JP4295345B1 - Ozone generator and method of installing the same in an internal combustion engine - Google Patents
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Abstract
【課題】使用寿命を長く延ばすことができ、放電量が多くなり、さらに基板のコストを安くできて、製作コストの低廉化を図ることができるオゾン発生板を備えたオゾン発生装置を提供する。
【解決手段】誘電体としての金属板6の一面に第1基板としての雲母板7を貼着し、この雲母板7に第1電極としての金属製の網8を貼着すると共に、金属板6の他面に第2基板としての雲母板9を貼着し、この雲母板9に第2電極としての金属製の網10を貼着してなるオゾン発生板1を備えたオゾン発生装置A。
【選択図】図2An ozone generator including an ozone generator plate that can extend the service life, increase the amount of discharge, further reduce the cost of a substrate, and reduce the manufacturing cost.
A mica plate 7 as a first substrate is attached to one surface of a metal plate 6 as a dielectric, and a metal net 8 as a first electrode is attached to the mica plate 7. An ozone generator A having an ozone generator plate 1 formed by attaching a mica plate 9 as a second substrate to the other surface 6 and attaching a metal net 10 as a second electrode to the mica plate 9. .
[Selection] Figure 2
Description
本発明は、沿面コロナ放電を利用するオゾン発生装置及びこのオゾン発生装置を内燃機関に設置する方法に関するものである。 The present invention relates to an ozone generator using creeping corona discharge and a method of installing the ozone generator in an internal combustion engine .
従来のオゾン発生装置として、厚さが例えば0.1mmの銅板を誘電体として使用し、この銅板の片面に、例えば厚さ50〜100μmのガラエポ樹脂(ガラスエポキシ樹脂)製の基板を貼着し、このガラエポ樹脂製基板の上に、放電電極としての金属網を貼着することによってオゾン発生板を構成し、しかして電極である金属網と誘電体である銅板との間に高電圧を印加することによって沿面コロナ放電を発生させるようにしたものがある。また、従来のオゾン発生装置として下記の特許文献1に記載されたものがある。これは、セラミック板の一面に0.1μm〜2mmのニッケル系金属線で形成された網を貼着すると共に、セラミック板の他面にニッケル系金属又は網を貼着してオゾン発生板を形成したものである。
上記従来技術のうち前者のオゾン発生板は、コロナ放電による高温によってガラエポ樹脂製の基板に孔が明き易く、使用寿命が短かくなる、という問題の他に、このオゾン発生板にあっては、誘電体としての銅板の片面側でしか沿面コロナ放電が生じないため、放電量を増加するには、オゾン発生板の大きさを拡大するか、使用の際にオゾン発生板の個数を増やすようにするしかなかった。 Among the above prior arts, the former ozone generator plate has a problem that it is easy to make a hole in the glass epoxy resin substrate due to high temperature due to corona discharge, and the service life is shortened. Since creeping corona discharge occurs only on one side of the copper plate as a dielectric, to increase the amount of discharge, increase the size of the ozone generating plate or increase the number of ozone generating plates in use I had to do it.
そして、後者の特許文献1に記載のオゾン発生板にあっては、セラミック板が基板で、このセラミック板の一面に貼着されたニッケル系金属線の網が電極を形成し、他面に貼着されたニッケル系金属又は網が誘電体を形成するから、上記前者のオゾン発生板と同じく、誘電体の片面でしか沿面コロナ放電が発生じない。また、このオゾン発生板では、基板としてセラミック板を使用しているが、このセラミック板材は、裁断が困難で、一般に、所定のサイズごとに製造されるようになっているため、大きさが変われば別のセラミック板材を使用する必要があり、したがってコストが非常に高くつくという問題がある。
In the latter ozone generating plate described in
本発明は、上記のような事情に鑑み、基板に孔が明くようなことがなく、使用寿命を長く延ばすことができると共に、放電量が多く、基板のコストを安くできて、製作コストの低廉化を図ることができるオゾン発生板を備えたオゾン発生装置を提供することを目的とする。本発明の他の目的は、このオゾン発生装置を内燃機関に設置する設置方法を提供することである。 In view of the circumstances as described above, the present invention does not have a hole in the substrate, can extend the service life, and can increase the amount of discharge, reduce the cost of the substrate, and reduce the production cost. An object of the present invention is to provide an ozone generating device including an ozone generating plate that can be made inexpensive. Another object of the present invention is to provide an installation method for installing the ozone generator in an internal combustion engine.
