JP4268531B2 - 視聴履歴生成セキュリティモジュール、視聴履歴生成受信端末および視聴履歴生成受信プログラム - Google Patents

視聴履歴生成セキュリティモジュール、視聴履歴生成受信端末および視聴履歴生成受信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツが暗号化されている暗号化コンテンツの視聴履歴を生成する視聴履歴生成セキュリティモジュール、視聴履歴生成受信端末および視聴履歴生成受信プログラムに関する。
従来、放送番組(コンテンツ)の視聴率は、当該視聴率を計測する視聴率計測器が設置された受信端末で、実際に放送番組が放送されている時間に視聴者が視聴した場合のみに計測されている。
また、近年、受信端末の蓄積機能(例えば、大容量のハードディスク内蔵、いわゆるハードディスクレコーダ)の充実、視聴者のライフスタイルの多様化により、一旦、放送番組をテープ等に録画後または受信端末内蔵のハードディスク等に蓄積後、当該放送番組を視聴する機会が増加する傾向にある。また、受信端末の蓄積機能の充実および検索機能の充実によって、蓄積した放送番組にランダムアクセスが可能になる等、様々な視聴形態が想定される。
こういった傾向に対処するために、従来の視聴率ではなく、放送番組を蓄積後再生して視聴することを考慮した、放送番組への接触率(番組接触率)を収集し、当該放送番組をどれだけの視聴者が視聴したのかを統計的に正確に計測する試みがなされている。
例えば、受信端末側で、録画または蓄積した放送番組を再生した再生時間を計測し、この放送番組毎の再生時間を、視聴履歴情報として、番組接触率を統計的に処理し把握する番組接触率センタに通信回線を介してアップロードする計測方法がある(例えば、特許文献1を参照)。
この計測方法は、MPEG−2TSのPTS(Presentation Time Stamp)/DTS(Decoding Time Stamp)、SI(Serv ice Information)、電子番組ガイドやデータ放送等の時刻情報を利用 するものである。
特開2002−142234号公報(段落0010〜0014、図1)
しかしながら、従来の視聴履歴情報をアップロードする方法では、放送番組が再生される度に、視聴者の個人情報となる放送番組毎の視聴履歴情報が何ら保護されることなく生成されてしまうので、この視聴履歴情報を受信端末内で安全に(セキュアに)生成し、保存管理することができないという問題がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、視聴履歴情報を受信端末内で安全に(セキュアに)生成し、保存管理することができる視聴履歴生成セキュリティモジュール、視聴履歴生成受信端末および視聴履歴生成受信プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1記載の視聴履歴生成セキュリティモジュールは、受信された暗号化コンテンツを復号する復号鍵を取得するためのワーク鍵関連情報またはコンテンツ鍵関連情報を復号した回数に基づいて、当該暗号化コンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を生成する視聴履歴生成セキュリティモジュールであって、ワーク鍵関連情報復号手段と、コンテンツ鍵関連情報復号手段と、視聴履歴情報生成手段と、視聴履歴情報蓄積手段と、視聴履歴情報暗号化手段と、を備える構成とした。
かかる構成によれば、視聴履歴生成セキュリティモジュールは、ワーク鍵関連情報復号手段によって、ワーク鍵関連情報を復号し、当該ワーク鍵関連情報に含まれている復号鍵を取得する。この視聴履歴生成セキュリティモジュールは、コンテンツ(暗号化コンテンツ)を受信する受信側に備えられる受信端末に用いられるもので、ICカード等の耐タンパーなモジュールである。ワーク鍵関連情報は、暗号化コンテンツに多重して送信されており、当該暗号化コンテンツを復号する復号鍵(通常、スクランブル鍵)を含んでおり、当該暗号化コンテンツを送信した送信側において、ワーク鍵で暗号化されているものである。通常、このワーク鍵関連情報は、ECM(Entitlement Control Message)−Kwと呼ばれるもので、受信端末がコンテンツを受信している際(放送受信時)に用いられるものである。また、このECM−Kwには、暗号化コンテンツ(コンテンツ)を識別するコンテンツIDが含まれている。
また、視聴履歴生成セキュリティモジュールは、コンテンツ鍵関連情報復号手段によって、コンテンツ鍵関連情報を復号し、当該コンテンツ鍵関連情報に含まれている復号鍵を取得する。コンテンツ鍵関連情報は、暗号化コンテンツに多重して送信されており、当該暗号化コンテンツを復号する復号鍵(通常、スクランブル鍵)を含んでおり、当該暗号化コンテンツを送信した送信側において、コンテンツ鍵で暗号化されているものである。通常、このコンテンツ鍵関連情報は、ECM−Kcと呼ばれるもので、受信端末がコンテンツを蓄積して再生する際(蓄積再生時)に用いられるものである。また、このECM−Kcには、暗号化コンテンツ(コンテンツ)を識別するコンテンツIDが含まれている。
