JP4296652B2 - Digital signal recording device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、MPEG(Motion Picture Expert Group)トランスポートストリームのようなビットストリームを生成して、記録媒体に記録するディジタル信号記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル化した画像信号及び音声信号を記録する装置として、D−VHS(登録商標)方式のビデオテープレコーダ(VTR)が、知られている。この方式のVTRは、テレビ局から伝送されるMPEGトランスポートストリームを、所定のシンクブロックに格納してそのまま記録再生する機能を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような機能を有するVTRに、アナログの画像信号及び音声信号を記録する場合には、アナログ画像信号及び音声信号をディジタル化してMPEG規格に準拠した情報圧縮処理を施し、テレビ局から伝送されるMPEGトランスポートストリームと同様のビットストリームに変換して記録する方法が考えられる。その場合、ビットストリームを生成するエンコーダにおけるエンコードレートを任意に設定すると、パケット間隔を一定とできない場合が発生する。
【0004】
例えば基準クロック周波数が27MHz、1パケットが1504ビット(188バイト×8ビット)である場合において、ビットレートを1,505,504bps(ビット/秒)に設定すると、毎秒のパケット数は、1001パケットとなるが、パケット間隔をクロック数で、26974クロックとすると、ビットレートは1,505,504bpsより小さくなってしまい、26973クロックとすると、1,505,504bpsより大きくなってしまう場合が発生する。したがって、ビットレートを常に一定の1,505,504bpsとするためには、1001パケットうちの27パケットの間隔を26974クロックとし、974パケットの間隔を26973クロックとしなければならず、パケット間隔を一定とすることができない。
【0005】
またエンコーダにおけるエンコード時のパケット間隔は、予め定めた一定の間隔TPCとするが、エンコーダから記録装置としてのVTRへ転送する際には、パケット間隔を短くして転送する方が転送効率が高くなるので、パケット間隔を短縮して転送し、VTR側で元の間隔TPCに戻して記録を行うことが有利である。ところが、エンコード時のパケット間隔が一定でない場合には、VTR側でパケット間隔を元に戻す処理が複雑化するという問題が発生する。
【0006】
本発明はこの点に着目してなされたものであり、MPEGトランスポートストリームのようなパケット化されたビットストリームを生成するエンコーダと、そのビットストリームを記録媒体に記録する記録部とを備え、エンコーダにおけるエンコードレートを必要に応じて変更可能であって、しかも記録部のパケット間隔再現処理を簡略化できるディジタル信号記録装置を提供すること目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、1または2以上の入力信号に対して所定の情報圧縮処理を施し、時分割多重化することによりパケット化されたビットストリームを生成する機能を有し、エンコードレートを変更可能なエンコーダと、該エンコーダの出力信号に対して所定の処理を施して記録媒体に記録するビットストリーム記録部とを備え、前記エンコーダは、所定のパケット間隔でエンコードを行うが、そのパケット間隔を保持せずに前記ビットストリーム記録部に転送し、前記ビットストリーム記録部は、転送されたビットストリームのパケット間隔を、前記所定のパケット間隔に戻して記録を行うように構成されており、前記エンコードレートをビットレートで設定する場合には、前記所定のパケット間隔を基準クロック周期のk倍(kは正の整数)の期間とし、kは(1秒間の基準クロック数fCLK×1パケットのビット数nBP)の約数の中から選択して設定することを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のディジタル信号記録装置において、前記所定のパケット間隔に対応する整数kは、1秒間の基準クロック数fCLK/10以下に設定することを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、1または2以上の入力信号に対して所定の情報圧縮処理を施し、時分割多重化することによりパケット化されたビットストリームを生成する機能を有し、エンコードレートを変更可能なエンコーダと、該エンコーダの出力信号に対して所定の処理を施して記録媒体に記録するビットストリーム記録部とを備え、前記エンコーダは、所定のパケット間隔でエンコードを行うが、そのパケット間隔を保持せずに前記ビットストリーム記録部に転送し、前記ビットストリーム記録部は、転送されたビットストリームのパケット間隔を、前記所定のパケット間隔に戻して記録を行うように構成されており、前記エンコードレートを基準クロック周期のm倍(mは正の整数)に等しい所定期間当たりのパケット数nPFLDで設定する場合には、該パケット数nPFLDを前記整数mの約数の中から選択して設定することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかるディジタル信号記録装置の構成を示すブロック図であり、この装置は、画像及び音声信号からなる3系統の入力信号SIN1,SIN2,SIN3に対して、MPEG2規格に準拠した情報圧縮符号化処理及び時分割多重化処理を施すことにより、MPEGトランスポートストリームを生成し、パケット間隔を変更した転送パケットストリームSTRを出力するMPEG−TSエンコーダ1と、転送パケットストリームSTRを元のMPEGトランスポートストリームの戻し、所定の処理を施して記録媒体に記録するビットストリーム記録部2と、エンコーダ1及びビットストリーム記録部2において使用する27MHzの基準クロック信号SCLKを生成するクロック生成部3とを備えている。
