JP4293585B2 - 徐放性製剤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は血清アルブミンを利用した徐放性製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
血清アルブミンを医薬用担体として用いることについては各種の総説が出されている。例えば、「医薬品の開発」(広川書店)、「血液免疫腫瘍」6巻1号(2001年)、「人工血液」9巻4号(2001年)、特開2001−131200、同2001−151800など。
【0003】
血清アルブミン(特にヒト血清アルブミン、以下HSA)はそのままでも医薬用担体として用いることができる(特許2654445)。また、架橋血清アルブミンを医薬用担体として用いることも知られている。例えば、特公平1−33445(HSA小球)は熱処理またはアルデヒド処理で架橋したHSAを、特表平9−505059(徐放性製剤)は架橋HSA/デキストラン硫酸マトリックスを、特開平6−306095(架橋化蛋白質)は架橋アルブミンを、特許2960098(クロルヘキシジン徐放性製剤)はアルデヒド類で架橋したHSAを、各々開示している。
【0004】
特開2002−501563は医薬用担体(ハイドロゲル複合体)を調製するため、材料(マテリアル)としてビニル基で変性された血清アルブミンおよびアクリルアミドを例示している。しかしながら、両者を組合せた態様についての具体的な開示はない。
【0005】
ケミカル・アブストラクト128巻16号190110、同128巻8号97108、同123巻25号334293、同119巻19号198999にはウシ血清アルブミン(BSA)とN−サクシニミジル・アクリレートの複合体(コンジュゲート)を調製することを開示している。このものは固定化担体に結合させて生理活性高分子体の吸着分離のために利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、血清アルブミンにより架橋されたエチレン系ポリマーよりなるハイドロゲルを利用した新規な徐放性製剤用担体、および当該担体を含有する徐放性製剤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は上記の事情を考慮してさらに研究を行った結果、ビニル基を導入した血清アルブミンとエチレン系不飽和単量体を共重合して得られた組成物がハイドロゲルとなることを利用し、これを担体とすることにより、血清アルブミンに対して吸着性または親和性を有する薬物に対して優れた徐放性効果を有することを見出して、本発明を完成した。すなわち、本発明は、1)ビニル基を導入した血清アルブミンとエチレン系不飽和単量体を共重合して得られた、血清アルブミンを架橋分子とするハイドロゲル状徐放性製剤用担体、および、2)血清アルブミンに対して吸着性または親和性を有する薬物、および、前記担体を含有してなる徐放性製剤、に関する。以下に詳細を説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】
徐放性製剤用担体
血清アルブミンは医薬品として通常利用可能なものであれば、特に限定されるものではないが、一般的にはヒト由来、ウシ由来のものなどが利用される。抗原性の問題からヒト由来のものを用いることが好ましい。また、これらは血液、血漿などから調製されるが、医薬品として利用可能な程度に精製されておればよい。また、遺伝子組換え由来品を用いることもできる。
【0009】
血清アルブミンへのビニル基の導入にはN−サクシニミジル・アクリレート等の試薬を用いる。血清アルブミン分子中のリジンやヒスチジン残基側鎖のアミノ基にN−サクシニミジル・アクリレートを結合させてビニル基を導入するものである。血清アルブミンと当該試薬の反応条件としては、反応比として血清アルブミン5gに対して当該試薬0.1〜1g(モル比で1:10〜1:100)程度が例示される。これにより血清アルブミン1分子に対して約3〜5個のビニル基が導入される。また、溶媒として水性溶媒(例えば蒸留水)など、反応条件としてpH6〜8、10〜25℃、30分〜5時間程度が例示される。
【0010】