そして、視聴履歴生成セキュリティモジュールは、視聴履歴情報生成手段によって、ワーク鍵関連情報復号手段でワーク鍵関連情報が復号された回数とコンテンツ鍵関連情報復号手段でコンテンツ鍵関連情報が復号された回数との少なくとも一方の回数に基づいて、暗号化コンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を生成し、視聴履歴情報蓄積手段に蓄積する。つまり、この視聴履歴情報生成手段では、ワーク鍵関連情報、または、コンテンツ鍵関連情報が復号された回数を計測することで、この回数分、暗号化コンテンツを復号して視聴したとし、視聴履歴情報を生成している。なお、この視聴履歴情報は、ワーク鍵関連情報またはコンテンツ鍵関連情報に含まれているコンテンツIDに関連づけられて生成される。つまり、コンテンツ毎に視聴履歴情報は生成されることになる。
また、視聴履歴生成セキュリティモジュールは、視聴履歴情報暗号化手段によって、視聴履歴情報生成手段で生成し、視聴履歴蓄積手段で蓄積されている視聴履歴情報を、予め設定されている設定情報に基づいて暗号化し、暗号化視聴履歴情報を得る。予め設定されている設定情報は、受信端末を識別するための識別番号ID(端末ID)であったり、当該セキュリティモジュールを識別するための識別番号ID(モジュールID)であればよい。
請求項2記載の視聴履歴生成受信端末は、受信された暗号化コンテンツを復号する復号鍵を取得するためのワーク鍵関連情報またはコンテンツ鍵関連情報を復号した回数に基づいて、当該暗号化コンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を生成すると共に、前記暗号化コンテンツを復号した復号コンテンツを出力する視聴履歴生成受信端末であって、ワーク鍵関連情報分離手段と、暗号化コンテンツ蓄積手段と、コンテンツ鍵関連情報分離手段と、前記した視聴履歴生成セキュリティモジュールと、デスクランブル手段と、通信手段と、を備える構成とした。
かかる構成によれば、視聴履歴生成受信端末は、ワーク鍵関連情報分離手段によって、暗号化コンテンツに多重されているワーク鍵関連情報を分離し、暗号化コンテンツ蓄積手段に当該ワーク鍵関連情報を分離した暗号化コンテンツを蓄積する。また、視聴履歴生成受信端末は、コンテンツ鍵関連情報分離手段によって、暗号化コンテンツに多重されているコンテンツ鍵関連情報を分離する。
そして、視聴履歴生成受信端末は、デスクランブル手段によって、視聴履歴生成セキュリティモジュールから出力された復号鍵を使用して、暗号化コンテンツを復号し、復号した復号コンテンツを出力する。また、視聴履歴生成受信端末は、通信手段によって、視聴履歴生成セキュリティモジュールで生成された暗号化視聴履歴情報を、通信回線を通じて出力する。例えば、この暗号化視聴履歴情報を、通信回線を通じて、番組視聴率を集計している番組視聴率センタが管理運営する番組視聴率センタサーバにアップロードする。
請求項3記載の視聴履歴生成受信プログラムは、受信された暗号化コンテンツを復号する復号鍵を取得するためのワーク鍵関連情報またはコンテンツ鍵関連情報を復号した回数に基づいて、当該暗号化コンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を生成すると共に、前記暗号化コンテンツを復号した復号コンテンツを出力する装置を、ワーク鍵関連情報分離手段、コンテンツ鍵関連情報分離手段、ワーク鍵関連情報復号手段、コンテンツ鍵関連情報復号手段、デスクランブル手段、視聴履歴情報生成手段、視聴履歴情報暗号化手段、通信手段、として機能させる構成とした。
かかる構成によれば、視聴履歴生成受信プログラムは、ワーク鍵関連情報分離手段によって、暗号化コンテンツに多重されているワーク鍵関連情報を分離し、コンテンツ鍵関連情報分離手段によって、暗号化コンテンツに多重されているコンテンツ鍵関連情報を分離する。続いて、視聴履歴生成受信プログラムは、ワーク鍵関連情報復号手段によって、ワーク鍵関連情報分離手段で分離されたワーク鍵関連情報を復号し、復号鍵を取得するか、コンテンツ鍵関連情報復号手段によって、コンテンツ鍵関連情報分離手段で分離されたコンテンツ鍵関連情報を復号し、復号鍵を取得する。
そして、視聴履歴生成受信プログラムは、デスクランブル手段によって、ワーク鍵関連情報復号手段で取得された復号鍵、または、コンテンツ鍵関連情報復号手段で取得された復号鍵を使用して、暗号コンテンツを復号し、この復号した復号コンテンツを出力する。また、視聴履歴生成受信プログラムは、視聴履歴情報生成手段によって、ワーク鍵関連情報が復号された回数とコンテンツ鍵関連情報が復号された回数との少なくとも一方の回数に基づいて、暗号化コンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を生成し、視聴履歴情報暗号化手段によって、予め設定されている設定情報に基づいて暗号化し、通信手段によって、暗号化した暗号化視聴履歴情報を、通信回線を通じて出力する。
