JP4280951B2 - Information processing apparatus, information processing method, and recording medium - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体に関し、特にノートブック型のパーソナルコンピュータ装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以下、これをコンピュータと呼ぶ)に用いられる米国マイクロソフト社製の Windows98(商標)のようなオペレーティングシステムにおいては、アクティブウィンドウを有する各アプリケーションソフトウェア対応のアイコンが表示されたタスクバーをデスクトップに表示することにより、当該タスクバーのアイコンをあたかもボタンのような視覚的な手懸かりとしてユーザに提供するようになされている。
【0003】
ここでアクティブウィンドウとは、複数のウィンドウが表示された状態で、現在操作の対象となっているウィンドウのことである。
【0004】
このようなタスクバーの使用に関する技術は、特開平8-255066号公報によって詳細に開示されており、当該公報を引用して以下に説明する。タスクバーは、視覚的な手懸かりとしてアクティブウィンドウについての情報をアイコンによってユーザに与えると共に、アクティブウィンドウを切換表示するために使用することが可能である。
【0005】
またタスクバーには、プログラムのランチャー(起動)、ドキュメントのオープン及びシステムセッティング等のコントロールのためのメニューに対してユーザのアクセスを可能にするスタートメニューボタンが備えられている。
【0006】
例えば、マウス、キーボード及びビデオディスプレイ等の周辺装置と、オペレーティングシステムに従って所定の処理を行う中央処理装置(CPU(Central Processing Unit) )とを具えるコンピュータ装置において、タスクバー上のスタートメニューボタンを操作する例について説明する。
【0007】
スタートメニューボタンは、ユーザがプログラム、ドキュメン、ファイル、システムセッティング、ヘルプ情報等にアクセスするための中心的な場所として動作し、アクセス用にメニュー項目が多数配置されたスタートメニューを開く手段として機能している。
【0008】
このスタートメニューには、例えば「プログラム」、「検索」、「設定」、「ヘルプ」等のメニュー項目が複数配置されている。このうちメニュー項目「プログラム」では、スタートメニューから階層表示されたプログラムメニューへのアクセスが可能であり、当該プログラムメニューにはユーザが選択可能な複数のアプリケーションプログラム及びプログラムグループに対するメニュー項目が複数配置されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところでかかる構成のコンピュータ装置においては、タスクバー上のスタートメニューボタンからユーザが所望のアプリケーションプログラムを選択し、起動するまでには煩雑な操作を繰り返す必要がある。
【0010】
すなわち、ユーザが先ずタスクバー上のスタートメニューボタンをマウスカーソルで指定して左マウスボタンのクリック操作を行うと、CPUはスタートメニューを表示させる。次に、ユーザがスタートメニューの中からメニュー項目「プログラム」をマウスカーソルで指定して左マウスボタンのクリック操作を行うと、CPUはスタートメニューのサブメニューであるプログラムメニューを表示させる。
【0011】
続いて、ユーザがプログラムメニューのうち所望のアプリケーションプログラムのメニュー項目をマウスカーソルで指定して左マウスボタンのクリック操作を行うと、CPUは指定されたメニュー項目に対応するアプリケーションプログラムを起動する。
【0012】
このとき、ユーザがアプリケーションプログラムグループを指定した場合には、当該アプリケーションプログラムグループに対応したサブメニューがCPUによって表示されるので、さらにマウスカーソルによる指定と左マウスボタンのクリック操作が必要になる。
【0013】
このようにメニューが階層構造となっていることから、ユーザが所望のアプリケーションプログラムを起動するまでに、マウスカーソルによる指定と左マウスボタンのクリック操作とを頻繁に繰り返すことになる。
【0014】
ここでメニューの中で表示されるメニュー項目には、階層構造のメニューであることを知らせるような視覚的な手掛かりが存在しないことにより、ユーザは実際にメニュー項目を選択するまで下位階層のサブメニューが存在するか否かを認識することが困難であり、メニュー構造を容易に認識し得ないという問題があった。
【0015】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、階層構造のメニューであることを容易に認識させ得る使い勝手の優れた情報処理装置情報処理方法及び記録媒体を提案しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、階層構造を有する複数のメニュー項目を円環状に並べると共に、メニュー項目を前記円環状の外延側に詰めて表示し、操作手段が設けられている本体部の上面に対して直交する軸を回転軸とし、操作手段に対して入力される回転操作入力に基づいて出力信号を生成し、複数のメニュー項目のうち一のメニュー項目を選択するときに、一のメニュー項目が選択される位置を固定したまま、出力信号に基づいて複数のメニュー項目を円環状にスクロールさせ、メニュー項目の上位階層が存在する場合、その存在を示すアイコンを当該メニュー項目に対応付けて表示すると同時に、メニュー項目の下位階層が存在する場合、その存在を示すアイコンを当該メニュー項目の右側に対応付けて表示させるようにしたことにより、本体部の上面に対する直交軸を中心とした操作手段を介して入力されるユーザの回転操作入力に合った形で、円環に沿って並べられた複数のメニュー項目が表示されているため、操作手段に対するユーザの直感的な操作を可能とし、かつ、一のメニュー項目が選択される位置は固定されているので、回転操作入力によって複数のメニュー項目が円環状にスクロールされても固定された位置をユーザに目視確認させ続けていれば一のメニュー項目を容易に選択させることができ、更にメニュー項目の上位階層及び下位階層の存在を示すアイコンをユーザに同時に目視確認させることにより一のメニュー項目を選択する際の判断を容易にし、これら全ての要素を通じて操作手段と円環状に並べられた複数のメニュー項目とに対するユーザの操作性を格段に向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0018】
(1)ジョグダイヤル付ノートブック型パーソナルコンピュータの構成
図1において、1は全体として本発明の情報処理装置を構成するジョグダイヤル付ノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、これをジョグダイヤル付ノートパソコンと呼ぶ)を示し、本体2と当該本体2に対して開閉自在に取り付けられた表示部3とによって構成されている。
【0019】
本体2には、その上面に各種文字や記号及び数字等を入力するための複数の操作キー4、マウスカーソルの移動に用いられるスティック式ポインティングデバイス(以下、これを単にスティックと呼ぶ)5、通常のマウスにおける左ボタン及び右ボタンに相当する左クリックボタン5A及び右クリックボタン5B、マウスカーソルをスクロールボタンに合わせることなくスクロールバーを操作するためのセンタボタン5C、内蔵スピーカ6及び表示部3に設けられたCCD(Charge Coupled Device) カメラ23用のシャッタボタン7が設けられている。
【0020】
表示部3には、正面にLCD(Liquid Crystal Display)でなる液晶ディスプレイ21が設けられており、正面の中央上端部にCCDカメラ23を備えた撮像部22が表示部3に対して回動自在に取り付けられている。
【0021】
すなわち撮像部22は、表示部3の正面方向及び背面方向との間の180度の角度範囲内で回動し、当該角度範囲内の任意の位置で位置決めし得るようになされている。また撮像部22には、CCDカメラ23のフォーカス調整を行う調整リング25が設けられており、当該CCDカメラ23によって所望の撮像対象を撮像する際のフォーカス調整を調整リング25の回転操作によって容易に行い得るようになされている。
【0022】
また表示部3には、撮像部22の左隣近傍にマイクロフォン24が設けられており、当該マイクロフォン24を介して表示部3の背面側からも集音し得るようになされている。
【0023】
さらに表示部3には、マイクロフォン24の左隣近傍にツメ13が設けられると共に、当該ツメ13と対応する本体2の所定位置に孔部8が設けられており、表示部3を本体2に閉塞した状態でツメ13が孔部8に嵌合されてロックするようになされている。
【0024】
本体2は、前側面にスライドレバー9が設けられており、当該スライドレバー9をスライドすることにより、孔部8に嵌合されたツメ13のロックを解除して表示部3を本体2に対して展開し得るようになされている。また本体2の前側面には、複数の吸気孔11が設けられている。
【0025】
さらに本体2の右側面には、排気孔12、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association) 規格のPC(Personal Computer) カードに対応したPCカードスロット14及びモジュラージャック用のモデム端子15が設けられている。
【0026】
一方、図2に示すように本体2の左側面には、スライド式の電源スイッチ40、4ピン対応のIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 1394端子41、USB(Universal Serial Bus)端子42、外部ディスプレイ用コネクタ46、マイクロフォン用入力端子43、ヘッドフォン端子44及びIrDA(Infrared Data Association) 準拠の赤外線ポート45が設けられている。
【0027】
さらに図3に示すように、本体2の後側面には外部電源コネクタ16が設けられており、底面にはバッテリパック(図示せず)を取り外すためのスライド式取り外しレバー18と、動作を中断して電源投入時の環境を再構成するためのリセットスイッチ19が設けられている。なお、バッテリパックはバッテリコネクタ17に対して着脱自在に接続される。
【0028】
かかる構成に加えて本体2の上面(図1)には、右端部においてバックスペースキーに相当する操作キー4Aとエンターキーに相当する操作キー4Bとの間に、当該操作キー4A及び4Bと同一高さになるようにジョグダイヤル30が組み込まれている。
【0029】
ここでジョグダイヤル30とは、ダイヤルの回転操作及び押圧操作によってシステムセッティングや各種アプリケーションソフトウェアにおける種々の機能を容易に実現し得る操作性の優れたユーザインターフェースである。
【0030】
このジョグダイヤル30は、図4に示すように平目模様の円板状操作つまみ218が本体2の外装ケース32から僅かに突出した状態で取り付けられており、円板状操作つまみ218による矢印a方向又はb方向への回転操作に対応して所定の処理を実行すると共に、矢印c方向への押圧操作に対応して所定の処理を実行するようになされている。
【0031】
(1−1)ジョグダイヤルの構成
次に、ジョグダイヤル30の構成について図5〜図11を用いて詳細に説明する。図5に示すようにジョグダイヤル30は、ユーザの押圧操作により矢印c方向へ移動可能な回転操作手段としての回転型エンコーダ部202と、その位置で固定された押圧操作手段としてのプッシュスイッチ部203とが接点取付基板201上に配設されて構成されている。
【0032】
接点取付基板201は、図6に示すように平板状の成形樹脂体でなり、回転型エンコーダ部202(図5)を矢印c方向へ移動するための移動用ガイドレール部204が両サイドに設けられた移動用窪み205と、プッシュスイッチ部203を嵌め込んで固定する押止壁206の設けられた押止用窪み207とが設けられ、さらに回転型エンコーダ部202の電気信号を外部へ伝達するための端子208に接続された導電性の接点板209が移動用窪み205の底面に形成されている。
【0033】
図5におけるジョグダイヤル30の、X−X′線を断面にとって示す図7及びY−Y′線を断面にとって示す図8に示すように、回転型エンコーダ部202は、接点取付基板201の移動用窪み205に嵌め込まれた状態でガイドレール204を介して一定範囲を矢印c方向に移動し得るように接点取付基板201に保持された成形樹脂製の箱型ケース210と、当該箱型ケース210の底面にインサート成形により取り付けられた弾性接点体211から上方及び下方に各々突出した弾性接点脚212、213と、箱型ケース210の中央で一体化された円柱軸214により回転可能に保持されると共に円板状で弾性接点脚212と弾接するようになされた放射状接点板215を有する成形樹脂製の回転体216と、ユーザの回転操作用に回転体216とねじ217で取り付けられた外周操作タイプの円板状操作つまみ218とによって構成されている。
【0034】
このような構成の回転型エンコーダ部202は、接点取付基板201(図6)上の所定位置に設けられたピン状突起219によって位置決めされたネジリコイルバネ220(図8〜図11)により、円板状操作つまみ218の内周側に取り付けられた箱型ケース210が矢印c方向とは逆方向(すなわちプッシュスイッチ部203から離れる方向)へ付勢されると共に、箱型ケース210の底面から下方に突出した弾性接点脚213が接点取付基板201の接点板209に弾接される。
【0035】
またプッシュスイッチ部203(図8)は、操作ボタン221が回転型エンコーダ部202と対向する位置に設けられており、後端面203Aが押止壁206に当接するように接点取付基板201の押止用窪み207に嵌め込まれて固定されている。このとき回転型エンコーダ部202は、箱型ケース210と一体形成された駆動用突起部222がプッシュスイッチ部203の操作ボタン221の先端に当接した状態となる。
【0036】
このようなジョグダイヤル30が実際に電子機器に装着される場合、図9に示すように接点取付基板201の下面側に設けられた端子201A及び201B、回転型エンコーダ部202の接続用端子208及びプッシュスイッチ部203の接続用端子223が、電子機器のプリント配線基板224の取付孔225A、225B、226及び227に挿入された状態で半田付けされることにより接続される。
【0037】
このときジョグダイヤル30は、回転型エンコーダ202の円板状操作つまみ218が本体2の外装ケース32から僅かに突出されるように装着されることにより、ユーザは突出した円板状操作つまみ218の周側面218Aを外装ケース32(図4)に指を這わしながら容易に操作し得るようになされている。なお円板状操作つまみ218は、剛性が保てればその厚さを薄くすることができ、これにより本体2の薄型化に十分対応し得るようになされている。
【0038】
次に、ジョグダイヤル30の動作について図10及び図11を用いて説明する。ジョグダイヤル30は、図10に示すように回転型エンコーダ部202における円板状操作つまみ218の周側面218Aに接線方向(矢印a方向又はb方向)の力が加えられると、回転体216が箱型ケース210の中央の円柱軸214を中心として回転し、複数の放射状接点体215に弾性接点脚212が弾接して摺動することにより、円板状操作つまみ218の回転操作に連動したパルス信号を発生するようになされている。
【0039】
そしてジョグダイヤル30は、発生したパルス信号を弾性接点脚212(図7、図8)から弾性接点体211を介して弾性接点脚213に伝達し、当該弾性接点脚213が弾接している接点取付基板201の接点板209に伝達した後、外部接続用の端子208(図9)を介してノート型パソコン1におけるプリント配線基板224の回路に伝達するようになされている。
【0040】
またジョグダイヤル30は、図11に示すように接点取付基板201に取り付けられたネジリコイルバネ220の付勢力に逆らって円板状操作つまみ218の周側面218Aに矢印c方向の押圧力を与え、回転型エンコーダ部202全体を接点取付基板201のガイドレール204に沿って移動することにより、箱型ケース210と一体形成された駆動用突起部222によって操作ボタン221を押下してプッシュスイッチ部203をオン動作させる。
【0041】
これによりジョグダイヤル30は、プッシュスイッチ部203をオン動作させることにより発生する押圧操作信号を接続用端子223(図8及び図9)を介してノート型パソコン1におけるプリント配線基板224の回路に伝達するようになされている。
【0042】
ところでジョグダイヤル30は、円板状操作つまみ218の周側面218Aに与えていた押圧力を解放すると、接点取付基板201に取り付けられたネジリコイルバネ220の弾性復元力によって回転型エンコーダ部202が矢印c方向とは逆方向に押し戻されて元の状態に復帰するようになされている。
【0043】
(1−2)ジョグダイヤル付ノートブック型パーソナルコンピュータの回路構成図12に示すようにノート型パソコン1の本体2においては、当該本体2における各種機能を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit) 50がホストバス52に接続されており、当該CPU50によってRAM(Random Access Memory)53にロードされた各種プログラムやアプリケーションソフトウェアに応じた処理を、クロックジェネレータ60から与えられるシステムクロックに基づいて所定の動作速度で実行することにより各種機能を実現し得るようになされている。
【0044】
またホストバス52には、キャッシュメモリ51が接続されており、CPU50が使用するデータをキャッシュし、高速アクセスを実現し得るようになされている。
【0045】
このホストバス52は、PCI(Peripheral Component Interconnect) バス55とホスト−PCIブリッジ54を介して接続されており、当該PCIバス55にはビデオコントローラ56、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 1394インターフェース57、ビデオキャプチャ処理チップ83及びPC(Personal Computer) カードインターフェース58が接続されている。
【0046】
ここでホスト−PCIブリッジ54は、CPU50とビデオコントローラ56、ビデオキャプチャ処理チップ83、IEEE1394インターフェース57及びPCカードインターフェース58との間で行われる各種データの授受を制御すると共に、メモリバス59を介して接続されたRAM53のメモリコントロールを行うようになされている。
【0047】
またホスト−PCIブリッジ54は、ビデオコントローラ56とAGP(Accelerated Graphics Port) に沿った信号線を介して接続されており、これによりホスト−PCIブリッジ54及びビデオコントローラ56間で画像データを高速転送し得るようになされている。
【0048】
ビデオキャプチャ処理チップ83は、シリアルバスでなるI2 Cバス82(一般的にSM(System Management) バスとも呼ばれている)と接続されており、当該I2 Cバス82を介してCCD(Charge Coupled Device) カメラ23で撮像された画像データが供給されると、これを内蔵のフレームメモリ(図示せず)に一旦格納し、JPEG(Joint Photographic Experts Group)規格に従って画像圧縮処理を施すことによりJPEG画像データを生成した後、当該JPEG画像データを再度フレームメモリに格納するようになされている。
【0049】
そしてビデオキャプチャ処理チップ83は、CPU50からの要求に応じてフレームメモリに格納されているJPEG画像データをバスマスタ機能を用いてRAM53へ直接転送した後、JPEG画像(静止画)データ又はMotionJPEG画像(動画)データとしてハードディスクドライブ(HDD)67へ転送する。
【0050】
ビデオコントローラ56は、CCD(Charge Coupled Device) カメラ23によって撮像された画像データや、ビデオキャプチャ処理チップ83のJPEG画像データに対して所定のグラフィックス処理を施した後、内蔵のVRAM(Video Random Access Memory)に格納して適宜読み出し、液晶ディスプレイ21に出力して表示させるようになされている。
【0051】
またビデオコントローラ56は、適時供給される各種アプリケーションソフトウェアに基づく画像データを液晶ディスプレイ21に出力することにより、複数のウィンドウ画面を表示し得るようになされている。
【0052】
PCカードインターフェース58は、オプション機能を追加するときにPCカードを介して適宜装着されるようになされており、PCカードを介して例えばCD−ROMドライブやDVDドライブ等の外部デバイスと接続し得るようになされている。
【0053】
IEEE1394インターフェース57は、IEEE1394端子41と直結されており、当該IEEE1394端子41を介して他のコンピュータ装置やディジタルビデオカメラ等の外部デバイスと接続し得るようになされている。
【0054】
PCIバス55は、ISA(Industrial Standard Architecture)バス65とPCI−ISAブリッジ66を介して接続されており、当該PCI−ISAブリッジ66にはHDD67及びUSB(Universal Serial Bus)端子42が接続されている。
【0055】
ここでPCI−ISAブリッジ66は、IDE(Integrated Drive Electronics)インターフェース、コンフィギュレーションレジスタ、RTC(Real-Time Clock) 回路及びUSBインターフェース等によって構成されており、クロックジェネレータ60から与えられるシステムクロックを基にIDEインターフェースを介してHDD67の制御を行う。
【0056】
HDD67のハードディスクには、Windows98(商標) 等のOS(Operating System)、電子メールプログラム、オートパイロットプログラム、ジョグダイヤルユーティリティプログラム、ジョグダイヤルドライバ、キャプチャーソフトウェア及びディジタル地図ソフトウェア、さらにこれ以外の各種アプリケーションソフトウェアが記憶されており、起動処理の過程で適時RAM53に転送される。
【0057】
またPCI−ISAブリッジ66は、USB端子42を介して接続される図示しないフロッピーディスクドライブ、プリンタ及びUSBマウス等の外部デバイスを、USBインターフェースを介して制御すると共に、ISAバス65に接続されるモデム69及びサウンドコントローラ70の制御を行う。
【0058】
モデム69は、モデム端子15から図示しない公衆電話回線及びインターネットを介してインターネットサービスプロバイダ(以下、これをプロバイダと呼ぶ)に接続し、当該プロバイダとの間でアクセスするようになされている。サウンドコントローラ70は、マイクロフォン24から音声信号の取り込み及び内蔵スピーカ6に対する音声信号の供給を行う。
【0059】
またISAバス65には、I/O(In/Out)コントローラ73が接続されており、電源供給充電制御回路85を介して外部電源コネクタ84から電力の供給を受け、電源スイッチ40がオンされたときに各回路へ電力の供給を行う。なお、ここでもI/Oコントローラ73は、クロックジェネレータ60から供給されるシステムクロックを基に動作する。
【0060】
また電源供給充電制御回路85は、I/Oコントローラ73によって制御され、バッテリコネクタ17(図3)に接続されたバッテリパック86の充電を制御する。
【0061】
このI/Oコントローラ73はマイクロコントローラ、I/Oインターフェース、CPU、ROM及びRAM等によって構成されており、フラッシュメモリ79に格納されているBIOS(Basic Input/Output System) に基づいてOSやアプリケーションソフトウェアと液晶ディスプレイ21やHDD67等の各種周辺機器との間におけるデータの入出力を制御する。
