JP4277507B2 - Torque fluctuation absorber - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は駆動源と変速機との間に配設され、駆動源と変速機との間に生じるトルクの変動を吸収するトルク変動吸収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内燃機関や電動モータ等の駆動源と車輪等と連結して駆動源からの駆動力を伝達可能な変速機との間のトルク変動を吸収する装置が知られている。このような従来の装置を図5に示す。図5において装置は、駆動源(図示せず)の駆動軸50と変速機の入力軸60との間に配設されるものであり、駆動軸50に固定されるフライホイール30と、フライホイール30と変速機の入力軸60との間に配設されフライホイール30の駆動トルクを吸収して入力軸60にトルクを伝達可能なダンパ機構33を備えている。ダンパ機構33は、外周側に延在するディスク33A、33Bと、フランジ32Aを備えるハブ32と、ディスク33A、33Bとフランジ32Aの周方向間に配設されるダンパ部材34Aと、ダンパ機構33とフライホイール30との間の変動トルクが所定値に達するとフライホイール30からハブ32への動力の伝達を制限するリミッタ部35とを有しており、リミッタ部35を介してフライホイール30と係合し、ハブ32の内周が入力軸60とスプライン結合し、ダンパ機構33はディスク33A、33Bとフランジ32Aとの間に発生するのトルクの変動を吸収するように構成されている。リミッタ部35は、ディスクの外周に形成される摩擦材35Aと、摩擦材35Aをフライホイール30側に向けて付勢する付勢部材35Bと、付勢部材35Bと摩擦材35Aの間に配されるリミッタプレート35Cとを有している。
【0003】
このような装置は、駆動源からの動力が駆動軸50を介してフライホイール30に伝達され、次にフライホイール30の外周側でリミッタ部35を介して動力がディスク33A、33Bに伝達される。ディスク33A、33Bに伝達された動力によりディスク33A、33Bが回転するとダンパ部材34Aを介してフランジ32Aに動力が伝達される。このとき、ダンパ部材34Aの許容範囲内のトルクの変動はダンパ部材34Aによるトルクの吸収特性に従って吸収され、フランジ32Aを通って入力軸60に伝達される。動力伝達中にディスク33A、33Bとハブ32とが相対回転して更なるトルクの変動が発生し、摩擦材35Aとフライホイール30との間の摩擦係合による許容係合範囲を越えた場合には、リミッタ部35が作動して摩擦材35Aがハブ32と一体となった状態でフライホイール30に対して相対回転する(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−13547号公報(第3−4頁、第2−3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した構成のトルク変動吸収装置を車両に組付ける場合には、フライホイール30とダンパ機構33とを別体にした状態でフライホイール30をボルト42にて駆動軸50に固定し、次に駆動軸50に固定されたフライホイール30に対してダンパ機構33の軸芯を合わせた状態で、リミッタプレート35C及び付勢部材35Bを介してボルト43を締めることでダンパ機構33の摩擦材35Aをフライホイール30に摩擦係合させて、フライホイール30にダンパ機構33を取り付ける。そして、ダンパ機構33のハブ32の内周に入力軸60を嵌めこんで、車両へのトルク変動吸収装置の組付けが完了する。
【0006】
上述したような従来の形式の装置では、その構成上、フライホイール30とダンパ機構33とが別体でなければフライホイール30を車両の駆動軸50に組付けることができない。そのため、トルク変動吸収装置を車両に組みつける以前において、トルク変動吸収装置を搬送する際には、車両への組付け性を考慮してフライホイール30とダンパ機構33とを別体にしていた。
【0007】
しかしながら図5に示す従来の装置では、トルクの変動によりダンパ部材34Aを介してハブ32とディスク33A、33Bとが相対回転し、フランジ32Aの周方向端面がディスク33Aとディスク33Bとを連結するリベットに当接すると、ハブ32とディスク33A、33Bとのそれ以上の相対回転が規制される。このような構成によると、ストッパトルク以上の負荷をリベットが直接受けることになる。更に、フランジ32Aとリベットとは線当たりで当接しているため、リベットは非常に大きな負荷を受けることになる。そのため、リベットを高強度にするべくリベットを径方向に関して大きくする必要があり、これによってトルク変動吸収装置の外径が大きくなってしまう、という問題がある。
【0008】
そこで本発明は、上記の問題を解決すべく、トルク変動吸収装置の外径をできるだけ大きくすることなく、ダンパ機構におけるハブとディスクとの相対回転を規制する機構を提供することを技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1の発明は、駆動軸に固定され、該駆動軸を介して駆動源からの駆動力が伝達されるフライホイールと、該フライホイールに取り付けられるとともに変速機の入力軸に連結されるダンパ機構とを備えるトルク変動吸収装置であって、前記ダンパ機構は、前記フライホイールとともに回転する円板状のディスクと、フランジを一体的に備えるとともに前記入力軸に係合するハブと、該ハブと前記ディスクの周方向間に配設されるダンパ部材とを有しており、前記ディスクと前記フランジとの相対回転が所定量に達すると、前記フランジの周方向端面と前記ディスクの周方向端面とが当接することにより、前記ディスクと前記フランジとの間の相対回転が規制されるトルク変動吸収装置において、前記ディスクは、軸方向に関して互いに対向する2枚の第1ディスクと、締結部材を介して第1ディスク間に連結されるとともに径方向外側に延在する第2ディスクとを備え、該第2ディスクの径方向内側に延出する箇所の周方向端面が前記フランジの径方向外側に延出する箇所の周方向端面に関して重なることを特徴とするトルク変動吸収装置とした。
【0010】
請求項1の構成によると、駆動軸と入力軸との間でトルクの変動が発生すると、ダンパ部材を介してハブとディスクとが相対回転する。トルクの変動が大きくなるとフランジの周方向端面とディスクの周方向端面とが当接し、これらの箇所でトルクを受ける。そして、ディスクは、軸方向に関して互いに対向する2枚の第1ディスクと、締結部材を介して第1ディスク間に連結されるとともに径方向外側に延在する第2ディスクとを備え、第2ディスクの径方向内側に延出する箇所の周方向端面がフランジの径方向外側に延出する箇所の周方向端面に関して重なる。
【0011】
