JP4274314B2 - Bottom mud treatment method - Google Patents
Bottom mud treatment method Download PDFInfo
- Publication number
- JP4274314B2 JP4274314B2 JP2003187755A JP2003187755A JP4274314B2 JP 4274314 B2 JP4274314 B2 JP 4274314B2 JP 2003187755 A JP2003187755 A JP 2003187755A JP 2003187755 A JP2003187755 A JP 2003187755A JP 4274314 B2 JP4274314 B2 JP 4274314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom mud
- stirring
- sand
- earth
- stirring device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水底に堆積した底泥を改良する底泥処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
河川や湖沼などの水底に堆積した有機汚泥から溶出するリンや窒素などによって水底環境が悪化し、水底生物の減少などをはじめとする環境問題が生じている。
かかる環境問題に対する対処方法として、従来、底泥を浚渫して場外へ搬出する工法や水上の船体から良質の土砂を散布して底泥上を被覆する工法などが実施されている。
【0003】
特許文献1においては、良質の砂を水底の底泥上に被覆した後、耕耘装置にて砂と底泥を耕耘して混合する底泥の処理工法が開示されている。
また、特許文献2においては、台船からロープcによって吊下げたオーガーaを使用して、底泥dとその下に位置する土砂eをオーガーaによって掘削するとともに高圧エアーbによって混合撹拌することによって混合土砂fを造成して底泥dを処理する工法が開示されている(図6参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭63−107611号公報
【特許文献2】
特開2002−306001号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来の底泥処理工法にあっては、次のような問題点がある。
<イ>底泥を浚渫して場外へ搬出する工法では、搬出した底泥の処理に要する費用の問題と、処理土の処分地の確保が問題となる。
<ロ>砂などの土砂にて底泥上を被覆する工法や土砂を底泥上に散布した後に土砂と底泥を混合撹拌する工法では、土砂購入費用の問題や散布した土砂による水底レベルの上昇によって水深が浅くなるといった問題が生じる。
<ハ>底泥とその下の土砂を台船から吊下げたオーガーにて掘削するとともに高圧エアーにて混合撹拌する工法では、撹拌時のオーガーがぶれるなどの不安定化の問題と、オーガー駆動部がオーガーの一端のみの構成であるため混合撹拌の効率性及び確実性に問題が生じ易い。
<ニ>底泥とその下の土砂を台船から吊下げたオーガーにて掘削するとともに高圧エアーにて混合撹拌する工法では、オーガーを底泥及び土砂内に貫入させた状態でオーガーを横方向に並行移動し難いため、オーガーの移動ごとにオーガーを引抜いておこなう必要があり、作業効率の低下につながる。
【0006】
【発明の目的】
本発明は上記したような従来の問題を解決するためになされたもので、処分土の発生の問題が生じない底泥処理装置を提供することを目的とする。
また、土砂購入の問題及び水深が浅くなるといった問題が生じない底泥処理装置を提供することを目的とする。
また、施工時の撹拌体の安定化を図り底泥とその下の土砂の混合撹拌を効率的かつ確実におこなうことのできる底泥処理装置を提供することを目的とする。
