JP4292275B2 - 逆流防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧力差の関係が逆転して流体の逆流が発生する虞のある箇所に設置して流体の逆流を防止する装置並びにこれを利用したガス切断機及びガス管用カップリング装置に関する。更に詳述すると、本発明は、流体の逆流を防ぐ必要のある装置や配管など、特にガス切断機や、ガスボンベ、ガスレンジ等の各種ガス器具並びにこれら各種ガス器具に可燃性ガスを供給するガス供給管のカプラー(Coupler)などにおいて可燃性のガスの逆流を防ぐ必要のある箇所、即ち逆火防止が必要なあらゆる所に適用ないし装着して使用可能な逆流防止装置並びにこれを利用したガス切断機及びガス管用カップリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なガス機器の逆火防止装置は、本体外周に多数のガス送気孔が貫通されているフィルタ形状のバルブ作動管をガスの圧力により、ガス供給管内部のバルブ収容室の前後に移動させ、ガス供給時には、供給圧によりバルブ作動管が前方へ移動し、ガス供給路を開放させ、ガスがバルブ作動管のガス送気孔を通して供給可能になる。逆流時には、バルブ作動管が後方へ移動し、ガス供給路を遮断させて火種が低圧のガス供給管の内部に流入する逆火現象を防ぐ構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来の逆火防止装置は、ガスの異常圧力により、後方へ移動されるバルブ作動管の瞬間速度が相対的に大きくて遮断時の衝突の反発カにより跳ね返えることから、ガス供給孔を完全に遮断させられない現象が発生する問題がある。
【0004】
したがって、瞬間的な遮断で完全に消火できなかった火種がガス供給路を通して流入して逆火が発生し、人命被害や機器破損を起こす問題点があった。
【0005】
本発明は、発生する逆火現象を最大限に防げるようにした逆火防止装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明にかかる逆流防止装置は、バルブ収容室と該室に供給ガスを導入するガス導入孔並びに弁座を備えるガス注入部材と、ガス注入部材のガス出口に嵌合されてバルブ収容室に収容される両端開口のバルブ誘導部材と、バルブ誘導部材に摺動可能に外挿されてバルブ誘導部材のバルブ収容室に開通する開口を閉塞すると共に弁座を塞ぐ弁子を備えてガス導入孔内とバルブ誘導部材内との圧力差によって摺動するバルブ作動部材とを有し、かつバルブ誘導部材とバルブ作動部材の周壁にはそれぞれ少なくとも1つずつのガス孔を、バルブ作動部材がストローク前端まで移動したときに互いにガス孔が合致してバルブ収容室とバルブ誘導部材内とを連通させると共にバルブ作動部材がストローク後端へ向けて移動するときには弁座を弁子で塞ぐよりも前に互いにガス孔がずれて相手側のガス孔を互いの周面で塞いでバルブ収容室とバルブ誘導部材内との連通を閉ざす位置に備えるようにしている。
【0007】
したがって、正常にガスが供給されている時には、ガス供給圧によりバルブ作動部材をバルブ誘導部材に沿ってストローク前端まで移動させてバルブ作動部材とバルブ誘導部材とのガス孔を一致させて供給ガスをバルブ誘導部材内を通過させて供給することができる。一方、圧力差の関係が逆転するガス逆流時には、圧力差を受けてバルブ作動部材がバルブ誘導部材に沿って弁座側へ移動させられる間に、ガス孔の位置ずれにより一次的にガスの逆流を遮断させた後、更にバルブ作動部材の先端の弁子でガス注入部材の弁座を封鎖して逆流が二次的に遮断される。即ち、ガス逆流時には、バルブ誘導部材に沿ってバルブ作動部材が後方へ移動しながら、バルブ誘導部材とバルブ作動部材のそれぞれのガス孔をずれさせる。