JP4287449B2 - セルロース系ファイバー成形体およびその製造法 - Google Patents
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Description
最近、このようなリグノセルロース系材料から親水性炭水化物と疎水性リグニンとを効率的に分離する技術として、相分離変換システムが開発されている(特許文献1、特許文献2など)。この相分離変換システムは、リグノセルロース系材料にクレゾールなどのフェノール誘導体を添加した後、濃硫酸やリン酸などの濃酸を添加して混合攪拌することにより、フェノール誘導体相と濃酸相の2相を生成させ、フェノール誘導体相から、リグニンがフェノール誘導体で誘導体化されたリグノフェノール誘導体を回収し、濃酸相からは、セルロースやヘミセルロース等の部分加水分解された炭水化物を回収する技術である。
即ち本発明は、セルロース系ファイバーからなる成形材料から成形された成形体であって、成形材料には、水溶性接着剤もしくは水エマルジョン系接着剤が添加されており、成形体中には成形材料を接着するバインダーとしてリグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との複合体が含有されていることを特徴とする、セルロース系ファイバー成形体に関する。
更に本発明は、セルロース系ファイバー成形体の製造法であって、水溶性接着剤もしくは水エマルジョン系接着剤が添加された、セルロース系ファイバーからなる成形材料を成形するに際して、液体状のリグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との液体状の複合体を、成形前の成形材料または成形後の成形体に添加し、次いで液体状のリグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との液体状の複合体を固体状にする処理を行うことを特徴とする、セルロース系ファイバー成形体の製造法に関する。
セルロース系ファイバーに対する水溶性接着剤もしくは水エマルジョン系接着剤の添加量は、セルロース系ファイバーに対して0.1重量%から10重量%が好ましく、特に、0.5重量%から5重量%が好ましい。
このフェノール誘導体相から、リグノフェノール誘導体を抽出することにより、リグノフェノール誘導体を得ることができる。また、リグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との複合体は、フェノール誘導体で処理したリグノセルロース材料に濃酸を添加して生成するフェノール誘導体相と濃酸相とを含む反応液全体を、過剰の水に投入し、不溶区分を回収することにより、リグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との複合体を得ることができる。また、更に、この複合体からアセトンなどにより抽出することによって、リグノフェノール誘導体を得ることもできる。
あるいは、相分離変換システムによる他の方法としては、次のような方法が挙げられる。リグノセルロース系材料に、固体状あるいは液体状のフェノール誘導体を溶解した溶媒、例えば、エタノールあるいはアセトンなどを浸透させた後、溶媒を留去して、フェノール誘導体をリグノセルロース系材料に収着させ、次に、このリグノセルロース系材料に濃酸を添加してセルロース成分を溶解し、上記した方法と同様に、フェノール誘導体により溶媒和されたリグニンは、フェノール誘導体と濃酸とが接触する界面において、酸と接触し、フェノール誘導体により攻撃されて、リグノフェノール誘導体が生成される。そして、上記の方法と同様にして、フェノール誘導体化されたリグノフェノール誘導体をフェノール誘導体相から抽出することにより、リグノフェノール誘導体を得ることができる。また、上記と同様にして、リグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との複合体も得ることができる。
成形体の形態としては、パルプなどのセルロース系ファイバーからの成形体が通常有する形態のいずれでもよく、例えば、マット状、ボード状などの形態を挙げることができる。
液体状のリグノフェノール誘導体または複合体を、成形前の成形材料または成形後の成形体に添加し、次いで液体状のリグノフェノール誘導体または複合体を固体状にする処理を行うことにより、リグノフェノール誘導体または複合体は、液体状態から固体状態へ変化し粘結性を発揮して、成形材料を接着するバインダーとして機能することができる。
液体状のリグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との液体状の複合体としては、アセトン、エタノール、メタノール、ジオキサンまたはそれらのそれぞれと水との混合液にリグノフェノール誘導体または複合体を溶解したリグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液を用いることができる。また、上記した相分離変換システム技術により、リグノセルロース系材料から得られるリグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液をそのまま用いることもできる。
