JP4279774B2 - Building structure - Google Patents
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Description
本発明は、電力負荷設備を有する建築構造物に関する。 The present invention relates to a building structure having a power load facility.
既往の建築構造物では、電力は外部から有線により供給され、やはり有線により各空間に送電されて電気機器などで使用されている(例えば、下記非特許文献1参照)。従来からこのような建築構造物内において、フリーアクセス床等により配線の自由度を高くし、各空間への給電をより柔軟に行えるようにしている。
しかしながら、上記のフリーアクセス床では、居室等のレイアウト変更や建物内の改修の際には再度の配線が必要となり、多大な労力を要するという問題があった。また、コンセントボックス等は決められた配線ライン上に設置しなければならず、レイアウト変更等に対しても制約となるという問題があった。 However, the above-mentioned free access floor has a problem in that it requires rewiring when changing the layout of a living room or the like or renovating a building, which requires a lot of labor. In addition, the outlet box or the like has to be installed on a predetermined wiring line, and there is a problem that the layout is changed.
本発明は、上記の問題点を解決するために成されたものであり、配線を必要とせずに給電場所の自由度が高い給電を可能とする建築構造物(電力ユビキタス建築)を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides a building structure (power ubiquitous architecture) that enables power feeding with a high degree of freedom in a power feeding place without requiring wiring. With the goal.
本発明に係る建築構造物は、電力負荷設備を有する建築構造物において、電力を変換して電磁波を発生させる電磁波発生手段と、建築構造物を構成する構造物構成部材を用いて構成されていると共に電磁波発生手段により発生する電磁波を伝搬させて電力負荷設備に供給するパイプ状の中空部を有する送電経路と、送電経路内に設けられ、送電経路を伝搬する電磁波を受電して受信した電磁波の電力を前記電力負荷設備に供給する受電手段と、を備えることを特徴とする。ここで電力負荷設備とは、直接的又は間接的に電力を消費する設備である。
The building structure which concerns on this invention is comprised in the building structure which has an electric power load installation using the electromagnetic wave generation means to convert electric power and generate | occur | produce electromagnetic waves , and the structure structural member which comprises a building structure. a transmission path having a hollow portion pipe-like supply by propagating electromagnetic waves generated in the power load equipment by the electromagnetic wave generating means with, provided in the transmission path, an electromagnetic wave received by receiving electromagnetic waves propagating transmission path Power receiving means for supplying power to the power load facility . Here, the power load equipment is equipment that consumes power directly or indirectly.
この建築構造物によれば、電磁波が伝搬する送電経路における任意の部分で電磁波を受電して電力を電力負荷設備に供給することができる。従って、配線を必要とせずに給電場所の自由度が高い給電が可能となる。 According to this building structure, electromagnetic waves can be received at an arbitrary portion in the power transmission path through which the electromagnetic waves propagate, and power can be supplied to the power load facility. Therefore, it is possible to supply power with a high degree of freedom in the power supply location without requiring wiring.
また、建築構造物は、電磁波発生手段に電磁波を発生させるための電力を供給する電力源を更に備えることが好ましい。この構成によれば、建築構造物への電力供給が不要となる。 Moreover, it is preferable that a building structure is further equipped with the electric power source which supplies the electric power for generating electromagnetic waves to an electromagnetic wave generation means. According to this configuration, power supply to the building structure becomes unnecessary.
この構成によれば、通常建築構造物を構成する構造物構成部材を送電経路としても用いるので、より簡易に本発明を実施することができる。
According to the configuration of this, since used as structural components a transmission path constituting a normal building structure, it can be carried out more present invention easily.
また、建築構造物は、受電手段により受電された電磁波の電力を蓄え、蓄えた電力を前記電力負荷設備に供給する蓄電手段を更に備えることが好ましい。この構成によれば、安定的に給電を行うことが可能となる。
Further, building structures, stored power of the power receiving electromagnetic waves by receiving-means preferably further comprises a power storage hands stage supplies power stored in the power load equipment. According to this configuration, power can be stably supplied.