そして、先ず、ガス孔を塞ぐことでガスの逆流を一次的に遮断させた後、バルブ作動部材の移動によってバルブ作動部材の先端の弁子がガス注入部材の弁座を塞ぐことによってガス導入孔へのガスの逆流を二次的に遮断させる仕組みで、逆流するガスの圧力で押されるバルブ作動部材がガス流入部材の弁座に衝突したときの反発力によりバルブ作動部材が弁座面から跳ね返っても、バルブ誘導部材そのものの出口がバルブ作動部材で蓋をされ、かつガス孔もバルブ作動部材の周面で塞がれているので、逆流ガスがガス注入部材内へ漏れ出ることはない。また、逆流ガスの圧力を受けて跳ね返ったバルブ作動部材が衝突時にガス注入部材の弁座側へ押しつけられて先端の弁子で弁座を塞ぐ。これにより、バルブ作動部材とガス注入部材との衝突による逆流ガスの漏れが完全に遮断される。
【0008】
ここで、逆火防止装置のガス注入部材はバルブ収容室とこれよりも小径でバルブ収容室との境界部分で弁座を構成するガス導入孔とを設けた管から成り、バルブ誘導部材はバルブ収容室内に収容されると共に外側の端部がバルブ収容室の開口部と嵌合してガス注入部材に固定される管から成り、更にバルブ作動部材はバルブ誘導部材に摺動自在に外挿され、かつバルブ誘導部材のバルブ収容室内側の開口を塞ぐ蓋状弁子とガス注入部材のガス導入孔を塞ぐ弁子とを備える管から構成することが好ましい。
【0009】
また、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の逆流防止装置において、バルブ作動部材はガス孔よりも外側寄りにガス注入部材との間に隙間なく嵌合する環状のガイド部が設けられるようにしている。この場合には、ガイド部でバルブ作動部材とガス注入部材との間並びにバルブ作動部材とバルブ誘導部材との間をそれぞれシールしながらバルブ作動部材をがたつきなく摺動させ得る。
【0010】
また、請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の逆流防止装置において、バルブ誘導部材とバルブ作動部材とをステンレススティールで構成し、ガス注入部材を黄銅で構成するようにしている。この場合には、短時間に連続的に遮断が起きたとしても、逆火発生側のステンレススティール製のバルブ誘導部材とバルブ作動部材とは、黄銅に比べて熱に強く強度も高いので、溶損することも損傷することも少ない。しかも、ガス注入部材は黄銅で構成されているので、一般に黄銅で形成されるガス供給管との接合に溶接を用いることができるので、接合不良を起こすことが少なくかつ強固となる。ガス注入部材にステンレススティールを用いる場合には、一般に黄銅で形成されるガス供給管との接合には、銀ろうによるろう付けを用いなければならないので、逆火によって生じる熱がガス注入部材とガス供給源側のガス供給管とを接合するろう・銀ろうを溶かして接合不良を引き起こす虞がある。
【0011】
更に、請求項5記載の発明にかかるガス切断機は、請求項1から4のいずれかに記載の逆流防止装置をトーチヘッドの直近のガス流路の上流側に内蔵するようにしている。この場合には、流体の逆流即ち逆火をトーチヘッド内に止め、ガス切断機のガスパイプ内で逆火が起こるのを防ぐことができ、ガス供給管などでの爆発等の虞がない。したがって、ガス管に強度を必要としなくなるので、これらに軽くて安価な材料(一般にはこのような材質は剛性が低い)を用いることができ、切断トーチの軽量化が可能となる。
【0012】