請求項1記載の発明によれば、暗号化コンテンツを復号する際に必要なワーク鍵関連情報またはコンテンツ鍵関連情報を用いて、暗号化コンテンツの放送時や、暗号化コンテンツを蓄積後再生時に、暗号化コンテンツを復号して視聴する回数に基づいて、セキュリティモジュール内で視聴履歴情報を生成して、蓄積(保存)しているので、この視聴履歴情報を安全に(セキュアに)生成し、保存管理することができ、当該視聴履歴情報の改ざんや不正利用を防止することができる。
請求項2、3記載の発明によれば、暗号化コンテンツを復号する際に必要なワーク鍵関連情報またはコンテンツ鍵関連情報を用いる回数に基づいて、セキュリティモジュール内で視聴履歴情報を生成して、蓄積(保存)しているので、この視聴履歴情報を安全に(セキュアに)生成し、保存管理することができ、当該視聴履歴情報の改ざんや不正利用を防止することができる。また、視聴歴情報を暗号化した暗号化視聴履歴情報を、通信回線を通じて出力しているので、この暗号化視聴履歴情報を受信した側では、コンテンツの接触率を正確に把握することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜、図面を参照しながら詳細に説明する。
〈視聴履歴生成受信端末の構成〉
図1は、視聴履歴生成受信端末のブロック図である。この図1に示すように、視聴履歴生成受信端末1は、放送番組等のコンテンツが暗号化されている暗号化コンテンツを入力として、当該暗号化コンテンツを復号した復号コンテンツを出力する際に、当該暗号コンテンツを視聴した視聴履歴を表す視聴履歴情報を生成するもので、視聴履歴生成セキュリティモジュール3と、ECM−Kw分離部5(ワーク鍵関連情報分離手段)と、暗号化コンテンツ蓄積部7(暗号化コンテンツ蓄積手段)と、ECM−Kc分離部9(コンテンツ鍵関連情報分離手段)と、デスクランブル部11(デスクランブル手段)と、通信部13(通信手段)とを備えている。
なお、この視聴履歴生成受信端末1は、家庭等に設置される据置型の端末(据置端末)か、視聴者に携帯される携帯型の端末(携帯端末)であり、それぞれの端末には、据置型か携帯型かを識別する識別情報(端末種別ID)が設定されている。
また、暗号化コンテンツは、放送事業者が管理運営する放送設備から送出された放送波によるもの、或いは、通信回線(ネットワーク)を介して送信されたものである。
ECM−Kw分離部5は、入力された暗号化コンテンツから、ECM−Kw(ワーク鍵関連情報)を分離するものである。このECM−Kw分離部5は、暗号化コンテンツを入力する時(放送受信時)に機能するものである。ECM−Kw(ワーク鍵関連情報)は、暗号化コンテンツを復号する復号鍵Ks(スクランブル鍵)と、暗号化コンテンツ(コンテンツ)を識別するコンテンツIDとを少なくとも含むものである。
暗号化コンテンツ蓄積部7は、ECM−Kw分離部5でECM−Kwが分離された暗号化コンテンツを蓄積するもので、一般的なハードディスク等によって構成されている。
ECM−Kc分離部9は、ECM−Kw分離部5でECM−Kwが分離され、暗号化コンテンツ蓄積部7に蓄積された暗号化コンテンツから、ECM−Kc(コンテンツ鍵関連情報)を分離するものである。このECM−Kc分離部9は、暗号化コンテンツの再生を行う再生時(蓄積再生時)に機能するものである。ECM−Kcは、暗号化コンテンツを復号する復号鍵Ks(スクランブル鍵)と、暗号化コンテンツ(コンテンツ)を識別するコンテンツIDとを少なくとも含むものである。
デスクランブル部11は、ECM−Kc分離部9でECM−Kcが分離された暗号化コンテンツを、視聴履歴生成セキュリティモジュール3から出力された復号鍵Ksを使用して、復号し、復号コンテンツとして出力するものである。
通信部13は、通信回線を通じて、視聴履歴生成セキュリティモジュール3から出力された暗号化視聴履歴情報(詳細は後記する)を、放送番組等のコンテンツの視聴率を集計する番組視聴率センタが管理運営する番組視聴率センタサーバに送信するものである。
視聴履歴生成セキュリティモジュール3は、ICカード等によって構成される耐タンパー性のモジュールであって、ECM−Kw復号部15(ワーク鍵関連情報復号手段)と、ECM−Kc復号部17(コンテンツ鍵関連情報復号手段)と、視聴履歴情報生成部19(視聴履歴情報生成手段)と、視聴履歴情報データベース21(視聴履歴情報蓄積手段)と、暗号化部23(視聴履歴情報暗号化手段)とを備えている。
なお、この視聴履歴生成セキュリティモジュール3は、ここでは、視聴履歴生成受信端末1と着脱自在に構成されており、単体の製品として製造、販売および流通可能なものである。
ECM−Kw復号部15は、ECM−Kw分離部5で暗号化コンテンツから分離されたECM−Kwを、当該視聴履歴生成セキュリティモジュール3内に予め設定されているワーク鍵Kwで復号するものである。なお、ワーク鍵Kwは、放送事業者毎に付与されているものである。