【0011】
エンコーダ1は、エンコードレート(単位時間当たりにエンコードされるデータ量)ERを外部からの制御信号に応じて変更可能に構成されている。エンコーダ1は、エンコードレートERが指定されると、そのレートに対応した一定のパケット間隔TPCでパケットを生成してメモリに格納し、元のパケット間隔TPCを短縮した転送パケットストリームSTRを生成して、ビットストリーム記録部2に転送する。
【0012】
ビットストリーム記録部2は、図2に示すように、転送パケットストリームSTRを元のパケット間隔TPCのMPEGトランスポートストリームSTSに復元するパケット間隔復元回路11と、MPEGトランスポートストリームSTSに対してD−VHS規格に準拠した記録信号処理を施すDVHSフォーマット信号処理回路12と、DVHSフォーマット信号処理回路12の出力信号を増幅する記録アンプ13と、記録アンプ13の出力信号を磁気テープ50に記録する磁気ヘッド14とを備えている。エンコーダ1から転送される転送パケットストリームSTRのパケット間隔が、パケット間隔復元回路11により元のパケット間隔TPCに戻され、D−VHS規格の記録信号処理が施されて記録媒体としての磁気テープ50に記録される。
【0013】
パケット間隔復元回路11は、図3に示すように転送パケットストリームSTRを一時的に格納するメモり21、及びこのメモリ21の読み出し制御を行う読み出し制御部22によって構成される。読み出し制御部22は、パケット間隔が元のパケット間隔TPCとなるように,エンコードレートERに応じて設定される一定基準クロック数毎に1つのパケットを読み出すように制御を行う。
【0014】
次に本実施形態において、エンコーダ1のエンコードレートERを制御する場合に、エンコードレートERをビットレートBRで設定するときには、(1秒間の基準クロック数fCLK=27,000,000)×1504ビットの約数の中からパケット間隔TPCCLKを設定し、そのパケット間隔TPCCLKに対応したビットレートBRとする。ここでパケット間隔TPCCLKは、パケット間隔TPC(sec)の期間に発生する基準クロック数、すなわち基準クロック数で示したパケット間隔(請求項1に記載した整数kに相当する)であり、基準クロック周期をTCLK(=1/fCLK)とすると、以下のように定義される。
TPCCLK=TPC/TCLK=TPC×fCLK
また1504ビットは、MPEG2トランスポートストリームを構成する1パケットのビット数(188バイト×8ビット)である。
【0015】
上記パケット間隔TPCCLKの設定条件は、以下のようにして導出される。1パケットのビット数1504ビットをnBPとし、1秒間のパケット数をnPSECとすると、ビットレートBRは、
BR=nBP×nPSEC (1)
であり、また1秒間のパケット数nPSECは、1秒間の基準クロック数fCLKと、1パケット間隔TPCCLK(クロック)とを用いて下記式(2)のように表すことができる。
nPSEC=fCLK/TPCCLK (2)
【0016】
したがって式(2)を式(1)に適用すると、下記式(3)が得られる。
BR=nPB×fCLK/TPCCLK (3)
式(3)よりパケット間隔TPCCLKをfCLK×nPB(=27,000,000×1504)の約数に設定することにより、ビットレートBRを整数とすることできることが示される。
【0017】
上記条件を満たすようにパケット間隔TPCCLKを設定すると、ビットレートBRを整数とすることができ、常に一定のビットレートBRと、一定のパケット間隔TPCCLKとを実現することができる。その結果、パケット間隔復元回路11では、一定の基準クロック数毎に1パケットずつ読み出す処理を行えばよいので、簡単な回路でパケット間隔の復元が可能となる。また、エンコードレートERを変更したときは、メモリ21からの読み出し周期を変更するだけでよく、この点でも有利である。
【0018】
具体例として、パケット間隔TPCCLKを(27,000,000×1504)の約数である1,350,000とすると、毎秒のパケット数nPSECは、27,000,000/1,350,000=20となり、ビットレートBR=nPSEC×1504=30,080(bps)で一定となる。
【0019】