例えば、水溶性接着剤もしくは水エマルジョン系接着剤が添加されたセルロース系ファイバーを成形し、この成形体に、リグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液を含浸した後、溶媒を留去する方法が挙げられる。リグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液を含浸させるには、セルロース系ファイバー成形体をリグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液に浸漬すればよい。ここで用いるリグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液としては、リグノフェノール誘導体または複合体を5重量%から20重量%含有する溶液が好ましい。溶媒の留去は、セルロース系ファイバー成形体をリグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液に浸漬後にセルロース系ファイバー成形体を乾燥すればよい。
また、成形されていない状態の、水溶性接着剤もしくは水エマルジョン系接着剤が添加されたセルロース系ファイバーにリグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液を含浸した後、溶媒を留去し、その後、このセルロース系ファイバーを加熱・加圧などの通常の成型手段により成形する方法が挙げられる。この方法においても、上記と同様に、リグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液を含浸させるには、セルロース系ファイバーをリグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液に浸漬すればよく、また、リグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液としては、リグノフェノール誘導体または複合体を5重量%から30重量%含有する溶液が好ましく、また、溶媒の留去も乾燥によって行うことができる。
また、本発明のセルロース系ファイバー成形体は、成形材料であるセルロース系ファイバーやリグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との複合体に分離して、それぞれを回収することができる。例えば、成形体の原型を維持した状態、あるいは小片に加工した状態で、アセトン、エタノール、メタノール、ジオキサン、これらそれぞれと水との混合液、アルカリ水溶液等の溶媒に浸漬し、あるいは、浸漬に加えて攪拌することにより、リグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との複合体は、溶媒中に溶出され、セルロース系ファイバーとリグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物とを分離・回収することができる。
以下に本発明を実施例により更に詳細に説明するが本発明はこれら実施例によって何ら限定されるものではない。
パルプにコンニャクグルコマンナンを添加した成形材料とリグノクレゾールを用いた成形体の製造
(1)リグノクレゾールの製造
アセトン抽出処理したスギ脱脂木粉1kgを、リグニン含有量3mol倍のパラクレゾールのアセトン溶液に浸漬し、数時間後にアセトンを留去した。これに、72重量%硫酸5Lを加えて撹拌した。1時間後に、反応液全体を50Lの水に加え撹拌した。ろ過により、不溶区分を回収し、水で不溶区分を中性になるまで洗浄した。これを乾燥してリグノクレゾールと部分加水分解された炭水化物(ヘミセルロース)との複合体を得た。それをアセトンにて抽出して、リグノクレゾールを得た。この抽出液を所定濃度に調整して、以後使用した。
(2)パルプの製造
コピー用紙をシュレッダーで粉砕し、これを水につけた後に、ホモジナイザーで解繊してパルプを得た。
(3)成形体の製造
パルプの乾燥重量に対して0−5重量%コンニャクグルコマンナン(KGM)水溶液にパルプを加え、ホモジナイザーを用い解繊後、減圧脱水抄紙機にかけKGM配合パルプボードを作成した。これを脱水プレス機にかけ、厚さ8mmに調整後、ステンレス板に挟み80℃で乾燥した。このパルプボードを木質ボード試験サイズにカットし、10重量%リグノクレゾール/アセトン溶液に12時間浸漬した。12時間後ドラフト内に取り出し、十分に乾燥した。
リグノクレゾール含有量測定後、特性評価は、3点曲げ試験による強度測定と耐水性試験を行った。曲げ試験は、JIS A 5905に従い、50mm×200mm試験片を三点曲げでの中央集中荷重にて、破壊まで荷重(2mm/min)した。吸水試験はJIS A 5905(繊維板)にて、50mm×50mm試験片を20℃、24時間吸水させ、吸水増加率、中央部の厚さ膨潤率、試験片の長さ膨潤率、比重を測定した。吸湿試験は、上記と同じサイズで、吸湿3日後、続いて脱湿3日の変化状況を測定した。デンプン、カゼインについてもKGM同様に成型体を作成した。