つまり、請求項1の構成ではリベットがトルクを直接受ける構成ではないので、リベット自体を高強度にする必要がなくなり、これに伴ってリベットを大きくする必要がなくなる。したがって、トルク変動吸収装置の外径を大きくすることなくダンパ機構におけるハブとディスクとの相対回転を規制する機構を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本実施の形態におけるトルク変動吸収装置の一部切欠平面図、図2は図1のA−B断面図、図3は図1のA−C断面図、図4は図1のD−D断面図であり、自動車のエンジンと変速機との間に配設されて、両者間のトルクの変動を吸収する装置として説明する。
【0019】
トルク変動吸収装置1は、ボルト12により駆動軸50と連結され、駆動軸50を介して駆動源であるエンジンからの駆動力を伝達するフライホイール10と、外周側にリミッタ部23を有するとともに内周側にて変速機の入力軸60と連結するダンパ機構20と、フライホイール10にダンパ機構20が取り付けられる前の状態でリミッタ部23の摩擦材23Aを駆動軸50の軸方向において挟持して摩擦材23Aを摩擦係合状態とする挟持機構とを備える。
【0020】
ダンパ機構20は、円板状のディスク21と、フランジ22Aを一体的に備えるハブ22と、ハブ22とディスク21の周方向間に配設されるダンパ部材24とを有している。ディスク21は、軸方向に関して互いに対向する2枚の第1ディスク21A及び21Bと、リベット(締結部材)26が挿通するリベット孔23C1を有しリベット26を介して第1ディスク21A、21B間に連結されるとともに径方向外側に延在する第2ディスク21Cとを備えている。ハブ22は、その内周面に形成されるスプラインが、入力軸60の外周面に形成されるスプラインと係合することにより、入力軸60と連結されるように構成されている。また、ダンパ部材24はコイルスプリングであり、周方向の4箇所に略均等に配設されてトルクの変動を抑制するものである。
【0021】
図4に示すように、フランジ22Aの径方向外側に延出する箇所と第2ディスク21Cの径方向内側に延出する箇所とが、径方向に関して重なるように形成されている。駆動軸50と入力軸60の間にトルク変動がない状態では、フランジ22Aは図4の実線の位置にある。駆動軸50と入力軸60の間にトルク変動が発生し、第2ディスク21Cとフランジ22Aとが相対回転してフランジ22Aが図4の破線の位置になると、第2ディスク21Cとフランジ22Aとの間では、それ以上の相対回転が規制される。
【0022】
挟持機構は、フライホイール10の軸方向に関して駆動軸50と反対側の面(図2右側の面)に固定されるとともにリミッタ部23の径方向外周面を覆う環状部材11と、環状部材11のフライホイール10側において環状部材11から内周側に向けて延在する延在部11Bと、延在部11Bとともにリミッタ部23を軸方向に関して挟持する挟持プレート27と、挟持プレート27と環状部材11とを固定するリベット29とを備える。尚、最終的なトルク変動吸収装置1のフライホイール10への固定は、ボルト28により行われる。
【0023】
ダンパ機構20のリミッタ部23について説明する。リミッタ部23は、ディスク21の軸方向両側の面に形成される環状の摩擦材23Aと、軸方向に関してフライホイール10側に形成される摩擦材23A(図2左側の摩擦材23A)と延在部11Bとの間に配設されるリミッタプレート23Bと、リミッタプレート23Bと延在部11Bとの間に配設されるとともにリミッタプレート23Bをフライホイール10から離間する方向に付勢する付勢部材である皿ばね23Cとを備える。リミッタ部23は、駆動軸50と入力軸60の間のトルク変動が所定の値に達すると、駆動軸50と入力軸60の間のトルクの伝達を制限するものである。
【0024】
環状部材11には、リミッタ部23の径方向外周側と環状部材11の径方向外周側とを連通する溝11Aが形成されている。これは、伝達されるトルクの変動によりリミッタ部23が環状部材11に対して回転する際に発生する摩擦材23Aの摩耗紛を遠心力により外部雰囲気中に排出するための溝である。さらに、摩擦材23Aには、摩擦材23Aの径方向内周側と摩擦材23Aの径方向外周側とを連通するスリット23A1が形成される(図2下側の摩擦材参照)。このスリット23A1は、溝11Aと同様に摩擦材23Aの摩耗紛を遠心力により外部雰囲気中に排出するためのものである。
【0025】
更に本実施の形態では、フランジ22Aと第1ディスク21A、21Bとの間にヒステリシスを発生するためのヒステリシス機構25を配設している。
【0026】
このように構成されるダンパ機構20の作用について説明する。エンジンが駆動した場合、フライホイール10が駆動軸50の駆動に伴って回転する。変動トルクが所定値より小さい範囲内においては、リミッタ部23を介してディスク21に回転トルクが伝達され、ディスク21が回転する。ディスク21の回転トルクはダンパ部材24を介してフランジ22Aからハブ22に伝達され、変動トルクに応じてダンパ部材24が弾縮しながらハブ22が回転する。このように、ダンパ機構20を介して入力軸60に駆動軸50の駆動力が伝達される。ダンパ部材24の弾縮が進んでフランジ22Aが図4の破線の位置になると、第2ディスク21Cとフランジ22Aとの相対回転が規制されて、ダンパ部材24はこれ以上の弾縮されない。
【0027】
上記の状態からエンジンの駆動トルクが大きくなり、フライホイール10とハブ22との間の変動トルクが所定値に達すると(変動トルクがリミッタプレート23Bと挟持プレート27との間での摩擦材23Aの回転方向の保持トルクに達するときに相当)、摩擦材23Aが滑り出し、ディスク21とハブ22との間では所定値以上の変動トルクを伝達しなくなる。尚、本実施の形態では、リミッタプレート23Bと挟持プレート27との間に摩擦材23Aが挟持されるように構成したが、これ以外に、環状部材11の一部とリミッタプレート23Bの間に摩擦材23Aを配設して、変動トルクが所定値に達するとフライホイール10に対して摩擦材23Aが滑るように構成することも可能である。
【0028】
上述した構成のトルク変動吸収装置1の車両への組付けについて説明する。通常、車両を製造する際には、車両の様々な部品又は装置をアッセンブリ毎に組み立て工場に集約し、組み立て工場内で、集約された各部品又は装置を組み立てていく。このとき、予めアッセンブリ状態とされた部品又は装置が組み立て工場に搬送されて、その後、組み立て工場内で他の部品又は装置に組みつけられて、車両を完成へと近づける。
【0029】