更に、本発明の逆流防止装置は、ガス切断機そのものに組み込むようにしても良いが、場合によってはガス管同士を接続する独立したカプラーの中に組み込んだり、あるいはガス注入部材の両端に接続用のねじや接続手段を備えてそれそのものをカップリングとして使用することも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図1に本発明にかかる逆流防止装置を逆火防止装置とした一実施形態を分解斜視図で示す。この逆火防止装置27は、バルブ収容室2を備えるガス注入部材4とこのガス注入部材4のバルブ収容室2に嵌め込まれてガス注入部材4の出口を構成するバルブ誘導部材8とこれらの間に収納されて当該装置の入り口側と出口側との間に生じる圧力差により移動して流路の遮断・開通を行うバルブ作動部材12との3つの部品によって構成されている。ここで、バルブ誘導部材8とその外側に摺動可能に嵌め込まれているバルブ作動部材12とによって弁体1が構成されている。そして、バルブ作動部材12はバルブ誘導部材8に嵌め込まれた状態でガス注入部材のバルブ収容室2の中に収容され、バルブ誘導部材8の端部をガス注入部材4の開口部21に固定することによってガス注入部材4の中にバルブ誘導部材8に沿って摺動可能に組み込まれている。
【0015】
ガス注入部材4は、バルブ収容室2とこのバルブ収容室2に供給ガスを導入するガス導入孔3並びに弁座17を備える。例えば、ガス注入部材4は、片側に弁体1を収容する円形のバルブ収容室2を形成すると共に、反対側にバルブ収容室2よりも小径でバルブ収容室2との境界部分で弁座17を形成するガス導入孔3を設けた円管によって構成されている。ガス導入孔3は、バルブ収容室2とガス注入部材4の外部とを連通させ、バルブ収容室2の内部にガスを注入可能としている。尚、ガス導入孔3が設けられている端部25は、バルブ収容室2が形成されている部分よりも小径とされ、ガス注入部材4を取り付ける相手部材例えばガス供給管13との間の接合を容易にするように配慮されている。小径の端部25の存在により生じる段部によって接合相手との位置決めなどを図っている。
【0016】
バルブ誘導部材8は、両端開口の円筒から成り、ガス注入部材4のバルブ収容室2に収容された状態で端部が開口部21に嵌合され、逆火防止装置としての出口を構成する。即ち、バルブ誘導部材8はガス注入部材4のバルブ収容室2の開口部21に固定されることによってバルブ収容室2を部分的に二重筒として、バルブ収容室2の奥側に開口20を設けると共にスプールとして機能し、バルブ作動部材12との間でスプール弁を構成するように設けられている。例えば、バルブ誘導部材8は、片側にバルブ収容室2の内周面並びに開口部21の凹部26と嵌合して当該バルブ誘導管8とガス注入部材4とを継ぎ合せる継合段5と支え段6が形成され、バルブ収容室2内に挿入されたときに継合段5と支え段6部分のみで当該バルブ誘導部材8がガス注入部材4に片持ち支持されることによって、ガス注入部材4の内壁面との間にバルブ作動部材12が摺動可能に収容されかつガスが流れる流路24を形成する。
【0017】
バルブ作動部材12は、バルブ誘導部材8に摺動可能に外挿されてバルブ誘導部材8の内部流路22の奥側の開口20を閉塞すると共に弁座17を塞ぐ弁子11を備えてガス導入孔3内とバルブ誘導部材8内との圧力差によって摺動するものである。このバルブ作動部材12は、バルブ収容室2の奥側であるガス導入孔3側の端にバルブ誘導部材8の開口20を塞ぐ蓋状の弁子19とガス導入孔3(弁座17)を塞ぐ弁子11とを備える共に、周壁部のガス孔10よりも外側寄りの部位、好ましくはバルブ収容室2の開口部21側の端部に環状のガイド部9が備えている。このバルブ作動部材12は好ましくは底付きの円管で構成されている。即ち、図2に示すように、底付き円筒の底の部分で蓋状弁子19を構成し、その反対側の面の凹部18にボールを圧入することによって球面の弁子11が構成されている。また、環状のガイド部9は、バルブ作動部材12の端部をその他の部分よりも直径を大きくかつ厚肉とすることにより形成されている。即ち、バルブ作動部材12はガイド部9を除く領域でガス注入部材4との間に流体が流れる隙間・流路24を形成するように設けられている。