JP4290395B2 - Grinding water tank device for eyeglass lens processing, eyeglass lens processing device equipped with the same, and processing rod separating device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡レンズの周縁加工に使用される研削液を蓄える循環式の研削水タンク装置、及びこれを備える眼鏡レンズ加工装置、並びに加工粕を研削水と分離する加工粕分離装置に関する。
【0002】
【従来技術】
眼鏡レンズの周縁を加工する装置では、レンズの加工部分を冷却及び加工粕(屑)を取り除くために、研削水を供給しながら加工を行う。研削水の供給方法としては、水道から直接供給する水道直結式と循環式がある。循環式はタンクに貯水した研削水をポンプにより汲み上げて加工装置本体側に供給し、加工に使用した排水を再びタンクに導入することにより、研削水を循環して使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、水道直結式は加工装置からの排水に含まれる加工粕がそのまま下水に流されるという問題がある。循環式においても、プラスチック粕はなかなか沈殿しないため、加工粕を研削水と分離して加工粕のみを取り出すことが難しく、研削水の入れ替え時に加工粕の一部が下水に排水されやすい。
また、循環式のタンクではプラスチックレンズを加工すると泡が発生し、タンク内に泡が溜まるという問題がある。消泡剤を使用しない場合は、少ない枚数のレンズを加工するだけでタンク内が泡で一杯になるので、タンク内の研削水を頻繁に交換する必要がある。
【0004】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、タンク内の加工粕を研削水と容易に分離することができる装置を提供することを技術課題とする。また、タンク内の泡を減少させることができる装置を提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 研削水を蓄える研削水貯蔵用タンク(210)の上部に着脱自在な蓋部材(211)が設けられ、該蓋部材に取り付けられた給水パイプ(215)を通して給水用ポンプ(220)により研削水を汲み上げ、汲み上げた研削水を眼鏡レンズ加工装置本体に供給し、眼鏡レンズ加工装置本体から前記タンクに排出された研削水を再使用する循環式の研削水タンク装置において、
前記タンク内に生じた泡を取り除く泡除去手段(300、400)であって、研削水の水面より上に位置するように設けられたノズル(310、313)及び前記タンクから研削水を汲み上げる泡除去用吸引ポンプ(305)を持ち、前記タンクから前記泡除去用吸引ポンプにより汲み上げた研削水を前記ノズルから噴射させて泡を潰す消泡装置(300)を有するか、又は研削水の水面より上に位置するように設けられた泡吸引パイプ(403)及び泡吸引用ポンプ(405)を持ち、前記泡吸引用ポンプにより前記泡吸引パイプを介して吸引した泡を泡排出用タンクに排出する泡除去装置(400)を有する泡除去手段と、
前記蓋部材に取り付けられ、前記タンクの内部を眼鏡レンズ加工装置本体からの排水が投入される排水投入室側と前記給水パイプが位置する給水室側との間に設けられる仕切り板であって、前記タンクの内側面及び底面との間に研削水が流れる隙間を設けるようにした仕切り板と、
前記仕切り板の下で研削水が流れる隙間を持って前記タンクの底に配置されたフィルタ(331)であって、前記タンクの底面との間に密封された中空部が形成されるように設けられたフィルタと、
該フィルタの中空部に繋げられたフィルタ用吸引パイプ(335)と、該フィルタ用吸引パイプに接続され、前記フィルタにより濾過された研削水を前記中空部及びフィルタ用吸引パイプを通して吸引するフィルタ用吸引ポンプ(333)と、を持つ研削水吸引手段と、
を備えることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る眼鏡レンズ加工装置全体の概略構成を示す図である。眼鏡レンズ加工装置は加工装置本体1と、加工装置本体1を載置するテーブル100と、循環式の研削水タンク部200から大略構成される。
【0007】
加工装置本体1の筐体内部には、被加工レンズLEを保持する2つのレンズ回転軸2R,2L、レンズ回転軸2R,2Lが回転可能に取付けられたキャリッジ部3、レンズLEの周縁を加工するために回転軸6に取付けられた砥石5等を持つ加工機構部10が配置されている。キャリッジ部3はレンズ回転軸の軸方向に移動可能で、且つ砥石5に対して相対的に移動可能に構成されている。なお、この加工機構部10については、本出願人による特開平5−212661号公報等において周知の構成が使用できるので、詳細な説明は省略する。
【0008】