ECM−Kc復号部17は、ECM−Kc分離部9で暗号化コンテンツから分離されたECM−Kcを、当該視聴履歴生成セキュリティモジュール3内に予め設定されているコンテンツ鍵Kcで復号するものである。なお、コンテンツ鍵Kcは、コンテンツ単位で付与されているものである。
視聴履歴情報生成部19は、ECM−Kw復号部15で復号されるECM−Kwの回数とECM−Kc復号部17で復号されるECM−Kcの回数との少なくとも一方の回数と、ECM−KwまたはECM−Kcに含まれているコンテンツIDとに基づいて、暗号化コンテンツ(コンテンツ)を視聴したことを示す視聴履歴情報を生成するもので、ECM受信回数計測部19aと、ECM設定回数計測部19bとを備えている。
ECM受信回数計測部19aは、ECM(ECM−Kw、ECM−Kc)が入力された回数、つまり、ECM受信回数をカウントするもので、受信したECM(ECM−Kw、ECM−Kc)に含まれているコンテンツIDと、直前に受信したECM(ECM−Kw、ECM−Kc)に含まれているコンテンツIDとを比較し、このコンテンツIDが変更されるまで、ECM受信回数のカウント数を増加(インクリメント)させ、変更された場合に、ECM受信回数のカウント数をリセットするものである。なお、変更された場合とは、再生(視聴)されている暗号化コンテンツが変更された(切り替えられた)場合である。
このECM受信回数計測部19でカウントされたECM受信回数は、視聴履歴情報データベース21に記憶される(書き込まれる)。
ECM設定回数計測部19bは、ECM受信回数計測部19aにて、比較されるコンテンツIDが変更された回数(比較しているコンテンツIDが異なった回数)を計測するもので、この回数を視聴回数として、視聴履歴情報データベース21に記憶させるものである。つまり、ECM受信回数計測部19aにて、比較しているコンテンツIDが異なった場合とは、出力される復号コンテンツが変更されたことを意味しており、当該復号コンテンツの再生(視聴)が1回終了したとみなすことができ、ECM設定回数計測部19bでは、この回数を視聴回数としてカウントしている。
なお、この視聴履歴情報生成部19は、入力されたECMがECM−Kwの場合は、視聴履歴情報を放送受信時のものとして生成し、入力されたECMがECM−Kcの場合は、視聴履歴情報を蓄積再生時のものとして生成する。例えば、視聴履歴情報生成部19に入力されるECMが当初ECM−Kwであり、このECM−Kwを受信後、ECM−Kcを受信した場合には、放送受信時のものとして生成していた視聴履歴情報を、視聴履歴情報データベース21に出力し、ECM−Kcに対応した蓄積再生時の視聴履歴情報を生成する。
視聴履歴情報データベース21は、視聴履歴情報生成部19にてコンテンツIDに基づいて、コンテンツ(暗号化コンテンツ)毎に生成される視聴履歴情報を記憶するもので、不揮発性のメモリ等によって構成されている。
ちなみに、この視聴履歴情報データベース21に記憶されている視聴履歴情報を用いることで、暗号化コンテンツの実際の再生時間(視聴時間)を計算することができる。つまり、ECM受信回数をN回とし、暗号化コンテンツのECM(ECM−Kw、ECM−Kc)の更新間隔をT秒とすると、当該暗号化コンテンツ(復号された後の復号コンテンツ)の再生時間(視聴時間)は、N×T(秒)で求められる。例えば、ECM(ECM−Kw、ECM−Kc)の更新間隔が1秒の場合、再生時間(視聴時間)はN秒ということになる。
暗号化部23は、視聴履歴情報データベース21に記憶されているコンテンツ毎の視聴履歴情報を、予め設定されている設定情報で暗号化し、この暗号化した暗号化視聴履歴情報を通信部13に出力するものである。予め設定されている設定情報とは、当該視聴履歴生成受信端末の態様(据置型か携帯型)を示す端末種別IDと、視聴履歴生成セキュリティモジュール3を識別するためのセキュリティモジュールIDとの少なくとも一方を指すものである。
この視聴履歴生成受信端末1によれば、放送受信時には、ECM−Kw分離部5によって、暗号化コンテンツに多重されているECM−Kw(ワーク鍵関連情報)が分離され、視聴履歴生成セキュリティモジュール3のECM−Kw復号部15によって、ECM−Kwが復号され、復号鍵Ksが取得され、デスクランブル部11で復号鍵Ksを使用して暗号化コンテンツが復号され、復号コンテンツとして出力される。また、視聴履歴情報生成部19によって、ECM−Kw復号部15で復号されたECM−Kwの回数(ECM受信回数)に基づいて、放送受信時の視聴履歴情報が生成され、視聴履歴情報データベース21に記憶され、暗号化部23で、設定情報(端末種別ID、セキュリティモジュールID)を使用して視聴履歴情報が暗号化され、暗号化視聴履歴情報として通信部13から番組視聴率センタに向け送信される。このため、暗号化コンテンツを復号する際に必要なECM−Kwを用いる回数に基づいて、視聴履歴生成セキュリティモジュール3内で放送受信時の視聴履歴情報を生成して、記憶(保存)しているので、この視聴履歴情報を安全に(セキュアに)生成し、保存管理することができ、当該視聴履歴情報の改ざんや不正利用を防止することができ、視聴歴情報を暗号化した暗号化視聴履歴情報を、通信回線を通じて出力しているので、この暗号化視聴履歴情報を受信した側では、コンテンツの接触率を正確に把握することができる。