また、建築構造物は、送電経路を伝搬する電磁波を受電すると共に、当該受電した電磁波の電力により建築構造物の状態を検知する構造物状態センサを更に備えることが好ましい。この構成によれば、構造物状態センサに無線により電力を供給することが可能となり構造物状態センサに電力を供給する配線が不要となるので、構造物状態センサの設置及びメンテナンスが容易になる。 Moreover, it is preferable that a building structure is further equipped with the structure state sensor which receives the electromagnetic wave which propagates a power transmission path | route, and detects the state of a building structure with the electric power of the received electromagnetic wave. According to this configuration, it is possible to supply electric power to the structure state sensor wirelessly, and wiring for supplying electric power to the structure state sensor becomes unnecessary, so that installation and maintenance of the structure state sensor are facilitated.
また、建築構造物は、送電経路内の電磁波の状態を検知する電磁波状態センサと、電磁波状態センサにより検知された電磁波の状態に基づき、電磁波発生手段による電磁波の発生を制御する制御手段と、を更に備えることが好ましい。この構成によれば、送電経路内の電磁波の状態に応じた効率的な給電が可能となる。 The building structure includes an electromagnetic wave state sensor that detects a state of the electromagnetic wave in the power transmission path, and a control unit that controls the generation of the electromagnetic wave by the electromagnetic wave generating unit based on the state of the electromagnetic wave detected by the electromagnetic wave state sensor. It is preferable to further provide. According to this configuration, efficient power feeding according to the state of the electromagnetic wave in the power transmission path can be performed.
本発明によれば、電磁波が伝搬する送電経路における任意の部分で電磁波を受電して電力を電力負荷設備に供給することができる。従って、配線を必要とせずに給電場所の自由度が高い給電が可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, electromagnetic waves can be received in the arbitrary parts in the power transmission path which electromagnetic waves propagate, and electric power can be supplied to an electric power load installation. Therefore, it is possible to supply power with a high degree of freedom in the power supply location without requiring wiring.
以下、図面とともに本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the description of the drawings, the same elements are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted. Further, the dimensional ratios in the drawings do not necessarily match those described.
図1に本実施形態の建築構造物1を概観的に示す。図1に示すように、建築構造物1は各種の建築用部材によって構成され、複数の階からなり複数の部屋を有している。建築構造物1の各部屋には電力負荷設備が備えられており、電力負荷設備には電力が供給される。電力負荷設備とは、直接的又は間接的に電力を消費する設備のことである。例えば、電気機器等を使用するためのコンセントボックス41や部屋を照らす照明器具42等が相当する。電力は以下に説明するように、電磁波の一種であるマイクロ波等により各電力負荷設備に供給される。
FIG. 1 schematically shows a