一方例えば、パケット間隔を(27,000,000×1504)の約数でない値とすると、ビットレートBRは、1秒間のサンプリング期間の取り方によって異なる値となってしまう。図4は、この点を説明するためのタイムチャートであり、同図のt0,t1,t2,〜ti,ti+1,ti+2は、1秒間隔の時刻を示している。同図(a)はパケット間隔TPCCLK=1,350,000とした場合を示し、毎秒20パケット,ビットレートBR=30080で一定である、これに対し、パケット間隔TPCCLKを1,350,000より僅かに短くすると、毎秒のパケット数nPCは、20個より僅かに増加し(20.x個となり)、時刻t0〜ti+1までのビットレートBR1と、時刻ti+1以後のビットレートBR2とが異なるものとなってしまい(図示例ではBR1>BR2)、ビットレートが常に一定(1秒間のサンプリング期間をどのように設定しても一定)という条件が満たされない。
【0020】
なおMPEG規格では、有効なPCR(Program Clock Reference:プログラム基準時刻参照値)は、0.1秒以下の間隔で伝送すべきことが規定されているので、毎秒のパケット数nPSECは、10以上とする、換言すれば、パケット間隔TPCCLK≦fCLK/10とする必要がある。
【0021】
また本実施形態において、エンコーダ1のエンコードレートERを制御する場合に、エンコードレートERを画像信号の1フィールド当たりのパケット数nPCFLDで設定するときには、1フィールド期間TFLDに対応する基準クロック数の約数の中から選択して設定する。
【0022】
1フィールド期間TFLDは、基準クロック周期TCLK(=1/27,000,000)の450,000倍または450,450倍であるので、450,000または450,450(=基準クロック数で示した1フィールド期間TFLDCLK)の約数の中からパケット数nPFLDを選択することにより、TFLDCLK/nPFLD(=TPCCLK)が整数となり、常に一定のパケット間隔で、1フィールド期間内のパケット数nPFLDを一定とすることができる。TFLDCLKが、請求項3に記載した整数mに相当する。
【0023】
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、MPEGトランスポートストリームを生成して、パケット間隔を変更して出力するエンコーダを示したが、情報圧縮処理及び時分割多重化処理を行ってMPEGトランスポートストリームと同様のパケット化されたビットストリームを生成するものであれば、本発明を適用することがかのうである。
【0024】
また本発明は、1フィールド期間TFLDが基準クロック周期TCLKの450000倍または450450倍の場合だけでなく、エンコードレートを定義するための所定期間が基準クロック周期TCLKの整数倍である場合に適用可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上詳述したように請求項1に記載した発明によれば、1または2以上の入力信号に対して所定の情報圧縮処理を施し、時分割多重化することによりパケット化されたビットストリームを生成する機能を有し、エンコードレートを変更可能なエンコーダと、該エンコーダの出力信号に対して所定の処理を施して記録媒体に記録するビットストリーム記録部とを備え、前記エンコーダは、所定のパケット間隔でエンコードを行うが、そのパケット間隔を保持せずに前記ビットストリーム記録部に転送し、前記ビットストリーム記録部は、転送されたビットストリームのパケット間隔を、前記所定のパケット間隔に戻して記録を行うように構成されたディジタル信号記録装置において、前記エンコードレートをビットレートで設定する場合には、前記所定のパケット間隔を基準クロック周期のk倍(kは正の整数)の期間としたとき、kは(1秒間の基準クロック数fCLK×1パケットのビット数nPKT)の約数の中から選択して設定するようにしたので、パケット間隔を常に一定として、ビットレートを一定の整数値とすることができ、ビットストリーム記録部のパケット間隔再現処理を簡略化することができる。
【0026】
また請求項3に記載の発明によれば、前記エンコードレートを基準クロック周期のm倍(mは正の整数)に等しい所定期間当たりのパケット数で設定する場合には、前記整数mの約数の中から選択して設定されるので、パケット間隔を一定とし、かつ所定期間内のパケット数を常に一定とすることができ、ビットストリーム記録部のパケット間隔再現処理を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるディジタル信号記録装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のビットストリーム記録部の構成を示すブロック図である。
【図3】パケット間隔復元回路の構成を示すブロック図である。
【図4】パケット間隔の設定が不適切である場合のビットレートの変動を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 MPEG−TSエンコーダ
2 ビットストリーム記録部
3 基準クロック生成部
11 パケット間隔復元回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a digital signal recording apparatus that generates a bit stream such as an MPEG (Motion Picture Expert Group) transport stream and records the bit stream on a recording medium.
