JP4282563B2 - マイクロコンピュータを備えた電気機器 - Google Patents

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本発明は、電磁調理器、炊飯ジャー等のマイクロコンピュータを備えた電気機器に関する。
この種の電気機器は、回路部品の特性や配置等のバラツキによる各電気機器の性能のバラツキを安定させたり、電気機器の機種を変更するために、製品完成後に種々の調整作業が行われる。
例えば、電磁調理器においては、電源電流値に応じて電力の出力を行うとともに、電源電流値に基づいて小物検知を行うが、電源電流検出回路の精度やその他の部品の特性のバラツキによる各電磁調理器の小物検知精度にバラツキを安定させるために、基板に組み込んだ可変抵抗を調整したり、不揮発性メモリに記憶したデータを操作部による操作で変更していた(特許文献1参照)。しかし、電磁調理器がユーザ側で設置される場所、すなわちステンレス台か木台かによっても、小物検知精度が変動する。
また、大部分の部品を共用し、一部の部品を変更することで、少ない労力で機種の数を増加することが行われている。具体的には、機種に応じて異なる部品を搭載した複数の基板や、機種に応じて異なるデータを記憶させた複数のマイコンや不揮発性メモリを用意し、それらを表示やダミー抵抗などで識別しておき、組立工程で識別を確認して組み込みを行っていた。しかし、このような方法は、部品の確認の負担を招き、一旦誤って組み込むと組み立て直しが必要であった。また、識別のための表示の印刷やダミー部品の追加のために工程が増加する問題があった。
特開2000−70131号公報
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、電気機器の完成後に、電気機器の性能のバラツキを安定させたり、電気機器の機種を変更する作業を容易に行うことができるマイクロコンピュータを備えた電気機器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、
補正値のデータを記憶するメモリを有し、該メモリに記憶した補正値のデータに基づいて鍋以外の小物が載置されたことを検知する小物検知を行うマイクロコンピュータを備えた電磁調理器において、
不揮発性記憶手段を備え、
前記マイクロコンピュータは、
前記メモリに電源電圧読込値に対する電源電流の補正値を記憶し、
電磁調理器の完成時に不揮発性記憶手段に無負荷状態で電磁調理器を動作させたときの電源電流値を小物検知の判定基準値として書き込み、
通常の動作時に前記不揮発性記憶手段に記憶した前記判定基準値を読み込み、該判定基準値に前記メモリに記憶した電源電圧読込値に対応した補正値を加算した小物判定値に基づいて、電源電流読込値が小物判定値より大きければ鍋有り、小さければ鍋なしとする小物検知を行うものである。
本発明によれば、個々の調理器のバラツキが解消され、精度の良い小物検知を行うことができる。また、設置場所が木台かステンレス台で異なっていても、その使用場所に応じた判定基準値を不揮発性記憶手段に記憶させることができるので、設置場所のバラツキも解消されて、より精度の良い小物検知を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態によるマイクロコンピュータを備えた電気機器の一例である電磁調理器のブロック図である。交流電源1に接続された整流回路2にスイッチング素子3が接続され、これらの整流回路2とスイッチング素子3でインバータ回路4が構成されている。インバータ回路4は誘導加熱コイル5に高周波電流を供給し、鍋100等の負荷を誘導加熱するようになっている。
交流電源1には電源電圧を検出する電圧検出器6と、カレントトランス7を介して電源電流を検出する電源電流検出回路8が設けられている。電源電流検出回路8の検出電流はマイクロコンピュータ9に入力される。マイクロコンピュータ9は電源電流検出回路8の検出電流に基づいて駆動回路10を介してスイッチング素子3を制御し、誘導加熱コイル5への出力を制御する。マイクロコンピュータ9は、CPU11,ROM12,RAM13を有し、CPU11には操作部14、表示部15、不揮発性記憶手段であるEEPROM16が接続されている。ROM12には、表1に示すように、電源電圧読込値に対応した電源電流補正値が予め記憶されている。
Figure 0004282563
次に、前記構成の電磁調理器において鍋以外のスプーン等の小物が載置された場合を検知する所謂小物検知時におけるマイクロコンピュータ9の動作を図2、図3のフローチャートに従って説明する。
電磁調理器の製造場所において、完成した電磁調理器に100ボルトの交流電源1を投入し、操作部14の通常では使用されない組合せのスイッチボタンを押すと、検査モードがスタートする。検査モードでは、ステップS11でCPU11は鍋無し状態で電磁調理器を動作させ、ステップS12で電源電流検出回路8が検出する電源電流値(Ia)を読み込み、ステップS13で前記電源電流値(Ia)を判定基準値としてEEPROM16に書き込む。なお、この検査モードは、上記操作を行うことで、完成時だけでなく、修理,メンテナンス時にも行うことができるし、また製造場所に限らず、修理場所や、ビルトインタイプの電磁調理器では使用場所においても実行させることができる。