また、加工装置本体1の内部には防水カバー8によって加工室9が形成されている。加工室9には研削水を噴射するノズル11が延びており、ノズル11はタンク部200の吸引ポンプ220と送水ホース221によって接続されている。レンズLEの加工中は、ノズル11から研削水が噴射され、噴射された研削水と研削屑は防水カバー8によって受けられる。防水カバー8の下部にある排水口には排水ホース201が接続され、排水ホース201はタンク部200の研削水貯蔵用のタンク210側に延びている。
【0009】
タンク部200の構成を図1〜図3に基づき説明する。図1において、211はタンク210内をほぼ密閉するための蓋であり、タンク210の上部の開口部に着脱自在に嵌め込まれている。蓋211の中央には、タンク210内を排水投入室側210aと吸水室側210bに分ける仕切り板230が固定されている。ただし、図2に示すように、仕切り板230とタンク210の内側面及び底面との間には、研削水が流れる隙間が設けられている。
【0010】
排水投入室側210aの蓋211には排水ホース201が接続される接続口212が設けられており、排水ホース201によって導かれる排水がタンク210内に投入される。吸水室側210bの蓋211には、加工装置本体1に研削水を供給するための吸水パイプ215が下方に延びるように取付けられている。吸水パイプ215は吸水ホース217によって吸引ポンプ220に接続されている。吸引ポンプ220の駆動により吸水された研削水は送水ホース221を介して加工装置本体1側のノズル11に導かれる。
【0011】
なお、仕切り板230は排水に混入した加工粕を吸水パイプ215の吸水口まで届きにくくし、加工粕がタンク底部に沈殿しやすくするために設けたものである。これは必ずしも無くても良い。
【0012】
タンク部200には液体(ここでは研削水)の噴射により泡を潰す消泡装置300が設けられている。消泡装置300は、吸水室側210bより研削水を吸水するために蓋211に取り付けられた吸水パイプ301、このパイプ301と吸水ホース303によって接続された吸引ポンプ305、この吸引ポンプ305により汲み上げられた水を導くホース307、ホース307からの水を排水投入室側210aに噴射するノズル310を備える。
【0013】
ノズル310は仕切り板230の上側に取り付けられている。図2に示すように、ノズル310は棒状の形状を持ち、水を略水平方向に向けて噴射するように、噴射口310aがその長手方向の側面に多数個形成されている。ホース307からの研削水は、ノズル310の中心付近に設けられた接続口311から導入される。また、噴射口310aは、タンク210内に研削水が入れられたとき、その水面より上に位置するように設けられている。図2示した横長のノズル310の場合、噴射される水がタンク210内をできるだけカバーするように、噴射口310aは中心部だでなく、タンク210の両側の内壁近くまで配置することが好ましい。
【0014】
また、タンク部210には加工粕を沈殿しやすくすると共に、加工粕を水と分離しその脱水を行う加工粕分離装置330が設けられている。加工粕分離装置330は、タンク210の底に設けられた濾過フィルタ331、このフィルタ331を通してタンク210内部の水を吸引するポンプ333、フィルタ331とタンク210の底面とにより形成された中空部339に繋がる吸引パイプ335、吸引パイプ335とポンプ333とを接続するホース337、ポンプ333により吸引された研削水を再びタンク210内に導入するためのホース341を備える。ホース341はタンク210の側面に取り付けられた接続口343に着脱自在に接続されている。
【0015】
フィルタ331としては焼結多孔質体が好ましく、本実施形態では軽量で耐久性が有り、加工性も良いことから、プラスチックビーズを焼結して製作したプラスチック焼結多孔質体のものを使用している。プラスチック焼結多孔質体は、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等を原材料としたものである。また、本実施形態ではフィルタ331の気孔径を15μm程度としたものを使用している。本発明者が気孔径を15μmと70μmにしたものを実験したところ、気孔径が70μmでは濾過した水が白色混濁しており、濾過精度が低いことが分かった。さらに濾過を続けた結果、フィルタ内に微細な加工粕が詰まることにより、濾過速度を低下させることが分かった。一方、気孔径が15μmのものは、濾過された水が透明であり、連続濾過しても濾過速度に影響が少ないことが確認できた。したがって、濾過精度と濾過速度の点から気孔径が70μmより小さい15μm程度のフィルタを使用することが好ましい。
【0016】