【0062】
またI/Oコントローラ73は、赤外線ポート45と接続されており、例えば他のコンピュータ装置との間で赤外線通信を実行し得るようになされている。さらにI/Oコントローラ73は、反転スイッチ77と接続されており、CCDカメラ23の撮像部22が液晶ディスプレイ21の背面側方向に180度回転されたとき反転スイッチ77がオンされ、その旨をPCI−ISAブリッジ66及びホスト−PCIブリッジ54を介してCPU50に通知する。
【0063】
さらにI/Oコントローラ73は、全押し/半押しスイッチ78と接続されており、本体2の上面に設けられたシャッタボタン7が半押し状態にされたとき全押し/半押しスイッチ78がオンされ、その旨をCPU50に通知すると共に、シャッタボタン7が全押し状態にされたとき全押し/半押しスイッチ78がオンされ、その旨をCPU50に通知する。
【0064】
すなわちCPU50は、HDD67のハードディスクからキャプチャーソフトウェアをRAM53上に立ち上げた状態で、ユーザによってシャッタボタン7が半押し状態にされると静止画像モードに入り、CCDカメラ23を制御して静止画像のフリーズを実行し、全押し状態にされるとフリーズされた静止画像データを取り込みビデオコントローラ56に送出する。
【0065】
これに対してCPU50は、キャプチャーソフトウェアを立ち上げない状態で、ユーザによってシャッタボタン7が全押し状態にされると動画像モードに入り、最大60秒程度までの動画像を取り込みビデオコントローラ56に送出するようになされている。
【0066】
ところでI/Oコントローラ73のROMには、ウェイクアッププログラム、キー入力監視プログラム、LED制御プログラム及びジョグダイヤル状態監視プログラム、その他種々の制御プログラムが格納されている。
【0067】
ここでジョグダイヤル状態監視プログラムは、HDD67のハードディスクに格納されているジョグダイヤルユーティリティプログラムと関連したプログラムであり、ジョグダイヤル30の回転型エンコーダ部202が回転操作又は押圧操作されたか否かを監視するためのものである。
【0068】
ウェイクアッププログラムは、PCI−ISAブリッジ66内のRTC回路から供給される現在時刻が予め設定した開始時刻になると、CPU50によって所定の処理を実行するように制御されたプログラムであり、キー入力監視プログラムは操作キー4及び、その他の各種キースイッチからの入力を監視するプログラムである。
【0069】
LED制御プログラムは、電源ランプPL、電池ランプBL、メッセージランプML等のLED(Light Emitting Diode)でなる各種ランプの点灯を制御するプログラムである。
【0070】
またI/Oコントローラ73のRAMには、ウェイクアッププログラム用の設定時刻レジスタ、キー入力監視プログラム用のキー入力監視レジスタ、LED制御プログラム用のLED制御レジスタ及びジョグダイヤル状態監視プログラム用のI/Oレジスタ、その他の各種プログラム用のレジスタが設けられている。
【0071】
設定時刻レジスタは、ウェイクアッププログラムで用いるためにユーザが予め任意に設定した開始時刻の時間情報を格納するようになされている。従ってI/Oコントローラ73は、ウェイクアッププログラムに基づいてRTC回路から供給される現在時刻が任意に設定した開始時刻になったか否かを判別し、開始時刻になったときにはその旨をCPU50に通知する。これによりCPU50は、開始時刻になったとき予め設定された所定のアプリケーションソフトウェアを立ち上げ、当該アプリケーションソフトウェアに従って所定の処理を実行する。
【0072】
キー入力監視レジスタは、操作キー4、スティック5、左クリックボタン5A、右クリックボタン5B及びセンタボタン5Cの入力に基づいて操作キーフラグを格納するようになされている。
【0073】
従ってI/Oコントローラ73は、キー入力監視プログラムに基づいて例えばスティック5によるポインティング操作や、左クリックボタン5A、右クリックボタン5B及びセンタボタン5Cのクリック操作が行われたか否かを操作キーフラグの状態に基づいて判別し、ポインティング操作やクリック操作が行われたときにはその旨をCPU50に通知する。
【0074】
ここでポインティング操作とは、スティック5を指で上下左右に押圧操作することによりマウスカーソルを所望の位置に移動する操作のことであり、クリック操作とは左クリックボタン5A又は右クリックボタン5Bを指で素早く押して離す操作のことである。
【0075】
これによりCPU50は、ポインティング操作によるマウスカーソルの移動やクリック操作に応じた所定の処理を実行する。
【0076】
LED制御レジスタは、電源ランプPL、電池ランプBL、メッセージランプML等のLEDでなる各種ランプの点灯状態を示す点灯フラグを格納するようになされている。
【0077】
従ってI/Oコントローラ73は、例えばジョグダイヤル30の押圧操作によりCPU50がHDD67のハードディスクから電子メールプログラムを読み出してRAM53上で立ち上げ、当該電子メールプログラムに従って電子メールを受け取ったとき点灯フラグを格納すると共に、当該点灯フラグに基づいてLED81を制御することによりメッセージランプMLを点灯する。
【0078】
ジョグダイヤル状態監視プログラム用のI/Oレジスタは、ジョグダイヤル30に対して行われた回転操作及び押圧操作に応じてそれぞれ回転操作フラグ及び押圧操作フラグを格納するようになされている。
【0079】
従ってI/Oコントローラ73は、回転検出部88を介して接続されたジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作により複数のメニュー項目の中からユーザ所望のメニュー項目が選択されたとき、I/Oレジスタに回転操作フラグ及び押圧操作フラグを格納すると共に、その旨をCPU50に通知する。
【0080】
これによりCPU50は、HDD67から読み出してRAM53上で起動中のジョグダイアルユーティリティプログラムに従って、ジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作によって決定されたメニュー項目に該当するアプリケーションソフトウェアを立ち上げて所定の処理を実行する。
【0081】
ここでI/Oコントローラ73は、電源スイッチ40がオフでOSが起動していない状態であっも、電源供給充電制御回路85の制御によってジョグダイヤル状態監視プログラムに基づいて常時動作しており、専用キーを設けることなく省電力状態又は電源オフ時においてもジョグダイヤル30の押圧操作によってユーザ所望のアプリケーションソフトウェアやスクリプトファイルを起動し得るようになされている。
【0082】
ところでI/Oコントローラ73は、I2 Cバス82と接続されており、操作キー4やジョグダイヤル30によって設定したCCDカメラ23に対する各種設定パラメータをI2 Cバス82を介して供給することにより、CCDカメラ23におけるカメラ電源のオン/オフを制御したり、CCDカメラ23における明るさやコントラストを調整するようになされている。
【0083】
次に、ジョグダイヤル状態監視プログラムに基づくI/Oコントローラ73の動作について図13〜図15を用いて説明する。
【0084】
図13に示すように、ジョグダイヤル30が矢印a又はb方向(図4)のいずれかに回転操作されると、図14に示すようにジョグダイヤル30は右回転(矢印a方向)又は左回転(矢印b方向)にそれぞれ応じた回転操作信号S30a又はS30bを回転検出部88に対して出力すると共に、矢印c方向に押圧操作されると押圧操作信号S30cを回転検出部88に対して出力する。
【0085】
回転検出部88は、回転操作信号S30a及びS30bの立ち上がりタイミングのずれに基づいてジョグダイヤル30の回転方向が右回転(矢印a方向)又は左回転(矢印b方向)であるかを検出し、押圧操作信号S30cに基づいてジョグダイヤル30が押圧操作されたことを検出する。
【0086】
そして回転検出部88は、ジョグダイヤル30の回転方向が右回転であることを検出すると、右回転パルスRP1をI/Oコントローラ73の第1カウンタ89に供給し、左回転であることを検出すると、左回転パルスLP1をI/Oコントローラ73の第2カウンタ90に供給する。
【0087】
また回転検出部88は、押圧操作信号S30cに基づいてジョグダイヤル30が押圧操作されたことを検出すると、押圧操作フラグJF1をI/Oレジスタ91に格納する。
【0088】
I/Oコントローラ73のCPUは、ROMに格納されているジョグダイヤル状態監視プログラム92に従って行う5[ms]毎のポーリングにより、第1カウンタ89による右回転パルスRP1のカウント値と、第2カウンタ90による左回転パルスLP1のカウント値との差分に基づいてジョグダイヤル30の回転変化量を検出すると共に、I/Oレジスタ91に格納される押圧操作フラグJF1に基づいて回転型エンコーダ部202が矢印c方向に押圧操作されたか否かを検出する。
【0089】
すなわち図15に示すように、I/Oコントローラ73のCPUはルーチンRT1の開始ステップから入ってステップSP1に移る。ステップSP1においてCPUは、ジョグダイヤル状態監視プログラム92に従って5[ms]毎に第1カウンタ89、第2カウンタ90及びI/Oレジスタ91のポーリングを行い、次のステップSP2に移る。
【0090】
ステップSP2においてCPUは、現在時刻(T)における第1カウンタ89のカウント結果から時刻(T−1)における第1カウンタ89のカウント結果を減算することにより、第1カウンタ89のカウント値を算出し、次のステップSP3に移る。
【0091】
ステップSP3においてCPUは、現在時刻(T)における第2カウンタ90のカウント結果から時刻(T−1)における第2カウンタ90のカウント結果を減算することにより、第2カウンタ90のカウント値を算出し、次のステップSP4に移る。
【0092】
ステップSP4においてCPUは、第1カウンタ89のカウント値と第2カウンタ90のカウント値との差分を算出することによりジョグダイヤル30の回転変化量を求め、次のステップSP5に移る。
【0093】
ステップSP5においてCPUは、ジョグダイヤル30に回転変化量が発生しているか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことはジョグダイヤル30に回転変化がないことを表しており、このときCPUはステップSP7に移る。
【0094】
これに対してステップSP5において肯定結果が得られると、このことはジョグダイヤル30に回転変化が与えられたことを表しており、このときCPUは次のステップSP6に移る。
【0095】
ステップSP6においてCPUは、ジョグダイヤル30が矢印c方向へ押圧操作されたか否かをI/Oレジスタ91に格納される押圧操作フラグJF1に基づいて判定する。ここで否定結果が得られると、このことはジョグダイヤル30に対して押圧操作が行われていないことを表しており、このときCPUはステップSP1に戻って上述の処理を繰り返す。
【0096】
これに対してステップSP6において肯定結果が得られると、このことはジョグダイヤル30に対して押圧操作が行われたことを表しており、このときCPUは次のステップSP7に移る。
【0097】
ステップSP7においてCPUは、ジョグダイヤル30に回転変化が与えられると共に押圧操作が行われたので、ジョグダイヤル30の回転変化量に応じた回転変化信号S73Rと押圧変化信号S73Pとを生成し、これをI/Oレジスタ91経由でRAM53上に立ち上げられたジョグダイヤルドライバを介してCPU50へ割り込みで通知し、次のステップSP8に移ってI/Oコントローラ73の処理を終了する。
【0098】
次に、HDD67からRAM53上に立ち上げられたジョグダイヤルユーティリティプログラムに従ってCPU50が行う処理手順について、図16のフローチャートを用いて説明する。
【0099】
CPU50は、まずルーチンRT2の開始ステップから入ってステップSP11に移る。ステップSP11においてCPU50は、ユーザによって電源スイッチ40がオン状態になったことをI/Oコントローラ73を介して通知されると、次のステップSP12に移る。
【0100】
ステップSP12においてCPU50は、ジョグダイヤル30がユーザによって操作された旨の通知をI/Oコントローラ73からジョグダイヤルドライバで受けることにより、ジョグダイヤル30の動作状態を認識し、次のステップSP13に移る。
【0101】
ステップSP13においてCPU50は、ジョグダイヤル30によって制御し得る各種アプリケーションソフトウェアがRAM53上に起動されていることを監視し、次のステップSP14に移る。
【0102】
ステップSP14においてCPU50は、RAM53上に立ち上げられたジョグダイヤルドライバからジョグダイヤル30の動作状態の通知を受け、次のステップSP15に移る。
【0103】
ステップSP15においてCPU50は、RAM53上に立ち上げられた各種アプリケーションソフトウェアが存在するか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは起動中のアプリケーションソフトウェアが存在していないことを表しており、このときCPU50は次のステップSP16に移る。
【0104】
ステップSP16においてCPU50は、起動していない各種アプリケーションソフトウェアのランチャー動作に入って次のステップSP18に移って処理を終了する。
【0105】
ここでランチャー動作とは、現在起動中のアプリケーションソフトウェアが存在していないことが条件となって機能するものであり、CPU50はジョグダイヤル30の押圧操作に基づいてランチャー動作を実行することにより、予めランチャーリストに登録されている複数のアプリケーションソフトウェアに対応したジョグダイヤルメニューを液晶ディスプレイ21に表示する。
【0106】
例えば、起動中のアプリケーションソフトウェアが存在せず、ジョグダイヤル30が矢印c方向に押圧操作された場合、I/Oコントローラ73はジョグダイヤル30の動作状態を示す回転変化信号S73R及び押圧変化信号S73Pをジョグダイヤルドライバを介してCPU50に通知する。
【0107】
これによりCPU50は、予めランチャーリストに登録されている内蔵スピーカ6の音量調整、液晶ディスプレイ21の輝度調整やコントラスト調整及びアプリケーションソフトウェアの選択を行うアプリケーション選択プログラム等を起動し、液晶ディスプレイ21に図17に示すようなジョグダイヤルメニュー250を表示する。
【0108】
このジョグダイヤルメニュー250には、音量調整、輝度調整、コントラスト調整及びアプリケーションソフトウェアの選択という各処理に対応したメニュー項目(「音量」、「輝度」、「コントラスト」及び「アプリケーションの選択」)が表示されている。
【0109】
このとき反転表示によって強調表示(斜線部分)されたハイライト表示部分が現在選択中のセレクタSL1であり、デフォルトとしてはセレクタSL1がメニュー項目「音量」上に位置した状態で表示される。
【0110】
次に、ユーザがセレクタSL1を移動する目的でジョグダイヤル30を矢印a方向又はb方向に回転操作すると、I/Oコントローラ73はジョグダイヤル状態監視プログラム92に従って検出したジョグダイヤル30の回転変化信号S73RをRAM53上で起動中のジョグダイヤルドライバを介してCPU50に通知する。
【0111】
これによりCPU50は、回転変化信号S73Rに基づいてセレクタSL1をユーザ所望のメニュー項目上へ移動する。例えばジョグダイヤルメニュー250において、セレクタSL1がデフォルトであるメニュー項目「音量」上に位置した状態からユーザによってジョグダイヤル30が矢印b方向に所望の角度だけ回転されると、図18に示すようにセレクタSL1がメニュー項目「輝度」上に移動する。
【0112】
そしてジョグダイヤル30がユーザによって矢印b方向にさらに所望の角度だけ回転されると、図19に示すようにセレクタSL1がメニュー項目「アプリケーションの選択」上に移動する。
【0113】
このようにしてCPU50は、ユーザによるジョグダイヤル30の回転操作に応じて例えばセレクタSL1をユーザ所望のメニュー項目「輝度」上に移動した後、ユーザによりジョグダイヤル30に対して矢印c方向の押圧操作が行われると、図20に示すようなメニュー項目「輝度」に対応したサブメニュー251を表示する。
【0114】
このサブメニュー251には、輝度を最も明るく設定するときに選択されるサブメニュー項目「5」から、輝度を最も暗く設定するときに選択されるサブメニュー項目「0」までの6段階サブメニュー項目が表示されており、デフォルトとしてはセレクタSL2がサブメニュー項目「5」上に位置した状態で表示される。
【0115】
そしてユーザがセレクタSL2を移動する目的でジョグダイヤル30を矢印b方向に回転操作すると、I/Oコントローラ73はジョグダイヤル状態監視プログラム92に従ってジョグダイヤル30の動作状態を示す回転変化信号S73RをRAM53上で起動中のジョグダイヤルドライバを介してCPU50に通知する。
【0116】
これによりCPU50は、回転変化信号S73Rに基づいてセレクタSL2をユーザ所望のメニュー項目「5」〜「0」上のいずれかへ移動する。因みにCPU50は、現在サブメニュー251を表示している最中であり、ジョグダイヤル30の回転操作によってジョグダイヤルメニュー250のセレクタSL1を移動させることはない。
【0117】
ところでCPU50は、ユーザによるジョグダイヤル30の回転操作に応じてジョグダイヤルメニュー250のセレクタSL1がメニュー項目「アプリケーションの選択」上に移動された状態で、ジョグダイヤル30がユーザによって押圧操作されると、図21に示すようなメニュー項目「アプリケーションの選択」に対応するサブメニュー252を表示する。
【0118】
この場合のサブメニュー252には、例えばワードプロセッサアプリケーションを起動させるときに選択されるサブメニュー項目「ワープロ」、電子メールプログラムを起動させるときに選択されるサブメニュー項目「電子メール」、表計算プログラムを起動させるときに選択されるサブメニュー項目「表計算」、インターネットプログラムを起動させるときに選択されるサブメニュー項目「インターネット」、及び電子式卓上計算機プログラムを起動させるときに選択されるサブメニュー項目「電卓」が表示される。但し、メニュー項目「アプリケーションの選択」に対応するサブメニュー252のメニュー項目としては、これら以外にも種々のメニュー項目が設定されている場合もあり得る。
【0119】
実際上、図20に示されたメニュー項目「輝度」に対応したサブメニュー251において、ジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作に応じてサブメニュー項目「3」が選択された場合、CPU50はサブメニュー項目「3」に対応した輝度レベルに液晶ディスプレイ21を設定する。
【0120】
また、図21に示されたメニュー項目「アプリケーションの選択」に対応するサブメニュー252において、ジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作に応じてサブメニュー項目「ワープロ」が選択された場合、CPU50はサブメニュー項目「ワープロ」に対応したワードプロセッサアプリケーションを起動し、ここまでをランチャー動作の説明とする。
【0121】
これに対してステップSP15(図16)において肯定結果が得られると、このことは起動中のアプリケーションソフトウェアが存在していることを表しており、このときCPU50は次のステップSP17に移る。
【0122】
ステップSP17においてCPU50は、起動中のアプリケーションソフトウェアに従って所定のイベント動作を実行し、次のステップSP18に移って処理を終了する。
【0123】
ここで、起動中の各種アプリケーションソフトウェアに従って所定のイベント動作を実行する場合について説明する。ここで起動中のアプリケーションソフトウェアとしては、ジョグダイヤル30に対応していることが条件であり、具体的には画像表示機能を有するものである。
【0124】
例えば、所定の地図表示アプリケーションソフトウェアによって、図22に示すような日本地図の地図画面254が液晶ディスプレイ21に表示されていた場合に、ユーザのスティック5のポインティング操作によりマウスカーソルが所望の位置(東京付近)に合わせられた状態で、ジョグダイヤル30に対して矢印a方向の回転操作が行われると、CPU50は回転操作に応じて地図画面254を拡大することにより、図23に示すような拡大地図画面255を生成して液晶ディスプレイ21に表示する。
【0125】
またジョグダイヤル30に対して矢印b方向の回転操作が行われると、CPU50は回転操作に応じて地図画面254を縮小することにより、縮小地図画面(図示せず)を生成して液晶ディスプレイ21に表示する。
【0126】
このように、ジョグダイヤル30に対応した画像表示機能を有する地図表示アプリケーションソフトウェアが起動されている場合に、ジョグダイヤル30に対して回転操作が行われると、CPU50は液晶ディスプレイ21に表示している地図画面254をジョグダイヤル30の回転操作に応じて拡大又は縮小する。
【0127】
次に、ジョグダイヤル30に対応した動画編集機能を有する動画編集アプリケーションソフトウェアに従って所定のイベント動作を実行する場合について説明する。
【0128】
この場合、動画編集アプリケーションソフトウェアによって、図24に示すような編集画面256が液晶ディスプレイ21に表示されている。この編集画面256は、動画を構成する複数の静止画像いわゆるコマ画像のうち時間的に連続する4個のコマ画像S257A〜S257Dを表示するコマ画像表示部259と、ジョグダイヤル30の回転操作に応じてコマ送り又はコマ戻しすることにより選択したコマ画像S257A〜S257Dのいずれかを表示する選択画像表示部258とによって構成されている。
【0129】
このような編集画面256が液晶ディスプレイ21に表示された状態で、ジョグダイヤル30に対して矢印a及びb方向の回転操作が行われると、CPU50はコマ画像表示部259の各コマ画像S257A〜S257Dのうち回転操作によって選択された例えばコマ画像S257Aを選択画像表示部258に表示する。これによりユーザは、選択画像表示部258に表示されたコマ画像S257Aに対して所望の画像編集処理を施すことが可能となる。
【0130】
ところで、上述のようなジョグダイヤル30に対応したアプリケーションソフトウェアに対して、CPU50はジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作に応じた所定の処理を割り当てる必要がある。このジョグダイヤル30の操作に応じた処理の割当手順について図25のフローチャートを用いて説明する。
【0131】
この場合CPU50は、ルーチンRT3の開始ステップから入ってステップSP21に移る。ステップSP21においてCPU50は、HDD67のハードディスクから読みだしてRAM53上で起動したアプリケーションソフトウェアがジョグダイヤル30に対応していることを、RAM53上に立ち上げられたジョグダイヤルユーティリティプログラムに対して通知し、次のステップSP22に移る。
【0132】
ステップSP22においてCPU50は、起動中のジョグダイヤル30に対応したアプリケーションソフトウェアを、RAM53上のジョグダイヤルユーティリティプログラムのジョグダイヤル対応リストに登録し、次のステップSP23に移る。
【0133】
ステップSP23においてCPU50は、ジョグダイヤル対応リストに登録したアプリケーションソフトウェアに対するジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作に応じた処理内容を、RAM53上のジョグダイヤルユーティリティプログラムに書き込み、次のステップSP24に移る。
【0134】
ステップSP24においてCPU50は、図26に示すようにジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作に応じた処理内容を示すジョグダイヤルウィンドウ260を生成し、これを液晶ディスプレイ21に表示し、次のステップSP25に移る。
