JP4286045B2 - スピードスプレーヤ用調圧弁及びスピードスプレーヤ - Google Patents

スピードスプレーヤ用調圧弁及びスピードスプレーヤ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピードスプレーヤ用調圧弁及びスピードスプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
スピードスプレーヤは、農薬等の薬液を車輌本体上方及び側方に吹き出して圃場で噴霧する車輌である。
薬液タンク内に貯留された薬液は、ポンプによって汲み上げられてストレーナを通過し、調圧弁で所定の圧力に調整されて複数のノズルから作物に向かって噴霧される。
【0003】
このような噴霧機構において従来、図10に示されるような公知の調圧弁100が使用されている。
弁本体部101は側部に余液口102が設けられ、上部及び下部には第1、第2開口部103、104が各々設けられて、弁本体部101内の内部空間105からそれぞれ外方に開口している。
弁座106は第2開口部104側から嵌入されて配設されており、座面107を内部空間105側に露出している。また、第2開口部104には、ポンプから延設される配管の、二股に分かれた先の一方が接続されている。
【0004】
バネ筒108は、その内部が内部空間105と連通するように第1開口部103を介して弁本体部101と接続されている。また、バネ筒108内には、バネ押さえ110とバネ受け111が、それぞれバネ筒108内でバネ筒108の軸線方向に摺動可能に配設されている。バネ押さえ110とバネ受け111の間には圧縮バネ109が縮設されている。
【0005】
弁体112は、円盤形の弁体部112aとスピンドル112bとからなり、スピンドル112bは弁体部112aの上端面中央から上方へと延出している。
弁体部112aは弁座106に着座可能に配設されており、バネ受け111はスピンドル112bに当接している。また、圧縮バネ109は、バネ受け111を介して弁体112を弁座106方向へと付勢するよう配設されている。
【0006】
さらに、調節ハンドル113は、ねじ溝が螺刻された軸部114と、ハンドル部115とによってボルト状に形成されている。バネ筒108の上部はキャップ116によって封止されていて、軸部114は上下方向に進退自在にキャップ116のネジ孔116aに螺合し、バネ筒108内へとその先端を突出して、バネ押さえ110に当接している。
【0007】
上記構成からなる調圧弁100は、ハンドル部115を手動で回すことによって薬液の噴霧圧力を調整することができる。ハンドル部115を回して調節ハンドル113を下方へとねじ込むと、軸部114に押されてバネ押さえ110が下方へと移動し、圧縮バネ109による弁体112の弁座106に対する付勢力が増加する。これにより、配管内の薬液の設定圧は上昇する。
反対方向にハンドル部115を回して調節ハンドル113を上方へと移動させると、圧縮バネ109による弁体112の弁座106に対する付勢力が減少する。これにより、配管内の薬液の設定圧は減少する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
スピードスプレーヤを使用する際には、作物の種類や生育状態に応じて薬液の噴霧圧力を変更することが度々ある。スピードスプレーヤは、前方側から後方側に向かって順に運転部、薬液タンク、エンジンルーム、噴霧部及び送風部が配設されており、調圧弁はエンジンルームに設置されている。従って、薬液の噴霧圧力を変更する際には、作業者は車輌を一旦停止し、運転部から降りて調節ハンドルを手動で回さなくてはならず、薬液の調圧は、薬液の散布状態を見ながら行うこともできない上に、煩わしい作業となっていた。
【0009】
このような不便さを解決するために、配管を延ばして運転部内に調圧弁を配置することが考えられる。しかし、運転部付近に薬液の配管があると、薬液の漏れによって作業者が薬液を浴びる危険性が生じる。特に運転部が密閉型のキャビンの場合は危険であり、この方法は採用できない。また、配管を延長した分、管路が長くなることにより圧力損失が生じ、ポンプの効率が低下する不利益も発生する。
【0010】