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明のオゾン発生装置は、高圧電極としての金属板6の一面に第1基板としての雲母板7を貼着し、この雲母板7に第1低圧電極としての金属製の網8を貼着すると共に、前記金属板6の他面に第2基板としての雲母板9を貼着し、この雲母板9に第2低圧電極としての金属製の網10を貼着してなるオゾン発生板1を備え、該オゾン発生板1は平面視長方形の薄板状に形成され、この長方形薄板状オゾン発生板1の両側縁及び一端縁にわたって前記第1低圧電極及び前記第2低圧電極としての金属性の網8,10との間に所定の隙間Sを形成するように縁カバー11が取り付けられ、前記オゾン発生板1の他端縁に導線接続用端子12が取り付けられ、この端子12を覆う端子カバー13が設けられてなることを特徴とする。
Means for solving the above problems will be described with reference numerals in the embodiments described later. The ozone generator of the invention according to
請求項2は、請求項1に記載のオゾン発生装置において、前記オゾン発生板1と、インバーター2と、これらと電源とをつなぐ導線4,5とからなり、前記インバーター2は、直流電圧を交流電圧に変換し、更に該交流電圧を高電圧に変換するようになっていることを特徴とする。
請求項3に係る発明のオゾン発生装置の内燃機関への設置方法は、請求項1又は2に記載のオゾン発生装置Aのオゾン発生板1を、内燃機関内にエアークリーナー15を介して空気を取り入れるエアー吸入口17に挿入配置することを特徴とする。
According to a third aspect of the present invention, there is provided a method for installing the ozone generator in an internal combustion engine, wherein the
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、基板として、耐熱性に優れた雲母板7,9を使用しているから、コロナ放電による高温によって基板に孔が明くようなことがない上に、雲母板7,9は弾力性があるためセラミック製基板のように使用時に折損したり破損するようなことがなく、したがってオゾン発生板1の使用寿命を延ばすことができる。
The effect of the invention by the above solution will be described with reference numerals of embodiments described later. According to the invention according to
また、高圧電極である金属板6の一面に第1基板としての雲母板7を貼着し、この雲母板7に第1低圧電極としての金属製の網8を貼着し、前記金属板6の他面に第2基板としての雲母板9を貼着し、この雲母板9に第2低圧電極としての金属製の網10を貼着することによりオゾン発生板1を構成したもので、金属板6がプラスの電荷を帯び、第1及び第2低圧電極の金属製網8,10が夫々マイナスの電荷を帯びるように接続配線することによって、オゾン発生板1の両面側で沿面コロナ放電が生じてプラズマが発生し、オゾン発生板の片面側のみで沿面コロナ放電を生ずるものに比べ、放電量が倍増し、オゾンの発生効率が向上することになる。
A
また、オゾン発生板1の金属板6側がプラスの電荷を帯び、第1及び第2低圧電極の金属製網8,10側が夫々マイナスの電荷を帯びるため、人が過ってオゾン発生板1に触れたり、オゾン発生板1に水がかかったりしても、ショートすることがなく、きわめて安全である。
Further, the
また、オゾン発生板1の基板として使用している雲母板7,9は、セラミック板と違って、切断(カット)が容易であるため、所定厚みのものであれば、幅広、長尺の雲母板材から任意の寸法に切断することにより、必要サイズの基板を得ることができ、したがって基板のコストを安くできて、製作コストの低廉化を図ることができる。
Further, unlike the ceramic plate, the
また、オゾン発生板1を平面視長方形の薄板状に形成し、この長方形薄板状オゾン発生板1の両側縁及び一端縁にわたって縁カバー11を取り付け、前記オゾン発生板1の他端縁に導線接続用端子12を取り付け、この端子12を覆う端子カバー13を設けているから、使い勝手が良く、手で触っても網10,11の周縁で手を傷つけるようなことがなく安全に使用できると共に、外観上の体裁も良好となる。
さらに、前記第1低圧電極及び前記第2低圧電極としての金属性の網8,10との間に所定の隙間Sを形成するように縁カバー11が取り付けられているから、各金属製網8,10の周縁部も有効に使用して沿面コロナ放電を起こさせることができる。 Further, the
Furthermore, since the