[0002]
[Prior art]
A D-VHS (registered trademark) video tape recorder (VTR) is known as a device for recording digitized image signals and audio signals. This type of VTR has a function of storing an MPEG transport stream transmitted from a television station in a predetermined sync block and recording and reproducing it as it is.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
When recording an analog image signal and an audio signal on a VTR having such a function, the analog image signal and the audio signal are digitized and subjected to information compression processing conforming to the MPEG standard, and transmitted from a television station. A method of recording by converting into a bit stream similar to the transport stream is conceivable. In that case, if the encoding rate in the encoder that generates the bitstream is arbitrarily set, the packet interval may not be constant.
[0004]
For example, when the reference clock frequency is 27 MHz and one packet is 1504 bits (188 bytes × 8 bits) and the bit rate is set to 1,505,504 bps (bits / second), the number of packets per second is 1001 packets. However, if the packet interval is 26974 clocks, the bit rate will be less than 1,505,504 bps, and if it is 26973 clocks, it may be greater than 1,505,504 bps. Therefore, in order to make the bit rate always constant 1,505,504 bps, the interval of 27 packets out of 1001 packets must be 26974 clocks, the interval of 974 packets must be 26973 clocks, and the packet interval is constant. Can not do it.
[0005]
The packet interval at the time of encoding in the encoder is a predetermined constant interval TPC, but when transferring from the encoder to the VTR as the recording device, the transfer efficiency is higher when the packet interval is shortened. Therefore, it is advantageous to perform recording by shortening the packet interval and transferring it to the original interval TPC on the VTR side. However, when the packet interval at the time of encoding is not constant, there arises a problem that the process of returning the packet interval on the VTR side becomes complicated.
[0006]
The present invention has been made paying attention to this point, and includes an encoder that generates a packetized bit stream such as an MPEG transport stream, and a recording unit that records the bit stream on a recording medium. It is an object of the present invention to provide a digital signal recording apparatus that can change the encoding rate of the recording unit as required, and can simplify the packet interval reproduction processing of the recording unit.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention described in
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in the digital signal recording apparatus according to the first aspect, the integer k corresponding to the predetermined packet interval is set to a reference clock number fCLK / 10 or less per second. To do.
[0009]
The invention according to claim 3 has a function of generating a packetized bit stream by performing predetermined information compression processing on one or more input signals and time-division multiplexing the encoding signal. And a bit stream recording unit that performs a predetermined process on the output signal of the encoder and records it on a recording medium, and the encoder performs encoding at a predetermined packet interval. The bit stream recording unit is configured to perform recording by returning the packet interval of the transferred bit stream to the predetermined packet interval without holding the interval. The encoding rate is the number of packets nPFLD per predetermined period equal to m times the reference clock period (m is a positive integer). When the constant is characterized by selecting and setting the number of packets nPFLD from the divisor of the integers m.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of a digital signal recording apparatus according to an embodiment of the present invention. This apparatus is based on the MPEG2 standard for three systems of input signals SIN1, SIN2, and SIN3 consisting of image and audio signals. MPEG-
[0011]
The
[0012]
As shown in FIG. 2, the bit
[0013]
As shown in FIG. 3, the packet
[0014]
Next, in the present embodiment, when the encoding rate ER of the
TPCCLK = TPC / TCLK = TPC × fCLK
1504 bits are the number of bits of one packet (188 bytes × 8 bits) constituting the MPEG2 transport stream.