別の方法として、電動モータの駆動軸とハンドル部115とをギアを介して連結し、運転部に設けられた操作部によって電動モータを作動させてハンドル部115を回転させ、薬液を調圧する方法がある。このような歯車機構を採用するためには、軸間の精度(平行度や心間距離)を厳密にする必要があり、高精度のギアやシャフト類、機構の位置決めとしての鋳物ケースなどを要して、高価になると共に機構が複雑化していた。鋳物ケース等を用いずに低コスト化を図ると、十分な精度が得られない上に、ギア類が露出して十分な潤滑策や防錆策を取ることができなかった。スピードスプレーヤは圃場等で使用されるものであり、振動が大きく、雨等の水分や埃等の多い劣悪な環境下に調圧弁がさらされることが多い。このため、水分、埃等の侵入によるギア固着、異物かみ込みによる動作不具合等を引き起こしやすく、安定性や耐久性に問題があった。
このように、歯車機構を利用した調圧弁には、コスト、機構の複雑さ、耐久性において問題がある。
【0011】
また、薬液タンク内の薬液を散布する方法として、先端にノズルを有する一本のホースを配管に接続し、これによって作業者が直接作物に部分的に薬液を散布する場合がある。この場合は、運転部内の操作部によって電動モータを作動させて調圧弁を調節するよりも、エンジンルーム内の調圧弁のハンドル部115を直接手動で操作する方が、噴霧状態を見ながら調節できるので便利である。従って、運転部から噴霧状態を見ながら調圧できる機構と、調圧弁を直接手動で調節できる機構の2つがあることが望まれている。
しかしながら上記の電動モータを用いる方法では、ハンドル部115はギアに歯合しているので、手動で直接調圧弁を操作することができなかった。
【0012】
そこで、本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、薬液の調圧が運転部等から遠隔操作可能となると共に、耐久性のあるスピードスプレーヤ用調圧弁及びスピードスプレーヤを提供することにある。
また、薬液の調圧が遠隔操作可能な上に、手動でも直接調圧操作が可能なスピードスプレーヤ用調圧弁及びスピードスプレーヤを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために次の構成を備える。
すなわち、本発明のスピードスプレーヤ用調圧弁は、圧縮バネを弁体とバネ押さえとの間に縮設し、バネ押さえと弁体との離間間隔を変えることにより、圧縮バネによる弁体の弁座に対する付勢力を調節して、ポンプから吐出される薬液を調圧するスピードスプレーヤ用調圧弁であって、前記バネ押さえに、電動シリンダのシャフトを連携させて設け、中途部を回動支点として回動可能に設けられると共に、一端部側が前記シャフトの先端に連結され、他端部側が前記バネ押さえを弁体の方向へ押さえるリンクレバーを配設し、前記シャフトの突出入動作に連動して、前記リンクレバーの前記他端部側の位置を変えることによって、前記バネ押さえの位置を可変としたことを特徴とする。
【0015】
また、前記バネ押さえと前記圧縮バネを収容するバネ筒と、蓋部を有する筒型に形成され、前記バネ筒に対して摺動可能に、該バネ筒に嵌め合わされるピストンヘッドと、前記蓋部で螺合すると共に貫通して、下端部が前記バネ押さえに当接する調整ネジと、前記蓋部に他端部側が当接する前記リンクレバーとを有し、前記バネ押さえの位置は、前記電動シリンダのシャフトの突出入動作に連動して可変とされていると共に、前記調整ネジのねじ込み量によっても変えることができることを特徴とする。
また、前記電動シリンダには、上限と下限のリミットスイッチが配設されており、前記シャフトの可動範囲が定められていることを特徴とする。
【0016】
また、本発明のスピードスプレーヤは、前記スピードスプレーヤ用調圧弁が配設されていることを特徴とする。
また、前記電動シリンダのシャフトの突出入動作を制御する調整手段がスピードスプレーヤの運転部内に配設されていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面と共に詳細に説明する。
図8は、スピードスプレーヤの薬液の噴霧機構を説明する概略図である。
薬液12が貯留される薬液タンク11には排水口13と噴出用口14が配設されており、それぞれ排水管15と第1配管16に接続されている。排水管15の先には排水コック17が、第1配管16の中途部には第1配管16の開閉を行うバルブ18と、ストレーナ19が設けられている。さらに、第1配管16はポンプ20を介して第2配管21に接続され、第2配管21の先は2つに分岐されている。第2配管21の一方の分岐先には調圧弁10が接続され、調圧弁10には、薬液タンク11内に延設される第1余液管22が接続されている。
【0018】
第2配管21の他方の分岐先は三方コック23に接続されており、三方コック23は第3配管24と第2余液管25に接続されている。