図3はフィルタ331を底面側から見たときの図である。フィルタ331は水平断面が円形状をしたタンク210の底に設置され、タンク210の底の面積と略同じ円形状の面積を持つ板状の形状をしている。フィルタ331の上面に加工粕が体積する。フィルタ331の厚みは7mmであり、フィルタ331の下面には深さ2mmの格子状の溝331a(図3における斜線部分)が形成されている。その中央部の溝には吸引パイプ335に繋がる吸引口331bが設けられている。溝331aは濾過された水が通る通路となり、全て吸引口331bに繋がるように形成されている。このフィルタ331をタンク210の底面に設置すると共に、フィルタ331の外周をシールドするようにタンク210の内壁に接着することにより、タンク210の底面と溝331aとによってタンク内の研削液に対して密封された中空部339が形成され、濾過した水を吸引する通路が確保される。
【0017】
なお、フィルタ331の下面を溝構造としたのは、フィルタ331の上面に体積する加工粕及び研削水の重量により、フィルタ331が破損又は変形しないようにするためであり、必ずしも溝構造となくても良い。例えば、フィルタ331の底面も平坦面とし、図3に示したものと同じような溝331aを確保するように、フィルタ331の底面にブロックを配置することにより、中空部分339を形成しても良い。また、フィルタ331にメッシュ構造をした木綿等の布フィルタを用いることも可能である。この場合も中空部分339を形成するように補強枠を設ければ良い。
【0018】
図1において、20は加工装置装置本体1の制御部である。制御部20には砥石5を回転する駆動ユニット22、キャリッジ部3をの移動する駆動ユニット21が接続されている他、各吸引ポンプ220,305,333が接続されている。制御部20はこれらを制御する。
【0019】
次に、このような構成の装置の使用について説明する。タンク210内には研削水を入れておく。このとき、消泡装置のノズル310より水面が1〜2cm下になるようにしておく。
【0020】
加工装置本体1によりレンズの加工を開始すると、制御部20によりポンプ220が駆動され、吸水室側210bから吸い上げられた研削水がノズル11から噴射される。研削水と加工時に発生した加工粕は、排水ホース201を介してタンク210の排水投入室側210aに排出される。
【0021】
レンズの加工時には加工粕分離装置330によりタンク210内に排出された加工粕の沈殿を促進するために、制御部20に接続されたスイッチ25によりポンプ333を駆動する。もちろん、吸引ポンプ220の駆動と連動してポンプ333も駆動するように、制御部20がコントロールしても良い。
【0022】
ポンプ333を駆動すると、フィルタ331の下に形成された中空部339に吸引圧が掛り、フィルタ331を通してタンク210内の研削水が吸引されると同時にフィルタ331により濾過される。ポンプ333が吸引した水は、ホース341を経て接続口343からタンク210内に戻される。この吸引によって、加工粕がフィルタ331側に引っ張られ、加工粕の沈殿が促進される。更に、沈殿した加工粕の固形化が進むことによってタンク210内の研削水の混濁が抑えることができる。このため、加工粕を大量にタンク210内に取り込むことが可能となる。
【0023】
また、プラスチックレンズの加工粕は、初めに重量が重い大きな粕が沈殿する。タンクの底に配置されたフィルタ331の上には始めに大きな粕が体積するので、フィルタの目詰まりを防止すると共に、その粕が新たなフィルタとなる役目を果たすようになる。
【0024】
タンク210内に許容できる加工粕の量は、吸引パイプ215,301の吸引口から沈殿した加工粕が吸込まれないレベルまで可能である。吸引パイプ215等の吸引口の高さにもよるが、20リットルタンクで5〜6リットル程度の加工粕を沈殿させることができるとすれば、レンズ枚数にして200枚もの加工が可能となる。
【0025】
なお、フィルタ331の濾過速度は、濾過開始時点では高いが、フィルタ331に加工粕が付着すると速度が低下する。また、濾過速度はポンプ性能にも左右されるが、強力なポンプを使ってもフィルタの通過損失が通過流量の増加によって急増する。このため、適当な吸引力でポンプを駆動させることがポンプの過負荷にならずに良い。本装置ではポンプ333にDCモータを使ったギヤポンプを採用し、これを定電流駆動させる。こうしたポンプは、フィルタ抵抗(挿入損失)が低い場合、モータ回転数が高くポンプ流量も多い。一方、フィルタ抵抗が高くなり、モータに負荷が掛かり始めると低電流動作となり、モータ回転数を抑えて過負荷にならないように制御される。
【0026】
ところで、泡の発生を抑える目的で、通常、循環式のタンクユニットの研削液には消泡剤が入れられる。しかし、消泡剤が含まれた研削液をフィルタ331によって濾過する際、その濾過性能は消泡剤に含まれる界面活性剤によって大幅に低下する。これはフィルタ331に加工粕が入り込み目詰まりを生じさせるためである。これを防止するため、本装置では消泡剤を使わないようにする。しかし、消泡剤を使わないと少量(20〜30枚)のプラスチックレンズを加工するだけで泡が大量に発生し、直ぐに研削液を交換する必要がでてくる。
【0027】