コンニャクグルコマンナン(KGM)配合パルプボードを作成し、5重量%リグノクレゾールアセトン溶液に浸漬した結果、約5重量%のリグノクレゾールが収着された。3点曲げ試験による強度測定を行った結果、KGM3重量%添加することにより1.6倍の強度が増加した(図1)。
また、吸水試験と吸湿試験を行った結果、10重量%リグノフェノール収着ボードは、MDF以上の高い寸法安定性を示した(図2)。
これらのことから、KGMを添加することによりバインダー効果が働き、高い強度を付与することが可能であった。また、KGMは耐水性が低いため実用性が低かったが、リグノクレゾールを組み合わせることにより、耐水性を付与することができた。
パルプにデンプンまたはカゼインを添加した成形材料とリグノクレゾールを用いた成形体の製造
水溶性接着剤として、KGMに代えてたデンプンまたはカゼインを用いて、実施例1と同様にして成形体を作成し、その物性を評価した。
図3および図5に示したように、デンプンまたはカゼインを用いることにより若干の強度の増加が見られた。しかし、KGMと比べ強度の増加は低くなった。一方、図4および6に示したように、耐水性においてはKGMと同様、高い寸法安定性が見られ、リグノフェノールと混合することにより、これまで耐水性が低く、使用範囲が限定されていた天然系接着剤も利用できることが示された。
Claims (8)
- セルロース系ファイバーからなる成形材料から成形された成形体であって、成形材料には、水溶性接着剤が添加されており、成形体中には成形材料を接着するバインダーとしてリグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との複合体が含有されていることを特徴とし、
前記水溶性接着剤は、グルコマンナン、デンプン、デキストリンおよびカゼインから選ばれる少なくとも1種であり、
前記リグノフェノール誘導体は、リグノセルロース系材料にフェノール誘導体を添加した後、濃酸を添加して生成するフェノール誘導体相と濃酸相のうち、フェノール誘導体相から得られるリグノフェノール誘導体であり、
前記リグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との複合体は、リグノセルロース系材料にフェノール誘導体を添加した後、濃酸を添加して生成するフェノール誘導体相から得られるリグノフェノール誘導体と、濃酸を添加して生成する濃酸相から得られる部分加水分解された炭水化物との複合体である、セルロース系ファイバー成形体。 - セルロース系ファイバーがパルプである、請求項1のセルロース系ファイバー成形体。
- セルロース系ファイバーに対して、水溶性接着剤が0.1重量%から10重量%添加されている、請求項1または2のセルロース系ファイバー成形体。
- セルロース系ファイバー成形体の製造法であって、水溶性接着剤が添加された、セルロース系ファイバーからなる成形材料を成形するに際して、液体状のリグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との液体状の複合体を、成形前の成形材料または成形後の成形体に添加し、次いで液体状のリグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との液体状の複合体を乾燥して固体状にする処理を行うことを特徴とし、
前記水溶性接着剤は、グルコマンナン、デンプン、デキストリンおよびカゼインから選ばれる少なくとも1種であり、
前記リグノフェノール誘導体は、リグノセルロース系材料にフェノール誘導体を添加した後、濃酸を添加して生成するフェノール誘導体相と濃酸相のうち、フェノール誘導体相から得られるリグノフェノール誘導体であり、
前記リグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との複合体は、リグノセルロース系材料にフェノール誘導体を添加した後、濃酸を添加して生成するフェノール誘導体相から得られるリグノフェノール誘導体と、濃酸を添加して生成する濃酸相から得られる部分加水分解された炭水化物との複合体である、セルロース系ファイバー成形体の製造法。 - 液体状のリグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との液体状の複合体が、アセトン、エタノール、メタノール、ジオキサンまたはそれらのそれぞれと水との混合液にリグノフェノール誘導体または複合体が溶解したリグノフェノール誘導体溶液または複合体溶液である、請求項4のセルロース系ファイバー成形体の製造法。
- 水溶性接着剤が添加されたセルロース系ファイバーからなる成形材料を成形体に成形した後に、成形体に液体状のリグノフェノール誘導体またはリグノフェノール誘導体と部分加水分解された炭水化物との液体状の複合体を含浸させ、次いで、乾燥する処理を行う、請求項4または5のセルロース系ファイバー成形体の製造法。
- セルロース系ファイバーがパルプである、請求項4から6のいずれかのセルロース系ファイバー成形体の製造法。
- セルロース系ファイバーに対して、水溶性接着剤が0.1重量%から10重量%添加されている、請求項4から7のいずれかのセルロース系ファイバー成形体の製造法。
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