さらに、底泥及び土砂内に撹拌体を貫入させた状態で撹拌体の横移動をおこなうことのできる底泥処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、これらの目的の少なくとも一つを達成するものである。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明の底泥処理装置は、水底に堆積した底泥と底泥下の土砂とに跨った位置に撹拌装置を挿入し、前記底泥と前記土砂とを前記撹拌装置にて混合撹拌しながら撹拌装置を移動させて前記底泥を改良する底泥処理工法に使用する装置であって、前記撹拌装置は、鉛直方向に所定間隔を置いて設けた枢軸回りを回転する複数の歯車と該歯車を回転させる複数の駆動装置と複数の該歯車間を歯車の回転によって回る鎖体とを備えてなり、複数の前記駆動装置によって複数の前記歯車を回転させ、前記鎖体を回すことによって前記底泥と前記土砂とを混合撹拌することを特徴とする底泥処理装置である。
【0009】
【0010】
さらに本発明の底泥処理装置は、水底に堆積した底泥と底泥下の土砂とに跨った位置に撹拌装置を挿入し、前記底泥と前記土砂とを前記撹拌装置にて混合撹拌しながら撹拌装置を移動させて前記底泥を改良する底泥処理工法に使用する装置であって、前記撹拌装置は、略水平方向に所定間隔を置いて複数設けた駆動装置の間に撹拌筒体を備えてなり、前記撹拌筒体の側面に複数のスリットを備えた該撹拌筒体は該撹拌筒体の両端を前記駆動装置に取り付けてなり、複数の前記駆動装置によって前記撹拌筒体を回しながら前記底泥と前記土砂とを混合撹拌することを特徴とする底泥処理装置である。
【0011】
【発明の実施の形態1】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態1について説明する。
【0012】
<イ>撹拌装置、駆動装置、撹拌体
本発明の撹拌装置1は、水底5に堆積した底泥6と底泥6下の土砂7とに跨った位置に挿入して、底泥6と土砂7とを混合撹拌するための装置である。
撹拌装置1は、略水平方向又は略鉛直方向に所定間隔を置いて複数設けた駆動装置2,2とかかる駆動装置2,2の間に設けた撹拌体3から構成される。
かかる撹拌装置1は、船体4に設置した状態で底泥6と底泥6下の土砂7とに跨った位置に挿入させ、船体4の移動に伴って撹拌装置1は底泥6と土砂7を混合撹拌しながら横方向に移動して連続した施工を実現できる(図1参照)。
【0013】
実施の形態1における撹拌装置1は、鉛直方向に所定間隔を置いて設けた枢軸31,31回りを回転する複数の歯車32,32と、かかる歯車32,32を回転させる複数の駆動装置2,2と、複数の歯車32,32の間を歯車32,32の回転によって回る鎖体33とを備えて一ユニットを構成できる。
すなわち、本実施の形態では撹拌体3として鎖体33を使用するものである。
ここで、鎖体33としては公知のチェーンカッターを使用することができる。
図2に示すように、上記する撹拌装置1の一ユニットを複数組み合わせて撹拌装置1を構成することによって広範囲の混合撹拌を一度におこなうことが可能となり、撹拌効率を高めることができる。
撹拌装置1はその頭部を船体4に設けた開口部44内を上下にスライド可能なスライドガイド43,43に吊治具体45を介して取り付けることができる。
かかる吊治具体45は船体4のデッキ上の架台41に備えた滑車42に吊持した構成とする。
例えばH形鋼にて製作したスライドガイド43,43はジャッキ46にて上下にスライド可能とし、かかるスライドガイド43,43のスライドによって撹拌装置の上下移動を調整することができる。
【0014】
<ロ>施工方法
船体4を底泥処理施工位置の水面上に停止させ、スライドガイド43,43をスライドさせて撹拌装置1の下端近傍を所定深度まで降ろして固定する。 ここで、所定深度とは底泥6と混合撹拌するのに適した量の土砂7を確保できる深度であり、底泥6の汚泥状況や土砂7の物性など、事前調査及び事前計画に基づいて決定される。
複数の駆動装置2を同時に駆動させて歯車32、32を回転させ、鎖体33を回して底泥6と土砂7との混合撹拌をおこなう。
所要の混合撹拌終了後、船体4を移動させて連続的に上記する底泥処理をおこない、所定範囲の施工をおこなっていく。
所定範囲の混合撹拌終了後、スライドガイド43,43をスライドさせて撹拌装置1を船体4内に収容する。
【0015】
<ハ>作用
鉛直方向に所定間隔を置いて設けた歯車32,32は、夫々の歯車32,32を回転させる油圧モーターなどの駆動装置2,2を同一方向に回転駆動させることによって鎖体33を歯車32,32の間を回すことができ、鎖体33は上昇及び降下を繰り返すことにより底泥6と土砂7を撹拌することができる。