【0135】
この場合ジョグダイヤルウィンドウ260は、ジョグダイヤル30を操作したときにどの様な処理が行われるかをガイドするためのものであり、矢印a方向に回転操作したときセレクタSLをメニュー項目の上方に移動することを示す「上方向」と、矢印b方向に回転操作したときセレクタSLをメニュー項目の下方に移動することを示す「下方向」と、矢印c方向に押圧操作したときセレクタSLが示すメニュー項目を決定することを示す「決定」とが表示される。
【0136】
ステップSP25においてCPU50は、ユーザによってアクティブなアプリケーションソフトウェアが変更されると、当該変更されたアプリケーションソフトウェアのウィンドウ画面に応じて回転操作及び押圧操作に対する処理内容を変更すると共に、ジョグダイヤル対応リストを書換えた後、新たなジョグダイヤルウィンドウ260を生成して表示し、次のステップSP26に移って処理を終了する。
【0137】
(2)ジョグダイヤルを用いたメニュー選択
次に、ジョグダイヤル付ノートパソコン1において、所望のアプリケーションの選択から、当該アプリケーションに設定された各種モードや機能の切り換えまでを全てジョグダイヤル30で行う場合について説明する。
【0138】
ジョグダイヤル付ノートパソコン1のCPU50は、通常モードにおいてアクティベートなアプリケーションが存在していない場合、ジョグダイヤルユーティリティプログラムに従って図27に示すようなランチャー状態のジョグダイヤルウィンドウ300を液晶ディスプレイ21に表示する。
【0139】
このランチャー状態のジョグダイヤルウィンドウ300には、起動可能なジョグダイヤル対応アプリケーションのメニュー項目(例えば[DVgate clip] 、[DVgate assemb] 、[DVgate motion] 、[Smart Capture] 、[Smart Write] 、[Navin , You] 、[Picture Gear])が項目表示部301に環状に複数表示される。
【0140】
またジョグダイヤルウィンドウ300には、ユーザによるジョグダイヤル30の回転操作で項目表示部301の中央に移動されたメニュー項目を認識するための認識枠302が設けられている。
【0141】
この項目表示部301の認識枠302の中にメニュー項目が位置されると、CPU50はユーザに対してジョグダイヤル30の押圧操作を促す左方向の三角印でなる押圧操作アイコン303を表示するようになされており、ユーザによるジョグダイヤル30の押圧操作に応じて認識枠302の中のメニュー項目に対応したアプリケーションを起動するようになされている。
【0142】
ところでジョグダイヤル付ノートパソコン1のCPU50は、図28に示すようにI/Oコントローラ73(図示せず)から供給されたジョグダイアル30の回転操作コマンド及び押圧操作コマンドを、ジョグダイヤルドライバ310を介してジョグダイヤルユーティリティプログラム311で受け取る。
【0143】
従ってCPU50は、ランチャー状態のジョグダイヤルウィンドウ300においてジョグダイヤル30の回転操作により項目表示部301の認識枠302に位置されたメニュー項目を常時監視し得、ジョグダイアル30が押圧操作されたとき、認識枠302に位置した例えばメニュー項目[Smart Capture] のジョグダイヤル対応アプリケーション312を起動して液晶ディスプレイ21に表示する。
【0144】
同時にCPU50は、図29に示すように第1段階SS1として[Smart Capture] のジョグダイヤル対応アプリケーション312から、当該ジョグダイヤル対応アプリケーション312に関する各種モードや機能をメニュー項目として表示するためのリストデータD100をジョグダイヤルインターフェース313を介してジョグダイヤルユーティリティプログラム311で受け取り、これをジョグダイヤルドライバ310からビデオコントローラ56(図12)を介して液晶ディスプレイ21に出力する。
【0145】
これにより液晶ディスプレイ21は、図30に示すように[Smart Capture] のアプリケーションウィンドウ320を表示すると共に、第2段階SS2(図29)として、リストデータD100に基づいて項目表示部301に各種モードや機能を選択するための新たなメニュー項目を表示することにより、ガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300とする。
【0146】
このガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300では、[Smart Capture] のアプリケーションウィンドウ320で処理し得る全てのモードや機能に対応しており、CPU50によってタイトル表示部304に[Smart Capture] のタイトルが表示される。
【0147】
ここで、ジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301にメニュー項目を表示するためのリストデータD100は、図31(A)に示すように円環状状態フラグD100a、階層上下状態フラグD100b、選択アイテム番号D100c、最上位階層状態フラグD100d、二重化状態フラグD100e及びメニュー項目データD100fによって構成されている。
【0148】
このリストデータD100において、円環状状態フラグD100aは、ジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301に表示される複数のメニュー項目がジョグダイヤル30の回転操作に応じて円環状に回転表示されるものであるか否かをTRUE/FALSEで示すフラグである。
【0149】
階層上下状態フラグD100bは、項目表示部301に今回表示される複数のメニュー項目が1段階前に表示された複数のメニュー項目に対して上位階層に位置するものであるか又は下位階層に位置するものであるかを上方向/下方向で示すフラグである。
【0150】
例えば、項目表示部301に今回表示される複数のメニュー項目が1段階前に表示されたメニュー項目に対して下位階層に位置する場合には下方向のフラグがたち、今回表示される複数のメニュー項目が1段階前に表示されたメニュー項目に対して上位階層に位置する場合には上方向のフラグがたつ。
【0151】
選択アイテム番号D100cは、ジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作によって選択されたメニュー項目に該当するアイテム番号(アイテム1〜N)を示すデータであり、最上位階層状態フラグD100dは、このリストデータD100が最上位階層に位置するものであるか否かをTRUE/FALSEで示すフラグである。
【0152】
二重化状態フラグD100eは、ジョグダイヤル対応アプリケーション312が同時に2種類のメニュー項目データD100fを有しているか否かをTRUE/FALSEで示すフラグであり、2種類有している場合にはメニュー項目データD100fも2種類存在することになる。
【0153】
またメニュー項目データD100fは、図31(B)に示すように項目表示部301に表示される各種モードや機能にそれぞれ該当する各メニュー項目として例えばアイテム1〜Nのデータが含まれている。
【0154】
各アイテム1〜Nには、項目表示部301に表示されるメニュー項目のアイテム名(文字列)、表示されるメニュー項目が有効か無効かを示すディセーブル/イネーブル状態フラグ、当該アイテムに下位階層のサブメニューが存在したときにその旨をユーザに対して認識させるための階層化アイコン(後述する)を表示するか否かを示す階層化状態フラグが格納されている。
【0155】
実際上、[Smart Capture] のジョグダイヤル対応アプリケーション312に対応したガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300(図30)の項目表示部301には、例えば [戻る] 、 [エフェクト] 、 [キャプチャーモード] 、 [アプリケーション切替] 、 [ヘルプ] 及び [デジタルズーム] の名称で各種モードや機能がメニュー項目として表示されている。
【0156】
このジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301では、リストデータD100の円環状状態フラグD100aがTRUEであった場合、CPU50にって複数のメニュー項目が円環状に表示されることになり、ジョグダイヤル30を一方向にのみ回転させるだけで全てのメニュー項目が順番に環状表示されることになる。
【0157】
またガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301においては、[Smart Capture] の各メニュー項目 [エフェクト] 、 [キャプチャーモード] 、 [アプリケーション切替] 、 [ヘルプ] 及び [デジタルズーム] の左隣側に”] ”でなる上位階層指示マーク306を表示するようになされており、これにより[Smart Capture] のメニュー項目よりも上位階層に位置するランチャー状態のジョグダイヤルウィンドウ300のメニュー項目が存在することを視覚的に表している。
【0158】
従って、項目表示部301のメニュー項目 [戻る] が認識枠302の中に位置されてジョグダイヤル30が押圧操作されると、CPU50はランチャー状態のジョグダイヤルウィンドウ300(図27)に戻して表示する。
【0159】
またCPU50は、各アイテム1〜Nに付加された階層化状態フラグに基づいてメニュー項目 [エフェクト] 及び [キャプチャーモード] の右隣に右方向の三角印でなる階層化アイコン305を表示するようになされており、当該階層化アイコン305により下位階層のサブメニューが存在することをユーザに対して視覚的に表している。
【0160】
このときCPU50は、メニュー項目「アプリケーション切替」にも下位階層のサブメニューが存在する場合、認識枠302の右側端部を閉じることなく開放したままの状態で表示するようになされている。
【0161】
このようにCPU50は、認識枠302の右側端部を閉じることなく開放したままの状態で表示することにより、認識枠302の外で階層化アイコン305が付されたメニュー項目「エフェクト」及び「キャプチャーモード」と同様に、認識枠302の中に位置したメニュー項目「アプリケーション切替」にも下位階層のサブメニューが存在することを、ユーザに対してグラフィカルに表示し得るようになされている。
【0162】
CPU50は、第3段階SS3(図29)として、ユーザによるジョグダイヤル30の回転操作によって項目表示部301の認識枠302の中に例えばメニュー項目 [キャプチャーモード] が位置された状態でジョグダイヤル30が押圧操作されたことを認識すると、第4段階SS4(図29)として回転操作コマンド及び押圧操作コマンドに応じたアイテム番号(1〜N)をジョグダイヤル対応アプリケーション312に通知する。
【0163】
そしてCPU50は、第5段階SS5(図29)として[Smart Capture] のジョグダイヤル対応アプリケーション312からメニュー項目 [キャプチャーモード] に対応したリストデータD101(この場合メニュー項目データD100fのアイテム2に対応したリストデータとする)をジョグダイヤルインターフェース313を介してジョグダイヤルユーティリティプログラム311で受ける。
【0164】
続いてCPU50は、第6段階SS6(図29)として、リストデータD101に基づいてガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301に、 [キャプチャーモード] に対応した複数のメニュー項目を表示する。
【0165】
ここで、メニュー項目 [キャプチャーモード] に対応したリストデータD101は、図32(A)及び(B)に示すようにリストデータD100(図31)とほぼ同様であるが、リストデータD100に対して下位階層に位置するものであることから、最上位階層状態フラグD101dが「FALSE」となり、リストデータD100の二重化状態フラグD100eに相当するものは存在しない。
【0166】
これによりCPU50は、ガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300において図33に示すようにリストデータD101に基づいてタイトル表示部304のタイトルを[Smart Capture] から [Capture Mode] に書き換えて表示すると共に、メニュー項目 [キャプチャーモード] に対応した複数のメニュー項目( [戻る] 、[Still] 、 [Long Video] 及び [Video Mail] )を項目表示部301に表示する。
【0167】
またこのときCPU50は、リストデータD101の階層上下状態フラグD101bにおける下方向のフラグに基づいて、項目表示部301にこれまで表示されていた[Smart Capture] の複数のメニュー項目全体を左側へスクロールさせて、 [Capture Mode] に対応したメニュー項目( [戻る] 、 [Still]、 [Long Video] 及び [Video Mail] )を表示するようになされている。
【0168】
これによりCPU50は、ガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300の[Smart Capture] におけるメニュー項目から、そのうちの一つのモードである [Capture Mode] に対応したメニュー項目へ移り変わる様子をスクロール表示によってユーザに対して視覚的に表現し得るようになされている。
【0169】
このガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300においても、項目表示部301のメニュー項目( [戻る] 、 [Still]、 [Long Video] 及び [Video Mail] )の左側に” [”でなる上位階層指示マーク307が表示され、これにより [Capture Mode] のメニュー項目よりも上位階層に位置する[Smart Capture] のメニュー項目が存在することをユーザに対して視覚的に表している。
【0170】
第7段階SS7(図29)としてCPU50は、ジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301において、ジョグダイヤル30の回転操作により、例えばメニュー項目 [Long Video] が認識枠302の中に位置され、ジョグダイヤル30の押圧操作によって選択されたことを認識すると、第8段階SS8(図29)としてメニュー項目 [Long Video] のアイテム番号をジョグダイヤル対応アプリケーション312へ通知し、メニュー項目 [Long Video] に対応した機能を実行可能にすると共に、メニュー項目 [Long Video] の文字をオレンジ色で表示する。
【0171】
これによりCPU50は、[Smart Capture] のジョグダイヤル対応アプリケーション312における [Capture Mode] のうち、メニュー項目 [Long Video] が現在選択されていることをオレンジ色の文字表示によってユーザに対して容易に認識させ得るようになされている。
【0172】
因みにCPU50は、項目表示部301においてメニュー項目 [Long Video] 以外のメニュー項目が選択されるまではジョグダイヤル30の回転操作によってメニュー項目が移動されたときでも、メニュー項目 [Long Video] の文字をオレンジ色で表示し続ける。なおCPU50は、メニュー項目 [戻る] が選択されたときにはジョグダイヤルウィンドウ320を[Smart Capture] に対応したメニュー項目の表示(図30)に戻すようになされている。
【0173】
またCPU50は、項目表示部301において認識枠302の中に位置されたメニュー項目の文字数が例えば13文字以上ある場合、ジョグダイヤルユーティリティプログラム311に基づいて認識枠302の中の文字を右側から左側へスクロールしながら繰り返し表示することにより、一度に表示可能な文字数の限られた項目表示部301の中であってもユーザに対して十分に理解させ得るようになされている。
【0174】
ところでCPU50は、[Smart Capture] におけるメニュー項目( [戻る] 、 [エフェクト] 、 [キャプチャーモード] 、 [アプリケーション切替] 、 [ヘルプ] 及び [デジタルズーム] )を表示したガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300(図30)において、ユーザにより操作キー4(図1)の中でシフトキー(図示せず)が押下されると、リストデータD100の二重化状態フラグD1001e(図31)に基づいてメニュー項目データD100fが2種類存在するか否かを判定する。
【0175】
そしてCPU50は、メニュー項目データD100fが2種類存在した場合、図34に示すように2種類のメニュー項目データD100fのタイトル( [詳細メニュー] 、 [簡易メニュー] )を項目表示部301に表示する。
【0176】
この場合、メニュー項目 [詳細メニュー] が認識枠302の中に位置されると共にオレンジ色で表示されており、[Smart Capture] においてメニュー項目 [詳細メニュー] に対応したメニュー項目( [戻る] 、 [エフェクト] 、 [キャプチャーモード] 、 [アプリケーション切替] 、 [ヘルプ] 及び [デジタルズーム] )が先程まで表示されていたことを示している。
【0177】
因みに、項目表示部301に表示されたメニュー項目 [簡易メニュー] の右隣にも階層化アイコン305が表示されると共に、メニュー項目 [詳細メニュー] が位置された認識枠302の右側端部も開放されたまま表示されている。
【0178】
次に、ユーザがジョグダイヤル30を回転操作することによりメニュー項目 [簡易メニュー] を認識枠302の中に位置させ、ジョグダイヤル30を押圧操作すると、CPU50は項目表示部301に図33と同様の複数のメニュー項目( [戻る] 、 [Still]、 [Long Video] 及び [Video Mail] )を表示するようになされている。
【0179】
すなわちCPU50は、メニュー項目 [簡易メニュー] が選択されると、 [Capture Mode] に対応したメニュー項目( [戻る] 、 [Still]、 [Long Video] 及び [Video Mail] )を直接表示するようになされており、ユーザによるメニュー項目 [簡易メニュー] の選択により頻繁に用いられる [Capture Mode] のメニュー項目を速やかに表示し得るようになされている。
【0180】
このように[Smart Capture] のジョグダイヤル対応アプリケーション312は、図35に示すように2種類( [詳細メニュー] 及び [簡易メニュー] )の階層構造で構成されたメニューであり、CPU50はシフトキーの押下又は非押下に応じてガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301に2種類のメニュー項目を切り換え表示し、ジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作に応じて [詳細メニュー] 又は [簡易メニュー] のサブメニューを階層表示し得るようになされている。
【0181】
(2−1)メニューの階層表示処理手順
次に、上述のメニュー項目データD100fが2種類存在する場合にシフトキーの押下又は非押下に応じたメニューの表示処理手順について図36のフロチャートを用いて説明する。ジョグダイヤル付ノートパソコン1のCPU50は、まずルーチンRT5の開始ステップから入ってステップSP41に移る。
【0182】
ステップSP41においてCPU50は、[Smart Capture] のジョグダイヤル対応アプリケーション312からリストデータD100の供給を受け、次のステップSP42に移る。
【0183】
ステップSP42においてCPU50は、受け取ったリストデータD100の二重化状態フラグD100eに基づいてメニュー項目データD100fが2種類存在することを検出した場合、シフトキーの押下又は非押下にそれぞれ対応したRAM53上の各領域に2種類のメニュー項目データD100fを分けてバッファリングし、次のステップSP43に移る。
【0184】
ステップSP43においてCPU50は、シフトキーが押下されたか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことはユーザによってシフトキーが押下されなかったことを表しており、このときCPU50は次のステップSP44に移る。
【0185】
ステップSP44においてCPU50は、ガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301にシフトキー非押下対応の[Smart Capture] のメニュー項目(図30)を表示し、次のステップSP46に移って処理を終了する。
【0186】
これに対してステップSP43で肯定結果が得られると、このことはユーザによってシフトキーが押下されたことを表しており、このときCPU50は、次のステップSP45に移る。
【0187】
ステップSP45においてCPU50は、シフトキーが押下されたのでガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301にシフトキー押下対応のメニュー項目( [詳細メニュー] 及び [簡易メニュー] )を表示し、ユーザによりメニュー項目 [簡易メニュー] が選択されると当該 [簡易メニュー] に対応した [Capture Mode] のメニュー項目( [戻る] 、 [Still]、 [Long Video] 及び [Video Mail] )を表示し、次のステップSP46に移って処理を終了する。
【0188】
(2−2)階層化上下状態フラグに応じたメニュー項目全体のスクロール表示処理手順
続いて、供給されたリストデータの階層化上下状態フラグに応じてメニュー項目全体をスクロール表示するスクロール表示処理手順について図37のフロチャートを用いて説明する。
【0189】
ジョグダイヤル付ノートパソコン1のCPU50は、まずルーチンRT6の開始ステップから入ってステップSP51に移る。
【0190】
ステップSP51においてCPU50は、ジョグダイヤル対応アプリケーション312からリストデータの供給を受けると、次のステップSP52に移る。
【0191】
ステップSP52においてCPU50は、リストデータの階層上下状態フラグが階層下方向であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは階層上下状態フラグが階層下方向であることを表しており、このときCPU50は次のステップSP53に移る。
【0192】
ステップSP53においてCPU50は、ジョグダイヤルウィンドウ300における項目表示部301に表示されている一段階前のメニュー項目全体を左方向へスクロールしながら今回供給されたリストデータに基づくメニュー項目を表示し、次のステップSP57に移って処理を終了する。
【0193】
これに対してステップSP52で否定結果が得られると、このことは階層上下状態フラグが階層下方向ではないことを表しており、このときCPU50は次のステップSP54に移る。
【0194】
ステップSP54においてCPU50は、リストデータの階層上下状態フラグDが階層上方向であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは階層上下状態フラグD100bが階層上方向であることを表しており、このときCPU50は次のステップSP55に移る。
【0195】
ステップSP55においてCPU50は、ジョグダイヤルウィンドウ300における項目表示部301に表示されている一段階前のメニュー項目全体を右方向へスクロールしながら今回供給されたリストデータに基づくメニュー項目を表示し、次のステップSP57に移って処理を終了する。
【0196】