電磁調理器の通常の調理モードでは、CPU11は、ステップS21で電磁調理器を動作させ、ステップS22で電源電流検出回路8が検出する電源電流値(Ia)を読み込み、ステップS23でEEPROM16にアクセスしてそこに記憶された判定基準値を読み込み、ステップS24で判定基準値に前記ROM12に記憶された表1の電源電圧読込値に対応した電源電流補正値を加算して小物判定値を求め、ステップS25でこの小物判定値をRAM13に記憶する。例えば、判定基準値Iaが18であると、小物判定値は、表2に示すようになる。
Figure 0004282563
そして、ステップS26で、ステップS22の電源電流読込値(Ia)が小物判定値より大きいか否かを判断する。電源電流読込値が小物判定値より大きければステップS27で鍋有りと判断し、電源電流読込値が小物判定値より小さければステップS28で鍋無しと判断する。
前記実施形態の電磁調理器では、検査モードで個々の電磁調理器に対して鍋無し時の電源電流読込値を判定基準値としてEEPROM16に記憶させておき、実際の動作でEEPROM16の判定基準値(Ia)を読み込んで、この判定基準値(Ia)に電源電圧読込値に対応した電源電流補正値を加算して小物判定値とするので、個々の電磁調理器のバラツキが解消され、精度の良い小物検知を行うことができる。また、設置場所が木台かステンレス台で異なっていても、その設置場所で上記検査モードを実行させることで、その使用場所に応じた判定基準値をEEPROM16に記憶させることができるので、設置場所のバラツキも解消されて、より精度の良い小物検知を行うことができる。
イクロコンピュータ9のROM12に、複数の機種のデータが予め記憶されている。例えば、A機種の電磁調理器で使用される制御方法Aと表示方法AからなるAデータと、B機種の電磁調理器で使用される制御方法Bと表示方法BからなるBデータとが収容されている。
Figure 0004282563
前記EEPROM16に予めA機種かB機種かを記憶しておき、EEPROM16に記憶した機種に対応するマイクロコンピュータ9のROM12に記憶したデータを使用するようになっている。
次に、前記構成の電磁調理器において機種変更を行う時におけるマイクロコンピュータの動作を図4,図5のフローチャートに従って説明する。
電磁調理器の製造場所において、完成した電磁調理器に100ボルトの交流電源1を投入し、操作部14の通常では使用されない組合せのスイッチボタンを押すと、機種変更モードがスタートする。機種変更モードでは、まずステップS101でEEPROM16に記憶されている現在機種を表示部15に表示する。EEPROM16に何も記憶されていない場合は表示しない。ステップS102で操作部14の所定のスイッチを押すことでA機種かB機種かを選択し入力すると、ステップS103で表示部15に選択された機種を表示し、ステップS104で選択機種をEEPROM16に書き込む。なお、この機種変更モードは、上記操作を行うことで、完成時だけでなく、修理,メンテナンス時にも行うことができるし、また製造場所に限らず、修理場所や、ビルトインタイプの電磁調理器では使用場所においても実行させることができる。
電磁調理器の通常の調理モードでは、CPU11は、ステップS201でEEPROM16にアクセスしてそこに記憶された選択機種を読み込み、ステップS202で選択機種に対応するROM12に記憶された制御方法と表示方法で動作を開始する。例えば、EEPROM16に記憶された選択機種がAであれば、ROM12に記憶されたAデータの制御方法Aと表示方法Aで動作を行う。また、EEPROM16に記憶された選択機種がBであれば、ROM12に記憶されたBデータの制御方法Bと表示方法Bで動作を行う。
一度機種選択を行った後、上記操作によって機種変更モードを再度実行させることで、現在機種を表示させてその確認を行うことができるし、現在機種の変更も可能である。
の電磁調理器によれば、マイクロコンピュータ9やEEPROM16を含む1つの基板で多くの機種に対応することができる。また、選択された機種を確認することができるし、異なる機種になっていても容易に正規使用の機種に変更することができる。
マイクロコンピュータを備えた電磁調理器のブロック図である。 本発明の実施形態における検査モードのフローチャートである。 図2の実施形態における通常の調理モードのフローチャートである。 種変更モードのフローチャートである。 図4と関連した通常の調理モードのフローチャートである。
符号の説明
9 マイクロコンピュータ
12 ROM(メモリ)
14 操作部
15 表示部
16 EEPROM(不揮発性記憶手段)

Claims (1)

  1. 補正値のデータを記憶するメモリを有し、該メモリに記憶した補正値のデータに基づいて鍋以外の小物が載置されたことを検知する小物検知を行うマイクロコンピュータを備えた電磁調理器において、
    不揮発性記憶手段を備え、
    前記マイクロコンピュータは、
    前記メモリに電源電圧読込値に対する電源電流の補正値を記憶し、
    電磁調理器の完成時に不揮発性記憶手段に無負荷状態で電磁調理器を動作させたときの電源電流値を小物検知の判定基準値として書き込み、
    通常の動作時に前記不揮発性記憶手段に記憶した前記判定基準値を読み込み、該判定基準値に前記メモリに記憶した電源電圧読込値に対応した補正値を加算した小物判定値に基づいて、電源電流読込値が小物判定値より大きければ鍋有り、小さければ鍋なしとする小物検知を行うことを特徴とするマイクロコンピュータを備えた電磁調理器
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