建築構造物1の内部には、マイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置11及び電力源12が、例えば建築構造物を構成する柱部材の壁面の筐体に備えられる。また、建築構造物1には、マイクロ波発生装置11により発生したマイクロ波を伝搬させて部屋に供給する中空部を有する送電経路20〜22が備えられる。
Inside the
マイクロ波発生装置11は、電力源12から供給される電力を変換してマイクロ波を発生させる電磁波発生手段である。マイクロ波発生装置11として具体的には、マグネトロン等を用いるのがよい。マイクロ波の出力は、送電経路20〜22内における電力密度が所定の値となるような値となる大きさであることが好ましい。出力の大きさについて詳しくは後述する。また、マイクロ波は長い距離を伝搬すると減衰するので、例えば階毎等、建築構造物1内に複数設けられていることが好ましい。
The
電力源12は、マイクロ波発生装置11と接続されており、マイクロ波発生装置11にマイクロ波を発生させるための電力を供給する。マイクロ波発生装置11を複数設ける場合は、電力源12もマイクロ波発生装置11毎に設けることとするのが好ましい。電力源12として具体的には、燃料電池を用いることが好ましい。燃料電池以外にも、建築構造物1における各部の応力の変動を利用したエネルギー変換システム等を用いることとしてもよい。上記のエネルギー変換システムは、例えばチタン酸バリウム又はチタン酸ジルコン等の圧電/電歪セラミクスを設けておき、圧電セラミクスが圧縮、振動することにより電力を取得するものである。
The power source 12 is connected to the
送電経路20〜22は、電力を無線により各部屋に供給するための経路である。送電経路20〜22は、マイクロ波発生装置11により発生するマイクロ波を伝搬させて各電力負荷設備に供給する中空部を有する。送電経路20は、構造物構成部材を用いて構成されていることが好ましい。構造物構成部材とは、建築構造物1を通常構成する部材であり、具体的にはデッキ床スラブ、間仕切壁を構成する壁部材及び柱部材、並びに給排気ダクト等が相当する。
The
階の区切部に用いられるデッキ床スラブ31を用いて送電経路20とする例を図2〜図4に示す。デッキ床スラブ31には、下側の面に複数の溝が設けられている。図2は、階の区切部のデッキ床スラブ31の溝と垂直な面での立断面図である。図3(a)は、デッキ床スラブ31の溝に対応する部分の図2におけるIII−III線断面図である。図3(b)は、デッキ床スラブ31の溝と平行な面の立断面図である。図4は、部屋の立断面図である。
2 to 4 show examples of the
図3(a)に示すように、デッキ床スラブ31の溝は直線状であり複数の溝がそれぞれ平行になるように設けられている。デッキプレート32は、薄板の鋼板等により形成されており、デッキ床スラブ31を施工する際に型枠の代わりに敷かれるものである。デッキ床スラブ31及びデッキプレート32は、通常建築構造物1を建築する際に、荷重を負担するものとして用いられる構造物構成部材である。上記のデッキ床スラブ31の溝はスラブの軽量化と型枠としての剛性確保のために形成されているため、従来の建築構造物では特に利用されていない。
As shown in FIG. 3 (a), the grooves of the
デッキプレート32は、鋼板等により形成されているのでマイクロ波を遮蔽することができ、送電経路20は、このデッキプレート32と、同様にマイクロ波を遮蔽する遮蔽板33とが中空部20aを構成することにより構成される。即ち、図2等に示すように、送電経路20は、マイクロ波を遮蔽する遮蔽板33により、デッキプレート32の溝をパイプ状の中空部20aができるように覆うように設けることにより構成される。上記のように送電経路20は、従来から構造物構成部材として使用されていた部材を用いて構成される。遮蔽板33は、例えば鋼板等で形成される。中空部20aは、十分にマイクロ波を伝搬させるため、数十mm〜百数十mm四方程度の断面積を有することが好ましい。なお、マイクロ波が送電経路20から漏れることがなく以下の基準を満たすように、遮蔽板33とデッキプレート32とは溶接等により隙間無く接合される。マイクロ波の密度は居室空間では1mW/cm2、モバイル機器使用環境では5mW/cm2以下となるように調整されている。
Since the
上記のデッキ床スラブ31を用いた送電経路20へマイクロ波を供給するために、図2及び図3(b)等に示すように、デッキ床スラブ31及びデッキプレート32の一方の溝方向のデッキ床スラブ31端部の下側に、各送電経路20と垂直になるように、導波管21が接続される。導波管21は、マイクロ波を遮蔽する鋼板等を凹状に屈曲成形させた部材であり、デッキプレート32と共にパイプ状の中空部21aを形成する。また、遮蔽板33は導波管21が設けられている箇所には設けられておらず、中空部21aを伝搬したマイクロ波が上記の送電経路20に伝搬する。また、導波管21にマイクロ波を伝搬させるため、マイクロ波発生装置11と導波管21とを繋ぐ導波管22が設けられる。導波管22は、マイクロ波を遮蔽する鋼板等によりパイプ状の中空部22aを有するように形成されている。
In order to supply microwaves to the