尚、バルブ作動部材12の弁子11を構成するボールは、特に材質などで限定されることはないが、本実施形態の場合にはステンレススティール製ボールを用いている。そして、このステンレススティール製ボールを凹部18に圧入することによって、あるいは銀ろう付けなどで一体化されている。勿論、弁子11はダイキャスト成形や削り出し加工などによってバルブ作動部材12と同じ材質即ちステンレススティールで一体成形されても良いし、場合によっては球面形状ではなく、弁座17の中に一部入り込む円錐形状やガス導入孔3の開口部の縁の弁座17を覆う平面形状であっても良い。
【0018】
バルブ誘導部材8とバルブ作動部材12の周壁にはそれぞれ少なくとも1つずつのガス孔7,10が設けられ、スプール弁を構成している。この一組のガス孔7,10は、バルブ作動部材12がストローク前端まで移動したときに合致してバルブ収容室2とバルブ誘導部材8内とを連通させると共にバルブ作動部材12がストローク後端へ向けて移動するときには弁座17を弁子11で塞ぐよりも前に互いにガス孔7,10がずれて相手側のガス孔7あるいは10を互いの周面で塞いでバルブ収容室2とバルブ誘導部材8内との連通を閉ざす位置関係を成すように設けらている。ここで、ガス孔7,10はバルブ誘導部材8とバルブ作動部材12のそれぞれに少なくとも1つずつ設けられていれば良いが、周方向に複数個配置することが好ましい。例えば、図1には、4個ずつのガス孔7,10を円周方向に90度おきに配置する場合が示されているが、これに特に限定されるものではなく、1つずつのガス孔7,10の開口面積を小さくして数を増やすことも好ましい。例えば図示していないが、加工しやすい対称な配置となる8個の孔としても良い。これらの場合には、バルブ誘導部材とバルブ作動部材とが周方向にずれて組み込まれても、少なくとも部分的にはガス孔7,10が重なり、あるいはいずれかのガス孔7,10が重なり、バルブ誘導部材8の内部流路22とバルブ収容室2の流路24とを確実に連通させて、ガス導入孔3から流路24に導入されたガスを内部流路22を通過させて出口23から吐出できる。勿論、ガス孔7,10の数を増やさずとも、バルブ作動部材12がバルブ誘導部材8に対して摺動可能ではあっても回転不能であるような関係に設ければ、例えば摺動方向に延びる凹凸の組み合わせや溝と突起の組み合わせなどを両者の間に施せば、ガス孔7,10の位置ずれを問題にすることはなくなる。
【0019】
尚、本実施形態では、ガス注入部材4とバルブ誘導部材8及びバルブ作動部材12は、共に円管から構成するようにしている。この場合には、ガス注入部材4とバルブ誘導部材8及びバルブ作動部材12を切削加工や中ぐり加工だけで容易に製作できる上に、これらを同心状に組み込むだけで簡単に組み立てることができる。勿論、ガス注入部材4とバルブ誘導部材8及びバルブ作動部材12の断面形状は上述の円管状であることに限定されるものではなく、場合によっては矩形状ないしは三角形や五角形以上の多角形に形成されても良い。この場合には、バルブ誘導部材8とバルブ作動部材12とが組み込み後に周方向にずれることがないことから、1つのガス孔7,10であっても確実に重なり合い、ガスの流通の遮断・開通を実施し得る。また、場合によっては、ガス注入部材4のみを円形断面の管とし、バルブ誘導部材8並びにバルブ作動部材12を矩形状ないしは三角形や五角形以上の多角形に形成してこれらの間での回転の発生を阻止してガス孔のずれを防止するようにしても良い。
【0020】