これに対してステップSP54で否定結果が得られると、このことは階層上下状態フラグが階層上方向及び階層下方向のいずれでもないことを表しており、このときCPU50は次のステップSP56に移る。
【0197】
ステップSP56においてCPU50は、ジョグダイヤルウィンドウ300における項目表示部301に今回供給されたリストデータに基づくメニュー項目を通常の方法で表示し、次のステップSP57に移って処理を終了する。
【0198】
実際上、ジョグダイヤル付ノートパソコン1のCPU50は、ステップSP51においてランチャー状態のジョグダイヤルウィンドウ300(図27)でユーザに選択されたジョグダイヤル対応アプリケーション312からリストデータD100の供給を受けると、次のステップSP52に移る。
【0199】
ステップSP52及びステップSP54においてCPU50は、ジョグダイヤル対応アプリケーション312から供給されたリストデータD100が最上位階層に位置しているので、階層上下状態フラグD100bが階層下方向及び階層上方向でもなく、次のステップSP56でランチャー状態のジョグダイヤルウィンドウ300(図27)からガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300へ項目表示部301のメニュー項目を通常の方法で切り換え表示する。
【0200】
また、ジョグダイヤル付ノートパソコン1のCPU50は、ステップSP51において、[Smart Capture] のジョグダイヤル対応アプリケーション312に対応したガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300(図30)で、ユーザによりメニュー項目 [キャプチャーモード] が選択されたときに、ジョグダイヤル対応アプリケーション312からリストデータD101の供給を受けると、次のステップSP52に移る。
【0201】
ステップSP52においてCPU50は、このとき[Smart Capture] のジョグダイヤル対応アプリケーション312から供給されたリストデータD101がリストデータD100の下位階層に位置していることにより、階層上下状態フラグD101bが階層下方向であり、次のステップSP53に移る。
【0202】
ステップSP53においてCPU50は、[Smart Capture] に対応したガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300(図30)における項目表示部301のメニュー項目全体を左方向へスクロール表示しながら、リストデータD101に基づいてメニュー項目 [キャプチャーモード] に対応したメニュー項目を表示する。
【0203】
さらに、ジョグダイヤル付ノートパソコン1のCPU50は、ステップSP51において、 [キャプチャーモード] の項目表示部301でユーザによりメニュー項目 [戻る] が選択されたとき、ジョグダイヤル対応アプリケーション312からリストデータD100の供給を受けると、次のステップSP52に移る。
【0204】
ステップSP52及びステップSP54においてCPU50は、このとき [キャプチャーモード] の項目表示部301で選択されたメニュー項目 [戻る] に基づいてジョグダイヤル対応アプリケーション312からリストデータD101の上位階層に位置するリストデータD100の供給を受けていることにより、階層上下状態フラグD100bが階層上方向となり、次のステップSP55に移る。
【0205】
ステップSP55においてCPU50は、 [キャプチャーモード] に対応した項目表示部301(図33)のメニュー項目を右方向へスクロール表示しながら、リストデータD100に基づいてメニュー項目[Smart Capture] に対応したメニュー項目を項目表示部301に表示する。
【0206】
このようにCPU50は、ジョグダイヤル対応アプリケーション312から供給されるリストデータD100の階層上下状態フラグD100b及びリストデータD101の階層上下状態フラグD101bに応じて上位階層から下位階層へ又は下位階層から上位階層へメニュー項目全体をスクロール表示することにより、ユーザに対して階層の変化を容易に認識させるようになされている。
【0207】
(2−3)メニュー項目の表示処理手順
最後に、ジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301にメニュー項目を表示するメニューの表示処理手順について図38のフロチャートを用いて説明する。
【0208】
ジョグダイヤル付ノートパソコン1のCPU50は、まずルーチンRT7の開始ステップから入ってステップSP61に移る。
【0209】
ステップSP61においてCPU50は、ジョグダイヤル対応アプリケーション312から供給されたリストデータD100のメニュー項目データD100fの中にディセーブル状態のメニュー項目(アイテム1〜N)が存在するか否かを判定する。
【0210】
ここで肯定結果が得られると、このことはメニュー項目データD100fにおけるアイテム1〜Nのディセーブル/イネーブル状態フラグがディセーブル状態であることを示しており、このときCPU50は次のステップSP62に移る。
【0211】
ステップSP62においてCPU50は、例えば[Smart Capture] に対応したガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301にディセーブル状態のメニュー項目をディセーブルカラーで表示し、次のステップSP63に移る。
【0212】
これに対してステップSP61で否定結果が得られると、このことはアイテム1〜Nのディセーブル/イネーブル状態フラグがイネーブル状態であることを示しており、このときCPU50は次のステップSP63に移る。
【0213】
ステップSP63においてCPU50は、[Smart Capture] に対応したジョグガイド状態のダイヤルウィンドウ300の項目表示部301にイネーブル状態のメニュー項目を通常カラーで表示し、次のステップSP64に移る。
【0214】
ステップSP64においてCPU50は、項目表示部301の認識枠302の中に位置されたメニュー項目のアイテム名が13文字以上であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことはメニュー項目のアイテム名が13文字以上であることを表しており、このときCPU50は次のステップSP65に移る。
【0215】
ステップSP65においてCPU50は、ジョグダイヤルユーティリティプログラム311に基づいて認識枠302の中に位置されたメニュー項目の文字を右側から左側へスクロールしながら繰り返し表示し、次のステップSP66に移る。
【0216】
これに対してステップSP64で否定結果が得られると、このことは認識枠302の中に位置されたメニュー項目のアイテム名が13文字未満であることを表しており、このときCPU50は通常の表示を行って次のステップSP66に移る。
【0217】
ステップSP66においてCPU50は、リストデータD100のメニュー項目データD100fにおける階層化状態フラグが立っているか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは階層化状態フラグが立っていることを表しており、このときCPU50は次のステップSP67に移る。
【0218】
ステップSP67においてCPU50は、階層化状態フラグに応じてジョグダイヤルウィンドウ300の項目表示部301における各メニュー項目の右隣に階層化アイコン305を表示し、次のステップSP68に移る。
【0219】
これに対してステップSP66で否定結果が得られると、このことは階層化状態フラグが立っていないことを表しており、このときCPU50は次のステップSP68に移る。
【0220】
ステップSP68においてCPU50は、項目表示部301の認識枠302の中に位置されたメニュー項目がユーザによるジョグダイヤル30の押圧操作によって選択されたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことはユーザによるジョグダイヤル30の押圧操作によってメニュー項目が選択されたことを表しており、このときCPU50は次のステップSP69に移る。
【0221】
ステップSP69においてCPU50は、選択されたメニュー項目のアイテム名(文字列)を選択カラーであるオレンジ色で表示することにより、現在選択中のメニュー項目をユーザに対して認識させ、次のステップSP70に移って処理を終了する。
【0222】
これに対してステップSP68で否定結果が得られると、このことはユーザによるメニュー項目の選択が実行されていないことを表しており、このときCPU50は次のステップSP70に移って表示処理を終了する。
【0223】
(3)実施の形態における動作及び効果
以上の構成において、ジョグダイヤル付ノートパソコン1はアクティベートなアプリケーションが存在していないときに表示したランチャー状態のジョグダイヤルウィンドウ300(図27)で、ジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作によりユーザ所望のメニュー項目 [Smart Capture]が中央の認識枠302の中に位置されて選択されると、 [Smart Capture]のアプリケーションウィンドウ320を表示すると共に、ランチャー状態のジョグダイヤルウィンドウ300からガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300(図30)へ項目表示部301のメニュー項目を切り換えて表示する。
【0224】
このときジョグダイヤル付ノートパソコン1のCPU50は、各アイテム1〜Nの階層化状態フラグに応じて、項目表示部301のメニュー項目 [エフェクト] 、 [キャプチャーモード] の右隣に階層化アイコン305を表示することにより、メニュー項目 [エフェクト] 、 [キャプチャーモード] には下位階層のサブメニューが存在することをユーザに対して容易に認識させることができる。
【0225】
またCPU50は、項目表示部301の中央に位置する認識枠302の右側端部を閉じることなく開放したままの状態で表示することにより、認識枠302の中のメニュー項目 [アプリケーション切替] に下位階層のサブメニューが存在することを、階層化アイコン305と同様にユーザに容易に認識させることができる。
【0226】
そしてCPU50は、ジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作により認識枠302の中にメニュー項目 [キャプチャーモード] が位置されて選択されると、ガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300における項目表示部301のメニュー項目全体をスクロール表示することにより、上位階層のメニューから下位階層のメニューへ移り変わる様子を視覚的にユーザに認識させることができる。
【0227】
この場合、メニュー項目 [キャプチャーモード] に対応したガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300(図33)は、上位階層指示マーク307の表示により最も下位階層に位置するメニュー項目を項目表示部301に表示していることを示し、階層化アイコン305が表示されたり、認識枠302の右側端部が開放表示されることはない。
【0228】
ここでCPU50は、メニュー項目の文字列が13文字以上で項目表示部301の認識枠302の中に位置されると、メニュー項目の文字列を右側から左側へ繰り返しスクロール表示することにより、一度に表示可能な文字数の限られた表示領域である認識枠302の中であってもメニュー項目の文字列をユーザに対して容易に認識させることができる。
【0229】
このメニュー項目 [キャプチャーモード] に対応したガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300の中で、例えばメニュー項目 [Long Video] が認識枠302の中に位置されて選択されると、CPU50はメニュー項目 [Long Video] に対応した機能を実行可能な状態にすると共に、メニュー項目 [Long Video] の文字をオレンジ色で表示することにより、現在メニュー項目 [Long Video] が選択中であることをユーザに容易に認識させることができる。
【0230】
このときCPU50は、メニュー項目 [Long Video] を選択した際にジョグダイヤルウィンドウ300を消去することなく、選択されていないメニュー項目についても項目表示部301に通常カラーで表示しておくようにしたことにより、他のメニュー項目 [Still]、 [Video Mail] についてもユーザがジョグダイヤル30を操作することによりその場で速やかに選択することができる。
【0231】
ところでCPU50は、 [Smart Capture]に対応したガイド状態のジョグダイヤルウィンドウ300(図30)を表示した状態でユーザによりシフトキーが押下されると、二重化状態フラグD100eに基づいて2種類のメニュー項目データD100fのタイトル( [詳細メニュー] 、 [簡易メニュー] )を項目表示部301に表示する。
【0232】
このようにCPU50は、ユーザによるシフトキーの押下又は非押下に応じて [詳細メニュー] 又は [簡易メニュー] のメニュー項目を速やかに切り換え表示し得ると共に、限られた表示領域の項目表示部301に2種類の階層構造のメニューを効率良く表示することができる。
【0233】
以上の構成によれば、ジョグダイヤル付ノートパソコン1はメニュー項目の右隣に下位階層のサブメニューの存在を示す階層化アイコン305を表示することにより、ユーザに対してメニュー項目を実際に選択させる前に下位階層のサブメニューが存在することをユーザに容易に認識させることができる。
【0234】
またジョグダイヤル付ノートパソコン1は、下位階層のサブメニューが存在するメニュー項目を階層化アイコン305でユーザに認識させた後、ユーザによるジョグダイヤル30の回転操作及び押圧操作だけでメニュー項目の選択及び当該選択したメニュー項目に応じた処理を実行するようにしたことにより、ユーザに対する操作性を一段と向上することができる。
【0235】
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、三角印でなる階層化アイコン305を表示することにより、下位階層のメニューが存在することをユーザに対して認識させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、右向きの矢印等にように他の種々の形状やマークでなるアイコンを表示するようにしても良い。この場合にも上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0236】
また上述の実施の形態においては、ユーザによって選択されたメニュー項目の文字列をオレンジ色で表示することにより、そのメニュー項目が現在選択されていることをユーザに認識させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、メニュー項目が現在選択されていることをユーザに認識させることができれば、他の種々の色でメニュー項目の文字列を表示したり、文字列を太く表示するようにしても良い。
【0237】
さらに上述の実施の形態においては、シフトキーの押下又は非押下にそれぞれ応じて2種類の [詳細メニュー] 又は [簡易メニュー] のメニュー項目を表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、シフトキーの非押下、シフトキーの1回押下、シフトキーの2回押下、……にそれぞれ対応させて3種類以上でなる階層構造のメニューを表示するようにしても良い。
【0238】
さらに上述の実施の形態においては、認識枠302の中に位置されたメニュー項目の文字数が13文字以上ある場合に、認識枠302の中の文字を右側から左側へスクロール表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、10文字以上でスクロール表示するようにしても良い。
【0239】
さらに上述の実施の形態においては、CPU50がHDD67のハードディスクに予め格納されたジョグダイヤルユーティリティプログラム311に基づいて、階層化アイコン305の表示、メニュー項目全体のスクロール表示、認識枠302の中に位置されたメニュー項目の文字のスクロール表示、シフトキーの押下又は非押下に応じた2種類の [詳細メニュー] 又は [簡易メニュー] の表示等を行うようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ジョグダイヤルユーティリティプログラム311の記録されたプログラム格納媒体をインストールすることにより、上述の表示処理を行うようにしても良い。
【0240】
このように上述した一連の表示処理を実行するジョグダイヤルユーティリティプログラム311をジョグダイヤル付ノートパソコン1にインストールし、当該ジョグダイヤル付ノートパソコン1によって実行可能な状態とするために用いられるプログラム格納媒体としては、例えばフロッピーディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory) 、DVD(Digital Video Disc)等のパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁気ディスク等で実現してもよい。また、これらプログラム格納媒体にプログラムを格納する手段としては、ローカルエリアネットワークやインターネット、ディジタル衛星放送等の有線及び無線通信媒体を利用してもよく、ルータやモデム等の各種通信インターフェースを介在させて格納するようにしても良い。
【0241】
さらに上述の実施の形態においては、本発明の情報処理装置をノートブック型パーソナルコンピュータ1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、デスクトップ型のパーソナルコンピュータに適用するようにしても良い。
【0242】
さらに上述の実施の形態においては、表示画面上に所定のメニューを表示するメニュー表示手段としてのCPU50と、当該CPU50によって表示されるメニューのうち階層構造のメニュー項目に対しては階層構造であることを示すアイコンをメニュー項目と共に表示画面上に表示する制御手段としてのCPU50によって、本発明の情報処理装置としてのノートブック型パーソナルコンピュータ1を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の種々のメニュー表示手段及び制御手段によって情報処理装置を構成するようにしても良い。
【0243】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、本体部の上面に対する直交軸を中心とした操作手段を介して入力されるユーザの回転操作入力に合った形で、円環に沿って並べられた複数のメニュー項目が表示されているため、操作手段に対するユーザの直感的な操作を可能とし、かつ、一のメニュー項目が選択される位置は固定されているので、回転操作入力によって複数のメニュー項目が円環状にスクロールされても固定された位置をユーザに目視確認させ続けていれば一のメニュー項目を容易に選択させることができ、更にメニュー項目の上位階層及び下位階層の存在を示すアイコンをユーザに同時に目視確認させることにより一のメニュー項目を選択する際の判断を容易にし、これら全ての要素を通じて操作手段と円環状に並べられた複数のメニュー項目とに対するユーザの操作性を格段に向上させることができ、かくして従来に比して一段と使い勝手に優れた情報処理装置、情報処理方法及び記録媒体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるジョグダイヤル付ノートブック型パーソナルコンピュータの全体構成を示す略線図である。
【図2】本体の左側面の構成を示す側面図である。
【図3】本体の後側面及び底面の構成を示す略線図である。
【図4】本体に取り付けられているジョグダイヤルの外観を示す略線図である。
【図5】ジョグダイヤルの全体構成を示す略線図である。
【図6】接点取付基板の構成を示す略線図である。
【図7】ジョグダイヤルの内部構造(1)を示す略線的断面図である。
【図8】ジョグダイヤルの内部構造(2)を示す略線的断面図である。
【図9】ジョグダイヤルの装着状態を示す略線的断面図である。
【図10】回転型エンコーダ部の動作の説明に供する略線図である。
【図11】プッシュスイッチ部の動作の説明に供する略線図である。
【図12】ジョグダイヤル付ノートブック型パーソナルコンピュータの回路構成を示すブロック図である。
【図13】ジョグダイヤルの回転方向の検出の説明に供するブロック図である。
【図14】回転検出部による回転方向の検出の説明に供するパルス波形図である。
【図15】ジョグダイヤル状態監視プログラムに従って行われるI/Oコントローラの処理手順を示すフローチャートである。
【図16】アプリケーションソフトウェアの起動時及び非起動時におけるジョグダイヤルの動作に応じた処理手順を示すフローチャートである。
【図17】ジョグダイヤルメニューを示す略線図である。
【図18】セレクタの移動(1)の説明に供する略線図である。
【図19】セレクタの移動(2)の説明に供する略線図である。
【図20】ジョグダイヤルの押圧操作に応じた「輝度」に対するサブメニューを示す略線図である。
【図21】ジョグダイヤルの押圧操作に応じた「アプリケーションの選択」に対するサブメニューを示す略線図である。
【図22】地図画面を示す略線図である。
【図23】ジョグダイヤルの回転操作に応じた拡大表示を示す略線図である。
【図24】編集画面を示す略線図である。
【図25】ジョグダイヤルの操作に応じた処理の割当手順を示すフローチャートである。
【図26】ジョグダイヤルウィンドウを示す略線図である。
【図27】ランチャー状態のジョグダイヤルウィンドウを示す略線図である。
【図28】リストデータの受け渡しの説明に供する略線図である。
【図29】ジョグダイヤルウィンドウにおけるメニュー項目の階層化表示手順を示すアローチャートである。
【図30】ガイド状態のジョグダイヤルウィンドウを示す略線図である。
【図31】リストデータのデータ構造を示す略線図である。
【図32】選択されたアイテム2におけるリストデータのデータ構造を示す略線図である。
【図33】メニュー項目「キャプチャーモード」に対応したジョグダイヤルウィンドウを示す略線図である。
【図34】二重化リストに対応したジョグダイヤルウィンドウを示す略線図である。
【図35】スマートキャプチャーにおけるメニューの階層構造を示す略線図である。
【図36】シフトキーの押下又は非押下に応じたメニューの表示処理手順を示すフローチャートである。
【図37】メニュー項目のスクロール表示処理手順を示すフローチャートである。
【図38】メニューの表示処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……ノート型パソコン、2……本体、3……表示部、5……スティック式ポインティングデバイス、21……液晶ディスプレイ、30……ジョグダイヤル、50……CPU、53……RAM、67……HDD、73……I/Oコントローラ、88……回転検出部、218……円板状操作つまみ、300……ジョグダイヤルウィンドウ、302……認識枠、305……階層化アイコン、311……ジョグダイヤルユーティリティプログラム、312……ジョグダイヤル対応アプリケーション。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an information processing apparatus, an information processing method, and a program storage medium, and is particularly suitable for application to a notebook personal computer apparatus.