本実施の形態における撹拌体3は、上下に位置する駆動装置2,2間の距離を水底5までの深度や底泥6及び土砂7の撹拌層厚によって自在に調整することができる。
したがって、水底5までの水深が深い場合や底泥6層厚が比較的厚い場合に使用するのが好ましく、例えば底泥6層厚が1m以上の場合には本実施の形態の撹拌装置1を使用するのがよい。
ここで、駆動装置2を複数使用するため、高い撹拌性能を確保することができる。
さらに、船体4の移動に応じて撹拌装置1を横方向に移動させることで連続した混合撹拌を実現することができる。
また、鎖体33として公知のチェーンカッターを使用する場合には撹拌装置1の製作に要するコストも安価となる。
【0016】
【発明の実施の形態2】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態2について説明する。
【0017】
<イ>撹拌棒集合体、撹拌棒体
本実施の形態は、撹拌装置1として撹拌棒集合体34を使用して底泥処理をおこなう装置である。
撹拌棒集合体34からなる撹拌装置1を船体4に備えて成形し、所定深度まで撹拌装置1の下端部を貫入させて底泥6と土砂7の混合撹拌をおこなうものである(図3参照)。
撹拌棒集合体34は、水平軸341を筒体345に貫通設置し、筒体345の側面には水平軸341に略垂直方向に放射状に延びた複数の撹拌棒体342を設け、かかる複数の撹拌棒体342の集合体を筒体345(水平軸341)の延伸方向に間隔を置いて複数備えて構成するものである(図4(a)、(b)参照)。
放射状の撹拌棒体342は、その円周方向に交互に棒長を変えた(長短の撹拌棒体342を交互に構成)構成とすることもできるし(図4(b)参照)、同一長さの撹拌棒体342によって構成することもできる。
撹拌棒体342の水平軸341から離れた先端部には撹拌棒体342の延伸方向に直角又は所定の角度をもった凸部343を備えて形成するのがよい。撹拌効率を向上させるためである。
水平軸341の両端付近にはそれぞれ油圧モーターなどの駆動装置2,2を設け、かかる駆動装置2,2の間には撹拌棒集合体34からなる撹拌装置1を設け、駆動装置2,2に撹拌装置1を連結する。
かかる構成とすることにより、水平軸341回りを駆動装置2,2が回転するのに伴って撹拌装置1も水平軸341回りを回転することができる。
水平軸341は、船体4に設けた開口部44内を上下にスライド可能なスライドガイド43,43に取り付けることができる。
【0018】
<ロ>施工方法
船体4を底泥処理施工位置の水面上に停止させ、スライドガイド43,43をスライドさせて撹拌装置1の下端近傍を所定深度の土砂7まで貫入して固定する。
かかる状態で、撹拌装置1は底泥6と土砂7に跨った位置に配置される。鉛直方向の撹拌範囲については、実施の形態1で示した撹拌装置1に比べて狭いものとなるが、撹拌棒体342の回転直径範囲とスライドガイド43のスライド可能範囲から決定できる。
水平軸341両端の駆動装置2,2を同時に駆動させて撹拌棒集合体34を水平軸341回りに回転させ、底泥6と土砂7との混合撹拌をおこなう。 所要の混合撹拌終了後、船体4を移動させて連続的に上記する底泥処理をおこない、所定範囲の施工をおこなっていく。
所定範囲の混合撹拌終了後、スライドガイド43,43をスライドさせて撹拌装置1を船体4内に収容する。
【0019】
<ハ>作用
撹拌装置1はその両端の駆動装置2によって回転するため、高い撹拌性能を確保でき、効率のよい混合撹拌を実現できる。
また、本実施の形態を使用する場合は、船体4のデッキ上に大型の架台等を設ける必要もなく、設備に要するコストは比較的低廉となる。
本実施の形態における撹拌装置1は比較的水底5が浅い場合や底泥6層厚の比較的薄い場合に使用するのが好ましく、例えば底泥6層厚が50cm程度の場合に使用するのがよい。
【0020】
【発明の実施の形態3】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態3について説明する。なお、施工方法は実施の形態2と同様のため省略する。
【0021】
<イ>撹拌筒体
本実施の形態は、撹拌装置1として撹拌筒体35を使用して底泥処理をおこなう装置である。
撹拌筒体35からなる撹拌装置1を船体4に備えて底泥処理施工をおこなうことができるのは実施の形態2と同様である。
撹拌筒体35はその側面351に複数のスリット352を備えた構成とする。