第2余液管25はその先が薬液タンク11内に延設されている。
第3配管24は、その先が3つに分岐して左側配管26、中央配管27及び右側配管28となっている。これら3つの配管の三方コック23側にはそれぞれ切替コック30が配設されている。また、3つの配管はそれぞれ円弧状に延設され、車輌の外方に噴出口が向けられた複数のノズル29が配設されている。
【0019】
上記構成からなる薬液の噴霧動作を説明する。薬液タンク11内に貯留された薬液12は、ポンプ20によって汲み上げられてストレーナ19を通過し、調圧弁10によって所定の圧力に調圧される。このとき、調圧弁10から流出する余液は、第1余液管22を介して薬液タンク11内へと再び戻される。調圧弁10で調圧された第2配管21内の薬液は、三方コック23によって第3配管24に導かれ、さらに左側配管26、中央配管27及び右側配管28の3つに分配されて複数のノズル29から作物へと噴霧される。
【0020】
排水コック17の開閉によって、薬液12の薬液タンク11内での貯留と、薬液タンク11外への排出とが切替え可能となっている。
また、三方コック23によって、第2配管21からの薬液の送り先を第3配管24と第2余液管25とのどちらかに選択的に切替えることができる。第2余液管25へ導入された薬液は、薬液タンク11内へと再び戻される。
また、左側配管26、中央配管27及び右側配管28のそれぞれに配設された切替コック30の開閉によって、3つの配管26、27、28から選択して噴霧を行うことができ、車輌の左右及び上方向へ選択して薬液散布できる。
【0021】
次に本発明に係る調圧弁10について図を用いて説明する。図1は調圧弁の上面図、図2は正面図であり、図3は側面図である。図7は、調圧弁の弁本体部を説明する部分断面図である。
図2に示されるように調圧弁10は、弁体31、弁座32及び圧縮バネ33等が配設された調圧部34と、弁体31の弁座32に対する付勢力を調整する動作部36とを有する。動作部36は、電動シリンダ35によって構成されている。
【0022】
図7に示されるように内部空間37を有した弁本体部38は、上部、側部及び下部の3箇所に、内部空間37と連通して筒状に開口する上部接続部39、側部接続部40及び下部接続部41を有している。
上部接続部39は、その開口端部である第1開口部42を介してバネ筒43に接続され、バネ筒43内は内部空間37と連通している。
側部接続部40は、その開口部である余液口44を介して、前述の第1余液管22に接続されている。
下部接続部41は、その開口部である第2開口部45を介して接続管46に接続され、接続管46は前述の第2配管21と接続されている。
上部接続部39と下部接続部41の軸線は一致しており、これらにそれぞれ接続されるバネ筒43と接続管46も軸線が一致して配設されている(図では軸線47で示される)。また、この軸線47と側部接続部40の軸線48は、直角に交わるように配置されている。
ここで、軸線47と軸線48を含む面を平面75(図1参照)とする。
【0023】
弁座32は大径部32aと小径部32bとからなり、全体にリング状に形成されて下部接続部41内に嵌め込まれている。このとき、小径部32bの端面である座面32cは内部空間37側に露出している。
弁座32は、下部接続部41内壁の周方向わたって段差を設けて形成された係止面41aに、小径部32bから外側に張り出す大径部32aの端面が当接して位置決めがなされている。
さらに下部接続部41内には、弁座32を押し上げるように接続管46が挿入されている。このとき、接続管46の外周にリング状に設けられた突出部46aは、第2開口部45の開口端面に当接している。
【0024】
リング状の外嵌部49は、その下端部が内側に向くように曲折されると共に、側壁には周方向に等間隔空けて複数の貫通穴49aが設けられている。
外嵌部49は、下部接続部41内に弁座32と接続管46を挿入した状態で、下部接続部41に外嵌され、複数の貫通穴49aにネジ49bを合させてネジ先端を下部接続部41の外側壁に当接させることで、下部接続部41に固定される。このとき、外嵌部49の内側に曲折する下端部が、接続管46の突出部46aに当接してこれを下方から保持するので、弁座32と接続管46が外嵌部49と共に下部接続部41に固定される。
また、下部接続部41内の、接続管46の上端と弁座32の外周面に囲まれる空間には、シール部材であるOリング50が嵌め込まれて水密性が確保されている。
【0025】