[0002]
[Prior art]
In recent years, in an operating system such as Windows 98 (trademark) manufactured by Microsoft Corporation in the United States, which is used for personal computers (hereinafter referred to as computers), a task bar on which an icon corresponding to each application software having an active window is displayed on the desktop By displaying the icon on the screen, the icon of the task bar is provided to the user as a visual clue like a button.
[0003]
Here, the active window is a window that is currently an operation target in a state where a plurality of windows are displayed.
[0004]
A technique relating to the use of such a task bar is disclosed in detail in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-255066, and will be described below with reference to the publication. The task bar can be used to give the user information about the active window as a visual clue to the user and to switch the active window.
[0005]
The task bar also includes a start menu button that allows the user access to a menu for control such as program launcher (opening), document opening, and system settings.
[0006]
For example, in a computer device including peripheral devices such as a mouse, a keyboard, and a video display, and a central processing unit (CPU (Central Processing Unit)) that performs predetermined processing according to an operating system, the start menu button on the task bar is operated. An example will be described.
[0007]
The start menu button acts as a central location for users to access programs, documents, files, system settings, help information, etc., and functions as a means to open a start menu with many menu items for access. ing.
[0008]
In this start menu, for example, a plurality of menu items such as “program”, “search”, “setting”, and “help” are arranged. Among these, the menu item “program” allows access to the program menu displayed hierarchically from the start menu, and the program menu includes a plurality of menu items for a plurality of application programs and program groups that can be selected by the user. ing.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the computer device having such a configuration, it is necessary to repeat complicated operations until the user selects a desired application program from the start menu button on the task bar and starts up.
[0010]
That is, when the user first designates the start menu button on the task bar with the mouse cursor and clicks the left mouse button, the CPU displays the start menu. Next, when the user designates the menu item “program” from the start menu with the mouse cursor and clicks the left mouse button, the CPU displays a program menu which is a submenu of the start menu.
[0011]
Subsequently, when the user designates a menu item of a desired application program in the program menu with the mouse cursor and clicks the left mouse button, the CPU activates the application program corresponding to the designated menu item.
[0012]
At this time, if the user designates an application program group, a submenu corresponding to the application program group is displayed by the CPU, so that further designation by the mouse cursor and click operation of the left mouse button are required.
[0013]
Since the menu has a hierarchical structure as described above, the designation by the mouse cursor and the click operation of the left mouse button are frequently repeated until the user starts a desired application program.
[0014]
Here, the menu item displayed in the menu does not have a visual clue to inform that it is a hierarchical menu, so that the user can actually select the menu item until the user actually selects the menu item. It is difficult to recognize whether or not the menu structure exists, and there is a problem that the menu structure cannot be easily recognized.
[0015]
The present invention has been made in consideration of the above points, and is an information processing apparatus with excellent usability that can easily recognize a menu having a hierarchical structure. , Information processing method And records It is intended to propose a medium.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve this problem, the present invention provides a plurality of menu items having a hierarchical structure. Are arranged in an annular shape, and menu items are packed on the extended side of the annular shape. Display The axis orthogonal to the upper surface of the main body provided with the operating means is the rotation axis, operation means Vs. Is entered as rotation operation input To generate an output signal based on Multiple menu items One of the menu items select Sometimes, while fixing the position where one menu item is selected, multiple menu items are scrolled in an annular shape based on the output signal, If there is a higher level menu item, it indicates its presence icon Is displayed in association with the menu item simultaneous Indicates that there is a lower level menu item. Sua The menu item Right side of Display in association with Let By doing so, Since multiple menu items arranged along an annulus are displayed in a form that matches the user's rotational operation input that is input via an operation means centered on an orthogonal axis with respect to the top surface of the main body, The position at which one menu item is selected is fixed, so that the user can intuitively operate the means, and the position is fixed even when a plurality of menu items are scrolled in an annular shape by a rotation operation input. If the user continues to visually confirm the menu item, it is possible to easily select one menu item, and further, the user can visually confirm icons indicating the existence of the upper and lower levels of the menu item at the same time, thereby allowing the user to visually confirm one menu item. The user's operability with respect to the operation means and a plurality of menu items arranged in an annular shape through all these elements Greatly improved Can be made.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0018]
(1) Configuration of notebook personal computer with jog dial
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a notebook personal computer with a jog dial (hereinafter referred to as a notebook personal computer with a jog dial) constituting the information processing apparatus of the present invention as a whole. The main body 2 and the main body 2 can be opened and closed. The display unit 3 is attached to the display unit 3.
[0019]
The main body 2 has a plurality of operation keys 4 for inputting various characters, symbols, numbers and the like on its upper surface, a stick-type pointing device (hereinafter simply referred to as a stick) 5 used for moving a mouse cursor, Left click button 5A and right click button 5B corresponding to the left button and right button of the mouse, a center button 5C for operating the scroll bar without setting the mouse cursor to the scroll button, the built-in speaker 6 and the display unit 3 are provided. A shutter button 7 for a CCD (Charge Coupled Device) camera 23 is provided.
[0020]
The display unit 3 is provided with a liquid crystal display 21 made of an LCD (Liquid Crystal Display) on the front, and an imaging unit 22 having a CCD camera 23 at the center upper end of the front is rotatable with respect to the display unit 3. Is attached.
[0021]
That is, the imaging unit 22 is configured to rotate within an angle range of 180 degrees between the front direction and the back direction of the display unit 3 and to be positioned at an arbitrary position within the angular range. Further, the imaging unit 22 is provided with an adjustment ring 25 for performing focus adjustment of the CCD camera 23, and focus adjustment when a desired imaging target is imaged by the CCD camera 23 can be easily performed by rotating the adjustment ring 25. It is made to be able to do.
[0022]
Further, the display unit 3 is provided with a microphone 24 in the vicinity of the left side of the imaging unit 22 so that sound can be collected from the back side of the display unit 3 via the microphone 24.
[0023]
Further, the display unit 3 is provided with a claw 13 in the vicinity of the left side of the microphone 24, and a hole 8 is provided at a predetermined position of the main body 2 corresponding to the claw 13, so that the display unit 3 is blocked by the main body 2. In this state, the claw 13 is fitted into the hole 8 and locked.
[0024]
The main body 2 is provided with a slide lever 9 on the front side surface. By sliding the slide lever 9, the lock of the claw 13 fitted in the hole 8 is released, and the display unit 3 is attached to the main body 2. It can be deployed. A plurality of intake holes 11 are provided on the front side surface of the main body 2.
[0025]
Further, on the right side of the main body 2, there are provided an exhaust hole 12, a PC card slot 14 corresponding to a PC (Personal Computer Memory Card International Association) standard PC (Personal Computer Memory Card) card, and a modem terminal 15 for a modular jack. .
[0026]
On the other hand, as shown in FIG. 2, on the left side of the main body 2, a slide-type power switch 40, an IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers) 1394 terminal 41 corresponding to a 4-pin, a USB (Universal Serial Bus) terminal 42, an external A display connector 46, a microphone input terminal 43, a headphone terminal 44, and an infrared port 45 compliant with IrDA (Infrared Data Association) are provided.
[0027]
Further, as shown in FIG. 3, an external power connector 16 is provided on the rear side of the main body 2, and a slide-type removal lever 18 for removing a battery pack (not shown) is provided on the bottom, and the operation is interrupted. A reset switch 19 is provided for reconfiguring the environment when the power is turned on. The battery pack is detachably connected to the battery connector 17.
[0028]
In addition to this configuration, the upper surface (FIG. 1) of the main body 2 has the same operation keys 4A and 4B between the operation key 4A corresponding to the backspace key and the operation key 4B corresponding to the enter key at the right end. A jog dial 30 is incorporated so as to have a height.
[0029]
Here, the jog dial 30 is a user interface with excellent operability that can easily realize various functions in system settings and various application software by rotating and pressing the dial.
[0030]
As shown in FIG. 4, the jog dial 30 is attached with a flat-patterned disk-shaped operation knob 218 slightly protruding from the outer case 32 of the main body 2. A predetermined process is executed in response to a rotation operation in the b direction, and a predetermined process is executed in response to a pressing operation in the arrow c direction.
[0031]
(1-1) Configuration of jog dial
Next, the configuration of the jog dial 30 will be described in detail with reference to FIGS. As shown in FIG. 5, the jog dial 30 includes a rotary encoder unit 202 serving as a rotation operation unit that can be moved in the direction of arrow c by a user's pressing operation, and a push switch unit 203 serving as a pressing operation unit fixed at that position. Is arranged on the contact mounting substrate 201.
[0032]
As shown in FIG. 6, the contact mounting board 201 is made of a flat molded resin body, and a moving guide rail section 204 for moving the rotary encoder section 202 (FIG. 5) in the direction of arrow c is provided on both sides. The movement depression 205 and a depression depression 207 provided with a depression wall 206 for fitting and fixing the push switch section 203 are provided, and an electric signal of the rotary encoder section 202 is transmitted to the outside. A conductive contact plate 209 connected to a terminal 208 is formed on the bottom surface of the moving recess 205.
[0033]
As shown in FIG. 7 showing the section of the jog dial 30 in FIG. 5 taken along the line XX ′ and FIG. 8 showing the section taken along the line YY ′, the rotary encoder unit 202 has a recess for moving the contact mounting board 201. A box-shaped case 210 made of a molded resin held on the contact mounting substrate 201 so as to be able to move in a direction indicated by an arrow c through the guide rail 204 in a state of being fitted in the 205, and a bottom surface of the box-shaped case 210 Are rotatably supported by elastic contact legs 212 and 213 protruding upward and downward from an elastic contact body 211 attached by insert molding to a cylindrical shaft 214 integrated at the center of the box-shaped case 210 and a circle. A rotating body 216 made of a molded resin having a radial contact plate 215 that is formed in a plate shape and elastically contacts the elastic contact leg 212, and is rotated for a user's rotation operation. It is constituted by the body 216 and the disk-shaped operation knob 218 of the outer peripheral operation type mounted by screws 217.
[0034]
The rotary encoder unit 202 having such a configuration is configured such that a torsion coil spring 220 (FIGS. 8 to 11) positioned by a pin-shaped protrusion 219 provided at a predetermined position on the contact mounting substrate 201 (FIG. 6) The box-shaped case 210 attached to the inner peripheral side of the operation knob 218 is urged in the direction opposite to the direction of the arrow c (that is, the direction away from the push switch unit 203) and downward from the bottom surface of the box-shaped case 210 The protruding elastic contact leg 213 is elastically contacted with the contact plate 209 of the contact mounting board 201.
[0035]
Further, the push switch unit 203 (FIG. 8) is provided at a position where the operation button 221 faces the rotary encoder unit 202, and the contact mounting substrate 201 is held down so that the rear end surface 203A contacts the holding wall 206. It is fixed by being fitted into the recess 207. At this time, the rotary encoder unit 202 is in a state where the driving projection 222 integrally formed with the box-shaped case 210 is in contact with the tip of the operation button 221 of the push switch unit 203.
[0036]
When such a jog dial 30 is actually attached to an electronic device, as shown in FIG. 9, terminals 201A and 201B provided on the lower surface side of the contact mounting board 201, a connection terminal 208 of the rotary encoder unit 202, and a push The connection terminal 223 of the switch unit 203 is connected by being soldered while being inserted into the mounting holes 225A, 225B, 226, and 227 of the printed wiring board 224 of the electronic device.
[0037]
At this time, the jog dial 30 is mounted so that the disk-shaped operation knob 218 of the rotary encoder 202 slightly protrudes from the outer case 32 of the main body 2, so that the user can surround the protruding disk-shaped operation knob 218. The side surface 218A can be easily operated while a finger is applied to the exterior case 32 (FIG. 4). The disc-shaped operation knob 218 can be thinned if the rigidity is maintained, so that it can sufficiently cope with the thinning of the main body 2.
[0038]
Next, the operation of the jog dial 30 will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 10, when a force in the tangential direction (arrow a direction or b direction) is applied to the peripheral side surface 218 </ b> A of the disk-shaped operation knob 218 in the rotary encoder unit 202, the jog dial 30 causes the rotating body 216 to be box-shaped. The case 210 rotates around the central cylindrical axis 214 of the case 210, and the elastic contact legs 212 are elastically contacted and slid on the plurality of radial contact bodies 215, whereby a pulse signal linked to the rotation operation of the disk-shaped operation knob 218 is generated. Has been made to occur.
[0039]
The jog dial 30 transmits the generated pulse signal from the elastic contact leg 212 (FIGS. 7 and 8) to the elastic contact leg 213 via the elastic contact body 211, and the elastic contact leg 213 is elastically contacted. After being transmitted to the contact plate 209 of 201, it is transmitted to the circuit of the printed wiring board 224 in the notebook personal computer 1 via the external connection terminal 208 (FIG. 9).
[0040]
Further, as shown in FIG. 11, the jog dial 30 applies a pressing force in the direction of the arrow c to the peripheral side surface 218A of the disk-like operation knob 218 against the urging force of the torsion coil spring 220 attached to the contact mounting board 201. By moving the entire encoder unit 202 along the guide rail 204 of the contact mounting board 201, the push button unit 221 is pressed by the driving projection 222 integrally formed with the box-shaped case 210 to turn on the push switch unit 203. Let
[0041]
Thus, the jog dial 30 transmits a pressing operation signal generated by turning on the push switch unit 203 to the circuit of the printed wiring board 224 in the notebook computer 1 via the connection terminal 223 (FIGS. 8 and 9). It is made like that.
[0042]
By the way, when the jog dial 30 releases the pressing force applied to the peripheral side surface 218A of the disk-shaped operation knob 218, the rotary encoder unit 202 is moved in the direction of the arrow c by the elastic restoring force of the torsion coil spring 220 attached to the contact mounting board 201. It is pushed back in the opposite direction to return to the original state.
[0043]
(1-2) Circuit Configuration of Notebook Personal Computer with Jog Dial As shown in FIG. 12, in the main body 2 of the notebook personal computer 1, a CPU (Central Processing Unit) 50 for comprehensively controlling various functions in the main body 2 Are connected to the host bus 52, and processing corresponding to various programs and application software loaded into a RAM (Random Access Memory) 53 by the CPU 50 is performed at a predetermined operating speed based on the system clock supplied from the clock generator 60. Various functions can be realized by executing the above.
[0044]
A cache memory 51 is connected to the host bus 52 so that data used by the CPU 50 can be cached and high-speed access can be realized.
[0045]
The host bus 52 is connected to a PCI (Peripheral Component Interconnect) bus 55 via a host-PCI bridge 54. The PCI bus 55 is connected to a video controller 56, an IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers) 1394 interface 57. A video capture processing chip 83 and a PC (Personal Computer) card interface 58 are connected.
[0046]
Here, the host-PCI bridge 54 controls the exchange of various data performed between the CPU 50 and the video controller 56, the video capture processing chip 83, the IEEE 1394 interface 57 and the PC card interface 58, and via the memory bus 59. Memory control of the connected RAM 53 is performed.
[0047]
The host-PCI bridge 54 is connected to the video controller 56 via a signal line along an AGP (Accelerated Graphics Port), thereby transferring image data between the host-PCI bridge 54 and the video controller 56 at a high speed. Has been made to get.
[0048]
The video capture processing chip 83 has a serial bus I 2 It is connected to the C bus 82 (generally also called SM (System Management) bus), and the I 2 When image data picked up by a CCD (Charge Coupled Device) camera 23 is supplied via the C bus 82, the image data is temporarily stored in a built-in frame memory (not shown), and then JPEG (Joint Photographic Experts Group) standard. After JPEG image data is generated by performing image compression processing according to the above, the JPEG image data is stored again in the frame memory.
[0049]
Then, the video capture processing chip 83 directly transfers the JPEG image data stored in the frame memory in response to a request from the CPU 50 to the RAM 53 using the bus master function, and then the JPEG image (still image) data or the Motion JPEG image (moving image). ) The data is transferred to the hard disk drive (HDD) 67.
[0050]
The video controller 56 performs predetermined graphics processing on the image data captured by the CCD (Charge Coupled Device) camera 23 and the JPEG image data of the video capture processing chip 83, and then a built-in VRAM (Video Random Access). The data is stored in (Memory) and read out as appropriate, and output to the liquid crystal display 21 for display.
[0051]
The video controller 56 can display a plurality of window screens by outputting image data based on various application software supplied in a timely manner to the liquid crystal display 21.
[0052]
The PC card interface 58 is appropriately attached via a PC card when adding an optional function, and can be connected to an external device such as a CD-ROM drive or a DVD drive via the PC card. Has been made.
[0053]
The IEEE 1394 interface 57 is directly connected to the IEEE 1394 terminal 41, and can be connected to an external device such as another computer apparatus or a digital video camera via the IEEE 1394 terminal 41.
[0054]
The PCI bus 55 is connected to an ISA (Industrial Standard Architecture) bus 65 via a PCI-ISA bridge 66, and an HDD 67 and a USB (Universal Serial Bus) terminal 42 are connected to the PCI-ISA bridge 66. .
[0055]
Here, the PCI-ISA bridge 66 includes an IDE (Integrated Drive Electronics) interface, a configuration register, an RTC (Real-Time Clock) circuit, a USB interface, and the like, and is based on a system clock supplied from the clock generator 60. The HDD 67 is controlled via the IDE interface.
[0056]
The hard disk of the HDD 67 stores an OS (Operating System) such as Windows 98 (trademark), an e-mail program, an autopilot program, a jog dial utility program, a jog dial driver, capture software, digital map software, and various other application software. It is transferred to the RAM 53 in a timely manner during the startup process.
[0057]
The PCI-ISA bridge 66 controls external devices such as a floppy disk drive, a printer, and a USB mouse (not shown) connected via the USB terminal 42 via the USB interface and is connected to the ISA bus 65. 69 and the sound controller 70 are controlled.
[0058]
The modem 69 is connected to an Internet service provider (hereinafter referred to as a provider) from a modem terminal 15 through a public telephone line (not shown) and the Internet, and is accessed with the provider. The sound controller 70 takes in an audio signal from the microphone 24 and supplies an audio signal to the built-in speaker 6.
[0059]
Further, an I / O (In / Out) controller 73 is connected to the ISA bus 65, and power is supplied from the external power connector 84 via the power supply charging control circuit 85, and the power switch 40 is turned on. Sometimes power is supplied to each circuit. Here again, the I / O controller 73 operates based on the system clock supplied from the clock generator 60.
[0060]
The power supply charging control circuit 85 is controlled by the I / O controller 73 and controls charging of the battery pack 86 connected to the battery connector 17 (FIG. 3).