撹拌筒体35の両端部にはそれぞれ油圧モーターなどの駆動装置2,2を設け、かかる駆動装置2,2の中央貫通孔に水平軸353を貫通させて撹拌装置1を形成する(図5(a)、(b)参照)。
水平軸353は、船体4に設けた開口部44内を上下にスライド可能なスライドガイド43,43に取り付けることができる。
【0022】
<ロ>作用
撹拌筒体35を回転させて底泥6及び土砂7をスリット352から筒体内に取り込み、筒体内にて底泥6と土砂7を混合した後、スリット352及び撹拌筒体端部の開口354から混合した土砂を排出することができる。
撹拌筒体35内にて確実に底泥6と土砂7を混合撹拌できるため、確実に混合土砂を造成することができる。
本実施の形態における撹拌装置1は比較的水底5が浅い場合や底泥6層厚の比較的薄い場合に使用するのが好ましく、例えば底泥6層厚が1m以下の場合に使用するのがよい。
【0023】
【発明の効果】
本発明の底泥処理装置は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
<イ>底泥を浚渫処理しないため、底泥の処理費用と処理土の処分地の確保といった問題が生じない。
<ロ>砂などの土砂を使用しないため、土砂購入費用の問題は生じない。また、土砂によって底泥上を被覆しないため、水深が浅くなるといった問題は生じない。
<ハ>撹拌体はその両端に設けた駆動装置によって駆動させるため、底泥と土砂の混合撹拌を効率よく確実におこなうことができる。
<ニ>撹拌体を底泥及び土砂内に貫入させた状態で横方向に並行移動しながら混合撹拌をおこなうため、施工効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の底泥処理工法の実施の形態1を示した側面図。
【図2】実施の形態1の撹拌装置の拡大図。
【図3】本発明の底泥処理工法の実施の形態2を示した側面図。
【図4】実施の形態2の撹拌装置の拡大図であり、(a)撹拌装置の正面図。(b)撹拌装置のA−A矢視図。
【図5】実施の形態3の撹拌装置の拡大図であり、(a)撹拌装置の正面図。(b)撹拌装置のB−B矢視図。
【図6】従来の撹拌装置を示した断面図。
【符号の説明】
1・・・撹拌装置
2・・・駆動装置
3・・・撹拌体
31・・枢軸
32・・歯車
33・・鎖体
34・・撹拌棒集合体
341・水平軸
342・撹拌棒体
35・・撹拌筒体
351・側面
352・スリット
353・両端
5・・・水底
6・・・底泥
7・・・土砂[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bottom mud treatment apparatus for improving bottom mud accumulated on a water bottom.
[0002]
[Prior art]
The bottom environment deteriorates due to phosphorus and nitrogen eluted from organic sludge deposited on the bottom of rivers and lakes, and environmental problems such as the decrease of bottom organisms are occurring.
Conventionally, methods for coping with such environmental problems include a method for dripping bottom mud and carrying it out of the field, and a method for covering the bottom mud by spraying high-quality earth and sand from a water hull.
[0003]
Moreover, in
[0004]
[Patent Document 1]
JP 63-107611 A [Patent Document 2]
JP 2002-306001 A
[Problems to be solved by the invention]
The conventional bottom mud treatment method has the following problems.