本発明に係る部分について説明すると、組み立て工場では、トルク変動吸収装置1を介してエンジンと変速機とが組みつけられることになる。ここで、延在部11Bと挟持プレート27とによりリミッタ部23が環状部材11に挟持されるので、ダンパ機構20と環状部材11とが一体となった状態で、フライホイール10を別体とすることが可能になる。実際に車両に組付けるときには、先ず、フライホイール10をボルト12にて駆動軸50に連結し、次に、リベット29によって予め一体となっているダンパ機構20と環状部材11とをボルト28にてフライホイール10に取り付けることによって行われる。このように、トルク変動吸収装置1を車両に取り付ける際、ダンパ機構20が環状部材11に取り付けられた状態、つまりリミッタ部23の摩擦材23Aが挟持されるとともにリミッタ部23の外周面が環状部材11に覆われた状態でトルク変動吸収装置1を搬送することができる。これによって、アッセンブリ状態とされた装置が組み立て工場に搬送される際に、リミッタ部23に埃や油等が付着するのを可及的に少なくすることができる。
【0030】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定される意図はなく、本発明の主旨に沿ったものであればよい。例えば、第1ディスク21A或いは21Bのいずれか一方を径方向に延出させてフライホイール10側に取り付け、第1ディスク21A、21Bのいずれか一方の周方向端面とフランジの径方向外側に延出する箇所の周方向端面とが軸方向に関して重なるように構成してもよい。この場合、第1ディスクと別体の第2ディスク21Cを設ける必要がなくなり、部品点数が低減して好適である。
【0031】
【発明の効果】
本発明によると、リベットがトルクを直接受ける構成ではないので、リベット自体を高強度にする必要がなくなり、これに伴ってリベットを大きくする必要がなくなる。したがって、トルク変動吸収装置の外径を大きくすることなくダンパ機構におけるハブとディスクとの相対回転を規制する機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるトルク変動吸収装置の一部切欠平面図である。
【図2】図1のA−B断面図である。
【図3】図1のA−C断面図である。
【図4】図1のD−D断面図である。
【図5】従来のトルク変動吸収装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・トルク変動吸収装置
10・・・フライホイール
11・・・環状部材
11A・・・溝
11B・・・延在部
12、28・・ボルト
20・・・ダンパ機構
21A、21B・・・第1ディスク
21C・・・第2ディスク
22・・・ハブ
22A・・・フランジ
23・・・リミッタ部
23A・・・摩擦材
23B・・・リミッタプレート
23C・・・皿ばね(付勢部材)
24・・・ダンパ部材
25・・・ヒステリシス機構
26・・・リベット(締結部材)
29・・・リベット
27・・・挟持プレート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a torque fluctuation absorber that is disposed between a drive source and a transmission and absorbs torque fluctuations generated between the drive source and the transmission.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there is known a device that absorbs torque fluctuation between a drive source such as an internal combustion engine or an electric motor and a transmission that can transmit a driving force from the drive source by being connected to wheels or the like. Such a conventional apparatus is shown in FIG. In FIG. 5, the apparatus is disposed between a
[0003]
In such a device, power from the drive source is transmitted to the
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2002-13547 (page 3-4, Fig. 2-3)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
When the torque fluctuation absorber having the above-described configuration is assembled to a vehicle, the
[0006]
In the conventional type apparatus as described above, the
[0007]
However, in the conventional apparatus shown in FIG. 5, the
[0008]
Therefore, in order to solve the above problem, the present invention has a technical problem to provide a mechanism for restricting the relative rotation between the hub and the disk in the damper mechanism without increasing the outer diameter of the torque fluctuation absorber as much as possible. To do.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention of
[0010]
