting the passenger is performed. In this example, the determination criterion up to the first danger point (for example, a curve) is the arrival time t3 to the danger point, for example, 5 seconds (S38a). Further, the determination criterion up to the second danger point (for example, an intersection) is the arrival time t4 to the danger point, for example, 5 seconds (S38a). The other processing is the same as the processing shown in FIG.
[0043]
FIG. 6 is a flowchart illustrating a procedure in which the CPU 201 performs belt tension adjustment. The CPU 201 performs this process at a predetermined cycle. First, referring to the flag area of the RAM 202, it is determined whether or not the tension increase flag is set to ON (S52). If the tension increase flag is set to ON (S52; Yes), the output interface 206 is commanded to increase the tension (forward rotation of the motor) (S54). As a result, the output interface 206 supplies a gate signal to the motor drive circuit 210 to operate the motor 110 in the belt winding direction. When the output of the potentiometer 111 in the winding direction is not changed, the winding of the motor 110 is stopped. As a result, the slack of the belt is removed, and the occupant is restrained by the seat.
[0044]
If the tension increase flag is not set to ON (S52; No), it is determined whether or not the tension increase flag was set to ON at the previous check (S56). When the tension increase flag is set to ON at the previous check (S56; Yes), the output interface 206 is instructed to reduce the belt tension (reverse rotation of the motor) (S58). Thereby, the motor 110 is rotated in the belt drawing direction by the motor driving circuit 210, and the belt restraint of the occupant is loosened. The belt withdrawal amount can be determined by the output value of the potentiometer 111.
[0045]
If the tension increase flag is not set to ON at the previous check (S56; No), the belt is not tightened (S56; No), and no processing is performed.
[0046]
Next, the CPU 201 determines whether or not the tension change flag in the flag area of the RAM 203 is set to ON (S62). When set to ON, the CPU 201 repeats sending the tension increase command and the tension decrease command to the output interface 206 alternately. The belt tension can be adjusted by referring to the output of the potentiometer. As a result, the occupant can be alerted by a periodic change in belt tension (S64). If the tension change flag is not set to ON (S62; No), the CPU 201 determines whether or not the tension increase / decrease has been repeated at the previous check (S66). If the tension increase / decrease is repeated during the previous check (S66; Yes), there is no need to call attention (or warning), so the CPU 201 alternately sends a tension increase command and a tension decrease command (see S64). This is stopped (S68) and the process ends. If the increase / decrease of the tension has not been repeated at the previous check (S66; No), the process ends.
[0047]
In this way, when the host vehicle approaches the danger point, the tension of the seat belt is increased and the safety of the passenger is as much as possible.
[0048]
【The invention's effect】
As described above, the seat belt device according to the present invention compares the position of the host vehicle with the dangerous point on the map, and controls the tension of the seat belt according to the signal given when the host vehicle approaches the dangerous point. The passenger is restrained by the seat before traveling on the spot, and it can be expected to improve the passenger protection. Further, when approaching the danger point, attention is drawn by fluctuations in the tension of the seat belt, so that the condition is good.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view illustrating a seat belt device.
FIG. 2 is an explanatory diagram illustrating an electric winding device that winds a seat belt with an electric motor.
FIG. 3 is a block diagram illustrating a control system of the seat belt control system.
4 is a circuit diagram showing a configuration of a motor drive circuit 210. FIG.
FIG. 5 is a functional block diagram of the seat belt control system.
FIG. 6 is a flowchart for explaining belt tension adjustment and belt tension change control by a CPU 201;
FIG. 7 is a flowchart for explaining an on / off setting example of a belt tension flag by the CPU 201;
FIG. 8 is a flowchart for explaining another example of the belt tension flag on / off setting by the CPU 201;
FIG. 9 is a flowchart for explaining an on / off setting example of a belt tension change flag by the CPU 201;
FIG. 10 is a flowchart for explaining an example of setting on / off of another belt tension change flag by the CPU 201;
[Explanation of symbols]
100 Electric belt winding device
200 Control unit
302 seat belt
400 navigation system

Claims (2)

乗員を座席に拘束するシートベルトと、前記シートベルトの巻取り、引出しを電動モータによって行うベルト巻取装置と、
少なくとも道路地図情報を含むデータべースを備えて、前記道路地図上における自車両の現在の走行位置を検出し、前記道路地図上において自車両の進行方向における道路の危険地点と前記現在の走行位置との距離又は前記現在の走行位置から前記危険地点までの到達時間と、前記危険地点の危険の内容毎に別個に設定される距離又は時間の判別基準と、を使用して前記電動モータを制御して前記シートベルトの張力を調整するシートベルト制御手段と、
を備えるシートベルト装置。
A seat belt for restraining an occupant to a seat, and a belt winding device that winds and pulls out the seat belt by an electric motor;
Provided with a database including at least road map information, and detects a current travel position of the host vehicle on the road map, and a road danger point and the current travel in the traveling direction of the host vehicle on the road map. The electric motor using the distance to the position or the arrival time from the current travel position to the danger point, and the distance or time discrimination criteria set separately for each danger content of the danger point Seat belt control means for controlling and adjusting the tension of the seat belt;
A seat belt device comprising:
前記シートベルト制御手段は、
前記危険地点と前記現在の走行位置との距離又は前記現在の走行位置から前記危険地点までの到達時間が第1の基準距離以下又は第1の基準時間以下となった場合、前記シートベルトの張力変化によって乗員に注意を喚起し、
前記危険地点と前記現在の走行位置との距離又は前記現在の走行位置から前記危険地点までの到達時間が前記第1の基準距離よりも小さい第2の基準距離以下又は前記第1の基準時間より小さい第2の基準時間以下となった場合、前記シートベルトの張力を大に設定する、請求項1に記載のシートベルト装置
The seat belt control means includes
The tension of the seat belt when the distance between the dangerous point and the current traveling position or the arrival time from the current traveling position to the dangerous point is equal to or less than a first reference distance or equal to or less than a first reference time. The change alerts the crew,
The distance between the dangerous point and the current traveling position, or the arrival time from the current traveling position to the dangerous point is equal to or less than a second reference distance that is smaller than the first reference distance or from the first reference time. The seatbelt device according to claim 1, wherein when the time becomes equal to or smaller than a small second reference time, the tension of the seatbelt is set to be large .
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