研削液の交換を頻繁に行うことを避けるため、本装置では消泡剤を使わずに発生した泡を消泡装置300により抑える。加工によって発生した数ミクロン以下のプラスチックの小さな加工粕は、水に溶け込まない。砥石の高速回転によって砥石表面には空気の層ができており、それに冷却用の研削水が加わることによって水と空気が混ざり合い、排水ホース201からは水と空気が一緒に排出される。この空気と水に溶け込まない加工粕によって泡が作られる。一旦泡が作られると、その泡に大きな粒径の加工粕も付着し、さらに潰れにくい泡となる。このような泡の発生により、プラスチックレンズを何枚も加工すると、タンク210内(ここでは排水投入室側210a)が泡で満たされるようになってしまう。
【0028】
こうした泡の発生を抑えるために、吸引ポンプ220の駆動と連動して吸引ポンプ305が駆動され、排水投入室側210aにはノズル310が持つ噴射口310aから水が噴射される。吸引ポンプ305の駆動により吸水室側210bから研削水が吸引され、その水がノズル310にホース307を介して導かれる。噴射口310aからはタンク210の内側面に向けてシャワーのように水が噴射される。噴射された水がタンク210内にできた泡に衝突し、水の攪拌によって泡が潰される。こうして泡に含まれる沈殿可能な加工粕を分離し、沈殿させることができるようになる。噴射口310aはタンク210の両側の内壁近くまで配置されているので、タンク210内に生じた泡の大部分に噴射した水を当てることができる。
【0029】
なお、ノズル310の形状及び配置は上記に限られるものでなく、次のようにしても良い。図4は消泡装置300の変容例を示す図である。図4(a)に示すノズル313は半球状の形状をしており、その半球面には多数の噴射口313aが形成されている。ノズル313は排水投入室側210aの中心付近に位置するように、その接続口314が蓋211に取り付けられている。吸引ポンプ305からの水はホース307、接続口314を経てノズル313の噴射口313aから噴射され、タンク210内の泡に当てられる。さらに、ノズル313を回転する機構を設け、噴射方向が変わるようにすれば、タンク210内(水排水投入室側210a内)の全体に行き渡るように水が噴射され、さらに泡を効率良く潰すことができる。噴射口を持つノズルの回転は、モータを使用する他、水圧や噴流の反力を利用して回転する方式が採用できる。
【0030】
図4(b)に示すノズルは噴流の反力を利用した回転方式の例であり、図4(a)の接続口314に回転支基321が取り付けられ、その回転支基321に3本の棒状のノズル320が取り付けられている。各ノズル320の側面には噴射口320aが設けられており、この噴射口320aから噴射される水の反力により回転支基321と共にノズル320が回転する。
【0031】
また、図1、図2で示したノズル310においても、噴射口310aから噴射される水の噴射角度が水平方向からややした下向きに繰返し変わるように、ノズル310を揺動するモータ等の機構を設けると、さらに泡を効率良く潰すことができる。また、消泡装置は棒状の腕を持つ回転体を回転させる方式により、機械的に泡を攪拌させる構成でも良い。これは、回転体の腕が泡に衝突することにより、泡を破裂させる。
【0032】
次に、タンク210内に溜まった加工粕を廃棄する場合を説明する。この場合、ホース341を接続口343から外し、ポンプ333により吸引した水をタンク210内に戻さず、排水する。ポンプ333により吸引された水は、フィルタ331によりが十分に濾過されているので、そのまま排水することもできるが、別途用意した排水受けのタンクに入れて再利用しても良い。スイッチ25をONしてポンプ333を駆動する。タンク210内の研削水はフィルタ331を通して徐々に吸引されてタンク210外に排出される。最後には加工粕に含有する水分も吸引される。加工粕の含有水分量が低下すると、加工粕がひび割れて空気がフィルタから直接吸引され、水を吸引できなくなる。水が排出されなくなったらポンプ333の駆動を停止する。
【0033】
水を吸引できなくなったときの加工粕の含水率は約40〜50%であり、加工粕は固形化している。固形化している加工粕は、タンク210を逆さまにすれば簡単に取り出すことができるので、ビニール袋等に入れて廃棄すれば良い。含水率が50%以下であれば、加工粕から水が染み出てこないので廃棄処理の扱いが容易となる。さらに含水率を下げるときは、放置して自然乾燥させれば良い。加工粕は産業廃棄物として業者に処理してもらう。
【0034】
以上、フィルタ331、ポンプ333等からなる加工粕分離装置は、タンク210と一体的に循環式のタンク部200に設けたが、単独のものとして構成しても良い。図5はその構成例を示し、350はプラスチック多孔質体からなるフィルタであり、その形状を円筒形状とした例である。フィルタ350の両端にはその内部を中空部351にする蓋352、353が固定されている。一方の蓋352には中空部351に繋がる吸引パイプ355が取り付けてあり、この吸引パイプ355は吸引ポンプ357にホース356により接続されている。吸引ポンプ357により吸引された水はホース358から排出される。タンク210に溜まった加工粕を廃棄する場合、このフィルタ350をタンク210に入れ、上記と同様に吸引ポンプ357を作動させることによって、タンク210内の研削水を濾過して吸引すれば、加工粕を分離して取り出すことができる。
