JP4267760B2 - ガス流量制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスヒートポンプ(以下GHPと称する)のガス流量制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のGHPのガス流量制御システムでは、ガスメータに組込まれたマイコンにより、ガス流量の定期的な検出、ガス増加量の認識を行い、以下に述べる2つの場合にガス供給を遮断していた。
【0003】
1つは、ガスメータを通過するガス流量が、ある流量(以下、合計最大流量と記述する)に達した場合である。この合計最大流量はガスメータ毎に決まっており、メータ号数の約1.7〜1.8倍となっている。
【0004】
もう1つは、流量の増加が発見された場合、一定時間内の増加分が、ある流量に達した場合である。この流量は個別最大流量と呼ばれ、ガスメータ毎に決まっており、メータ号数の約1.0〜1.5倍となっている。
【0005】
この制御システムに使用するガスメータ号数の選定は、通常GHPの定格ガス消費量を基準にして行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、屋上等に設置されたGHPでは夏季にガス温度が40度近くまで上昇し、ガス流量が急激に増加することがあった。この場合、定格ガス消費量に基づいて選定された号数のガスメータでは、個別最大流量を超えてしまい、ガス供給が遮断されてしまう。
【0007】
このような条件下のGHPに対しては、定格ガス消費量から選定される号数のメータよりも、一回り大きい号数のメータを選定することになり、コストアップになっていた。また、機器の定格使用範囲外の過負荷条件で運転されているGHPについても同様のことが発生するため、一回り大きい号数のメータを選定することになり、コストアップになっていた。
【0008】
また、1 台のガスメータに対し、複数台のGHPが接続されている場合は、(GHPの最大ガス流量)×室外機台数<ガスメータの個別最大流量を満たすよう、より過大な号数のガスメータを選定しなくてはならず、一層のコストアップになっていた。
【0009】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、コスト削減が可能なガス流量制御システムを提供することにある。
【0010】
前述した目的を達成するために本発明は、空調機と、前記空調機に接続され内部にガスエンジンを有するガスヒートポンプと、前記ガスヒートポンプに供給されるガス流量を測定するガスメータと、を具備し、所定時間毎にガスメータで検出されるガス流量を基に新規ガス器具使用を認識した場合は、新規ガス器具に伴い拡大した検出周期間のガス流量の増加分が前記ガスメータの個別最大流量を越えないように、前記ガスエンジンの回転数の上昇を行うことを特徴とするガス流量制御システムである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の1実施の形態に係るGHPのガス流量制御システムAの概略図である。このガス流量制御システムAはガスメータ1、GHP3、空調機5を有し、空調機5は建物7の中に設置されている。ガスメータ1は内部にマイクロコンピュータ(以下マイコンと称する)10を有する。GHP3内部のガスエンジンの燃料となるガスはガス供給管9を通じて供給される。
【0014】
マイコン10は、ガス供給管9を通過するガス流量の定期的な検出、ガス増加量の認識、ガス供給遮断の決定を行っている。GHP3は内部にガスエンジン(図示せず)を有し、このガスエンジンにて駆動され熱交換を行っている。熱交換により冷却、加熱された空気が空調機5により放出され、建物7内の冷暖房を行う。
【0015】
次に図2を用いて、ガスメータ1内部のマイコン10がガス流量を認識する方法を説明する。図2はガスメータ1を通過するガス流量の時間変化を表す図である。横軸は時間、縦軸はガスメータ1を通過するガス流量を表す。
【0016】
マイコン10はT 秒毎にガス流量を検出する。ここでT=30+α(秒)であり、αはメータ号数ごとに異なる。検出時間を縦軸に平行な点線で表す。例えば時刻t0 で検出されたガス流量Qaに対して、時刻t0 +Tで検出されたガス流量Qbが3%以上増加していれば、マイコン10は、新たにガス器具が使用されたものと認識する。
【0017】
時刻t1 では増加量が3%未満のため、マイコン10は新規ガス器具使用を認識しない。時刻t2 では増加量が3%以上のため、マイコン10は新規ガス器具使用を認識する。新規ガス器具使用を認識した場合は、2倍の検出周期間、すなわち2T秒間の流量増加分を、新規に使用したガス器具のガス流量(以下、個別流量と称する)として、マイコン10は認識する。