図2に示すように送電経路20の内側には、受電アンテナ(レクテナ)50が設けられる。受電アンテナ50は送電経路20〜22を伝搬するマイクロ波を受電し電力に変換する受電手段である。受電アンテナ50は、電力線43により電力負荷設備41,42と接続されており、電力線43から電力負荷設備41,42に電力を供給する。受電アンテナ50と電力負荷設備41,42との間の距離は、それらを接続している電力線43を短くするために、短くなっていることが好ましい。また、受電アンテナ50と電力負荷設備41,42とを一体とすることで電力線43は省略できる。なお、受電アンテナ50によるマイクロ波の受電は送電経路20〜22内における任意の箇所で行うことができるので、電力負荷設備41,42の位置に応じて、送電経路20内における任意の部分に受電アンテナを設けることができる。また、受電アンテナ50は、電力負荷設備41,42に合わせて複数設けることとしてもよい。
As shown in FIG. 2, a power receiving antenna (rectenna) 50 is provided inside the
電力負荷設備としては、照明器具42等のようにそれ自体が(直接的に)電力を消費するものや、コンセントボックス41等部屋で用いられる電気機器等の外部機器に電力を供給して間接的に電力を消費するもの等が相当する。図1及び図2等に示すように照明器具42は、部屋で利用可能なように板状の天井部材36の部屋側の面等に備えられる。コンセントボックス41はデッキ床スラブ31の部屋側の面等に備えられ、電気機器である外部機器のコンセント99が接続されコンセント99を介して外部機器に対して電力を供給する。
As the power load equipment, such as
ここでコンセントボックス41には蓄電装置44(図2、図4及び図5においてはコンセントボックス41と一体物として示す)を設けておくことが好ましい。蓄電装置44は、受電アンテナ50により受電されたマイクロ波の電力を蓄えておくための蓄電手段である。蓄電装置44は、コンセントボックス41からの電力の供給をより安定的に行えるようにするものである。即ち蓄電装置44は、コンセントボックス41にコンセント99が接続されていない場合は電力を蓄えておく。また、コンセント99が接続されており、受電アンテナ50から外部機器への電力の供給が十分でない場合、コンセントボックス41に蓄えた電力を供給する。なお、蓄電装置44は、コンセントボックス41毎に設けられる必要はなく、複数のコンセントボックス41に対して1つの蓄電装置44を設けることとしてもよい。また、コンセントボックス41以外の電力負荷設備に設けられてもよい。
Here, the
上述した送電経路20は建築構造物1における床又は天井を水平方向にマイクロ波が伝搬するものであるが、構造物構成部材を用いた送電経路はマイクロ波が鉛直方向に伝搬するものでもよい。図1、図4及び図5にRC(Reinforced Concrete)柱34を含んで形成される壁部材35や箱型柱仕上げ70を用いて送電経路とする例を示す。ここで図5(a)は、RC柱34を含んで形成される壁部材35を用いた送電経路の図4におけるV−V線断面図である。図5(b)は、箱型柱仕上げ70を用いた送電経路の平断面図である。壁部材35や箱型柱仕上げ70は、通常建築構造物1の強度を確保したり、建築構造物1の間仕切りをしたりするものとして用いられる構造物構成部材である。
Although the above-described
図4及び図5等に示すように、鉛直方向の送電経路23は、壁部材35の壁面と対向する位置に当該壁面と平行となるように設置される仕上げ材37を用い、壁部材35と仕上げ材37との間に2つの板状の仕上げ材下地38を用いてパイプ状の中空部23aを形成することにより構成される。仕上げ材37は、壁部材35側の面に、例えば金属メッキを施す等のマイクロ波を遮蔽する遮蔽処理(シールド処理)が行われているものが用いられる。また、壁部材35の表面にもマイクロ波遮蔽処理が施されている。また、マイクロ波が送電経路23から漏れることがないように、仕上げ材下地38と壁部材35及び仕上げ材37とは溶接等により隙間無く接合される。また、仕上げ材下地38の送電経路23側の面には、マイクロ波を遮蔽する処理が施される。上記のように送電経路23は、従来から構造物構成部材として用いられていた部材を用いて構成される。
As shown in FIGS. 4 and 5 and the like, the vertical
図3(b)及び図4に示すように、送電経路23の中空部23aは、壁部材35の壁面に沿った天井から床までマイクロ波が伝搬する部分である。送電経路23は、天井に接する部分で、デッキ床スラブ31及びデッキプレート32を用いた送電経路20とマイクロ波が伝搬するように接続されている。
As shown in FIGS. 3B and 4, the
図4に示すように上記の送電経路20内と同様に、送電経路23内にも、受電アンテナ50が設けられる。受電アンテナ50には、上述したのと同様にコンセントボックス41及び蓄電装置44が接続される。受電アンテナ50に接続されたコンセントボックス41は、例えばその給電部が仕上げ材37の部屋側に出るように備えられる。このように、コンセントボックス41は、部屋における床及び壁に設けることができる。
As shown in FIG. 4, the
このような鉛直方向にマイクロ波が伝搬する送電経路は、壁部材35以外でも例えば図1に示す箱型柱仕上げ70のような柱部材を用いて構成してもよい。例えば、図5(b)に示すように箱型柱仕上げ70において、送電経路24は、耐火被覆73により覆われた鉄骨柱71、板状の仕上げ材72及び仕上げ材下地38によって構成される。上記のように送電経路24は、従来から構造物構成部材として使われていた部材の隙間等を用いて構成される。
Such a power transmission path through which the microwave propagates in the vertical direction may be configured using a column member such as the box-shaped