また、この視聴履歴生成受信端末1によれば、蓄積再生時には、ECM−Kc分離部9によって、暗号化コンテンツに多重されているECM−Kc(コンテンツ鍵関連情報)が分離され、視聴履歴生成セキュリティモジュール3のECM−Kc復号部17によって、ECM−Kcが復号され、復号鍵Ksが取得され、デスクランブル部11で復号鍵Ksを使用して暗号化コンテンツが復号され、復号コンテンツとして出力される。また、視聴履歴情報生成部19によって、ECM−Kc復号部17で復号されたECM−Kcの回数(ECM受信回数)に基づいて、蓄積再生時の視聴履歴情報が生成され、視聴履歴情報データベース21に記憶され、暗号化部23で、設定情報(端末種別ID、セキュリティモジュールID)を使用して視聴履歴情報が暗号化され、暗号化視聴履歴情報として通信部13から番組視聴率センタに向け送信される。このため、暗号化コンテンツを復号する際に必要なECM−Kcを用いる回数に基づいて、視聴履歴生成セキュリティモジュール3内で蓄積再生時の視聴履歴情報を生成して、記憶(保存)しているので、この視聴履歴情報を安全に(セキュアに)生成し、保存管理することができ、当該視聴履歴情報の改ざんや不正利用を防止することができ、視聴歴情報を暗号化した暗号化視聴履歴情報を、通信回線を通じて出力しているので、この暗号化視聴履歴情報を受信した側では、コンテンツの接触率を正確に把握することができる。
〈視聴履歴生成受信端末の動作〉
次に、図2に示すフローチャートを参照して、視聴履歴生成受信端末1の動作について説明する(適宜、図1参照)。この視聴履歴生成受信端末1の動作は、暗号化コンテンツを受信した放送受信時におけるもので、特に、視聴履歴情報が生成される過程について詳しく説明している。
まず、視聴履歴生成受信端末1は、暗号化コンテンツを受信(ステップS1)、つまり、暗号化コンテンツがECM−Kw分離部5に入力されると、暗号化コンテンツに多重されているECM(ECM−Kw)を分離する(ステップS2)。このECM−Kw分離部5で分離されたECM(ECM−Kw)は視聴履歴生成セキュリティモジュール3に出力される。
すると、視聴履歴生成セキュリティモジュール3内のECM−Kw復号部15で、予め設定されているワーク鍵Kwを使用して、ECM(ECM−Kw)を復号し、復号鍵Ksを取得する(ステップS3)。視聴履歴生成セキュリティモジュール3内のECM−Kw復号部15は取得した復号鍵Ksをデスクランブル部11に出力する。
そして、視聴履歴生成受信端末1は、デスクランブル部11で復号鍵Ksを使用して、暗号化コンテンツを復号し、復号コンテンツとして出力する(ステップS4)。
また、視聴履歴生成受信端末1は、視聴履歴情報生成部19で、ECM−Kw復号部15から入力されたECM(ECM−Kw)に含まれているコンテンツIDを読み込んで(ステップS5)、当該コンテンツIDに関する視聴履歴情報が視聴履歴情報データベース21に記憶されているか否かを判断する(ステップS6)。当該コンテンツIDに関する視聴履歴情報が視聴履歴情報データベース21に記憶されていると判断した場合(ステップS6、Yes)には、当該コンテンツIDに関する視聴履歴情報を取得して(読み出して)(ステップS7)、視聴履歴情報生成部19のECM受信回数計測部19aのカウンタ(図示せず)に、視聴履歴情報に含まれているECM受信回数を代入する。なお、当該コンテンツIDに関する視聴履歴情報が視聴履歴情報データベース21に記憶されていると判断しなかった場合(ステップS6、No)には、次にステップS8に進む。
続いて、視聴履歴生成受信端末1は、視聴履歴情報生成部19で、ECM−Kw復号部15から次に入力されたECM(ECM−Kw)に含まれているコンテンツIDを読み込んで(ステップS8)、当該コンテンツIDに関する視聴履歴情報が視聴履歴情報データベース21に記憶されているか否かを判断する(ステップS9)。当該コンテンツIDに関する視聴履歴情報が視聴履歴情報データベース21に記憶されていると判断した場合(ステップS9、Yes)には、当該コンテンツIDに関する視聴履歴情報を取得する(読み出す)(ステップS10)。なお、当該コンテンツIDに関する視聴履歴情報が視聴履歴情報データベース21に記憶されていると判断しなかった場合(ステップS9、No)には、次にステップS11に進む。
そして、視聴履歴生成受信端末1は、視聴履歴情報生成部19で、1つ前に受信した(入力された)ECM(ECM−Kw)に含まれていたコンテンツIDと、今、受信した(入力された)ECM(ECM−Kw)に含まれているコンテンツIDとが等しいか否かを判断する(ステップS11)。
コンテンツIDが等しいと判断されなかった場合(ステップS11、No)、つまり、暗号化コンテンツが変更された場合、視聴履歴情報生成部19のECM受信回数計測部19aは、ECM受信回数を、視聴履歴情報データベース21に書き込む(ステップS12)。さらに、視聴履歴情報生成部19のECM設定回数計測部19bは、暗号化コンテンツが1回再生(視聴)されたとして、視聴回数を増加させ(1インクリメントし)(ステップS13)、ステップS6に戻る。