[0015]
The setting condition of the packet interval TPCCLK is derived as follows. Assuming that the number of bits per packet is 1504 bits and nBP and the number of packets per second is nPSEC, the bit rate BR is
BR = nBP × nPSEC (1)
Further, the number of packets nPSEC per second can be expressed by the following equation (2) using a reference clock number fCLK per second and a one-packet interval TPCCLK (clock).
nPSEC = fCLK / TPCCLK (2)
[0016]
Therefore, when the formula (2) is applied to the formula (1), the following formula (3) is obtained.
BR = nPB × fCLK / TPCCLK (3)
Equation (3) shows that the bit rate BR can be made an integer by setting the packet interval TPCCLK to a divisor of fCLK × nPB (= 27,000,000 × 1504).
[0017]
If the packet interval TPCCLK is set so as to satisfy the above condition, the bit rate BR can be set to an integer, and a constant bit rate BR and a constant packet interval TPCCLK can always be realized. As a result, the packet
[0018]
As a specific example, when the packet interval TPCCLK is 1,350,000 which is a divisor of (27,000,000 × 1504), the number of packets per second nPSEC is 27,000,000 / 13,000,000 = 20. Thus, the bit rate BR becomes constant at nPSEC × 1504 = 30,080 (bps).
[0019]
On the other hand, for example, if the packet interval is a value that is not a divisor of (27,000,000 × 1504), the bit rate BR varies depending on how to take a sampling period of 1 second. FIG. 4 is a time chart for explaining this point. In FIG. 4, t0, t1, t2, .about.ti, ti + 1, ti + 2 indicate times at intervals of one second. FIG. 5A shows the case where the packet interval TPCCLK = 1,350,000, which is constant at 20 packets per second and the bit rate BR = 30080, whereas the packet interval TPCCLK is slightly less than 1,350,000. The number of packets nPC per second is slightly increased from 20 (20.x), and the bit rate BR1 from time t0 to ti + 1 and the bit rate BR2 after time ti + 1 are It becomes different (BR1> BR2 in the illustrated example), and the condition that the bit rate is always constant (however the sampling period of 1 second is set) is not satisfied.
[0020]
The MPEG standard stipulates that an effective PCR (Program Clock Reference) should be transmitted at intervals of 0.1 seconds or less, so the number of packets per second nPSEC is 10 or more. In other words, it is necessary to set the packet interval TPCCLK ≦ fCLK / 10.
[0021]
In this embodiment, when the encoding rate ER of the
[0022]
Since one field period TFLD is 450,000 times or 450,450 times the reference clock period TCLK (= 1 / 277,000,000), 450,000 or 450,450 (= 1 indicated by the number of reference clocks). By selecting the number of packets nPFLD from a divisor of the field period TFLDCLK), TFLDCLK / nPFLD (= TPCCLK) becomes an integer, and the number of packets nPFLD in one field period is always constant at a constant packet interval. Can do. TFLDCLK corresponds to the integer m described in claim 3.
[0023]
The present invention is not limited to the embodiment described above, and various modifications can be made. For example, in the above-described embodiment, an encoder that generates an MPEG transport stream and outputs it after changing the packet interval has been described. However, the information compression process and the time-division multiplexing process are performed to perform the same as the MPEG transport stream. If the packetized bit stream is generated, the present invention can be applied.
[0024]
The present invention is applicable not only when the one-field period TFLD is 450,000 times or 450450 times the reference clock period TCLK but also when the predetermined period for defining the encoding rate is an integral multiple of the reference clock period TCLK. is there.