また、建築構造物1内において空間を仕切る、以下に示すような間仕切壁内の隙間を送電経路として用いてもよい。例えば間仕切壁は、建築構造物1の階の両端に設けられた柱部材をはさむようにして設置された2枚の板材により構成され、これら板材の間に送電経路として用いることができる中空部を有している。間仕切壁の隙間を電送経路として利用する際には、中空部の内側の壁面にマイクロ波を遮蔽する遮蔽処理を施すことが好ましい。
Moreover, you may use the clearance gap in the partition wall as shown below which partitions space in the
また、図1に示すように建築構造物1には、電力負荷設備として無線電力空間80を設けることができる。無線電力空間80は、マイクロ波を満たすことによりマイクロ波を受電する受電部を有する電気機器等を有線や電池等による充電の必要がなく使用できる空間である。無線電力空間80は、マイクロ波が漏れないように、壁面にマイクロ波を遮蔽するシールド処理がなされたシールド板81等により閉空間になっている。図4に示すように、無線電力空間80にマイクロ波を供給するために、送電経路20に接続され無線電力空間80へのマイクロ波の噴出口となる開口部82を有する導波管25を設ける。
Moreover, as shown in FIG. 1, the
また、上述のように構成された送電経路20〜25の内部は、マイクロ波が伝搬して常に電力を取り出せる環境にある。これを利用して、建築構造物1の状態を検知する構造物状態センサを送電経路の内部又はその周囲に設けることができる。構造物状態センサは、マイクロ波を受電する受電部を有しており、受電したマイクロ波の電力で動作する。建築構造物1の状態は例えば建築構造物1の振動状態、構造物構成部材の応力及び歪状態等が相当し、状態に係る物理量を測定することにより検知される。
Moreover, the inside of the
例えば、図2に示すように送電経路20の内部に振動センサ91を設けることができる。振動センサ91は、地震等の際にデッキ床スラブ31の振動を、振動量を測定すること等により検出する。また、図2に示すようにデッキ床スラブ31に設けられた鉄骨梁75に、鉄骨梁75のひずみを検出するひずみセンサ92を設けてもよい。ひずみセンサ92は、鉄骨梁75上に設けられると共にその一部が送電経路20に入っておりその部分からマイクロ波を受電する。ひずみセンサ92は、鉄骨梁75に係る外力による応力を、当該外力による歪を測定すること等により検出する。また、ひずみセンサ92は、図4及び図5(a)に示すように壁部材35の送電経路23内に設けられてもよい。
For example, a
また、図5(a)に示すように、ひずみセンサ93はRC柱34内の主鉄筋34aに設けられてもよい。また、図5(b)に示すように、ひずみセンサ94は送電経路24内の鉄骨柱71に耐火被覆73に覆われた状態で設けられてもよい。マイクロ波は、耐火被覆やコンクリート等を透過することができるため、このような箇所に設けられた状態検出センサに対する給電も可能である。図5(a)に示すひずみセンサ93は、送電経路23の外側にあるので送電経路23からひずみセンサ93までマイクロ波が届くように、送電経路23におけるひずみセンサ93までのマイクロ波の経路に当たる部分は、遮蔽処理を施さないでおく。同様に、図5(a)に示すように、RC柱34内にコンクリートの中性化を検知する中性化センサ95を、カーボンファイバー等により形成される巾止め筋34bなどに支持させて設けることもできる。
Further, as shown in FIG. 5A, the
これらの構造物状態センサにより検知された建築構造物1の状態のデータは、無線通信により状態を管理しているサーバ等に送信されることが好ましい。通信経路も無線にすることで、構造物状態センサをワイヤレスな状態で建築構造物1に取り付けることができる。
The data on the state of the
続いて、スラブを用いた送電経路の実施形態について説明する。図6にデッキプレートスラブ101及び鉄骨梁102,103を用いて送電経路120を構成する例を示す。図6は、デッキプレートスラブ101及び鉄骨梁102,103の断面図である。デッキプレートスラブ101は、大梁102及び小梁103により支持されたデッキプレート102の上にコンクリート106を打設することにより形成される。デッキプレート104は鋼板等により形成されており、複数の直線状の溝がそれぞれ平行になるように設けられている。
Subsequently, an embodiment of a power transmission path using a slab will be described. FIG. 6 shows an example in which the
送電経路120は、デッキプレート104における、デッキプレートスラブ101と逆側のそれぞれの溝を、パイプ状の中空部が形成されるようにマイクロ波を遮蔽する遮蔽板105で覆うことにより形成される。遮蔽板105は、例えば鋼板により形成される。送電経路120を伝搬するマイクロ波は、デッキプレートスラブ101や遮蔽板105に開口部101aを設ける等して取り出すことができる。また、送電経路120内に、マイクロ波を受電する受電アンテナを設けて電力を取得してもよい。
The