なお、視聴回数の増加は、視聴履歴情報データベース21に蓄積されている視聴履歴情報を参照して行ってもよい。つまり、、ECM受信回数をN回とし、暗号化コンテンツのECM(ECM−Kw、ECM−Kc)の更新間隔をT秒とした場合に、当該暗号化コンテンツ(復号された後の復号コンテンツ)の再生時間(視聴時間)を、N×T(秒)で求め、この再生時間がコンテンツ総時間(秒)に達した場合に、当該暗号化コンテンツの視聴回数を1増加させる(1回視聴したとする)こととしてもよい。
ステップS11にて、コンテンツIDが等しいと判断された場合(ステップS11、Yes)、つまり、暗号化コンテンツが変更されなかった場合、視聴履歴情報生成部19のECM受信回数計測部19aは、ECM受信回数を増加させる(1インクリメントする)(ステップS14)。
そして、視聴履歴生成受信端末1は、当該端末1の利用者(視聴者)が、当該端末1の動作を終了させるとしたか否かを判断し(ステップS15)、当該端末1の利用者(視聴者)が終了させるとしなかった場合(ステップS15、No)には、動作が継続され(ステップS8に戻り)、当該端末1の利用者(視聴者)が終了させるとした場合(ステップS15、YesNo)には、視聴履歴情報生成部19のECM受信回数計測部19aは、ECM受信回数を、視聴履歴情報データベース21に書き込む(ステップS16)。さらに、視聴履歴情報生成部19のECM設定回数計測部19bは、暗号化コンテンツが1回再生(視聴)されたとして、視聴回数を増加させて(1インクリメントして)、終了する(ステップS17)。
〈ECM−Kwのフォーマット例について〉
次に、図3を参照して、ECM−Kw(ワーク鍵関連情報)のフォーマットの例について説明する。
この図3に示すように、ECM−Kwは、MPEG−2 Systems(ITU−TH.222.0、ISO/IEC 13818−1)で規定されるセクション形式でフォーマットされており、設定できる(書き込まれる)データが固定長の固定部と、設定できる(書き込まれる)データが可変長の可変部とから構成されている。
この固定部に含まれている復号鍵Ks(スクランブル鍵)、判定タイプ、当該ECM−Kwが生成された年月日時分および録画制御と、可変部と、ECM本体に含まれている改ざん検出とが暗号化されており、これらのデータは、視聴履歴生成セキュリティモジュール3内でのみ読み取り可能となっている。
なお、コンテンツIDは可変部に収められている。
〈ECM−Kcのフォーマット例について〉
次に、図4を参照して、ECM−Kc(コンテンツ鍵関連情報)のフォーマットの例について説明する。
この図4に示すように、ECM−Kcは、MPEG−2 SYSTEMのセクション形式でフォーマットされており、設定できる(書き込まれる)データが固定長の固定部と、設定できる(書き込まれる)データが可変長の可変部とから構成されている。
この固定部に含まれている復号鍵Ks(スクランブル鍵)、判定タイプと、可変部と、ECM本体に含まれている改ざん検出とが暗号化されており、これらのデータは、視聴履歴生成セキュリティモジュール3内でのみ読み取り可能となっている。
〈視聴履歴情報データベースのフォーマット例について〉
次に、図5を参照して、視聴履歴情報データベース21のフォーマット例について説明する。
視聴履歴情報データベース21のフォーマットは、コンテンツID毎に、放送受信時の当該コンテンツIDが付されているコンテンツの視聴回数および総視聴時間と、蓄積再生時の当該コンテンツIDが付されているコンテンツの視聴回数および総視聴時間とが保存可能(蓄積可能)に構成されている。
例えば、コンテンツID「00000000000A」が付されているコンテンツの放送受信時の視聴回数は1回で、総視聴時間は3600秒であり、蓄積再生時の視聴回数は2回で、総視聴時間7200秒である。つまり、コンテンツID「00000000000A」が付されているコンテンツは、放送されたときに視聴され、さらに、蓄積された後、2回視聴されたことになる。
また、コンテンツID「00000000000C」が付されているコンテンツの放送受信時の視聴回数は0回で、総視聴時間は0秒であり、蓄積再生時の視聴回数は4回で、総視聴時間25000秒である。つまり、コンテンツID「00000000000C」が付されているコンテンツは、放送されたときには視聴されず、蓄積された後、4回視聴されたことになる。
〈番組視聴率センタサーバ内のデータベースのフォーマット例について〉
次に、図6を参照して、番組視聴率センタサーバ(図示せず)内のデータベースのフォーマット例について説明する。
この図6に示すように、番組視聴率センタサーバ(図示せず)内では、各視聴履歴生成受信端末1から受信した視聴履歴情報を、コンテンツID毎に管理しており、番組視聴率センタサーバ(図示せず)内のデータベースのフォーマットは、当該コンテンツIDが付されたコンテンツを視聴した視聴履歴生成セキュリティモジュール3のセキュリティモジュールID、視聴履歴生成受信端末1の端末種別ID、放送受信時における視聴履歴情報および蓄積再生時における視聴履歴情報を保存可能(蓄積可能)に構成されている。