According to the first aspect of the present invention, when torque fluctuation occurs between the drive shaft and the input shaft, the hub and the disk rotate relative to each other via the damper member. When the variation in torque increases, the circumferential end surface of the flange and the circumferential end surface of the disk come into contact with each other and receive torque at these locations. The disk includes two first disks facing each other in the axial direction, and a second disk connected between the first disks via a fastening member and extending radially outward. The circumferential end surfaces of the portions extending radially inward overlap with respect to the circumferential end surfaces of the portions extending radially outward of the flange.
[0011]
In other words, since the rivet is not configured to receive torque directly in the configuration of
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a partially cutaway plan view of a torque fluctuation absorber according to the present embodiment, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AB in FIG. 1, FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AC in FIG. It is -D sectional drawing, is arrange | positioned between the engine and transmission of a motor vehicle, and demonstrates as an apparatus which absorbs the fluctuation | variation of the torque between both.
[0019]
The torque fluctuation absorber 1 is connected to a
[0020]
The
[0021]
As shown in FIG. 4, a portion extending radially outward of the
[0022]
The clamping mechanism is fixed to a surface opposite to the drive shaft 50 (the surface on the right side in FIG. 2) with respect to the axial direction of the
[0023]
The
[0024]
In the
[0025]
Further, in the present embodiment, a
[0026]
The operation of the
[0027]
Driving torque of the engine from the state becomes large, the
[0028]
The assembly of the
[0029]
The parts according to the present invention will be described. In the assembly plant, the engine and the transmission are assembled via the torque
[0030]
The embodiment of the present invention has been described above. However, the present invention is not intended to be limited to the above-described embodiment, and may be anything that conforms to the gist of the present invention. For example, either one of the
[0031]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the rivet is not configured to receive torque directly, it is not necessary to increase the strength of the rivet itself, and accordingly, it is not necessary to increase the rivet. Therefore, it is possible to provide a mechanism that restricts the relative rotation between the hub and the disk in the damper mechanism without increasing the outer diameter of the torque fluctuation absorber.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway plan view of a torque fluctuation absorber in an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AB in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AC of FIG.
4 is a cross-sectional view taken along the line DD in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a conventional torque fluctuation absorber.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
24 ...
29 ... rivet 27 ... clamping plate
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