【0035】
加工粕の脱水を促進する場合には、こうした円筒状のフィルタ350を複数個用意すれば良い。もちろん、図1、図3等で図示した板状のフィルタ331を使用し、中空部339を確保するようにフィルタ331の底に密閉用の板を固定した構成にすれば、単独で用いることができる。また、タンク210とは別に用意したタンク内にフィルタ350等を置くと共に、その中に加工粕を含む研削水を流し込んで加工粕を脱水しても良い。
【0036】
図6は、図1の眼鏡レンズ加工装置の研削水タンク部200が持つ消泡装置300に代えて、タンク210内に生じた泡を吸引して除去する泡除去装置400を設けた場合の概略構成図である。
【0037】
図6において、タンク210側の蓋211には、吸引ホース401が接続される吸引パイプ403が排水投入室210a側に位置するように取り付けられている。吸引パイプ403の吸引口は、排水投入室210aにおける水面より少し上側に位置している。吸引ホース401は泡吸引用ポンプ405に接続されている。ポンプ405は、吸引した泡の廃液を蓄える泡排出用タンク410の蓋411の上部に固定されている。ポンプ405には排水ホース407が接続されており、ポンプ405が吸引した泡は、排水ホース407からタンク410内に排出される。
【0038】
タンク410は研削水を蓄えるタンク210と同じものを使用している。また、タンク410の底には、タンク210側のフィルタ331と同じ構造の濾過フィルタ420が設けられている。フィルタ420とタンク410の底面との間には、密封された中空部421が形成されており、その中空部421には吸引パイプ423が繋がっている。さらに、吸引パイプ423にはホース425が接続されている。ホース425は、ポンプ333と接続されたホース337に接続されている。ホース337はタンク210側のフィルタ331に形成された中空部339にも接続されているので、タンク210側の研削水を吸引するポンプ333は泡除去装置400側の廃液吸引の駆動源として共通に使用される。泡除去装置400の廃液吸引用に専用のポンプを設けても良いが、タンク210側のポンプ333と共用するとコスト的に有利である。
【0039】
レンズの加工時にはポンプ220と連動して泡吸引用のポンプ405が駆動され、排水投入室側210aの水面に生じた泡が、吸引パイプ403、吸引ホース401を介して吸引される。吸引された泡はタンク410に排出される。泡には加工粕も付着しているので、タンク410に排出される泡の廃液には加工粕が含まれる。ポンプ333が駆動されると、フィルタ420を通してタンク410の水が吸引され、泡の廃液に含まれていた加工粕と分離される。加工粕はフィルタ410上に沈殿する。ポンプ333がタンク410側から吸引した水は、タンク210側から吸引した水と同様に、ホース341を経てタンク210内に戻される。
【0040】
この図6の装置では、泡が吸引されることにより、泡に含まれる加工粕もタンク210側から除去されるので、図1の消泡装置300を使用した場合に比べてタンク210内の研削液の混濁が抑えられる。また、タンク210内の加工粕の量が減るので、その清掃作業の回数も減少する。
【0041】
なお、ホース337に対するホース425と吸引パイプ335の接続部に、吸引経路の切換機構(三方活栓等)を設け、ポンプ333による吸引経路を選択的に切換える構成としても良い。タンク410側の廃液は、加工粕の廃棄時に吸引するようにし、常にはタンク210側の研削水を吸引するようにしておく。こうすれば、ポンプ333を大型化せずに、タンク210側のフィルタ331に掛ける吸引圧を確保できる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、タンク内に入れられた加工粕を含む研削水から加工粕を容易に分離して取り出すことができるので、加工粕を適切に処理することができる。また、眼鏡レンズの加工時においては、加工粕の沈殿を促進し、研削水の交換回数を減らして加工可能なレンズ枚数を増大させることができる。さらに、タンク内に生じた泡を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】眼鏡レンズ加工装置全体の概略構成を示す図である。
【図2】消泡装置の構成を説明する図である。
【図3】フィルタを底面側から見たときの図である。
【図4】消泡装置の変容例を示す図である。
【図5】加工粕分離装置を単独のものとして構成した例を示す図である。
【図6】泡を吸引して除去する泡除去装置を設けた場合の概略構成図である。
【符号の説明】
1 加工装置本体
200 研削水タンク部
210 タンク
300 消泡装置
330 加工粕分離装置
331 濾過フィルタ
333 吸引ポンプ
339 中空部
341 ホース
400 泡除去装置
405 吸引ポンプ
410 タンク