図7にPC(プレキャスト)ボイドスラブ201を用いて送電経路220を構成する例を示す。図7は、PCボイドスラブ201の断面図である。PCボイドスラブ201は、予めコンクリート等により形成され配設されたPC板202の上に、複数のパイプ状のボイド部204がそれぞれ平行に形成されるようにボイド型枠を設けてコンクリート203を打設することにより形成される。このように形成されたボイド部204は、送電経路220としてそのまま用いることができる。送電経路220を伝搬するマイクロ波は、PCボイドスラブ201を構成するコンクリート203やPC板202に開口部202a,203aを設ける等して取り出すことができる。また、送電経路220内に、マイクロ波を受電する受電アンテナを設けて電力を取得してもよい。
FIG. 7 shows an example in which a
図8にハーフPCスラブ301を用いて送電経路320を構成する例を示す。図6は、鉄骨梁303,304及びハーフPCスラブ301の断面図である。ハーフPCスラブは、大梁303及び小梁304により支持されたPC板302上にコンクリート305を打設することにより形成される。PC板302には、予め複数のパイプ状のボイド部302aがそれぞれ平行に形成されている。このボイド部302aは、送電経路320としてそのまま用いることができる。送電経路320を伝搬するマイクロ波は、ハーフPCスラブ301に開口部を設ける等して取り出すことができる。また、送電経路320内に、マイクロ波を受電する受電アンテナを設けて電力を取得してもよい。
FIG. 8 shows an example in which the
上記にスラブや壁部材を用いた送電経路の例を示したが、それ以外でも例えば、建築構造物1に備えられる図9に示すような、断面矩形の筒状部材を複数結合させた形状のダクト76を送電経路としてもよい。送電経路として用いるダクト76は、マイクロ波を漏らさないような鋼板等により形成されたものが用いられる。
Although the example of the electric power transmission path using a slab or a wall member was shown above, other than that, for example, as shown in FIG. The
ところで、送電経路内の電磁波は、その密度が低いと安定的な電力の供給が難しくなり、一方密度が高いと安全性の基準を満たさなくなるおそれ等がある。従って、送電経路内の電磁波の密度は、適切な値で一定に保たれていることが好ましい。そのために、図9に模式的に示すように、マイクロ波が伝搬する送電経路には電磁波状態センサ97を設けることが好ましい。また、マイクロ波発生装置11にはマイクロ波の発生を制御する制御装置13が接続されていることが好ましい。電磁波状態センサ97は、送電経路内のマイクロ波の状態を検知するためのものである。マイクロ波の状態は、例えばマイクロ波による送電経路内の電力密度(単位W/cm2)等を測定することにより検知される。電磁波状態センサ97は、検知した状態に係るデータを、無線信号により制御装置13に送信する。なお、電磁波状態センサ97は、送電経路内のそれぞれの位置でマイクロ波の密度が一定となる制御を可能とするため、位置毎に複数設けておくことが好ましい。
By the way, when the density of the electromagnetic wave in the power transmission path is low, it is difficult to supply stable power, while when the density is high, there is a possibility that the safety standard may not be satisfied. Therefore, it is preferable that the density of electromagnetic waves in the power transmission path is kept constant at an appropriate value. Therefore, as schematically shown in FIG. 9, it is preferable to provide an electromagnetic
制御装置13は、電磁波状態センサ97により検知されたマイクロ波の状態に基づき、マイクロ波発生装置11のマイクロ波の発生を制御する制御手段である。制御装置13は、マイクロ波の状態を、例えば上記のように送信された無線信号を受信することにより取得する。制御装置13によるマイクロ波の発生の制御は、例えば基準となる閾値を予め設定しておき、状態の値が閾値より小さい場合には発生を促進させ、閾値より大きい場合には発生を抑制するというように行われる。また、使用条件の変化により部分的により多くの電力が必要となった場合にもこの制御手段を用いることができる。なお、マイクロ波発生装置11と制御装置13とは一体の構成になっていてもよい。
The
建築構造物1では、以下のように電力供給が行われる。電力源12から電力の供給を受けたマイクロ波発生装置11により電力を電力負荷設備に供給するためのマイクロ波が発生する。マイクロ波は、上述した各送電経路20〜25の中空部を伝搬する。マイクロ波は、電力負荷設備に接続され各送電経路内20〜25内に設けられた受電アンテナ50に受電されること等により電力を各電力負荷設備に供給する。ここで、上記マイクロ波発生装置11によるマイクロ波の発生は、送電経路内のマイクロ波の密度が、設備の条件下で、所定の値となるような出力で行われることが好ましい。
In the
例えば、図2に示すようなデッキ床スラブ31を用いた送電経路20で部屋内の電力供給を賄うとする。部屋の送電経路20方向の距離(執務空間距離)が20m、電気容量が100W/m2(照明器具42に供給する電力を含む。高級設備仕様)、各送電経路20の中空部20aの断面積が0.00825m2(75×110mm)、各送電経路20が0.23mの幅に1つ設けられているとする。上記の条件では、送電経路20一本の分担面積が4.6m2(0.23m×20m)となり、マイクロ波の伝送効率を90%とすると、送電経路20内において必要なマイクロ波の密度は約6W/cm2となる。