[0025]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the first aspect of the present invention, predetermined information compression processing is performed on one or more input signals, and a packetized bit stream is generated by time division multiplexing. And an encoder capable of changing the encoding rate, and a bit stream recording unit that performs a predetermined process on the output signal of the encoder and records it on a recording medium, wherein the encoder has a predetermined packet interval The bit stream recording unit transfers the packet interval of the transferred bit stream back to the predetermined packet interval for recording without holding the packet interval. In the digital signal recording apparatus configured to perform, when the encoding rate is set as a bit rate, When the predetermined packet interval is a period of k times the reference clock period (k is a positive integer), k is selected from a divisor of (the number of reference clocks fCLK × the number of bits of one packet nPKT per second). Thus, the packet interval is always constant, the bit rate can be a constant integer value, and the packet interval reproduction process of the bit stream recording unit can be simplified.
[0026]
According to a third aspect of the present invention, when the encoding rate is set by the number of packets per predetermined period equal to m times a reference clock period (m is a positive integer), a divisor of the integer m Therefore, the packet interval can be made constant and the number of packets within a predetermined period can be made constant, and the packet interval reproduction process of the bit stream recording unit can be simplified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a digital signal recording apparatus according to an embodiment of the present invention.
2 is a block diagram showing a configuration of a bit stream recording unit in FIG. 1; FIG.
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of a packet interval restoration circuit.
FIG. 4 is a time chart for explaining a change in bit rate when the setting of a packet interval is inappropriate.
[Explanation of symbols]
1 MPEG-
Claims (3)
該エンコーダの出力信号に対して所定の処理を施して記録媒体に記録するビットストリーム記録部とを備え、
前記エンコーダは、所定のパケット間隔でエンコードを行うが、そのパケット間隔を保持せずに前記ビットストリーム記録部に転送し、前記ビットストリーム記録部は、転送されたビットストリームのパケット間隔を、前記所定のパケット間隔に戻して記録を行うように構成されており、
前記エンコードレートをビットレートで設定する場合には、前記所定のパケット間隔を基準クロック周期のk倍(kは正の整数)の期間とし、kは(1秒間の基準クロック数fCLK×1パケットのビット数nBP)の約数の中から選択して設定することを特徴とするディジタル信号記録装置。An encoder capable of performing a predetermined information compression process on one or more input signals and generating a packetized bitstream by time-division multiplexing, and capable of changing an encoding rate;
A bitstream recording unit that performs a predetermined process on the output signal of the encoder and records it on a recording medium;
The encoder performs encoding at a predetermined packet interval, but transfers the packet interval of the transferred bit stream to the bit stream recording unit without holding the packet interval. Is configured to record back to the packet interval of
When the encoding rate is set as a bit rate, the predetermined packet interval is set to a period of k times the reference clock period (k is a positive integer), and k is (the number of reference clocks fCLK × 1 packet per second). A digital signal recording apparatus characterized in that it is selected and set from divisors of bit number nBP).
該エンコーダの出力信号に対して所定の処理を施して記録媒体に記録するビットストリーム記録部とを備え、
前記エンコーダは、所定のパケット間隔でエンコードを行うが、そのパケット間隔を保持せずに前記ビットストリーム記録部に転送し、前記ビットストリーム記録部は、転送されたビットストリームのパケット間隔を、前記所定のパケット間隔に戻して記録を行うように構成されており、
前記エンコードレートを基準クロック周期のm倍(mは正の整数)に等しい所定期間当たりのパケット数nPFLDで設定する場合には、該パケット数nPFLDを前記整数mの約数の中から選択して設定することを特徴とするディジタル信号記録装置。An encoder capable of performing a predetermined information compression process on one or more input signals and generating a packetized bitstream by time-division multiplexing, and capable of changing an encoding rate;
A bitstream recording unit that performs a predetermined process on the output signal of the encoder and records it on a recording medium;
The encoder performs encoding at a predetermined packet interval, but transfers the packet interval of the transferred bit stream to the bit stream recording unit without holding the packet interval. Is configured to record back to the packet interval of
When the encoding rate is set by the number of packets nPFLD per predetermined period equal to m times the reference clock period (m is a positive integer), the number of packets nPFLD is selected from the divisors of the integer m. A digital signal recording apparatus characterized by setting.
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