なお、このフォーマットの例では、端末種別IDの「00」は据置型端末(視聴履歴生成受信端末1)を示しており、「01」は携帯型端末(視聴履歴生成受信端末1)を示している。
〈視聴履歴情報の統計処理結果の表示例について〉
次に、図7を参照して、図6に示した番組視聴率センタサーバ(図示せず)における視聴履歴情報の統計処理結果(番組接触率)の表示例について説明する。
この番組視聴率センタサーバ(図示せず)における視聴履歴情報の統計処理結果(番組接触率)の表示例では、コンテンツID毎に当該コンテンツIDが付されているコンテンツを視聴した視聴者数、総視聴回数、視聴方法の割合(据置型端末と携帯型端末との割合)および視聴形態の割合(放送受信時と蓄積再生時との割合)を表示させている。
この表示例で表示されている視聴者数は、コンテンツIDが付されているコンテンツを視聴した視聴履歴生成セキュリティモジュール3の数から算出しており、総視聴回数は、視聴履歴生成受信端末1から送信された全ての暗号化視聴履歴情報に含まれている視聴回数を総和して算出したものである。
また、視聴方法は、視聴履歴生成受信端末1から送信された全ての暗号化視聴履歴情報に含まれている端末種別IDに基づいて、算出したものであり、視聴形態は、視聴履歴生成受信端末1から送信された全ての暗号化視聴履歴情報に含まれている放送受信時の視聴回数と蓄積再生時の視聴回数とに基づいて、算出したものである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、本実施形態では、視聴履歴生成受信端末1として説明したが、当該端末1の各構成の処理を汎用的なコンピュータ言語で記述した視聴履歴生成受信プログラムとみなすことも可能である。この場合、視聴履歴生成受信端末1と同様の効果を得ることができる。
本発明に係る視聴履歴生成受信端末(視聴履歴生成セキュリティモジュールを含む)のブロック図である。 実施形態に係る視聴履歴生成受信端末の動作を説明したフローチャートである。 ECM−Kwのフォーマット例を示した図である。 ECM−Kcのフォーマット例を示した図である。 視聴履歴情報データベースのフォーマット例を示した図である。 番組視聴率センタサーバ内のデータベースのフォーマット例を示した図である。 図6に示した番組視聴率センタサーバにおける視聴履歴情報の統計処理結果(番組接触率)の表示例について示した図である。
符号の説明
1 視聴履歴生成受信端末
3 視聴履歴生成セキュリティモジュール
5 ECM−Kw分離部(ワーク鍵関連情報分離手段)
7 暗号化コンテンツ蓄積部(暗号化コンテンツ蓄積手段)
9 ECM−Kc分離部(コンテンツ鍵関連情報分離手段)
11 デスクランブル部(デスクランブル手段)
13 通信部(通信手段)
15 ECM−Kw復号部(ワーク鍵関連情報復号手段)
17 ECM−Kc復号部(コンテンツ鍵関連情報復号手段)
19 視聴履歴情報生成部(視聴履歴情報生成手段)
21 視聴履歴情報データベース(視聴履歴情報蓄積手段)
23 暗号化部(視聴履歴情報暗号化手段)

Claims (3)

  1. 受信された暗号化コンテンツを復号する復号鍵を取得するためのワーク鍵関連情報またはコンテンツ鍵関連情報を復号した回数に基づいて、当該暗号化コンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を生成する視聴履歴生成セキュリティモジュールであって、
    前記ワーク鍵関連情報が入力されると、当該ワーク鍵関連情報を復号し、前記復号鍵を取得するワーク鍵関連情報復号手段と、
    前記コンテンツ鍵関連情報が入力されると、当該コンテンツ鍵関連情報を復号し、前記復号鍵を取得するコンテンツ鍵関連情報復号手段と、
    前記ワーク鍵関連情報復号手段が復号した前記ワーク鍵関連情報及び前記コンテンツ鍵関連情報復号手段が復号した前記コンテンツ鍵関連情報を入力し、前記暗号化コンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を生成する視聴履歴情報生成手段と、
    前記視聴履歴情報生成手段で生成された前記視聴履歴情報を蓄積する視聴履歴情報蓄積手段と、
    前記視聴履歴情報蓄積手段で蓄積された前記視聴履歴情報を、予め設定されている設定情報に基づいて暗号化した暗号化視聴履歴情報を得る視聴履歴情報暗号化手段と、
    を備え
    前記視聴履歴情報は、前記ワーク鍵関連情報又は前記コンテンツ鍵関連情報を受信した回数を表すECM受信回数と、前記ワーク鍵関連情報又は前記コンテンツ鍵関連情報に含まれるコンテンツIDが変更された回数を表す視聴回数とを含み、
    前記視聴履歴情報生成手段は、