また、バルブ誘導部材8とバルブ作動部材12及びガス注入部材4の各材質は特定のものに限定されるものではなく、必要に応じて適宜材質を選択することができる。例えば、全ての構成部品を黄銅製とすれば、加工が容易となり、コスト低減を可能とする。しかし、短時間に連続的に逆火による遮断が起こる可能性が想定される場合には、バルブ誘導部材8とバルブ作動部材12とをステンレススティールで構成すると共にガス注入管4を黄銅で構成することが好ましい。この場合には、逆火発生側のステンレススティール製のバルブ誘導部材8とバルブ作動部材12とは、黄銅に比べて熱に強く強度も高いので、溶損することも損傷することも少ないし、ガス注入部材4は黄銅で構成されているので、一般に黄銅で作られるガス供給管13と溶接により接合でき、ガス注入部材4とガス供給管13との間の接合不良を防ぐことができる。
【0021】
以上のように構成された逆火防止装置27によると、ガス供給時には、ガス導入孔3から流入するガスの供給圧により、バルブ作動部材12が押されてバルブ誘導部材8に沿って支え段6に当接するまで前方へ移動する。バルブ作動部材12は、弁子11部分にガスの供給圧が常時かかっているので、支え段6に押しつけられた状態で安定保持される。そして、合致するガス孔7、10を通してガスが誘導管8の内部流路22に流入して出口23から吐出される(図2参照)。
【0022】
一方、ガス供給先での何らかの原因例えば火口16の詰り等によってガス逆流が起きたときには、逆流するガスの圧力をバルブ作動部材12の蓋状弁子19が受けてバルブ作動部材12をバルブ誘導部材8上を滑らせて後方(ガス導入孔3)へ向けて移動させる(図3参照)。このとき、スプール弁を構成するバルブ誘導部材8とバルブ作動部材12のガス孔7、10がずれるので、先ず、ガス孔7,10がそれぞれ相手側部材の周壁面で閉ざされて一次的にガスの逆流を遮断し、次いでガス導入孔3の縁の弁座17をバルブ作動部材12の先端の球面弁子11で塞いでガスの逆流を二次的に遮断する。これにより、遮断時の衝突反発力によってバルブ作動部材12が跳ね返えることでガス導入孔3の遮断が完全でなくとも、一次遮断によるガスの逆流は阻止されているので、逆火現象を最大限に防止できる。
【0023】
以上のように構成された本発明の逆火防止装置は、ガス切断機は勿論のこと、ガス筒やガスレンジ等の各種ガス燃焼機器並びに各種ガス燃焼機器のカプラー等の逆火防止が必要なあらゆる所に適用ないし組み込みあるいは独立した部品として構成して各種ガス燃焼機器に装着して使用可能である。また、本装置は、場合によっては、ガス注入管4の両端に接続用のねじや接続手段を備え、ガス管同士を接続する独立したカプラーとして構成することも可能である。あるいは、接続機能を有するケーシングに収容してカップリングとして使用することも可能である。
【実施例】
(実施例1)
図4に本発明の逆火防止装置27を組み込んだガス切断機の一実施例を示す。このガス切断機は、加熱用ガス供給管13の先端のトーチヘッド14の直近に逆火防止装置27が装着されている。逆火防止装置27は、ガス供給管13のトーチヘッド14に接続される端部に凹部28を設けて、該凹部28にガス注入管4のバルブ収容室2を形成する大径部分を嵌め込む。そして、ガス供給管13の端部とガス注入部材4の端部とを揃えて銀ろうにより接合する。そして、ガス供給管13を通して供給される加熱用ガス(通常、アセチレンガスと酸素との予混合ガス)が逆火防止装置27を経てトーチヘッド14の混合室15に供給される。尚、図面中の符号13は、加熱用ガス供給管、14は切断機トーチヘッド、I5は切断機トーチヘッド14の混合室、16は火口、39は酸素供給管である。
【0024】
このガス切断機によると、切断作業を行うために調節バルブ(図示省略)を開けて加熱用ガスをガス供給管13の内部に導入すれば、ガスは、ガス供給管13内を流れてガス供給管13の先端に内装された逆火防止装置27のガス導入孔3から該ガス導入孔3を塞いでいるバルブ作動部材12の弁子11を押し動かしてガス孔7,10を経てバルブ誘導部材8の内部流路22内に流入し、さらにトーチヘッド14の混合室15に円滑に供給される。