請求項2に記載のように、オゾン発生装置Aは、オゾン発生板1と、インバーター2と、これらと電源とをつなぐ導線4,5とからなるもので、インバーター2は、直流電圧を交流電圧に変換し、更に該交流電圧を高電圧に変換するようになっているから、オゾン発生に必要な高電圧をインバーター2のみで作りだすことができるため、上記のような電圧変換の処理ができるインバーター2を製造しさえすれば、インバーター2に直流電圧を流すだけでオゾン発生に必要な高電圧を生成することができるため、オゾン発生装置を簡単容易に使用することができる。
As described in
請求項3に記載の発明によれば、オゾン発生装置Aのオゾン発生板1を、内燃機関内にエアークリーナー15を介して空気を取り入れるエアー吸入口17に挿入配置することにより、オゾン発生板1の両面側で沿面コロナ放電によるプラズマが発生し、エアー吸入口17に吸入される空気中の有害物質を酸化・分解するから、燃費の向上を図ることができると共に、内燃機関のトルクを高めることができる。また、オゾン発生板1をエアー吸入口17に挿入するだけでよく、特定の箇所に固定する必要がないから、使い勝手が良く、手軽に使用できる。
According to the third aspect of the present invention, the
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明に係るオゾン発生装置Aを示す説明図、図2は図1のZ−Z線拡大断面図であり、図3はオゾン発生装置Aにおけるオゾン発生板1を示す斜視図であり、図4の(a) は図3のX−X線拡大断面図、(b) は図3のY−Y線拡大断面図である。オゾン発生装置Aは、図1に示すように、オゾン発生板1と、インバーター2と、これらとバッテリー(電源)とをつなぐ導線4,5とからなる。
A preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is an explanatory view showing an ozone generator A according to the present invention, and FIG. 2 is an enlarged sectional view taken along the line ZZ in FIG. 3 is a perspective view showing the
オゾン発生板1は、図4の(a) ,(b) から分かるように、高圧電極としての銅板6の一面に、第1基板としての雲母板7を貼着し、この雲母板7に第1低圧電極としての金属製の網8を貼着すると共に、前記高圧電極としての銅板6の他面には第2基板としての雲母板9を貼着し、この雲母板9に第2低圧電極としての金属製の網10を貼着することによって、図3に示すように平面視が長方形の薄板状オゾン発生板に形成されたもので、この長方形薄板状オゾン発生板1の両側縁及び一端縁にわたり合成樹脂製の縁カバー11が取り付けられ、長方形薄板状オゾン発生板1の他端縁には導線接続用端子12が取り付けられると共に、この端子12を覆うような合成樹脂等からなる端子カバー13が設けられている。
As can be seen from FIGS. 4A and 4B, the
第1及び第2低圧電極としての金属線の網8,10は夫々銅線からなるもので、各網8,10には金メッキ加工が施されている。
The
上記オゾン発生板1を構成する銅板6、第1、第2基板としての雲母板7,9、及び第1、第2低圧電極としての金属製網8,10の夫々の厚さを参考までに例示すれば、銅板6は0.1〜0.5mm、各雲母板7,9は0.1〜0.3mm、各網8,10は0.1〜1mmである。また、オゾン発生板1の寸法を参考までに例示すれば、長手方向約10cm、幅方向約3cmからなるものである。
For reference, the thicknesses of the
インバーター2は、底面が直径約4.5cm、高さが約8cmの円筒状からなるものである。そして、インバーター2は、例えばバッテリーの12V又は24Vの直流電圧を100Vの交流電圧に変換し、更にこの100Vを1000V〜5000Vの高電圧に変換することができるようになっている。なお、インバータ−2は、上記一例として示した電圧変換値に限定されることはなく、他の電圧にも変換が可能である。
The
縁カバー11は、ABS樹脂等の合成樹脂によって、図4の(a) ,(b) に示すようにウエブ11aと上下フランジ部11b,11bとで断面コ字状に一体形成されると共に、全体としては図3に示すように平面視がコ字状に一体形成されている。この端子カバー13の取付けにあたっては、銅板6と雲母板7,9と金属製網8,10との組合体の両側縁部及び一端縁を覆うように嵌合されると共に、上下各フランジ部11bの内側面と金属製網8,10との間に適当な隙間S(例えば0.5mm程度)を形成するように嵌合される。この際、隙間Sを一定に保つためにフランジ部11bの内側面と金属製網8,10との間には、図4の(a) ,(b) に示すように、例えばコーキング材からなる小塊状のスペーサー14が所要間隔おきに介在される。このように縁カバー11の上下各フランジ部11b内側面と金属製網8,10との間に適当な隙間Sを形成することにより、各金属製網8,10の周縁部も有効に使用して沿面コロナ放電を起こさせることができる。なお、縁カバー11の材料としては、ABS樹脂等の合成樹脂以外に、天然ゴム、合成ゴム、金属アルミニウム等を使用することができる。