<I> In the construction method that removes the bottom mud and transports it out of the site, there are problems with the cost of processing the removed bottom mud and securing the disposal site for the treated soil.
<B> In the method of covering the bottom mud with earth and sand such as sand and the method of mixing and stirring the earth and sand after spraying the earth and sand on the bottom mud, there is a problem of earth and sand purchase costs and The problem arises that the water depth becomes shallow due to the rise.
<C> Excavation of bottom mud and soil below it with auger suspended from a carrier and mixing and stirring with high-pressure air will cause instability problems such as blurring of the auger during stirring and auger drive. Since the portion is composed of only one end of the auger, problems are likely to occur in the efficiency and certainty of mixing and stirring.
<D> Excavation of bottom mud and soil below it with auger suspended from a carrier and mixing and stirring with high-pressure air will cause the auger to run horizontally with the auger penetrated into the bottom mud and sediment. Since it is difficult to move in parallel, it is necessary to pull out the auger every time the auger moves, leading to a reduction in work efficiency.
[0006]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention has been made to solve the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to provide a bottom mud treatment apparatus that does not cause a problem of generation of disposal soil.
It is another object of the present invention to provide a bottom mud treatment apparatus that does not cause the problem of earth and sand purchase and the problem of shallow water depth.
It is another object of the present invention to provide a bottom mud treatment apparatus capable of stabilizing and stirring the stirring body during construction and mixing and stirring the bottom mud and the soil below it efficiently and reliably.
Furthermore, it aims at providing the bottom mud processing apparatus which can perform a lateral movement of a stirring body in the state which penetrated the bottom mud and earth and sand.
The present invention achieves at least one of these objects.
[0007]
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the bottom mud treatment apparatus of the present invention inserts a stirrer at a position straddling the bottom mud accumulated on the bottom of the water and the earth and sand below the bottom mud, and the bottom mud and the earth and sand. Is used in the bottom mud treatment method to improve the bottom mud by moving the stirring device while mixing and stirring with the stirring device, and the stirring device is provided at predetermined intervals in the vertical direction. A plurality of gears that rotate around a pivot axis, a plurality of drive devices that rotate the gears, and a chain that rotates between the plurality of gears by rotation of the gears, and the plurality of gears are rotated by the plurality of drive devices. it is a sediment processing apparatus characterized by mixing and stirring the said soil and the mud by turning the chain body.
[0009]
[0010]
Further, the bottom mud treatment apparatus of the present invention inserts a stirring device at a position straddling the bottom mud accumulated on the bottom of the water and the soil under the bottom mud, and the bottom mud and the earth and sand are mixed and stirred by the stirring device. An apparatus for use in a bottom mud treatment method for improving the bottom mud by moving a stirring device while the stirring device is a stirring cylinder between a plurality of drive devices provided at a predetermined interval in a substantially horizontal direction. The stirring cylinder having a plurality of slits on the side surface of the stirring cylinder has both ends of the stirring cylinder attached to the driving device, and the stirring cylinder is rotated by the plurality of driving devices. The bottom mud treatment apparatus is characterized by mixing and stirring the bottom mud and the earth and sand.