弁体31は、リング状に形成されたセラミック製の弁体部31aと、ステンレス製のスピンドル31bとから成る。スピンドル31bは、その軸線と同心に下端面から下方に向かって突出する突出部31cを有しており、この突出部31cを弁体部31aの貫通穴に挿入し、固定することによって弁体部31aと一体化されている。そして、弁体31は、スピンドル31bをバネ筒43側に向けた状態で、弁体部31aが内部空間37内に配置されており、弁体部31aが座面32cに対して着座可能となっている。
【0026】
また、弁体31の上下移動をガイドするスピンドルガイド51が、上部接続部39から内部空間37に向かって突出して設けられている。
筒型に形成されたスピンドルガイド51は、上部側にリング状に張り出した鍔部51aを有しており、上部接続部39から内部空間37に挿入されて、鍔部51aに設けられた係止面51bが、上部接続部39内壁に配設された段部39aに当接することで位置決めされている。
また、上部接続部39内には、スピンドルガイド51の上面に当接させてバネ筒43の下端部側が挿入されている。この状態で、バネ筒43の外壁にリング状に形成された外周突出部43aの下端面は、第1開口部42の開口端部に当接している。そして、上部接続部39外周壁と、外周突出部43aの側面は略揃っている。
【0027】
ナット状の締め付け部材52は、上端部が内側に曲折して形成されており、その曲折部分の内側を外周突出部43aに当接させた状態で、上部接続部39とバネ筒43の当接部分に外嵌されることにより、両者を締め付け固定している。
こうして、バネ筒43とスピンドルガイド51は、互いの軸線を一致させて弁本体部38に固定される。
【0028】
弁体31は、スピンドル31bをスピンドルガイド51の貫通穴51cの内周面に密着して摺動可能に嵌入され、スピンドルガイド51は、弁体31の動きを制限して確実に弁体31が座面32cに着座するよう設けられる。
また、弁体31は、座面32cに着座した状態で、スピンドル31bがスピンドルガイド51からバネ筒43側に突出している。
スピンドル31bにはその外周を1周する凹部31dが設けられ、またスピンドルガイド51の貫通穴51c内にも内壁面を1周する凹部51dが設けられている。これら凹部31d、51dにはそれぞれOリングが配設されて、スピンドル31とスピンドルガイド51との間の水密性が保持されている。
【0029】
バネ筒43内には、図2に示されるようにバネ押さえ53とバネ受け54がそれぞれバネ筒43の軸線47方向に摺動可能に配設されている。
また、バネ筒43側に突出するスピンドル31bの先端は、バネ受け54に当接している。
さらに、圧縮バネ33がバネ押さえ53とバネ受け54との間に縮設されて、バネ受け54を介して弁体31を弁座32へと付勢している。
【0030】
図2に示されるようにピストンヘッド55は、筒部55aの一方の開口部が蓋部55bによって封止されて形成されている。そして、ピストンヘッド55は、バネ筒43に対して上下に摺動可能に、バネ筒43にその上方から外嵌されている。
調整ネジ56は、ピストンヘッド55の蓋部55bの中央部で螺合しながら蓋部55bを貫通しており、下端部がバネ押さえ53に当接している。
また、調整ネジ56には、蓋部55bの上面側に配設されるロックナット81が外嵌されている。
【0031】
次に電動シリンダ35からなる動作部36について説明する。
電動シリンダ35は、バネ筒43と一体化されて形成される保持部57に支持されている。
電動シリンダ35は、電動モータ58による回転運動を運動変換機構によって直線運動に変換するものであり、電動モータ58に隣接して配設されるシリンダ部59のシャフト60が、電動モータ58の作動により上下方向に突出入する。また、電動シリンダ35には、上限リミットスイッチと下限リミットスイッチが設けられており、シャフト60の突出入動作の可動範囲が定められている。
さらに、スピードスプレーヤの運転用ハンドルや運転席が配設され、作業者が乗り込む運転部内には、電動モータ58の回転(すなわちシャフトの突出入)を制御する調整スイッチ等の調整手段が設けられている。調整手段によって電動モータ58の正逆回転や回転量が制御されて、シャフト60の突出入が制御される。
運転部は、キャビン型であっても開放型であってもよい。
【0032】
保持部57はホッケー用スティック形に形成されており(図2参照)、支持部57aと、支持部57aの下端部から支持部57aに対して略直角に延設されるアーム部57bとを有する。
そして、保持部57は、支持部57aをバネ筒43に沿わせ、軸線48方向に延びるよう配設されている(図1参照)。この際、保持部57は、ピストンヘッド55の上下方向への移動を妨げないように、ピストンヘッド55との間に隙間を設けると共にバネ筒43の下部で接続されてバネ筒43と一体化している。