The
オゾン発生板1の導線接続用端子12の接続配線については詳細な図示を省略するが、図2を参照すると、導線4のホット側を高圧電極としての銅板6に接続し、グラウンド側を第1低圧電極としての金属製網8と第2低圧電極としての金属製網10とに接続すればよい。このように接続することによって、銅板6がプラスの電荷を帯び、第1及び第2低圧電極の金属製網8,9が夫々マイナスの電荷を帯びることになり、そのためオゾン発生板1の両面側で沿面コロナ放電が生じるようになっている。
Although detailed illustration is omitted about the connection wiring of the lead
上記のように構成されるオゾン発生装置Aにおいて、オゾン発生板1に例えば1000〜5000ボルト、10〜20キロヘルツの電流を流すことによって、第1低圧電極である金属製網8の表面側、及び第2低圧電極である金属製網10の夫々表面側において夫々沿面コロナ放電によるプラズマが発生し、その周囲のO2 分子がオゾンO3 に変化する。
In the ozone generator A configured as described above, by passing a current of, for example, 1000 to 5000 volts and 10 to 20 kilohertz through the
このオゾン発生装置Aによれば、基板として、耐熱性に優れた雲母板7,9を使用しているから、コロナ放電による高温によって基板に孔が明くようなことがない上に、雲母板7,9は弾力性があるため、セラミック製基板のように使用時に折損したり破損するようなことがなく、したがって、オゾン発生板1の使用寿命を延ばすことができる。
According to this ozone generator A, since the
また、このオゾン発生装置Aは、高圧電極としての銅板6の一面に第1基板としての雲母板7を貼着し、この雲母板7に第1低圧電極としての金属製の網8を貼着すると共に、銅板6の他面に第2基板としての雲母板9を貼着し、この雲母板9に第2低圧電極としての金属製の網10を貼着することによってオゾン発生板1を構成したものである。その構成のうち、基板として雲母板7,9を採用しているから、従来のガラエポ樹脂製基板のようにコロナ放電時に基板に穴が明くようなことがなく、オゾン発生板1の使用寿命を延ばすことができる。そして、オゾン発生板1の両面側で沿面コロナ放電によるプラズマが発生するため、オゾン発生板の片面側のみで沿面コロナ放電を生ずるものに比べ、放電量が倍増し、オゾンの発生効率が向上する。
The ozone generator A has a
また、このオゾン発生装置Aでは、上記のようにオゾン発生板1の銅板6がプラスの電荷を帯び、第1及び第2低圧電極の金属製網8,9が夫々マイナスの電荷を帯びるため、人が過ってオゾン発生板1に触れたり、オゾン発生板1に水がかかったりしても、ショートすることがなく、きわめて安全である。
In the ozone generator A, the
また、オゾン発生板1の基板として使用している雲母板7,9は、セラミック板と違って、切断(カット)が容易であるため、所定厚みのものであれば、幅広、長尺の雲母板材から任意の寸法に切断することにより、必要サイズの基板を得ることができる。したがって基板のコストを安くできて、製作コストの低廉化を図ることができる。
Further, unlike the ceramic plate, the
また、このオゾン発生装置Aでは、オゾン発生板1を平面視長方形の薄板状に形成し、この長方形薄板状オゾン発生板1の両側縁及び一端縁にわたって合成樹脂等からなる縁カバー11を取り付け、前記オゾン発生板1の他端縁に導線接続用端子12を取り付け、この端子12を覆う合成樹脂等からなる端子カバー13を設けているから、使い勝手が良く、手で触っても網10,11の周縁で手を傷つけるようなことがなく安全に使用できると共に、外観上の体裁も良好となる。
Further, in this ozone generator A, the
また、このオゾン発生装置Aは、オゾン発生板1と、インバーター2と、これらと電源とをつなぐ導線4,5とからなるもので、インバーター2は、バッテリーの直流電圧を100Vの交流電圧に変換し、更にこの100Vを1000V〜5000Vの高電圧に変換するようになっているから、オゾン発生に必要な高電圧をインバーター2のみで作りだすことができるため、上記のような電圧変換の処理ができるインバーター2を製造しさえすれば、インバーター2に直流電圧を流すだけでオゾン発生に必要な高電圧を生成することができるため、オゾン発生装置を簡単容易に使用することができる。また、オゾン発生板1、インバーター2ともに小型であるため携帯に便利で、何処ででも簡単容易に使用できる。
The ozone generator A is composed of an