[0011]
DESCRIPTION OF THE
[0012]
<A> Stirrer, drive device, stirrer The
The stirring
The
[0013]
The
That is, in this embodiment, the
Here, as the
As shown in FIG. 2, a wide range of mixing and stirring can be performed at a time by combining a plurality of units of the stirring
The stirring
The
For example,
[0014]
<B> Construction method The
The plurality of driving
After completion of the required mixing and stirring, the
After completion of the predetermined range of mixing and stirring, the slide guides 43 and 43 are slid to accommodate the
[0015]
<C> Action The gears 32, 32 provided at predetermined intervals in the vertical direction are driven by rotating the
The stirring body 3 in this Embodiment can adjust freely the distance between the
Therefore, it is preferable to use when the water depth to the
Here, since a plurality of
Furthermore, continuous mixing and stirring can be realized by moving the stirring
Moreover, when using a well-known chain cutter as the chain |
[0016]
Second Embodiment of the Invention
The second embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0017]
<B> stirring rod assembly, stir rod the present embodiment is a device for performing the sediment treatment using a stirring rod assemblies 34 as stirring
A
The stirring bar assembly 34 has a
The
It is preferable to form a protrusion 343 having a right angle or a predetermined angle with respect to the extending direction of the stirring
Driving
With this configuration, the
The
[0018]
<B> Construction method The
In such a state, the stirring
The
After completion of the predetermined range of mixing and stirring, the slide guides 43 and 43 are slid to accommodate the
[0019]
<C> Action The stirring
In addition, when this embodiment is used, it is not necessary to provide a large frame on the deck of the
The stirring
[0020]
Embodiment 3 of the Invention
The third embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. Note that the construction method is the same as that of the second embodiment, and is omitted.
[0021]
<B> stirred cylinder this embodiment is an apparatus for performing the sediment treatment using
As in the second embodiment, the
The stirring
The
[0022]
<B> Action After the stirring
Since the bottom mud 6 and the earth and sand 7 can be reliably mixed and stirred in the stirring
The stirring
[0023]
【The invention's effect】
Since the bottom mud treatment apparatus of the present invention is as described above, the following effects can be obtained.
<I> Since the bottom mud is not subjected to dredging, there will be no problems such as the cost of treating the bottom mud and securing a disposal site for the treated soil.
<B> Since no earth and sand such as sand are used, there will be no problem of earth and sand purchase costs. Further, since the bottom mud is not covered with earth and sand, there is no problem that the water depth becomes shallow.
<C> Since the stirrer is driven by driving devices provided at both ends thereof, mixing and stirring of bottom mud and earth and sand can be performed efficiently and reliably.
<D> Since mixing agitation is performed while moving in parallel in the horizontal direction in a state where the agitation body is inserted into the bottom mud and earth and sand, construction efficiency is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side
FIG. 2 is an enlarged view of the stirring device according to the first embodiment.
FIG. 3 is a side view showing a second embodiment of the bottom mud treatment method of the present invention.
FIG. 4 is an enlarged view of the stirring device according to the second embodiment, and (a) a front view of the stirring device. (B) AA arrow directional view of a stirring apparatus.
FIG. 5 is an enlarged view of the stirring device according to the third embodiment, and (a) is a front view of the stirring device. (B) BB arrow line view of a stirring apparatus.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a conventional stirring device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記底泥と前記土砂とを前記撹拌装置にて混合撹拌しながら撹拌装置を移動させて前記底泥を改良する底泥処理工法に使用する装置であって、
前記撹拌装置は、鉛直方向に所定間隔を置いて設けた枢軸回りを回転する複数の歯車と該歯車を回転させる複数の駆動装置と複数の該歯車間を歯車の回転によって回る鎖体とを備えてなり、
複数の前記駆動装置によって複数の前記歯車を回転させ、前記鎖体を回すことによって前記底泥と前記土砂とを混合撹拌することを特徴とする、
底泥処理装置。Insert a stirrer at a position straddling the bottom mud deposited on the bottom of the water and the soil below the bottom mud,
An apparatus used in a bottom mud treatment method for improving the bottom mud by moving the stirring device while mixing and stirring the bottom mud and the earth and sand with the stirring device,
The stirring device includes a plurality of gears that rotate around a pivot provided at predetermined intervals in the vertical direction, a plurality of drive devices that rotate the gears, and a chain that rotates between the plurality of gears by rotation of the gears. And
A plurality of the gears are rotated by a plurality of the driving devices, and the bottom mud and the earth and sand are mixed and stirred by rotating the chain.
Bottom mud treatment equipment .