また、図11はピストンヘッド55と保持部57の位置関係を示す上面図である。ピストンヘッド55は、蓋部55bの周方向で外側に張り出すつば部55hを有している。そして、つば部55hの保持部57側には、凹部80が配設されていて、凹部80には保持部57が嵌め込まれている。この構成は、調整ネジ56のロックナット81を緩める際の回り止めとして機能している。
【0033】
支持部57aの上端部側には、左右対称に突出する一対の支点用突出部57c、57cが配設されている(図1参照)。支点用突出部57cは、リング状の大径部57fと小径部57gが両者の貫通穴を揃えて積み重ねられて形成されており、その軸線を支持部57aに対して直角にして、大径部57f側を支持部側に向けて配設されている。
また、大径部57fと小径部57gの貫通穴が連通して挿入穴57dとなっている。
さらに、図3に示されるようにアーム部57bの先端側は二股に分かれており、分かれた先の両方を同時にピンが挿入される貫通穴57eがそれぞれ配設されている。貫通穴57eは、前述の平面75に対して直角方向に貫通して配設される。
【0034】
電動シリンダ35は、アーム部57bの上方で、電動モータ58を支持部57aに向けた姿勢で固定される。シリンダ部59の下部には、円柱状のシャフトの軸線60aを中心線として突出片61が下方に向けて突出して形成されている。また、突出片61には貫通穴62が形成されている。
突出片61がアーム部先端の二股に分かれた部分の間に挿入され、突出片61の貫通穴62と、アーム部先端の貫通穴57eに同時にピン63が挿入されて、電動シリンダ35は、ピン63を支点として回動可能に保持部57に支持される。
【0035】
電動シリンダ35のシャフト60の先端には、リンクレバー64が固定されている。
リンクレバー64は、図1に示されるように押動部65と柄部分66とからなり、押動部65はUの字状に中央で曲折して2つの押さえ部67を有している。また、柄部分66は、押動部65の中央から外方に延びるように配設されて、リンクレバー64は上面図が音叉型になるよう形成されている。
さらにリンクレバー64は、正面からみると(図2参照)2つの押さえ部67がそれぞれ略中央で曲折部67aを設けて「く」の字に形成され、柄部分66は押さえ部67の一方の直線部分が延長するように配置されている。すなわち、押動部65と柄部分66とを合わせた形状も正面図(図2参照)が「く」の字となるように形成されている。
【0036】
また、柄部分66の端部側、すなわちリンクレバー64の一端部側64aには、挿通穴64bが貫通して設けられている。
一対の押さえ部67においては、それぞれ曲折部67aに挿通穴67bが貫通して配設されている。この挿通穴67bは、支点用突出部57cの小径部57gが挿入可能に形成される。
一方、図3に示されるように電動シリンダ35のシャフト60の先端は二股になっており、分かれた先の両方を同時にピンが挿入可能に、貫通孔60bがそれぞれ設けられている。
リンクレバー64は、その一端部側64aをシャフト60先端の二股部分の間に挿入し、シャフト60の貫通孔60bとリンクレバー64の挿通穴64bに同時にピン64cを挿入することによって、ピン64cを支点として回動可能にシャフト60に固定される。
【0037】
さらに、支持部57aの上端部が一対の押さえ部67の曲折部67aによって挟まれ、左右に突出する支点用突出部57cの小径部57gがそれぞれ押さえ部67に配設された挿通穴67bに挿入される。そして、押さえ部67の左右外方からボルト67cがそれぞれ支点用突出部57cに配設された挿入穴57dに固定されて、支点用突出部57の抜け止めとなっている。このとき、押さえ部67は、小径部57gの外側に張り出した大径部57fの面と、ボルト67cとによって、挟まれている。
これにより、リンクレバー64は、曲折部67aに対して一端部側64aと他端部側64dを下方に向けた姿勢で、保持部57との連結部を回動支点68として回動自在に支持される。
この際、保持部57と電動シリンダ35との連結手段であるピン63と、シャフト60とリンクレバー64の連結手段であるピン64cと、一対の支点用突出部57cの軸線とは、互いに平行に配設されると共に、それぞれ軸線47に対して直角となっている。さらに、前記3つは、軸線48に対しても直角となっている。
【0038】