【0025】
そして、ガス切断作業中に火口16の詰りが発生して混合室15内の高圧のガスが加熱用ガス供給管13の内部へ逆流する現象が発生すると、高圧のガスがバルブ誘導部材8の内部流路22に逆流し、ガス導入孔3側からかかるガス供給圧に抗してバルブ作動部材12を押し戻し(後退させ)ながら、スプール弁のガス孔7,10のずれによる一次的遮断と、その先端の弁子11で弁座17・ガス流入路3を塞ぐ二次的遮断により、逆流ガスがガス供給管13内へ逆流するのを完全に防ぐ。このとき、バルブ作動部材12が衝突の反発力の為、跳ね返えってガス導入孔3が完全に遮断できなくても、一次的に閉鎖されたガス孔10、7で逆流が遮断になるので逆火を最大限に防止できる。しかも、逆火防止装置を作業者の身体部位から一番離れた所に装着するので作業時、逆火の為、発生する人命災害及び、機器破損を最大限に防ぐことができる。更に、トーチの火口付近でガスを遮断できるので、それよりも上流側において逆火の影響を受けないので、ガス供給管13などに強度の低い材料を使用することができ、トーチ全体を軽量化できる。そのうえ、本発明の逆火防止装置と共に排出装置を兼備えれば逆火発生時に逆火をガス管の外部に排出することができ、逆火防止装置の使用の効率性をより高めることができる。
【0026】
(実施例2)
図5に本発明にかかる逆火防止装置27を組み込んだガス切断機30の他の実施例を示す。このガス切断機30は、切断トーチのトーチヘッド14の直近の加熱用ガス供給管13内に逆火防止装置27を備えると共に更にその僅か上流側に着火用火口31を備えたものである。着火装置は、着火用火炎32を形成する火口31と、該火口31内において火花・放電を起こさせる電極33と、該電極33と火口31との間に十分な電圧を印加する圧電装置34と、トーチヘッド14の火口16を完全に覆う規模の火炎を形成できる量の着火用燃料ガス(予混合ガス)を火口31に供給する配管35並びに電極33と圧電装置34とを電気的に接続する電線36とから成る。着火装置は、例えば圧電素子を利用したものであるがこれに特に限られるものではない。圧電素子34は本実施例の場合には、ガス切断機30のグリップ38部分に内蔵され、着火押し釦37の押し下げにより圧電素子34を打撃して火口31と電極33との間で放電着火させるものである。また、火口31で形成される着火用火炎32は、トーチヘッド14の火口16を完全に覆う規模のものであり、これにより完全な着火が確保される。
【0027】
このガス切断機30によると、ヘッドトーチ14の直近のガス供給管13内に設置される逆火防止装置27によって逆火をヘッドトーチ14内に止めてガス供給官13内での逆火発生を防ぐので、ガス供給管13に必要とされる強度は小さくなる。しかも、ガス供給管13内に着火用燃料ガス(予混合ガス)を供給する配管35並びに放電用電線36を通すことが可能となる。したがって、ガス切断機は、ガス供給管などでの爆発等の虞がないことから軽くて安価な材料(一般にはこのような材質は剛性が低い)を用いることができる上に、酸化剤・酸素供給管27と加熱用ガス供給管13との2本だけの管で構成できることから、全体に軽量化を図ることができる。
【0028】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、本発明の逆火防止装置はガス切断機以外の燃焼装置、例えばガストーチや、ガスレンジあるいは予混合バーナなどに適用することも可能である。この場合、逆火が発生したときに瞬時に燃料供給を遮断できるので、バーナの破損など事故を未然に防ぐことができるし、燃焼速度の速い燃料即ち逆火を起し易い燃料の使用も可能となる。また、ガスボンベとガスレンジ等の各種ガス器具とを接続するガス供給管のカプラー(Coupler)に内蔵して逆火防止装置として適用することも可能である。更に、非可燃性ガスの逆流を防止する場合に適用することも可能であり、この場合には弁子11として金属を用いる必要はなく、例えば合成ゴムなどのエラストマー材から成るボールを用いることが好ましい。この場合には、衝突時の衝撃を緩和して騒音の発生を低減できると共にシール性を高めうる。