次に、図5を用いて、本発明のオゾン発生装置Aの一使用例を示すと、図5は自動車のボンネットを開けて、オゾン発生装置Aを設置した状態を示す斜視図である。この図において、符号15はエアークリーナー、符号16はエアークリーナー15のエア−吸入ダクト、符号17はエア−吸入ダクト16の吸引口、符号18はバッテリー(図示せず)に接続されたヒューズボックス、符号19は冷却水タンク、符号20はフェンダーの内周側フレームを示す。オゾン発生装置Aを設置するには、インバーター2を例えばエアークリーナー15と冷却水タンク19との間の空間部分に配置しておき、導線5の先端部5aを、バッテリー側例えばヒューズボックス18の接続端子(図示せず)に接続し、オゾン発生板1を図示のようにエア−吸入ダクト16の吸引口17に差し込むだけでよい。
Next, referring to FIG. 5, an example of use of the ozone generator A of the present invention will be described. FIG. 5 is a perspective view showing a state in which the ozone generator A is installed by opening the hood of an automobile. In this figure,
尚、ここでは、導線5の先端部5aをヒューズボックス18の接続端子に接続しているが、この導線5の先端部5aに接続端子を取り付けて、これを、車内に設けてあるシガレットライター差込用ソケットに差し込んでもよい。
Here, the
上記のようにしてオゾン発生装置Aのオゾン発生板1を、エアークリーナー15のエア−吸入ダクト16の吸引口17に挿入配置しておくことにより、第1低圧電極である金属製網8の表面側及び第2低圧電極である金属製網10の夫々表面側において夫々沿面コロナ放電によるプラズマが発生して、その周囲のO2 分子がオゾンO3 に変化し、それによりエアー吸入口17に吸入される空気中の有害物質が酸化・分解され、その結果としてガソリンの燃費の向上を図ることができると共に、エンジンのトルクを高めることができる。
By inserting the
因みに、このオゾン発生装置Aを、エアークリーナー15の下流側、つまりエアークリーナー15で浄化した空気をキャブレータに送る浄化空気送給管内に取り付けた場合は、コロナ放電によってプラズマが発生した時に煤(カーボン)が出るため、その煤がキャブレータに詰まるおそれがある。したがって、このオゾン発生装置Aは、エアークリーナー15の手前側であるエア−吸入ダクト16の吸引口17に配置することが好ましい。
Incidentally, if this ozone generator A is installed downstream of the
このオゾン発生装置Aは、設置するのに、オゾン発生板1を所定位置に固定する必要がなく、上記のようにオゾン発生板1を吸引口17に差し込むだけでよいから、設置に手間がかからず、取り出しも簡単容易である。尚、このオゾン発生装置Aは、ガソリンエンジンに限らず、ディーゼルエンジンにも使用できるものである。
The ozone generator A does not need to be fixed at a predetermined position for installation, and it is only necessary to insert the
なお、上記使用例では、自動車にオゾン発生装置Aを使用した例を示したが、内燃機関を備えた例えば船舶、航空、自家発電設備等でも使用が可能である。使用例としては、自動車にオゾン発生装置Aを使用した場合と同様に、オゾン発生装置Aのオゾン発生板1を、内燃機関内にエアークリーナー15を介して空気を取り入れるエアー吸入口17に挿入配置すればよい。そのように配置することで、オゾン発生板1の両面側で沿面コロナ放電によるプラズマが発生し、エアー吸入口17に吸入される空気中の有害物質を酸化・分解するから、燃費の向上を図ることができると共に、内燃機関のトルクを高めることができる。また、オゾン発生板1をエアー吸入口17に挿入するだけでよく、特定の箇所に固定する必要がないから、使い勝手が良く、手軽に使用できる。
In addition, although the example which used the ozone generator A for the motor vehicle was shown in the said usage example, it can be used also in the ship provided with the internal combustion engine, an aviation, private power generation equipment etc., for example. As an example of use, the
A オゾン発生装置
1 オゾン発生板
2 インバーター
4,5 導線
6 高圧電極としての銅板(金属板)
7 第1基板としての雲母板
8 第1低圧電極としての金属製の網
9 第2基板としての雲母板
10 第2低圧電極としての金属製の網
15 エアークリーナー
17 エアー吸入口
A
7
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