また、押さえ部67の先端、すなわちリンクレバー64の他端部側64dは、下方に緩やかに突出して、ピストンヘッド55の上部に良好に当接してこれを下方に押し付けている。この際、2つの押さえ部67の先端(リンクレバー64の他端部側64dの先端)は、調整ネジ56を両者の中間位置に挟んだ状態でピストンヘッド55に当接している。
さらに、図に示されるようにリンクレバー64は、回動支点68からシャフト60との連結位置までの距離よりも、回動支点68からピストンヘッド55に当接する位置までの距離の方が短く形成されている。
【0039】
次に、上記構成からなる調圧弁10の調圧動作について説明する。
運転部内に乗り込んだ作業者が、調整スイッチ等の調整手段を増圧側に変更すると、図2の2点破線で示されるようにシャフト60が突出する。すると、リンクレバーの一端部側64aが上方へと持ち上げられて、他端部側64dは下方へと移動する。ピストンヘッド55は、他端部側64dによって押し下げられ、ピストンへッド55に固定されている調整ネジ56は、バネ押さえ53を下方へと移動させる。これにより、圧縮バネ33による弁体31の弁座32に対する付勢力が増加し、第2配管21を通過する薬液の設定圧が上昇する。
【0040】
また、作業者が調整手段を減圧側に変更すると、図2の実線で示されるようにシャフト60が後退し下方へ突入する。すると、リンクレバーの一端部側64aが下方へと移動し、これに伴って他端部側64dは上方へと移動する。これにより、圧縮バネ33に対する押圧力が減るので、圧縮バネ33の縮み量が減少して、ピストンヘッド55が圧縮バネ33により上方へと押し上げられると共に、圧縮バネ33による弁体31の弁座32への付勢力が減少し、第2配管21を通過する薬液の設定圧は下降する。
薬液の調圧の際に、弁体31と弁座32の間から排出される余液は、側部接続部40、第1余液管22を通過して再び薬液タンク11に戻される。
また、上記構成では、リンクレバー64がシャフト60に回動可能に連結されると共に、電動シリンダ35が保持部57に回動可能に支持されているので、シャフト60の伸縮運動に連動して電動シリンダ35が揺動し、リンクレバーの他端部側64dを良好にピストンヘッド55に当接させることができる。
【0041】
上記構成の調圧弁10によると、作業者は運転部内から調整手段によって、薬液の散布状態を見ながら調圧操作ができるので便利である。
また、調整ネジ56のネジ込み量によっても、薬液の設定圧を変えることができる。薬液の設定圧を増圧するときは、作業者は直接調整ネジ56を回してこれを下方へとねじ込む。すると、調整ネジ56の下端部に押されてバネ押さえ53が下方へと移動し、圧縮バネ33による弁体31の弁座32への付勢力が増加する。これにより、薬液の設定圧を上昇させることができる。
【0042】
薬液の設定圧を減圧するときは、作業者は反対方向に調整ネジ56を回してこれを上方へと移動させる。すると、バネ押さえ53が上方へ移動して圧縮バネ33による弁体31の弁座32への付勢力が減少し、薬液の設定圧を減少させることができる。
これによると、ノズルの配設された1本のホースを調圧弁の先の配管に接続し、作業者がそのホースによって直接作物に向かって薬液を噴射させる際には、調整ネジ56を使って直接調圧することができ、便利である。
【0043】
このように、本発明の調圧弁10は薬液を調圧する方法として、作業者が直接調整ネジ56を回転させる方法と、運転部内に設けられた調整手段を用いる方法の2つがあり、どちらか選択して使用できるので便利である。また、これによると、電動シリンダ35が作動不能となった場合でも、調整ネジ56を手動で回すことにより薬液の調圧ができる。
また、調整手段を用いる調圧方法の0点調節として、調整ネジ56を手動で回して調整することもできる。
また、上限、下限のリミットスイッチを用いてシャフト60の可動範囲を設定することにより、バネ押さえ53の可動範囲を設定して適切な範囲で圧縮バネを作動させることができる。
【0044】
動作部36に油圧シリンダやエアーシリンダを用いると、流体の漏れるおそれがある。さらに、これらシリンダの場合、微調整が困難である上に、長時間の使用によって微妙に調整が狂う場合がある。しかし、本発明の調圧弁10では動作部36として電動シリンダ35を用いているので、上記不具合が解消でき、有利である。また、電動シリンダは、スピードスプレーヤ内のバッテリで動作可能であり、油圧ユニット等、他の流体圧源を必要としないので小型化、低価格化が可能となる。
【0045】
また、リンクレバー64の形状は様々に設計変更可能であり設計の自由度が大きいので、スピードスプレーヤ内のスペースを有効に使用して動作部36を配置することができ、省スペースに好適である。