For example, it is assumed that the
また、送電経路内において一定のマイクロ波の密度を保つために、電磁波状態センサ97によりマイクロ波の状態の検知が行われ、検知された状態に基づいて制御装置13がマイクロ波発生装置11に対して、マイクロ波発生の制御を行う。
Further, in order to maintain a constant microwave density in the power transmission path, the electromagnetic
また、コンセントボックス41にコンセント99が接続されていない状態では、受電アンテナ50により受電された電力は蓄電装置44に蓄電される。コンセントボックス41にコンセント99が接続され、受電アンテナ50から供給される電力が十分でない場合には、蓄電装置44からコンセントボックス41に対して電力を供給する。
In addition, when the
また、マイクロ波は、送電経路内に設けられた各種の構造物状態センサに、これらセンサの動作に必要な電力を供給する。電力を供給された構造物状態センサは、センサに応じた建築構造物1の各種の状態を検知する。検出された状態のデータは、無線信号等によりサーバ等に送られ、建築構造物1の防災システムなどのための情報として使用され、非常時の居住者への警告等に用いられる。
Further, the microwave supplies electric power necessary for the operation of the various structural state sensors provided in the power transmission path. The structure state sensor supplied with electric power detects various states of the
上述したように本実施形態によれば、マイクロ波により無線で電力を供給するので、有線で電力を供給する際に必要となっていた配線のメンテナンスや再配線の必要がなくなる。また、配線を必要とせずに給電場所の自由度が高い給電が可能となる。また、自由度の高い給電を行うために従来、必要としていたフリースペースが不要となるので、スペースの有効活用が可能となる。また、必要に応じて無線電力空間80を構成することもできる。また、マイクロ波による給電のため、直接、直流電力を得ることができ交流/直流変換器が不要となる。
As described above, according to the present embodiment, since power is supplied wirelessly by microwaves, wiring maintenance and rewiring necessary for supplying power by wire are eliminated. In addition, it is possible to perform power feeding with a high degree of freedom in a power feeding place without requiring wiring. In addition, since a free space that has been conventionally required for power feeding with a high degree of freedom is not required, the space can be effectively used. In addition, the
また、本実施形態のように電力源12を備えることとすれば、建築構造物1への電力供給が不要となる。また、電力源12とマイクロ波発生装置11とを複数備えることとすれば、大きい建築構造物1に対しても有線の送電用幹線をも必要とせずに建築構造物1内での電力供給が可能となる。但し、電力源12を備える必要は必ずしも無く、有線等により建築構造物1への電力供給が行われてもよい。
Further, if the power source 12 is provided as in the present embodiment, power supply to the
また、本実施形態のようにスラブや壁部材等の構造物構成部材やその隙間を用いて送電経路を構成することとすれば、新たに構成する部分が不要あるいは少なくて済むので、より容易に本発明を実施することができる。但し、構造物構成部材を用いずに送電経路を構成してもよい。 In addition, if the power transmission path is configured using structural components such as slabs and wall members and the gaps as in the present embodiment, the newly configured portion is unnecessary or less, so it is easier. The present invention can be implemented. However, the power transmission path may be configured without using the structural component members.