[0061]
The I / O controller 73 includes a microcontroller, an I / O interface, a CPU, a ROM, a RAM, and the like, and an OS and application software based on a BIOS (Basic Input / Output System) stored in the flash memory 79. And input / output of data between various peripheral devices such as the liquid crystal display 21 and the HDD 67.
[0062]
The I / O controller 73 is connected to the infrared port 45, and can perform infrared communication with other computer devices, for example. Further, the I / O controller 73 is connected to a reversing switch 77. When the image pickup unit 22 of the CCD camera 23 is rotated 180 degrees in the direction of the back side of the liquid crystal display 21, the reversing switch 77 is turned on. Notification is made to the CPU 50 via the ISA bridge 66 and the host-PCI bridge 54.
[0063]
Further, the I / O controller 73 is connected to a full-press / half-press switch 78, and when the shutter button 7 provided on the upper surface of the main body 2 is half-pressed, the full-press / half-press switch 78 is turned on. The CPU 50 is notified of this, and when the shutter button 7 is fully pressed, the full-press / half-press switch 78 is turned on to notify the CPU 50 of that fact.
[0064]
That is, the CPU 50 enters the still image mode when the shutter button 7 is pressed halfway by the user with the capture software launched from the hard disk of the HDD 67 on the RAM 53, and controls the CCD camera 23 to freeze the still image. When the button is fully pressed, the frozen still image data is captured and sent to the video controller 56.
[0065]
On the other hand, the CPU 50 enters the moving image mode when the shutter button 7 is fully pressed by the user without starting up the capture software, captures a moving image of up to about 60 seconds, and sends it to the video controller 56. It is made to do.
[0066]
By the way, the ROM of the I / O controller 73 stores a wakeup program, a key input monitoring program, an LED control program, a jog dial state monitoring program, and various other control programs.
[0067]
Here, the jog dial state monitoring program is a program related to the jog dial utility program stored in the hard disk of the HDD 67, and monitors whether or not the rotary encoder unit 202 of the jog dial 30 has been rotated or pressed. It is.
[0068]
The wake-up program is a program that is controlled by the CPU 50 to execute a predetermined process when the current time supplied from the RTC circuit in the PCI-ISA bridge 66 reaches a preset start time. Is a program for monitoring inputs from the operation keys 4 and other various key switches.
[0069]
The LED control program is a program for controlling lighting of various lamps including LEDs (Light Emitting Diodes) such as the power lamp PL, the battery lamp BL, and the message lamp ML.
[0070]
The RAM of the I / O controller 73 includes a set time register for a wakeup program, a key input monitor register for a key input monitoring program, an LED control register for an LED control program, and an I / O register for a jog dial status monitoring program. Registers for various other programs are provided.
[0071]
The set time register stores time information of a start time arbitrarily set in advance by the user for use in the wakeup program. Therefore, the I / O controller 73 determines whether or not the current time supplied from the RTC circuit has reached the arbitrarily set start time based on the wake-up program, and notifies the CPU 50 when the start time has come. To do. Thereby, the CPU 50 starts up predetermined application software set in advance at the start time, and executes predetermined processing according to the application software.
[0072]
The key input monitoring register stores operation key flags based on inputs from the operation key 4, the stick 5, the left click button 5A, the right click button 5B, and the center button 5C.
[0073]
Therefore, the I / O controller 73 determines whether or not the pointing operation by the stick 5 or the clicking operation of the left click button 5A, the right click button 5B and the center button 5C has been performed based on the key input monitoring program. When the pointing operation or the clicking operation is performed, the CPU 50 is notified of that.
[0074]
Here, the pointing operation is an operation of moving the mouse cursor to a desired position by pressing the stick 5 up / down / left / right with a finger, and the clicking operation refers to the left click button 5A or the right click button 5B. It is an operation of pressing and releasing quickly.
[0075]
Thereby, the CPU 50 executes a predetermined process according to the movement of the mouse cursor by the pointing operation or the click operation.
[0076]
The LED control register stores lighting flags indicating lighting states of various lamps including LEDs such as the power lamp PL, the battery lamp BL, and the message lamp ML.
[0077]
Therefore, for example, when the jog dial 30 is pressed, the I / O controller 73 causes the CPU 50 to read out an e-mail program from the hard disk of the HDD 67 and start it on the RAM 53. The message lamp ML is lit by controlling the LED 81 based on the lighting flag.
[0078]
The I / O register for the jog dial state monitoring program stores a rotation operation flag and a pressing operation flag in accordance with the rotating operation and the pressing operation performed on the jog dial 30, respectively.
[0079]
Accordingly, when a menu item desired by the user is selected from a plurality of menu items by rotating and pressing the jog dial 30 connected via the rotation detecting unit 88, the I / O controller 73 stores the I / O controller 73 in the I / O register. The rotation operation flag and the pressing operation flag are stored, and the CPU 50 is notified accordingly.
[0080]
As a result, the CPU 50 starts up application software corresponding to the menu item determined by the rotating operation and pressing operation of the jog dial 30 according to the jog dial utility program read from the HDD 67 and activated on the RAM 53, and executes predetermined processing.
[0081]
Here, the I / O controller 73 is always operated based on the jog dial state monitoring program under the control of the power supply charging control circuit 85 even when the power switch 40 is off and the OS is not activated. The user-desired application software and script file can be activated by pressing the jog dial 30 even in a power saving state or when the power is turned off.
[0082]
By the way, the I / O controller 73 2 Connected to the C bus 82, various setting parameters for the CCD camera 23 set by the operation keys 4 and the jog dial 30 are set to I. 2 By supplying via the C bus 82, the on / off of the camera power supply in the CCD camera 23 is controlled, and the brightness and contrast in the CCD camera 23 are adjusted.
[0083]
Next, the operation of the I / O controller 73 based on the jog dial state monitoring program will be described with reference to FIGS.
[0084]
As shown in FIG. 13, when the jog dial 30 is rotated in either the arrow a or b direction (FIG. 4), the jog dial 30 is rotated clockwise (arrow a direction) or counterclockwise (arrow a) as shown in FIG. The rotation operation signal S30a or S30b corresponding to each (b direction) is output to the rotation detection unit 88, and when the pressing operation is performed in the direction of the arrow c, the pressing operation signal S30c is output to the rotation detection unit 88.
[0085]
The rotation detection unit 88 detects whether the rotation direction of the jog dial 30 is right rotation (arrow a direction) or left rotation (arrow b direction) based on the rise timing difference between the rotation operation signals S30a and S30b, and press operation Based on the signal S30c, it is detected that the jog dial 30 has been pressed.
[0086]
When the rotation detecting unit 88 detects that the rotation direction of the jog dial 30 is right rotation, the rotation detection unit 88 supplies the right rotation pulse RP1 to the first counter 89 of the I / O controller 73. The left rotation pulse LP 1 is supplied to the second counter 90 of the I / O controller 73.
[0087]
When the rotation detecting unit 88 detects that the jog dial 30 has been pressed based on the pressing operation signal S30c, the rotation detecting unit 88 stores the pressing operation flag JF1 in the I / O register 91.
[0088]
The CPU of the I / O controller 73 performs the count value of the right rotation pulse RP1 by the first counter 89 and the second counter 90 by polling every 5 [ms] according to the jog dial state monitoring program 92 stored in the ROM. The rotation change amount of the jog dial 30 is detected based on the difference from the count value of the left rotation pulse LP1, and the rotary encoder unit 202 is moved in the direction of the arrow c based on the pressing operation flag JF1 stored in the I / O register 91. It is detected whether or not a pressing operation has been performed.
[0089]
That is, as shown in FIG. 15, the CPU of the I / O controller 73 enters from the start step of the routine RT1 and proceeds to step SP1. In step SP1, the CPU polls the first counter 89, the second counter 90, and the I / O register 91 every 5 [ms] according to the jog dial state monitoring program 92, and proceeds to the next step SP2.
[0090]
In step SP2, the CPU calculates the count value of the first counter 89 by subtracting the count result of the first counter 89 at the time (T-1) from the count result of the first counter 89 at the current time (T). Then, the process proceeds to the next step SP3.
[0091]
In step SP3, the CPU calculates the count value of the second counter 90 by subtracting the count result of the second counter 90 at time (T-1) from the count result of the second counter 90 at the current time (T). Then, the process proceeds to the next step SP4.
[0092]
In step SP4, the CPU obtains the rotation change amount of the jog dial 30 by calculating the difference between the count value of the first counter 89 and the count value of the second counter 90, and proceeds to the next step SP5.
[0093]
In step SP5, the CPU determines whether or not an amount of change in rotation has occurred in the jog dial 30. If a negative result is obtained here, this means that there is no rotational change in the jog dial 30. At this time, the CPU proceeds to step SP7.
[0094]
On the other hand, if a positive result is obtained in step SP5, this indicates that a change in rotation has been given to the jog dial 30. At this time, the CPU proceeds to the next step SP6.
[0095]
In step SP6, the CPU determines whether or not the jog dial 30 has been pressed in the direction of the arrow c based on the pressing operation flag JF1 stored in the I / O register 91. If a negative result is obtained here, this means that no pressing operation has been performed on the jog dial 30. At this time, the CPU returns to step SP1 and repeats the above processing.
[0096]
On the other hand, if a positive result is obtained in step SP6, this indicates that the pressing operation has been performed on the jog dial 30. At this time, the CPU proceeds to the next step SP7.
[0097]
In step SP7, since the rotation change is given to the jog dial 30 and the pressing operation is performed, the CPU generates a rotation change signal S73R and a press change signal S73P corresponding to the rotation change amount of the jog dial 30, and generates the I / I The CPU 50 is notified by an interrupt via the jog dial driver started up on the RAM 53 via the O register 91, and the process proceeds to the next step SP8, where the processing of the I / O controller 73 is terminated.
[0098]
Next, the processing procedure performed by the CPU 50 in accordance with the jog dial utility program launched from the HDD 67 onto the RAM 53 will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0099]
The CPU 50 first enters from the start step of the routine RT2, and proceeds to step SP11. In step SP11, when the CPU 50 is notified through the I / O controller 73 that the power switch 40 is turned on by the user, the CPU 50 proceeds to the next step SP12.
[0100]
In step SP12, the CPU 50 receives the notification that the jog dial 30 has been operated by the user from the I / O controller 73 by the jog dial driver, thereby recognizing the operating state of the jog dial 30 and proceeds to the next step SP13.
[0101]
In step SP13, the CPU 50 monitors that various application software that can be controlled by the jog dial 30 is started on the RAM 53, and proceeds to the next step SP14.
[0102]
In step SP14, the CPU 50 receives a notification of the operation state of the jog dial 30 from the jog dial driver launched on the RAM 53, and proceeds to the next step SP15.
[0103]
In step SP15, the CPU 50 determines whether or not various application software launched on the RAM 53 exists. If a negative result is obtained here, this indicates that there is no application software being activated. At this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP16.
[0104]
In step SP16, the CPU 50 enters a launcher operation for various application software that has not been started, moves to the next step SP18, and ends the process.
[0105]
Here, the launcher operation functions under the condition that there is no currently activated application software, and the CPU 50 executes the launcher operation based on the pressing operation of the jog dial 30 in advance. A jog dial menu corresponding to a plurality of application software registered in the list is displayed on the liquid crystal display 21.
[0106]
For example, when there is no activated application software and the jog dial 30 is pressed in the direction of the arrow c, the I / O controller 73 sends the rotation change signal S73R and the press change signal S73P indicating the operation state of the jog dial 30 to the jog dial driver. To the CPU 50 via
[0107]
As a result, the CPU 50 activates an application selection program or the like for adjusting the volume of the built-in speaker 6 registered in advance in the launcher list, adjusting the brightness and contrast of the liquid crystal display 21, and selecting application software. A jog dial menu 250 as shown in FIG.
[0108]
The jog dial menu 250 displays menu items (“volume”, “brightness”, “contrast”, and “application selection”) corresponding to each process of volume adjustment, brightness adjustment, contrast adjustment, and application software selection. ing.
[0109]
At this time, the highlighted display portion highlighted by hatching (shaded portion) is the currently selected selector SL1, and is displayed with the selector SL1 positioned on the menu item “volume” as a default.
[0110]
Next, when the user rotates the jog dial 30 in the direction of arrow a or b for the purpose of moving the selector SL1, the I / O controller 73 stores the rotation change signal S73R of the jog dial 30 detected in accordance with the jog dial state monitoring program 92 on the RAM 53. Then, the CPU 50 is notified via the running jog dial driver.
[0111]
As a result, the CPU 50 moves the selector SL1 onto the menu item desired by the user based on the rotation change signal S73R. For example, in the jog dial menu 250, when the user rotates the jog dial 30 by a desired angle in the arrow b direction from the state in which the selector SL1 is positioned on the default menu item “volume”, the selector SL1 is displayed as shown in FIG. Move to the menu item “Brightness”.
[0112]
Then, when the jog dial 30 is further rotated by a desired angle in the direction of arrow b by the user, the selector SL1 is moved onto the menu item “select application” as shown in FIG.
[0113]
In this way, the CPU 50 moves, for example, the selector SL1 over the menu item “brightness” desired by the user according to the rotation operation of the jog dial 30 by the user, and then the user performs a pressing operation in the direction of arrow c on the jog dial 30. Then, a submenu 251 corresponding to the menu item “luminance” as shown in FIG. 20 is displayed.
[0114]
This submenu 251 includes six-level submenu items from a submenu item “5” selected when the luminance is set to the brightest to a submenu item “0” selected when the luminance is set the darkest. As a default, the selector SL2 is displayed on the submenu item “5”.
[0115]
When the user rotates the jog dial 30 in the direction of the arrow b for the purpose of moving the selector SL2, the I / O controller 73 is starting a rotation change signal S73R indicating the operation state of the jog dial 30 on the RAM 53 according to the jog dial state monitoring program 92. The CPU 50 is notified via the jog dial driver.
[0116]
As a result, the CPU 50 moves the selector SL2 to any one of the menu items “5” to “0” desired by the user based on the rotation change signal S73R. Incidentally, the CPU 50 is currently displaying the sub menu 251 and does not move the selector SL1 of the jog dial menu 250 by rotating the jog dial 30.
[0117]
When the jog dial 30 is pressed by the user in a state where the selector SL1 of the jog dial menu 250 is moved to the menu item “select application” in response to the rotation operation of the jog dial 30 by the user, FIG. A submenu 252 corresponding to the menu item “select application” as shown is displayed.
[0118]
The submenu 252 in this case includes, for example, a submenu item “word processor” selected when the word processor application is activated, a submenu item “email” selected when the e-mail program is activated, and a spreadsheet program. Submenu item “Spreadsheet” selected when starting, Submenu item “Internet” selected when starting Internet program, and Submenu item “Selected” when starting electronic desk top calculator program “Calculator” is displayed. However, various menu items other than these may be set as menu items of the submenu 252 corresponding to the menu item “select application”.
[0119]
In practice, when the submenu item “3” is selected in response to the rotation operation and pressing operation of the jog dial 30 in the submenu 251 corresponding to the menu item “luminance” shown in FIG. The liquid crystal display 21 is set to a luminance level corresponding to “3”.
[0120]
Further, in the submenu 252 corresponding to the menu item “select application” shown in FIG. 21, when the submenu item “word processor” is selected in accordance with the rotation operation and pressing operation of the jog dial 30, the CPU 50 displays the submenu. The word processor application corresponding to the item “word processor” is started, and the description up to here is the explanation of the launcher operation.
[0121]
On the other hand, if an affirmative result is obtained in step SP15 (FIG. 16), this indicates that application software being activated exists, and the CPU 50 proceeds to the next step SP17.
[0122]
In step SP17, the CPU 50 executes a predetermined event operation according to the activated application software, moves to the next step SP18, and ends the process.
[0123]
Here, a case will be described in which a predetermined event operation is executed according to various types of application software that is running. Here, the application software being activated is required to be compatible with the jog dial 30 and specifically has an image display function.
[0124]
For example, when a map screen 254 of a Japanese map as shown in FIG. 22 is displayed on the liquid crystal display 21 by predetermined map display application software, the mouse cursor is moved to a desired position (Tokyo) by a pointing operation of the user's stick 5. When the jog dial 30 is rotated in the direction of the arrow a in the state adjusted to the vicinity, the CPU 50 enlarges the map screen 254 in accordance with the rotation operation, so that an enlarged map screen as shown in FIG. 255 is generated and displayed on the liquid crystal display 21.
[0125]
When the jog dial 30 is rotated in the direction of the arrow b, the CPU 50 reduces the map screen 254 according to the rotation operation, thereby generating a reduced map screen (not shown) and displaying it on the liquid crystal display 21. To do.
[0126]
As described above, when the map display application software having the image display function corresponding to the jog dial 30 is activated, when the rotation operation is performed on the jog dial 30, the CPU 50 displays the map screen displayed on the liquid crystal display 21. 254 is enlarged or reduced according to the rotation operation of the jog dial 30.
[0127]
Next, a case where a predetermined event operation is executed according to moving image editing application software having a moving image editing function corresponding to the jog dial 30 will be described.
[0128]
In this case, an editing screen 256 as shown in FIG. 24 is displayed on the liquid crystal display 21 by the moving image editing application software. The edit screen 256 is displayed in response to a rotation operation of the jog dial 30 and a frame image display unit 259 that displays four temporally continuous frame images S257A to S257D out of a plurality of still images so-called frame images constituting the moving image. The selected image display unit 258 displays any one of the frame images S257A to S257D selected by frame advance or frame reverse.
[0129]
When the jog dial 30 is rotated in the directions of the arrows a and b while the editing screen 256 is displayed on the liquid crystal display 21, the CPU 50 displays the frame images S257A to S257D of the frame image display unit 259. For example, the frame image S257A selected by the rotation operation is displayed on the selected image display unit 258. Accordingly, the user can perform a desired image editing process on the frame image S257A displayed on the selected image display unit 258.
[0130]
By the way, it is necessary for the CPU 50 to assign predetermined processing according to the rotation operation and the pressing operation of the jog dial 30 to the application software corresponding to the jog dial 30 as described above. A process allocation procedure according to the operation of the jog dial 30 will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0131]
In this case, the CPU 50 enters from the start step of the routine RT3 and proceeds to step SP21. In step SP21, the CPU 50 notifies the jog dial utility program launched on the RAM 53 that the application software read from the hard disk of the HDD 67 and started on the RAM 53 is compatible with the jog dial 30. Next step Move on to SP22.
[0132]
In step SP22, the CPU 50 registers the application software corresponding to the running jog dial 30 in the jog dial correspondence list of the jog dial utility program in the RAM 53, and proceeds to the next step SP23.
[0133]
In step SP23, the CPU 50 writes the processing contents corresponding to the rotation operation and pressing operation of the jog dial 30 for the application software registered in the jog dial correspondence list in the jog dial utility program on the RAM 53, and proceeds to the next step SP24.
[0134]
In step SP24, the CPU 50 generates a jog dial window 260 indicating the processing contents corresponding to the rotation operation and pressing operation of the jog dial 30 as shown in FIG. 26, displays this on the liquid crystal display 21, and proceeds to the next step SP25.
[0135]
In this case, the jog dial window 260 is used to guide what processing is performed when the jog dial 30 is operated. When the jog dial window 260 is rotated in the direction of arrow a, the selector SL is moved above the menu item. “Upward” indicating “,” “Downward” indicating that the selector SL is moved below the menu item when rotated in the direction of the arrow b, and Menu item indicated by the selector SL when pressing in the direction of the arrow c. “Determination” indicating that it is to be decided is displayed.
[0136]
In step SP25, when the active application software is changed by the user, the CPU 50 changes the processing contents for the rotation operation and the pressing operation in accordance with the window screen of the changed application software and rewrites the jog dial correspondence list. Then, a new jog dial window 260 is generated and displayed, and the process proceeds to the next step SP26 to end the process.
[0137]
(2) Menu selection using the jog dial
Next, in the notebook personal computer 1 with a jog dial, a case will be described in which the jog dial 30 performs everything from selection of a desired application to switching of various modes and functions set in the application.