前記底泥と前記土砂とを前記撹拌装置にて混合撹拌しながら撹拌装置を移動させて前記底泥を改良する底泥処理工法に使用する装置であって、
前記撹拌装置は、略水平方向に所定間隔を置いて複数設けた駆動装置の間に撹拌筒体を備えてなり、
前記撹拌筒体の側面に複数のスリットを備えた該撹拌筒体は該撹拌筒体の両端を前記駆動装置に取り付けてなり、
複数の前記駆動装置によって前記撹拌筒体を回しながら前記底泥と前記土砂とを混合撹拌することを特徴とする、
底泥処理装置。Insert a stirrer at a position straddling the bottom mud deposited on the bottom of the water and the soil below the bottom mud,
An apparatus used in a bottom mud treatment method for improving the bottom mud by moving the stirring device while mixing and stirring the bottom mud and the earth and sand with the stirring device,
The stirring device comprises a stirring cylinder between a plurality of drive devices provided at predetermined intervals in a substantially horizontal direction,
The stirring cylinder provided with a plurality of slits on the side surface of the stirring cylinder is formed by attaching both ends of the stirring cylinder to the driving device,
The bottom mud and the earth and sand are mixed and stirred while rotating the stirring cylinder by a plurality of the driving devices.
Bottom mud treatment equipment .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003187755A JP4274314B2 (en) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | Bottom mud treatment method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003187755A JP4274314B2 (en) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | Bottom mud treatment method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005021757A JP2005021757A (en) | 2005-01-27 |
JP4274314B2 true JP4274314B2 (en) | 2009-06-03 |
Family
ID=34186502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003187755A Expired - Fee Related JP4274314B2 (en) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | Bottom mud treatment method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4274314B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2496373A (en) * | 2011-10-26 | 2013-05-15 | Ihc Engineering Business Ltd | Underwater trenching apparatus |
JP6357024B2 (en) * | 2014-06-12 | 2018-07-11 | サン・アンド・シイ・コンサルタント株式会社 | Sludge site stabilization method |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003187755A patent/JP4274314B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005021757A (en) | 2005-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3761889B2 (en) | Method for forming groove wall on ground, groove wall cutter and groove wall cutting device | |
US6193444B1 (en) | In-situ blending and transferring of earth materials | |
US4069678A (en) | Device for solidifying sludgy material in a surface layer | |
KR20100086554A (en) | New deep cement mixing process for strengthening weak soil and apparatus therefor | |
EP2265769A1 (en) | Device for the cutting and mixing of soils | |
JP3702407B2 (en) | In-situ mixed processing method and in-situ mixed processing equipment for contaminated soil at the bottom of the water | |
JP4986799B2 (en) | Embedded pile method using both earth drill and pile driver | |
JP4274314B2 (en) | Bottom mud treatment method | |
CN1587631A (en) | Multiple shaft drilling machine and its construction method | |
US4212548A (en) | Apparatus and method for treating sludge deposits | |
JP3610458B2 (en) | In-situ mixed processing method and in-situ mixed processing equipment for contaminated soil at the bottom of the water | |
JP3823301B2 (en) | Construction method of underground wall | |
JP5578514B2 (en) | Agitation blade structure for ground improvement equipment, etc. | |
JP3754597B2 (en) | Underground continuous wall construction equipment and construction method | |
JPH10227028A (en) | Ground excavation and agitation device | |
JP7457363B2 (en) | stabilizer | |
JP5839464B2 (en) | Ground improvement machine and ground improvement method | |
KR101145837B1 (en) | Cutter iprovement soil machine | |
KR100516030B1 (en) | Variable mixing equipment | |
JP2005036410A (en) | Equipment and method for tilling sediment layer | |
JP4520907B2 (en) | Solidification processing equipment | |
JP3116148B2 (en) | Ground improvement device and ground improvement method | |
KR200354601Y1 (en) | Variable Mixing Equipment | |
JP5203167B2 (en) | Ground improvement method | |
JP2002294690A (en) | Ground improving method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060515 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090210 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090224 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4274314 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150313 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |