JP4274644B2

JP4274644B2 - Insect repellent composition

Info

Publication number: JP4274644B2
Application number: JP25391599A
Authority: JP
Inventors: インソプべ; ジョンギリ; ホンソンキム; ギヨンウム; サンドンハン
Original assignee: エギョン産業株式会社
Priority date: 1998-09-11
Filing date: 1999-09-08
Publication date: 2009-06-10
Anticipated expiration: 2019-09-08
Also published as: KR100275927B1; KR20000019496A; JP2000086416A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は香辛料で使われる植物から抽出される成分を利用して昆虫類の退治に使われる防虫剤組成物に関するものであり、より詳細には穀物類の貯蔵時に発生するコメ穀象虫などのような昆虫類を退治するために香辛料成分としてスルファイド成分を含有する植物から抽出される精油成分とから構成される防虫剤組成物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
コメなどのように脱穀及び精米過程を経て米を保存する場合にコメ穀象虫などのような昆虫が棲息する。こういった昆虫の生息を防止するために大型貯蔵施設では薫蒸法、接触殺虫法、密封法、低温貯蔵法、放射線照査法などの多様な方法で処理する方法がとられている。しかし、殺虫剤を使用する場合では殺虫剤の成分が穀物に付着して、食物の調理時に除去が容易でなく、安全性の面で問題を起こしている。また、大部分の処理方法は大規模な貯蔵施設に適用する方法であり、特別の貯蔵施設や技術を必要とする前述の方法では、小規模な保存を行っている家庭に適用するのには問題があった。
【０００３】
前記のような問題から、小規模で保存する家庭などで適用するための方法に対する研究が進められてきた。そのうちでも人体に対する毒性がなく、安全性が高い香辛料で使われる植物から抽出される精油成分を利用する方法に対し多くの研究が進められてきた。
【０００４】
そうした結果、米国環境保護局では安全性が高い退治剤としてニンニクから抽出されるアリシンと唐辛子から抽出されるカプサイシンが登録されて公開されており、これを活用した日本国特開平第６-３８６７８号ではアリシン成分、カプサイシン成分、セラミック成分、活性炭及びカルシウム成分を混合してコメの品質保存剤として使用する技術が公開されているが、満足できるような忌避効果を得ることが難しかった。
【０００５】
したがって、本発明者等はカプサイシンとアリシンの適切な組合によって昆虫類の忌避効果を高めることができる防虫組成物を開発してこれを韓国特許出願第９８-９１２６号で特許出願したことがある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記韓国特許出願第９８-９１２６号によって製造された退治剤の場合にあっても運動能力が少ない害虫や、害虫の幼虫や卵に対する防虫効果は期待することが難しい短所があった。
【０００７】
また、防虫組成物として、からしとワサビの抽出物を利用した防虫組成物が市販されており、これらはニンニクと唐辛子を使用した防虫剤より忌避効果が優秀な長所があるが、硫黄成分を含有する化合物の不安定性によって忌避率を持続することが難しい短所があった。
【０００８】
本発明者等はこのような問題点を勘案して、人体に無害でありながらコメ穀象虫などのような穀物害虫に対する持続的で優れた忌避及び殺虫効果を有する防虫剤組成物を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するための本発明の防虫剤組成物は、化学構造式中に硫黄原子を有する化合物を含む香辛料成分の１以上と、酢酸、蟻酸、乳酸、フマル酸、コハク酸、リンゴ酸、及びクエン酸から選ばれる１以上の有機酸と、を含むことを特徴とする。
また本発明は、香辛料成分が、玉ネギの精油、ニンニクの精油、ワサビの精油、及びからしの精油から選ばれる１以上の精油であることが好ましい。
【００１０】
一般的に昆虫類の退治剤として使われることができるもので予想される香辛料成分としては次のようなものがある。これらの成分は次の通りである。
ニンニクは、ユリ科の多年生草で球根及び幹には概略０．３％のアリシンを含んでおり、細胞が破壊されればアリナーゼの作用によってアリシンで分解されて、アリシンは還元されてジアリールスルファイドに変化される。
【００１１】
からしは、０．２％ないし１．３％の精油を含んでいて、からし種を粉砕後温水を加えて撹拌してこれを蒸留すればからし油を得ることができる。このからし油の主成分はアリールイソチオシアナートを含有している。
【００１２】
玉ネギは、ユリ科の２年生草で韓国や日本の全域で広く裁培されていて２％ないし４％の精油成分を含んで、ジノルマルプロフィールジスルファイド、メチルノルマルプロフィールジスルファイドを主成分に含有している。
【００１３】
ワサビは、食物の添加剤で前記のからしのような用途で使われる。からしの精油ときわめて類似の香を有しているワサビをいうものであり十字花科の多年生草であり、根茎を水蒸気で蒸留して精油を得ることができる。主成分はアリールイソチオシアナートとフェニルエチルイソチオシアナートを含有している。
【００１４】
茴香は、せり科の２年草で韓国の全域で裁培され茴香の実は３％ないし８％の精油成分を含んでおりアネトールを主成分に含有する。
【００１５】
コショウは、１％ないし３．５％の精油を含んでいてテルペン誘導体とピペリンを主成分に含有している。
【００１６】
生姜は、熱帯アジアが原産地である多年草であり、夏に黄緑色の花が咲いて根茎を生姜といい２％ないし３％の精油を含んでおり、ファルネソール、アルファーフェランドレン、カンフェンを主成分に含有している。
【００１７】
ペパーミントは、西洋ハッカともいいヨーロッパが原産地の多年草で植物全体に芳香性があって精油成分としてメントール、アルファーピホン、ランフェン、リモネンなどを主成分に含有している。
【００１８】
シソは、シソ科に属する植物として中国等でたくさん裁培にされていて、天然乾燥葉を水またはアルコールを溶媒にして抽出物を得ることができて防毒、殺菌防腐の機能を有して１％程度の精油成分を含有して１-フェニルアルデヒド、１-リモネンピホンなどを含有している。
【００１９】
センキュウは、中国が原産地の１年草で根と幹に１％ないし２％の精油が含まれていてクニジルリード、ブチルフタレートを主成分に含有している。
【００２０】
白樺は、白樺の葉または幹を溶媒抽出して精油を得てタンニン、サポニンを主成分に含有する。
【００２１】
ティトリは、オーストラリアが原産地のメラリュウーカ木の葉を蒸留して得ることができるものでありティトリの精油成分はトピホン-４-オール、シネノールを主成分に含有し、非常に濃い香を有している。
【００２２】
前記で説明したように香辛料の精油成分の中でニンニク、からし、玉ネギ、ワサビから抽出される精油成分は、その分子構造に硫黄を有する化合物を含有している。ティトリ、シソ、センキュウ、ペパーミント等から抽出される精油成分は芳香族化合物を含有している。このような物質が昆虫類、特にコメ穀象虫等に忌避効果を有していることが知られている。
【００２３】
以上のような本発明の課題を解決するための手段と特徴及び長所については、本発明のいくつかの好適な実施例に対する以下の説明で明確にする。
【００２４】
【発明の実施の形態】
前記で列挙している各香辛料の忌避効果は、含有する成分によって差がでることが予想される。これを確認するために前記香辛料成分に対するコメ穀象虫の忌避効果を下の実施例によって実験してその忌避率を調べた。
【００２５】
（実施例１）
分子構造に硫黄を含有する化合物を有する精油成分及び芳香族化合物を有する精油成分を下記の表１のように選定して抽出物の精油成分に対し２０％の酢酸を添加させたものと、無添加のものとを比較する実験を行った。これらの酢酸無添加のものと、酢酸を添加した各精油１gをパルプ紙０．５gに吸着させた後、図１に示したように横３３cm、縦２３cm、高さ５cmの四角試験容器１の内部両側に直径５．５cmの円形プレート２、２'を各々設置して一側の円形プレート２には精米されたコメ４を２０g載置し非防虫処理口とし、他側の円形プレート２'には底面に精油が含沈されているパルプ紙３を設置してその上に２０gのコメ４を載置して防虫処理口とする。非防虫処理口及び防虫処理口の円形プレート２、２'の間に５０頭のコメ穀象虫を放して置いた。次に、上部を通じて通気ができるようにふたで覆った後２日間放置して、下記の数学式に基づいて忌避率を調べた結果下記の表１の結果を得た。
【数学式１】