上記のビニル基を導入した血清アルブミン分子とエチレン系不飽和単量体とを共重合させ、血清アルブミンを架橋分子とする三次元マトリックス(ゲル構造)を調製する。エチレン系不飽和単量体としては、アクリル酸;アクリルアミド類、例えば、アクリルアミド、N−アルキルアクリルアミド(例えば、N−イソプロピルアクリルアミド)など;アクリレート類;メタアクリル酸;メタアクリルアミド類、例えば、メタアクリルアミドなど;メタアクリレート類、例えば、2−ヒドロキシアルキルメタアクリレート(例えば、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート)など;N−ビニルピロリジノン、等が例示される。共重合に際しては、重合開始剤として過硫酸アンモン(APS)など、重合促進剤としてN,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン(TEMED)などを用いる。
【0011】
共重合(当該担体の調製)の反応条件としては、混合比(反応比)としてビニル基を導入した血清アルブミン17mg に対してエチレン系不飽和単量体(例えば、アクリルアミド)100〜1000mg程度が例示される。モル比では1:100〜1:10000、好ましくは1:500〜1:2000程度である。また、溶媒として水性溶媒(蒸留水など)、反応条件としてpH6〜8、20〜25℃、1〜5時間程度が例示される。
【0012】
当該担体の性状は以下のとおりである。血清アルブミン1分子当たり、ビニル基が3〜5個程度結合している。また、ハイドロゲル(ヒドロゲル、水を媒質としたゲル)としての性質を有する。(ゲルの)膨潤度としては5〜50、好ましくは10〜20程度が例示される。
【0013】
徐放性製剤
本発明の薬物としては、血清アルブミンに対して吸着性あるいは親和性を有するものであれば特に限定されるものではない。例えば、サリチル酸、ワルファリン、ジクマロール、フェニルブタゾン、クロフィブラート、インドメタシン、イオパネート、スルファフェナゾール、スルファエチゾール、ジアゼパム、イブプロフェン、キナクリンなどが例示される。
【0014】
当該製剤の調製は、例えば、前記担体を乾燥させ、薬物含有水溶液中にて膨潤させた後、再度乾燥させることにより行うことができる。当該溶液中の薬物濃度としては1〜100mM程度が例示される。当該担体への薬物の担持に際しては、担体100mgに対して100〜500mL程度の当該溶液と接触処理する。担持条件としてpH6〜8、2〜30℃、1〜10日間程度が例示される。具体的には、pH7の条件下、4℃で3日間次いで25℃で3日間などの条件が挙げられる。
【0015】
当該製剤の性状としては、担体100mg当たり、薬物1〜100mg程度から構成される。また、本発明の製剤中において、薬物と前記担体は共有結合しておらず、遊離もしくは可逆的な結合をした状態で存在している。本発明の製剤は優れた徐放性効果を有するものであり、例えば、薬物としてサリチル酸を用いた場合には、本製剤100mgをpH7.0、25℃、蒸留水50mLに浸漬して、試験開始後4時間で溶出率30%、8時間で同50%、42時間で同90%程度の溶出挙動を示すものである。
【0016】
本発明の製剤は上記の特徴を活かして、経皮吸収、皮下投与、局所投与などの態様で使用することができる。
【0017】
【実施例】
本発明をより詳細に説明するために実施例および実験例を挙げるが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。
【0018】
実施例1(担体の調製)
BSA(ウシ血清アルブミン、シグマ社)5gとN−サクシニミジル・アクリレート0.4g(モル比で1:30)を蒸留水中において、室温(25℃)、pH7の条件下で反応させてBSAにビニル基を導入した。その導入比を反応副生成物であるN−ヒドロキシスクシンイミド量の測定と等電点電気泳動より概算した結果、BSA1分子当たり3〜4個のビニル基が導入されていた。ビニル基を導入したBSA 650mgとアクリルアミド350mgを9.5mLの蒸留水中で混合し脱気後、APS 3.65mg、TEMED 15.4mgを加えて窒素雰囲気下、室温で3時間反応させ、ハイドロゲルを得た。ハイドロゲルは蒸留水中、4℃で2日間洗浄後、室温にて乾燥した。
【0019】
実施例2(徐放性製剤の調製)
サリチル酸0.21gを溶媒150mLに溶解した溶液(サリチル酸濃度10mM)中に、実施例1で得られた乾燥ゲル担体100mgを浸漬して、4℃で3日間および25℃で3日間静置して膨潤させた後に、室温で乾燥して徐放性製剤を得た。当該製剤を4℃で保存した。
【0020】
実験例1(徐放性)