【0029】
また、本実施形態では、1つのバルブ誘導部材8とバルブ作動部材12とで1つのスプール弁を構成するようにしているがこれに特に限定されるものでなく、場合によってはバルブ誘導部材8の外のバルブ作動部材12をバルブ誘導部材とする別のバルブ作動部材を更に設け、更にはこのバルブ作動部材をバルブ誘導部材とする更に別のバルブ作動部材を設けて2重、3重に配置することによって2つ以上のスプール弁をバルブ収容室2内に構成するようにしていも良い。この場合には、より高い遮断性が得られる。最も外周側のバルブ作動部材即ち最終段のバルブ作動部材にはそれよりも内側のバルブ作動部材の先端の開口部を完全に塞ぐ蓋状の弁子19が設けられると共にその反対側には球状弁子11が設けられる。そして、最終段のバルブ作動部材の内側のバルブ作動部材には、流体が逆流する時の圧力の一部が最終段のバルブ作動部材の蓋状弁子19に直接作用するように、先端面に部分的な開口部が設けられ、その開口部の面積よりもその周囲の閉ざされた部分の面積の方が大きいかあるいはい小さく若しくはほぼ同じ程度に設けられている。したがって、最も内側のバルブ誘導部材8の内部流路22に逆流圧力がかかったときには、内側のバルブ作動部材12から順にガス注入管4の弁座17へ向けて摺動し、順次各スプール弁を構成するガス孔7,10を互いに塞ぎながら、弁子11で弁座17を塞ぐことができる。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明の逆火防止装置によると、一次的遮断と二次的遮断とにより、バルブ作動部材がガス注入部材に高速で衝突して跳ね返っても、逆流ガスの漏れが完全に遮断される。したがって、ガス導入孔が完全に遮断出来ないために発生する逆火現象を防いで、機器破損等の事故・災害を最大限に防止することができる。
【0031】
また、請求項2記載の発明によると、ガス注入部材とバルブ誘導部材及びバルブ作動部材を切削加工や中ぐり加工だけで容易に製作できる上に、これらを同心状に組み込むだけで簡単に組み立てることができるので、製造コストを廉価にできる。
【0032】
また、請求項3記載の発明によると、ガイド部でバルブ作動部材とガス注入部材との間並びにバルブ作動部材とバルブ誘導部材との間をそれぞれシールしながらバルブ作動部材をがたつきなく摺動させ得るので、作動がスムーズで応答遅れによるガス漏れが少ない。
【0033】
また、請求項4記載の発明によると、短時間に連続的に遮断が起きたとしても、逆火発生側のステンレススティール製のバルブ誘導部材とバルブ作動部材とは、黄銅に比べて熱に強く強度も高いので、溶損することも損傷することも少ない。しかも、ガス注入部材は黄銅で構成されているので、一般に黄銅で形成されるガス供給管との接合に溶接を用いることができ、接合不良を起こすことが少なくかつ強固となる。
【0034】
更に、請求項5記載の発明にかかるガス切断機によると、流体の逆流即ち逆火をトーチヘッド内に止め、ガス切断機のガス供給管内で逆火が起こるのを防ぐので、ガス供給管などでの爆発等の虞がない。したがって、ガス管に強度を必要としなくなるので、これらに軽くて安価な材料(一般にはこのような材質は剛性が低い)を用いることができ、切断トーチの軽量化が可能となる。しかも、逆火防止装置が作業者の身体から一番離れた所に装着されるので、ガス切断作業時に発生する逆火に起因する機器破損などによる事故の影響を作業者が受けるのを最小限に抑えることができる。
【0035】
更に、請求項6記載の発明にかかるガス管用カップリング装置によると、逆火発生時にガスの逆流を瞬時に完全に遮断できるので、安全に対する信頼性が高いものとできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の逆火防止装置の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1の逆火防止装置のガス供給時の状態を示す縦断面図である。
【図3】図1の逆火防止装置のガス逆流時の状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の逆火防止装置をガス切断機の内部に組み込んだ実施の一例を示す図で、切断トーチの近傍のみを示す部分断面図である。
【図5】本発明の逆火防止装置を内部に組み込んだガス切断機の実施の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
2 バルブ収容室
3 ガス導入孔
4 ガス注入管
7,10 ガス孔
8 バルブ誘導部材
9 ガイド部
11 弁子
12 バルブ作動部材
13 加熱用ガス供給管
14 切断機ヘッド
Claims (6)
- バルブ収容室と該室に供給ガスを導入するガス導入孔並びに弁座を備えるガス注入部材と、前記ガス注入部材のガス出口に嵌合されて前記バルブ収容室に収容される両端開口のバルブ誘導部材と、前記バルブ誘導部材に摺動可能に外挿されて前記バルブ誘導部材の前記バルブ収容室に開通する開口を閉塞すると共に前記弁座を塞ぐ弁子を備えて前記ガス導入孔内と前記バルブ誘導部材内との圧力差によって摺動するバルブ作動部材とを有し、かつ前記バルブ誘導部材と前記バルブ作動部材の周壁にはそれぞれ少なくとも1つずつのガス孔を、前記バルブ作動部材がストローク前端まで移動したときに互いに前記ガス孔が合致して前記バルブ収容室と前記バルブ誘導部材内とを連通させると共に前記バルブ作動部材がストローク後端へ向けて移動するときには前記弁座を前記弁子で塞ぐよりも前に互いに前記ガス孔がずれて相手側のガス孔を互いの周面で塞いで前記バルブ収容室と前記バルブ誘導部材内との連通を閉ざす位置に備えることを特徴とする逆流防止装置。
- 前記ガス注入部材はバルブ収容室とこれよりも小径で前記バルブ収容室との境界部分で弁座を構成するガス導入孔とを設けた管から成り、
前記バルブ誘導部材は前記バルブ収容室内に収容されると共に外側の端部が前記バルブ収容室の開口部と嵌合して前記ガス注入部材に固定される管から成り、更に前記バルブ作動部材は前記バルブ誘導部材に摺動自在に外挿され、かつ前記バルブ誘導部材の前記バルブ収容室内側の開口を塞ぐ蓋状弁子と前記ガス注入部材の前記ガス導入孔を塞ぐ弁子とを備える管から成ることを特徴とする請求項1記載の逆流防止装置。 - 前記バルブ作動部材は前記ガス孔よりも外側寄りに前記ガス注入部材との間に隙間なく嵌合する環状のガイド部が設けられたことを特徴とする請求項1または2記載の逆流防止装置。
- 前記バルブ誘導部材と前記バルブ作動部材とをステンレススティールで構成し、前記ガス注入部材を黄銅で構成したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の逆流防止装置。
- 請求項1から4のいずれかに記載の逆流防止装置をトーチの直近のガス供給管の上流側に内蔵していることを特徴とするガス切断機。
- 請求項1から4のいずれかに記載の逆流防止装置を内蔵することを特徴とするガス管用カップリング装置。
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