また、本実施形態のように蓄電装置44を設けることとすれば、例えばマイクロ波の密度が十分でない場合や短時間で大量の電力を消費するような場合等であっても、安定的に給電を行うことができる。但し、常にマイクロ波による無線での電力供給が、有線での電力供給と同程度に安定して行われる場合等は、蓄電装置44は必ずしも必要ない。 Further, if the power storage device 44 is provided as in the present embodiment, for example, even when the microwave density is insufficient or when a large amount of power is consumed in a short time, the power can be stably supplied. It can be performed. However, the power storage device 44 is not necessarily required when the wireless power supply by the microwave is always performed as stably as the wired power supply.
また、本実施形態のようにマイクロ波により電力が供給される各種の構造物状態センサを建築構造物1に設けることとすれば、構造物状態センサの設置及びメンテナンスが容易となる。また、構造物状態センサからの検知された状態データの取得も無線通信により行えば、ワイヤレスな状態で構造物状態センサを設置することができる。また、マイクロ波はコンクリート等を透過できるので、コンクリート等の内部にもワイヤレスの構造物状態センサを設けることができる。
Moreover, if various structural state sensors to which electric power is supplied by microwaves are provided in the
また、本実施形態のように送電経路内のマイクロ波の状態に応じてマイクロ波の発生を制御することとすれば、送電経路内の電磁波の状態に応じた効率的な給電が可能となる。 If the generation of microwaves is controlled according to the state of microwaves in the power transmission path as in the present embodiment, efficient power supply according to the state of electromagnetic waves in the power transmission path becomes possible.
なお、上述の実施形態では、電力を供給する媒体はマイクロ波としたが、マイクロ波以外の電力を無線により供給できる電磁波を用いることとしてもよい。また、送電経路に用いる構造物構成部材は本実施形態で示したものに限られず、マイクロ波等の電磁波を伝搬することができる中空部を構成できるものであればよい。 In the above-described embodiment, the medium for supplying power is a microwave. However, an electromagnetic wave that can wirelessly supply power other than the microwave may be used. Moreover, the structure structural member used for the power transmission path is not limited to that shown in the present embodiment, and any structure member can be used as long as it can form a hollow portion capable of propagating electromagnetic waves such as microwaves.
1…建築構造物、11…マイクロ波発生装置、12…電力源、13…制御装置。20〜25…送電経路、20a〜23a中空部、31…デッキ床スラブ、32…デッキプレート、33…遮蔽板、34…RC柱、35…壁部材、36…天井部材、37…仕上げ材、38…仕上げ材下地、41…コンセントボックス、42…照明器具、43…電力線、44…蓄電装置、50…受電アンテナ、70…箱型柱仕上げ、71…鉄骨柱、72…仕上げ材、73…耐火被覆、75…鉄骨梁、76…ダクト、80…無線電力空間、91〜95…構造物状態センサ、97…電磁波状態センサ、99…コンセント、101,201,301…スラブ、120,220,320…送電経路。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
電力を変換して電磁波を発生させる電磁波発生手段と、
前記建築構造物を構成する構造物構成部材を用いて構成されていると共に前記電磁波発生手段により発生する電磁波を伝搬させて前記電力負荷設備に供給するパイプ状の中空部を有する送電経路と、
前記送電経路内に設けられ、前記送電経路を伝搬する電磁波を受電して受信した電磁波の電力を前記電力負荷設備に供給する受電手段と、
を備える建築構造物。 In building structures with power load equipment,
Electromagnetic wave generating means for converting electric power to generate electromagnetic waves;
A power transmission path that has a pipe-shaped hollow portion that is configured by using a structural component member that constitutes the building structure and that propagates electromagnetic waves generated by the electromagnetic wave generating means and supplies the electromagnetic waves to the power load facility,
A power receiving means provided in the power transmission path, for receiving the electromagnetic wave propagating through the power transmission path and receiving the power of the electromagnetic wave received, to the power load facility;
Building structure with
前記電磁波状態センサにより検知された電磁波の状態に基づき、前記電磁波発生手段による電磁波の発生を制御する制御手段と、
を更に備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の建築構造物。
An electromagnetic wave state sensor for detecting a state of the electromagnetic wave in the power transmission path;
Based on the state of the electromagnetic wave detected by the electromagnetic wave state sensor, control means for controlling the generation of the electromagnetic wave by the electromagnetic wave generating means,
The building structure according to any one of claims 1 to 4 , further comprising:
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