420 濾過フィルタ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a circulating grinding water tank device that stores a grinding liquid used for peripheral processing of spectacle lenses, a spectacle lens processing device including the same, and a processing spear separation device that separates processing sputum from grinding water.
[0002]
[Prior art]
In an apparatus for processing the peripheral edge of a spectacle lens, processing is performed while supplying grinding water in order to cool a processing portion of the lens and remove processing wrinkles (debris). As a method for supplying grinding water, there are a water supply direct connection type and a circulation type which are supplied directly from the water supply. In the circulation type, the grinding water stored in the tank is pumped up by a pump, supplied to the processing apparatus main body side, and the waste water used for processing is reintroduced into the tank to circulate and use the grinding water.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the water supply direct connection type has a problem that the processing slag contained in the waste water from the processing apparatus flows into the sewage as it is. Even in the circulation type, the plastic soot does not readily settle, so it is difficult to separate the work soot from the grinding water and take out only the work soot, and part of the work soot is easily drained into the sewage when the grinding water is replaced.
In addition, when a plastic lens is processed in a circulation type tank, bubbles are generated and the bubbles accumulate in the tank. When an antifoaming agent is not used, the tank is filled with foam only by processing a small number of lenses, so it is necessary to frequently change the grinding water in the tank.
[0004]
An object of the present invention is to provide an apparatus capable of easily separating a processing rod in a tank from grinding water in view of the above-described problems of the prior art. Moreover, let it be a technical subject to provide the apparatus which can reduce the bubble in a tank.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention is characterized by having the following configuration.