    所定間隔で入力された前記ワーク鍵関連情報又は前記コンテンツ鍵関連情報の種類及び当該情報に含まれる前記コンテンツIDと、直前に入力された前記ワーク鍵関連情報又は前記コンテンツ鍵関連情報の前記種類及び当該情報に含まれる前記コンテンツIDとを比較し、一致するならば、前記ECM受信回数を1増加させ、異なるならば、前記ECM受信回数を視聴履歴情報蓄積手段に書き込むと共に、前記ECM受信回数をリセットするECM受信回数計測手段と、
    前記比較の結果が異なる場合に、前記直前に入力された前記ワーク鍵関連情報又は前記コンテンツ鍵関連情報に含まれる前記コンテンツIDに係る前記視聴回数を1増加させるECM設定回数計測手段とを備える
    ことを特徴とする視聴履歴生成セキュリティモジュール。
  2. 受信された暗号化コンテンツを復号する復号鍵を取得するためのワーク鍵関連情報またはコンテンツ鍵関連情報を復号した回数に基づいて、当該暗号化コンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を生成すると共に、前記暗号化コンテンツを復号した復号コンテンツを出力する視聴履歴生成受信端末であって、
    前記暗号化コンテンツに多重されているワーク鍵関連情報を分離するワーク鍵関連情報分離手段と、
    前記ワーク鍵関連情報分離手段でワーク鍵関連情報が分離された暗号化コンテンツを蓄積する暗号化コンテンツ蓄積手段と、
    前記暗号コンテンツに多重されているコンテンツ鍵関連情報を分離するコンテンツ鍵関連情報分離手段と、
    前記ワーク鍵関連情報分離手段によって分離された前記ワーク鍵関連情報及び前記コンテンツ鍵関連情報分離手段によって分離された前記コンテンツ鍵関連情報を入力し、前記複合鍵及び前記暗号化視聴履歴情報を出力する請求項1に記載の視聴履歴生成セキュリティモジュールと、
    前記視聴履歴生成セキュリティモジュールから出力された復号鍵を使用して、前記暗号化コンテンツを復号し、この復号した復号コンテンツを出力するデスクランブル手段と、
    前記視聴履歴生成セキュリティモジュールで生成された暗号化視聴履歴情報を、通信回線を通じて出力する通信手段と、
    を備えることを特徴とする視聴履歴生成受信端末。
  3. 受信された暗号化コンテンツを復号する復号鍵を取得するためのワーク鍵関連情報またはコンテンツ鍵関連情報を復号した回数に基づいて、当該暗号化コンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を生成すると共に、前記暗号化コンテンツを復号した復号コンテンツを出力する装置を、
    前記暗号化コンテンツに多重されているワーク鍵関連情報を分離するワーク鍵関連情報分離手段、
    前記暗号コンテンツに多重されているコンテンツ鍵関連情報を分離するコンテンツ鍵関連情報分離手段、
    前記ワーク鍵関連情報分離手段で分離されたワーク鍵関連情報を復号し、前記復号鍵を取得するワーク鍵関連情報復号手段、
    前記コンテンツ鍵関連情報分離手段で分離されたコンテンツ鍵関連情報を復号し、前記復号鍵を取得するコンテンツ鍵関連情報復号手段、
    前記ワーク鍵関連情報復号手段で取得された前記復号鍵、または、前記コンテンツ鍵関連情報復号手段で取得された前記復号鍵を使用して、前記暗号化コンテンツを復号し、この復号した復号コンテンツを出力するデスクランブル手段、
    前記ワーク鍵関連情報復号手段が復号した前記ワーク鍵関連情報及び前記コンテンツ鍵関連情報復号手段が復号した前記コンテンツ鍵関連情報を入力し、前記暗号化コンテンツの視聴履歴を表す視聴履歴情報を生成し、当該視聴履歴情報を視聴履歴情報蓄積手段に蓄積させる視聴履歴情報生成手段、
    前記視聴履歴情報生成手段で生成された前記視聴履歴情報を、予め設定されている設定情報に基づいて暗号化する視聴履歴情報暗号化手段、
    前記視聴履歴情報暗号化手段で暗号化された暗号化視聴履歴情報を、通信回線を通じて出力する通信手段、
    として機能させ
    前記視聴履歴情報は、前記ワーク鍵関連情報又は前記コンテンツ鍵関連情報を受信した回数を表すECM受信回数と、前記ワーク鍵関連情報又は前記コンテンツ鍵関連情報に含まれるコンテンツIDが変更された回数を表す視聴回数とを含み、
    前記視聴履歴情報生成手段は、
    所定間隔で入力された前記ワーク鍵関連情報又は前記コンテンツ鍵関連情報の種類及び当該情報に含まれる前記コンテンツIDと、直前に入力された前記ワーク鍵関連情報又は前記コンテンツ鍵関連情報の前記種類及び当該情報に含まれる前記コンテンツIDとを比較し、一致するならば、前記ECM受信回数を1増加させ、異なるならば、前記ECM受信回数を視聴履歴情報蓄積手段に書き込むと共に、前記ECM受信回数をリセットし、前記直前に入力された前記ワーク鍵関連情報又は前記コンテンツ鍵関連情報に含まれる前記コンテンツIDに係る前記視聴回数を1増加させることによって、視聴履歴情報を生成する
    とを特徴とする視聴履歴生成受信プログラム。
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