前記式でＡは非防虫処理口の円形プレートから発見されたコメ穀象虫の数で、Ｂは防虫処理口の円形プレートから発見されたコメ穀象虫の数を意味する。
【表１】

【００２６】
前記の表１から確認されるように精油成分の分子構造内に硫黄を含有するからし、玉ネギ及びニンニクの場合においては精油成分に対し２０％の酢酸を添加させた結果その忌避率が１０％以上上昇していることを示しているが、精油成分が芳香族化合物で構成されるティトリ及びシソの場合においてはコメ穀象虫などの忌避率にそれほど変化が無いことがわかる。
【００２７】
前記の実施例から得た結果を土にして組成物の安定性に関する実験を下記の実施例２〜９について行った。ワサビ、からしの精油を表２に表示した重量％のように配合した防虫剤組成物を製造し、安定化剤として酢酸、乳酸、蟻酸、クエン酸を表２のように添加して前述の実施例１と同様の方法で試験した。なお、コメ穀象虫の数は各実施例当たり３０頭づつにして実験し、その忌避率を表２に表示した。
【表２】

【００２８】
表２において、防虫処理口及び非防虫処理口は実験結果によるコメ穀象虫の数を示し、忌避率は前記の数学式１による計算結果である。
【００２９】
前記の表２の実施例２ないし実施例６の結果から分かるように、硫黄を含有する香辛料成分のワサビとからしとを配合した防虫剤組成物に酢酸を添加しない実施例２の場合においてはその忌避率が８６％に過ぎないが、実施例３〜実施例５の結果から、防虫剤組成物にたいし２０％以下の酢酸を添加した場合、忌避率が９３％〜９８％に増加し、酢酸を３０％以上添加した実施例６の場合においては忌避率が８４％に落ちることがわかる。
【００３０】
また、他の揮発性有機酸を１０％ずつ添加した実施例７〜実施例９と実施例２の結果を比較してみると、実施例７〜実施例９の結果は９３％以上を示していることから、揮発性有機酸を添加することにより、はるかに高い忌避率をもたらすことが分かった。この場合揮発性有機酸の添加量は、防虫剤組成物にたいし２０％以下とすることが有利であることがわかる。
【００３１】
本発明を実施例によって詳細に説明したが、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変更できるであろう。
【００３２】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、香辛料で使われるからしの精油、ワサビの精油、ニンニクの精油、玉ネギの精油などを主成分としてその他の香辛料成分を含有させた忌避性の防虫剤組成物に酢酸、蟻酸、乳酸、フマル酸、コハク酸、リンゴ酸、及びクエン酸から選ばれる１以上の有機酸を添加することにより、コメ穀象虫に対する忌避率を格段に向上させることができる。
【００３３】
また、人体に無害であり、手軽に使用できることから、小規模な貯蔵を行う一般家庭でも使用できる。このため、広く、穀物の貯蔵を阻害する昆虫類、特に主食の米の害虫である穀象虫の忌避剤として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】忌避率を試験する設備の断面図である。
【符号の説明】
１試験容器
２、２' 円形プレート
３パルプ紙
４米[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an insect repellent composition used for extermination of insects using components extracted from plants used in spices, and more specifically, rice cereals such as rice cereals that occur during storage of cereals The present invention relates to an insect repellent composition comprising an essential oil component extracted from a plant containing a sulfide component as a spice component in order to combat such insects.
[0002]
[Prior art]
When rice is preserved through threshing and rice milling processes such as rice, insects such as rice cereals live. In order to prevent such insects from inhabiting, large-scale storage facilities use various methods such as fumigation, contact insecticide, sealing, low-temperature storage, and radiation check. However, when an insecticide is used, the components of the insecticide adhere to the grain and are not easily removed when cooking food, causing a problem in terms of safety. Most of the treatment methods are applied to large-scale storage facilities, and the above-mentioned methods requiring special storage facilities and techniques are not applicable to households that carry out small-scale preservation. There was a problem.
[0003]
Because of the above problems, research has been conducted on methods for application in small-scale homes and the like. Among them, many studies have been made on methods of using essential oil components extracted from plants used for spices that are not toxic to the human body and are highly safe.
[0004]
As a result, the US Environmental Protection Agency has registered and released allicin extracted from garlic and capsaicin extracted from chili as a highly safe extermination agent, and Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-38678 utilizing this. Discloses a technique in which allicin component, capsaicin component, ceramic component, activated carbon and calcium component are mixed and used as a rice quality preservative, but it is difficult to obtain a satisfactory repellent effect.
[0005]
Accordingly, the present inventors have developed an insect repellent composition capable of enhancing the repellent effect of insects by an appropriate combination of capsaicin and allicin, and applied for a patent in Korean Patent Application No. 98-9126.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, even in the case of the extermination agent manufactured according to the Korean Patent Application No. 98-9126, there is a disadvantage that it is difficult to expect an insecticidal effect on a pest with little exercise ability, a pest larva or an egg.
[0007]
In addition, insect repellent compositions using mustard and wasabi extracts are commercially available as insect repellent compositions, and these have the advantage of having a repellent effect better than insect repellents using garlic and chili peppers. There is a disadvantage that it is difficult to maintain the repelling rate due to the instability of the compound contained.
[0008]
In consideration of such problems, the present inventors provide an insect repellent composition that has an excellent repellent and insecticidal effect against grain pests such as rice cereals while being harmless to the human body. There is.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The insect repellent composition of the present invention for solving the above-mentioned problems comprises at least one spice component containing a compound having a sulfur atom in the chemical structural formula , acetic acid, formic acid, lactic acid, fumaric acid, succinic acid, malic acid. and characterized in that it comprises a, and one or more organic acid selected from citric acid.
In the present invention, the spice component is preferably one or more essential oils selected from onion essential oil, garlic essential oil, wasabi essential oil, and mustard essential oil .
[0010]
In general, spice ingredients that can be used as insecticides are as follows. These components are as follows.
Garlic is a perennial plant of the lily family and contains approximately 0.3% allicin in the bulb and stem. When cells are destroyed, it is degraded by allicin by the action of allinase, and allicin is reduced to diaryl sulfide. To be changed.
[0011]
Mustard oil contains 0.2% to 1.3% essential oil, and mustard oil can be obtained by pulverizing mustard seeds, adding hot water, stirring and distilling the seeds. The main component of this mustard oil contains aryl isothiocyanate.
[0012]
Onion is a lily family biennial grass that has been extensively cultivated throughout Korea and Japan and contains 2% to 4% essential oils. It mainly contains dinormal profile disulfide and methyl normal profile disulfide. Contained in ingredients.
[0013]
Wasabi is a food additive and is used for applications such as mustard. It is a wasabi that has an incense similar to that of mustard essential oil, and is a perennial grass of the cross flower family. The essential oil can be obtained by distilling the rhizome with steam. The main component contains aryl isothiocyanate and phenylethyl isothiocyanate.
[0014]
Ayaka is a biennial grass of the family Arisinaceae that has been cultivated throughout Korea and contains 3% to 8% essential oil components and contains anethole as the main component.
[0015]
Pepper contains 1% to 3.5% essential oil and contains a terpene derivative and piperine as main components.
[0016]
Ginger is a perennial plant that originates in tropical Asia. In summer, yellow-green flowers bloom, rhizomes are called ginger and contain 2% to 3% essential oil. Contains.
[0017]
Peppermint is a perennial plant native to Europe, also known as Western mint, and is aromatic throughout the plant and contains menthol, alpha-piphon, lhamfene, limonene, etc. as essential oil components.
[0018]
Perilla is a plant belonging to the family Lamiaceae, and has been extensively cultivated in China, etc., and can extract natural dry leaves using water or alcohol as a solvent. It contains about 1% essential oil component and contains 1-phenylaldehyde, 1-limonenepiphon, etc.
[0019]
Senkyu is an annual grass that originates in China and contains 1% to 2% essential oil in the roots and trunks, and contains knidyl reed and butyl phthalate as the main components.
[0020]
White birch is obtained by extracting a white birch leaf or stem with a solvent to obtain essential oil and containing tannin and saponin as main components.
[0021]
Titri can be obtained by distilling the leaves of Australia's native Melaleuca tree, and the essential oil components of Titri contain topifon-4-ol and cinenol as the main components and have a very intense fragrance.
[0022]
As described above, the essential oil component extracted from garlic, mustard, onion, and wasabi among the essential oil components of the spice contains a compound having sulfur in its molecular structure. Essential oil components extracted from Titri, perilla, nematode, peppermint and the like contain aromatic compounds. It is known that such substances have a repellent effect on insects, especially rice cereals.
[0023]
Means, features, and advantages for solving the above-described problems of the present invention will be clarified in the following description of some preferred embodiments of the present invention.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
It is expected that the repellent effect of each spice listed above will vary depending on the components it contains. In order to confirm this, the repellent effect of rice cereals on the spice ingredients was tested according to the following examples to examine the repellent rate.
[0025]
(Example 1)
The essential oil component having a compound containing sulfur in the molecular structure and the essential oil component having an aromatic compound are selected as shown in Table 1 below, and 20% acetic acid is added to the essential oil component of the extract. Experiments were performed comparing the additions. These acetic acid-free ones and acetic acid-added 1 g of each essential oil were adsorbed on 0.5 g of pulp paper, and then, as shown in FIG.

Circular plates

2 and 2 ′ having a diameter of 5.5 cm are installed on both sides of the inside, and 20 g of polished rice 4 is placed on one side of the circular plate 2 to form a non-insect-proofing mouth, and the other side circular plate 2 ′. The pulp paper 3 having essential oil impregnated on the bottom is placed, and 20 g of rice 4 is placed thereon to form an insecticidal treatment port. Between the non-insect-proof mouth and the round plates 2, 2 'of the insect-proof mouth, 50 rice elephants were left free. Next, after covering with a lid so as to allow ventilation through the upper part, it was allowed to stand for 2 days, and the repelling rate was examined based on the following mathematical formula. The results shown in Table 1 below were obtained.
[Formula 1]

In the above formula, A is the number of rice cereals found from the round plate of the non-insect-proofing mouth, and B means the number of rice cereals found from the round plate of the insect-proofing mouth.
[Table 1]

[0026]
As confirmed from Table 1 above, sulfur is contained in the molecular structure of the essential oil component. In the case of onion and garlic, 20% acetic acid is added to the essential oil component, resulting in a repelling rate of 10 In the case of Titri and Perilla whose essential oil components are composed of aromatic compounds, it can be seen that there is no significant change in the repellent rate of rice cereals and the like.
[0027]
Experiments on the stability of the composition were conducted for the following Examples 2 to 9, using the results obtained from the above Examples as soil. An insect repellent composition containing wasabi and mustard essential oil as shown in Table 2 in the weight% is manufactured, and acetic acid, lactic acid, formic acid and citric acid are added as shown in Table 2 as stabilizers. The test was performed in the same manner as in Example 1. In addition, the number of rice grain elephants was tested at 30 per each example, and the repelling rate was displayed in Table 2.
[Table 2]

[0028]
In Table 2, the insect-repellent treatment port and the non-insect-repellent treatment port indicate the number of rice cereals according to the experimental results, and the repelling rate is the calculation result by the mathematical formula 1.
[0029]
As can be seen from the results of Examples 2 to 6 in Table 2 above, in the case of Example 2 in which acetic acid is not added to the insecticide composition containing wasabi and mustard as the spice ingredients containing sulfur. Although the repellent rate is only 86%, from the results of Examples 3 to 5, when 20% or less of acetic acid is added to the insect repellent composition, the repellent rate increases to 93% to 98%. In the case of Example 6 where acetic acid was added in an amount of 30% or more, it was found that the repelling rate dropped to 84%.
[0030]
Further, comparing the results of Example 7 to Example 9 and Example 2 in which other volatile organic acids were added 10% at a time, the results of Example 7 to Example 9 showed 93% or more. Thus, it was found that adding a volatile organic acid resulted in a much higher repellent rate. In this case, it can be seen that the amount of volatile organic acid added is advantageously 20% or less with respect to the insect repellent composition.
[0031]
Although the present invention has been described in detail with reference to the embodiments, the present invention is not limited to the embodiments, and the present invention can be used without departing from the spirit and spirit of the present invention as long as it has ordinary knowledge in the technical field to which the present invention belongs. The invention could be modified or changed.
[0032]
【The invention's effect】
As described above in detail, a repellent insect repellent composition containing, as a main component, mustard essential oil, wasabi essential oil, garlic essential oil, onion essential oil, etc. used in spices. acetic acid, formic acid, lactic acid, fumaric acid, succinic acid, malic acid, and by adding one or more organic acid selected from citric acid, it is possible to remarkably improve the repellency against rice grain weevil.
[0033]
In addition, since it is harmless to the human body and can be used easily, it can also be used in ordinary households that perform small-scale storage. For this reason, it can be widely used as a repellent for insects that hinder the storage of cereals, particularly cereals that are pests of staple rice.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of equipment for testing repellent rates.
[Explanation of symbols]
1 Test container 2, 2 'Circular plate 3 Pulp paper 4 Rice

Claims

And one or more spice components comprising compounds in the chemical structural formula has a sulfur atom, acetic acid, formic acid, lactic acid, include fumaric acid, succinic acid, malic acid, and 1 and more organic acid selected from citric acid, the An insect repellent composition characterized by the above.

Before climate Karashiryo components, essential oils of onion, essential oils of garlic, essential oils of wasabi, and insect repellent composition according to claim 1, wherein the is one or more essential oils selected from mustard essential oil.