さらに、リンクレバー64の、回動支点68からシャフト60との連結位置までの距離と、回動支点68からピストンヘッド55に当接する位置までの距離の比を変えることで、簡単に調圧速度やピストンヘッド55に対する押圧力を変更することができる。
【0046】
また、従来技術で説明した調圧弁のバネ筒に、ピストンヘッドを外嵌し、動作部36を配設することで従来の調圧弁を利用して本発明による調圧弁を構成することができ、コスト的にも有利である。
また、調圧弁10は、シャフトに連結したリンクレバーによってピストンヘッドを押し下げる方法を採用しているので構成が簡単であり、振動や雨等水分や埃等に強く、耐久性がある。
【0047】
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
図4〜図6は、本発明による調圧弁の他の実施形態を示す概略図である。図4は調圧弁の上面図であり、図5は正面図、図6は側面図である。
図1〜図3に示して説明した調圧弁10とは、リンクレバーの形状と、リンクレバーと連結されるシャフトの連結部分が異なるのみで他の構成については同様であるので、図において同一符号を付して説明を省略する。
【0048】
リンクレバー69は、一対の板状の押さえアーム70からなる。押さえアーム70は、図5に示されるように曲折部70aを有して「く」の字状に形成されている。また、押さえアーム70の一端部側70bには、挿通穴70cが貫通して設けられている。
さらに、曲折部70aには、挿通穴70cが貫通して配設されている。この挿通穴70cは、保持部57に設けられた前述の支点用突出部57cの小径部57gが挿入可能に形成される。
【0049】
これに対してリンクレバー69の連結されるシャフト60は棒状に延び、先端には、貫通穴72を有している。
押さえアーム70とシャフト60の連結は、一対の押さえアーム70の一端部側70bでシャフト60の先端部を挟み、押さえアーム70に配設された挿通穴70cとシャフト先端の貫通穴72にピン73が同時に挿入されることで成される。
【0050】
また、保持部57と押さえアーム70の連結は、一対の押さえアーム70の曲折部70aによって支持部57aの上端部を挟み、支持部57aの左右に突出する支点用突出部57cの小径部57gがそれぞれ押さえアーム70の挿通穴70cに挿入されることでなされる。支点用突出部57cに配設された挿入穴57dには、ボルト67cが固定されて、支点用突出部57の抜け止めとなっている。このとき、押さえアーム70は、小径部57gの外側に張り出した大径部57fの面と、ボルト67cとによって挟まれている。
【0051】
こうして、曲折部70aに対して一端部側70bと他端部側70dを下向きにした姿勢で、保持部57とシャフト60にそれぞれ回動可能に連結された押さえアーム70は、他端部側70dがピストンヘッド55の蓋部55b上面に当接している。この際、一対の押さえアーム70の他端部側70dは、調整ネジ56をその中間位置に挟んだ状態でピストンヘッド55に当接している。
【0052】
つまり、保持部57との連結部を回動支点68として回動可能に配設されたリンクレバー69は、押さえアームの一端部側70b、つまりリンクレバーの一端部側でシャフト60の先端と回動可能に連結される。また、押さえアームの他端部側70d、即ちリンクレバーの他端部側がピストンヘッドの蓋部55dに当接してこれを押し下げている。
このとき、保持部57と電動シリンダ35との連結手段であるピン63と、シャフト60とリンクレバー69の連結手段であるピン73と、一対の支点用突出部57cの軸線とは、互いに平行に配設されると共に、それぞれ軸線47に対して直角となっている。さらに、前記3つは、軸線48に対しても直角となっている。
【0053】
こうして構成された調圧弁は、前述の実施形態と同様の操作により、薬液の調圧を行うことができる。
前述の実施形態と同様に、リンクレバーの他端部側が2つに分かれてピストンヘッドに当接しているので、他端部側の押圧力が1点に集中することなく、ピストンヘッドを円滑に上下移動させることができる。
【0054】
図9は、本発明による調圧弁の他の実施形態を示す概略図である。この調圧弁は、前述の調圧弁10とピストンヘッドの形状が異なるのみで他の構成については同様なので図において同一符号を付して説明を省略する。
このピストンヘッド74は、筒部の一方の開口部が蓋部74aによって封止されて形成されている。そして、蓋部74aの内面中央部からは、筒部の内方で、筒部の軸線方向に延びる棒状の突出部74bが配設されている。ピストンヘッド74はバネ筒43に対して上下に摺動可能に、バネ筒43にその上方から外嵌しており、突出部74bの先端はバネ押さえ53の上面に当接している。
【0055】
また、リンクレバー64は、その一端部側64aがシャフト60に連結されると共に、保持部57との連結部が回動支点68となって、他端部側64dがピストンヘッド74の蓋部74aに当接し、これを押し下げている。
これによると、シャフト60の伸縮によって他端部側64dの位置及びバネ押さえ53の位置が変更され、圧縮バネ33による弁体31の弁座32に対する付勢力が変更できる。
手動での調圧操作が不要な場合は、このように調整ネジを省略して構成してもよい。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、薬液の調圧が運転部等から遠隔操作可能であると共に、耐久性のあるスピードスプレーヤ用調圧弁及びスピードスプレーヤを提供することができる。
また、薬液の調圧が遠隔操作可能な上に、手動でも直接調圧操作が可能なスピードスプレーヤ用調圧弁及びスピードスプレーヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る調圧弁の上面図である。
【図2】図1に示した調圧弁の部分断面図である。
【図3】図1に示した調圧弁の側面図である。
【図4】本発明に係る調圧弁の他の実施形態を示す上面図である。
【図5】図4に示した調圧弁の部分断面図である。
【図6】図4に示した調圧弁の側面図である。
【図7】本発明に係る調圧弁の弁体と弁座を示す部分断面図である。
【図8】スピードスプレーヤの薬液噴霧機構を説明する概略図である。
【図9】本発明に係る調圧弁の他の実施形態を示す部分断面図である。
【図10】従来の調圧弁の一例を示す部分断面図である。
【図11】本発明に係る調圧弁のピストンヘッドの凹部と保持部の関係を示す上面図である。
【符号の説明】
10 調圧弁
11 薬液タンク
16 第1配管
18 バルブ
20 ポンプ
21 第2配管
22 第1余液管
23 三方コック
24 第3配管
25 第2余液管
31 弁体
32 弁座
33 圧縮バネ
35 電動シリンダ
37 内部空間
38 弁本体部
43 バネ筒
51 スピンドルガイド
53 バネ押さえ
54 バネ受け
55 ピストンヘッド
56 調整ネジ
57 保持部
60 シャフト
64 リンクレバー
68 回動支点

Claims (5)

  1. 圧縮バネを弁体とバネ押さえとの間に縮設し、バネ押さえと弁体との離間間隔を変えることにより、圧縮バネによる弁体の弁座に対する付勢力を調節して、ポンプから吐出される薬液を調圧するスピードスプレーヤ用調圧弁であって、
    前記バネ押さえに、電動シリンダのシャフトを連携させて設け
    中途部を回動支点として回動可能に設けられると共に、一端部側が前記シャフトの先端に連結され、他端部側が前記バネ押さえを弁体の方向へ押さえるリンクレバーを配設し、
    前記シャフトの突出入動作に連動して、前記リンクレバーの前記他端部側の位置を変えることによって、前記バネ押さえの位置を可変としたことを特徴とするスピードスプレーヤ用調圧弁。
  2. 前記バネ押さえと前記圧縮バネを収容するバネ筒と、
    蓋部を有する筒型に形成され、前記バネ筒に対して摺動可能に、該バネ筒に嵌め合わされるピストンヘッドと、
    前記蓋部で螺合すると共に貫通して、下端部が前記バネ押さえに当接する調整ネジと、
    前記蓋部に他端部側が当接する前記リンクレバーとを有し、
    前記バネ押さえの位置は、前記電動シリンダのシャフトの突出入動作に連動して可変とされていると共に、前記調整ネジのねじ込み量によっても変えることができることを特徴とする請求項1記載のスピードスプレーヤ用調圧弁。
  3. 前記電動シリンダには、上限と下限のリミットスイッチが配設されており、前記シャフトの可動範囲が定められていることを特徴とする請求項1または2記載のスピードスプレーヤ用調圧弁。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか一項記載のスピードスプレーヤ用調圧弁が配設されていることを特徴とするスピードスプレーヤ
  5. 前記電動シリンダのシャフトの突出入動作を制御する調整手段がスピードスプレーヤの運転部内に配設されていることを特徴とする請求項4記載のスピードスプレーヤ。
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