[0138]
When there is no application activated in the normal mode, the CPU 50 of the notebook computer 1 with jog dial displays a jog dial window 300 in a launcher state as shown in FIG. 27 on the liquid crystal display 21 according to the jog dial utility program.
[0139]
In the jog dial window 300 in the launcher state, menu items of applications that can be started (eg, [DVgate clip], [DVgate assemb], [DVgate motion], [Smart Capture], [Smart Write], [Navin] , You], [Picture Gear]) are displayed in a ring shape on the item display section 301.
[0140]
The jog dial window 300 is provided with a recognition frame 302 for recognizing the menu item moved to the center of the item display unit 301 by the user rotating the jog dial 30.
[0141]
When the menu item is positioned in the recognition frame 302 of the item display unit 301, the CPU 50 displays a pressing operation icon 303, which is a left triangle that prompts the user to press the jog dial 30. The application corresponding to the menu item in the recognition frame 302 is activated in response to the pressing operation of the jog dial 30 by the user.
[0142]
By the way, the CPU 50 of the jog dial-equipped notebook personal computer 1 sends the rotation operation command and the pressing operation command of the jog dial 30 supplied from the I / O controller 73 (not shown) as shown in FIG. Received by program 311.
[0143]
Accordingly, the CPU 50 can constantly monitor the menu item positioned in the recognition frame 302 of the item display unit 301 by rotating the jog dial 30 in the jog dial window 300 in the launcher state, and when the jog dial 30 is pressed, For example, the jog dial compatible application 312 of the positioned menu item [Smart Capture] is activated and displayed on the liquid crystal display 21.
[0144]
At the same time, as shown in FIG. 29, the CPU 50 performs list data D100 for displaying various modes and functions related to the jog dial compatible application 312 as menu items from the [Smart Capture] jog dial compatible application 312 as the first stage SS1 as shown in FIG. The data is received by the jog dial utility program 311 via 313 and output from the jog dial driver 310 to the liquid crystal display 21 via the video controller 56 (FIG. 12).
[0145]
As a result, the liquid crystal display 21 displays the [Smart Capture] application window 320 as shown in FIG. 30, and in the second stage SS2 (FIG. 29), the item display unit 301 displays various modes and the like based on the list data D100. By displaying a new menu item for selecting a function, the jog dial window 300 in the guide state is obtained.
[0146]
The jog dial window 300 in the guide state corresponds to all modes and functions that can be processed in the application window 320 of [Smart Capture], and the title of [Smart Capture] is displayed on the title display unit 304 by the CPU 50.
[0147]
Here, list data D100 for displaying menu items on the item display section 301 of the jog dial window 300 includes an annular state flag D100a, a hierarchical up / down state flag D100b, a selected item number D100c, as shown in FIG. It is composed of a top layer status flag D100d, a duplex status flag D100e, and menu item data D100f.
[0148]
In the list data D100, the annular state flag D100a indicates whether or not a plurality of menu items displayed on the item display unit 301 of the jog dial window 300 are displayed in an annular shape according to the rotation operation of the jog dial 30. Is a flag indicating TRUE / FALSE.
[0149]
The hierarchy upper / lower state flag D100b is one in which the plurality of menu items currently displayed on the item display unit 301 are located in the upper hierarchy or the lower hierarchy with respect to the plurality of menu items displayed one level before. It is a flag indicating whether it is a thing in the upward / downward direction.
[0150]
For example, when a plurality of menu items currently displayed on the item display unit 301 are positioned in a lower hierarchy with respect to a menu item displayed one level before, a plurality of menus displayed this time are displayed. If the item is located at a higher level than the menu item displayed one level before, an upward flag is displayed.
[0151]
The selected item number D100c is data indicating the item number (items 1 to N) corresponding to the menu item selected by the rotation operation and pressing operation of the jog dial 30, and the highest hierarchy state flag D100d is the list data D100. This is a flag indicating TRUE / FALSE whether or not it is located in the highest hierarchy.
[0152]
The duplex status flag D100e is a flag indicating TRUE / FALSE whether or not the jog dial compatible application 312 has two types of menu item data D100f at the same time. If there are two types, the menu item data D100f is also included. There will be two types.
[0153]
Further, the menu item data D100f includes, for example, data of items 1 to N as each menu item corresponding to each of various modes and functions displayed on the item display unit 301 as shown in FIG.
[0154]
In each item 1 to N, an item name (character string) of a menu item displayed on the item display unit 301, a disable / enable state flag indicating whether the displayed menu item is valid or invalid, and a lower hierarchy of the item A hierarchical state flag indicating whether or not to display a hierarchical icon (to be described later) for allowing the user to recognize when there is a sub-menu is stored.
[0155]
In practice, the item display section 301 of the jog dial window 300 (FIG. 30) in the guide state corresponding to the jog dial compatible application 312 of [Smart Capture] displays, for example, [Back], [Effect], [Capture mode], [Application switching]. ], [Help] and [Digital Zoom], various modes and functions are displayed as menu items.
[0156]
In the item display section 301 of the jog dial window 300, when the annular state flag D100a of the list data D100 is TRUE, a plurality of menu items are displayed in an annular shape by the CPU 50. All menu items are displayed in a circular pattern in order by rotating only in the direction.
[0157]
In the item display section 301 of the jog dial window 300 in the guide state, the menu items [Effect], [Capture mode], [Switch application], [Help] and [Digital zoom] on the [Smart Capture] menu ] Is displayed so that it can be visually confirmed that there is a menu item of the jog dial window 300 in the launcher state located at a higher level than the menu item of [Smart Capture]. It represents.
[0158]
Accordingly, when the menu item [Return] on the item display unit 301 is positioned in the recognition frame 302 and the jog dial 30 is pressed, the CPU 50 returns to the launcher jog dial window 300 (FIG. 27) and displays it.
[0159]
Further, the CPU 50 displays a hierarchized icon 305, which is a right triangle mark, to the right of the menu items [Effect] and [Capture Mode] on the basis of the hierarchized state flag added to each item 1 to N. The hierarchical icon 305 visually indicates to the user that there is a submenu in a lower hierarchy.
[0160]
At this time, if the menu item “application switching” also has a lower-level submenu, the CPU 50 displays the recognition frame 302 in an open state without closing the right end.
[0161]
In this way, the CPU 50 displays the menu items “effect” and “capture” to which the hierarchized icon 305 is attached outside the recognition frame 302 by displaying the recognition frame 302 in an open state without closing. Similarly to the “mode”, the menu item “application switching” located in the recognition frame 302 can be graphically displayed to the user to indicate that there is a submenu in a lower hierarchy.
[0162]
In the third stage SS3 (FIG. 29), the CPU 50 performs the pressing operation of the jog dial 30 in a state where, for example, the menu item [capture mode] is positioned in the recognition frame 302 of the item display unit 301 by the rotation operation of the jog dial 30 by the user. If it is recognized, the item number (1 to N) corresponding to the rotation operation command and the pressing operation command is notified to the jog dial corresponding application 312 as the fourth stage SS4 (FIG. 29).
[0163]
Then, as a fifth stage SS5 (FIG. 29), the CPU 50 receives list data D101 corresponding to the menu item [capture mode] from the [Smart Capture] jog dial compatible application 312 (in this case, list data corresponding to item 2 of the menu item data D100f). Is received by the jog dial utility program 311 via the jog dial interface 313.
[0164]
Subsequently, as the sixth stage SS6 (FIG. 29), the CPU 50 displays a plurality of menu items corresponding to [capture mode] on the item display section 301 of the jog dial window 300 in the guide state based on the list data D101.
[0165]
Here, the list data D101 corresponding to the menu item [capture mode] is substantially the same as the list data D100 (FIG. 31) as shown in FIGS. 32 (A) and (B). Since it is located in the lower hierarchy, the highest hierarchy status flag D101d is “FALSE”, and there is no equivalent to the duplex status flag D100e of the list data D100.
[0166]
As a result, the CPU 50 rewrites and displays the title of the title display unit 304 from [Smart Capture] to [Capture Mode] based on the list data D101 in the jog dial window 300 in the guide state as shown in FIG. A plurality of menu items ([Return], [Still], [Long Video] and [Video Mail]) corresponding to [Capture Mode] are displayed on the item display unit 301.
[0167]
At this time, the CPU 50 scrolls the entire menu items of [Smart Capture] displayed on the item display unit 301 to the left based on the downward flag in the hierarchical up / down state flag D101b of the list data D101. The menu items corresponding to [Capture Mode] ([Back], [Still], [Long Video] and [Video Mail]) are displayed.
[0168]
As a result, the CPU 50 visually displays to the user by scrolling how the menu item in [Smart Capture] of the jog dial window 300 in the guide state changes from the menu item corresponding to [Capture Mode], which is one of the modes. It can be expressed in
[0169]
Also in the jog dial window 300 in the guide state, an upper layer instruction mark 307 consisting of “[” is displayed on the left side of the menu items ([Back], [Still], [Long Video] and [Video Mail]) of the item display unit 301. This is a visual indication to the user that there is a [Smart Capture] menu item located at a higher level than the [Capture Mode] menu item.
[0170]
As the seventh stage SS7 (FIG. 29), the CPU 50 causes the item display section 301 of the jog dial window 300 to rotate, for example, the menu item [Long Video] in the recognition frame 302 and press the jog dial 30. When it is recognized that it has been selected by the operation, the item number of the menu item [Long Video] is notified to the jog dial compatible application 312 as the eighth stage SS8 (FIG. 29), and the function corresponding to the menu item [Long Video] can be executed. The menu item [Long Video] is displayed in orange.
[0171]
As a result, the CPU 50 allows the user to easily recognize that the menu item [Long Video] in the [Capture Mode] in the [Smart Capture] jog dial compatible application 312 is currently selected by displaying orange characters. Has been made to get.
[0172]
Incidentally, the CPU 50 changes the character of the menu item [Long Video] to orange even when the menu item is moved by rotating the jog dial 30 until a menu item other than the menu item [Long Video] is selected in the item display unit 301. Continue to display in color. When the menu item [Return] is selected, the CPU 50 returns the jog dial window 320 to the menu item display (FIG. 30) corresponding to [Smart Capture].
[0173]
When the number of characters of the menu item located in the recognition frame 302 in the item display unit 301 is, for example, 13 or more, the CPU 50 scrolls the characters in the recognition frame 302 from the right side to the left side based on the jog dial utility program 311. However, by displaying repeatedly, it is possible to allow the user to fully understand even in the item display unit 301 with a limited number of characters that can be displayed at one time.
[0174]
By the way, the CPU 50 displays a menu item ([Back], [Effect], [Capture mode], [Switch application], [Help] and [Digital zoom]) in the [Smart Capture] guide state jog dial window 300 (FIG. 30). ), When the user presses a shift key (not shown) in the operation key 4 (FIG. 1), two types of menu item data D100f exist based on the duplex status flag D1001e (FIG. 31) of the list data D100. It is determined whether or not to do.
[0175]
When two types of menu item data D100f exist, the CPU 50 displays the titles ([detail menu], [simple menu]) of the two types of menu item data D100f on the item display unit 301 as shown in FIG.
[0176]
In this case, the menu item [Detail Menu] is positioned in the recognition frame 302 and displayed in orange. In [Smart Capture], the menu item corresponding to the menu item [Detail Menu] ([Back], [ (Effect], [Capture mode], [Switch application], [Help] and [Digital zoom]) have been displayed.
[0177]
Incidentally, a hierarchical icon 305 is also displayed on the right side of the menu item [simple menu] displayed in the item display unit 301, and the right end of the recognition frame 302 where the menu item [detail menu] is located is also opened. It is displayed as it is.
[0178]
Next, when the user rotates the jog dial 30 to place the menu item [simple menu] in the recognition frame 302 and presses the jog dial 30, the CPU 50 displays a plurality of items similar to those in FIG. Menu items (Back, Still, Long Video, and Video Mail) are displayed.
[0179]
That is, when the menu item [Simple Menu] is selected, the CPU 50 directly displays the menu items ([Back], [Still], [Long Video] and [Video Mail]) corresponding to [Capture Mode]. The menu item of [Capture Mode] that is frequently used by the user selecting the menu item [Simple Menu] can be quickly displayed.
[0180]
In this way, the [Smart Capture] jog dial compatible application 312 is a menu having a hierarchical structure of two types ([detail menu] and [simple menu]) as shown in FIG. Two menu items are switched and displayed in the item display section 301 of the jog dial window 300 in the guide state in response to the non-pressing, and a submenu of [Detail menu] or [Simple menu] according to the rotation operation and pressing operation of the jog dial 30 Can be displayed hierarchically.
[0181]
(2-1) Menu hierarchy display processing procedure
Next, a menu display processing procedure in response to pressing or non-pressing of the shift key when there are two types of menu item data D100f described above will be described with reference to the flowchart of FIG. The CPU 50 of the jog dial-equipped notebook personal computer 1 first enters the start step of the routine RT5 and proceeds to step SP41.
[0182]
In step SP41, the CPU 50 receives the list data D100 from the [Smart Capture] jog dial compatible application 312 and proceeds to the next step SP42.
[0183]
In step SP42, when the CPU 50 detects that there are two types of menu item data D100f based on the duplex status flag D100e of the received list data D100, the CPU 50 stores each area on the RAM 53 corresponding to pressing or non-pressing of the shift key. The two types of menu item data D100f are divided and buffered, and the process proceeds to the next step SP43.
[0184]
In step SP43, the CPU 50 determines whether or not the shift key is pressed. If a negative result is obtained here, this indicates that the shift key has not been pressed by the user. At this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP44.
[0185]
In step SP44, the CPU 50 displays the [Smart Capture] menu item (FIG. 30) corresponding to the non-pressing of the shift key on the item display section 301 of the jog dial window 300 in the guide state, moves to the next step SP46, and ends the processing.
[0186]
On the other hand, if a positive result is obtained in step SP43, this indicates that the shift key has been pressed by the user. At this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP45.
[0187]
In step SP45, since the shift key is pressed, the CPU 50 displays the menu items ([detail menu] and [simple menu]) corresponding to the shift key press on the item display section 301 of the jog dial window 300 in the guide state, and the user selects the menu item [ When [Simple Menu] is selected, the [Capture Mode] menu items ([Back], [Still], [Long Video] and [Video Mail]) corresponding to the [Simple Menu] are displayed, and the next step SP46 is displayed. Then, the process ends.
[0188]
(2-2) Scroll display processing procedure for the entire menu item according to the hierarchical up / down state flag
Next, a scroll display processing procedure for scroll-displaying the entire menu item in accordance with the hierarchical upper / lower state flag of the supplied list data will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0189]
The CPU 50 of the jog dial-equipped notebook personal computer 1 first enters the routine RT6 starting step and proceeds to step SP51.
[0190]
In step SP51, when receiving the list data from the jog dial compatible application 312, the CPU 50 proceeds to the next step SP52.
[0191]
In step SP52, the CPU 50 determines whether or not the hierarchy upper / lower state flag of the list data is in the lower hierarchy direction. If an affirmative result is obtained here, this indicates that the hierarchy upper / lower state flag is in the lower hierarchy direction, and at this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP53.
[0192]
In step SP53, the CPU 50 displays the menu items based on the list data supplied this time while scrolling the entire previous menu item displayed on the item display unit 301 in the jog dial window 300 to the left. The process proceeds to SP57 and the process is terminated.
[0193]
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP52, this indicates that the hierarchy up / down state flag is not in the hierarchy downward direction, and at this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP54.
[0194]
In step SP54, the CPU 50 determines whether or not the hierarchical up / down state flag D of the list data is in the upward direction. If an affirmative result is obtained here, this indicates that the hierarchy up / down state flag D100b is in the hierarchy upward direction, and at this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP55.
[0195]
In step SP55, the CPU 50 displays the menu items based on the list data supplied this time while scrolling the entire menu item of the previous step displayed on the item display unit 301 in the jog dial window 300 to the right. The process proceeds to SP57 and the process is terminated.
[0196]
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP54, this indicates that the hierarchy upper / lower state flag is neither in the hierarchy upward direction nor in the hierarchy downward direction, and at this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP56.
[0197]
In step SP56, the CPU 50 displays the menu items based on the list data supplied this time on the item display unit 301 in the jog dial window 300 by a normal method, and proceeds to the next step SP57 to end the processing.
[0198]
In practice, when the CPU 50 of the jog dial-equipped notebook personal computer 1 receives the list data D100 from the jog dial compatible application 312 selected by the user in the jog dial window 300 (FIG. 27) in the launcher state in step SP51, the CPU 50 proceeds to the next step SP52. Move.
[0199]
In step SP52 and step SP54, the CPU 50 determines that the list data D100 supplied from the jog dial-compatible application 312 is positioned at the highest hierarchy, so that the hierarchy up / down status flag D100b is not in the hierarchy downward direction or the hierarchy upward direction. In SP56, the menu item of the item display unit 301 is switched and displayed from the jog dial window 300 in the launcher state (FIG. 27) to the jog dial window 300 in the guide state by a normal method.
[0200]
In step SP51, the CPU 50 of the notebook computer 1 with jog dial selects the menu item [capture mode] by the user in the jog dial window 300 (FIG. 30) in the guide state corresponding to the jog dial compatible application 312 of [Smart Capture]. If the list data D101 is received from the jog dial compatible application 312, the process proceeds to the next step SP52.
[0201]
In step SP52, since the list data D101 supplied from the [Smart Capture] jog dial compatible application 312 is located at the lower hierarchy of the list data D100 at this time, the hierarchy up / down state flag D101b is in the lower hierarchy. Then, the process proceeds to the next step SP53.
[0202]
In step SP53, the CPU 50 scrolls the entire menu item of the item display unit 301 in the jog dial window 300 (FIG. 30) in the guide state corresponding to [Smart Capture] to the left and displays the menu item [ Menu items corresponding to [Capture Mode] are displayed.
[0203]
Further, the CPU 50 of the jog dial-equipped notebook personal computer 1 receives the supply of the list data D100 from the jog dial compatible application 312 when the menu item [Return] is selected by the user in the [Capture Mode] item display section 301 in step SP51. Then, the process proceeds to the next step SP52.
[0204]
In step SP52 and step SP54, the CPU 50 at this time selects the list data D100 located in the upper layer of the list data D101 from the jog dial compatible application 312 based on the menu item [return] selected in the item display unit 301 of [capture mode]. By receiving the supply, the hierarchy up / down state flag D100b becomes the hierarchy upward direction, and the process proceeds to the next step SP55.
[0205]
In step SP55, the CPU 50 scrolls the menu item of the item display section 301 (FIG. 33) corresponding to [Capture Mode] to the right, and displays the menu item corresponding to the menu item [Smart Capture] based on the list data D100. Is displayed on the item display unit 301.
[0206]
As described above, the CPU 50 changes the menu from the upper hierarchy to the lower hierarchy or from the lower hierarchy to the upper hierarchy according to the hierarchy upper / lower state flag D100b of the list data D100 and the hierarchy upper / lower state flag D101b of the list data D101 supplied from the jog dial compatible application 312. By scrolling and displaying the entire items, the user can easily recognize changes in the hierarchy.
[0207]
(2-3) Menu item display processing procedure
Finally, a menu display processing procedure for displaying menu items on the item display section 301 of the jog dial window 300 will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0208]
The CPU 50 of the jog dial-equipped notebook personal computer 1 first enters the start step of the routine RT7 and proceeds to step SP61.
[0209]
In step SP61, the CPU 50 determines whether or not there are disabled menu items (items 1 to N) in the menu item data D100f of the list data D100 supplied from the jog dial compatible application 312.
[0210]
If a positive result is obtained here, this indicates that the disable / enable state flags of items 1 to N in the menu item data D100f are in a disabled state. At this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP62. .
[0211]
In step SP62, for example, the CPU 50 displays the disabled menu item in the disabled display on the item display unit 301 of the jog dial window 300 in the guide state corresponding to [Smart Capture], and proceeds to the next step SP63.