本発明製剤の徐放性効果を確認した。薬物としてサリチル酸を用いた。本発明の徐放性製剤は実施例に準じて調製した。ビニル基を導入したBSAとアクリルアミドの反応比(モル比)は1:500とし、得られた製剤の膨潤度は17.08であった。一方、血清アルブミンを含まないビスアクリルアミド(以下、Bis)にて架橋されたアクリルアミドゲルに、同様な方法でサリチル酸を担持させたものを対照製剤とした。Bisとアクリルアミドの反応比は1:200とし、得られた製剤の膨潤度は16.59であった。各製剤をpH7.0、25℃、蒸留水50mLに浸漬して約100時間にわたり溶出挙動を測定した。サリチル酸の溶出量は296nmにおける紫外吸収により測定した。結果を図1に示す。
【0021】
両製剤は同程度の膨潤度であるにもかかわらず、Bisを架橋分子とする引例製剤(図1中の−○−)では薬物は速やかに(約10時間で)溶出してしまうのに対して、BSAを架橋分子とする本発明製剤(図1中の−●−)では薬物は約100時間にわたり緩やかに溶出することが判明した。
【0022】
実験例2(薬物の種類と徐放性の関係)
薬物の種類と本製剤の徐放性の関係を確認した。薬物として、サリチル酸(血清アルブミンに親和性を有する)と安息香酸ナトリウム(血清アルブミンに親和性を有しない)を用いた。実施例に準じて各製剤を調製した後に、実験例1に準じて各製剤の溶出挙動を試験した。安息香酸ナトリウムの溶出量は224nmにおける紫外吸収により測定した。結果を図2に示す。
【0023】
安息香酸ナトリウム含有製剤(図2中の−○−)では薬物は速やかに(約10時間で)溶出してしまうのに対して、サリチル酸含有製剤(図2中の−●−)では薬物は約100時間にわたり緩やかに溶出することが判明した。
【0024】
実験例3(反応比・膨潤度と徐放性の関係)
ビニル基を導入したBSAとアクリルアミドの反応比または得られた製剤の膨潤度と徐放性の関係を確認した。薬物としてサリチル酸を用いた。実施例に準じて各製剤を調製した後に、実験例1に準じて各製剤の溶出挙動を試験した。担体として、ビニル基を導入したBSAとアクリルアミドの反応比(モル比)は1:500、1:2000、1:10000とし、得られた製剤の膨潤度は各々、17.08、19.65、28.43であった。結果を図3に示す。
【0025】
反応比1:10000の製剤(図3中の−■−)、同1:2000の製剤(図3中の−▲−)、同1:500の製剤(図3中の−●−)の順に薬物の溶出が緩やかであった。BSA含量が高くアクリルアミド含量が低い(すなわち膨潤度が低い)ほど、薬物の溶出は緩やかになり、徐放性効果が優れていることが判明した。
【0026】
また、該反応比と薬物の総放出量の関係を表1に示す。
【0027】
【表1】
Figure 0004293585
【0028】
BSA含量が高い(すなわち膨潤度が低い)ほど薬物の総含量(総放出量)も増加した。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、血清アルブミンを用いて優れた徐放性効果を有する医薬製剤用担体を臨床の場に供給することができる。また、本発明の担体は血清アルブミンを用いているために生分解性を有しており、生体内に残留しにくいという効果も期待できる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の徐放性製剤、対照製剤(HSAを含まないBis架橋ゲル)における薬物の溶出挙動を示したものである。−○−は対照製剤を、−●−は本発明の製剤を、各々示す。
【図2】 薬物としてサリチル酸または安息香酸ナトリウムを用いた場合の各製剤における薬物の溶出挙動を示したものである。−○−は安息香酸ナトリウム含有製剤を、−●−はサリチル酸含有製剤を、各々示す。
【図3】 ビニル基を導入したBSAとアクリルアミドの反応比(モル比)または得られた製剤の膨潤度、を変動した場合の各製剤における薬物の溶出挙動を示したものである。−●−は当該比1:500(膨潤度17.08)の製剤を、−▲−は当該比1:2000(膨潤度19.65)の製剤を、−■−は当該比1:10000(膨潤度28.43)の製剤を、各々示す。

Claims (2)

  1. ビニル基を導入した血清アルブミンとエチレン系不飽和単量体を共重合して得られた、血清アルブミンを架橋分子とするハイドロゲル状徐放性製剤用担体。
  2. サリチル酸、ワルファリン、ジクマロール、フェニルブタゾン、クロフィブラート、インドメタシン、イオパネート、スルファフェナゾール、スルファエチゾール、ジアゼパム、イブプロフェンまたはキナクリンから選ばれる少なくとも1つ以上の薬剤および、請求項1記載の担体を含有してなる徐放性製剤。
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