【0018】
図中の流量変化を示す曲線のうち、実線Bは従来のGHPを用いたものである。この場合、時刻t3 で検出される個別流量は図中で示されるQ0 となる。このQ0 が前述の個別最大流量を超えるとガス供給が遮断される。
【0019】
図中の一点鎖線の曲線Cは、本実施例の形態に係るガス流量制御システムによるものである。本実施の形態では、ガスエンジンの回転数の上昇を緩やかに行うことにより、2T秒間の流量増加分を個別最大流量未満におさえている。すなわち、ここで検出される個別流量Q´は常にQ´<個別最大流量を満たしている。
【0020】
このように本実施の形態によれば、個別流量が常に個別最大流量未満になるので、個別最大流量を超えるためにガス供給が遮断されることはない。GHPの最大ガス消費量がそのガスメータの合計最大流量未満であれば、GHPの定格ガス消費量から選定される号数のガスメータが接続可能となり、現行よりもコストダウンがはかれる。
【0021】
図3は本発明の第2の実施の形態に係る、ガス流量制御システムの概略図である。このガス流量制御システムDでは、1台のガスメータに複数のGHPが接続される。集合住宅17は例えば3つの住居16−1〜16−3を有する。住居16−1、16−2、16−3各々に対して空調機15−1、15−2、15−3、GHP13−1、13−2、13−3が設置されている。3台のGHP13−1、13−2、13−3は全て1 台のガスメータ11に接続されている。GHP13−1、13−2、13−3のガスエンジンの燃料となるガスは全て1本のガス供給管19により供給される。
【0022】
GHP13−1、13−2、13−3、空調機15−1、15−2、15−3は、図1で対応する各々と同様の機能を有している。ガスメータ11は内部にマイコン27を有し、ガス供給管19を通過するガス流量の定期的な検出、ガス増加量の認識、ガス供給遮断の決定を行っている。GHP13−1、13−2、13−3は内部にマイコン23−1、23−2、23−3を有し、各マイコン23−1、23−2、23−3は通信線25等で接続される。
【0023】
そして各GHP13−1、13−2、13−3は通信線25を介して信号の送受を行い、例えば空調機15−1、15−2、15−3のスイッチが同時にオンにされたとしても、GHP13−1、13−2、13−3は同時には起動されず、例えばGHP13−1が最初に起動された後、しばらくしてGHP13−2が起動され、更にその後GHP13−3が起動される。このようにGHP13−1、13−2、13−3が同時に起動されないので、個別最大流量を越えることを防ぐことができる。
【0024】
また、各GHP13−1、13−2、13−3は前述の起動の場合と同様に、時間差を設けてガスエンジンの回転数の上昇を行うこともできる。この場合もGHP13−1、13−2、13−3のガスエンジンの回転数が同時に上昇することがないので、個別最大流量を越えることを防ぐことができる。
【0025】
このように本実施の形態によれば、個別流量が個別最大流量を越えることはないので、個別最大流量を越えるためにガス供給が遮断されることはない。またGHPの定格ガス消費量から選定される号数のガスメータが接続可能となり、現行よりもコストダウンがはかれる。
【0026】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、コスト削減が可能なガス流量制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るガス流量制御システムAの概略構成を示す図
【図2】ガス流量の時間変化を示す図
【図3】第2の実施の形態に係るガス流量制御システムDの概略構成を示す図
【符号の説明】
1、11………ガスメータ
3、13−1、13−2、13−3………GHP
5、15−1、15−2、15−3………空調機
7………建物
9、19………ガス供給管
10、21、23−1、23−2、23−3………マイコン
16−1、16−2、16−3………住居
17………集合住宅
25………通信線

Claims (1)

  1. 空調機と、前記空調機に接続され内部にガスエンジンを有するガスヒートポンプと、前記ガスヒートポンプに供給されるガス流量を測定するガスメータと、を具備し、
    所定時間毎にガスメータで検出されるガス流量を基に新規ガス器具使用を認識した場合は、新規ガス器具に伴い拡大した検出周期間のガス流量の増加分が前記ガスメータの個別最大流量を越えないように、前記ガスエンジンの回転数の上昇を行うことを特徴とするガス流量制御システム。
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