[0212]
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP61, this indicates that the disable / enable state flag of items 1 to N is in an enabled state, and at this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP63.
[0213]
In step SP63, the CPU 50 displays the enabled menu item in the normal display in the item display section 301 of the dial window 300 in the jog guide state corresponding to [Smart Capture], and proceeds to the next step SP64.
[0214]
In step SP64, the CPU 50 determines whether or not the item name of the menu item located in the recognition frame 302 of the item display unit 301 is 13 characters or more. If a positive result is obtained here, this means that the item name of the menu item is 13 characters or more, and at this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP65.
[0215]
In step SP65, the CPU 50 repeatedly displays the characters of the menu item located in the recognition frame 302 while scrolling from the right side to the left side based on the jog dial utility program 311 and proceeds to the next step SP66.
[0216]
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP64, this indicates that the item name of the menu item located in the recognition frame 302 is less than 13 characters. At this time, the CPU 50 displays the normal display. To move to the next step SP66.
[0217]
In step SP66, the CPU 50 determines whether or not the hierarchized state flag is set in the menu item data D100f of the list data D100. If a positive result is obtained here, this indicates that the hierarchization state flag is set, and at this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP67.
[0218]
In step SP67, the CPU 50 displays the hierarchization icon 305 to the right of each menu item in the item display section 301 of the jog dial window 300 according to the hierarchization state flag, and proceeds to the next step SP68.
[0219]
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP66, this indicates that the hierarchized state flag is not raised, and at this time, the CPU 50 proceeds to next step SP68.
[0220]
In step SP68, the CPU 50 determines whether or not the menu item located in the recognition frame 302 of the item display unit 301 has been selected by the user pressing the jog dial 30. If an affirmative result is obtained here, this indicates that the menu item has been selected by the user pressing the jog dial 30. At this time, the CPU 50 proceeds to the next step SP69.
[0221]
In step SP69, the CPU 50 displays the item name (character string) of the selected menu item in orange as the selection color, thereby causing the user to recognize the currently selected menu item, and proceeds to the next step SP70. The process is terminated.
[0222]
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP68, this indicates that the menu item is not selected by the user. At this time, the CPU 50 moves to the next step SP70 and ends the display process. .
[0223]
(3) Operations and effects in the embodiment
In the above configuration, the notebook personal computer 1 with the jog dial displays the menu item desired by the user by rotating and pressing the jog dial 30 in the jog dial window 300 (FIG. 27) in the launcher state displayed when there is no active application. When [Smart Capture] is positioned and selected in the central recognition frame 302, the [Smart Capture] application window 320 is displayed and the jog dial window 300 in the guide state from the jog dial window 300 in the launcher state (FIG. 30). The menu item of the item display unit 301 is switched and displayed.
[0224]
At this time, the CPU 50 of the jog dial-equipped notebook computer 1 displays a hierarchized icon 305 on the right side of the menu items [effect] and [capture mode] of the item display unit 301 in accordance with the hierarchized state flag of each item 1 to N. By doing so, the user can easily recognize that the menu items [Effect] and [Capture Mode] have sub-menus in a lower hierarchy.
[0225]
Further, the CPU 50 displays the menu item [application switching] in the recognition frame 302 in a lower hierarchy by displaying the recognition frame 302 located in the center of the item display unit 301 in the open state without closing. It is possible for the user to easily recognize that there is a sub-menu like the hierarchized icon 305.
[0226]
When the menu item [capture mode] is positioned and selected in the recognition frame 302 by rotating and pressing the jog dial 30, the CPU 50 selects the entire menu item of the item display unit 301 in the jog dial window 300 in the guide state. By scrolling the display, it is possible to make the user visually recognize how the menu of the upper hierarchy is changed to the menu of the lower hierarchy.
[0227]
In this case, the jog dial window 300 (FIG. 33) in the guide state corresponding to the menu item [capture mode] displays the menu item located at the lowest level on the item display unit 301 by the display of the upper level instruction mark 307. The hierarchized icon 305 is not displayed, and the right end portion of the recognition frame 302 is not displayed open.
[0228]
When the character string of the menu item is 13 characters or more and is positioned in the recognition frame 302 of the item display unit 301, the CPU 50 repeatedly scrolls the character string of the menu item from the right side to the left side at a time. Even in the recognition frame 302, which is a display area with a limited number of characters that can be displayed, the user can easily recognize the character string of the menu item.
[0229]
In the jog dial window 300 in the guide state corresponding to the menu item [capture mode], for example, when the menu item [Long Video] is positioned and selected in the recognition frame 302, the CPU 50 selects the menu item [Long Video]. The function corresponding to is enabled, and the menu item [Long Video] is displayed in orange so that the user can easily recognize that the [Long Video] menu item is currently selected. be able to.
[0230]
At this time, the CPU 50 does not delete the jog dial window 300 when the menu item [Long Video] is selected, and displays the unselected menu items in the normal color on the item display unit 301. The other menu items [Still] and [Video Mail] can be quickly selected on the spot by operating the jog dial 30 by the user.
[0231]
By the way, when the user presses the shift key while the jog dial window 300 (FIG. 30) in the guide state corresponding to [Smart Capture] is displayed, the CPU 50 stores the two types of menu item data D100f based on the duplex state flag D100e. Titles ([detail menu], [simple menu]) are displayed on the item display unit 301.
[0232]
As described above, the CPU 50 can quickly switch and display the menu item of [Detail Menu] or [Simple Menu] in accordance with the pressing or non-pressing of the shift key by the user, and can display 2 on the item display unit 301 in a limited display area. It is possible to efficiently display a menu having various hierarchical structures.
[0233]
According to the above configuration, the notebook personal computer 1 with a jog dial displays the hierarchized icon 305 indicating the existence of the sub-menu of the lower hierarchy on the right side of the menu item, thereby allowing the user to actually select the menu item. It is possible for the user to easily recognize that there is a submenu of a lower hierarchy.
[0234]
The notebook computer 1 with a jog dial allows the user to recognize a menu item having a sub-menu in a lower hierarchy with the hierarchized icon 305, and then selects and selects the menu item only by rotating and pressing the jog dial 30 by the user. By performing the process according to the menu item, the operability for the user can be further improved.
[0235]
(4) Other embodiments
In the above-described embodiment, a case has been described in which the user is made aware that there is a lower-level menu by displaying the hierarchized icon 305 made of triangles. However, the present invention is not limited to this, and icons having various other shapes and marks such as a right-pointing arrow may be displayed. Also in this case, the same effect as the above-described embodiment can be obtained.
[0236]
In the above-described embodiment, the case has been described in which the character string of the menu item selected by the user is displayed in orange so that the user can recognize that the menu item is currently selected. However, the present invention is not limited to this, and if the user can recognize that the menu item is currently selected, the character string of the menu item is displayed in various other colors, or the character string is displayed thickly. You may do it.
[0237]
Furthermore, in the above-described embodiment, a case has been described in which two types of [Detail Menu] or [Simple Menu] menu items are displayed according to whether the shift key is pressed or not, respectively. In addition to the above, three or more types of hierarchical menus may be displayed corresponding to non-pressing of the shift key, pressing the shift key once, pressing the shift key twice,.
[0238]
Further, in the above embodiment, when the number of characters of the menu item positioned in the recognition frame 302 is 13 characters or more, the characters in the recognition frame 302 are scrolled from the right side to the left side. As described above, the present invention is not limited to this, and scroll display may be performed with 10 characters or more.
[0239]
Further, in the above-described embodiment, the CPU 50 is positioned in the display of the hierarchical icon 305, the scroll display of the entire menu item, and the recognition frame 302 based on the jog dial utility program 311 stored in advance in the hard disk of the HDD 67. Although the case where the scroll display of the character of the menu item and the display of two types of [detailed menu] or [simple menu] according to pressing or non-pressing of the shift key has been described, the present invention is not limited to this. The above display processing may be performed by installing a program storage medium in which the jog dial utility program 311 is recorded.
[0240]
As a program storage medium used for installing the jog dial utility program 311 for executing the above-described series of display processes in the notebook computer 1 with jog dial and making it executable by the notebook computer 1 with jog dial, for example, Not only package media such as floppy disks, CD-ROMs (Compact Disc-Read Only Memory), DVDs (Digital Video Discs), but also semiconductor memories and magnetic disks that store programs temporarily or permanently. Also good. In addition, as means for storing the program in these program storage media, wired and wireless communication media such as a local area network, the Internet, and digital satellite broadcasting may be used, and various communication interfaces such as a router and a modem are interposed. You may make it store.
[0241]
Further, in the above-described embodiment, the case where the information processing apparatus of the present invention is applied to the notebook personal computer 1 has been described. However, the present invention is not limited to this and is applied to a desktop personal computer. You may do it.
[0242]
Furthermore, in the above-described embodiment, the CPU 50 as a menu display means for displaying a predetermined menu on the display screen, and the menu items having a hierarchical structure among the menus displayed by the CPU 50 have a hierarchical structure. The case where the notebook personal computer 1 as the information processing apparatus of the present invention is configured by the CPU 50 as the control means for displaying the icon indicating the menu item together with the menu item on the display screen has been described. The information processing apparatus may be configured by other various menu display means and control means.
[0243]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, Since multiple menu items arranged along an annulus are displayed in a form that matches the user's rotational operation input that is input via an operation means centered on an orthogonal axis with respect to the top surface of the main body, The position at which one menu item is selected is fixed, so that the user can intuitively operate the means, and the position is fixed even when a plurality of menu items are scrolled in an annular shape by a rotation operation input. If the user continues to visually confirm the menu item, it is possible to easily select one menu item, and further, the user can visually confirm icons indicating the existence of the upper and lower levels of the menu item at the same time, thereby allowing the user to visually confirm one menu item. The user's operability with respect to the operation means and a plurality of menu items arranged in an annular shape through all these elements Greatly improved And thus Conveniently better than before An information processing apparatus, an information processing method, and a recording medium can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing an overall configuration of a notebook personal computer with a jog dial according to the present invention.
FIG. 2 is a side view showing the configuration of the left side surface of the main body.
FIG. 3 is a schematic diagram illustrating a configuration of a rear side surface and a bottom surface of the main body.
FIG. 4 is a schematic diagram showing an appearance of a jog dial attached to the main body.
FIG. 5 is a schematic diagram showing an overall configuration of a jog dial.
FIG. 6 is a schematic diagram illustrating a configuration of a contact mounting board.
FIG. 7 is a schematic cross-sectional view showing an internal structure (1) of the jog dial.
FIG. 8 is a schematic cross-sectional view showing an internal structure (2) of the jog dial.
FIG. 9 is a schematic cross-sectional view showing how the jog dial is mounted.
FIG. 10 is a schematic diagram for explaining the operation of the rotary encoder unit;
FIG. 11 is a schematic diagram for explaining the operation of a push switch unit;
FIG. 12 is a block diagram showing a circuit configuration of a notebook personal computer with a jog dial.
FIG. 13 is a block diagram for explaining detection of a rotation direction of a jog dial.
FIG. 14 is a pulse waveform diagram for explaining detection of a rotation direction by a rotation detection unit.
FIG. 15 is a flowchart showing a processing procedure of the I / O controller performed in accordance with the jog dial state monitoring program.
FIG. 16 is a flowchart showing a processing procedure according to the operation of the jog dial when the application software is activated and when it is not activated;
FIG. 17 is a schematic diagram showing a jog dial menu.
FIG. 18 is a schematic diagram for explaining selector movement (1);
FIG. 19 is a schematic diagram for explaining selector movement (2);
FIG. 20 is a schematic diagram illustrating a submenu for “luminance” in response to a pressing operation of the jog dial.
FIG. 21 is a schematic diagram illustrating a submenu for “select application” in response to a pressing operation of the jog dial.
FIG. 22 is a schematic diagram showing a map screen.
FIG. 23 is a schematic diagram illustrating an enlarged display according to a rotation operation of the jog dial.
FIG. 24 is a schematic diagram illustrating an editing screen.
FIG. 25 is a flowchart showing a procedure for assigning processes according to jog dial operations;
FIG. 26 is a schematic diagram showing a jog dial window.
FIG. 27 is a schematic diagram showing a jog dial window in a launcher state.
FIG. 28 is a schematic diagram for explaining the delivery of list data.
FIG. 29 is an arrow chart showing a hierarchical display procedure of menu items in the jog dial window.
FIG. 30 is a schematic diagram showing a jog dial window in a guide state.
FIG. 31 is a schematic diagram illustrating a data structure of list data;
FIG. 32 is a schematic diagram showing a data structure of list data in a selected item 2;
FIG. 33 is a schematic diagram showing a jog dial window corresponding to a menu item “capture mode”;
FIG. 34 is a schematic diagram showing a jog dial window corresponding to a duplex list.
FIG. 35 is a schematic diagram illustrating a hierarchical structure of a menu in smart capture.
FIG. 36 is a flowchart showing a menu display processing procedure in response to pressing or non-pressing of a shift key.
FIG. 37 is a flowchart showing a scroll display processing procedure for menu items.
FIG. 38 is a flowchart showing a menu display processing procedure;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Notebook-type personal computer, 2 ... Main body, 3 ... Display part, 5 ... Stick-type pointing device, 21 ... Liquid crystal display, 30 ... Jog dial, 50 ... CPU, 53 ... RAM, 67 ... HDD 73 73 I / O controller 88 Rotation detection unit 218 Disc operation knob 300 Jog dial window 302 Recognition frame 305 Hierarchical icon 311 Jog dial utility Program, 312 …… Application for jog dial.

Claims (7)

層構造を有する複数のメニュー項目を円環状に並べると共に、前記メニュー項目を前記円環状の外延側に詰めて表示する表示手段と、
操作手段が設けられている本体部の上面に対して直交する軸を回転軸とし、前記操作手段に対して入力される回転操作入力に基づいて出力信号を生成する信号生成手段と、
前記複数のメニュー項目のうち一のメニュー項目を選択するときに、前記一のメニュー項目が選択される位置を固定したまま、前記出力信号に基づいて前記複数のメニュー項目を前記円環状にスクロールさせる制御手段と、
を具え、
前記制御手段は、前記メニュー項目の上位階層が存在する場合、その存在を示すアイコンを当該メニュー項目に対応付けて表示すると同時に、前記メニュー項目の下位階層が存在する場合、その存在を示すアイコンを当該メニュー項目の右側に対応付けて表示させ
情報処理装置。
With arranging a plurality of menu items having a hierarchical structure in a ring shape, and Viewing means that displays stuffed the menu item extension side of the annular,
An axis perpendicular to the upper surface of the main body operation means is provided as a rotary shaft, and a signal generating means for generating an output signal based on the rotation operation input received in pairs in the operating means,
When selecting one of the menu items of the plurality of menu items, while fixing the position of said one menu item is selected, to scroll the plurality of menu items in the annular shape on the basis of the output signal Control means;
With
Wherein if the upper layer of the menu item is present, an icon indicating the presence at the same time the display in association with the menu item, if the lower layer of the menu item is present, shows the existence the information processing apparatus the icon Ru is displayed in association with the right of the menu item.
前記制御手段は、前記メニュー項目が選択される位置に、前記一のメニュー項目を選択していることを示す認識枠を表示させ
請求項1に記載の情報処理装置。
Said control means, said a position where the menu item is selected, the information processing apparatus according to claim 1, Ru display the recognized frame indicating that it is selected the one of the menu items.
前記制御手段は、前記操作手段に対する押下操作を促すための所定形状でなる押圧操作アイコンを前記認識枠の右側に表示し、前記操作手段に対する押下操作に基づいて、前記認識枠に囲まれている前記メニュー項目に対応したアプリケーションソフトウェアを起動する
請求項に記載の情報処理装置。
Wherein the control means displays the pressed icon consisting of a predetermined shape to facilitate pressing operation on the operating unit on the right side of the search frame, based on pressing operation on the operating means, is surrounded by the recognition frame the information processing apparatus according to claim 2, start the application software corresponding to the menu item.
上記制御手段は、前記認識枠によって選択されていることが示された前記一のメニュー項目下位階層が存在する場合、前記アイコンを当該メニュー項目に対応付けて表示する代わりに、当該メニュー項目の文字列における最終の文字側における前記認識枠の端部を開放状態で表示する
請求項に記載の情報処理装置。
The control means, if the lower layer is present in the one of the menu items shown to have been selected by the recognition frame, the icon instead of displaying in association with the menu item of the menu item the information processing apparatus according to claim 2 for displaying the end of the search frame in the final character side of the string in the open release state.
前記制御手段は、前記メニュー項目の上位階層が存在する場合、前記アイコンを当該メニュー項目の左側に表示させ
請求項1に記載の情報処理装置。
Wherein, when said menu item upper layer is present, the information processing apparatus according to the icon in claim 1, Ru is displayed on the left side of the menu item.
表示手段により、階層構造を有する複数のメニュー項目を円環状に並べると共に、前記メニュー項目を前記円環状の外延側に詰めて表示画面に表示する表示ステップと、
操作手段が設けられている本体部の上面に対して直交する軸を回転軸とし、信号生成手段により、前記操作手段に対して入力される回転操作入力に基づいて出力信号を生成する信号生成ステップと、
制御手段により、前記複数のメニュー項目のうち一のメニュー項目を選択するときに、前記一のメニュー項目が選択される位置を固定したまま、前記出力信号に基づいて前記複数のメニュー項目を前記円環状にスクロールさせ、前記メニュー項目の上位階層が存在する場合、その存在を示すアイコンを当該メニュー項目に対応付けて表示すると同時に、前記メニュー項目の下位階層が存在する場合、その存在を示すアイコンを当該メニュー項目の右側に対応付けて表示させる階層表示ステップと
を有する情報処理方法。
The display means, and Viewing step that displays a plurality of menu items with aligned annularly, to the display menu items packed in extension side of said annular screen having a hierarchical structure,
An axis perpendicular to the upper surface of the main body operation means is provided as a rotary shaft, the signal generating means, signal generation for generating an output signal based on the rotation operation input received in pairs in the operating unit Steps,
When selecting one menu item among the plurality of menu items by the control means, the plurality of menu items are changed to the circle based on the output signal while fixing a position where the one menu item is selected. is scrolled in an annular, if the upper layer of the menu item is present, an icon indicating the presence at the same time the display in association with the menu item, if the lower layer of the menu item is present, shows the existence an information processing method having the icon and hierarchical display step of Ru is displayed in association with the right of the menu item.
コンピュータに、
層構造を有する複数のメニュー項目を円環状に並べると共に、前記メニュー項目を前記円環状の外延側に詰めて表示画面に表示する表示ステップと、
操作手段が設けられている本体部の上面に対して直交する軸を回転軸とし、前記操作手段に対して入力される回転操作入力に基づいて出力信号を生成する信号生成ステップと、
前記複数のメニュー項目のうち一のメニュー項目を選択するときに、前記一のメニュー項目が選択される位置を固定したまま、前記出力信号に基づいて前記複数のメニュー項目を前記円環状にスクロールさせ、前記メニュー項目の上位階層が存在する場合、その存在を示すアイコンを当該メニュー項目に対応付けて表示すると同時に、前記メニュー項目の下位階層が存在する場合、その存在を示すアイコンを当該メニュー項目の右側に対応付けて表示させる階層表示ステップと
実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
On the computer,
With arranging a plurality of menu items having a hierarchical structure in a ring shape, and Viewing step that displays the menu items on the display screen packed in extension side of the annular,
An axis perpendicular to the upper surface of the main body operation means is provided as a rotary shaft, a signal generating step of generating an output signal based on the rotation operation input received in pairs in the operating means,
When selecting one of the menu items of the plurality of menu items, while fixing the position of said one menu item is selected, to scroll the plurality of menu items in the annular shape on the basis of the output signal the case where the menu item upper layer is present, an icon indicating the presence at the same time the display in association with the menu item, the case where the menu item of a lower layer is present, the a indicates to icon its presence a computer-readable recording medium a program for implementing the hierarchical display step of Ru is displayed in association with the right-hand menu item.
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