(1) A detachable lid member (211) is provided on the upper part of a grinding water storage tank (210) for storing grinding water, and is supplied by a water supply pump (220) through a water supply pipe (215) attached to the lid member. pumping grinding water supply pumped grinding water to an eyeglass lens processing apparatus main body, in the grinding water tank apparatus circulating reusing grinding water discharged into the tank from the eyeglass lens processing apparatus main body,
A suds removal means for removing foam generated in the tank (300, 400), a nozzle (310, 313) provided so as to be positioned above the water surface of the grinding water and the foam pumping grinding water from the tank has a removal suction pump (305), the grinding water pumped up by the suds removal suction pump from the tank is injected from the nozzle or with a defoaming device (300) for collapsing foam, or the water level of the grinding water It has a foam suction pipe (403) and a foam suction pump (405) provided so as to be positioned above, and the foam sucked by the foam suction pump through the foam suction pipe is discharged to the foam discharge tank. Foam removing means having a foam removing device (400) ;
Wherein attached to the lid member, the inside of the tank a partition plate provided between the water supply chamber side of the waste water from the eyeglass lens processing apparatus main body is located, the water supply pipe and drain water casting chamber side to be turned, a partition plate so as to provide a gap which grinding water flows between the inner surface and the bottom surface of the tank,
A filter disposed in the bottom of the tank with a gap that grinding water flows under the partition plate (331), provided as a hollow portion which is sealed between the bottom of the tank is formed The filtered filter,
A suction pipe filter which is linked to the hollow portion of the filter (335), connected to a suction pipe for the filter, suction filter the grinding water filtered by the filter to the suction through the hollow portion and the suction pipe filter A grinding water suction means having a pump (333) ;
It is characterized by providing.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of an entire eyeglass lens processing apparatus according to the present invention. The spectacle lens processing apparatus is generally composed of a processing apparatus main body 1, a table 100 on which the processing apparatus main body 1 is placed, and a circulating grinding
[0007]
Inside the housing of the processing apparatus main body 1, two
[0008]
A
[0009]
The structure of the
[0010]
A
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
In addition, the
[0015]
As the
[0016]
FIG. 3 is a view of the
[0017]
The reason why the lower surface of the
[0018]
In FIG. 1,
[0019]
Next, use of the apparatus having such a configuration will be described. Grinding water is placed in the
[0020]
When processing of the lens is started by the processing apparatus body 1, the
[0021]
At the time of processing the lens, the
[0022]
When the
[0023]
In addition, the plastic lens processed wrinkle first deposits a large wrinkle with a heavy weight. Since a large soot is initially volumed on the
[0024]
The amount of the processing soot that can be allowed in the
[0025]
In addition, although the filtration speed of the
[0026]
By the way, for the purpose of suppressing the generation of bubbles, an antifoaming agent is usually added to the grinding liquid of the circulating tank unit. However, when the grinding fluid containing the antifoaming agent is filtered by the
[0027]
In order to avoid frequent replacement of the grinding fluid, foam generated without using a defoaming agent is suppressed by the defoaming apparatus 300 in this apparatus. Small processing sputum of plastic of several microns or less generated by processing does not dissolve in water. An air layer is formed on the surface of the grindstone by the high-speed rotation of the grindstone, and water and air are mixed by adding cooling water to the grindstone. Water and air are discharged from the
[0028]
In order to suppress the generation of such bubbles, the
[0029]
The shape and arrangement of the
[0030]
The nozzle shown in FIG. 4 (b) is an example of a rotation method using the reaction force of the jet flow. A
[0031]
The
[0032]
Next, the case where the processing waste accumulated in the
[0033]
When the water can no longer be sucked, the water content of the processed soot is about 40 to 50%, and the processed soot is solidified. Since the solidified processing rod can be easily taken out by turning the
[0034]
As described above, the processing soot separating apparatus including the
[0035]
A plurality of such
[0036]
FIG. 6 schematically shows a case where a
[0037]
In FIG. 6, a
[0038]
The
[0039]
When processing the lens, the
[0040]
In the apparatus of FIG. 6, since the processing soot contained in the foam is also removed from the
[0041]
Note that a suction path switching mechanism (such as a three-way stopcock) may be provided at a connection portion between the
[0042]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the processing bar can be easily separated and taken out from the grinding water containing the processing bar placed in the tank, the processing bar can be appropriately processed. Further, during the processing of the spectacle lens, it is possible to increase the number of lenses that can be processed by accelerating sedimentation of the processing rod and reducing the number of times of exchanging the grinding water. Furthermore, bubbles generated in the tank can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of an entire spectacle lens processing apparatus.
FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration of an antifoaming device.
FIG. 3 is a diagram when the filter is viewed from the bottom side.
FIG. 4 is a diagram showing a modification example of the defoaming apparatus.
FIG. 5 is a diagram showing an example in which the processing rod separating apparatus is configured as a single device.
FIG. 6 is a schematic configuration diagram in the case where a foam removing device that sucks and removes foam is provided.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Processing apparatus
Claims (1)
前記タンク内に生じた泡を取り除く泡除去手段(300、400)であって、研削水の水面より上に位置するように設けられたノズル(310、313)及び前記タンクから研削水を汲み上げる泡除去用吸引ポンプ(305)を持ち、前記タンクから前記泡除去用吸引ポンプにより汲み上げた研削水を前記ノズルから噴射させて泡を潰す消泡装置(300)を有するか、又は研削水の水面より上に位置するように設けられた泡吸引パイプ(403)及び泡吸引用ポンプ(405)を持ち、前記泡吸引用ポンプにより前記泡吸引パイプを介して吸引した泡を泡排出用タンクに排出する泡除去装置(400)を有する泡除去手段と、
前記蓋部材に取り付けられ、前記タンクの内部を眼鏡レンズ加工装置本体からの排水が投入される排水投入室側と前記給水パイプが位置する給水室側との間に設けられる仕切り板であって、前記タンクの内側面及び底面との間に研削水が流れる隙間を設けるようにした仕切り板と、
前記仕切り板の下で研削水が流れる隙間を持って前記タンクの底に配置されたフィルタ(331)であって、前記タンクの底面との間に密封された中空部が形成されるように設けられたフィルタと、
該フィルタの中空部に繋げられたフィルタ用吸引パイプ(335)と、該フィルタ用吸引パイプに接続され、前記フィルタにより濾過された研削水を前記中空部及びフィルタ用吸引パイプを通して吸引するフィルタ用吸引ポンプ(333)と、を持つ研削水吸引手段と、
を備えることを特徴とする研削水タンク装置。A detachable lid member (211) is provided on the upper part of the grinding water storage tank (210) for storing the grinding water, and the grinding water is supplied by the water supply pump (220) through the water supply pipe (215) attached to the lid member. pumping supplies pumping grinding water eyeglass lens processing apparatus main body, in the grinding water tank apparatus circulating reusing grinding water discharged into the tank from the eyeglass lens processing apparatus main body,
A suds removal means for removing foam generated in the tank (300, 400), a nozzle (310, 313) provided so as to be positioned above the water surface of the grinding water and the foam pumping grinding water from the tank has a removal suction pump (305), the grinding water pumped up by the suds removal suction pump from the tank is injected from the nozzle or with a defoaming device (300) for collapsing foam, or the water level of the grinding water It has a foam suction pipe (403) and a foam suction pump (405) provided so as to be located above, and the foam sucked by the foam suction pump through the foam suction pipe is discharged to a foam discharge tank. Foam removing means having a foam removing device (400) ;
Wherein attached to the lid member, the inside of the tank a partition plate provided between the water supply chamber side of the waste water from the eyeglass lens processing apparatus main body is located, the water supply pipe and drain water casting chamber side to be turned, a partition plate so as to provide a gap which grinding water flows between the inner surface and the bottom surface of the tank,
A filter disposed in the bottom of the tank with a gap that grinding water flows under the partition plate (331), provided as a hollow portion which is sealed between the bottom of the tank is formed The filtered filter,
A suction pipe filter which is linked to the hollow portion of the filter (335), connected to a suction pipe for the filter, suction filter the grinding water filtered by the filter to the suction through the hollow portion and the suction pipe filter A grinding water suction means having a pump (333) ;
A grinding water tank apparatus comprising:
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